JPH0410205Y2 - - Google Patents

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JPH0410205Y2
JPH0410205Y2 JP1985134048U JP13404885U JPH0410205Y2 JP H0410205 Y2 JPH0410205 Y2 JP H0410205Y2 JP 1985134048 U JP1985134048 U JP 1985134048U JP 13404885 U JP13404885 U JP 13404885U JP H0410205 Y2 JPH0410205 Y2 JP H0410205Y2
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JP
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film
alcohol fuel
solid alcohol
moisture permeability
low moisture
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JP1985134048U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は固型アルコール燃料包装体に関する。
〔従来の技術〕
固型アルコール燃料は従来金属製の罐に入れて
包装されていた。特に固型アルコール燃料はハイ
キング、登山等の屋外で用いられることが多く、
金属罐包装のものでは重くなり、また使用後の空
罐が持ち帰るにはかさばり、使用した場所に放置
されることとなり公害の元となるので、罐包装か
らプラスチツクフイルムなどの袋包装にすること
が望まれている。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかしながら、プラスチツクフイルムでは、ア
ルコールの蒸散や外部からの水分の浸透等に難点
があり、固型アルコール燃料を長期保存できない
という欠点がある。
本考案の目的は、アルコールの蒸散や外部から
の水分の浸透等の問題のない、軽量なプラスチツ
クフイルムによる固型アルコール燃料包装体を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案者らは上記課題を解決するため検討し、
フイルムの材質により透湿性アルコール透過性に
差があり透湿性のみあるいはアルコール透過性の
みが特に小さいものがあることを見出し、遂に本
考案に到つた。
すなわち、本考案はフイルムで包装された固型
アルコール燃料包装体において、該フイルムとし
てニトリル系樹脂フイルムと低透湿性フイルムを
用い、かつ、固型アルコール燃料に接する内側に
ニトリル系樹脂フイルムを用い、外側に低透湿性
フイルムを用いてなることを特徴とする固型アル
コール燃料包装体である。
本考案にいう固型アルコール燃料とは、メタノ
ール、エタノール等のアルコールを石けん、界面
活性剤、ポリ酢酸ビニルなどにより固型化したも
のであり、固型アルコール燃料であれば、いずれ
であつてもよい。また、取り扱い上カツプ状のア
ルミニウムフオイルに入れられたものが好ましい
型状である。
本考案に用いるニトリル系樹脂フイルムとして
は、アクリロニトリル、メタクリロニトリル等の
不飽和ニトリル単位を50重量%以上含有する樹脂
を公知の方法でフイルムとしたものであり、樹脂
としては、ジエン系ゴムに不飽和ニトリルをアク
リル酸エステル、スチレン等と共にグラフト共重
合させたものが好ましい。また、フイルムの厚み
としては10〜500μm、好ましくは20〜200μm程
度が適当である。
本考案に用いる低透湿性フイルムとしては、好
ましくは透湿度(JIS Z−0208による)が20g/
m2・24hr程度以下であるものであり、透湿度がこ
れより高くなると保存中にフイルムを通して水分
が内部に入り込み、固型アルコール燃料を湿らせ
てしまうので、長期保存が困難なる。このような
フイルムとしては、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン等のポリオレフイン系樹脂の厚み20〜100μm
程度のフイルムを挙げることができる。
本考案においては、ニトリル系樹脂フイルムと
低透湿性フイルムを積層して用いることが好まし
く、互いの接着性、包装適性、フイルム強度、印
刷適性等の向上のためさらに他の樹脂や金属によ
り3層以上の多層とすることもできる。また積層
フイルムとすることにより単層で用いるよりも各
フイルムの合計厚みを薄くすることができ、か
つ、包装も1回で済むため好ましい。多層フイル
ムの例としてはAN/PP、AN/LDPE、AN/
PP/ナイロン、AN/PP/PET、AN/
LDPE/ナイロン、AN/LDPE/ナイロン等を
挙げることができる(但し、ANはニトリル系樹
脂、PPはポリプロピレン、LDPEは低密度ポリ
エチレンおよびPETはポリエチレンテレフタレ
ートを表す)。
本考案のフイルムは、従来公知の方法で製造で
き、多層フイルムはドライラミネーシヨン、共押
出し、接着等により製造できる。
以下、図面により本考案を説明する。
第1図、第2図は本考案にかかる固型アルコー
ル燃料包装体の断面図である。
固型アルコール燃料1は通常アルミ箔2に収納
されており、このものが1個ないし複数個が内側
よりニトリル系樹脂フイルム3、低透湿性フイル
ム4の順に包装されている。
なお、ニトリル系樹脂フイルムが外側で、低透
湿性フイルムが固型アルコール燃料を直接に包装
している場合には、低透湿性フイルムとニトリル
系樹脂フイルムの間に固型アルコール燃料から発
生したアルコール分と外気中の水分が保存中に蓄
積し、特に積層フイルムでは層間の接着部にアル
コールと水が浸透して接着部が侵され失透あるい
は剥離が生じ、商品価値を低下させる。
〔実施例〕
以下、実施例により本考案を説明する。
実施例 1 ソハイオケミカル社製ニトリル系樹脂“バレツ
クス210”(商標、アクリロニトリル分70wt%)
を厚み30μmのフイルムとしたものと厚み30μm
の2軸延伸ポリプロピレンフイルム(OPP)を
貼り合わせたフイルムを用い、バレツクス210側
を内側にして巾80mm長さ200mmの袋となし、その
中にアルミフイルム皿に入つた固型アルコール燃
料(燃料分20g、メタノール分95wt%)5個を入
れ、上部を熱融着した。
このものを40℃に保たれた相対湿度0%と90%
の恒温、恒湿槽に3カ月間保存し、重量変化(対
燃料分)と固型アルコール燃料中の水分(カール
フイツシヤー法による)を測定した。
結果を第1表に示す。
比較例 1 バレツクス210側を外側にする以外は実施例1
を繰り返した。
結果を第1表に示す。
比較例 2,3 実施例1で積層に用いたフイルムのみを用いる
以外は実施例1を繰り返した。
結果を第1表に示す。なおバレツクス210のフ
イルムのみを用いたものが比較例2であり、二軸
延伸ポリプロピレンフイルムを用いたものが比較
例3である。
実施例 2 バレイツク210のフイルムと二軸延伸ポリプロ
ピレンフイルムを別々に用い、この順に包装に用
いる以外は実施例1を繰り返した。
結果を第1表に示す。
実施例 3 実施例1の積層フイルムの二軸延伸ポリプロピ
レンフイルムの上に更に厚み15μmのナイロンフ
イルム(Ny)を貼り合わせたフイルムを用いる
他は実施例1を繰り返した。
結果を第1表に示す。
比較例 4 実施例1で積層に用いた二軸延伸ポリプロピレ
ンフイルムに実施例3で用いたナイロンフイルム
を貼り合わせたフイルムを用いる他は実施例1を
繰り返した。
結果を第1表に示す。
〔考案の効果〕
本考案の固型アルコール燃料包装体は内側にニ
トリル系樹脂フイルム、外側に低透湿性樹脂フイ
ルムを用いて固型アルコール燃料が包装されてい
るので保存安定性が良好であり、目減りや水分の
増加という問題がなく、さらに水分とアルコール
によるフイルムの失透が防止されるので、固型ア
ルコール燃料が用意に確認できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の実施例を示す断面図
である。 図中の記号は以下のとおりである。1は固型ア
ルコール燃料、2はアルミ箔、3はニトリル系樹
脂フイルム、4は低透湿性フイルム。
【表】

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 フイルムで包装された固型アルコール燃料包
    装体において、該フイルムとしてニトリル系樹
    脂フイルムと低透湿性フイルムを用い、かつ、
    固型アルコール燃料に接する内側にニトリル系
    樹脂フイルムを用い、外側に低透湿性フイルム
    を用いてなることを特徴とする固型アルコール
    燃料包装体。 2 ニトリル系樹脂フイルムと低透湿性フイルム
    が、積層された多層フイルムである実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の固型アルコール燃料
    包装体。
JP1985134048U 1985-09-03 1985-09-03 Expired JPH0410205Y2 (ja)

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JPS6242565U JPS6242565U (ja) 1987-03-14
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JPS56139590A (en) * 1980-04-03 1981-10-31 Nippon Fine Chem Kk Plastic film-packed fuel

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JPS6242565U (ja) 1987-03-14

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