JPH04103902U - プレキヤストコンクリート型枠 - Google Patents
プレキヤストコンクリート型枠Info
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- JPH04103902U JPH04103902U JP1255491U JP1255491U JPH04103902U JP H04103902 U JPH04103902 U JP H04103902U JP 1255491 U JP1255491 U JP 1255491U JP 1255491 U JP1255491 U JP 1255491U JP H04103902 U JPH04103902 U JP H04103902U
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- JP
- Japan
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- precast concrete
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 PC版に、他部材を挿通するための開口部ま
たは切欠部を予め型成形して、現場での加工を廃止す
る。各PC版を、接着剤を介して予備組立し、現場建て
込み時の省力化を図る。 【構成】 PC版12,14,16を型成形する際に、
他部材を挿通するための開口部22,24および切欠部
26を予め形成する。各PC版12,14,16の相互
間に形成した切り欠き20に接着剤を塗布して、各PC
版12,14,16を折曲げて予備組立する。
たは切欠部を予め型成形して、現場での加工を廃止す
る。各PC版を、接着剤を介して予備組立し、現場建て
込み時の省力化を図る。 【構成】 PC版12,14,16を型成形する際に、
他部材を挿通するための開口部22,24および切欠部
26を予め形成する。各PC版12,14,16の相互
間に形成した切り欠き20に接着剤を塗布して、各PC
版12,14,16を折曲げて予備組立する。
Description
【0001】
本考案は、構築しようとする鉄筋コンクリート柱または梁の外側を覆って、こ
れに打設されるコンクリートと一体化されるプレキャストコンクリート(PC)
型枠に関する。
【0002】
近年、建造物の柱とか梁を鉄筋コンクリートで構築するに、この構築しようと
する柱または梁の外側を覆う型枠として機能し、さらに打設されるコンクリート
と一体化するPC型枠が知られている。そしてこのような従来のPC型枠の中に
は、柱,梁の各外側面と同一平面形状に形成した複数の薄肉板状のPC版を、蝶
番金具を介して折曲げ可能に連結し、各PC版をこの蝶番金具から折り曲げて、
柱または梁の所要形状となるように組立た後、その中にコンクリートを打設する
ようにしたものもある。
【0003】
しかしながら、かかる従来のPC型枠は、全体がコンクリート造で無垢な平滑
面で形成されており、この点従来の木製の型枠と異なり、設備用配管等の他部材
を挿通するための開口部を現場で設けることは著しく困難であった。
【0004】
また殊に、蝶番金具を用いたPC型枠にあっては、各PC版を現場で所要形状
に折り曲げて固定していたため、現場での作業工数が多くなり、この点からも工
期を長く要してしまうという各種課題があった。
【0005】
そこで、本考案はかかる従来の課題に鑑みて、他部材の配置とか型枠の組立等
を考慮して、現場で建て込む時点で、型枠としての完成度をより高めておくこと
により、現場作業の工数を大幅に削減することができるPC型枠を提供すること
を目的とする。
【0006】
かかる目的を達成するために本考案は、構築しようとする柱または梁の外側面
を分割した平面形状であって、且つ壁の取付用突起,設備用配管等の他部材が挿
通される開口部または切欠部を有する複数の薄肉板状のプレキャストコンクリー
ト版を、これらプレキャストコンクリート版の肉厚部に埋設するネットを介して
折曲げ可能に連結すると共に、各プレキャストコンクリート版相互間にV字状の
切り欠きを形成し、該切り欠きに接着剤を充填してこれらプレキャストコンクリ
ート版を折曲し固着して構成したことを特徴とする。
【0007】
以上の構成により本考案のPC型枠にあっては、PC版に予め開口部または切
欠部を備えたので、PC型枠を建て込んだ状態で、他部材をこの開口部または切
欠部から簡単に挿通することができる。また、前記PC版を接着剤を介して固着
することにより、現場ではこの予備組立したPC型枠をその状態で建て込むこと
ができ、現場における組立作業を省略することができる。さらに、各PC版相互
間にV字状の切り欠きを形成し、この切り欠きに接着剤を充填しこれらPC版を
折曲して固着したので、この接着工程を予め工場で行っておくことにより、現場
への搬送時に各PC版相互が長なりに展開して破損されたり、またこれを防止す
るためにPC版相互を特別の治具等で保形する手間を省けると共に、搬送時にお
ける強度も確保することができる。
【0008】
以下、本考案の実施例を図に基づいて詳細に説明する。図1から図4は本考案
の第1実施例を示すPC型枠10を示し、この第1実施例のPC型枠10は梁用
の型枠として用いる場合に例をとって述べる。尚、図1はPC型枠10の完成状
態での斜視図、図2はPC型枠10の展開図、図3は図2中のA−A線拡大断面
図、図4はPC型枠10の組立状態での角部の拡大断面図である。
【0009】
即ち、本実施例のPC型枠10は図2に示すように、構築しようとする梁の各
外側面、つまり、底面および両側面と同一平面形状となる3枚のPC版12,1
4,16を備え、これらPC版12,14,16は所定の型内にコンクリートを
打設する工程を経て型成形される。
【0010】
前記PC型枠10は、これを型成形する際に各PC版12,14,16の肉厚
内に連続したネット18を埋設し、このネット18を介して各PC版12,14
,16は互いに連結される。このネット18はPC版12,14,16の補強筋
としての役割を果たすものであり、このネット18としては金網でも良いが、コ
ンクリートのかぶり厚の不足によるさびの発生防止や、殊に折曲時の折り曲げ性
を良好に確保するために、比較的柔軟で且つ高い引張強度を有し、また軽量化を
図ることができる、アラミド繊維,ビニロン繊維,炭素繊維,ガラス繊維等の繊
維材を採用することが好ましい。また、前記各PC版12,14,16の相互間
には、図3に示すように拡開角度が90°となるV字状の切り欠き20,20を
形成してある。従って、前記PC型枠10は、前記切り欠き20,20を閉じる
方向に各PC版12,14,16を折曲げることにより、図4に示すように直角
の角部を形成する。尚、本実施例では前記切り欠き20の形成位置に対応して、
裏側位置に小さなV字状溝20aを形成したが、図5に示すように、この小さな
V字状溝20aを設けないものにあっても折曲げることができる。
【0011】
ここで、本実施例では前記PC版12,14,16を型成形する際に、図2に
示したようにPC版12の中央部に、複数の矩形状開口部22,22…を長手方
向に所定間隔をもって形成する。また、両側のPC版14,16には、それぞれ
対応する位置に円形状開口部24,24を形成すると共に、U字状切欠部26,
26を形成する。
【0012】
前記PC型枠10を所要の形状に組立て所定位置に建て込んだ際に、前記矩形
状開口部22,22…には、図1に示す他部材としてのPC壁28の上側に突設
した取付用突起28a,28a…が嵌挿される。また、前記円形状開口部24,
24…には、他部材としての図外の設備用配管が挿通されると共に、U字状切欠
部26,26には他部材としての図外の小梁が挿通される。尚、前記PC壁28
の水平方向側面には、後述する柱に接続するための取付用突起28b,28b…
を突設してある。
【0013】
また、かかる構成になるPC型枠10は、V字状の切り欠き20,20の内側
に接着剤30を全面または部分的に塗布し、各PC版12,14,16をこの切
り欠き20,20部分から折曲げて各PC版12,14,16それぞれを互いに
固着し、図1に示したように所要の形状、つまり、構築しようとする梁の外側に
沿った断面U字状となるように予備組立する。この予備組立は現場に搬入する以
前に工場等で行うのが望ましい。尚、前記接着剤30としては、各PC版12,
14,16を一体化させるために高強度接着剤が好ましく、例えば、酢酸ビニル
樹脂,アクリル樹脂,ポリウレタン樹脂,ポリエステル樹脂,ポリエステル樹脂
,エポキシ樹脂,合成ゴム系の接着剤等を用いる。
【0014】
以上の構成により本実施例のPC型枠10にあっては、PC型枠10の建て込
みにあたってPC壁28の取付用突起28a,28aおよび設備用配管,小梁等
の他部材が挿通される位置に対応して、各PC版12,14,16に矩形状開口
部22,22…および円形状開口部24,24、そして切欠部26,26を予め
型成形したので、現場においてPC型枠10を所定位置に建て込む際には、前記
PC版12,14,16に何等加工を施すこと無く、前記他部材の取り付けを簡
単に行うことができる。従って、前記開口部とか切欠部の現場加工を省略するこ
とができる。
【0015】
また、前記PC版12,14,16は工場等で所要形状に折曲して接着するこ
とにより予備組立したので、現場へはこの予備組立したPC型枠10を搬入した
状態で直ちに建て込むことができ、現場における組立作業を省略することができ
る。
【0016】
さらに、各PC版12,14,16相互間にV字状の切り欠き20を形成し、
この切り欠き20に接着剤30を充填しこれらPC版12,14,16を折曲し
て固着するので、この接着工程を予め工場で行っておくことにより、現場への搬
送時に各PC版12,14,16相互が長なりに展開して破損されたり、またこ
れを防止するためにPC版12,14,16相互を特別の治具等で保形する手間
を省けると共に、搬送時における強度も確保することができる。
【0017】
従って、本実施例では前記矩形状開口部22,円形状開口部24および切欠部
26の現場加工を省略できることと、前記PC型枠10の現場組立を省略できる
こと等により、大幅な省力化を達成でき、延いては、工期の大幅な短縮および建
築費の削減を図ることができる。
【0018】
ところで、本実施例では前記PC型枠10を所定位置に建て込んだ後、図6に
示すように複数の梁主筋32,32…および複数のスターラップ34,34…か
らなる鉄筋籠36を収納し、この状態でコンクリートを打設する。このとき、矩
形状開口部22から挿通したPC壁28の取付用突起28a,28a…は、これ
から突出した鉄筋38がコンクリート内に埋設されて、梁と壁28とを強固に一
体化することができる。
【0019】
図7は柱用型枠として用いる本考案の第2実施例を示すPC型枠10aで、こ
のPC型枠10aは、前記第1実施例と同様に、構築しようとする柱の各外側面
と同一平面形状となる4枚のPC版40,42,44,46を、その肉厚部に連
続したネット18を埋設して型成形してある。このとき、各PC版40,42,
44,46の上端部中央には、第1実施例に示したような大梁を挿通する切欠部
48,48…を型成形してあり、また、壁が接続されるPC版40,44の中央
部には長手方向に複数の矩形状開口部50,50…を型成形してある。これら矩
形状開口部50,50…は、図1に示した他部材としてのPC壁28の取付用突
起28b,28b…の形成位置に対応して形成され、この取付用突起28b,2
8b…が矩形状開口部50,50…内に嵌挿される。
【0020】
そして、前記PC型枠10は、前記PC版40,42,44,46の相互間に
形成されるV字状の切り欠きから折曲し、それぞれを接着することにより予備組
立して、図7に示す状態とする。
【0021】
従って、この第2実施例に示した柱用のPC型枠10aにあっても、予備組立
した状態で現場に搬入し、その状態で建て込みを行うことができると共に、前記
切欠部48,48…および前記矩形状開口部50,50…の現場加工を省略して
、工期の短縮化および建築費の削減を達成できる。尚、前記PC型枠10aには
図8に示すように、複数の柱主筋52,52…および複数のフープ筋54,54
…からなる鉄筋籠56を収納した状態でコンクリートが打設される。
【0022】
ところで、上述した各実施例ではPC版12,14,16および40,42,
44,46を連続した状態で型成形する場合を開示したが、これに限ることなく
、これら各PC版をそれぞれ分離した状態で独立して型成形し、これら分離した
PC版を接着により予備組立することもできる。勿論、この場合にあっても必要
な開口部または切欠部は予め型成形により形成しておく。
【0023】
以上説明したように本考案のPC型枠にあっては、PC版に、壁の取付用突起
,設備用配管等の他部材が挿通される開口部または切欠部を備えたので、これら
開口部または切欠部の困難な加工を現場で行う必要がなくなる。また、それぞれ
のPC版を、柱または梁の所要形状となるように接着剤を介して固着したので、
現場ではこの予備組立したPC型枠をその状態で建て込むことができる。さらに
、各PC版相互間にV字状の切り欠きを形成し、この切り欠きに接着剤を充填し
これらPC版を折曲して固着したので、この接着工程を予め工場で行っておくこ
とにより、現場への搬送時に各PC版相互が長なりに展開して破損されたり、ま
たこれを防止するためにPC版相互を特別の治具等で保形する手間を省けると共
に、搬送時における強度も確保することができる。
【0024】
従って、本考案のPC型枠は、現場に搬入する時点でその完成度を著しく高く
したものであるため、現場作業の大幅な省力化を達成して、工期の短縮および建
築費の削減を図ることができるという各種優れた効果を奏する。
【図1】本考案の第1実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の第1実施例を示す展開図である。
【図3】図2中のA−A線拡大断面図である。
【図4】本考案の第1実施例で予備組立したPC型枠の
要部拡大断面図である。
要部拡大断面図である。
【図5】本考案の他の実施例を示す図3に対応する断面
図である。
図である。
【図6】本考案の第1実施例のPC型枠の建て込み状態
の断面図である。
の断面図である。
【図7】本考案の第2実施例を示す斜視図である。
【図8】本考案の第2実施例のPC型枠の建て込み状態
の断面図である。
の断面図である。
10 PC型枠 10a PC型
枠 12 PC版 14 PC版 16 PC版 18 ネット 22 矩形状開口部 24 円形状開
口部 26 切欠部 28 壁 30 接着剤 40 PC版 42 PC版 44 PC版 46 PC版 48 切欠部 50 矩形状開口部
枠 12 PC版 14 PC版 16 PC版 18 ネット 22 矩形状開口部 24 円形状開
口部 26 切欠部 28 壁 30 接着剤 40 PC版 42 PC版 44 PC版 46 PC版 48 切欠部 50 矩形状開口部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)考案者 小川 晴果
東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式
会社大林組技術研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】 構築しようとする柱または梁の外側面を
分割した平面形状であって、且つ壁の取付用突起,設備
用配管等の他部材が挿通される開口部または切欠部を有
する複数の薄肉板状のプレキャストコンクリート版を、
これらプレキャストコンクリート版の肉厚部に埋設する
ネットを介して折曲げ可能に連結すると共に、各プレキ
ャストコンクリート版相互間にV字状の切り欠きを形成
し、該切り欠きに接着剤を充填してこれらプレキャスト
コンクリート版を折曲し固着して構成したことを特徴と
するプレキャストコンクリート型枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991012554U JP2570564Y2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | プレキャストコンクリート型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991012554U JP2570564Y2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | プレキャストコンクリート型枠 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04103902U true JPH04103902U (ja) | 1992-09-08 |
| JP2570564Y2 JP2570564Y2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=31746553
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991012554U Expired - Fee Related JP2570564Y2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | プレキャストコンクリート型枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2570564Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| SG11201907593QA (en) * | 2017-02-28 | 2019-09-27 | Takenaka Corp | Steel-framed concrete beam and method for constructing steel-framed concrete beam |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04228751A (ja) * | 1990-12-27 | 1992-08-18 | Tobishima Corp | 建築用コンクリートパネルとその製造法 |
-
1991
- 1991-02-15 JP JP1991012554U patent/JP2570564Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04228751A (ja) * | 1990-12-27 | 1992-08-18 | Tobishima Corp | 建築用コンクリートパネルとその製造法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2570564Y2 (ja) | 1998-05-06 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |