JPH039174Y2 - - Google Patents
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- JPH039174Y2 JPH039174Y2 JP1984019352U JP1935284U JPH039174Y2 JP H039174 Y2 JPH039174 Y2 JP H039174Y2 JP 1984019352 U JP1984019352 U JP 1984019352U JP 1935284 U JP1935284 U JP 1935284U JP H039174 Y2 JPH039174 Y2 JP H039174Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、磁気記録再生装置、詳しくは、可撓
性の回転式磁気記録媒体を用い、これに情報の記
録・再生をする形式の磁気記録再生装置に関す
る。 〔従来の技術〕 近年、被写体像を二次元の撮像素子上に結像さ
せて電気信号に変換し、これに一定の信号処理を
施した後、その電気信号を小型の円板状の回転式
磁気記録媒体(以下、磁気デイスクと記す)に磁
気記録し、同磁気デイスクは家庭用テレビジヨン
等で画像として再生することができる、いわゆる
電子カメラが実用化されている。この電子カメラ
は、従来の銀塩フイルムを記録媒体として用いる
カメラに比べ、上記磁気デイスクに磁気記録した
画像信号を消去することによつて同磁気デイスク
を再使用することが可能であること、現像等の一
般家庭では処理しにくい工程が不用であること、
あるいは記録媒体を再生機器等に挿入するだけで
家庭用テレビジヨン等に即座に画像の再現が可能
であることなどの利点があるため、一般の需要が
拡大しようとしている。 次に、従来の電子カメラ等に用いられている上
記磁気デイスクを収納している小型の磁気記録媒
体(以下、デイスクパツクと記す)およびこの小
型のデイスクパツクの磁気記録再生装置に用いら
れている磁気デイスク駆動装置の構成を説明す
る。 第1図に示すように、デイスクパツク10は可
撓性のプラスチツク薄板等に磁性体を蒸着等で付
着させた小型円板状の磁気デイスク1を、比較的
硬性のプラスチツク等で形成された平面形状が略
正方形のジヤケツト2の中に回転自在に収納して
構成されている。この磁気デイスク1の中心部に
は鉄板等でドーナツツ状に形成された被チヤツク
部材1aが固定されており、この被チヤツク部材
1aの中央開孔は、次に述べる磁気デイスク駆動
装置20(第2図参照)における、上記磁気デイ
スク1を回転駆動するためのデイスク駆動用モー
タ11の出力軸11aを挿通する係合孔1bとな
つている。また、上記被チヤツク部材1aに対向
する上記ジヤケツト2の表裏両面には、同部材1
aを上記駆動装置20のチヤツキング用部材11
bにチヤツキングさせるための、同部材1aの直
径よりやや大きい2つの円形開孔2a,2dがそ
れぞれ設けられている。そして、この裏面に設け
られた円形開孔2dの右方(第1図において)に
は、磁気ヘツド16(第2図参照)が上記磁気デ
イスク1の記録面(下面)に当接しながら、半径
方向に移動していくための案内長孔2bが穿設さ
れており、さらに上記円形開孔2aの右方表面
で、上記長孔2bに対向する位置には、上記磁気
デイスク駆動装置20に設けられた規制板12
(第2図参照)が係合するための横長の長方形状
の長孔2cが、平面的に見て上記長孔2bとそれ
らの長辺が直交する向きに設けられている。 このように構成されているデイスクパツク10
が、着脱自在に装着される磁気デイスク駆動装置
20は、その要部の断面図を第2図に示すよう
に、比較的厚い鉄板等からなる基板13のほぼ中
央に貫通孔13aが設けられ、この貫通孔13a
にデイスク駆動用モータ11の出力軸11aが挿
通されて、基板13の裏面にモータ11が適宜の
手段で固定されている。そして、上記出力軸11
aの先端部には前記磁気デイスク1の被チヤツク
部材1aをチヤツキングするための永久磁石等か
らなるチヤツキング部材11bが設けられてい
る。また、基板13上の、上記孔13aの右方に
は、磁気ヘツド16を移動させるためのステツピ
ングモータ14が配設されており、同モータ14
の出力軸14aには、上記デイスク1の半径方向
に配設されていて、周面に雄ネジが螺設された棒
状の送りネジ14bの一端が直結されている。こ
の送りネジ14bの他端は上記孔13aの側近に
配設された軸受け13bに回転自在に軸支されて
いる。また、この送りネジ14bの下方には同ネ
ジ14bと平行にガイド軸15が横架されてい
る。そして、磁気ヘツド16を固定した支持体1
7(第3図参照)に設けられたガイド孔17aが
上記ガイド軸15に挿通され、雌ネジを螺設され
たネジ孔17bに上記送りネジ14bが螺合して
いて、上記ステツピングモータ14の回転により
上記磁気ヘツド16が上記磁気デイスク1の記録
面に摺接しながら半径方向に間欠的に移動するよ
うになつている。 また、上記基板13の上方には所定の間隔をお
いて比較的薄い鉄板等からなる押え部材18が基
板13に平行に、かつ起伏自在に配設されてい
て、上記基板13と押え部材18とによつて形成
される内部空間23に、前記磁気デイスクパツク
10が装填されるようになつている。即ち、上記
基板13上の右側方には上記押え部材18を支持
するための支柱19が配設されていて、この支柱
19の先端部には支軸16aによつて上記押え部
材18の右端部が回動自在に支持されている。ま
た、上記支柱19と押え部材18の右方部との間
には緊縮性のコイルばね21がかけ渡されてい
て、同押え部材18に平生は反時計方向に回動す
る習性を与えている。しかし、この習性による回
動は上記基板13の左方上面に植設された支柱2
2に押え部材18の左方先端部の下面が衝止され
ることによつて阻止されていて、またこれにより
上述の内部空間23が確保されている。 そして、上記押え部材18の右方寄りの内面
の、前記磁気ヘツド16の移動範囲に対向する部
位には、上記ヘツド16の移動と平行になるよう
に同ヘツドに対して所定の間隔をおいて前記規制
板12が配設されている。この規制板12は、第
3図A,Bに示すように、やや厚みのある長方形
状の板状部材で形成されていて、奥行は上記磁気
ヘツド16の移動距離よりやや長くなつている。
この規制板12はその下面の中央部に、上記ヘツ
ド16の移動方向に沿つて溝状の凹部12aが設
けられていて、上記ヘツド16が前記磁気デイス
ク1に摺接して移動する際に、ヘツドの圧接によ
つて生ずるデイスクのふくらみを逃がすようにな
つている。また、この凹部12aの磁気デイスク
の回転方向で見て上流側及び下流側には長方形の
平坦面部12b,12cが形成され、これら平坦
面部12b,12cの表面の仕上げ精度は高精度
に仕上げられている。 次に、このように構成されている上記磁気デイ
スク駆動装置20に前記デイスクパツク10(第
1図参照)を装填するには、先ず、上記押え部材
18を時計方向に回動して空間23を開放し、デ
イスクパツク10の長孔2cが上記規制板12に
嵌合するようにして、同パツク10を前記基板1
3上の所定の位置に配置する。この際、このパツ
ク10は基板13に平行に位置するようになつて
いる。このようにパツク10を配置すると、第2
図に示すように、前記磁気デイスク1に設けられ
た被チヤツク部材1aと前記デイスク駆動モータ
11の先端部に設けられたチヤツキング部材11
bとが結合されて、上記磁気デイスク1はモータ
11によつて回転され得るようになる。そして上
記押え部材18を閉じると装填が完了する。 このデイスクパツク10の装填状態において、
当該電気回路を動作させると、図示されない制御
回路からの制御信号によつて、上記駆動用モータ
11は、例えば、3600RPMの高速回転をする。
すると、上記磁気デイスク1も同じ速さの回転を
するが、ある速度より回転速度が上昇すると、上
記デイスク1と上記規制板12との間に安定した
空気層24が形成され、同デイスク1は上記規制
板12や前記ジヤケツト2(第1図参照)に接触
したりせずに、上記磁気ヘツド16とだけ所定の
接触圧力をもつて摺接するようになる。 このように磁気デイスクが定常的な安定した回
転状態にあるときには、磁気デイスクは磁気ヘツ
ドが摺接している部位並びに、その近傍の部位だ
けが磁気ヘツドの突出に応じた曲面状をなし、そ
の他の主面の大部分は実質的に平面状の仮想平面
に沿うような形態をなす。 なお、前記ステツピングモータ14を駆動する
ことにより、上記磁気ヘツド16は、例えば、
100μmピツチで上記デイスク1の半径方向に移
動し、所定の記録トラツク位置で記録・再生をす
るようになつている。 〔考案が解決しようとする課題〕 上述のような装置では、磁気デイスクの回転駆
動開始時あるいは回転状態から停止状態に移る時
のように磁気デイスクと規制板との相対速度が比
較的低い状態では、両者間に安定した空気層が形
成されず、このため磁気デイスクと規制板とが接
触して磁気デイスク或いは規制板の寿命を縮める
という問題がある。また磁気デイスクが規制板に
接触すると接触部の摩擦抵抗により磁気デイスク
の回転に関する速度サーボや位相サーボが乱れて
しまい、記録可能状態になるまで余分な時間を必
要としたり、さらには、デイスク駆動用モータの
負荷が大きくなるので、同モータを大型化しなけ
ればならず、その結果バツテリの消耗が激しくな
る等の問題も派生する。 この種の従来の装置におけるもう一つの大きな
問題は、所謂「吸着現象(はりつき現象)」であ
る。これはVTR等で磁気テープ(ビデオテープ)
が回転シリンダにはりついてしまう周知の現象と
ほぼ同種の現象である。即ち、規制板と磁気デイ
スクとが面的に密着する部分の面積が大きくなる
と、磁気デイスクが規制板の当該面部に吸着され
たようにはりついて両者が離れなくなつてしまう
現象であり、比較的湿度の高い環境下で顕著に現
われるが、通常程度の湿度で且つ常温あつてもし
ばしば発生する。この現象が発生すると、デイス
ク駆動用モータに対する起動時の負荷トルクが異
常に大きくなり、場合によつては始動することさ
え困難となつてしまう。従つて、この現象はこの
種装置における極めて重大な問題となつている。 上述のような欠点に関し、このうちの摩擦接触
を軽減する手段としては従来、規制板の磁気デイ
スクとの接触面に不織布等の緩衝部材を設ける提
案がなされている(実開昭58−72758)。 ところが、上記不織布等は厚さのバラツキが大
きく、さらに、表面精度も良くないために、安定
した空気装置を形成することによつて安定した磁
気デイスクの回転を確保することができないばか
りでなく、低速回転時には、殆んど磁気デイスク
と上記不織布とが接触したままなので、同不織布
の寿命が短くなつてしまい、実用上の欠点となつ
ていた。 本考案は、叙上の点に鑑みてなされたものであ
り、磁気デイスクが規制板に接触することによつ
て磁気デイスク、或いは規制板乃至これら双方に
損傷が生じる虞れを低減せしめると共に、磁気デ
イスクの正規の安定した回転を比較的低トルクの
デイスク駆動用モータにより確保し得るようにす
ることを目的とする。 また、上述の「吸着現象(はりつき現象)」が
発生する虞れを回避するに有効なこの種の装置を
提供することを目的とする。 〔課題を解決するための手段および作用〕 本考案は、上記課題を解決するため、 回転式の可撓性磁気記録媒体を回転する駆動装
置と、上記記録媒体に摺接し、半径方向に移動す
るように設けられた磁気ヘツドと、この磁気ヘツ
ドに上記記録媒体を所定の接触圧力で摺接させる
べく同記録媒体を案内規制する規制板とを具備
し、 上記規制板が、可撓性磁気記録媒体と上記磁気
ヘツドとの摺接位置に対向する部分に形成された
溝状凹部と、この溝状凹部側近の上記記録媒体の
回転方向の上流側に当該記録媒体への対向面が上
記摺接位置に近付くに従い同記録媒体に漸近する
ように形成されたブロツクでなる導入規制部と、
上記溝状凹部側近の上記記録媒体の回転方向の下
流側に当該記録媒体への対向面が上記摺接位置か
ら遠ざかるに従い同記録媒体に漸近するように形
成されたブロツクでなる送出規制部と、 を有してなるものである磁気記録再生装置であつ
て、 上記導入規制部は、その記録媒体への対向面が
少なくとも上記記録媒体の回転方向の上流側の部
分では、当該記録媒体がその定常回転時に自己の
主面の大部分が沿う仮想平面に対して迎え角をな
すようにして記録媒体移動軌跡から離間した形状
に成形されてなるものであることを特徴とするも
のであり、 規制板の形状が全体として記録媒体の移動軌跡
とよく添うため記録媒体が規制板に接触するよう
なときにも規制板、記録媒体双方とも損傷を生じ
る虞れが極めて少なくなるとともに、規制板の上
記導入規制部はその記録媒体への対向面が少なく
とも上記記録媒体の回転方向の比較的上流側の部
分では当該記録媒体がその定常回転時に沿う上記
仮想平面に対して迎え角をなすようにして記録媒
体移動軌跡から離間した形状に成形されているた
め、規制板と記録媒体との相対速度が比較的低速
か乃至は記録媒体が静止して規制板と記録媒体と
の間にエアベアリングが形成され難いようなとき
でも両者が面的に密に接触する部分が極めて少な
くなり、所謂「吸着現象(はりつき現象)」が発
生する虞れがない。 〔実施例〕 第4図A,Bは、本考案の一実施例としての磁
気記録再生装置の要部を示す図である。本例の装
置では、適用される可撓性磁気記録媒体としての
磁気デイスク1(第4図Aに二点鎖線で図示)は
矢印Aで示されたように回転し、同磁気デイスク
1には第4図Aの矢印Aに沿う方向、即ち環状に
複数本の情報記録トラツクが形成される。本実施
例の規制板31は、その平面形状が第4図Aより
了解されるとおり、概して長方形をなしていて、
側断面は第4図Bより了解されるとおり磁気デイ
スク1への対向面が磁気デイスク1の移動軌跡に
略沿つた傾斜面をなす形状に成形されている。
尚、第4図Aは規制板31の磁気デイスクに対向
する面側を表している。同規制板31の磁気デイ
スクに対向する面のほぼ中央部には、自己の長手
方向が磁気ヘツド16の移動方向に実質的に沿う
方向(本例では磁気デイスク1の半径方向)に溝
状凹部31dが形成されている。 第4図Bに示されたように、この凹部31dの
磁気デイスク1の回転方向Aで見て上流側は磁気
デイスク1の主面がその定常回転時において沿う
仮想平面と実質的に平行な平坦面部である第2の
面31bが形成されており、さらにこの第2の面
31bの上流側は、上記仮想平面から離れていく
向きの傾斜面である第1の面31aとなされてい
る。即ち、上記規制板31の上記磁気デイスク1
の回転方向で見て上流側の部分は上記第1の面3
1aと第2の面31bとで(本例では特に第1の
面31aにより顕著に)、磁気デイスク1の主面
の定常回転時の移動軌跡が実質的に沿う上記仮想
平面に対して迎え角をなすようにして上記上流側
が上記仮想平面から離間した形状の導入規制部を
構成している。 なお、上述の実施例では、規制板31の磁気デ
イスク対向面が第1の面31aと第2の面31b
とにより、特に第1の面31aが主体的に、上記
迎え角をなす構成をとつてあるが、第1の面31
aと第2の面31bとは両者の境界が峻別され得
るような形態である必要はなく、実質的に第1の
面31aのみが凹部31dに向けて滑らかに延長さ
れて上記導入規制部の迎え角を形成し、第2の面
は取り立てて存在することのない構成をとつても
よい。 また、上記凹部31dの、上記磁気デイスク1
の回転方向Aで見て下流側は、上記磁気デイスク
1の主面を下方に押し下げるような向きの傾斜面
となつていて、これが第3の面31cを形成して
おり、この第3の面31cが送出規制部を構成し
ている。 次に、上記形状にした規制板31の実験結果に
ついて述べると、この実験に用いた規制板31の
細部寸法は、第4図Cに示すように横幅Lが18mm
で、奥行(図示せず)が11mmの長方形をなしてい
て、長手方向の中央に横幅l1が4.4mmで深さd1が
0.5mmであり、かつ、隣接する左右の面となる角
度θ3=45゜とθ4=45゜になるように溝状凹部31d
が形成されている。この凹部31dの右方には横
幅l2が4.8mmの、磁気デイスクの移動軌跡と平行な
第2の面31bが形成され、さらにその磁気デイス
クの回転方向で見て上流側には水平面に対し角度
θ1=3゜の傾きを有して傾斜面として形成されてい
る第1の面31aが横幅l3=2mmで形成されてい
る。さらに、上記凹部31dの磁気デイスクの回
転方向で見て下流側には水平面に対し角度θ2=3゜
で、下方に向けて傾く横幅l4=6.8mmの傾斜面から
なる第3の面31cが形成されている。 このような寸法の規制板31を取り付けた磁気
デイスク駆動装置を用いて、直径47mmで厚さ40μ
mのポリエステルベースの磁気デイスクを
3600RPMで高速回転させたところ、安定した空
気層が形成され、所謂吸着現象(はりつき現象)
の発生もなく安定した回転を得ることができ、か
つ、それ程の高精度の位置決めをしなくても、磁
気ヘツドと上記磁気デイスクとの所定の接触圧を
得ることができた。 ところで、従来一般に上記規制板は、ステンレ
ス鋼等の金属で形成され、上記磁気デイスク1と
対向する面の仕上げを高精度に行い、かつ、上記
規制板12と磁気ヘツド16との位置関係を良好
に保つことを要していた。このため非常に高価な
ものとなり特に、上述の規制板の対向面は、JIS
で規制する0.2S程度の良好な仕上げ精度を必要と
するので、位置調整および精密加工において多大
な費用がかかるものであつた。 本実施例による実験ではこの時の上記規制板3
1の表面粗さはJIS規格の1S程度であつたにもか
かわらず、上記の良好な結果を得たことは特記さ
れる。 第6図A,B,Cに示す規制板32は、上述の
実施例の変形例である。この実施例における規制
板32は、上記第4図に示した規制板31の一部
を切除したような形状になつている。即ち、上記
規制板32の形状を説明すると、第5図に示すよ
うに、直径d(=47mm)の磁気デイスクを想定し、
その中心点を「O」とする。この「O」から上方
に磁気デイスクの径方向に直線「T」を延ばし、
この直線「T」と前記規制板31(第4図A,C
参照)の凹部31dの中心線が一致するように
し、かつ、この規制板31の磁気デイスクの外周
縁に臨む側縁が上記中心点「O」から長さr1(=
23mm)のところになるように配置する。この状態
において、先ず、上記直線「T」から図示左方に
角度α(=30゜)をなす直線「U」において、上記
規制板31の図示左下方部を切断する。次に、上
記直線「T」から図示右方に角度β(=30゜)で延
ばした直線「V」と、上記規制板31の第1の面
31aと第2の面31bとの交線(稜)「W」と
が交わる点Pを求め、この点Pから変形した四角
形31gで、その一辺31h(第6図A参照)の
延長線が上記中心点「O」上の垂直線(紙面に対
して)と交わるように、上記四角形31gが切断
面となるように規制板31の上記該当部位を切除
した形に同規制板を成形する。 上述のようにして上記規制板32を形成する
と、第6図A,B,Cに示すように磁気デイスク
の移動方向の上流側に向けて磁気デイスクの移動
規制位置から離間するように傾斜した台形をした
第1の面32aと上記の四角形をなす第4の面3
2iと磁気デイスクの移動軌跡に平行な台形をし
た第2の面32bと凹部31dおよび下流側の水
平面に対し下方に傾斜していて斜辺32kを有し
た台形をなす第3の面32cを有する上記規制板
32となる。なお、上記第3の面32cの台形の
短辺32jは5mmとなつている。 このように上記規制板32を形成すると加工費
の点でややコスト高になるが、この規制板32を
適宜の磁気記録再生装置に取り付け、所定の信号
を記録してある磁気デイスクを用いて実験したと
ころ再生出力信号のドロツプアウトがなくなり、
特に上記磁気デイスクの中心近くにおいて磁気ヘ
ツドと上記磁気デイスクとの接触圧が安定してい
た。この安定する理由としては、上記第3の面3
2cが磁気デイスクを下方に押し込み、回転によ
つて磁気デイスクが上記規制板32の規制からは
ずれる際に上記斜辺32kに沿つて滑らかにはず
れていくためであると思われる。 次に、第7図Aに示すように、磁気デイスク1
の回転の案内規制を規制板12と案内板34とで
行うようになつている磁気デイスク駆動装置に、
前記規制板31(第4図A,C参照)を適用した
場合について説明する。 先ず、案内板34を有する磁気デイスク駆動装
置を説明するが、この装置も前述の磁気デイスク
駆動装置20(第2図参照)と殆んど同様の構成
をとつているので、対応する部材には同一符号を
付しその説明は省略する。 磁気デイスク1を収納するジヤケツト2eの下
面には、導入規制部長孔2c(第1図参照)と対
向するように、ほぼ同じ大きさの長孔2fが設け
られていて案内板34の上面部34bが挿入され
るようになつている。この案内板34は箱状にな
つていて、下面は開放しており、適宜の手段によ
り基板13上に固定されている。そて、天井部に
は磁気ヘツド16の案内長孔34aが穿設されて
いて磁気ヘツドが上記磁気デイスク1に摺接しな
がら、このデイスク1の半径方向に移動できるよ
うになつている。また、規制板12と上記案内板
34の上面部34bとは平行になつていて、これ
らが形成する空間内を上記磁気デイスク1が回転
するようになつている。 このように構成された駆動装置に、本考案の規
制板を適用した場合には、第7図Bに示すよう
に、押え部材18の所定の位置に上述のような規
制板12に代えて第4図、第5図及び第6図につ
き上述したような本考案の規制板31(第4図
A,C参照)が固定される。そして、上記案内板
34と殆んど形状が同じで、上記規制板31の第
3の面31cと対向する上面35cだけが、この
面31cと実質的に平行になつている案内板35
を基板13の所定の位置に固定する。なお、その
他の構成は、上記第7図Aに示す磁気デイスク駆
動装置と全く同様の部材を用いているので、対応
する部材には同一符号を付し再述するのを省略す
る。 このように構成すると、例えば外力等により上
記規制板31が上記案内板35側に変形させられ
た場合でも、平面的接触により上記磁気デイスク
1の一部分だけが押圧によつて変形することを防
ぐことができる。 さらにまた、第8図に示すように、規制板33
の第2の面33bが上流側に向けて水平面に対し
磁気デイスク1を押し下げるように形成し、その
他の第1の面33aや第3の面33cや凹部33
dを前記規制板31(第4図A,C参照)と同様
に形成すれば、上記磁気デイスク1の変形は磁気
ヘツド16を中心にして対称形に近づくため、上
記デイスク1とヘツド16との接触状態がより安
定する。 また上記規制板や案内板に用いる材料について
は、前述のように、従来は規制板や案内板はステ
ンレス鋼が用いれていて、磁気デイスクの回転開
始時等においては、磁気デイスクと規制板等との
間に形成される空気層が安定していない等のため
に、上記磁気デイスクと規制板等が接触し、同デ
イスクの記録面を損傷してしまうおそれがあつ
た。 そこで、第4図〜第6図および第7図B、第8
図に示した規制板と同一形状の規制板の少なくと
も、その磁気デイスク摺接面を非晶質カーボン材
(グラツシーカーボン)を用いて形成し、それぞ
れ規制板とすることが好ましい。 即ち、この非晶質カーボンは黒色ガラス状の外
観をした炭素系の材料であつて、その特長を列記
すると次のようになる。 1 軽い 2 熱に耐える 3 機械的強度が強い 4 化学的に安定である 5 電気および熱の良導体である 6 自己潤滑性がある 7 高純度である 8 表面精度が数10Å以下の研磨面が得られる これらの特長の中で、磁気デイスク駆動装置の
規制板等に用いるには、上記3、4、5、6項の
諸特性が重要であり、その中でも特に「6.自己潤
滑性」が重要である。この自己潤滑性は、上記非
晶質カーボンが適度に摩耗し、部分的にグラフア
イト(黒鉛)構造になると示される特性である。 また、「4.化学的に安定である」ので、磁気デ
イスクの中に含まれるバインダ材や上記デイスク
表面に塗布された潤滑塗布膜に対して安定であ
り、「5.熱の良導体である」ことは、例えば
3600RPMのような高速回転による厳しい摺動条
件でも、磁気ヘツドとの部分的な蓄温や昇温が生
じないことになる。さらに、電気的良導体である
ので摩擦による静電気を発生せず、外部からの静
電気に対してシールド効果も有している。さらに
また、上記規制板等と上記磁気デイスクとの摩擦
によつて剥ぎとられた、上記非晶質カーボンの微
粉末は、上記デイスクの記録面上に微小グラフア
イトの保護膜層を形成するので、さらに潤滑性を
向上することになり、材質がカーボンであるので
磁気的な不具合を生じることもない。 このように非晶質カーボンは上記規制板等に要
求される性能のすべてを備えているので、従来あ
つた問題点を解決することができ、例えば上述の
磁気デイスクの損傷を起こすことがない。 即ち、第4図および第6図に示した規制板と同
一形状の規制板を用いた磁気デイスク駆動装置に
よれば、低速回転時には磁気デイスクを損傷する
ことなく滑らかに回転させることができ、高速回
転時には安定した空気層を形成するので安定した
高速回転を維持することができる。 なお、上述のように規制板に用いるだけでなく
第7図A,Bや第8図に示した案内板に用いても
よいことは勿論である。 〔考案の効果〕 本考案によれば、磁気デイスクと上記規制板と
が相対移動中に接触しても、規制板の磁気デイス
クへの対向面が磁気デイスクの移動軌跡にによく
沿つたものになされているため、磁気デイスク及
び規制板に損傷が生じ難い。また、規制板の上記
導入規制部は、その記録媒体への対向面が少なく
とも記録媒体の回転方向で見て比較的上流側の部
分では当該記録媒体に対して迎え角をなすように
して記録媒体移動軌跡から後退した形状に成形さ
れているため、規制板と記録媒体との相対速度が
比較的低速か乃至は記録媒体が静止して規制板と
記録媒体との間にエアベアリングが形成され難い
ようなときでも両者が面的に密に接触する部分が
極めて少なくなり、所謂「吸着現象(はりつき現
象)」が発生する虞れがない。従つて、デイスク
駆動モータに対する起動時に負荷トルクが異状に
大きくなつて始動不能になつたりすることがな
く、また駆動モータ自体も比較的小容量のもので
充分である。
性の回転式磁気記録媒体を用い、これに情報の記
録・再生をする形式の磁気記録再生装置に関す
る。 〔従来の技術〕 近年、被写体像を二次元の撮像素子上に結像さ
せて電気信号に変換し、これに一定の信号処理を
施した後、その電気信号を小型の円板状の回転式
磁気記録媒体(以下、磁気デイスクと記す)に磁
気記録し、同磁気デイスクは家庭用テレビジヨン
等で画像として再生することができる、いわゆる
電子カメラが実用化されている。この電子カメラ
は、従来の銀塩フイルムを記録媒体として用いる
カメラに比べ、上記磁気デイスクに磁気記録した
画像信号を消去することによつて同磁気デイスク
を再使用することが可能であること、現像等の一
般家庭では処理しにくい工程が不用であること、
あるいは記録媒体を再生機器等に挿入するだけで
家庭用テレビジヨン等に即座に画像の再現が可能
であることなどの利点があるため、一般の需要が
拡大しようとしている。 次に、従来の電子カメラ等に用いられている上
記磁気デイスクを収納している小型の磁気記録媒
体(以下、デイスクパツクと記す)およびこの小
型のデイスクパツクの磁気記録再生装置に用いら
れている磁気デイスク駆動装置の構成を説明す
る。 第1図に示すように、デイスクパツク10は可
撓性のプラスチツク薄板等に磁性体を蒸着等で付
着させた小型円板状の磁気デイスク1を、比較的
硬性のプラスチツク等で形成された平面形状が略
正方形のジヤケツト2の中に回転自在に収納して
構成されている。この磁気デイスク1の中心部に
は鉄板等でドーナツツ状に形成された被チヤツク
部材1aが固定されており、この被チヤツク部材
1aの中央開孔は、次に述べる磁気デイスク駆動
装置20(第2図参照)における、上記磁気デイ
スク1を回転駆動するためのデイスク駆動用モー
タ11の出力軸11aを挿通する係合孔1bとな
つている。また、上記被チヤツク部材1aに対向
する上記ジヤケツト2の表裏両面には、同部材1
aを上記駆動装置20のチヤツキング用部材11
bにチヤツキングさせるための、同部材1aの直
径よりやや大きい2つの円形開孔2a,2dがそ
れぞれ設けられている。そして、この裏面に設け
られた円形開孔2dの右方(第1図において)に
は、磁気ヘツド16(第2図参照)が上記磁気デ
イスク1の記録面(下面)に当接しながら、半径
方向に移動していくための案内長孔2bが穿設さ
れており、さらに上記円形開孔2aの右方表面
で、上記長孔2bに対向する位置には、上記磁気
デイスク駆動装置20に設けられた規制板12
(第2図参照)が係合するための横長の長方形状
の長孔2cが、平面的に見て上記長孔2bとそれ
らの長辺が直交する向きに設けられている。 このように構成されているデイスクパツク10
が、着脱自在に装着される磁気デイスク駆動装置
20は、その要部の断面図を第2図に示すよう
に、比較的厚い鉄板等からなる基板13のほぼ中
央に貫通孔13aが設けられ、この貫通孔13a
にデイスク駆動用モータ11の出力軸11aが挿
通されて、基板13の裏面にモータ11が適宜の
手段で固定されている。そして、上記出力軸11
aの先端部には前記磁気デイスク1の被チヤツク
部材1aをチヤツキングするための永久磁石等か
らなるチヤツキング部材11bが設けられてい
る。また、基板13上の、上記孔13aの右方に
は、磁気ヘツド16を移動させるためのステツピ
ングモータ14が配設されており、同モータ14
の出力軸14aには、上記デイスク1の半径方向
に配設されていて、周面に雄ネジが螺設された棒
状の送りネジ14bの一端が直結されている。こ
の送りネジ14bの他端は上記孔13aの側近に
配設された軸受け13bに回転自在に軸支されて
いる。また、この送りネジ14bの下方には同ネ
ジ14bと平行にガイド軸15が横架されてい
る。そして、磁気ヘツド16を固定した支持体1
7(第3図参照)に設けられたガイド孔17aが
上記ガイド軸15に挿通され、雌ネジを螺設され
たネジ孔17bに上記送りネジ14bが螺合して
いて、上記ステツピングモータ14の回転により
上記磁気ヘツド16が上記磁気デイスク1の記録
面に摺接しながら半径方向に間欠的に移動するよ
うになつている。 また、上記基板13の上方には所定の間隔をお
いて比較的薄い鉄板等からなる押え部材18が基
板13に平行に、かつ起伏自在に配設されてい
て、上記基板13と押え部材18とによつて形成
される内部空間23に、前記磁気デイスクパツク
10が装填されるようになつている。即ち、上記
基板13上の右側方には上記押え部材18を支持
するための支柱19が配設されていて、この支柱
19の先端部には支軸16aによつて上記押え部
材18の右端部が回動自在に支持されている。ま
た、上記支柱19と押え部材18の右方部との間
には緊縮性のコイルばね21がかけ渡されてい
て、同押え部材18に平生は反時計方向に回動す
る習性を与えている。しかし、この習性による回
動は上記基板13の左方上面に植設された支柱2
2に押え部材18の左方先端部の下面が衝止され
ることによつて阻止されていて、またこれにより
上述の内部空間23が確保されている。 そして、上記押え部材18の右方寄りの内面
の、前記磁気ヘツド16の移動範囲に対向する部
位には、上記ヘツド16の移動と平行になるよう
に同ヘツドに対して所定の間隔をおいて前記規制
板12が配設されている。この規制板12は、第
3図A,Bに示すように、やや厚みのある長方形
状の板状部材で形成されていて、奥行は上記磁気
ヘツド16の移動距離よりやや長くなつている。
この規制板12はその下面の中央部に、上記ヘツ
ド16の移動方向に沿つて溝状の凹部12aが設
けられていて、上記ヘツド16が前記磁気デイス
ク1に摺接して移動する際に、ヘツドの圧接によ
つて生ずるデイスクのふくらみを逃がすようにな
つている。また、この凹部12aの磁気デイスク
の回転方向で見て上流側及び下流側には長方形の
平坦面部12b,12cが形成され、これら平坦
面部12b,12cの表面の仕上げ精度は高精度
に仕上げられている。 次に、このように構成されている上記磁気デイ
スク駆動装置20に前記デイスクパツク10(第
1図参照)を装填するには、先ず、上記押え部材
18を時計方向に回動して空間23を開放し、デ
イスクパツク10の長孔2cが上記規制板12に
嵌合するようにして、同パツク10を前記基板1
3上の所定の位置に配置する。この際、このパツ
ク10は基板13に平行に位置するようになつて
いる。このようにパツク10を配置すると、第2
図に示すように、前記磁気デイスク1に設けられ
た被チヤツク部材1aと前記デイスク駆動モータ
11の先端部に設けられたチヤツキング部材11
bとが結合されて、上記磁気デイスク1はモータ
11によつて回転され得るようになる。そして上
記押え部材18を閉じると装填が完了する。 このデイスクパツク10の装填状態において、
当該電気回路を動作させると、図示されない制御
回路からの制御信号によつて、上記駆動用モータ
11は、例えば、3600RPMの高速回転をする。
すると、上記磁気デイスク1も同じ速さの回転を
するが、ある速度より回転速度が上昇すると、上
記デイスク1と上記規制板12との間に安定した
空気層24が形成され、同デイスク1は上記規制
板12や前記ジヤケツト2(第1図参照)に接触
したりせずに、上記磁気ヘツド16とだけ所定の
接触圧力をもつて摺接するようになる。 このように磁気デイスクが定常的な安定した回
転状態にあるときには、磁気デイスクは磁気ヘツ
ドが摺接している部位並びに、その近傍の部位だ
けが磁気ヘツドの突出に応じた曲面状をなし、そ
の他の主面の大部分は実質的に平面状の仮想平面
に沿うような形態をなす。 なお、前記ステツピングモータ14を駆動する
ことにより、上記磁気ヘツド16は、例えば、
100μmピツチで上記デイスク1の半径方向に移
動し、所定の記録トラツク位置で記録・再生をす
るようになつている。 〔考案が解決しようとする課題〕 上述のような装置では、磁気デイスクの回転駆
動開始時あるいは回転状態から停止状態に移る時
のように磁気デイスクと規制板との相対速度が比
較的低い状態では、両者間に安定した空気層が形
成されず、このため磁気デイスクと規制板とが接
触して磁気デイスク或いは規制板の寿命を縮める
という問題がある。また磁気デイスクが規制板に
接触すると接触部の摩擦抵抗により磁気デイスク
の回転に関する速度サーボや位相サーボが乱れて
しまい、記録可能状態になるまで余分な時間を必
要としたり、さらには、デイスク駆動用モータの
負荷が大きくなるので、同モータを大型化しなけ
ればならず、その結果バツテリの消耗が激しくな
る等の問題も派生する。 この種の従来の装置におけるもう一つの大きな
問題は、所謂「吸着現象(はりつき現象)」であ
る。これはVTR等で磁気テープ(ビデオテープ)
が回転シリンダにはりついてしまう周知の現象と
ほぼ同種の現象である。即ち、規制板と磁気デイ
スクとが面的に密着する部分の面積が大きくなる
と、磁気デイスクが規制板の当該面部に吸着され
たようにはりついて両者が離れなくなつてしまう
現象であり、比較的湿度の高い環境下で顕著に現
われるが、通常程度の湿度で且つ常温あつてもし
ばしば発生する。この現象が発生すると、デイス
ク駆動用モータに対する起動時の負荷トルクが異
常に大きくなり、場合によつては始動することさ
え困難となつてしまう。従つて、この現象はこの
種装置における極めて重大な問題となつている。 上述のような欠点に関し、このうちの摩擦接触
を軽減する手段としては従来、規制板の磁気デイ
スクとの接触面に不織布等の緩衝部材を設ける提
案がなされている(実開昭58−72758)。 ところが、上記不織布等は厚さのバラツキが大
きく、さらに、表面精度も良くないために、安定
した空気装置を形成することによつて安定した磁
気デイスクの回転を確保することができないばか
りでなく、低速回転時には、殆んど磁気デイスク
と上記不織布とが接触したままなので、同不織布
の寿命が短くなつてしまい、実用上の欠点となつ
ていた。 本考案は、叙上の点に鑑みてなされたものであ
り、磁気デイスクが規制板に接触することによつ
て磁気デイスク、或いは規制板乃至これら双方に
損傷が生じる虞れを低減せしめると共に、磁気デ
イスクの正規の安定した回転を比較的低トルクの
デイスク駆動用モータにより確保し得るようにす
ることを目的とする。 また、上述の「吸着現象(はりつき現象)」が
発生する虞れを回避するに有効なこの種の装置を
提供することを目的とする。 〔課題を解決するための手段および作用〕 本考案は、上記課題を解決するため、 回転式の可撓性磁気記録媒体を回転する駆動装
置と、上記記録媒体に摺接し、半径方向に移動す
るように設けられた磁気ヘツドと、この磁気ヘツ
ドに上記記録媒体を所定の接触圧力で摺接させる
べく同記録媒体を案内規制する規制板とを具備
し、 上記規制板が、可撓性磁気記録媒体と上記磁気
ヘツドとの摺接位置に対向する部分に形成された
溝状凹部と、この溝状凹部側近の上記記録媒体の
回転方向の上流側に当該記録媒体への対向面が上
記摺接位置に近付くに従い同記録媒体に漸近する
ように形成されたブロツクでなる導入規制部と、
上記溝状凹部側近の上記記録媒体の回転方向の下
流側に当該記録媒体への対向面が上記摺接位置か
ら遠ざかるに従い同記録媒体に漸近するように形
成されたブロツクでなる送出規制部と、 を有してなるものである磁気記録再生装置であつ
て、 上記導入規制部は、その記録媒体への対向面が
少なくとも上記記録媒体の回転方向の上流側の部
分では、当該記録媒体がその定常回転時に自己の
主面の大部分が沿う仮想平面に対して迎え角をな
すようにして記録媒体移動軌跡から離間した形状
に成形されてなるものであることを特徴とするも
のであり、 規制板の形状が全体として記録媒体の移動軌跡
とよく添うため記録媒体が規制板に接触するよう
なときにも規制板、記録媒体双方とも損傷を生じ
る虞れが極めて少なくなるとともに、規制板の上
記導入規制部はその記録媒体への対向面が少なく
とも上記記録媒体の回転方向の比較的上流側の部
分では当該記録媒体がその定常回転時に沿う上記
仮想平面に対して迎え角をなすようにして記録媒
体移動軌跡から離間した形状に成形されているた
め、規制板と記録媒体との相対速度が比較的低速
か乃至は記録媒体が静止して規制板と記録媒体と
の間にエアベアリングが形成され難いようなとき
でも両者が面的に密に接触する部分が極めて少な
くなり、所謂「吸着現象(はりつき現象)」が発
生する虞れがない。 〔実施例〕 第4図A,Bは、本考案の一実施例としての磁
気記録再生装置の要部を示す図である。本例の装
置では、適用される可撓性磁気記録媒体としての
磁気デイスク1(第4図Aに二点鎖線で図示)は
矢印Aで示されたように回転し、同磁気デイスク
1には第4図Aの矢印Aに沿う方向、即ち環状に
複数本の情報記録トラツクが形成される。本実施
例の規制板31は、その平面形状が第4図Aより
了解されるとおり、概して長方形をなしていて、
側断面は第4図Bより了解されるとおり磁気デイ
スク1への対向面が磁気デイスク1の移動軌跡に
略沿つた傾斜面をなす形状に成形されている。
尚、第4図Aは規制板31の磁気デイスクに対向
する面側を表している。同規制板31の磁気デイ
スクに対向する面のほぼ中央部には、自己の長手
方向が磁気ヘツド16の移動方向に実質的に沿う
方向(本例では磁気デイスク1の半径方向)に溝
状凹部31dが形成されている。 第4図Bに示されたように、この凹部31dの
磁気デイスク1の回転方向Aで見て上流側は磁気
デイスク1の主面がその定常回転時において沿う
仮想平面と実質的に平行な平坦面部である第2の
面31bが形成されており、さらにこの第2の面
31bの上流側は、上記仮想平面から離れていく
向きの傾斜面である第1の面31aとなされてい
る。即ち、上記規制板31の上記磁気デイスク1
の回転方向で見て上流側の部分は上記第1の面3
1aと第2の面31bとで(本例では特に第1の
面31aにより顕著に)、磁気デイスク1の主面
の定常回転時の移動軌跡が実質的に沿う上記仮想
平面に対して迎え角をなすようにして上記上流側
が上記仮想平面から離間した形状の導入規制部を
構成している。 なお、上述の実施例では、規制板31の磁気デ
イスク対向面が第1の面31aと第2の面31b
とにより、特に第1の面31aが主体的に、上記
迎え角をなす構成をとつてあるが、第1の面31
aと第2の面31bとは両者の境界が峻別され得
るような形態である必要はなく、実質的に第1の
面31aのみが凹部31dに向けて滑らかに延長さ
れて上記導入規制部の迎え角を形成し、第2の面
は取り立てて存在することのない構成をとつても
よい。 また、上記凹部31dの、上記磁気デイスク1
の回転方向Aで見て下流側は、上記磁気デイスク
1の主面を下方に押し下げるような向きの傾斜面
となつていて、これが第3の面31cを形成して
おり、この第3の面31cが送出規制部を構成し
ている。 次に、上記形状にした規制板31の実験結果に
ついて述べると、この実験に用いた規制板31の
細部寸法は、第4図Cに示すように横幅Lが18mm
で、奥行(図示せず)が11mmの長方形をなしてい
て、長手方向の中央に横幅l1が4.4mmで深さd1が
0.5mmであり、かつ、隣接する左右の面となる角
度θ3=45゜とθ4=45゜になるように溝状凹部31d
が形成されている。この凹部31dの右方には横
幅l2が4.8mmの、磁気デイスクの移動軌跡と平行な
第2の面31bが形成され、さらにその磁気デイス
クの回転方向で見て上流側には水平面に対し角度
θ1=3゜の傾きを有して傾斜面として形成されてい
る第1の面31aが横幅l3=2mmで形成されてい
る。さらに、上記凹部31dの磁気デイスクの回
転方向で見て下流側には水平面に対し角度θ2=3゜
で、下方に向けて傾く横幅l4=6.8mmの傾斜面から
なる第3の面31cが形成されている。 このような寸法の規制板31を取り付けた磁気
デイスク駆動装置を用いて、直径47mmで厚さ40μ
mのポリエステルベースの磁気デイスクを
3600RPMで高速回転させたところ、安定した空
気層が形成され、所謂吸着現象(はりつき現象)
の発生もなく安定した回転を得ることができ、か
つ、それ程の高精度の位置決めをしなくても、磁
気ヘツドと上記磁気デイスクとの所定の接触圧を
得ることができた。 ところで、従来一般に上記規制板は、ステンレ
ス鋼等の金属で形成され、上記磁気デイスク1と
対向する面の仕上げを高精度に行い、かつ、上記
規制板12と磁気ヘツド16との位置関係を良好
に保つことを要していた。このため非常に高価な
ものとなり特に、上述の規制板の対向面は、JIS
で規制する0.2S程度の良好な仕上げ精度を必要と
するので、位置調整および精密加工において多大
な費用がかかるものであつた。 本実施例による実験ではこの時の上記規制板3
1の表面粗さはJIS規格の1S程度であつたにもか
かわらず、上記の良好な結果を得たことは特記さ
れる。 第6図A,B,Cに示す規制板32は、上述の
実施例の変形例である。この実施例における規制
板32は、上記第4図に示した規制板31の一部
を切除したような形状になつている。即ち、上記
規制板32の形状を説明すると、第5図に示すよ
うに、直径d(=47mm)の磁気デイスクを想定し、
その中心点を「O」とする。この「O」から上方
に磁気デイスクの径方向に直線「T」を延ばし、
この直線「T」と前記規制板31(第4図A,C
参照)の凹部31dの中心線が一致するように
し、かつ、この規制板31の磁気デイスクの外周
縁に臨む側縁が上記中心点「O」から長さr1(=
23mm)のところになるように配置する。この状態
において、先ず、上記直線「T」から図示左方に
角度α(=30゜)をなす直線「U」において、上記
規制板31の図示左下方部を切断する。次に、上
記直線「T」から図示右方に角度β(=30゜)で延
ばした直線「V」と、上記規制板31の第1の面
31aと第2の面31bとの交線(稜)「W」と
が交わる点Pを求め、この点Pから変形した四角
形31gで、その一辺31h(第6図A参照)の
延長線が上記中心点「O」上の垂直線(紙面に対
して)と交わるように、上記四角形31gが切断
面となるように規制板31の上記該当部位を切除
した形に同規制板を成形する。 上述のようにして上記規制板32を形成する
と、第6図A,B,Cに示すように磁気デイスク
の移動方向の上流側に向けて磁気デイスクの移動
規制位置から離間するように傾斜した台形をした
第1の面32aと上記の四角形をなす第4の面3
2iと磁気デイスクの移動軌跡に平行な台形をし
た第2の面32bと凹部31dおよび下流側の水
平面に対し下方に傾斜していて斜辺32kを有し
た台形をなす第3の面32cを有する上記規制板
32となる。なお、上記第3の面32cの台形の
短辺32jは5mmとなつている。 このように上記規制板32を形成すると加工費
の点でややコスト高になるが、この規制板32を
適宜の磁気記録再生装置に取り付け、所定の信号
を記録してある磁気デイスクを用いて実験したと
ころ再生出力信号のドロツプアウトがなくなり、
特に上記磁気デイスクの中心近くにおいて磁気ヘ
ツドと上記磁気デイスクとの接触圧が安定してい
た。この安定する理由としては、上記第3の面3
2cが磁気デイスクを下方に押し込み、回転によ
つて磁気デイスクが上記規制板32の規制からは
ずれる際に上記斜辺32kに沿つて滑らかにはず
れていくためであると思われる。 次に、第7図Aに示すように、磁気デイスク1
の回転の案内規制を規制板12と案内板34とで
行うようになつている磁気デイスク駆動装置に、
前記規制板31(第4図A,C参照)を適用した
場合について説明する。 先ず、案内板34を有する磁気デイスク駆動装
置を説明するが、この装置も前述の磁気デイスク
駆動装置20(第2図参照)と殆んど同様の構成
をとつているので、対応する部材には同一符号を
付しその説明は省略する。 磁気デイスク1を収納するジヤケツト2eの下
面には、導入規制部長孔2c(第1図参照)と対
向するように、ほぼ同じ大きさの長孔2fが設け
られていて案内板34の上面部34bが挿入され
るようになつている。この案内板34は箱状にな
つていて、下面は開放しており、適宜の手段によ
り基板13上に固定されている。そて、天井部に
は磁気ヘツド16の案内長孔34aが穿設されて
いて磁気ヘツドが上記磁気デイスク1に摺接しな
がら、このデイスク1の半径方向に移動できるよ
うになつている。また、規制板12と上記案内板
34の上面部34bとは平行になつていて、これ
らが形成する空間内を上記磁気デイスク1が回転
するようになつている。 このように構成された駆動装置に、本考案の規
制板を適用した場合には、第7図Bに示すよう
に、押え部材18の所定の位置に上述のような規
制板12に代えて第4図、第5図及び第6図につ
き上述したような本考案の規制板31(第4図
A,C参照)が固定される。そして、上記案内板
34と殆んど形状が同じで、上記規制板31の第
3の面31cと対向する上面35cだけが、この
面31cと実質的に平行になつている案内板35
を基板13の所定の位置に固定する。なお、その
他の構成は、上記第7図Aに示す磁気デイスク駆
動装置と全く同様の部材を用いているので、対応
する部材には同一符号を付し再述するのを省略す
る。 このように構成すると、例えば外力等により上
記規制板31が上記案内板35側に変形させられ
た場合でも、平面的接触により上記磁気デイスク
1の一部分だけが押圧によつて変形することを防
ぐことができる。 さらにまた、第8図に示すように、規制板33
の第2の面33bが上流側に向けて水平面に対し
磁気デイスク1を押し下げるように形成し、その
他の第1の面33aや第3の面33cや凹部33
dを前記規制板31(第4図A,C参照)と同様
に形成すれば、上記磁気デイスク1の変形は磁気
ヘツド16を中心にして対称形に近づくため、上
記デイスク1とヘツド16との接触状態がより安
定する。 また上記規制板や案内板に用いる材料について
は、前述のように、従来は規制板や案内板はステ
ンレス鋼が用いれていて、磁気デイスクの回転開
始時等においては、磁気デイスクと規制板等との
間に形成される空気層が安定していない等のため
に、上記磁気デイスクと規制板等が接触し、同デ
イスクの記録面を損傷してしまうおそれがあつ
た。 そこで、第4図〜第6図および第7図B、第8
図に示した規制板と同一形状の規制板の少なくと
も、その磁気デイスク摺接面を非晶質カーボン材
(グラツシーカーボン)を用いて形成し、それぞ
れ規制板とすることが好ましい。 即ち、この非晶質カーボンは黒色ガラス状の外
観をした炭素系の材料であつて、その特長を列記
すると次のようになる。 1 軽い 2 熱に耐える 3 機械的強度が強い 4 化学的に安定である 5 電気および熱の良導体である 6 自己潤滑性がある 7 高純度である 8 表面精度が数10Å以下の研磨面が得られる これらの特長の中で、磁気デイスク駆動装置の
規制板等に用いるには、上記3、4、5、6項の
諸特性が重要であり、その中でも特に「6.自己潤
滑性」が重要である。この自己潤滑性は、上記非
晶質カーボンが適度に摩耗し、部分的にグラフア
イト(黒鉛)構造になると示される特性である。 また、「4.化学的に安定である」ので、磁気デ
イスクの中に含まれるバインダ材や上記デイスク
表面に塗布された潤滑塗布膜に対して安定であ
り、「5.熱の良導体である」ことは、例えば
3600RPMのような高速回転による厳しい摺動条
件でも、磁気ヘツドとの部分的な蓄温や昇温が生
じないことになる。さらに、電気的良導体である
ので摩擦による静電気を発生せず、外部からの静
電気に対してシールド効果も有している。さらに
また、上記規制板等と上記磁気デイスクとの摩擦
によつて剥ぎとられた、上記非晶質カーボンの微
粉末は、上記デイスクの記録面上に微小グラフア
イトの保護膜層を形成するので、さらに潤滑性を
向上することになり、材質がカーボンであるので
磁気的な不具合を生じることもない。 このように非晶質カーボンは上記規制板等に要
求される性能のすべてを備えているので、従来あ
つた問題点を解決することができ、例えば上述の
磁気デイスクの損傷を起こすことがない。 即ち、第4図および第6図に示した規制板と同
一形状の規制板を用いた磁気デイスク駆動装置に
よれば、低速回転時には磁気デイスクを損傷する
ことなく滑らかに回転させることができ、高速回
転時には安定した空気層を形成するので安定した
高速回転を維持することができる。 なお、上述のように規制板に用いるだけでなく
第7図A,Bや第8図に示した案内板に用いても
よいことは勿論である。 〔考案の効果〕 本考案によれば、磁気デイスクと上記規制板と
が相対移動中に接触しても、規制板の磁気デイス
クへの対向面が磁気デイスクの移動軌跡にによく
沿つたものになされているため、磁気デイスク及
び規制板に損傷が生じ難い。また、規制板の上記
導入規制部は、その記録媒体への対向面が少なく
とも記録媒体の回転方向で見て比較的上流側の部
分では当該記録媒体に対して迎え角をなすように
して記録媒体移動軌跡から後退した形状に成形さ
れているため、規制板と記録媒体との相対速度が
比較的低速か乃至は記録媒体が静止して規制板と
記録媒体との間にエアベアリングが形成され難い
ようなときでも両者が面的に密に接触する部分が
極めて少なくなり、所謂「吸着現象(はりつき現
象)」が発生する虞れがない。従つて、デイスク
駆動モータに対する起動時に負荷トルクが異状に
大きくなつて始動不能になつたりすることがな
く、また駆動モータ自体も比較的小容量のもので
充分である。
第1図は、磁気デイスク駆動装置に装填される
デイスクパツクを、一部破断して示した斜視図、
第2図は、従来の磁気デイスク駆動装置に上記デ
イスクパツクを装填した状態を示す要部断面図、
第3図A,Bは、上記第2図に示した磁気デイス
ク駆動装置の要部を拡大して示したものであつ
て、第3図Aは要部拡大断面図、第3図Bは第3
図Aに示した規制板の底面図、第4図A,B,C
は、本考案の実施例を示すものであつて、第4図
Aは本案の適用された規制板の平面図、第4図B
は磁気デイスクが高速回転している際の上記規制
板と上記磁気デイスクとの対応状態を示す要部拡
大断面図、第4図Cは上記規制板の細部寸法を示
す断面図、第5図は、上記第4図Aに示した規制
板の変形例を形成する際の裁断基準を説明する底
面図、第6図A,B,Cは、上記第5図に示した
基準に沿つて形成た規制板の底面図、右側面図、
下面図、第7図A,Bは、案内板を有する磁気デ
イスク駆動装置であつて、第7図Aは上記第2図
に示した磁気デイスク駆動装置の規制板に対向す
る案内板を有した駆動装置の要部拡大断面図、第
7図Bは本考案にかかる規制板と案内板とを適用
したデイスク駆動装置の要部拡大断面図、第8図
は、本考案にかかる規制板の他の変形例を示す拡
大断面図である。 1……磁気デイスク(可撓性磁気記録媒体)、
10……デイスクパツク、12,31,32,3
3……規制板、16……磁気ヘツド、31a,3
2a……第1の面(導入規制部)、31b,32
b……第2の面(導入規制部)、31c,32c
……第3の面(送出規制部)、32i……第4の
面(導入規制部)、31d……溝状凹部、32k
……斜辺、34,35……案内板。
デイスクパツクを、一部破断して示した斜視図、
第2図は、従来の磁気デイスク駆動装置に上記デ
イスクパツクを装填した状態を示す要部断面図、
第3図A,Bは、上記第2図に示した磁気デイス
ク駆動装置の要部を拡大して示したものであつ
て、第3図Aは要部拡大断面図、第3図Bは第3
図Aに示した規制板の底面図、第4図A,B,C
は、本考案の実施例を示すものであつて、第4図
Aは本案の適用された規制板の平面図、第4図B
は磁気デイスクが高速回転している際の上記規制
板と上記磁気デイスクとの対応状態を示す要部拡
大断面図、第4図Cは上記規制板の細部寸法を示
す断面図、第5図は、上記第4図Aに示した規制
板の変形例を形成する際の裁断基準を説明する底
面図、第6図A,B,Cは、上記第5図に示した
基準に沿つて形成た規制板の底面図、右側面図、
下面図、第7図A,Bは、案内板を有する磁気デ
イスク駆動装置であつて、第7図Aは上記第2図
に示した磁気デイスク駆動装置の規制板に対向す
る案内板を有した駆動装置の要部拡大断面図、第
7図Bは本考案にかかる規制板と案内板とを適用
したデイスク駆動装置の要部拡大断面図、第8図
は、本考案にかかる規制板の他の変形例を示す拡
大断面図である。 1……磁気デイスク(可撓性磁気記録媒体)、
10……デイスクパツク、12,31,32,3
3……規制板、16……磁気ヘツド、31a,3
2a……第1の面(導入規制部)、31b,32
b……第2の面(導入規制部)、31c,32c
……第3の面(送出規制部)、32i……第4の
面(導入規制部)、31d……溝状凹部、32k
……斜辺、34,35……案内板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 回転式の可撓性磁気記録媒体を回転する駆動装
置と、上記記録媒体に摺接し、半径方向に移動す
るように設けられた磁気ヘツドと、この磁気ヘツ
ドに上記記録媒体を所定の接触圧力で摺接させる
べく同記録媒体を案内規制する規制板とを具備
し、 上記規制板が、可撓性磁気記録媒体と上記磁気
ヘツドとの摺接位置に対向する部分に形成された
溝状凹部と、この溝状凹部側近の上記記録媒体の
回転方向の上流側に当該記録媒体への対向面が上
記摺接位置に近付くに従い同記録媒体に漸近する
ように形成されたブロツクでなる導入規制部と、
上記溝状凹部側近の上記記録媒体の回転方向の下
流側に当該記録媒体への対向面が上記摺接位置か
ら遠ざかるに従い同記録媒体に漸近するように形
成されたブロツクでなる送出規制部と、 を有してなるものである磁気記録再生装置であつ
て、 上記導入規制部は、その記録媒体への対向面が
少なくとも上記記録媒体の回転方向の上流側の部
分では、当該記録媒体が定常回転時に、その主面
の大部分が沿う仮想平面に対して迎え角をなすよ
うにして記録媒体移動軌跡から離間した形状に成
形されてなるものであることを特徴とする磁気記
録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1935284U JPS60132663U (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1935284U JPS60132663U (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60132663U JPS60132663U (ja) | 1985-09-04 |
| JPH039174Y2 true JPH039174Y2 (ja) | 1991-03-07 |
Family
ID=30508847
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1935284U Granted JPS60132663U (ja) | 1984-02-13 | 1984-02-13 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60132663U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0351806Y2 (ja) * | 1985-10-18 | 1991-11-07 | ||
| JPH0619891B2 (ja) * | 1985-12-20 | 1994-03-16 | 旭光学工業株式会社 | 磁気記録再生装置の磁気デイスク押圧機構 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59164968U (ja) * | 1983-04-18 | 1984-11-05 | ソニー株式会社 | 磁気記録再生装置のシ−トパツド |
-
1984
- 1984-02-13 JP JP1935284U patent/JPS60132663U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60132663U (ja) | 1985-09-04 |
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