JPH039804Y2 - - Google Patents
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- JPH039804Y2 JPH039804Y2 JP1985150599U JP15059985U JPH039804Y2 JP H039804 Y2 JPH039804 Y2 JP H039804Y2 JP 1985150599 U JP1985150599 U JP 1985150599U JP 15059985 U JP15059985 U JP 15059985U JP H039804 Y2 JPH039804 Y2 JP H039804Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- rotating shaft
- sample tube
- lid
- tube holder
- Prior art date
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- Centrifugal Separators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この考案は、、遠心分離機用のロータに関する
ものである。
ものである。
「従来の技術」
遠心分離機においては、回転軸に対して固定さ
れ、回転軸の回転によつて回転軸の軸心を中心と
して回転するロータが設けられる。このロータ
は、ロータ本体とこのロータ本体の開口を塞ぐ蓋
体とで構成される。
れ、回転軸の回転によつて回転軸の軸心を中心と
して回転するロータが設けられる。このロータ
は、ロータ本体とこのロータ本体の開口を塞ぐ蓋
体とで構成される。
ロータ内には、保持腕が固定して設けられ、こ
の保持腕に対してロータの半径方向に回動自在に
試料管保持体が係装される。この試料管保持体に
は、被分離試料が採集された試料管が収容され、
回転軸の回転によるロータの回転によつて保持腕
に取り付けられた試料管保持体に収容されている
試料管内の被分離試料に対して遠心分離が行われ
る。
の保持腕に対してロータの半径方向に回動自在に
試料管保持体が係装される。この試料管保持体に
は、被分離試料が採集された試料管が収容され、
回転軸の回転によるロータの回転によつて保持腕
に取り付けられた試料管保持体に収容されている
試料管内の被分離試料に対して遠心分離が行われ
る。
ロータは回転軸の回転により高速度で回転する
ので、風損を少なくするために表面積を可能な限
り小さくし、形状は楕円球状或は円柱状に形成さ
れる。また、高速回転で生ずる遠心力に耐え且つ
高速回転が容易に行えるような材質例えばアルミ
ニウム合金で形成され、このロータには所定以上
の板厚が必要であるが、慣性モーメントの増大を
防ぐためにその板厚を余り大きくすることは出来
ない。
ので、風損を少なくするために表面積を可能な限
り小さくし、形状は楕円球状或は円柱状に形成さ
れる。また、高速回転で生ずる遠心力に耐え且つ
高速回転が容易に行えるような材質例えばアルミ
ニウム合金で形成され、このロータには所定以上
の板厚が必要であるが、慣性モーメントの増大を
防ぐためにその板厚を余り大きくすることは出来
ない。
第2図は、従来使用されている遠心分離機用ロ
ータの構成を示す断面図で、図示していない駆動
モータにより回転する回転軸11の廻りに、ほヾ
円筒状の保持体12が固定される。この保持体1
2の回転軸11の軸心に沿つた延長端部側には、
回転軸11の軸心に直角に且つこの軸心に対して
対称に保持腕13−1〜13−4が一体に形成さ
れる。
ータの構成を示す断面図で、図示していない駆動
モータにより回転する回転軸11の廻りに、ほヾ
円筒状の保持体12が固定される。この保持体1
2の回転軸11の軸心に沿つた延長端部側には、
回転軸11の軸心に直角に且つこの軸心に対して
対称に保持腕13−1〜13−4が一体に形成さ
れる。
互に隣接する保持腕13−1〜13−4には、
互に板面を平行にして対向する対向面13−1
S,13−2S,13−2S,13−3S,…が
形成される。第2図に示す例は回転軸12に対し
て対称に4個の保持腕が形成された場合である。
それぞれの対向面3−1S,13−2S…には、
それぞれ係合ピン14−1,14−2…14−8
が植立固定されている。
互に板面を平行にして対向する対向面13−1
S,13−2S,13−2S,13−3S,…が
形成される。第2図に示す例は回転軸12に対し
て対称に4個の保持腕が形成された場合である。
それぞれの対向面3−1S,13−2S…には、
それぞれ係合ピン14−1,14−2…14−8
が植立固定されている。
ほヾ管状の試料管保持体15が設けられ、この
試料管保持体15の開口から試料管保持体15内
に被分離試料が収容された試料管16が挿入可能
な構成となつている。試料管保持体15の開口近
傍には半径が拡大された広径部17が形成され、
広径部この17に係合ピンと係合する係合孔18
−1,18−2が形成される。第3図に示すよう
に係合孔18−1,18−2がそれぞれ対向面1
3−1S,13−2Sに互に対向して配設されて
いる係合ピンに係合されて、保持腕16−1,3
−2間に試料管保持体15が係合される。第3図
においては、保持腕13−1,13−2間にのみ
試料管保持体15が係合された状態が示されてい
るが、実際に遠心分離を行う場合には、回転軸1
2に対して対称に複数の試料管保持体15が取り
付けられる。
試料管保持体15の開口から試料管保持体15内
に被分離試料が収容された試料管16が挿入可能
な構成となつている。試料管保持体15の開口近
傍には半径が拡大された広径部17が形成され、
広径部この17に係合ピンと係合する係合孔18
−1,18−2が形成される。第3図に示すよう
に係合孔18−1,18−2がそれぞれ対向面1
3−1S,13−2Sに互に対向して配設されて
いる係合ピンに係合されて、保持腕16−1,3
−2間に試料管保持体15が係合される。第3図
においては、保持腕13−1,13−2間にのみ
試料管保持体15が係合された状態が示されてい
るが、実際に遠心分離を行う場合には、回転軸1
2に対して対称に複数の試料管保持体15が取り
付けられる。
保持体12の突出端部と反対側の端部は、一体
に半径方向に拡大されて広径部20が形成され
る。この広径部20に対して碗状のロータ本体2
1が、開口部を保持体12の突出方向に向けて固
定ねじ8により固定される。さらにロータ本体2
1の開口部を塞ぐように蓋体22が配され、固定
ねじ23により、蓋体22が回転軸11の突出端
面に対して固定される。このようにしてロータ本
体21と蓋体22とでロータ27が構成される。
に半径方向に拡大されて広径部20が形成され
る。この広径部20に対して碗状のロータ本体2
1が、開口部を保持体12の突出方向に向けて固
定ねじ8により固定される。さらにロータ本体2
1の開口部を塞ぐように蓋体22が配され、固定
ねじ23により、蓋体22が回転軸11の突出端
面に対して固定される。このようにしてロータ本
体21と蓋体22とでロータ27が構成される。
第2図において図示していない駆動モータが回
転駆動され、駆動モータの回転によつて、回転軸
11が例えば4000rpmという高速度で回転する。
回転軸11の回転によつて保持体12に固定され
たロータ27が軸心の廻りに高回転速度で回転を
行う。ロータ27の回転によつて、試料管保持体
15に装着された試料管16に採取されている被
分離試料25に対して遠心力が与えられ、被分離
試料25に対する遠心分離が行われる。
転駆動され、駆動モータの回転によつて、回転軸
11が例えば4000rpmという高速度で回転する。
回転軸11の回転によつて保持体12に固定され
たロータ27が軸心の廻りに高回転速度で回転を
行う。ロータ27の回転によつて、試料管保持体
15に装着された試料管16に採取されている被
分離試料25に対して遠心力が与えられ、被分離
試料25に対する遠心分離が行われる。
この従来使用されている遠心分離機用ロータに
おいては、ロータ27の回転によつて保持腕13
−1〜13−4に印加される遠心力が保持体12
の蓋体22側に強く印加される。このために、保
持体12をある程度広径に形成し、且つこの保持
体12に対して保持腕13−1〜13−4を強固
に取り付け、大きな遠心力に耐え得るような構造
及び形状としなくてはならない。また一方では、
例えば第3図において保持腕13−1,13−2
間に係合保持される試料管保持体15は、係合ピ
ン14−1,14−2の廻りに垂直係合状態から
ほヾ90゜自由に振り上がるように取り付けられね
ばならない。
おいては、ロータ27の回転によつて保持腕13
−1〜13−4に印加される遠心力が保持体12
の蓋体22側に強く印加される。このために、保
持体12をある程度広径に形成し、且つこの保持
体12に対して保持腕13−1〜13−4を強固
に取り付け、大きな遠心力に耐え得るような構造
及び形状としなくてはならない。また一方では、
例えば第3図において保持腕13−1,13−2
間に係合保持される試料管保持体15は、係合ピ
ン14−1,14−2の廻りに垂直係合状態から
ほヾ90゜自由に振り上がるように取り付けられね
ばならない。
第3図は、試料管保持体15の自由な回動振り
上がりを可能とするために、保持体12と保持腕
13−1,13−2の形状に対して試料管保持体
15を可能な限り回転軸の軸心側に近づけ、全体
の構成を小型化した構成を示している。即ち、試
料管保持体15に対して試料管16が装着された
状態で試料管保持体15に遠心力が印加された場
合に、試料管保持体15が第3図に点線で示すよ
うに垂直状態からほヾ90゜まで自由に振り上がり
回動可能とするためには、保持体12の側面と試
料管16の端部間距離lをこれ以上短縮すること
は出来ない。従つてロータ27の半径Rが与えら
れると、この半径Rに対して試料管保持体15の
全長Lをこれ以上長くとることは出来ない。ま
た、同一長の試料管保持体15に対しては、例え
ば試料管16の開口に取り付けられる蓋が特殊な
試料に対する完全密封機構の複雑な形状のもので
試料管16から突出するような形状のものである
と、使用出来ないという難点もある。
上がりを可能とするために、保持体12と保持腕
13−1,13−2の形状に対して試料管保持体
15を可能な限り回転軸の軸心側に近づけ、全体
の構成を小型化した構成を示している。即ち、試
料管保持体15に対して試料管16が装着された
状態で試料管保持体15に遠心力が印加された場
合に、試料管保持体15が第3図に点線で示すよ
うに垂直状態からほヾ90゜まで自由に振り上がり
回動可能とするためには、保持体12の側面と試
料管16の端部間距離lをこれ以上短縮すること
は出来ない。従つてロータ27の半径Rが与えら
れると、この半径Rに対して試料管保持体15の
全長Lをこれ以上長くとることは出来ない。ま
た、同一長の試料管保持体15に対しては、例え
ば試料管16の開口に取り付けられる蓋が特殊な
試料に対する完全密封機構の複雑な形状のもので
試料管16から突出するような形状のものである
と、使用出来ないという難点もある。
またロータ27の製造面から検討しても、従来
使用されている第2図に示すロータ27では、ロ
ータ本体21を碗状に削り出しの手段により形成
し、保持体12に形成される広径部20に対して
ねじ28によりこのロータ本体21を固定する必
要がある。この削り出しの手段での製作に際して
は、原素材を碗状に削り出すために、ロータ本体
21の内側の原素材はすべて削り出し捨てること
になり、材料費及ぴ加工費が増大し、製造費用が
増加する。
使用されている第2図に示すロータ27では、ロ
ータ本体21を碗状に削り出しの手段により形成
し、保持体12に形成される広径部20に対して
ねじ28によりこのロータ本体21を固定する必
要がある。この削り出しの手段での製作に際して
は、原素材を碗状に削り出すために、ロータ本体
21の内側の原素材はすべて削り出し捨てること
になり、材料費及ぴ加工費が増大し、製造費用が
増加する。
さらに、組立に際して、嵌合部分が存在し、製
造組立の最終工程でこの嵌合部分に存在するがた
を修正する必要がある。このがたの修正をバラン
スよく行わないと、ロータ27が軸心の廻りにア
ンバランス状態となつて、回転状態で不平衡な遠
心力が印加され、この不平衡力の蓄積によつて、
ロータ27の破壊事故に至るそれもある。
造組立の最終工程でこの嵌合部分に存在するがた
を修正する必要がある。このがたの修正をバラン
スよく行わないと、ロータ27が軸心の廻りにア
ンバランス状態となつて、回転状態で不平衡な遠
心力が印加され、この不平衡力の蓄積によつて、
ロータ27の破壊事故に至るそれもある。
他方で、絞り加工やプレス加工でロータ本体を
作成し、他部分に対してこのロータ本体をねじに
より固定してロータ27を作成することも行われ
ている。しかし、この場合においても、より多く
の嵌合部分に存在するがたの修正が必要であるた
め、同様な理由により運転時に不平衡な遠心力が
発生し、運転時におけるロータ27の破壊事故に
至るおそれがある。
作成し、他部分に対してこのロータ本体をねじに
より固定してロータ27を作成することも行われ
ている。しかし、この場合においても、より多く
の嵌合部分に存在するがたの修正が必要であるた
め、同様な理由により運転時に不平衡な遠心力が
発生し、運転時におけるロータ27の破壊事故に
至るおそれがある。
特に大型のロータにおいては、製作費の面でロ
ータ本体を原素材から削り出すことは出来ず、絞
り加工やプレス加工でロータ本体を製作しこれら
を組合せて組立製作することが必要である。この
ために嵌合部分に存在するがたの修正をロータの
組立時に行う必要があり、この修正作業において
は、その作業精度がロータが大型化するほど厳し
く要求されることになり、このがたの修正作業に
極めて高度の熟練を要する作業が必要で、全体の
製作費用が増大する。
ータ本体を原素材から削り出すことは出来ず、絞
り加工やプレス加工でロータ本体を製作しこれら
を組合せて組立製作することが必要である。この
ために嵌合部分に存在するがたの修正をロータの
組立時に行う必要があり、この修正作業において
は、その作業精度がロータが大型化するほど厳し
く要求されることになり、このがたの修正作業に
極めて高度の熟練を要する作業が必要で、全体の
製作費用が増大する。
「考案の解決すべき問題点」
この考案は、従来の遠心分離機用ロータにおけ
る製造組立時における嵌合部分に対するがたの修
正作業の必要性とこれに伴う製造費用の増大の問
題、さらにこれに加えて装着されるべき試料管保
持体の大型化の問題を解決し、ロータの小型化を
も実現することが可能な遠心分離機用ロータを提
供することを目的とする。
る製造組立時における嵌合部分に対するがたの修
正作業の必要性とこれに伴う製造費用の増大の問
題、さらにこれに加えて装着されるべき試料管保
持体の大型化の問題を解決し、ロータの小型化を
も実現することが可能な遠心分離機用ロータを提
供することを目的とする。
「考案の構成」
この考案では、ロータが碗状のロータ本体とこ
のロータ本体の開口部を塞いで配設される蓋体と
で構成される。ロータ本体の底面からは一体に試
料管保持体取り付け部が突出形成され、この試料
管保持体取り付け部に軸心に対して対称に保持部
が形成される。この保持部に対して試料管保持体
がロータ本体の半径方向へ回動自在に取り付けら
れる。
のロータ本体の開口部を塞いで配設される蓋体と
で構成される。ロータ本体の底面からは一体に試
料管保持体取り付け部が突出形成され、この試料
管保持体取り付け部に軸心に対して対称に保持部
が形成される。この保持部に対して試料管保持体
がロータ本体の半径方向へ回動自在に取り付けら
れる。
ロータ本体の回転軸取り付け体の軸心位置にロ
ータ本体の外部から形成された孔に、回転軸の端
部と保持方向に係合する第1の固定手段が設けら
れる。また第2の固定手段により蓋体はロータ本
体に対してその開口部を塞いで固定される。
ータ本体の外部から形成された孔に、回転軸の端
部と保持方向に係合する第1の固定手段が設けら
れる。また第2の固定手段により蓋体はロータ本
体に対してその開口部を塞いで固定される。
この考案ではロータ本体に対して、試料管保持
体取り付け部が一体に作成されるので、ロータの
製作時における嵌合部分に対するがた修正作業が
不用である。また、ロータ本体の回転軸取り付け
体の軸心廻りの突出端部(柱状部)と蓋体間に空
間部を形成することが可能で、大型の試料管保持
体の装着を可能とし、或は同型の試料管保持体の
装着に対してはロータを小型化することが出来
る。
体取り付け部が一体に作成されるので、ロータの
製作時における嵌合部分に対するがた修正作業が
不用である。また、ロータ本体の回転軸取り付け
体の軸心廻りの突出端部(柱状部)と蓋体間に空
間部を形成することが可能で、大型の試料管保持
体の装着を可能とし、或は同型の試料管保持体の
装着に対してはロータを小型化することが出来
る。
「考案の実施例」
以下、この考案の遠心分離機用ロータを、その
実施例に基づき、図面を使用して詳細に説明す
る。
実施例に基づき、図面を使用して詳細に説明す
る。
第4図は、この考案の実施例の構成を示す断面
図で、碗状のロータ本体21が削り出しの手段で
形成され、この削り出し作業の際に、ロータ本体
21の底面の中央部分(底板35a)が板面から
突出されて試料管保持体取り付け部10が形成さ
れる。底板35aの軸心位置に柱状部35bが突
設され、これら底板35aと柱状部35bとによ
り回転軸取り付け体35が構成される。底板35
aの周縁より碗の周面状の湾曲部21aが突設さ
れる。回転軸取り付け体35の軸心位置に底板3
5aの裏面から取り付け孔32が形成され、この
取り付け孔32内に回転軸11が挿入され、ロー
タ本体21は第1の固定手段によつて回転軸11
に対しその回転方向に係合される。
図で、碗状のロータ本体21が削り出しの手段で
形成され、この削り出し作業の際に、ロータ本体
21の底面の中央部分(底板35a)が板面から
突出されて試料管保持体取り付け部10が形成さ
れる。底板35aの軸心位置に柱状部35bが突
設され、これら底板35aと柱状部35bとによ
り回転軸取り付け体35が構成される。底板35
aの周縁より碗の周面状の湾曲部21aが突設さ
れる。回転軸取り付け体35の軸心位置に底板3
5aの裏面から取り付け孔32が形成され、この
取り付け孔32内に回転軸11が挿入され、ロー
タ本体21は第1の固定手段によつて回転軸11
に対しその回転方向に係合される。
ロータ本体21の削り出し作業に際して、回転
軸取り付け体35の周囲において底板35aに
ほヾ直角に試料管保持体取り付け部10を構成す
る保持腕31−1〜31−4が一体に形成され
る。これらの保持腕31−1〜31−4は長軸長
に形成され、ロータ本体21の開口面を越えて、
ロータ本体21に対する蓋体22の近傍まで延長
して形成される。これら複数の保持腕は、回転軸
11の軸心に対して対称に形成され、実施例では
4個の保持腕31−1〜31−4が回転軸11の
軸心に対して対称に形成されている。
軸取り付け体35の周囲において底板35aに
ほヾ直角に試料管保持体取り付け部10を構成す
る保持腕31−1〜31−4が一体に形成され
る。これらの保持腕31−1〜31−4は長軸長
に形成され、ロータ本体21の開口面を越えて、
ロータ本体21に対する蓋体22の近傍まで延長
して形成される。これら複数の保持腕は、回転軸
11の軸心に対して対称に形成され、実施例では
4個の保持腕31−1〜31−4が回転軸11の
軸心に対して対称に形成されている。
それぞれの保持腕31−1〜31−4には、隣
接するものの間で互に平行に対向する対向面31
−1S,〜31−4Sが形成される。互に対向す
る対向面31−1S〜31−4Sの間隔は、これ
らの間に係装される試料管保持体15が係装可能
な最小幅に設定される。また、各保持腕は第5図
に示すようにロータ本体21の半径方向に幅が拡
大された断面扇状の柱状体とされ、係装される試
料管保持体15が回動自在に取り付け可能な限
り、各保持腕の回転軸11の軸心側の端面は軸心
に近づくように延長された形状とされる。
接するものの間で互に平行に対向する対向面31
−1S,〜31−4Sが形成される。互に対向す
る対向面31−1S〜31−4Sの間隔は、これ
らの間に係装される試料管保持体15が係装可能
な最小幅に設定される。また、各保持腕は第5図
に示すようにロータ本体21の半径方向に幅が拡
大された断面扇状の柱状体とされ、係装される試
料管保持体15が回動自在に取り付け可能な限
り、各保持腕の回転軸11の軸心側の端面は軸心
に近づくように延長された形状とされる。
ロータ本体21の開口の周縁部より突出して形
成される保持腕31−1〜31−4に対して削り
出し作業時ピン孔が形成され、このピン孔に対し
て、係合ピン(回動軸とも言う)14−1〜14
−8がそれぞれの対向面31−1S〜31−4S
から端部を突出させて植立固定される。保持腕3
1−1〜31−4間に係合装着される試料管保持
体15の開口から突出配設される試料管端部が、
試料管保持体15の振り上がり回動時に互にぶつ
かり合わない限り、係合ピン14−1〜14−8
の植立固定位置は回転軸11の軸心に近づいた位
置に形成される。
成される保持腕31−1〜31−4に対して削り
出し作業時ピン孔が形成され、このピン孔に対し
て、係合ピン(回動軸とも言う)14−1〜14
−8がそれぞれの対向面31−1S〜31−4S
から端部を突出させて植立固定される。保持腕3
1−1〜31−4間に係合装着される試料管保持
体15の開口から突出配設される試料管端部が、
試料管保持体15の振り上がり回動時に互にぶつ
かり合わない限り、係合ピン14−1〜14−8
の植立固定位置は回転軸11の軸心に近づいた位
置に形成される。
試料管保持体15には、従来例と同様に、広径
部17が形成され、この広径部17に係合ピンと
係合する係合孔18−1〜18−8が形成され
る。それぞれの試料管保持体15の係合孔18−
1〜18−8に対して、係合ピン14−1〜14
−8が係合され、それぞれの試料管保持体15は
保持腕31−1〜31−4間において回動自在に
取り付けられる。
部17が形成され、この広径部17に係合ピンと
係合する係合孔18−1〜18−8が形成され
る。それぞれの試料管保持体15の係合孔18−
1〜18−8に対して、係合ピン14−1〜14
−8が係合され、それぞれの試料管保持体15は
保持腕31−1〜31−4間において回動自在に
取り付けられる。
このようにして保持腕31−1〜31−4間に
取り付けられた試料管保持体15内に被分離試料
が採取された試料管16が容され、ロータ本体2
1の開口を被うように蓋体22が配設される。こ
の蓋体22の中心には開孔36がまた回転軸取り
付け体35の柱状部35bの軸心位置には開孔3
8が形成される。第2の固定手段としての固定ね
じ23がこれらの開孔36及び38を通じて配さ
れ、固定ねじ23の先端は、回転軸11の端面に
対してねじ込み固定される。この固定ねじ23に
より押さえ付けられて蓋体22とロータ本体21
とは回転軸11に固定される。
取り付けられた試料管保持体15内に被分離試料
が採取された試料管16が容され、ロータ本体2
1の開口を被うように蓋体22が配設される。こ
の蓋体22の中心には開孔36がまた回転軸取り
付け体35の柱状部35bの軸心位置には開孔3
8が形成される。第2の固定手段としての固定ね
じ23がこれらの開孔36及び38を通じて配さ
れ、固定ねじ23の先端は、回転軸11の端面に
対してねじ込み固定される。この固定ねじ23に
より押さえ付けられて蓋体22とロータ本体21
とは回転軸11に固定される。
この状態で、図示していない駆動モータが駆動
され、モータの回転によつて回転軸11が回転
し、回転軸11に固定されているロータ27が例
えば4000rpmという高回転速度で回転する。ロー
タ27の回転によつて試料管保持体15に遠心力
が印加され、この遠心力によつて試料管保持体1
5は、ロータの半径方向にほヾ90゜振り上げられ
る。ロータ27の回転によつて試料管保持体15
内に収容されている試料管26内の被分離試料に
遠心力が与えられて遠心分離が行われる。
され、モータの回転によつて回転軸11が回転
し、回転軸11に固定されているロータ27が例
えば4000rpmという高回転速度で回転する。ロー
タ27の回転によつて試料管保持体15に遠心力
が印加され、この遠心力によつて試料管保持体1
5は、ロータの半径方向にほヾ90゜振り上げられ
る。ロータ27の回転によつて試料管保持体15
内に収容されている試料管26内の被分離試料に
遠心力が与えられて遠心分離が行われる。
この考案では、保持腕31−1〜31−4は、
ロータ本体21の底板35aから一体に突出延長
して形成されるので、従来のロータのように回転
軸の軸心位置の延長線上に保持腕31−1〜31
−4を遠心力に耐えて保持する保持部を形成する
必要がない。回転軸11の軸心位置には、回転軸
11の端部が挿入固定される回転軸取り付け体3
5のみが存在すればよい。この回転軸取り付け体
35は短軸長に形成可能なので、この回転軸取り
付け体35の突出端面と蓋体22間には空間部が
形成可能である。
ロータ本体21の底板35aから一体に突出延長
して形成されるので、従来のロータのように回転
軸の軸心位置の延長線上に保持腕31−1〜31
−4を遠心力に耐えて保持する保持部を形成する
必要がない。回転軸11の軸心位置には、回転軸
11の端部が挿入固定される回転軸取り付け体3
5のみが存在すればよい。この回転軸取り付け体
35は短軸長に形成可能なので、この回転軸取り
付け体35の突出端面と蓋体22間には空間部が
形成可能である。
試料管保持体15がロータ27の回転によつて
係合ピン14−1,14−2を中心として振り上
げられた状態で、第5図に点線で振り上げられた
状態が示された試料管保持体15の開口端部及び
試料管保持体15の開口から端部を突出させて位
置する試料管の端部を、この空間部に位置するこ
とが出来る。従つて、ロータ27の半径を同一と
して試料管保持体15の長さを従来に比して大に
とることが出来るので被分離試料の量を増加させ
ることができ、試料管保持体15の長さを一定と
すれば、ロータ27の半径を従来に比して短かく
し、ロータ27を小型化することが出来る。
係合ピン14−1,14−2を中心として振り上
げられた状態で、第5図に点線で振り上げられた
状態が示された試料管保持体15の開口端部及び
試料管保持体15の開口から端部を突出させて位
置する試料管の端部を、この空間部に位置するこ
とが出来る。従つて、ロータ27の半径を同一と
して試料管保持体15の長さを従来に比して大に
とることが出来るので被分離試料の量を増加させ
ることができ、試料管保持体15の長さを一定と
すれば、ロータ27の半径を従来に比して短かく
し、ロータ27を小型化することが出来る。
試料管保持体15の開口からの試料管16の突
出長を増加させ得るので、例えば感染性の強いビ
ールスなど特殊な試料を試料管16内に特別の密
封蓋により完全に密封した状態で収容して遠心分
離を行わせる場合にも使用可能である。即ちこの
場合には密封蓋は完全密封を要し、且つ破損しな
いように強固に作成されるので、試料管保持体1
5の開口からの突出長が長くなるが、本願考案に
よれば、回転軸取り付け体35の突出端面と蓋体
22間に形成される空間部に、この突出部分を位
置させることが出来るので、このような場合にも
遠心分離を行わせることが可能である。また保持
腕31−1〜31−4は、ロータ本体21の比較
的広い底板35aに対して一体に形成されるの
で、充分な強度を有する幅広の保持腕を形成する
ことが出来て、より高速回転にも耐える構造のも
のが構成可能である。
出長を増加させ得るので、例えば感染性の強いビ
ールスなど特殊な試料を試料管16内に特別の密
封蓋により完全に密封した状態で収容して遠心分
離を行わせる場合にも使用可能である。即ちこの
場合には密封蓋は完全密封を要し、且つ破損しな
いように強固に作成されるので、試料管保持体1
5の開口からの突出長が長くなるが、本願考案に
よれば、回転軸取り付け体35の突出端面と蓋体
22間に形成される空間部に、この突出部分を位
置させることが出来るので、このような場合にも
遠心分離を行わせることが可能である。また保持
腕31−1〜31−4は、ロータ本体21の比較
的広い底板35aに対して一体に形成されるの
で、充分な強度を有する幅広の保持腕を形成する
ことが出来て、より高速回転にも耐える構造のも
のが構成可能である。
製作面でも、削り出し作業でロータ本体21に
対して回転軸取り付け体35及び保持腕31−1
〜31−4が一体に形成されるので、組立作業時
に嵌合部分が存在せず、嵌合部分に対するがたの
修正作業が必要でなく、製作が簡単で精度のよい
遠心分離機用ロータを製作することが出来る。
対して回転軸取り付け体35及び保持腕31−1
〜31−4が一体に形成されるので、組立作業時
に嵌合部分が存在せず、嵌合部分に対するがたの
修正作業が必要でなく、製作が簡単で精度のよい
遠心分離機用ロータを製作することが出来る。
「考案の効果」
以上詳細に説明したように、この考案によると
製作時に嵌合部分に対するがた修正作業が不用で
あつて簡単な製造工程での製作が可能であり、さ
らに耐遠心力強度を増大させた構造が実現出来て
高回転速度での遠心分離が可能であり、さらにロ
ータ半径を同一として従来のものに比して大型の
試料管保持体を使用可能な構成をとり、同一の試
料管保持体に対してはロータを小型化した構成を
とることができる遠心分離機用ロータを提供する
ことが出来る。
製作時に嵌合部分に対するがた修正作業が不用で
あつて簡単な製造工程での製作が可能であり、さ
らに耐遠心力強度を増大させた構造が実現出来て
高回転速度での遠心分離が可能であり、さらにロ
ータ半径を同一として従来のものに比して大型の
試料管保持体を使用可能な構成をとり、同一の試
料管保持体に対してはロータを小型化した構成を
とることができる遠心分離機用ロータを提供する
ことが出来る。
第1図は、この考案の遠心分離機用ロータの実
施例の構成を示す蓋体を取り除いた平面図、第2
図は、従来使用されている遠心分離機用ロータの
構成を示す断面図、第3図は、従来使用されてい
る遠心分離機用ロータの蓋体を取り除いた平面
図、第4図は、この考案の遠心分離機用ロータの
実施例の構成を示す断面図、第5図は、この考案
の遠心分離機用ロータの実施例の要部の構成を示
す斜視図である。 11:回転軸、14−1〜14−8:係合ピ
ン、15:試料管保持体、16:試料管、17:
広径部、18−1,18−2……:係合孔、2
3:固定ねじ、21:ロータ本体、21a:湾曲
部、22:蓋体、25:被分離試料、27:ロー
タ、31−1〜31−4:保持腕、31:1S,
31−2S……31−4S:対向面、35:回転
軸取り付け体、35a:底板、35b:柱状部、
36,38:開孔。
施例の構成を示す蓋体を取り除いた平面図、第2
図は、従来使用されている遠心分離機用ロータの
構成を示す断面図、第3図は、従来使用されてい
る遠心分離機用ロータの蓋体を取り除いた平面
図、第4図は、この考案の遠心分離機用ロータの
実施例の構成を示す断面図、第5図は、この考案
の遠心分離機用ロータの実施例の要部の構成を示
す斜視図である。 11:回転軸、14−1〜14−8:係合ピ
ン、15:試料管保持体、16:試料管、17:
広径部、18−1,18−2……:係合孔、2
3:固定ねじ、21:ロータ本体、21a:湾曲
部、22:蓋体、25:被分離試料、27:ロー
タ、31−1〜31−4:保持腕、31:1S,
31−2S……31−4S:対向面、35:回転
軸取り付け体、35a:底板、35b:柱状部、
36,38:開孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 回転軸取り付け体35と、試料管保持体15
と、保持腕31と、湾曲部21aとを有する碗状
のロータ本体21と、そのロータ本体21の上端
開口を塞ぐ蓋体22と、固定ねじ23とより成る
遠心分離機用ロータであつて、 上記回転軸取り付け体35は、円板状の底板3
5aの上面中央より同軸心に柱状部35bが一体
に突設され、その底板35aの裏面中央より同軸
心に、上記柱状部の中間に亘つて、遠心分離機の
回転軸11の取り付け孔32が形成され、その取
り付け孔32の上方の上記柱状部35bを同軸心
に貫通して上記取り付け孔32より径の小さな開
孔38が形成されたものであり、 上記保持腕31は、上記回転軸取り付け体35
の上記柱状部35bの周りの上記底板35aの上
面より一体に、断面扇状で柱状の複数の扇柱体が
上記回転軸取り付け体35の軸心に対して対称
に、かつ等角間隔に突設され、互いに隣接するそ
れら扇柱体の対向する側面は、上記底板35aに
垂直で、上記底板35aのほヾ半径方向に互いに
平行な平面とされ、それらの対向する両側面間に
おいて、それら側面に垂直な回動軸14の周りに
回動自在に、上記試料管保持体15が支持される
ものであり、 上記湾曲部21aは、上記底板35aの周縁よ
り上方斜めに外側へ一体に突設され、碗の周面に
似た形状を有するものであり、 上記蓋体22は、碗の蓋に似た形状を持ち、上
記ロータ本体21の開口を塞ぐもので、上記湾曲
部21aの周縁部と係合する周縁部と、その蓋の
軸心を貫通する開孔36とを有し、 上記固定ねじ23は、上記蓋体22の上方よ
り、上記蓋体の開孔36及び上記回転軸取り付け
体35の柱状部35bの開孔38に挿通され、上
記回転軸取り付け孔32内に突出されたねじの先
端部を遠心分離機の回転軸11の端面のねじ孔に
螺合させることにより、上記ロータ本体21と上
記蓋体22とを上記回転軸11に固定することが
できるものであり、 上記回転軸取り付け体35の柱状部35bの高
さは、保持腕31の高さより小さく設定され、 上記保持腕31の上記試料管保持体15を支持
する回動軸14は、上記柱状部35bの上面と上
記保持腕31の上面との中間の高さに位置され、 上記柱状部35bの上面と、その上面と対向す
る上記蓋体22の内面との間において、上記試料
管保持体15またはそれに保持された試料管16
の各頂部の出入できる空間が上記固定ねじ23の
周りに形成されていることを特徴とする、遠心分
離機用ロータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985150599U JPH039804Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985150599U JPH039804Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6259156U JPS6259156U (ja) | 1987-04-13 |
| JPH039804Y2 true JPH039804Y2 (ja) | 1991-03-12 |
Family
ID=31066887
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985150599U Expired JPH039804Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH039804Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5287761A (en) * | 1976-01-18 | 1977-07-22 | Hitachi Koki Co Ltd | Centrifugal separator |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP1985150599U patent/JPH039804Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6259156U (ja) | 1987-04-13 |
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