JPH03898A - 抗菌性を有する紙 - Google Patents

抗菌性を有する紙

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JPH03898A
JPH03898A JP16490A JP16490A JPH03898A JP H03898 A JPH03898 A JP H03898A JP 16490 A JP16490 A JP 16490A JP 16490 A JP16490 A JP 16490A JP H03898 A JPH03898 A JP H03898A
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Teruyuki Kanie
蟹江 照行
Kenji Ichikawa
賢治 市川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は種々の細菌およびカビ園に対して抗菌効果を有
する紙に関する。
[従来技術] 従来より、銀および銅が殺菌作用を有することは公知で
あり、例えば銀は硝酸銀等の水溶液の形態(A g”)
で消毒剤として広く利用されている。しかし、硝酸銀は
、水溶液の形態に限定され、溶液状のため取り扱いも不
便であり、従って用途の点でも限定されるという欠点が
あった。
また、銀やそれの化合物を活性炭、アルミナ、シリカゲ
ル、ゼオライト等の吸着物質に吸着させて殺菌目的に利
用することも知られている。
上記のようなものとして、特開昭82−241939号
公報、特開昭62−238900号公報に示されるもの
があり、これらは、殺菌作用を有する金属をイオン状態
で保持しているゼオライトを含有するポリオレフィン樹
脂成形体および紙である。
また、特開昭62−70221号公報に示されるものと
して、式 %式% (式中Mは銀など)で表わされた抗菌および/または殺
菌作用を有する無定形アルミノ珪酸塩がある。
[先行技術の問題点] 上記のものは、抗菌作用、殺菌作用としては効果を有す
るが、使用する抗菌性を有する金属が、光(特に紫外線
)により、酸化し、変色するため、物質全体も変色する
という問題点を有していた。さらに、使用されている殺
菌性を有する金属が、イオン化しやすく、このため、液
体物などに接触したとき、流出しやすく、安全性に問題
があった。
そこで、本発明の目的は、上記の先行技術の問題点を解
決し、高い抗菌性を有するとともに、安全性の高い抗菌
性を有する紙を提供するものである。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するものは、抗菌作用を有する金属のN
−長鎖アシルアミノ酸塩が紙の表面に付着あるいは紙の
内部に含有されている抗菌性を有する紙である。
(−して、前記N−長鎖アシルアミノ酸塩の、アシル基
は、ステアロイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、
パルミトイル基のいずれかであることが好ましい。また
、前記金属は、銀、銅、鉛、亜鉛、錫からなる群から選
ばれたいずれか1つであることが好ましい。
そこで、本発明の抗菌性を有する紙を実施例を用いて説
明する。
本発明の抗菌性を有する紙は、表面に付着あるいは紙の
内部に抗菌作用性物質を含有しており、抗菌作用性物質
としては、抗菌作用を有する金属のN−長鎖アシルアミ
ノ酸塩が用いられている。
本発明の抗菌性を有する紙に使用される抗菌作用性物質
は、抗菌作用を有する金属とN−長鎖アシルアミノ酸と
の塩(N−長鎖アシルアミノ酸塩)である。
上記のN−長鎖アシルアミノ酸塩の形成に用いられる抗
菌作用を有する金属としては、銀、銅、鉛、亜鉛、錫な
どが好適に使用できる。また、金属は1種類に限らず複
数の種類の金属を用いてもよい。そして、上記金属のう
ち、抗菌力、安全性の点より、銀または銅がより好適で
あり、抗菌力の点から、特に好ましくは、銀である。
本発明に使用されるN−長鎖アシルアミノ酸塩の形成に
用いられるN−長鎖アシルアミノ酸は、N位に長鎖アシ
ル基(脂肪酸残基)を有するアミノ酸である。
長鎖アシル基としては、塩を形成する金属の酸化を防止
するために、光、特に紫外線に対する安定性の高いもの
が好ましい。上記のようなものとしては、高級脂肪酸残
基が好ましく、例えばデカメイル基、ラウロイル基、ミ
リストイル基、パルミトイル基、ステアロイル基、オレ
オイル基などが好ましい。
特に、光に対する安定性の点よりステアロイル基が好ま
しい。またアシル基としては、単一のものに限られず、
上記のアシル基の複数の種類のものを用いてもよい。
このN−[鎖アシルアミノ酸塩の光に対する脂肪酸残基
)の長鎖アルキル基が紫外線をある程度吸収するものと
予想される。
アミノ酸としては、モノアミノモノカルホン酸、モノア
ミノジカルボン酸、ジアミノモノカルボン酸のいずれで
もよい。本発明の抗菌作用性物質として、高い抗菌性を
有するものとする場合には、モノアミノジカルボン酸を
用いることが好ましく、このモノアミンジカルボン酸は
、2つのカルボキシル基を宵するので、抗菌作用を有す
る金属が結合しやすく、全体として抗菌作用の強いもの
とすることができる。
抗菌性を有する紙の一般的な用途としては、アミノ酸に
1つの抗菌作用を有する金属が結合した塩で十分な抗菌
力を宵する。
アミノ酸の具体例としては、モノアミノモノカルホン酸
としては、グリシン、アラニン、バリン、ロイシン、フ
ェニルアラニン、チロシン、トレオニン、トリプトファ
ン、メチオニンなどであり、モノアミノジカルボン酸と
しては、アモノカルボン酸としては、リジン、アルギニ
ン、ヒスチジンである。
よ。て、本発明に使用される抗菌作用性物質の具体例と
しては、N−ステアロイルグルタミン酸銀、N−ラウロ
イルグルタミン酸銀、N−ミリストイルグルタミン酸銀
、N−ステアロイルアスパラギン酸銀、N−ラウロイル
アスパラギン酸銀、N−ミリストイルアスパラギン酸銀
、N−ステアロイルグルタミン酸銅、N−ラウロイルグ
ルタミン酸銀、N−ミリストイルグルタミン酸銅、N−
ステアロイルアスパラギン酸銅、N−ラウロイルアスパ
ラギン酸銅、N−ミリストイルアスパラギン酸銅、N−
ステアロイルバリン銀、N−ラウロイルバリン銀、N−
ミリストイルバリン銀、N−ステアロイルバリン銅、N
−ラウロイルバリン銅、N−ミリストイルバリン銅、N
−ステアロイルフェニルアラニン銀、N−ラウロイルフ
ェニルアラニン銀、N−ミリストイルフェニルアラニン
銀、N−ステアロイルフェニルアラニン銅、N−ラウロ
イルフェニルアラニン銀、N−ミリストイルフェニルア
ラニンl、N−ステアロイルアルギニンl、N−ラウロ
イルアルギニン銀、N−ミリストイルアルギニン銀、N
−ステアロイルアルギニン銅、N−ラウロイルアルギニ
ン銅、N−ミリストイルアルギニン銅などである。
そして、上記の、N−長鎖アシルアミノ酸塩は、水、各
種の有機溶媒に対して難溶であり、常昼において粉末状
であり、各種の有機溶媒に分散させること、また、合成
樹脂に容易に混練することができる。
そして、本発明に使用される抗菌作用性物質を構成する
抗菌性を有する金属のN−長鎖アシルアミノ酸塩は、以
下のようにして、形成することができる。
まず、N−長鎖アシルアミノ酸のナトリウム、カリウム
などのアルカリ金属塩の水溶液に、抗菌性を有する金属
の塩、例えば硝酸銀、硝酸銅、硫酸銀、塩化銅、硫酸銅
などの水溶性の塩の水溶液を混合することにより、抗菌
性を有する金属のN−長鎖アシルアミノ酸塩を沈澱物と
して容易に得ることができる。そして、上記のように得
たN−長鎖アシルアミノ酸塩の沈澱物を、乾燥(例えば
、加熱乾燥、凍結乾燥)させることにより、粉末状のN
−長鎖アシルアミノ酸塩を得ることができる。
そして、上記のN−長鎖アシルアミノ酸塩は、粉末状と
なっており、各分子中に少なくとも1つの抗菌性を有す
る金属が結合した塩であるので、極めて高い抗菌力を有
している。
さらに、基本骨格を形成するものがアミノ酸であるため
、毒性が極めて少なく、種々の用途に安全に使用できる
。さらに、上記のN−長鎖アシルアミノ酸塩は、長鎖ア
シル基を有する安定した状態のものを用いたたため、N
−長鎖アシルアミノ酸塩を形成している金属が光、とく
に紫外線により酸化されることが少な(、この抗菌作用
性物質を、樹脂、発泡体、紙などの中に混入させても、
変色することがない。さらに、N−長鎖アシルアミノ酸
塩という安定した状態となっているので、塩を形成する
金属のみが流出しにり(、安全であり、食品用など広範
囲の包装材料中に混入させることができる。
そして、上記の抗菌、防カビ作用性物質を構成する抗菌
性を有する金属のN−長鎖アシルアミノ酸塩を紙、また
は紙用コーティング剤中への分散性を向上させるために
、微粒子を混合させることが好ましい。また、微粒子は
、増量剤としても機能する。微粒子としては、その安定
性、分散性、微粒子の形状、粒径の均一性、超微粒子を
得られることより、セラミックス微粒子、チタニウム微
粉末が好ましい。セラミックス微粒子としては、シリカ
微粒子、アルミナ微粒子、ジルコニア微粒子、ゼオライ
ト微粒子などが好適に使用できる。特に、好ましくは、
シリカ微粒子である。
そして、微粒子の粒径としては、紙中に分散させる場合
にあっては、1μ員以下程度、より好ましくは1〜0.
01μ麓である。微粒子とN−長鎖アシルアミノ酸塩と
の混合比は、抗菌性の要求されるレベルが高いほど、N
−長鎖アシルアミノ酸塩の含有量が多くなる。一般的に
、微粒子とN−長鎖アシルアミノ酸塩と混合比は、重量
比で1000: 1〜1;1程度が好ましい。
そして、本発明の抗菌性を有する紙に使用される紙素材
としては、洋紙、和紙のいずれでもよく、抗菌性紙とし
ては、例丸ば、雑種紙、薄葉紙(例えば、ティン1ペー
パー、チリ紙、トイレットペーパー ナプキンまたはタ
オル紙、生理用紙)、包装用紙、塗工紙(例えば、アー
ト紙、コート紙)、非塗工紙、印刷用紙、図面用紙など
であり、板紙としては、段ボール紙、白板紙、黄板紙、
色板紙、チップボール、コルゲート紙、紙幣原紙、台紙
などがある。
そして、抗菌性紙は、例えば、紙の表面に付着あるいは
内部に抗菌作用性物質が含有されており、抗菌作用性物
質は、上記のように、抗菌作用を有する金属のN−長鎖
アシルアミノ酸塩とにより形成されている。そして、付
着あるいは含有された抗菌作用性物質は、光に対して安
定であるため、使用時あるいは保存時に紙の表面が、含
有された抗菌作用性物質の原因による変色を起こすこと
がない。
紙の表面に抗菌作用性物質を付着させる方法としては、
紙の表面に対して付着性を有する物質中に抗菌作用性物
質を含有させ、この物質(液状)を紙の表面に塗布する
ことにより行うことができる。そのような方法としては
、例えば、水性系の場合として、粘着性を有するセルロ
ース系物質、例えば、カルボキシメチルセルロース、メ
チルセルロース、オキシプロピルセルロース、オキシエ
チルセルロース、マた、PVA(ポリビニルアルコール
) 、pvp (ポリビニルピロリドン)、ビニルピロ
リドン−酢酸ビニル共重合体などの水溶tα中に抗菌作
用性物質を含有させたものを紙の表面に塗布し乾燥させ
ることにより作成される。また、疎水性樹脂系の場合と
しては、シリコーン樹脂系コーティング剤(例えば、ジ
メチルシロキサン系コーティング剤、メチルハイドロジ
エンポリシロキサン系コーティング剤、メチルトリクロ
ロシロキサン系コーティング剤、シランカップリン剤)
、またフッ素樹脂系コーティング剤中に抗菌作用性物質
を含有させたものを紙の表面に塗布し乾燥させることに
より作成される。このように、紙の表面に抗菌作用性物
質を付着させる場合の付着量としては、0.005〜5
9/ *”程度が好ましく、より好ましくは、0.Ql
〜19/I″程度である。
また、紙の内部に抗菌作用性物質を含有した抗菌性紙の
作成方法としては、製造用原液中に抗菌作用性物質を含
有させたものを用いて、紙を作成することにより行うこ
とができる。このように、紙に抗菌作用性物質を含有さ
せる場合の添加量としては、紙の重量の0.05%〜3
%程度が好適であり、より好ましくは、0.1〜1%程
度である。
このような抗菌性を有する紙が使用される理由の一例は
、建物の工事完了後、壁紙、ふすま紙に著しくカビが発
生し、その代謝生産物である色素によりシミが生じるこ
とを防止するためにある。現在では、アルミサツシの普
及により建物の密閉性が向上し、さらに冷暖房の普及、
加湿器の使用などにより住宅における生活条件は改善さ
れてきている。しかし、このような改善された条件は、
カビ類、細菌有類などの微生物にとっても好適な増殖環
境を与えることになった。このため、年間を通して微生
物の発育が可能となって来ている。そして、壁紙または
ふすま紙に生じるカビは、ペニシリウム、アスペルギル
ス、クラドポリウム等で、壁紙等に発生する着色斑点は
、主にアスペルギルス属の菌による場合が多い。抄紙、
特に壁紙、ふすま紙の抄造中において、サイジング剤と
して、澱粉、カルボキシメチルセルロース等をパルプに
添加するため、これがカビ類、細菌類の微生物の栄養源
となり、上記の環境と相俟ってより微生物の好適な発育
環境を与えている。そして、カビ類の発生は、例えばふ
すま紙の場合、ふすま張り後、4〜5ケ月、遅いときに
は半年〜1年後に発生し、着色斑点を生じる。さらに、
カビの発生の著しい場合は、ふすまの張り替えが必要と
なり、経済的、労力的にも大きな問題である。
そこで、紙の表面に上記の抗菌作用性物質を付着させる
方法の具体例について説明する。
この方法を行うためには、紙の表面にコーティングする
ための表面処理剤を作成する必要があり、まず、紙の表
面に対して付着性を有する物質(付着性物質)が用いら
れ、例えば、カルボキシメチルセルロース、メチルセル
ロース、オキシプロピルセルワース、オキシエチルセル
ロース、PVA (ポリビニルアルコール)、変性PV
A (例えば、カルボキシル変性PVA、スルホン酸基
変性PVA、アクリルアミド変性PVA、カリオン基変
性PVA、長鎖アルキル基変性PVA) 、澱粉、変性
澱粉、カゼイン、合成樹脂エマルジョン(例几ば、スチ
レン−ブタジェンラテックス、ポリアクリル酸エステル
エマルジョン、酢酸ビニル−アクリル酸エステル共重合
エマルジョン、酢酸ビニル−エチレン共重合エマルジョ
ン)などが使用され、それらの表面処理剤中の濃度は、
表面処理対象となる紙の種類などにより相違するが、0
.1〜30重量%程度が好適である。そして、この表面
処理剤に、上記の抗菌作用性物質であるN−長鎖アシル
アミノ酸塩が添加される。添加量としては、0.05〜
5%程度か好ましく、より好ましくは、0.1〜1%程
度である。さらに、表面処理剤には、必要に応じてグリ
オキザール、尿素樹脂等の耐水化剤、グリコール類、グ
リセリンなどの可塑剤、アンモニア、カセイゾーダ、炭
酸ソーダあるいはリン酸等のpH調整剤、消泡剤、離型
剤1、界面活性剤などの公知の添加剤を添加してもよい
。上記の添加剤を必要な溶媒、例えば、水に添加し、十
分撹拌することにより抗菌作用を有する表面処理剤が作
成される。
そして、塗布される紙としては、特に制限はないが、上
述の壁紙、さらに、上述の包装用紙、非塗工紙、印刷用
紙、図面用紙、段ボール紙、白板紙、黄板紙、色板紙、
チップボール、コルゲート紙、紙幣原紙、台紙などがあ
る。また、表面処理剤の塗工方法としては、公知の方法
を用いることができ、例えば、サイズプレスコーター 
ロールコータ−エヤナイフコーターブレンドコーター等
の任意の方法を用いることができる。塗工量は、目的に
より相違するが、固形分で0.1〜30g7m”程度が
好適である。
[実施例] 次に、本発明の抗菌性を有する紙の実施例について説明
する。
(製造例1) N−長鎖アシルアミノ酸のアルカリ金属塩として、N−
ステアロイル−L−グルタミン酸ジナトリウム(味の素
株式会社製、商品名アミソフトl5−21.)を用い、
水100ccに、N−ステアロイル−L−グルタミン酸
ジナトリウムを2.79を溶解した水溶液を作成した。
抗菌性を有する金属として、銀を用い、硝酸銀1.69
を水100ccに溶解した硝酸銀水溶液を作成した。そ
して、上記のN−ステアロイル−L−グルタミン酸ジナ
トリウム水溶液に、上記の硝酸銀水溶液を混合させるこ
とにより、沈澱物が形成され、この沈澱物を加熱乾燥さ
せてN−ステアロイル−Lグルタミン酸銀約3,79得
た。
(製造例2) N−ステアロイル−L−グルタミン酸モノナトリウム(
味の素株式会社製、商品名 アミソフト)is−11)
を水100ccに、2.59を溶解した水溶液を作成し
た。硝酸銀1.69を水100ccに溶解した硝酸銀水
溶液を作成した。そ1.て、上記のNステアロイル−L
−グルタミン酸モノナトリウム水溶液に、上記の硝酸銀
水溶液を混合させることにより、沈澱物が形成され、こ
の沈澱物を加熱乾燥させてN−ステアロイル−L−グル
タミン酸銀的3.69得た。
(製造例3) N−ステアロイル−し−グルタミン酸ジナトリウム(味
の素株式会社製、商品名 アミソフトH3−21)を水
100ccに、8.39を溶解した水溶液を作成した。
抗菌性を有する金属として、銅を用い、硝酸銅3.99
を水100ccに溶解した硝酸銅水溶液を作成した。 
そして、上記のN−ステアo イル−1,−グルタミン
酸ジナトリウム水溶液に、上記の硝酸銅水溶液を混合さ
せることにより、沈澱物が形成され、この沈澱物を加熱
乾燥させてN−ステアロイル−し−グルタミン酸銅約9
.39得た。
く製造例4) N−ステアロイル−L−グルタミン酸ジナトリウム(味
の素株式会社製、商品名アミソフト1(S−21)を水
100ccに、8.59を溶解した水溶液を作成した。
抗菌性を有する金属として、亜鉛を用い、塩化亜鉛2□
19を水100ccに溶解した塩化亜鉛水溶液を作成し
た。そして、上記のN−ステアロイル−L−グルタミン
酸ジナトリウム水溶液に、上記の塩化亜鉛水溶液を混合
させることにより、沈澱物が形成され、この沈澱物を加
熱乾燥させてN−ステアロイル−L−グルタミン酸亜鉛
約9.59得た。
(製造例5) 製造例1により作成した抗菌作用性物貫くN−ステアロ
イル−し−グルタミン酸銀)19に、シリカ微粒子(日
本アエロジル(社)製、商品名アエロジル200、平均
粒径約12TII!1.見掛比重509/Q>49を混
合して、本発明の抗菌作用性物質約59を得た。
(製造例6) 製造例1により作成した抗菌作用性物質(N−ステアロ
イル−し−グルタミン酸銀)19に、シリカ微粒子(日
本アエロジル(社)製、商品名アエロジル200、平均
粒径約12nm、見掛比重509/+2)99を混合し
て、本発明の抗菌作用性物質約109を得た。
(実施例1) 水94.5重量部、PVA (重合度1700.けん化
度98,5モル%)4,5重量部、製造例1により得た
N−ステアロイル−L−グルタミン酸銀1重量部0.5
重量部を加えて、加熱し表面処理液を作成した。
この表面処理液を試験用サイズプレス機(熊谷理機工業
株式会社製)を用いて50″Cにおいて、坪@6497
x”の上質紙に対してサイズプレスを行った。サイズプ
レスはニップ圧18jc9/cmで60R/分で実施し
た。サイズプレス塗工による固形分塗工量は、約1 c
i/xi” (両面)であった。
(実施例2) 製造例2にて得たN−ステアロイル−し−グルタミン酸
銀3重量部に、界面活性剤(東邦化学工業株式会社製、
ツルポンS−20) 0.2重量部および界面活性剤(
東邦化学工業株式会社製、ツルポンT−80) 0.2
重量部を水16.6重量部に添加し、分散させた液体を
作成した。
ふすま紙抄造におけるビータ−に、硫酸バレド(固形剤
)添加前に、乾燥バルブ100重量部に対し、1重量部
の上記液体を添加し叩解し、その後常法により抄造し、
ふすま紙を作成した。
[実験] 上記製造例1ないし6の抗菌作用性物質を用いて以下の
実験を行った。
(実験1) 抗菌作用性試験 蒸留水500ccに、寒天培地(白水製薬(社)製、普
通寒天培地)’17.59を入れ、培地を作成した。
そして、上記培地の各259に上記製造例1ないし6に
より作成した抗菌作用性物質約0.019を混入させた
抗菌性培地1〜6を作成した。
7つのシャーレに、抗菌作用性物質を混入していない培
地を入れたものを作成し、そのうち6つのシャーレの培
地の上に製造例1ないし6の抗菌作用性物質約0.01
9を散布したシャー17A−F、散布しないシャーレG
を作成した。
さらに、別のシャーレに上記の抗菌作用性物質を混入し
た培地を入れたシャーレH−Mを作成した。
そして、上記の13のシャーレを開放状態にて約24時
問屋外に放置した。
上記L3のシャーレを加温庫にいれ、約40’Cにて2
4時間加温した。そして、各シャーレを顕微鏡を用いて
10000倍の倍率で確認したところ、抗菌作用性物質
を散布あるいは混入させた培地を収納したシャーレA〜
FおよびH〜Mでは、菌の成育は確認できなかった。ま
た、抗菌作用性物質を混入および散布しなかった培地を
収納したシャーレGでは顕著な菌の成育が見られた。
(実験2) 本発明の抗菌性を有する紙の抗菌力について試験を行っ
た。
試験菌株としては、以下のものを用いた。
Aspergillus niger IFO6342
(黒麹カビ)Penicillium funicul
osum IFO6345(青カビ)Chaetomi
um globosum ATCC6355(ケトミウ
ム)Gliocladium virens 工FO6
355(グリオクラデイウム)Aureobasidi
um  pullulans  IFO6353(オー
レオバシディウム)そして、ポテトデキストロース寒天
斜面培地で十分に形成させた各試験菌株の胞子を、それ
ぞれ滅菌0.005%スルホこはく酸ジオクチルナトリ
ウム溶液加えて懸濁させた。この懸濁液から子実体、菌
糸体を除去した後、これを1m12当りの胞子数が1.
000.000士200.000個となるよう第1表に
示す組成の無機塩培地に加えて単一胞子懸濁液とした。
そして、各単一胞子懸濁液を等量混合して混合胞子懸濁
液を作成した。
第1表 無機塩培地組成 そして、無機塩寒天平板培地(1,5%寒天含有無機塩
培地を固定化させて平板としたもの)上に2.5cmX
 2.5cxに切断した実施例1および実施例2の抗菌
性を有する紙(試験片)を置き、上述の混合胞子懸濁液
を噴霧し、温度28〜30°C1相対湿度85%以上で
28日間培養し、7日ごとに試験片の表面に生じた菌糸
の発育状態を肉眼および実体顕微鏡下で観察した。
試験結果は、第2表に示す通りであった。
第2表 付着されている抗菌作用性物質は、N−長鎖アシルアミ
ノ酸塩という安定した状態となっているので、塩を形成
する金属のみが流出しにくく、安全であり、食品用など
広範囲の包装材料などにも使用することができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)抗菌作用を有する金属のN−長鎖アシルアミノ酸
    塩が紙の表面に付着あるいは紙の内部に含有されている
    ことを特徴とする抗菌性を有する紙。
  2. (2)前記N−長鎖アシルアミノ酸塩の、アシル基が、
    ステアロイル基、ラウロイル基、ミリストイル基、パル
    ミトイル基のいずれかである請求項1記載の抗菌性を有
    する紙。
  3. (3)前記金属は、銀、銅、鉛、亜鉛、錫からなる群か
    ら選ばれたいずれか1つである請求項1に記載の抗菌性
    を有する紙。
JP16490A 1990-01-03 1990-01-03 抗菌性を有する紙 Pending JPH03898A (ja)

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JP16490A Pending JPH03898A (ja) 1990-01-03 1990-01-03 抗菌性を有する紙

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JP (1) JPH03898A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0651300U (ja) * 1992-12-22 1994-07-12 勝造商事株式会社 壁 紙
WO2004035926A1 (en) * 2002-10-16 2004-04-29 E-Papertec Co., Ltd. Method of manufacturing tissue papers

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