JPS6232600Y2 - - Google Patents

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JPS6232600Y2
JPS6232600Y2 JP10499085U JP10499085U JPS6232600Y2 JP S6232600 Y2 JPS6232600 Y2 JP S6232600Y2 JP 10499085 U JP10499085 U JP 10499085U JP 10499085 U JP10499085 U JP 10499085U JP S6232600 Y2 JPS6232600 Y2 JP S6232600Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は遠心分離機における試料管保持体の
取り付け構造に関するものである。
「従来技術」 試料管に採用した被分離試料に対して遠心分離
を行なわせるために、被分離試料が採用された試
料管を試料管保持体に収容し、この試料管保持体
をローターに取り付け、ローターをモータの駆動
により回転して試料管内の被分離試料に対して遠
心分離を行なう遠心分離機が使用されている。
この種の遠心分離機では、被分離試料が採取さ
れた試料管が試料管保持体を介して、試料管保持
体に装着され、この試料管保持体がロータに取り
付けられ、ロータが回転されて被分離試料に対す
る遠心分離が行なわれる。
遠心分離に際しては、例えばヘストクリツト値
を測定する場合には、ほぼ12000rpmもの高回転
速度でロータが回転駆動される。
従つてロータに対する試料管保持体の装着が完
全に堅固に行なわれ、ロータの回転駆動中に、試
料管保持体がロータから離脱しないようにするこ
とが必要である。
ロータに対する試料管保持体の装着が完全に行
なわれず、ロータの回転駆動中にその装着がゆる
むようなことがあると、運転駆動中に試料管保持
体に印加される遠心力のために、試料管保持体が
ロータから離脱し、試料が飛散する重大事故が発
生するおそれがある。
第2図は、この種の遠心分離機における試料管
保持体の取り付け構造部分を示すもので、ロータ
11の中心に対称な位置において、ロータ11の
周面が半径方向に延長されて延長腕12−1〜1
2−4が形成される。
それぞれの延長腕の端部が一体に延長されて、
互に平行な保持腕13−1,13−2,13−
3,13−4……13−7,13−8が形成され
る。
これらの互に平行に配設される保持腕間に試料
管保持体が回動自在に係合される。
第2図に示す例では、保持腕13−1,13−
2間に所謂管掛け型の試料管保持体15が係合さ
れた状態が示されている。
試料管保持体15は、例えば合成樹脂材で第4
図に示すようにほじ卵形板状に形成される。その
長手方向の両端部には試料管保持体15の板面に
直角に互に対向する対接面16−1,16−2が
形成される。試料管保持体15の板面には、試料
管挿入口17が形成されている。
それぞれの対接面16−1,16−2には試料
管挿入口17の内周面に達する取付孔18−1,
18−2が形成される。
試料管保持体15が互に対向する保持腕13−
1,13−2間にピン20のねじ止めによつて回
動自在に係合されている。
即ち、第3図に示すように、互に対向する保持
腕13−1,13−2に対して、ねじ孔25が保
持腕13−1,13−2の板面を貫通して形成さ
れる。
このねじ孔25位置に取付孔18−1,18−
2位置を一致させて試料管保持体15が配設され
る。ピン20により、試料管保持体15が保持腕
13−1,13−2間に係合される。
係合に使用するピン20は先端が取付孔18−
1,18−2の内径よりも僅かに狭径に形成され
る。ピン20の中間部には、ほぼ保持腕13−
1,13−2の板厚部分に相当する長さにわたつ
てねじ26が形成される。
ねじ孔25位置に試料管保持体15の取付孔1
8−1,18−2位置を一致させた状態でピン2
0のねじ26を保持腕13−1,13−2のねじ
孔25に螺合させる。ねじ26とねじ孔25とが
螺合された状態で、ピン20の先端部分は取付孔
18−1,18−2内に挿入されている。
従つて、試料管保持体15は、取付孔18−
1,18−2をピン20の先端部と係合させた状
態で、保持腕13−1,13−2間に回転自在に
取り付けられる。
このようにして保持腕13−1,13−2間に
取り付けられた試料管保持体15の試料管挿入口
17に第2図に示すように試料管28が装着され
る。
第2図に示す試料管28は大型試料管であり、
比較的多量の被分離試料が採取され、キヤツプ3
0で開口が蓋される。試料管28のキヤツプ30
が取り付けられる部分の近傍において、試料管2
8の外周面が外側に突出され、係合鍔31が全周
にわたつて形成されている。
従つて、試料管保持体15の試料管挿入口17
に挿通された試料管28は、この係合鍔31が試
料管挿入口17の周縁と係合し、試料管保持体1
5に対して装着される。
試料管保持体15はピン20の廻りに回動自在
に取り付けられているので、ロータ11を回転さ
せると試料管28に働く遠心力によつて、試料管
保持体15がピン20の廻りに回動し、試料管2
8は振り上げられた状態となる。
試料管28に採取されている被分離試料に対し
て、遠心力が与えられて、被分離試料に対する遠
心分離が行なわれる。
「考案の解決すべき問題点」 この従来規定されている構造のものでは、装着
時においてピン20の先端が試料管28が装着さ
れた試料管保持体15の全荷重を受けている。さ
らにロータを回転させて遠心分離を行なわせた場
合には、印加されるかなり大きな遠心力を、ピン
20の先端部が受けることになる。
このために、ピン20の直径を大きくして、ピ
ン20が遠心力の印加で折れることのないように
ピン20自体の強度を高めた構造のものとしなく
てはならない。
又、試料管28の振り上がり及び原位置への復
帰によつて、回動する試料管保持体15の取付孔
18−1,18−2の内周がピン20の外周上を
摺動することがある。このような動作が蓄積され
ると、長時間の運転時間後には、ピン20の保持
腕13−1,13−2との螺合がゆるむことがあ
る。このゆるみに気付かずに遠心分離機を駆動さ
せていると、試料管保持体15の離脱事故に通じ
るおそれもある。
このように、径の太いピン20を形成し、しか
もこのピン20が例えば螺合により保持腕13−
1,13−2に完全に固定され、しかも試料管保
持体15の回動によつて容易に固定がゆるむこと
のないような構成とすることは、製作技術上容易
ではない。
この考案は、これら従来規定されている方式で
の欠点を解決し、簡単な構造で固定用のねじに負
担がかかることがなく、且つ全体を大幅に小型化
することが可能な遠心分離機の試料管保持体の取
り付け構造を提供するものである。
「考案の構成」 この考案では外箱内で回転駆動される回転軸に
対してロータが取り付けられ、ロータにはロータ
本体が半径方向に互に平行に延長されて形成され
た相対向する保持腕が設けられる。試料管保持体
は、互に対向する側面において保持腕間に回動自
在に係合されて、試料管保持体がロータに取り付
けられる。
この考案においては、試料管保持体の互に対向
する側面に係合軸が突出形成され、保持腕の少な
くとも一方の上面から保持腕の延長方向に対して
保持腕の下面に斜めに向う係合溝が形成され、こ
の係合溝の係合される係合軸は軸径が係合溝の幅
よりも僅かに小に形成される。
この係合軸の突出端面には、ピン挿入孔が形成
され、保持腕のピン挿入孔と対向する保持腕の外
側位置から保持腕に取り付け孔が形成される。こ
の取り付け孔にピンが挿通固定される。保持腕に
固定されたピンの先端部はピン挿入孔のほぼ中心
位置に挿入され、ピン挿入孔とゆるく係合してい
る。
「実施例」 以下、この考案の遠心分離機の試料管保持体の
取り付け構造をその実施例に基づき図面を使用し
て詳細に説明する。
試料管保持体の互に対向する側面に係合軸が突
出形成される。
第1図は、この考案の実施例において試料管保
持体15に対して試料管28を装着した構成を示
すもので、試料管保持体15の互に対向する側面
35−1,35−2に係合軸36−1,36−2
がそれぞれ突出形成されている。
一方の係合軸36−2の突出端面には、ピン挿
入孔37−2が形成される。この係合軸36−2
が後述の保持腕に形成される係合溝に対して係合
される。
保持腕の少なくとも一方の上面から保持腕の延
長方向に対して、保持腕の下面に斜めに向う係合
溝が形成される。
第5図A,Bは、この考案の実施例の構成を示
すもので、この実施例では、保持腕13−2に対
して、その上面38から保持腕13−2の延長方
向に保持腕13−2の下面39に向う係合溝40
が形成される。この係合溝40の幅は、係合軸3
6−2の軸径よりも僅かに大に形成されている。
又係合溝40の端部は、ほじ係合溝40の幅を直
径とする半円状に形成される。
保持腕に形成される係合溝と係合する係合軸の
突出端面にピン挿入孔が形成され、このピン挿入
孔に対向する保持腕の外側位置から、保持腕に対
してピンが挿通固定され、ピンの端部はピン挿入
孔のほぼ中心位置にゆるく挿入される。
即ち、第5図A,Bに示す実施例では、保持腕
13−2に形成される係合溝40の端部の半円状
部の中心位置に対して、保持腕13−2の外側面
から係合溝40の内側面に達するねじ孔41が形
成される。
ねじ孔41に対して螺合され、試料管保持体1
5を保持腕13−1,13−2間に係合させるピ
ン42は、先端部の外径がピン挿入孔37−2の
内径よりも小さく選定され、この狭径部分の長さ
は、ピン挿入孔37−2の深さよりやや短かく又
ピン42の中間部には、保持腕13−2の厚みに
ほぼ等しい長さにわたつてねじ43が形成されて
いる。
第5図に示す実施例においては他方の保持腕1
3−1には係合溝40の端部位置に対応して係合
軸36−1の外径よりも、やや余裕を持つた内径
の挿入孔44が形成される。
係合軸36−2を係合溝40に係合させ、係合
溝40の端部方向へ移動させながら、係合軸36
−1を挿入孔44に係合させる。
挿入孔44は、やや広径に設定されているの
で、試料管保持体15を斜めにした状態で、係合
軸36−1を挿入孔44に係合させ、係合軸36
−2を係合溝40の端部位置まで移動させること
が出来る。
ねじ孔41にピン42を挿入し、ピン42のね
じ43とねじ孔41とを螺合させる。この螺合に
よりピン42は保持腕13−2に固定され、ピン
42の先端の狭径部が係合軸36−2のピン挿入
孔37−2内に位置する。
ピン42の螺合によつて、ピン42は保持腕1
3−2に固定されており、このピン42の先端部
にピン挿入孔37−2が係合され、他方係合軸3
6−1は挿入孔44に係合されている。従つて試
料管保持体15は係合軸36−1,36−2部分
で保持腕13−1,13−2間に回動自在に装着
される。
この試料管保持体15に試料管を取り付け、ロ
ータ11を回転させて、試料管内の被分離試料に
対して遠心分離を行なわせる。ロータ11の回転
による遠心力の印加による荷重は、広径の係合軸
36−1,36−2部分で受けられ、ピン42に
は荷重がかからない。この考案においてピン42
は試料管保持体15の抜け防止にのみに取りつけ
られている。従つてピン42の直径は細くするこ
とが可能であり、これに伴つて、係合軸36−
1,36−2の外径も小さくすることが出来て、
全体も大幅に小型化される。
第5図A,Bに示す実施例のものでは、係合溝
40に沿つて保持腕13−2に係合軸36−2を
係合させながら、係合軸36−1を挿入孔44に
係合させ、ピン42をねじ孔41に螺合するとい
う簡単な操作で、試料管保持体15が保持腕13
−1,13−2間に回動自在に安定に取り付けら
れる。第5図A,Bに示す実施例において、係合
軸36−1は第6図Aに示すように広径の円形の
挿入孔44に係合されているが、第6図Bに示す
ように楕円形の挿入孔44に係合させてもよい。
第5図A,Bに示す実施例においては、保持腕
13−2にのみ係合溝40を形成した構成とした
が第7図に示すように保持腕13−1及び13−
2にそれぞれ係合溝40を形成し、いずれの係合
軸36−1,36−2に対してもピン挿入孔を形
成し、保持腕に固定されるピンの先端部をこれら
のピン挿入孔に挿入係合させた構造とすることも
出来る。
第7図に示す実施例においても、従来例のよう
に大きな形状のピンを形成する必要がなく、係合
溝40にそれぞれ係合軸36−1,36−2を係
合させピン42を保持腕に固定する簡単な操作
で、保持腕間に試料管保持体15を安定に装着す
ることが出来る。
各実施例においては、ピン42としては螺合に
よつて保持腕に固定される形式のものを説明した
が、ピン42は螺合形式のものに限らず、例えば
スプリングを使用し、スプリングピンを保持腕に
打ち込んで固定する構造のものとしてもよい。
「考案の効果」 以上詳細に説明したように、この考案による
と、固定用ピンの径を小さくすることが可能で製
造技術が簡易化され、ロータの保持腕間に係合さ
れる試料管保持体の係合軸部分の形状を小型化す
ることが可能であり、且つ、簡単な操作により安
定した状態で試料管保持体の保持腕間に装着する
ことができて、高回転速度の遠心力の印加にも充
分に耐えることが出来る遠心分離機の試料管保持
体の取り付け構造を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例における試料管が取
り付けられた試料管保持体の構成を示す斜視図、
第2図は、遠心分離機における保持腕に対する試
料管保持体の装着状態を示す斜視図、第3図は従
来提案されている遠心分離機の試料管保持体の取
り付け構造を示す平面図、第4図は第3図におけ
る試料管保持体の構成を示す斜視図、第5図A,
Bは、この考案の実施例の構成を示すそれぞれ平
面図及び側面図、第6図A,Bはそれぞれこの考
案の実施例における一方の係合軸部分の構成例を
示す断面図、第7図はこの考案の他の実施例の構
成を示す斜視図である。 11:ロータ、12−1〜12−4:延長腕、
13−1,13−8:保持腕、15:試料管保持
体、16−1,16−2:対接面、17:試料管
挿入口、18−1,18−2:取付孔、20:ピ
ン、25:ねじ孔、26,43:ねじ、28:試
料管、31:係合鍔、35−1,35−2:側
面、36−1,36−2:係合軸、37−2:ピ
ン挿入孔、40:係合溝、41:ねじ孔、42:
ピン、44:挿入孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外箱内で回転駆動される回転軸に対してロータ
    が取り付けられ、このロータには本体が半径方向
    に互に平行に延長されて形成された相対向する保
    持腕が設けられ、試料管保持体がその互に対向す
    る側面において前記保持腕間に回動自在に係合さ
    れて前記ロータに取外し自在に取り付けられる遠
    心分離機の試料管保持容器の取り付け構造におい
    て、 前記試料管保持体の互に対向する側面に係合軸
    が突出形成され、前記保持腕の少なくとも一方の
    上面から前記保持腕の延長方向に対して前記保持
    腕の下面に斜めに向う係合溝が形成され、この係
    合溝に前記係合軸の少なくとも一方が係合され、 前記係合溝に係合される係合軸の突出端面には
    ピン挿入孔が形成され、 このピン挿入孔に対向して前記保持腕に取付け
    孔が形成され、 この取付け孔を挿通して前記保持腕の外側から
    ピンが前記保持腕に固定され、このピンの先端部
    が前記ピン挿入孔に対してそのほぼ中心位置にお
    いてゆるく挿入係合されてなることを特徴とする
    遠心分離機の試料管保持体の取り付け構造。
JP10499085U 1985-07-10 1985-07-10 Expired JPS6232600Y2 (ja)

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JP10499085U JPS6232600Y2 (ja) 1985-07-10 1985-07-10

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JP10499085U JPS6232600Y2 (ja) 1985-07-10 1985-07-10

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Publication Number Publication Date
JPS6213552U JPS6213552U (ja) 1987-01-27
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