JPH0410168B2 - - Google Patents

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JPH0410168B2
JPH0410168B2 JP151085A JP151085A JPH0410168B2 JP H0410168 B2 JPH0410168 B2 JP H0410168B2 JP 151085 A JP151085 A JP 151085A JP 151085 A JP151085 A JP 151085A JP H0410168 B2 JPH0410168 B2 JP H0410168B2
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adhesive
self
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insulated wire
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JP151085A
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は絶縁電線に関するもので、特に断面
平角部で互いに絶縁された導体を並列に自己融着
または自己接着して、複合した絶合導体を形成す
るための絶縁電線に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、電気誘導機器、モータ等のコイルとし
て、エナメル線や繊維巻線などの絶縁電線を、所
定の形状に巻回したのち、これにワニスを含浸さ
せ、線間相互を接着させ、一体化したものがあつ
た。
しかし、近年では、上記ワニス含浸処理に要す
る工数の節減と作業性の向上を図るために、ワニ
ス含浸をしないで、線間相互を加熱のみによつて
接着する自己融着性、又は自己接着性電線を使用
するようになつてきている。
このような自己融着性又は自己接着性電線は、
丸線が一般的であつたが、最近では、変圧器やリ
アクトル等の電気誘導機器においても、導体の渦
電流損失を低減する目的で、細い平角の自己融着
性、又は自己接着性電線を使用するようになつて
きた。
このような平角線を用いた応用例としては、実
開昭53−28475号公報、実公昭57−17681号公報に
それぞれ開示された複合紙巻線、あるいは実公昭
47−43292号公報の複合絶縁電線等がある。
これらの応用例はいずれも、第2図に示すよう
に、平角の導体1にエナメルの被膜2を被着し、
さらに接着剤3を塗布した複数の自己融着性電線
又は自己接着性電線AとBとを複合し、加熱冷却
して一体化した接着導体を得ていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のようにして形成された従来の接着導体
は、第2図のように模型的に断面形状を描くと、
自己融着性又は自己接着性電線AとBとは、いか
にも均一に接合しているような図になつている。
しかし、実際の有効断面積は、後述の理由によつ
て、約30%にすぎない。そのため、従来の自己融
着性又は自己接着性電線では、充分な接着強度が
得られないという問題点があつた。
平角線のコーナーが90°の場合、電界がコーナ
ーに集中しすぎるため、コーナーは丸味を付けた
形状になつている。
このコーナーの丸味の半径が小さくなる程、エ
ナメル被膜は、コーナー部が薄く、平面部には厚
くなる傾向がある。接着は平面部と平面部とで行
われるため、その様子を多少誇張して画くと、第
3図のようになつて、有効断面積は極めて少ない
ことがわかる。
なお、第3図で1は平角の導体、2はエナメル
の被膜、3は接着剤である。
この発明は、従来の接合導体を得るための絶縁
電線における以上の事情に鑑みてなされたもの
で、有効断面積の向上を図り、確実に接着できる
自己融着性又は自己接着性の絶縁電線を提供する
ことを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る絶縁電線は、コーナー半径が
0.4mm以下で、かつ導体平面の寸法が、コーナー
間の寸法より小さい平角導体上に、導体面をカツ
トしてエナメル被膜を形成し、さらに接着剤を被
着したことを特徴としているものである。
〔作用〕
この発明においては、接着面が均一になるた
め、有効接着面積が飛躍的に増大するという作用
がある。
〔実施例〕
以下、図示する実施例について、この発明を詳
細に説明する。
第1図においてエナメル被膜12が厚く塗布さ
れる部分の導体11を、カツト(t1、t2部分)し
て、仕上り面が均一になつている。
今迄の経験から、コーナー部分11aのコーナ
ー半径0.4mmあたりを境にして、半径が大きいと
コーナー部が厚塗りされ、又半径が小さいと平面
部が厚塗りされる。このような偏肉化の傾向は、
エナメルワニスの粘度、溶剤と樹脂分との比率、
表面張力、焼付温度等によつて左右される。これ
らの各種条件を調整することは難かしく、既述の
コーナー半径が0.4mmあたりを境として、偏肉化
が起る。しかしこのコーナー半径を選んだ場合、
ワニスの性状や焼付条件によつて、どちらかの偏
肉化が起る。
そこで、いつも同じ偏肉化の傾向をもつ0.4mm
未満のコーナー半径を選び、被膜の偏肉分、導体
平面部をカツトすれば、仕上り面を均一にするこ
とができるとの知見を得て、本発明を完成するに
至つた。
次に、このエナメル線に接着剤13を塗布する
と、エナメル被膜と同様の傾向がみられる。しか
し、接着剤の被膜厚は、エナメル被膜厚の1/6〜
1/3ぐらいが一般的であること、又、線間を接着
させるため加熱すると、接着剤は一旦溶解し、線
間の面がなじむこと、により接着剤被膜厚の偏肉
化は、問題にならない。
接着剤としては、フエノキシ樹脂、ブチラール
樹脂、ポリアミド、ポリエステル等の線形高分子
の自己融着剤、又、エポキシ樹脂、フエノール樹
脂、フエノキシ樹脂とメラミンあるいはイソシア
ネートとの組合せ等の反応形網状高分子になる自
己接着剤が、使用できる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、エナ
メル被膜が偏肉化した分、導体面をカツトしたた
め、仕上り面が均一になり、線間の接着面積が著
しく向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による絶縁電線の一実施例を
示す断面図、第2図は従来の接着導体の理想的接
着状態を示す断面図、第3図は第2図の接着導体
の実際の接着状態を誇張して示した断面図であ
る。 図において、11は導体、12はエナメル被
膜、13は接着剤である。なお、各図中、同一符
号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 平角導体のコーナ半径が0.4mm以下で、かつ
    導体の平面間の寸法がコーナ間の寸法より小さい
    平角導体上に導体面をカツトしてエナメル被膜を
    形成し、さらに接着剤を被着してなることを特徴
    とする絶縁電線。 2 接着剤が、加熱融着し冷却して固化する自己
    融着性のものであることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の絶縁電線。 3 接着剤が、加熱融解後反応して固化する自己
    接着性のものであることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の絶縁電線。
JP151085A 1985-01-10 1985-01-10 絶縁電線 Granted JPS61161607A (ja)

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JP151085A JPS61161607A (ja) 1985-01-10 1985-01-10 絶縁電線

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JP151085A JPS61161607A (ja) 1985-01-10 1985-01-10 絶縁電線

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JPS61161607A JPS61161607A (ja) 1986-07-22
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JPH07120491B2 (ja) * 1990-02-20 1995-12-20 三菱電線工業株式会社 平角状超薄膜絶縁電線
WO2015098637A1 (ja) * 2013-12-26 2015-07-02 古河電気工業株式会社 絶縁ワイヤ、モーターコイル、電気・電子機器および絶縁ワイヤの製造方法
JP5778332B1 (ja) 2014-12-26 2015-09-16 古河電気工業株式会社 耐曲げ加工性に優れる絶縁電線、それを用いたコイルおよび電子・電気機器

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JPS61161607A (ja) 1986-07-22

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