JPH0410358Y2 - - Google Patents

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JPH0410358Y2
JPH0410358Y2 JP9683985U JP9683985U JPH0410358Y2 JP H0410358 Y2 JPH0410358 Y2 JP H0410358Y2 JP 9683985 U JP9683985 U JP 9683985U JP 9683985 U JP9683985 U JP 9683985U JP H0410358 Y2 JPH0410358 Y2 JP H0410358Y2
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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、軸発電装置を装備した船舶の主機関
回転数制御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、軸発電装置(以下軸発と称す)を装備し
た船舶における軸発の運転は主機関回転数の急激
な変化(減速)を禁止している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このため軸発と予備発電機の並行運転制御や無
停電切換制御に時間がかかりすぎて主機関の減速
制御が遅れ、船舶が危険にさらされることがあつ
た。
そこで、本考案は軸発の分担している負荷を可
能な限りしや断せず、また予備発電機の起動も必
要最小限に制御し、船舶のスピードをできるだけ
主機関減速制御と合うようにした主機関回転数制
御装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するために以下のよう
に構成したものである。
すなわち、軸発電装置を含む主機関と予備発電
機を装備し、両者の切換運転が可能な船舶におい
て、上記軸発電装置により船舶内負荷に給電中に
主機関減速指令信号を発生する減速指令信号発生
器と、この減速指令信号発生器からの主機関減速
指令信号が発生したとき主機関減速後の目標回転
数を設定する目標回転数設定器と、上記軸発電装
置の出力特性を設定する出力特性設定器と、上記
軸発電装置の分担する負荷量を検出する負荷量検
出器と、この負荷量検出器により検出した分担負
荷量と上記出力特性設定器の出力を入力し給電可
能な上記軸発電装置の出力を得るための上記主機
関の最小回転数を演算する演算器と、この演算器
からの主機関の最小回転数および上記出力特性設
定器から得られる上記軸発電装置の回転数をパラ
メータにした出力特性ならび上記目標回転数設定
器からの目標回転数を入力してこれらの大小を比
較し減速制御信号と上記予備発電機の自動始動制
御信号を出力し、かつ主機関減速指令信号が入力
されると上記目標回転数設定器で設定された目標
回転数に減速すべく指令信号を出力する比較器
と、この比較器からの最小回転数を入力し、これ
を減速制御する信号に変換する変換器と、上記主
機関の回転数を検出する主機関回転数検出器と、
上記比較器からの自動始動制御信号が入力された
とき予備発電機を始動制御する自動始動制御装置
と、上記予備発電機の同期投入を行なう同期投入
装置と、上記軸発電装置の運転を続行するのか否
かを制御する判定器と、平行運転制御を行なう平
行運転装置と、非重要負荷のしや断を行なうしや
断装置と、上記軸発電装置の分担している負荷を
上記予備発電機に移行した後、制御完了信号を出
力する負荷移行制御装置と、上記主機関減速指令
信号を入力したときタイムカウントを開始しある
設定時間を経過したときタイムアツプ信号を出力
する時限設定器と、上記負荷移行制御装置からの
制御完了信号と上記並行運転制御完了信号もしく
は上記時限設定器からのタイムアツプ信号が入力
され、これらのうちいずれか早い方の信号がくる
と主機関減速指令信号を上記比較器に出力する減
速指令信号出力装置と、上記比較器からの出力信
号を入力し主機関回転数制御信号を出力する速度
制御装置と、この速度制御装置からの主機関回転
数制御信号により主機関を増速したり、減速した
り、増速も減速も行わない主機関速度制御装置と
からなる主機関回転数制御装置である。
〔作用〕
上記のように構成したものにおいて軸発出力を
得るための主機関の最小回転数RPMSLi、軸発の
出力特性より得られる軸発の作動可能な主機関下
限回転数RPMMNおよび主機関の減速後の目標
(設定)回転数RPMSETiの大小関係により、 「RPMSETi≧RPMSLi」の場合は、予備機の
自動起動や非重要負荷のしや断制御は一切行な
わず、主機関回転数をRPMSETiに速やかに減速
する設定を行なう。
「RPMSETi<RPMSLi」の場合は、速やかに
主機関回転数をRPMSLiに減速する制御と同時
に予備機の自動起動から並行運転もしくは予備
機への無停電切換えを行ない、制御完了と同時
に主機関回転数をRPMSLiからRPMSETiに減速
するところに特徴を有する。
従つて、軸発の分担している負荷を可能な限り
しや断せず、また予備発電機の起動も必要最小限
に制御し、船舶のスピードをできるだけ主機関減
速制御と合うようにした主機関回転数制御装置が
得られる。
〔実施例〕
以下本考案による主機関回転数制御装置の一実
施例について図を参照して説明する。
1は主機関回転数検出器で、回転数に対応する
信号RPMMEiが後述する速度制御装置12に送ら
れる。
2は軸発電装置(以下軸発と称す)が分担する
負荷量検出器で、軸発電装置の分担負荷量に対応
する信号KWSLiが後述する演算器5に送られる。
3は主機関減速指令信号発生器(以下減速指令
信号発生器と称す)で、減速指令信号MRiなる信
号は後述する判定器10、および時限設定器16
に送られる。
4は上記減速指令信号発生器3より送られる、
主機関減速後の目標(設定)回転数設定器で、こ
の目標(設定)回転数に対応する信号RPMSETi
は、後述する比較器11へ送られる。
5は軸発が分担する負荷量で上記負荷量検出器
2より入力されるKWSLiと後述する設定器6より
入力される需要率設定信号βとの積を演算する演
算器で、この演算結果β・KWSLiは後述する演算
器9へ送られる。
6はβの設定器であり、これは以下のようなも
のである。軸発の分担する負荷量にある一定の係
数(需要率設定信号)βをかけ算し、これを軸発
の分担する負荷量とする。βはβ≧1のため、軸
発側から見れば、出力にβに相当するマージンが
必要とする。このβの設定器のことである。
7は軸発の出力特性設定器であり、その船舶に
特有の主機関回転数と軸発出力の関係すなわち軸
発の回転数をパラメータにした出力特性が記憶さ
れている。後述する出力特性演算係数器8で設定
される係数αを入力し出力特性が演算され、その
結果は、後述する演算器9へ送られる。
9は演算器で、上記出力特性設定器7より入力
される軸発の出力特性信号と、上記演算器5より
入力されるβ・KWSLiより、軸発がβ・KWSLiに
等しい出力を出すために必要な主機関の最小回転
数が演算され、RPMSLiとして後述する判定器1
0に出力される。一方、このとき、上記出力特性
設定器7より入力される軸発の出力特性信号の中
に含まれる軸発が作動可能な最小回転数に対応す
る信号RPMMNも後述する判定器10に出力され
る。
10は判定器で、上記減速指令信号発生器3よ
り入力されるMRi=1のときのみ、すなわち、上
記減速指令信号発生器3からの主機関減速指令信
号が発生しているときのみ、上記演算器9からの
信号RPMSLiおよびRPMMNは後述する比較器11
に出力される。
11は比較器で、後述する減速指令信号出力装
置17からの主機関減速指令信号を入力し、さら
に上記目標回転数設定器4により入力される
RPMSETi、上記判定器10より入力される。
RPMSLi,RPMMNの大小を比較し、下記のよう
に比較結果にもとずき後述する速度制御装置1
2、予備発電機自動始動制御装置18および変換
器25に制御信号を出力するものである。
RPMSETi≧RPMSLi≧RPMMNのとき 比較器11より後述する速度制御装置12へ主
機関回転数をRPMSETiに減速する減速指令信号が
出力される。しかし、この場合、比較器11より
後述する変換器25並びに予備発電機自動始動制
御装置18へは信号は出力されない。
RPMSLi>RPMSETi≧RPMMNのとき 比較器11より後述する変換器25へ主機関を
RPMSLiに減速する減速指令信号が出力されると
共に、比較器11より後述する予備発電機自動始
動制御装置18へ予備機の自動始動指令信号が出
力される。この場合の制御は、下記)と異なり
18→19→20→23へと制御は進む。但し、
予備機を軸発の並行運転が失敗すると、下記)
と全く同じ制御となる。
更に後述する減速指令信号出力装置17より比
較器11へ主機関減速指令信号が出力されると、
比較器11より後述する速度制御装置12へ主機
関をRPMSETiに減速すべく指令信号が出力され
る。
RPMSLi≧RPMMN>RPMSETiのとき 比較器11より後述する変換器25へ主機関を
RPMSLiに減速する減速指令信号が出力されると
共に比較器11より予備発電機自動始動制御装置
18へ予備機の自動始動指令信号が出力される。
この場合の制御は、上記)と異なり18→19
→20→21へと制御は進む。
更に上記)と同様、後述する減速指令信号出
力装置17より比較器11へ主機関減速指令信号
が出力されると、比較器11より減速制御装置1
2へ主機関をRPMSETiに減速すべく指令信号が出
力される。
12は速度制御装置で、比較器11もしくは後
述する変換器25から入力される信号に相当する
回転数になるように、後述する主機関増速指令装
置13、主機関回転数維持装置14、主機関減速
指令装置15へ主機関回転数制御信号を出力す
る。この場合の制御結果は上記回転数検出器1か
ら入力される信号によりフイードバツクされる。
このフイードバツクされる回転数に相当する信号
量と、上記比較器11もしくは後述する変換器2
5から入力される信号によつて決まる回転数に相
当する信号量がほぼ等しくなるように回転数が制
御される。
以上の制御を行うのが速度制御装置12であ
る。
13は主機関増速指令装置で、上記速度制御装
置12からの信号により、主機関を増速する。
14は主機関回転数維持装置で、上記速度制御
装置12からの信号により、増速も減速も行なわ
ない。
15は主機関減速指令装置で、上記速度制御装
置12からの信号により、主機関を減速する。
16は時限設定器で、上記減速指令信号発生器
3よりMRiなる信号が入力されるとタイムカウン
トを開始する。タイムアツプ(後述する遅延時間
設定器24で設定される時間を経過する)する
と、後述する減速指令信号出力装置17へタイム
アツプ信号TSLiを出力するものである。
17は減速指令信号出力装置で、後述する負荷
移行制御装置21よりの軸発と予備発電機の無停
電切換完了信号、後述する並行運転装置23より
の軸発を予備発電機の並行運転制御完了信号もし
くは、上記時限設定器16よりのタイムアツプ信
号TSLiのいずれか早い方の信号が来ると、比較器
11へ主機関を目標回転数に対応する信号
RPMSETiに再び減速する設定開始信号を出力す
る。
18は予備発電機自動始動制御装置で、上記比
較器11からの始動指令信号により、予備発電機
の自動始動から運転に至る制御が行なわれる。
19は同期投入装置で、すでに給電中の軸発と
予備発電機自動始動制御装置18からの信号によ
り運転していると判定された予備発電機の同期投
入から並行運転までの制御を行なう。
20は比較器11からの制御信号が上記)か
)によつて、制御が後述する負荷移行制御装置
21へ流れるのか、並行運転装置23へ流れるの
かを判定する判定器であり、上記比較器11の
)による信号が18→19→20へと送られて
くると、20→23へと制御は行なわれ、上記比
較器11の)による信号が18→19→20へ
と送られていると、20→21…へと制御は進
む。
21は負荷移行制御装置で、軸発と予備発電機
が並行運転後、上記判定器20からの信号により
軸発の分担している負荷を予備発電機に移行させ
軸発をトリツプさせるものであり、もし、予備発
電機の出力が軸発の分担していた負荷量よりも小
さい場合は、後述するしや断装置22へ非重要負
荷のしや断信号を出力する。更に、上記負荷移行
制御から軸発のトリツプまでの一連の制御が完了
すると、上記減速指令信号出力装置17へ制御完
了信号(すなわち、主機関減速制御再開始指令信
号)が出力される。
22は上記負荷移行制御装置21からの信号に
より、非重要負荷をしや断するしや断装置であ
る。
23は上記判定器20からの信号により、軸発
と予備発電機を並行運転する並行運転装置で、並
行運転に至る制御が終了すると並行運転装置23
より減速指令信号出力装置17へ制御完了信号
(すなわち、主機関減速制御再開始指令信号)が
出力される。
24は上記時限設定器16へ入力する遅延時間
設定器である。
25は上記比較器11より入力される主機関の
最小回転数RPMSLiを減速制御する信号(RPMSLi
に相当する信号量)に変換し、これを上記速度制
御装置12に出力する変換器である。
26は上記主機関増速指令装置13、主機関回
転数維持装置14、主機関減速指令装置15によ
り主機関の回転数を制御した後、その結果が主機
関回転数検出器1により検出されることを意味す
る制御系統(フイードバツク系統)である。
以下このように構成された主機関回転数制御装
置の作用について説明する。減速指令信号発生器
3よりMRi=「1」なる信号が発せられると、こ
の信号は判定器10および時限設定器16に出力
される。また、目標回転数設定器4へ、減速目標
(設定)回転数に相当する信号が出力される。一
方、負荷量検出器2により検出されるKWSLiなる
信号は演算器5へ出力され、設定器6で設定され
るβとの積(β・KWSLi)に相当する信号が演算
器5で演算され、演算器9へ出力される。出力特
性設定器7には軸発の回転数をパラメーターにし
た軸発の出力特性が記憶されており、出力特性演
算計数器8より入力されるαとの積が出力特性設
定器7で演算され、演算器9へ送られる。演算器
9でRPMSLiは下記のように演算され、この
RPMSLiおよびRPMMNは判別器10へ送られ、減
速指令信号発生器3よりの信号MRi=「1」が判
定器10に入力されていると、演算器9→判定器
10→比較器11へとRPMSLi,RPMMNは比較器
11に入力され、目標回転数設定器4よりの信号
RPMSETiと比較器11にて比較される。
上記に加え、減速指令信号発生器3よりMRi=
「1」が時限設定器16に入力されると、遅延時
間設定器24で設定された時間以上になるとTSLi
を減速指令信号出力装置17へ出力するために、
タイムカウントが開始される。
出力特性設定器7に記憶されている軸発の出力
KWOUTiの1例は下記のように表わせる KWOUTi=αKWRT ・RPMSGi/RPMRC≦α・KWRT …(1) ここで、KWOUTi:RPMSGiにおける軸発の出力 KWRT:軸発の定格出力(最大出力) RPMRC:軸発がKWRTを得るために必要な主
機関の最小回転数 RPMSGi:KWOUTiを得る時の主機関回転数 (1)式で、RPMSGi≧RPMRCの時はKWOUTi=α・
KWRTとする。一方、演算器5より演算器9に入
力されるβ・KWSLiの値を(1)式に代入すると、 β・KWSLi=α・KWRT ・RPMSGi/RPMRC≦α・KWRT …(2) (2)より RPMSGi=β/α ・RPMRC・KWSLi/KWRT=RPMSLi …(3) すなわち、(3)式よりβ・KWSLiに等しい軸発出
力を得るための最小主機関回転数RPMSLi=
RPMSGiとして、演算器9で演算され、この
RPMSLiが判定器10→比較器11へと送られる。
このRPMSLiに相当する信号と、4より送られて
くるRPMSETiは比較器11の内部にて比較され
る。
尚、出力特性設定器7→演算器9→判定器10
→比較器11の信号ラインにより、RPMMNも比
較器11へ送られて来て、以下に示す判断と制御
が行なわれる。
RPMSETi≧RPMSLi≧RPMMNのとき (2),(3)式に示すように、主機関回転数が
RPMSETiに低下しても、軸発の出力は、β・
KWSLi以上になるため、比較器11より速度制御
装置12へ主機関回転数をRPMSETiに減速する信
号が出力される。速度制御装置12で回転数検出
器1から入力されるRPMMEiと比較器11から入
力されるRPMSETiとを比較し、RPMMEi>RPMSETi
なら主機関減速指令装置15へ、RPMSETi≒
RPMMEiなら主機関回転数維持装置14へ、
RPMMEi<RPMSETiなら主機関増速指令装置13
へそれぞれ主機関回転数制御指令が速度制御装置
12より出力される。制御結果は、制御系統26
により再び回転数検出器1よりフイードバツクさ
れ、この制御をくり返す。
RPMSLi>RPMSETi≧RPMMNのとき (2),(3)式に示すように、主機関回転数が
RPMSETiに低下すると、軸発の出力は、β・
KWSLiよりも小さくなるために予備発電機を運転
し、不足分を補う必要がある。このため、比較器
11より予備発電機自動始動制御装置18に予備
発電機の自動起動指令が出力され、比較器11よ
り変換器25に主機関回転数をRPMSLiに減速保
持する指令が出力される。主機関は変換器25→
速度制御装置12経由で主機関増速指令装置1
3、主機関回転数維持装置14、主機関減速指令
装置15によりRPMSLiに減速制御され、その結
果は、制御系統26→回転数検出器1→速度制御
装置の系統でフイードバツクされRPMSLiに保持
される。
一方、比較器11より速度制御装置12へ
RPMSETiに主機関を減速する指令が出力されるの
は、減速指令信号出力装置17より比較器11に
減速指令信号が出力される時であり、上記の制御
中は比較器11より速度制御装置12へRPMSETi
に減速する指令は出力されず、減速指令信号出力
装置17より比較器11に減速指令信号が出力さ
れるまで待機している。予備発電機自動始動制御
装置18で予備発電機(予備機)の自動起動制御
が、同期投入装置19で軸発と予備機の同期投入
および並行運転制御が順次実施され、判定器20
へ制御は移行する。この場合、すなわち、
「RPMSLi>RPMSETi≧RPMMN」の場合、判定器2
0は制御を並行運転装置23の方へと導き、並行
運転が完了すると、並行運転装置23より減速指
令信号出力装置17→比較器11へ、今、
RPMSLiに保持制御している主機関をRPMSETiに
減速する指令信号が出力される。
もし、予備発電機自動始動制御装置18および
同期投入装置19で予備発電機の自動起動が失敗
するか、同期投入が失敗するかして、軸発と予備
機の並行運転が失敗すると、同期投入装置19か
ら判定器20に“失敗信号”が出力され、判定器
20は制御を負荷移行制御装置21の方へ導く。
この場合、判定器20からの“失敗信号”によ
り、負荷移行制御装置21は、減速指令信号出力
装置17へ主機関減速指令信号を出力し、しや断
装置22へは主機関の回転数がRPMSETi(≧
RPMMN)になつても軸発が過負荷とならぬよう
非重要負荷のしや断制御信号が出力される。
上記負荷移行制御装置21→減速指令信号出力
装置17→比較器11の系統で主機関減速指令信
号が出力されると、RPMSLiに回転数を保持する
制御が行なわれていた状態から、RPMSETiに減速
する制御に移行する。
以上の制御が行なわれている間、すなわち、
MRi=「1」なる信号が時限設定器16に減速指
令信号発生器3より入力されると同時に時限設定
器6でタイムカウントが開始されている。
もし、上記制御が遅延時間設定器24で設定さ
れた時間以内に完了すれば、時限設定器16から
発せられるTSLi=「1」(タイムアツプ信号)が減
速指令信号出力装置17へ送られる前に負荷移行
設定装置21もしくは並行運転装置23から減速
指令信号出力装置17へ送られてくる主機関減速
指令信号を減速指令信号出力装置17が受ける
と、これより比較器11へ比較器11より減速制
御装置12へ出力を待機させていた主機関を
RPMSETiに減速する制御が待機解除され、
RPMSETiに減速する制御が開始される。しかし、
負荷移行制御装置21もしくは並行運転装置23
より減速指令信号出力装置17へ主機関減速指令
信号が出力される前に、時限設定器16より、
TSLi「1」が減速指令信号出力装置17へ出力さ
れると減速指令信号出力装置17より比較器11
へ減速指令信号が出力され、上記と同様、比較器
11→速度制御装置12へ主機関回転数を
RPMSETiに減速する制御信号が出力され、主機関
は、RPMSLi→RPMSETiに速度制御装置12→主
機関増速指令装置13、主機関回転数維持装置1
4、主機関減速指令装置15により減速制御さ
れ、制御系統26→回転数検出器1→減速制御装
置12の系統で制御結果はフイードバツクされ、
これをくり返す。
RPMSLi≧RPMMN>RPMSETiのとき 主機関回転数がRPMSETi(<RPMMN)に減速さ
れると、軸発は運転出来ない。従つて、比較器1
1より予備発電機自動始動制御装置18に予備発
電機の自動起動指令が出力され、比較器11より
変換器25に主機関回転数をRPMSLiに減速保持
する指令が出力される。主機関は、変換器25→
速度制御装置12経由で主機関増速指令装置1
3、主機関回転数維持装置14、主機関減速指令
装置15によりRPMSLiに減速制御され、その結
果は制御系統26→回転数検出器1→速度制御装
置12の系統でフイードバツクされ、RPMSLiに
保持される。
一方、比較器11より速度制御装置12へ
RPMSETiに主機関を減速する指令が出力されるの
は、減速指令信号出力装置17より11に減速指
令信号が出力される時であり、上記制御中は、比
較器11より減速制御装置12へRPMSETiに減速
する指令は出力されず、減速指令信号出力装置1
7より比較器11に減速指令信号が出力されるま
で待機している。
予備発電機自動始動制御装置18で予備発電機
の自動起動制御が、同期投入装置19で軸発と予
備発電機の同期投入および並行運転制御が順次実
施され判定器20へ制御は移行し、「RPMSLi≧
RPMMN>RPMSETi」のため、判定器20は制御
を負荷移行制御装置21へ導く。負荷移行制御装
置21で軸発の分担している負荷を予備機へ移行
し軸発をトリツプさせる。もし、この予備発電機
が過負荷となる可能性が確実視されるとしや断装
置22へ非重要負荷のしや断指令信号が出力され
る。
以上の制御が完了すると減速指令信号出力装置
17へ主機関減速指令が出力される。一方、以上
の制御が行なわれていの間、すなわちMRi=「1」
なる信号を時限設定器16が減速指令信号発生器
3より入力されると、時限設定器16でタイムカ
ウントが開始されている。もし、上記制御が遅延
時間設定器24で設定された時間以内に完了しな
ければ、時限設定器16から発せられるTSLi=
「1」(タイムアツプ信号)が減速指令信号出力装
置17へ出力される。すなわち、減速指令信号出
力装置17は、時限設定器16もしくは負荷移行
制御装置21のいずれか早く入力される信号を受
けると、比較器11へ主機関減速指令信号を出力
する。この負荷移行制御装置21および時限設定
器16から減速指令信号出力装置17へ送られる
信号の関係並びに制御、および減速指令信号出力
装置17から比較器11へ出力する信号の関係並
びに制御は前述の)の場合と同じである。減速
指令信号出力装置17から比較器11へ減速指令
信号が出力されると、比較器11→速度制御装置
12により、主機関増速指令装置13、主機関回
転数維持装置14、主機関減速指令装置15によ
り、主機関をRPMSLiからRPMSETiに減速される
制御が開始され、制御系統26→回転数検出器1
→速度制御装置12の経路で制御結果はフイード
バツクされ、これをくり返す。
〔考案の効果〕
以上述べた本考案は次のように構成したもので
ある。
すなわち、軸発電装置を含む主機関と予備発電
機を装備し、両者の切換運転が可能な船舶におい
て、上記軸発電装置により船舶内負荷に給電中に
主機関減速指令信号を発生する減速指令信号発生
器と、この減速指令信号器からの主機関減速指令
信号が発生したとき主機関減速後の目標回転数を
設定する目標回転数設定器と、上記軸発電装置の
出力特性を設定する出力特性設定器と、上記軸発
電装置の分担する負荷量を検出する負荷量検出器
と、この負荷量検出器により検出した分担負荷量
と上記出力特性設定器の出力を入力し給電可能な
上記軸発電装置の出力を得るための上記主機関の
最小回転数を演算する演算器と、この演算器から
の主機関の最小回転数および上記出力特性設定器
から得られる上記軸発電装置の回転数をパラメー
タにした出力特性ならび上記目標回転数設定器か
らの目標回転数を入力してこれらの大小を比較し
減速設定信号と上記予備発電機の自動始動制御信
号を出力し、かつ主機関減速指令信号が入力され
ると上記目標回転数設定器で設定された目標回転
数に減速すべく指令信号を出力する比較器と、上
記主機関の回転数を検出する主機関回転数検出器
と、上記比較器からの自動始動制御信号が入力さ
れたとき予備発電機を始動制御する自動始動制御
装置と、上記予備発電機の同期投入を行なう同期
投入装置と、上記軸発電装置の運転を続行するの
か否かを制御する判定器と、平行運転制御を行な
う平行運転装置と、非重要負荷のしや断を行なう
しや断装置と、上記軸発電装置の分担している負
荷を上記予備発電機に移行した後、制御完了信号
を出力する負荷移行制御装置と、上記主機関減速
指令信号を入力したときタイムカウントを開始し
ある設定時間を経過したときタイムアツプ信号を
出力する時限設定器と、上記負荷移行制御装置か
らの制御完了信号と上記並行運転制御完了信号も
しくは上記時限設定器からのタイムアツプ信号が
入力され、これらのうちいずれか早い方の信号が
くると主機関減速指令信号を上記比較器に出力す
る減速指令信号出力装置と、上記比較器からの出
力信号を入力し主機関回転数制御信号を出力する
速度制御装置と、この速度制御装置からの主機関
回転数制御信号により主機関を増速したり、減速
したり、増速も減速も行わない主機関速度制御装
置とからなる主機関回転数制御装置である。
従つて、可能な限り軸発の分担している負荷を
しや断せず、また予備機の起動も必要最小限に制
御し、船舶のスピードを出来るだけ主機関減速制
御と合うようにした主機関回転数制御装置を提供
する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案による主機関回転数制御装置の一実
施例を示すブロツク図である。 1……主機関回転数検出器、2……負荷量検出
器、3……減速指令信号発生器、4……目標回転
数設定器、5,9……演算器、6……設定器、7
……出力特性設定器、8……出力特性演算計数
器、10……判定器、11……比較器、12……
速度制御装置、13……主機関増速指令装置、1
4……主機関回転数維持装置、15……主機関減
速指令装置、16……時限設定器、17……減速
指令信号出力装置、18……予備発電機自動始動
制御装置、19……同期投入装置、20……判定
器、21……負荷移行制御装置、22……しや断
装置、23……並行運転装置、24……遅延時間
設定器、25……変換器、26……制御系統。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 軸発電装置を含む主機関と予備発電機を装備
    し、両者の切換運転が可能な船舶において、 上記軸発電装置により船舶内負荷に給電中に主
    機関減速指令信号を発生する減速指令信号発生器
    と、 この減速指令信号発生器からの主機関減速指令
    信号が発生したとき主機関減速後の目標回転数を
    設定する目標回転数設定器と、 上記軸発電装置の出力特性を設定する出力特性
    設定器と、 上記軸発電装置の分担する負荷量を検出する負
    荷量検出器と、 この負荷量検出器により検出した分担負荷量と
    上記出力特性設定器の出力を入力し、給電可能な
    上記軸発電装置の出力を得るための上記主機関の
    最小回転数を演算する演算器と、 この演算器からの主機関の最小回転数および上
    記出力特性設定器から得られる上記軸発電装置の
    回転数をパラメータにした出力特性ならびに上記
    目標回転数設定器からの目標回転数を入力してこ
    れらの大小を比較し、減速制御信号と上記予備発
    電機の自動始動制御信号を出力し、かつ主機関減
    速指令信号が入力されると、上記目標回転数設定
    器で設定された目標回転数に減速すべく指令信号
    を出力する比較器と、 この比較器からの最小回転数を入力し、これを
    減速制御する信号に変換する変換器と、 上記主機関の回転数を検出する主機関回転数検
    出器と、 上記比較器からの自動始動制御信号が入力され
    たとき予備発電機を始動制御する自動始動制御装
    置と、 上記予備発電機の同期投入を行なう同期投入装
    置と、 上記軸発電装置の運転を続行するのか否かを判
    定する判定器と、 平行運転制御を行なう並行運転装置と、 非重要負荷のしや断を行なうしや断装置と、 上記軸発電装置の分担している負荷を上記予備
    発電機に移行した後、制御完了信号を出力する負
    荷移行制御装置と、 上記主機関減速指令信号を入力したときタイム
    カウントを開始し、ある設定時間を経過したとき
    タイムアツプ信号を出力する時限設定器と、 上記負荷移行制御装置からの制御完了信号と上
    記並行運転制御完了信号もしくは上記時限設定器
    からのタイムアツプ信号が入力され、これらのう
    ちいずれか早い方の信号がくると、主機関減速指
    令信号を上記比較器に出力する減速指令信号出力
    装置と、 上記比較器からの出力信号を入力し主機関回転
    数制御信号を出力する速度制御装置と、 この速度制御装置からの主機関回転数制御信号
    により主機関を増速したり、減速したり、増速も
    減速も行わない主機関速度制御装置とからなる主
    機関回転数制御装置。
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