JPH04105103U - 鉄道軌条用融雪および凍結防止用カンテラ - Google Patents
鉄道軌条用融雪および凍結防止用カンテラInfo
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- JPH04105103U JPH04105103U JP1382791U JP1382791U JPH04105103U JP H04105103 U JPH04105103 U JP H04105103U JP 1382791 U JP1382791 U JP 1382791U JP 1382791 U JP1382791 U JP 1382791U JP H04105103 U JPH04105103 U JP H04105103U
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Landscapes
- Railway Tracks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[目的] 鉄道軌条の転轍機における冬季の凍結ならび
に積雪による可動不可能状態になることを防止するため
に、可動レールと該可動レールが離接する基本の軌条、
ならびに、それらが在置する雰囲気を加熱空気で昇温す
る。 [構成]電熱ヒーターを内蔵した熱風洞2の元端に送風
器2を取り付け、また、他端を、両端に吐出口4aを有
する通風洞4の中間部の一側壁に平面視T字形となるよ
うに接続して成るものである。
に積雪による可動不可能状態になることを防止するため
に、可動レールと該可動レールが離接する基本の軌条、
ならびに、それらが在置する雰囲気を加熱空気で昇温す
る。 [構成]電熱ヒーターを内蔵した熱風洞2の元端に送風
器2を取り付け、また、他端を、両端に吐出口4aを有
する通風洞4の中間部の一側壁に平面視T字形となるよ
うに接続して成るものである。
Description
【0001】
この考案は、鉄道軌条用融雪および凍結防止用カンテラに関するものである。
【0002】
鉄道軌条、特に転轍機における軌条の可動部において、寒冷地、降雪地または
降雪時に凍結、積雪が予測される時点で、従前より「融雪カンテラ」と称する加
熱器が用いられている。
【0003】
前記した融雪カンテラは、その名称のように、主に、白灯油を燃料とする発焔
による加熱手段を基本形態とするものである。
【0004】
上気したように融雪カンテラの殆どが白灯油を燃料とする発焔形態であり、こ
れを基本形態とする種類のものは比較的古い時代より使用されている。
【0005】
また、僅かながら、電気ヒーターを熱源とした形態のものが試験的に用いられ
たこともあるが、この種のものは、該ヒーターを直接あるいは間接的に軌条に装
着するもので、使用勝手は良いものの、経費の点で前記発焔形式に比し、全く比
較できない程効率が悪いものであった。
【0006】
前者の白灯油を燃料とする発焔形(以後発焔形と称す)は、当然屋外で使用す
るものであるがため、風向による火焔の流れ、通過車両の頻度、ならびに該車両
通過の際に生ずる巻風等による発熱および熱量の損失、不完全燃焼による煤の発
生、該煤による断熱作用部の形成等とともに、季節的使用のためと、他の保安基
準による常設ならびに給油用配管設置が不可能であるから、これら融雪カンテラ
の使用が予測される時点において、その都度の設置、使用終了時の撤去作業、使
用中の給油、保守、点検等総て人手に頼るもので、これらはすべて厳寒で、しか
も悪条件の深夜作業が多く、定時の点検、補給等の作業を欠くことができない必
須の作業である。
【0007】
これらに対し、前述のように、白灯油以外の熱源として電気を用いることは、
従前から開発課題としてとりあげられてきたが、前記のように、電気ヒーターに
よる発熱によって軌条を直接あるいは間接的に用いることは熱量単価の増大が起
因となって不採用となる事例が最多であった。
【0008】
この考案においても基本的には、電気ヒーターによる熱源を用いるものである
が、軌条を加熱する伝達媒体を空気に求め、いわゆる熱風として軌条ならびに軌
条雰囲気を加熱して凍結防止ならびに融雪を達成することができるようにしたこ
とを目的とするものである。
【0009】
この考案は、上記の目的を達成させるための手段として、電熱ヒーターを内蔵
した熱風洞の元端に送風器を備え、また、先端部には左右の2方向に分岐した通
風洞の一側壁の中間部に接続、且つ、連通し、該通風洞の両端に吐出口を開口し
て、基本の軌条ならびに可動レールの長手方向に沿って熱風を噴出することがで
きるように構成したことを特徴とするものである。
【0010】
この考案は、冬季・厳寒季における転轍機に対する積雪防止ならびに凍結防止
を旨とするもので、特に、転轍機においては、先端鋭利な可動レールが、その目
的の可動可能な状態を維持するために用いるもので、熱風洞内において発熱させ
た電熱ヒーターに対し、送風器によって生じさせた強制流動空気を加熱し、該加
熱空気を熱風洞に接続した通風洞の吐出口より加熱を目的とする可動レールなら
びに基本の軌条に沿わせて噴射させ、該可動レールならびに基本の軌条に沿った
可動範囲の雰囲気を加熱するものである。
【0011】
特に、転轍機における先端鋭利な可動レールを、枕木の上面に設けた滑動板上
に設置し、転轍操作で基本の軌条と離接して所望のレール切り替え作業を行うも
のであるが、この可動レールと滑動板との凍結ならびに該可動レールと基本の軌
条との凍結による可動不能状態になることを防止し、また、降雪時において、基
本の軌条と可動レールとの僅かな間隙に積雪して可動レールの可動を阻害する現
象を防止しようとするものである。
【0012】
前記可動レールを載置し、且つ、滑動自在にする滑動板における滑動面には、
常時潤滑油を充分に施してあり、通常は、可動レールならびに滑動板両者の接合
部分に多少の水分が供給されたとしても、前記潤滑油で揮水されてしまい、水分
による凍結については、それ程重大視する必要がなく、降雪が少なく、且つ、極
寒地においての凍結防止を旨とする場合には当該雰囲気温度を僅かでも上昇させ
ることによって、これを受熱した可動レールは、付着した水分による結露ならび
に凍結現象から保護することができるものであり、また、降雪時においては、可
動レールの可動範囲において着雪以前に、その雰囲気の加熱により融雪し、積雪
を防止し、且つ、該雰囲気の範囲内で融雪した水分を滞留させず、可動レールの
加熱によって流排出させることができるものである。
【0013】
この考案の装置は、加熱された空気を送り出す熱風洞の先端を左右方向に2分
岐して先端の吐出口より熱風を噴出することができる通風洞を、前記熱風洞とを
平面視T字型に形成し、主に、前記通風洞が基本のきじょうの内面と、先端鋭利
な可動レールとで形成された空隙に設置するもので、前記した熱風洞を基本の軌
条下をくぐらせて、送風器が前記軌条外側位置に定置できるようにしてある。
【0014】
これら通風洞の吐出口より噴出される熱風は可動レールと基本の軌条で形成さ
れた僅かな間隙を幅として形成された風路に従って吹き抜けるようにしてある。
【0015】
車両の車輪が基本の軌条より可動レールに進行させたい場合および可動レール
側から基本の軌条に転移させたい場合は、該可動レールは基本の軌条の側面に密
接した状態に転轍させてあるので一方の熱風吹出風路の先端部は閉鎖された状態
となり、噴出される熱風は各々のレール側面ならびに下方の滑動板の加熱度合い
を一層高めるもので、これらの凍結防止は無論、降雪時には前記部所への着雪と
同時に溶融させて積雪状態を形成させないようにしてある。
【0016】
また、可動レールと基本の軌条とが開拡されている方向に噴出される熱風は、
これら各レールの側面の加熱とその雰囲気温度上昇に作用している。
【0017】
次に、この考案の実施例を図面とともに説明すれば、通風に便するような空隙
を形成してシーズ線を設置した電熱ヒーター1を絶縁ならびに断熱手段を介して
被覆成形して熱風洞2を構成し、該熱風洞2の一方端には、例えばシロッコファ
ンを内装した送風器3の吐出口を接続形成し、また、他端は該熱風洞2の長手方
向の延長線と直交する方向に、両端に吐出口4aを有する通風洞4の中間側面と
接続し、これら通風洞4と前記の熱風洞2とにより平面視T字形となるように構
成するものである。
【0018】
また、前記通風洞4における一辺の側壁において、熱風洞2より直進してくる
熱風を左右の吐出口4aに配風するために配向部4bが設けられている。
【0019】
このように構成した本考案は、図示のように基本の軌条10の内側に離接する
先端鋭利な可動レール11と前記軌条10との間隙14内に該軌条10、可動レ
ール11と通風洞4とが並列するように、且つ、熱風洞2が軌条10の下部とな
るように設置するもので、通風洞4の吐出口4aから吐出される熱風は矢印c方
向に発風されるもので、可動レール11は枕木12の上面に固着された滑動板1
3上を転轍作用に基づいて滑動できるようにし、これら、軌条10、可動レール
11ならびに滑動板13を加熱して凍結による固着現象を防止するとともに、こ
れら雰囲気温度も上昇させて降雪時積雪を着雪と同時に溶融して阻止することが
できるようにしたものである。
【0020】
この考案は以上のように、軌条の凍結防止ならびに降雪時における積雪防止用
の加熱作用を期待する熱源を電気ヒーターの発熱に求め、この発熱を空気を媒体
として加熱気体により軌条、可動レールの要部ならびに滑動板を加熱するととも
に、それら上記要部の雰囲気の温度を上昇するものであるから、加熱効果を高効
率に利用できる効果あるもので、じゅうらいの白灯油の燃焼を熱源とする場合の
人的労力を皆無にすることによる相乗効果大なるものである。
【0021】
図1は本考案の装置を転轍機に装着した平面図、図2は
図1の要部の拡大平面図、図3は一部を欠切して内部を
示す本考案の斜視図である。
図1の要部の拡大平面図、図3は一部を欠切して内部を
示す本考案の斜視図である。
【0022】
1 電熱ヒーター
2 熱風洞
3 送風器
4 通風洞
4a 吐出口
4b 配向部
5 側壁
10 軌条
11 可動レール
12 枕木
13 滑動板
14 間隙
Claims (1)
- 【請求項1】 電熱ヒーターを内蔵した熱風洞の元端
に送風器を備え、また、先端部には左右の2方向に分岐
した通風洞の一側壁の中間部に接続、且つ、連通し、該
通風洞の両端に吐出口を開口して、基本の軌条ならびに
可動レールの長手方向に沿って熱風を噴出することがで
きるように構成したことを特徴とする鉄道軌条用融雪お
よび凍結防止用カンテラ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1382791U JPH04105103U (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 鉄道軌条用融雪および凍結防止用カンテラ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1382791U JPH04105103U (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 鉄道軌条用融雪および凍結防止用カンテラ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04105103U true JPH04105103U (ja) | 1992-09-10 |
Family
ID=31748416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1382791U Pending JPH04105103U (ja) | 1991-02-19 | 1991-02-19 | 鉄道軌条用融雪および凍結防止用カンテラ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04105103U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013527346A (ja) * | 2010-04-30 | 2013-06-27 | バイエル・インテレクチュアル・プロパティ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | バラスト道床の乾燥および温度制御のための調整装置および調整方法 |
-
1991
- 1991-02-19 JP JP1382791U patent/JPH04105103U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013527346A (ja) * | 2010-04-30 | 2013-06-27 | バイエル・インテレクチュアル・プロパティ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | バラスト道床の乾燥および温度制御のための調整装置および調整方法 |
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