JPH0397997A - グラビア印刷用塗工紙の製造方法 - Google Patents
グラビア印刷用塗工紙の製造方法Info
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- JPH0397997A JPH0397997A JP23150689A JP23150689A JPH0397997A JP H0397997 A JPH0397997 A JP H0397997A JP 23150689 A JP23150689 A JP 23150689A JP 23150689 A JP23150689 A JP 23150689A JP H0397997 A JPH0397997 A JP H0397997A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はグラビア印刷用塗工紙の製造方法に関する.さ
らに詳しくは、印刷効果に優れると共に剛度が高く印刷
作業適性に優れたグラビア印刷用塗工紙の製造方法に関
する. [従来の技術] 近年グラビア印刷の高速化が進むと共にグラビア印刷用
紙に対する印刷作業適性の改善要求が増している.さら
にはミスドットが無い、網点再現性が良い等の印刷適性
の改善要求も増している.従来グラビア印刷用塗工紙は
1回塗工により製造されるのが一般的であるが、この製
造法によってはグラビア印刷の高速化に伴う印刷作業適
性および印刷適性の両適性を満足せしめることは困難で
あった.1回塗工法によるグラビア印刷用塗工紙の製造
においては、印刷適性の改良付与を最優先とせざるを得
ないため、塗料中における水溶性高分子の配合量を少な
くする、あるいはガラス転移点の低い(−50℃〜−2
0℃)柔軟な樹脂エマルジョンを使用する等の試みがな
されてきた.すなわちこれらの高分子接着剤の使用によ
り、スーパーカレンダー処理等による平滑度の発現性を
容易ならしめ、網点再現性等の印刷適性を改善してきた
. [発明が解決しようとする課題] しかしこのような方法で得られたグラビア印刷用塗工紙
は、印刷適性は良好であってもグラビア印刷の高速化に
伴う印刷作業適性の改善要求に応え得るものではなかっ
た.すなわちグラビア印刷の高速化とともにそれに応え
得る作業適性、例えば通紙の容易さ、紙揃えの容易さ等
に欠けるという問題点を有していた. 本発明者らは、上記問題点の解決に鋭意研究を進めた結
果、少なくとも2回の塗工を行い、第1回の塗工におい
て主として印刷作業適性を改善せしめ、少なくとも最終
の塗工において主として印刷適性を付与せしめることに
よりグラビア印刷の高速化に対応した印刷作業適性およ
び印刷適性を有するグラビア印刷用塗工紙が得られるこ
とを見いだし、本発明に到達した. [課題を解決するための手段および作用〕本発明は、カ
オリンを50重量%以上含む顔料100重量部と、水溶
性高分子3〜9重量部とを含有する塗料を,王研式平滑
度が13秒以上である塗工用原紙に下塗り用塗料として
ブレードコーターにより塗工することからなるグラビア
印刷用塗工紙の製造方法を提供する. 本発明で用いる下塗り用塗料は、カオリンを5O重景%
以上含む顔料100重量部と水溶性高分子3〜9重量部
好ましくは4〜8重量部とを含有する塗料である. 水溶性高分子の配合量が上記範囲の下限よりも少ないと
、グラビア印刷用紙としての印刷適性が不十分となり易
く、上限を超えると剛度発現効果が乏しくなり易く、好
ましくない.下塗り用塗料の塗布量としては、通常5〜
log/m!が好ましく用いられる. 本発明は、紙の剛度を増す下塗り用塗料の塗布によりグ
ラビア印刷用紙の剛度を増加せしめ、これによりグラビ
ア印刷の高速化に対応した印刷作業適性をグラビア印刷
用紙に付与する、と共に平滑度により選択された紙の少
なくとも一表面に該下塗り用塗料を塗布し、さらに他の
成分からなる塗料を重ねて塗布することにより印刷適性
をも併せて向上せしめることを特徴とする. 本発明で用いるカオリンは、板状構造を有し、カオリン
鉱物から得られたものであって、塗膜の平滑性発現効果
に優れている.本発明においては、かかる特性を有する
カオリンを顔料中少なくとも50重量%含有せしめるこ
とにより、最終塗工一般的には第2回目の塗工により形
成された塗膜による印刷適性の発現効果を助長せしめて
いる.カオリン含有量が50重量%より少ないと、下塗
り塗工により得られた塗膜の平滑度が不十分なものとな
り、第2[i1i1目の塗工を実施してもグラビア印刷
用塗工紙としてのEDM1適性が満足なものとならない
.またカオリンを50重量%より多く顔料中に含有せし
めることにより,水溶性高分子等の接着剤との併用によ
るグラビア印刷用紙の剛度発現効果が助長される. 下塗り用塗料中における他の顔料として、重質炭酸カル
シウム、軽質炭酸カルシウム、サチンホワイト、二酸化
チタン、水酸化アルミニウム、タルク、プラスチックビ
グメント等従来公知の顔料の少なくとも1種を、目的に
応じ適宜選択して用いることができる. 本発明の下塗り用塗料中で用いられる剛度発現性に優れ
た水溶性高分子としては、澱粉、酸化澱粉、リン酸エス
テル化澱粉、セルロース誘導体等を例示できる. また本発明の下塗り用塗料中で好ましく用いられる樹脂
エマルジョンとしては,スチレン・ブタジエン共重合体
、メチルメタクリレート・ブタジエン共重合体等の共役
ジェン系共重合体ラテックス、アクリル酸エステルおよ
び/またはメタクリル酸エステルの(共)重合体等のア
クリル系(共)重合体ラテックス、エチレン・#酸ビニ
ル共重合体等のビニル系共重合体ラテックス、あるいは
これらの各種(共)重合体をカルボキシル基等の官能基
含有単量体により官能基変性したアルカリ溶解性または
アルカリ非溶解性の(共)重合体ラテックス等を例示で
きる. これらの樹脂エマルジジン中、ガラス転移点−60″C
〜+25℃、好ましくは−50℃〜+10゜Cのものが
用いられる。水溶性高分子と樹脂エマルジョンとの割合
は25 : 75〜75 : 25が好ましい。水溶性
高分子および樹脂エマルジョンからなる接着剤の配合量
は、顔料に対し4〜2o重量部、好ましくは6〜18重
量部である.配合量が上記範囲の下限より少ないと剛度
発現効果に乏しく、上限を超えると印刷適性が不十分と
なり好ましくない. 本発明のグラビア印刷用塗工紙に用いられる紙は、王研
式平滑度計により測定した平滑度が13秒以上、好まし
くは15秒以上のものである.本発明は剛度発現性に富
む下塗り用塗料の塗布による平滑性の悪化を、平滑度の
面からの塗工用原紙の選択および該下塗り用塗料による
塗膜面上にさらに他の或分からなる塗料を塗布すること
により救済し、グラビア印刷用塗工紙としての印刷適性
を維持向上せしめたものである. 塗工用原紙としては、晒クラフトパルブ、砕木バルプ、
古紙パルブ等各種のバルブを原料とする紙を任意に使用
できる.また該原紙中には、タルク、炭酸カルシウム等
の填料、サイズ剤、歩留向上剤、紙力増強剤、染料、硫
酸バンド、ピッチコントロール剤等通常抄紙中に用いら
れる各種の薬品を含有していてもよく、これらには特に
制限を受けない.該原紙は、酸性抄紙、中性抄紙等各種
の抄紙方法により抄紙されたものでよく、またサイズプ
レス、ゲートロールコーター、ブレードコーター等の各
種コーターにより、澱粉、ポリビニルアルコール、表面
サイズ剤等を塗布したものであってもよい. 本発明の下塗り用塗料による塗膜の上に塗布される塗料
は、グラビア印刷用塗工紙として通常適用されているも
のであればとくに制限を受けることなく使用できる.す
なわちカオリン、炭酸カルシウム、タルク、水酸化アル
ミニウム、二酸化チタン、プラスチックビグメント等の
顔料、分散剤、接着剤等を適宜配合した塗料である.例
えば、カオリンの配合比を多くし、水溶性高分子接着剤
の配合比を少なくして印刷効果を発揮せしめるようにし
た塗料である.この塗料の塗布量は、一般に5〜15g
/m2である. 本発明における塗料の塗布には、ロールコーター、エア
ナイフコーター、ブレードコーター等各種の塗工機を用
いることができるが、平滑性という面からブレードコー
ターの使用が最も好ましい.本発明を実施例に基づきよ
り詳細に説明する.以下の各例において、部および%は
とくにことわりのない限り重量部および重量%を示す.
実施例1〜3,比較例1〜7 下塗り用塗料の調製: カオリン(商品名.HTカオリン、エンゲルハード(株
)製〉と重質炭酸カルシウム(商品名;ソフトン150
0.備北粉化工業(株)製)の合計100重量部を第1
表に示す配合比で混合した.二の顔料にポリアクリル酸
ナトリウム(商品名;アロンT−40、東亜合成(株)
製)を0.2部添加し、デリッターを用いて水中に均一
に分散させてスラリー状とした.この顔料スラリーに酸
化澱粉(商品名;王子エースA、王子コーンスターチ(
株)製)糊液、リン酸エステル化澱粉(商品名;二−ル
ガムA85、A.VEBE(株)製)糊液、ついでSB
Rラテックス(商品名.JSR0619.日本合成ゴム
(株〉製〉をそれぞれ第1表に示す配合比で添加し、十
分に混合分散して下塗り用塗料A〜Hを調製した. 上塗り用塗料の調製: カオリン(商品名;ウルトラホワイト90、エンゲルハ
ード(株)製)にポリアクリル酸ナトリウム(商品名;
アロンT−40)を0,2部添加し、デリックーを用い
て水中に均一分散させ、スラリー状とした。この顔料ス
ラリーにSBRラテックス(商品名;L−1196,旭
化成(株)製)を10部添加し、さらに水酸化ナトリウ
ムによりp Hを9.5に調整して十分混合分散して上
塗り用塗料Iを調製した. 上塗り用塗料1と同じ組或の顔料スラリーに、SBRラ
テックス(商品名.L−1196)を10部添加し、つ
いで酸化澱粉(商品名;王子エースA)を5部添加した
後、水酸化ナトリウムによりp Hを9.5に調整して
十分混合分散して上塗り用塗料Jを調製した. 紙への塗工方法: 下塗り用塗料のそれぞれを固形分濃度55%でブレード
コーターまたはロールコーターを用いて、坪M 5 5
g / m ’の第1表に示す王研式平滑度を有する
紙の両面に塗工し、乾燥した.塗工量は乾燥固形分が片
面7g/m’となるようにした.上塗り用塗料を下塗り
用塗料を塗工した紙に、ブレードコーターを用いて乾燥
固形分が片面7g/ m 2となるように両面に塗工し
5、乾燥した.ついでこれらの紙を、スーパーカレンダ
ーに掛けて表面を平滑にした. 比較例6および7は、上塗り用塗料IおよびJを、第1
表に示す平滑度を有する坪量5 5 g/m2の紙に、
ブレードコーターを用いて乾燥固形分が片面14g/m
2となるように塗工し、乾燥した.ついでスーパーカレ
ンダーに掛けて表面を平滑にした. 得られた各グラビア印刷用塗工紙のそれぞれについて、
印刷試験結果および剛度を第2表に示す.印刷試験およ
び剛度の測定方法を次に示す.綱点再現性およびミスド
ット: J.TAPPI No.24mに従って試験した. クラーク剛度: JIS P8143に従って試験した.平滑度: J.TAPPI No.5Bに従い、王研式平滑度計
により試験した. 本発明の方法により得られたグラビア印刷用塗工紙は、
剛度が高いため印刷時の作業性改善効果に優れている,
また高剛度を付与しているに拘わらず印刷効果にも優れ
ている. 比較例1は紙の平滑度が低いため、比較例2は下塗り用
塗料中のカオリン含量が少ないため、比較例3は水溶性
高分子の使用量が少ないため、比較例4はロールコータ
ーにより下塗り用塗料を塗工したため、比較例5は水溶
性高分子の使用量が多すぎるため、それぞれ本発明の方
法により得られたグラビア印刷用塗工紙よりも印刷効果
もしくは剛度が劣っている.比較例6は実施例1〜3と
同じ上塗り用塗料を紙に直接塗工したため、剛度が劣り
、比較例7は上記上塗り用塗料に酸化澱粉を追加したた
め、印刷効果が劣っている.[発明の効果コ 本発明によれば、剛度の高いグラビア印刷用塗工紙が提
供されるため、グラビア印刷の高速化に対応した作業性
に優れたグラビア印刷用塗工紙の製造方法が提供される
. さらに本発明によれば、剛度、印刷適性の両特性を満足
したグラビア印刷用塗工紙の製造方法が提供される.
らに詳しくは、印刷効果に優れると共に剛度が高く印刷
作業適性に優れたグラビア印刷用塗工紙の製造方法に関
する. [従来の技術] 近年グラビア印刷の高速化が進むと共にグラビア印刷用
紙に対する印刷作業適性の改善要求が増している.さら
にはミスドットが無い、網点再現性が良い等の印刷適性
の改善要求も増している.従来グラビア印刷用塗工紙は
1回塗工により製造されるのが一般的であるが、この製
造法によってはグラビア印刷の高速化に伴う印刷作業適
性および印刷適性の両適性を満足せしめることは困難で
あった.1回塗工法によるグラビア印刷用塗工紙の製造
においては、印刷適性の改良付与を最優先とせざるを得
ないため、塗料中における水溶性高分子の配合量を少な
くする、あるいはガラス転移点の低い(−50℃〜−2
0℃)柔軟な樹脂エマルジョンを使用する等の試みがな
されてきた.すなわちこれらの高分子接着剤の使用によ
り、スーパーカレンダー処理等による平滑度の発現性を
容易ならしめ、網点再現性等の印刷適性を改善してきた
. [発明が解決しようとする課題] しかしこのような方法で得られたグラビア印刷用塗工紙
は、印刷適性は良好であってもグラビア印刷の高速化に
伴う印刷作業適性の改善要求に応え得るものではなかっ
た.すなわちグラビア印刷の高速化とともにそれに応え
得る作業適性、例えば通紙の容易さ、紙揃えの容易さ等
に欠けるという問題点を有していた. 本発明者らは、上記問題点の解決に鋭意研究を進めた結
果、少なくとも2回の塗工を行い、第1回の塗工におい
て主として印刷作業適性を改善せしめ、少なくとも最終
の塗工において主として印刷適性を付与せしめることに
よりグラビア印刷の高速化に対応した印刷作業適性およ
び印刷適性を有するグラビア印刷用塗工紙が得られるこ
とを見いだし、本発明に到達した. [課題を解決するための手段および作用〕本発明は、カ
オリンを50重量%以上含む顔料100重量部と、水溶
性高分子3〜9重量部とを含有する塗料を,王研式平滑
度が13秒以上である塗工用原紙に下塗り用塗料として
ブレードコーターにより塗工することからなるグラビア
印刷用塗工紙の製造方法を提供する. 本発明で用いる下塗り用塗料は、カオリンを5O重景%
以上含む顔料100重量部と水溶性高分子3〜9重量部
好ましくは4〜8重量部とを含有する塗料である. 水溶性高分子の配合量が上記範囲の下限よりも少ないと
、グラビア印刷用紙としての印刷適性が不十分となり易
く、上限を超えると剛度発現効果が乏しくなり易く、好
ましくない.下塗り用塗料の塗布量としては、通常5〜
log/m!が好ましく用いられる. 本発明は、紙の剛度を増す下塗り用塗料の塗布によりグ
ラビア印刷用紙の剛度を増加せしめ、これによりグラビ
ア印刷の高速化に対応した印刷作業適性をグラビア印刷
用紙に付与する、と共に平滑度により選択された紙の少
なくとも一表面に該下塗り用塗料を塗布し、さらに他の
成分からなる塗料を重ねて塗布することにより印刷適性
をも併せて向上せしめることを特徴とする. 本発明で用いるカオリンは、板状構造を有し、カオリン
鉱物から得られたものであって、塗膜の平滑性発現効果
に優れている.本発明においては、かかる特性を有する
カオリンを顔料中少なくとも50重量%含有せしめるこ
とにより、最終塗工一般的には第2回目の塗工により形
成された塗膜による印刷適性の発現効果を助長せしめて
いる.カオリン含有量が50重量%より少ないと、下塗
り塗工により得られた塗膜の平滑度が不十分なものとな
り、第2[i1i1目の塗工を実施してもグラビア印刷
用塗工紙としてのEDM1適性が満足なものとならない
.またカオリンを50重量%より多く顔料中に含有せし
めることにより,水溶性高分子等の接着剤との併用によ
るグラビア印刷用紙の剛度発現効果が助長される. 下塗り用塗料中における他の顔料として、重質炭酸カル
シウム、軽質炭酸カルシウム、サチンホワイト、二酸化
チタン、水酸化アルミニウム、タルク、プラスチックビ
グメント等従来公知の顔料の少なくとも1種を、目的に
応じ適宜選択して用いることができる. 本発明の下塗り用塗料中で用いられる剛度発現性に優れ
た水溶性高分子としては、澱粉、酸化澱粉、リン酸エス
テル化澱粉、セルロース誘導体等を例示できる. また本発明の下塗り用塗料中で好ましく用いられる樹脂
エマルジョンとしては,スチレン・ブタジエン共重合体
、メチルメタクリレート・ブタジエン共重合体等の共役
ジェン系共重合体ラテックス、アクリル酸エステルおよ
び/またはメタクリル酸エステルの(共)重合体等のア
クリル系(共)重合体ラテックス、エチレン・#酸ビニ
ル共重合体等のビニル系共重合体ラテックス、あるいは
これらの各種(共)重合体をカルボキシル基等の官能基
含有単量体により官能基変性したアルカリ溶解性または
アルカリ非溶解性の(共)重合体ラテックス等を例示で
きる. これらの樹脂エマルジジン中、ガラス転移点−60″C
〜+25℃、好ましくは−50℃〜+10゜Cのものが
用いられる。水溶性高分子と樹脂エマルジョンとの割合
は25 : 75〜75 : 25が好ましい。水溶性
高分子および樹脂エマルジョンからなる接着剤の配合量
は、顔料に対し4〜2o重量部、好ましくは6〜18重
量部である.配合量が上記範囲の下限より少ないと剛度
発現効果に乏しく、上限を超えると印刷適性が不十分と
なり好ましくない. 本発明のグラビア印刷用塗工紙に用いられる紙は、王研
式平滑度計により測定した平滑度が13秒以上、好まし
くは15秒以上のものである.本発明は剛度発現性に富
む下塗り用塗料の塗布による平滑性の悪化を、平滑度の
面からの塗工用原紙の選択および該下塗り用塗料による
塗膜面上にさらに他の或分からなる塗料を塗布すること
により救済し、グラビア印刷用塗工紙としての印刷適性
を維持向上せしめたものである. 塗工用原紙としては、晒クラフトパルブ、砕木バルプ、
古紙パルブ等各種のバルブを原料とする紙を任意に使用
できる.また該原紙中には、タルク、炭酸カルシウム等
の填料、サイズ剤、歩留向上剤、紙力増強剤、染料、硫
酸バンド、ピッチコントロール剤等通常抄紙中に用いら
れる各種の薬品を含有していてもよく、これらには特に
制限を受けない.該原紙は、酸性抄紙、中性抄紙等各種
の抄紙方法により抄紙されたものでよく、またサイズプ
レス、ゲートロールコーター、ブレードコーター等の各
種コーターにより、澱粉、ポリビニルアルコール、表面
サイズ剤等を塗布したものであってもよい. 本発明の下塗り用塗料による塗膜の上に塗布される塗料
は、グラビア印刷用塗工紙として通常適用されているも
のであればとくに制限を受けることなく使用できる.す
なわちカオリン、炭酸カルシウム、タルク、水酸化アル
ミニウム、二酸化チタン、プラスチックビグメント等の
顔料、分散剤、接着剤等を適宜配合した塗料である.例
えば、カオリンの配合比を多くし、水溶性高分子接着剤
の配合比を少なくして印刷効果を発揮せしめるようにし
た塗料である.この塗料の塗布量は、一般に5〜15g
/m2である. 本発明における塗料の塗布には、ロールコーター、エア
ナイフコーター、ブレードコーター等各種の塗工機を用
いることができるが、平滑性という面からブレードコー
ターの使用が最も好ましい.本発明を実施例に基づきよ
り詳細に説明する.以下の各例において、部および%は
とくにことわりのない限り重量部および重量%を示す.
実施例1〜3,比較例1〜7 下塗り用塗料の調製: カオリン(商品名.HTカオリン、エンゲルハード(株
)製〉と重質炭酸カルシウム(商品名;ソフトン150
0.備北粉化工業(株)製)の合計100重量部を第1
表に示す配合比で混合した.二の顔料にポリアクリル酸
ナトリウム(商品名;アロンT−40、東亜合成(株)
製)を0.2部添加し、デリッターを用いて水中に均一
に分散させてスラリー状とした.この顔料スラリーに酸
化澱粉(商品名;王子エースA、王子コーンスターチ(
株)製)糊液、リン酸エステル化澱粉(商品名;二−ル
ガムA85、A.VEBE(株)製)糊液、ついでSB
Rラテックス(商品名.JSR0619.日本合成ゴム
(株〉製〉をそれぞれ第1表に示す配合比で添加し、十
分に混合分散して下塗り用塗料A〜Hを調製した. 上塗り用塗料の調製: カオリン(商品名;ウルトラホワイト90、エンゲルハ
ード(株)製)にポリアクリル酸ナトリウム(商品名;
アロンT−40)を0,2部添加し、デリックーを用い
て水中に均一分散させ、スラリー状とした。この顔料ス
ラリーにSBRラテックス(商品名;L−1196,旭
化成(株)製)を10部添加し、さらに水酸化ナトリウ
ムによりp Hを9.5に調整して十分混合分散して上
塗り用塗料Iを調製した. 上塗り用塗料1と同じ組或の顔料スラリーに、SBRラ
テックス(商品名.L−1196)を10部添加し、つ
いで酸化澱粉(商品名;王子エースA)を5部添加した
後、水酸化ナトリウムによりp Hを9.5に調整して
十分混合分散して上塗り用塗料Jを調製した. 紙への塗工方法: 下塗り用塗料のそれぞれを固形分濃度55%でブレード
コーターまたはロールコーターを用いて、坪M 5 5
g / m ’の第1表に示す王研式平滑度を有する
紙の両面に塗工し、乾燥した.塗工量は乾燥固形分が片
面7g/m’となるようにした.上塗り用塗料を下塗り
用塗料を塗工した紙に、ブレードコーターを用いて乾燥
固形分が片面7g/ m 2となるように両面に塗工し
5、乾燥した.ついでこれらの紙を、スーパーカレンダ
ーに掛けて表面を平滑にした. 比較例6および7は、上塗り用塗料IおよびJを、第1
表に示す平滑度を有する坪量5 5 g/m2の紙に、
ブレードコーターを用いて乾燥固形分が片面14g/m
2となるように塗工し、乾燥した.ついでスーパーカレ
ンダーに掛けて表面を平滑にした. 得られた各グラビア印刷用塗工紙のそれぞれについて、
印刷試験結果および剛度を第2表に示す.印刷試験およ
び剛度の測定方法を次に示す.綱点再現性およびミスド
ット: J.TAPPI No.24mに従って試験した. クラーク剛度: JIS P8143に従って試験した.平滑度: J.TAPPI No.5Bに従い、王研式平滑度計
により試験した. 本発明の方法により得られたグラビア印刷用塗工紙は、
剛度が高いため印刷時の作業性改善効果に優れている,
また高剛度を付与しているに拘わらず印刷効果にも優れ
ている. 比較例1は紙の平滑度が低いため、比較例2は下塗り用
塗料中のカオリン含量が少ないため、比較例3は水溶性
高分子の使用量が少ないため、比較例4はロールコータ
ーにより下塗り用塗料を塗工したため、比較例5は水溶
性高分子の使用量が多すぎるため、それぞれ本発明の方
法により得られたグラビア印刷用塗工紙よりも印刷効果
もしくは剛度が劣っている.比較例6は実施例1〜3と
同じ上塗り用塗料を紙に直接塗工したため、剛度が劣り
、比較例7は上記上塗り用塗料に酸化澱粉を追加したた
め、印刷効果が劣っている.[発明の効果コ 本発明によれば、剛度の高いグラビア印刷用塗工紙が提
供されるため、グラビア印刷の高速化に対応した作業性
に優れたグラビア印刷用塗工紙の製造方法が提供される
. さらに本発明によれば、剛度、印刷適性の両特性を満足
したグラビア印刷用塗工紙の製造方法が提供される.
Claims (1)
- カオリンを50重量%以上含む顔料100重量部と、水
溶性高分子3〜9重量部とを含有する塗料を、王研式平
滑度が13秒以上である塗工用原紙に下塗り用塗料とし
てブレードコーターにより塗工することからなるグラビ
ア印刷用塗工紙の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23150689A JPH0397997A (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | グラビア印刷用塗工紙の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23150689A JPH0397997A (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | グラビア印刷用塗工紙の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0397997A true JPH0397997A (ja) | 1991-04-23 |
Family
ID=16924562
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23150689A Pending JPH0397997A (ja) | 1989-09-08 | 1989-09-08 | グラビア印刷用塗工紙の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0397997A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5215812A (en) * | 1989-11-27 | 1993-06-01 | Jujo Paper Co., Ltd. | Coated printing paper |
| US5360657A (en) * | 1989-11-27 | 1994-11-01 | Jujo Paper Co., Ltd. | Coated printing paper and process for producing the same |
| US8797763B2 (en) | 2010-01-29 | 2014-08-05 | Fujitsu Limited | Shield structure for an electronic element and electronic device |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5314818A (en) * | 1976-07-23 | 1978-02-09 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | Production of coating paper for printing |
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1989
- 1989-09-08 JP JP23150689A patent/JPH0397997A/ja active Pending
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