JPH04101764U - 座席用暖房器 - Google Patents

座席用暖房器

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JPH04101764U
JPH04101764U JP1165291U JP1165291U JPH04101764U JP H04101764 U JPH04101764 U JP H04101764U JP 1165291 U JP1165291 U JP 1165291U JP 1165291 U JP1165291 U JP 1165291U JP H04101764 U JPH04101764 U JP H04101764U
Authority
JP
Japan
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seat
heater
casing
electric heater
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP1165291U
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English (en)
Inventor
義明 大岡
義廣 有屋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Motors Ltd
Original Assignee
Kawasaki Jukogyo KK
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Publication date
Application filed by Kawasaki Jukogyo KK filed Critical Kawasaki Jukogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 座席の下部の空所に設置する暖房器の電熱ヒ
ーターによって加熱した空気を、自然対流させて空所の
前方に誘導し、空所の外部に流出放散するまでの一連の
空気の流れの発生を、積極的に促進することによって、
座席の暖房と併せて座席周辺の暖房を簡単で安価な構造
により、しかも安全性の高い構造のもとに実現する。 【構成】 暖房器のそなえる電熱ヒーター9を、断面が
矩形の長方体型に構成する。その矩形の一対の長辺とし
て現れる電熱ヒーター9の上面ならびに下面を、いずれ
も座席1の後部から前部に向かって次第に高くなる傾斜
面にした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、腰掛式座席の下部の空所に設置される座席用暖房器に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の座席用暖房器の一例を図4に示す。座席1の下部の空所2に設 置される暖房器は、上下一対の電熱ヒーター3および4をそなえ、前部の蹴込み 板5および後部の反射板6によって前後から挟まれた形で、空所2の前寄りの位 置に取り付けられている。
【0003】 その他の先行技術として、例えば特開平2−109768号公報に記載の車両 用暖房器がある。同公報の暖房器も、座席下部の空所の前寄りに取り付けられて いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の座席用暖房器には、なお解決を要するつぎのような問題点がある。 1)この暖房器は、本来発熱体からの放射熱を利用しようとする形式のものであ るが、ヒーターの表面温度の上昇値が、防火関係法規などにより暖房器の使用先 に応じて抑えられているため、放射の効果が十分に発揮できない。特に後部の反 射板6は、ヒーターの放射熱を前面に向かって反射し、前方を加熱することをそ の役割とするものであるが、前部の蹴込み板5に妨げられてその機能を十分に発 揮することができない。 そのうえ、蹴込み板5のために加熱空気が十分に前方に流出せず、その結果、 蹴込み板5と反射板6とは、内部にヒーターを収納する単なる箱体を構成してい るに過ぎない。
【0005】 2)ヒーターの表面から発生した熱は、放射によってその周囲に伝達される他、 伝導によってその表面に接触する空気を加熱し、また自然対流によってヒーター 周辺の雰囲気温度を上昇させるが、電熱ヒーター3ないし4の断面形状が円形で あるため、単なる自然対流に終始し、高温空気が着席者の触れ易いA部付近に集 中して、蹴込み板5やシート取付部材などの金属製部材の過熱を招き易い。 図5は電熱ヒーターの断面形状が、対流の発生状況に及ぼす影響を示したもの である。同図(a)は、シーズヒーターなどのように、電熱ヒーター3の断面形 状が円形であるものを示し、同図(b)、(c)および(d)は、いずれも電熱 ヒーター8の断面形状が矩形であるものを示す。同図(a)によれば、電熱ヒー ター3の場合、上昇空気の流れは、電熱ヒーター3の周りを迂回して通過したの ち、ふたたびもとの方向にしたがって上昇を続けており、流れの方向に変化のな い単なる自然対流に終わっていることが明らかである。
【0006】 3)図4において、座席の後部の内壁7と蹴込み板5との間には、大きな空間と しての空所2が存在するが、反射板6の背面から放散された熱は、蹴込み板5に 遮られて座席1の下のA部に滞留し、室内全体への放散が行われにくい。
【0007】 4)着席者に対して少しでも放射熱を多く与えるために、電熱ヒーター3を蹴込 み板5の背面に近接して設け、しかも露出状態で蹴込み板5に取り付けられてい るため、ヒーターの接続端子が蹴込み板5の外面に近い箇所に位置することにな り、そのため接続端子部分を露出状態に置く事ができず、絶縁物で保護した特殊 の接続部品を使用しなければならない。この接続部品は、暖房器の全体価格に重 大な影響を与えるほど高価なものである。
【0008】 上記の従来技術における問題点のうち、最も重要なものとして、放射熱方式を 採用したことによる温度制限の問題がある。すなわち、ヒーターの温度上昇によ って放射熱の有効利用を図ろうとしても、ヒーターの表面温度の上昇値に対し、 前記のように使用先に応じて許容限度の規制が存在するため、放射熱方式の十分 な効果が得られないということがある。
【0009】 本考案は、上記にかんがみ、放射熱方式をやめて自然対流による熱伝達に主力 を置いた方式を採用することにより、上記従来装置の諸問題を改善せんとするも のである。 すなわち、本考案の目的は、座席下部に設けた暖房器のそなえる電熱ヒーター を経て加熱された空気を、前部に向う自然な流れとして、途中に邪魔物のない状 態で座席下部から広い範囲に流出させ、それによって効率のよい座席の暖房が行 われるとともに、室内への加熱空気の放散が十分に行われ、その結果として座席 の前端部などが過熱されて局部的な温度上昇をおこすことも防止され、構造が簡 単でかつ安価な座席用暖房器を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案の座席用暖房器においては、ケーシングと、 その中に取り付けられる電熱ヒーターとをそなえ、腰掛式座席の下部の空所に設 置される座席用暖房器において、上記電熱ヒーターは、断面が矩形である長方体 型に構成され、その矩形の一対の長辺として現れる電熱ヒーターの上面ならびに 下面がいずれも水平面に対して傾斜状態となるように上記ケーシング内に取り付 けられ、その傾斜はいずれも座席の後部から前部に向かって次第に高くなる傾斜 とされることを特徴としている。
【0011】 また、 上記のケーシング内に空気を流入させるための通気孔を、 ケーシングの 下面に設けてもよい。
【0012】
【作用】
図5(b)、(c)および(d)は、いずれも電熱ヒーター8を、断面が矩形 である長方体型に構成し、これの取付態様によって下方から上方に向かって流過 する空気の流れがそれぞれ異なるものとなることを示している。このうち同図( b)および(c)は、流過途中の流れの乱れ方が、同図(b)では比較的大きく 、また同図(c)では比較的小さいという差はあるが、電熱ヒーター8を通り過 ぎた後は両者共ふたたび整流の状態に復帰し、復帰後の流れの方向は最初と同じ く下方から上方に向かう方向である。
【0013】 同図(d)は、電熱ヒーター8を同図(b)または(c)の状態から45°傾 けた状態とした場合の空気の流れを示す。このときは、空気は電熱ヒーター8の 矩形の長辺に誘導されて長辺の方向に沿って流れるので、空気の流れ方向は、最 初の流れ込み方向から45°傾いた方向に変換される。このように、電熱ヒータ ーを、断面が矩形の長方体型に構成し、その断面に示される矩形の長辺の方向を 任意の角度だけ傾斜させることにより、空気の流れ出る方向をほぼその方向に変 換することができる。
【0014】 本考案では、ケーシングとその中に取り付けられる電熱ヒーターとをそなえ、 腰掛式座席の下部の空所に設置される座席用暖房器において、断面が矩形である 長方体型に構成した電熱ヒーターをケーシング内に取り付けるに際して、その断 面に示される矩形の一対の長辺として現れる電熱ヒーターの上面ならびに下面が いずれも水平面に対して傾斜状態となるように上記ケーシング内に取り付け、し かもその傾斜をいずれも座席の後部から前部に向かって次第に高くなる傾斜とし てあるので、電熱ヒーターとの接触によって加熱された空気は、座席の前部を指 向する方向に流れ出し、効率のよい暖房を実施することができる。
【0015】 この場合、電熱ヒーターが取り付けられるケーシングの下面に、空気を流入す るための通気孔を設けておくと、空気の積極的な流通の促進が図られて、自然対 流による熱伝達の効率を一層高めることができる。
【0016】
【実施例】
実施例につき図面を参照して以下に説明する。図1、図2および図3は、一例 として車両内の座席に取り付けられた暖房器を示す。これらの図において、電熱 ヒーター9はケーシング10の内部に取り付けられる。ケーシング10は座席1 の下部の空所11内で、好ましくはその後部の内壁7上に設置される。このよう にケーシング10を設置すると、座席1の前部からケーシング10までの距離が 遠いため、ケーシング10の高温部分に利用者の体が触れるおそれは全くなく、 きわめて安全であり、そのため空所11の前面に蹴込み板ないしはこれに類する 保護板を取り付ける必要がない。
【0017】 また、本考案の加熱方式は、放射を主体とするものでなく、自然対流を主体と するものであり、そのため従来装置におけるように、電熱ヒーターをできるだけ 座席の前方に設置する必要がなく、図1に示すように、後部の内壁7上に位置さ せて置いても十分に自然対流が行われて、前方への熱の流出放散が実現する。し かもこの場合、前方に蹴込み板などのような対流を阻害するものが一切存在しな いから、なおさら都合がよい。さらに、ケーシング10の下面に通気孔12を設 けて、ケーシング10内に空気を流入させるようにすると、上記の自然対流は一 層活発に行われ、座席暖房の能率はさらに助長される。ケーシング10の前面に は保護用のカバー13が設けられ、その内側に網14が設けられている。
【0018】 電熱ヒーター9は、図3から明らかなように、断面が矩形である長方体型に構 成され、その矩形の一対の長辺として現れる電熱ヒーター9の上面ならびに下面 がいずれも水平面に対して傾斜状態となるように、ケーシング10内に取り付け られている。その傾斜は、いずれも座席の後部から前部に向かう方向に沿って次 第に高くなる傾斜とされている。そのために、ケーシング10内を上昇する空気 は、前記の説明にしたがって、電熱ヒーター9の上面ならびに下面の傾斜面に誘 導されてケーシング10の前面に積極的に送り出され、図1に示すように安定し た対流現象を起こして空所11の前部から外方に向かって放散される。
【0019】
【考案の効果】
本考案の座席用暖房器は以上のように構成されるので、つぎのような効果があ る。 (1)座席下部に設けた暖房器の電熱ヒーターを、断面が矩形の長方体型に構成 して、その矩形の一対の長辺として現れる電熱ヒーターの上面ならびに下面が、 座席の後部から前部に向かって次第に高くなる傾斜面となるようにケーシング内 に取り付けたので、電熱ヒーターで加熱された空気を自然な傾斜流れとして、自 然対流の方式のもとに座席の下部から斜め上方に向けて移動させ、外部に向かっ て広い範囲に流出放散させることにより、座席の暖房を効率よく行うことができ る。
【0020】 (2)放射熱に依存しない方式のため、ケーシングを座席下部の空所の奥に取り 付けても差し支えないこととなり、その結果、安全のための蹴込み板などを置く 必要がなくなった。そのため、座席の下部から座席の設けられている室内などへ の加熱空気の放散が広い空間を経由して自由に行われるので、座席の前端部など が局部的に過熱されることもなくなり、偏ることのない快適な暖房を実現するこ とができる。
【0021】 (3)ケーシングの取付位置として、人の手の触れるおそれのない箇所を選ぶこ とができるので、蹴込み板の廃止、あるいは電熱ヒーターの接続部品の簡素化が 可能となるなど、構造の簡素化と価格の低廉化が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置の一実施例の取付状態を示した断面
図である。
【図2】図1の実施例の一部を破断して示す拡大正面図
である。
【図3】図2中のa−a線における断面図である。
【図4】従来装置の取付状態を示した断面図である。
【図5】同図(a)、(b)、(c)および(d)はい
ずれも発熱体と空気の流れとの関係を示した説明図であ
る。
【符号の説明】
1 座席 7 内壁 9 電熱ヒーター 10 ケーシング 11 空所 12 通気孔

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングと、その中に取り付けられる
    電熱ヒーターとをそなえ、腰掛式座席の下部の空所に設
    置される座席用暖房器において、上記電熱ヒーターは、
    断面が矩形である長方体型に構成され、その矩形の一対
    の長辺として現れる電熱ヒーターの上面ならびに下面が
    いずれも水平面に対して傾斜状態となるように上記ケー
    シング内に取り付けられ、その傾斜はいずれも座席の後
    部から前部に向かって次第に高くなる傾斜とされること
    を特徴とする座席用暖房器。
  2. 【請求項2】 上記のケーシング内に空気を流入させる
    ための通気孔がケーシングの下面に設けられている請求
    項1記載の座席用暖房器。
JP1165291U 1991-02-08 1991-02-08 座席用暖房器 Pending JPH04101764U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5645801U (ja) * 1979-09-11 1981-04-24
JPS60169108A (ja) * 1984-02-13 1985-09-02 Sumitomo Special Metals Co Ltd 異方性フエライト磁石

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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