JPH0351806Y2 - - Google Patents

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JPH0351806Y2
JPH0351806Y2 JP1985159528U JP15952885U JPH0351806Y2 JP H0351806 Y2 JPH0351806 Y2 JP H0351806Y2 JP 1985159528 U JP1985159528 U JP 1985159528U JP 15952885 U JP15952885 U JP 15952885U JP H0351806 Y2 JPH0351806 Y2 JP H0351806Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば映像光を磁気シートに映像信
号として磁気記録する電子カメラに使用して好適
な磁気記録再生装置のパツドに関する。
〔考案の概要〕
本考案は、例えば映像光を磁気シートに映像信
号として磁気記録する電子カメラに使用して好適
な、回転磁気シートを介して磁気ヘツドと対向す
る磁気記録再生装置のパツドに於いて、このパツ
ドの磁気シートと磁気ヘツドとの摺接位置に対向
する部分に凹部を設けると共に、摺接位置よりも
磁気シート回転方向上流側に磁気シートとの対向
面が摺接位置に近づくにしたがい磁気シートに漸
近する傾斜面を設け、摺接位置よりも磁気シート
回転方向下流側に磁気シートとの対向面が磁気シ
ートと一定の間隔以上開いた段差部を設けたこと
により、パツドの位置調整状態にかかわらず磁気
シートの傷付きが防止されると共に、常に良好な
磁気シートと磁気ヘツドとの当接状態が保たれ、
良好な記録及び再生が行なわれる。
〔従来の技術〕
先に本出願人は、撮映レンズを介して得られる
被写体の映像光を撮像管にて電気的な映像信号に
変換し、この映像信号を磁気シートの記録面に磁
気記録するようにしたいわゆる電子カメラについ
て種々の提案をしている。
この電子カメラ等に使用される磁気シートはコ
ンパクト化を図るため例えば直径4〔cm〕程度、
厚さ40〔μ〕程度と極めて小型薄肉の円板状に形
成され、保管、使用の便宜の為及び記録面保護の
為磁気シートジヤケツト内に回転自在に収納され
る。
この磁気シートジヤケツトには、その所定位置
に窓部が開口形成されており、ジヤケツトを上記
電子カメラに装着することによりカメラ本体内に
配設された磁気ヘツドがこの窓部を介して挿入さ
れ磁気シートの記録面に当接する。
第3図はこの種の磁気シートを示した図で、図
中3は磁気ヘツド、4は磁気シートを示し、この
磁気シート4の中心部には電子カメラの回転駆動
軸挿入孔6が設けられたセンターコア7が取付け
られており、上記ジヤケツトを電子カメラ内に装
着したときジヤケツトの中心孔を介して上記回転
駆動軸8がセンターコア7の挿入孔6に挿入され
る。
そして、この駆動軸8を回転させることにより
磁気シート4の所定位置に磁気ヘツド3を当接さ
せた状態で回転する。
一方、磁気ヘツド3には撮像部から出力される
被写体の映像信号が供給される。
上述の如き構成の電子カメラにおいて磁気シー
ト4の記録面に映像信号を磁気記録するには、こ
の磁気シート4の記録面に磁気ヘツド3を当接さ
せた状態で磁気シート4を所定速度で回転させる
とともに、この磁気ヘツド3に映像信号を供給す
る。
これによつて、映像信号は磁気シート4の記録
面に環状に磁気記録される。また、磁気ヘツド3
は磁気シート4の直径方向に移動して、磁気シー
ト4上に同心円状に複数の記録がなされる。
ところで、この電子カメラにおいて映像信号の
磁気シートへの記録状態を良好ならしめるために
は磁気ヘツドのヘツドギヤツプが所定の接触圧力
で磁気シートの記録面に押圧されなければならな
い。
このため、従来第3図及び第4図に示す磁気シ
ート押え用のパツド1が設けられていた。
このパツド1は例えばねじ孔1Aに螺合したね
じにより位置決めがなされ、横断面略円弧状の凹
部2を中央に有し、磁気シートジヤケツトを電子
カメラに装着したときに磁気ヘツド3が挿入され
る窓部とは反対側の窓部からジヤケツト内に挿入
され、磁気シート4の一端面と当接する。
そして、磁気ヘツド3は上記窓部よりジヤケツ
ト内に挿入され磁気シート4の他端面(記録面)
4Aと当接する。このとき、磁気ヘツド3のヘツ
ドギヤツプ3Aの位置は磁気シート4を上記パツ
ド1の凹部2内に押圧するように若干突設するよ
うに位置決めされている。
したがつて、磁気シート4はパツド1の凹部2
の両側周縁2A,2Bにて磁気ヘツド3側に押圧
されるため所定の接触圧力にて磁気ヘツド3と当
接する。
しかしながら、この磁気シート4は高速回転さ
れるため、このパツド凹部2の一方の周縁2B側
で、このシート4を図中上側へ附勢する負圧が発
生してしまう。これにより磁気シート4と上記一
方の周縁2Bとの摺接抵抗が大きくなりこれ等が
摩耗してしまうという欠点があつた。
また、このパツド凹部2の周縁2Bが摩耗して
しまうと磁気シート4と磁気ヘツド3との所定の
接触圧力が得られなくなつてしまい適正な記録・
再生が行なえなくなつてしまうという欠点があつ
た。
さらに、磁気シート4とパツド1との摺接とと
もにこのパツド凹部2の一方の周縁2B側と高速
回転磁気シート4との間に生ずる負圧とにより回
転の負荷トルクが大きくなり磁気シート4を回転
させるためのモータでの消費電力が大きくなると
いう欠点があつた。
之等の問題点を解決するために本出願人は先
に、パツドと磁気シートとの摺動抵抗を減少させ
パツドの摩耗をなくすと共に消費電力を少なくし
たパツドを提案した(実開昭59−164968号公報)。
即ち、第5図及び第6図に示した如くこのパツド
10は、矢印A方向に回転する磁気シート4と磁
気ヘツド3との摺接位置に対向する部分に凹部1
1を設けると共に、この摺接位置よりもシート回
転方向上流側に磁気シート4との対向面が摺接位
置に近づくにしたがい磁気シート4に漸近する基
準面13を有する突部12と、摺接位置よりもシ
ート回転方向下流側に磁気シート4との対向面が
摺接位置から離れるにしたがつて磁気シート4に
漸近する傾斜面14を有し、この傾斜面14の稜
線部分15が基準面13よりも磁気ヘツド3側に
突出した楔状にしたものである。
このように構成したことにより、高速回転する
磁気シート4と各段部先端のシート押え部との間
に空気流を生じさせ、各シート押え部と磁気シー
ト4との摺接抵抗を小さくすることが出来、パツ
ド10の摩耗がなくなると共に、消費電力が少な
くなる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上述の如く構成したパツド10は、
実際に電子カメラ等に装着する場合には、ねじ等
により磁気シートと磁気ヘツドとの当たりが良好
になるように位置の調整を行なつて、良好な信号
の記録及び再生が行なえるようにする必要があ
る。このため、このパツド10は、常に第5図に
示した如く磁気シート4と平行に配置してあると
は限らず、例えば第7図に示した如く磁気シート
4に対し傾斜した状態に配置したときに磁気シー
ト4と磁気ヘツド3との当たりが良好になる場合
がある。このようにパツド10を傾斜させて配置
したときには、本来磁気シート4とパツド10と
の摺接抵抗が小さくなるようにした形状であつて
も、この摺接抵抗が小さくなるのは磁気シート4
に対しこのパツド10が平行のときであり、良好
な摺接抵抗とはならない。即ち、例えば第7図の
如く配置したときには、磁気シート4が突部12
の基準面13に漸近するのではなく略平行に近接
してしまう。このようになると、磁気シート4が
基準面13に張り付いてしまうことが屡々あり、
このときは摺接抵抗が非常に大きくなつてしまう
と共に、磁気シート4に傷が付く虞れがあつた。
また、この張り付きの発生は、磁気ヘツド3と磁
気シート4との当接状態も不安定にしてしまう。
本考案は之等の点に鑑み、パツドの調整具合に
かかわらず、常に摺接抵抗が小さく、良好な磁気
ヘツドと磁気シートとの当たりが得られる磁気記
録再生装置のパツドを提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案磁気記録再生装置のシートパツドは、例
えば第1図及び第2図に示した如く、回転磁気シ
ート4を介して磁気ヘツド3と対向する磁気記録
再生装置のパツド20において、このパツド20
の磁気シート4と磁気ヘツド3との摺接位置に対
向する部分に凹部を設けると共に、摺接位置より
も磁気シート回転方向上流側に磁気シート4との
対向面が摺接位置に近づくにしたがい磁気シート
4に漸近する傾斜面24を設け、摺接位置よりも
磁気シート回転方向下流側に磁気シート4との対
向面が磁気シート4と一定の間隔以上開いた段差
部25を設けたものである。
〔作用〕
本考案磁気記録再生装置のパツドは、磁気シー
ト回転方向上流側に傾斜面24を設け、磁気シー
ト回転方向下流側に段差部25を設けたことによ
り、パツド20の位置調整状態にかかわらず常に
磁気シート4のパツド20への張り付き及び磁気
シート4の傷付きが防止されると共に、常に良好
な磁気シート4と磁気ヘツド3との当接状態が保
たれ、良好な記録及び再生が行なえる。
〔実施例〕 以下、本考案磁気記録再生装置のパツドの一実
施例を、第1図及び第2図を参照して説明しよ
う。この第1図及び第2図に於いて、第3図〜第
7図に対応する部分には同一符号を付し、その詳
細説明は省略する。
本例のシートパツドは、第2図に示す如く構成
する。この第2図に於いて、20はパツド全体を
示し、このパツド20は磁気シート4と対向した
側の中央部である磁気シート4と磁気ヘツド3と
の摺接位置に対向する部分に、円弧状になつた凹
部21が設けてある。この凹部21の磁気シート
回転方向上流側の稜線部22から上流側は傾斜面
24になつている。この傾斜面24は、例えば5°
〜10°程度の傾斜度θになつて、稜線部22が最
も磁気シート4側に突出した状態となつている。
そして、凹部21の磁気シート回転方向下流側の
稜線部23から下流側は段差部25になつてい
る。この段差部25は、稜線部23よりも磁気シ
ート4側から離れて凹んだ状態となつている。ま
た、傾斜面24及び段差部25には、夫々ねじ孔
26が設けてある。
以上のようにしてなるパツド20を、第1図に
示す如き構成にて磁気記録再生装置に配置する。
この装置は、開閉可能な上蓋28と底板30との
間に構成され、磁気ヘツド3が底板30上に載置
してある。この磁気ヘツド3の先端部と凹部21
を対向させてパツド20が配置してある。即ち、
パツド20の凹部21がある側とは反対の面と上
蓋28との間をコイルばね29により接続し、パ
ツド20に磁気ヘツド3側への押圧力を生じさせ
る。そして、パツド20の夫夫のねじ孔26にね
じ27を上蓋28側から螺合させる。この夫々の
ねじ27の底板30側に突出した先端部を、底板
30上に固定した台座31に対向させ、コイルば
ね29の押圧力によりねじ27の先端部が台座3
1に当接する。ここで、2本のねじ27の先端部
の底板30側への突出長を調整することで、パツ
ド20の配置状態が調整され、磁気ヘツド3が凹
部21とわずかな〓き間をあけて対向した状態に
調整する。このように調整することにより、例え
ば第1図に実線にて示す如く、装置内に水平にパ
ツド20を配置することが出来る。
このようにして配置したパツド20と磁気ヘツ
ド3との間に、上蓋28を開けて磁気シート4を
配置し、磁気ヘツド3と磁気シート4とを当接さ
せた状態で上蓋28を閉じた後、磁気シート4を
矢印A方向に高速回転させることで、記録及び再
生が行なわれる。ここで、パツド20の形状を第
2図に示した如く構成したので、磁気シート4の
高速回転に伴なつて傾斜面24と磁気シート4と
の間の楔形の空間に空気の正圧が生じ、この正圧
により磁気シート4の傾斜面24への張り付きが
防止されると共に、この正圧の影響により稜線部
22及び23にエアーフイルムが出来、パツド2
0と磁気シート4との接触圧力が小さくなり、磁
気シート4のパツド20による傷付きが防止され
る。また、稜線部23より磁気シート回転方向下
流側には段差部25があることにより、磁気シー
ト4と段差部25との間に空気の負圧が発生し、
この段差部25への磁気シート4の張り付きが防
止される。このようにして、良好な記録及び再生
が行なわれる。
以上の説明ではパツド20が装置内に磁気シー
ト4等と水平に配置してある場合について述べた
が、パツド20が傾斜している場合にも上述同様
に良好な記録及び再生が行なわれる。即ち、例え
ばパツド20を水平状態から傾斜面24側のねじ
27の突出長をわずかに短かくし、段差部25側
のねじ27の突出長をわずかに長くして、第1図
に2点鎖線で示す如く、傾斜面24側が底板30
側に接近すると共に段差部25側が底板30側か
ら離れて傾いた状態になるようにしたときにも、
依然として傾斜面24と磁気シート4との間の空
間が楔形である。このため、この楔形の空間に空
気の正圧が生じ、張り付きの防止及びエアーフイ
ルムの発生があり、良好な磁気シート4への記録
及び再生が行なわれる。なお、この傾斜面24の
傾斜度θは、パツド20の調整により最大に傾く
ときの傾斜度よりも大きくする必要があるが、5°
〜10°程度もあれば充分である。
なお、本考案は上述実施例に限らず、本考案の
要旨を逸脱することなくその他種々の構成が取り
得ることは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案の磁気記録再生装置のパツドは、磁気シ
ート回転方向上流側に傾斜面24を設け、磁気シ
ート回転方向下流側に段差部25を設けたことに
より、パツド20の位置調整状態にかかわらず常
に磁気シート4のパツド20への張り付き及び磁
気シート4の傷付きが防止され、常に良好な磁気
シート4とパツド20との位置関係が保たれ、常
に磁気ヘツド3と磁気シート4との当接状態が良
好に保たれ、良好な記録及び再生が行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案磁気記録再生装置のパツドの一
実施例を示した断面図、第2図は第1図例の斜視
図、第3図は従来のパツドの一例を示した平面
図、第4図は第3図例の断面図、第5図及び第7
図は夫々従来のパツドの他の例を示した断面図、
第6図は第5図例の斜視図である。 3は磁気ヘツド、4は磁気シート、20はパツ
ド、24は傾斜面、25は段差部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転磁気シートを介して磁気ヘツドと対向する
    磁気記録再生装置のパツドにおいて、 このパツドの上記磁気シートと磁気ヘツドとの
    摺接位置に対向する部分に凹部を設けると共に、
    上記摺接位置よりも磁気シート回転方向上流側に
    上記磁気シートとの対向面が上記摺接位置に近づ
    くにしたがい上記磁気シートに漸近する傾斜面を
    設け、上記摺接位置よりも磁気シート回転方向下
    流側に上記磁気シートとの対向面が上記磁気シー
    トと一定の間隔以上開いた段差部を設けたことを
    特徴とする磁気記録再生装置のパツド。
JP1985159528U 1985-10-18 1985-10-18 Expired JPH0351806Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985159528U JPH0351806Y2 (ja) 1985-10-18 1985-10-18

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JP1985159528U JPH0351806Y2 (ja) 1985-10-18 1985-10-18

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Publication Number Publication Date
JPS6267352U JPS6267352U (ja) 1987-04-27
JPH0351806Y2 true JPH0351806Y2 (ja) 1991-11-07

Family

ID=31084047

Family Applications (1)

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JP1985159528U Expired JPH0351806Y2 (ja) 1985-10-18 1985-10-18

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Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59119567A (ja) * 1982-12-25 1984-07-10 Canon Inc 安定部材
JPS6022767A (ja) * 1983-07-18 1985-02-05 Sony Corp シ−トレコ−ダのパツド
JPS60132663U (ja) * 1984-02-13 1985-09-04 オリンパス光学工業株式会社 磁気記録再生装置

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JPS6267352U (ja) 1987-04-27

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