JPH0393699A - 密閉容器 - Google Patents
密閉容器Info
- Publication number
- JPH0393699A JPH0393699A JP22749189A JP22749189A JPH0393699A JP H0393699 A JPH0393699 A JP H0393699A JP 22749189 A JP22749189 A JP 22749189A JP 22749189 A JP22749189 A JP 22749189A JP H0393699 A JPH0393699 A JP H0393699A
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- JP
- Japan
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- sample
- solution
- membrane
- vessel
- container
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- Pending
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- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
タンパク質結晶作或等のための密閉容器に関し、溶液が
容器に吸収される分だけ溶液中に気泡が発生するのを防
止することを目的とし、弾性のある膜及び蓋で容器中の
試料溶液を密閉するように構戒する。
容器に吸収される分だけ溶液中に気泡が発生するのを防
止することを目的とし、弾性のある膜及び蓋で容器中の
試料溶液を密閉するように構戒する。
本発明は試料溶液の密閉容器に係る。
タンパク質に代表される生体高分子を宇宙空間など人の
近付けない環境で、自動化された装置で結晶化しようと
する際、タンパク質溶液を長期にわたり保存しなければ
ならない。また、貴重なタンパク質を分取するには、多
大の費用がかかるためできる限り、変性の起こらない環
境づくりや保存方法が必要とされている。学問的にも、
タンパク質結晶或長過程の解明が期待されており、その
点、容器は透明でタンパク質に不活性なものが望まれ、
加工性の良さからアクリル樹脂やポリカーボネートなど
が使用されている。本発明は、これらの装置に随所に使
用される少量のサイズの試料容器に適用でき、タンパク
質を変性させる気泡を発生させないよう工夫した密閉容
器を提供する。
近付けない環境で、自動化された装置で結晶化しようと
する際、タンパク質溶液を長期にわたり保存しなければ
ならない。また、貴重なタンパク質を分取するには、多
大の費用がかかるためできる限り、変性の起こらない環
境づくりや保存方法が必要とされている。学問的にも、
タンパク質結晶或長過程の解明が期待されており、その
点、容器は透明でタンパク質に不活性なものが望まれ、
加工性の良さからアクリル樹脂やポリカーボネートなど
が使用されている。本発明は、これらの装置に随所に使
用される少量のサイズの試料容器に適用でき、タンパク
質を変性させる気泡を発生させないよう工夫した密閉容
器を提供する。
特に、タンパク質の結晶を得る際、希薄なタンパク質溶
液と硫安溶液などの沈澱剤の界面を形威させて界面付近
で結晶を戒長させる自由界面拡散法なるものがある。
液と硫安溶液などの沈澱剤の界面を形威させて界面付近
で結晶を戒長させる自由界面拡散法なるものがある。
従来の技術として、自由界面拡散法を利用したタンパク
質結晶作戒装置(WALTBR LITEKB and
Christina JOHN :Protein s
ingle crystal growthin a
micro−gravity field, z.Fl
ugwiss, Weltraum−fOrSCh.6
(1982), Heft 5)を第4図に示す。これ
は、宇宙環境の無重力による特殊条件即ち、溶液中の無
対流・無沈降を利用したもので、地上よりも秩序の高い
、良質の結晶を或長させることができるものである。
質結晶作戒装置(WALTBR LITEKB and
Christina JOHN :Protein s
ingle crystal growthin a
micro−gravity field, z.Fl
ugwiss, Weltraum−fOrSCh.6
(1982), Heft 5)を第4図に示す。これ
は、宇宙環境の無重力による特殊条件即ち、溶液中の無
対流・無沈降を利用したもので、地上よりも秩序の高い
、良質の結晶を或長させることができるものである。
ホルダー1及びスライド板2はアクリル樹脂からなり、
透明で内部を観察できるようになっている。スライド板
2を第4図(ア〉に示す位置に設置し、タンパク質溶液
3、塩溶液4及び緩衝液5をそれぞれ所定の位置に注入
する。その後、宇宙環境の無重力下でスライド板2を第
4図(イ)の位置に移動させると、スライド板2中の緩
衝液5を介してタンパク質溶液3と塩溶液4とが拡散混
合して結晶化を開始する。
透明で内部を観察できるようになっている。スライド板
2を第4図(ア〉に示す位置に設置し、タンパク質溶液
3、塩溶液4及び緩衝液5をそれぞれ所定の位置に注入
する。その後、宇宙環境の無重力下でスライド板2を第
4図(イ)の位置に移動させると、スライド板2中の緩
衝液5を介してタンパク質溶液3と塩溶液4とが拡散混
合して結晶化を開始する。
この装置は、実験開始までの待機期間中にアクリル樹脂
自身に溶液が吸収されその吸収量の分だけ気泡が混入し
てくる欠点があった。
自身に溶液が吸収されその吸収量の分だけ気泡が混入し
てくる欠点があった。
そこでこれらの欠点を補うべくアクリ′ル樹脂で作製し
た容器のパーツを50〜60℃の水に浸し、予めアクリ
ル樹脂を水で飽和させるなどの方法や、また容器部分を
取り囲むように水を溜める部屋も設けた容器などが既に
考案されている。
た容器のパーツを50〜60℃の水に浸し、予めアクリ
ル樹脂を水で飽和させるなどの方法や、また容器部分を
取り囲むように水を溜める部屋も設けた容器などが既に
考案されている。
アクリル樹脂に水を含ませたり供給する従来の容器では
、ある一定の待機期間中は気泡の発生を防止できたが、
アクリル樹脂が周囲の雰囲気まで乾燥すればやがて、容
器の吸水にともない気泡が試料容器部分に混入していた
。従って、タンパク質のような貴重な試料を結晶化させ
ようとする場合、気液界面でタンパク質の変性がおこる
などの問題を生じていた。
、ある一定の待機期間中は気泡の発生を防止できたが、
アクリル樹脂が周囲の雰囲気まで乾燥すればやがて、容
器の吸水にともない気泡が試料容器部分に混入していた
。従って、タンパク質のような貴重な試料を結晶化させ
ようとする場合、気液界面でタンパク質の変性がおこる
などの問題を生じていた。
そこで、本発明はアクリル樹脂容器が乾燥して試料溶液
から吸水しても試料溶液中に気泡が発生しないようにす
ることを目的とする。
から吸水しても試料溶液中に気泡が発生しないようにす
ることを目的とする。
本発明は、弾性のある膜で密閉することにより、容器の
吸水した分を膜が窪むように変形し、ベローズのような
効果で気泡の発生を防止できることを見い出して完或さ
れたものである。
吸水した分を膜が窪むように変形し、ベローズのような
効果で気泡の発生を防止できることを見い出して完或さ
れたものである。
こうして、本発明によれば、試料に対し不活性の材質か
らなる試料容器に試料溶液を注入し、該試料溶液を弾性
に富む膜及び蓋で密閉して試料溶液中における気泡の発
生を防止することを特徴とする密閉容器が提供される。
らなる試料容器に試料溶液を注入し、該試料溶液を弾性
に富む膜及び蓋で密閉して試料溶液中における気泡の発
生を防止することを特徴とする密閉容器が提供される。
第1図に本発明の原理図を示す。試料容器11の試料室
12中に試料溶液を注入後、Oリング13を介して弾性
膜l4で密閉し、さらに蓋15で周囲環境から完全に密
閉する。蓋15には気室を設けてもよい。
12中に試料溶液を注入後、Oリング13を介して弾性
膜l4で密閉し、さらに蓋15で周囲環境から完全に密
閉する。蓋15には気室を設けてもよい。
試料容器1lが試料溶液12から吸水して試料溶液12
が減量すると、弾性膜14がこれに追随し、試料溶液l
2を密閉し続けるように作用し、これによって試料溶液
中の気泡の発生を防止する。
が減量すると、弾性膜14がこれに追随し、試料溶液l
2を密閉し続けるように作用し、これによって試料溶液
中の気泡の発生を防止する。
弾性膜は試料溶液に対して不活性な弾性膜で、試料溶液
の減量に追随できるものであればよい。
の減量に追随できるものであればよい。
具体的にはフッ素系又はシリコーン系の樹脂又はゴム製
で厚さ10〜300一程度のものを使用できる。
で厚さ10〜300一程度のものを使用できる。
このように薄い膜は一般に気体透過性を有するが、本発
明では蓋を用いて周囲雰囲気から完全に密閉しているの
で問題はない。
明では蓋を用いて周囲雰囲気から完全に密閉しているの
で問題はない。
第2図に示す試料容器を用いて比較実験を行なった。容
器本体21はアクリル樹脂製で、試料室22及び気室2
3はそれぞれ直径9 ma+中、深さ5mm,0リング
24はテフロン製とした。試料室22に純水を仕込み、
■フルオロシリコン膜(20J−厚) 、■ステンレス
板(3113 304. 5Q4厚〉、及び■アクリル
板〈1fflfll厚〉からなる膜25をそれぞれ密閉
した後、ネジ25で容器を完全に締め付けた。気室23
中は空気である。これら3つの試料容器を室温(17〜
28℃〉で2年間放置し、気泡混入の様子を観察した。
器本体21はアクリル樹脂製で、試料室22及び気室2
3はそれぞれ直径9 ma+中、深さ5mm,0リング
24はテフロン製とした。試料室22に純水を仕込み、
■フルオロシリコン膜(20J−厚) 、■ステンレス
板(3113 304. 5Q4厚〉、及び■アクリル
板〈1fflfll厚〉からなる膜25をそれぞれ密閉
した後、ネジ25で容器を完全に締め付けた。気室23
中は空気である。これら3つの試料容器を室温(17〜
28℃〉で2年間放置し、気泡混入の様子を観察した。
気泡の混入量を気泡の直径から算出し、経時変化をグラ
フ化したものを第3図に示す。
フ化したものを第3図に示す。
その結果、フルオロシリコン膜で仕切った容器には、気
泡が全く発生していなかった。しかし、アクリル樹脂容
器による吸水は起こっているらしく、膜が水の入ってい
る容器側に膨らんでいた。
泡が全く発生していなかった。しかし、アクリル樹脂容
器による吸水は起こっているらしく、膜が水の入ってい
る容器側に膨らんでいた。
以上説明したように、本発明によれば、試料容器を弾性
膜で仕切ることによって、容器自身の吸水分を膜がペロ
ーズのように可動することによって補い、気泡の発生を
防止できる効果が認められた。
膜で仕切ることによって、容器自身の吸水分を膜がペロ
ーズのように可動することによって補い、気泡の発生を
防止できる効果が認められた。
この発明によって、生体高分子などの貴重な試料を保存
したり、また宇宙などの特殊な環境で結晶化するときな
ど広範な物質に使用可能となる効果を奏し、今後宇宙空
間の無重力を利用したタンパク質結晶作製装置の性能・
信頼性向上に寄与するところが大きい。
したり、また宇宙などの特殊な環境で結晶化するときな
ど広範な物質に使用可能となる効果を奏し、今後宇宙空
間の無重力を利用したタンパク質結晶作製装置の性能・
信頼性向上に寄与するところが大きい。
第1図は本発明の試料容器の原理図、第2図は実施例で
用いた試料容器の断面図、第3図は実施例における気泡
の発生を経時変化して表わしたグラフ図、第4図(ア〉
(イ)は従来例のタンパク質結晶戒長装置の模式図であ
る。 11・・・試料容器、 13・・・○リング、 15・・・蓋、 22・・・試料室、 24・・・○リング、 26・・・ネジ。 12・・・試料室、 14・・・弾性膜、 21・・・容器本体、 23・・・気室、 25・・・膜、
用いた試料容器の断面図、第3図は実施例における気泡
の発生を経時変化して表わしたグラフ図、第4図(ア〉
(イ)は従来例のタンパク質結晶戒長装置の模式図であ
る。 11・・・試料容器、 13・・・○リング、 15・・・蓋、 22・・・試料室、 24・・・○リング、 26・・・ネジ。 12・・・試料室、 14・・・弾性膜、 21・・・容器本体、 23・・・気室、 25・・・膜、
Claims (1)
- 1、試料に対し不活性の材質からなる試料容器に試料溶
液を注入し、該試料溶液を弾性に富む膜及び蓋で密閉し
て試料溶液中における気泡の発生を防止することを特徴
とする密閉容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22749189A JPH0393699A (ja) | 1989-09-04 | 1989-09-04 | 密閉容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22749189A JPH0393699A (ja) | 1989-09-04 | 1989-09-04 | 密閉容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0393699A true JPH0393699A (ja) | 1991-04-18 |
Family
ID=16861721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22749189A Pending JPH0393699A (ja) | 1989-09-04 | 1989-09-04 | 密閉容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0393699A (ja) |
-
1989
- 1989-09-04 JP JP22749189A patent/JPH0393699A/ja active Pending
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