JPH038833Y2 - - Google Patents

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JPH038833Y2
JPH038833Y2 JP1986112678U JP11267886U JPH038833Y2 JP H038833 Y2 JPH038833 Y2 JP H038833Y2 JP 1986112678 U JP1986112678 U JP 1986112678U JP 11267886 U JP11267886 U JP 11267886U JP H038833 Y2 JPH038833 Y2 JP H038833Y2
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JP
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sealing device
heat storage
temperature
storage material
sealing
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JP1986112678U
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JPS6320567U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、特に極寒地での使用にも耐え得る密
封装置に関する。
(従来の技術) パツキン、Oリング、ガスケツト、オイルシー
ル等の密封装置は、ゴム、可撓性高分子材料等の
弾性材単体で一体成形されており、各種機器にお
いて流体の漏出を防止するシール機能を果たして
いる。従つて、この種密封装置のシール性能は、
これを構成する弾性材自身の有する特性に大きく
依存することとなり、低温時の当該密封装置のシ
ール性能は専ら弾性材の低温特性(耐低温性)に
左右される結果となる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、特に外気温度が例えば−30℃以
下となるような極寒地において上記従来の密封装
置を使用すると、ゴム等の弾性材の弾性が損なわ
れてシール面に対する当該密封装置の追従性が悪
化し、そのシール機能が著しく低下するという不
具合が生じる。
本考案は上記問題に鑑みてなされたもので、そ
の目的とする処は、極寒地においてもそのシール
機能を安定して保持することができる密封装置を
提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成すべく本考案は、ゴム等の弾性
材にて成形される密封装置の内部に蓄熱材を埋設
するようにした。
(作用) 而して、上記蓄熱材は固相・液相間を相変化し
て融解熱(潜熱)を蓄積、放出するため、その融
点より高い温度領域で密封装置を使用するときは
該蓄熱材は液相状態となつて蓄熱し、融点より低
い温度領域、例えば極寒地で密封装置を使用する
ときは蓄熱材は固体に相変化して今まで蓄積して
いた熱を放出して、この熱で密封装置自体を暖め
るので、該密封装置を構成するゴム等の弾性材は
その弾性が損なわれる程までには冷却されず、従
つて極寒地においても当該密封装置のシール機能
が損なわれることがない。
(実施例) 以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説
明する。
第1図は本考案に係る密封装置の半截断面図、
第2図は同密封装置の温度変化を従来のそれとの
比較で示したグラフである。
第1図において1は本考案に係る密封装置を構
成するUパツキンであつて、該パツキン1の本体
2はゴム等の弾性材にて断面U字状に一体成形さ
れており、該本体2内には同じく断面U字状を示
す塊状の潜熱蓄熱材3が埋設されている。そし
て、このUパツキン1はハウジング4の凹溝4a
内に嵌設されており、その内周部は、図示の如
く、上下動する摺動軸5の外周に摺接している。
ところで、上記潜熱蓄熱材3は固相・液相に相
変化してその相変化に伴なう融解熱(潜熱)を利
用し、融点より高い温度領域においては液状態に
て蓄熱し、融点より低い温度領域においては固体
に相変化して蓄熱した熱を放出するものであつ
て、この種潜熱蓄熱材3としてはn−パラフイン
及びその誘導体、塩水化物、包接化合物等を用い
ることができるが、使用に際しては密封装置が使
用される温度領域に照らして最適な融点を有する
ものを選定することが必要である。
次に第1図に示すUパツキン1を例えば外気温
度が−30℃以下の極寒地において建機用シール装
置として使用する場合の当該Uパツキン1の作用
を説明する。尚、この場合は潜熱蓄熱材3として
は前記包接化合物に含まれる酢酸ナトリウム・3
水和物(NaCH3COO・3H2O)を用いており、
該酢酸ナトリウム・3水和物の融点は58℃であ
る。
而して、極寒地であつても建機の作動中におい
てはUパツキン1の雰囲気温度は60〜80℃の到
し、この温度領域は潜熱蓄熱材3の融点58℃より
も高いため、該潜熱蓄熱材3は液状態にて周囲か
ら熱を奪つて蓄熱する。
そして、建機を停止すれば、Uパツキン1の雰
囲気も外気温度まで下がり、潜熱蓄熱材3は固相
に変化して建機の作動中に蓄積した熱を放出し、
Uパツキン1を加熱してこれの温度が外気温度ま
で下がるのを防止し、当該Uパツキン1の弾性が
損なわれるのを防いで極寒地においてもそのシー
ル機能を安定して高く保つ。従つて、建機を再起
動しても、Uパツキン1のシール機能は確保され
ているため、油洩れ等の不具合が発生することは
ない。
尚、本考案に係る密封装置のシール部温度の実
測値を外気温度に対してプロツトした結果を第2
図の曲線Aにて示すが、同図中、直線Bにて示す
従来の密封装置の実線結果と比較して明らかな如
く、本考案装置によれば、そのシール部温度の外
気温度までの低下を有効に防ぐことができる。例
えば、外気温度が−40℃の場合、従来の密封装置
ではそのシール部温度は外気温度と略同等の−40
℃まで下がるのに対し、本考案装置によればその
シール部温度を−10℃以上に保つことができる。
次に本考案の変更実施例を第3図a,b、第4
図、第5図にそれぞれ示すが、第3図aはUパツ
キン11の本体12内部に多数の粒子状を成す潜
熱蓄熱材13…を埋設したもの、同図bはUパツ
キン21の本体22に形成された凹溝22a内に
嵌入されたOリング26内に断面円形の潜熱蓄熱
材23を埋設したものをそれぞれ示す。又、第4
図はOリング31の内部に断面円形の潜熱蓄熱材
33を同芯状に埋設したもの、第5図はオイルシ
ール41のシール本体42内に潜熱蓄熱材43を
埋設したものをそれぞれ示す。
而して、上記何れの変更実施例においても、前
記第一実施例にて得られたと同様の効果を得るこ
とができる。
尚、以上は本考案を特にUパツキン、Oリン
グ、オイルシールに適用した例について述べた
が、本考案はガスケツトその他任意の密封装置に
対して適用し得るものである。
(考案の効果) 以上の説明で明らかな如く本考案によれば、ゴ
ム等の弾性材にて成形される密封装置の内部に蓄
熱材を埋設したため、該密封装置の温度低下を防
ぎ、特に極寒地においてもそのシール機能を高く
保つことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る密封装置(Uパツキン)
の半截断面図、第2図は同密封装置の温度変化を
示すグラフ、第3図乃至第5図は本考案の変更実
施例を示す各種密封装置の部分断面図である。 符号の説明、1,11,21……Uパツキン、
3,13,23,33,43……潜熱蓄熱材、3
1……Oリング、41……オイルシール。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ゴム等の弾性材にて成形される密封装置であ
    つて、その内部に蓄熱材を埋設して構成される
    ことを特徴とする密封装置。 (2) 前記蓄熱材は、潜熱蓄熱材であることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の密
    封装置。
JP1986112678U 1986-07-24 1986-07-24 Expired JPH038833Y2 (ja)

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JPS6320567U JPS6320567U (ja) 1988-02-10
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JP2009024541A (ja) * 2007-07-18 2009-02-05 Sanden Corp 軸シール

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