JPH0410523Y2 - - Google Patents

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JPH0410523Y2
JPH0410523Y2 JP5564186U JP5564186U JPH0410523Y2 JP H0410523 Y2 JPH0410523 Y2 JP H0410523Y2 JP 5564186 U JP5564186 U JP 5564186U JP 5564186 U JP5564186 U JP 5564186U JP H0410523 Y2 JPH0410523 Y2 JP H0410523Y2
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JP
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cold head
cooling panel
cooling
panel
wood metal
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JP5564186U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、冷却パネルとコールドヘツドの固
定構造、詳しくはクライオポンプの極低温容器内
の冷却パネルを、冷凍機のコールドヘツドに固定
するための構造に関するものである。
[従来技術] 従来のクライオポンプは、極低温容器内に収容
された冷却パネルを、冷凍機の極低温化されたコ
ールドヘツドに固定し、上記容器内の気体(N2
H2,O2など)を冷却パネルの表面に凝結させる
ことによつて、容器内で高真空が得られるように
構成されている。ところが、冷却パネルとコール
ドヘツドとの固定が不十分であると、両者の抵触
熱抵抗が大きくなり、冷却パネルの冷却効果が得
られなくなるため、従来では、第3図に示される
ように、冷却パネル1とコールドヘツド2の各接
触部3,4間にインジウムシート5を介在し、両
接触部3,4を複数のボルト6およびナツト7で
固定するなどの方法がとられている。この方法で
は、各ボルト6の締め付け力を大きくすることに
よつて上記固定を強固にすることができ、また、
比較的やわらかなインジウムシート5を介在する
ことによつて両接触部3,4の金属接触を確実に
することができる。これによつて、接触熱抵抗が
小さくなり、冷却パネル1の温度をコールドヘツ
ド2の温度レベルに近付けることができ、冷却パ
ネル1の冷却効果が高められる。また、ボルト6
およびナツト7を用いたので、冷凍部のオーバー
ホール時における冷却パネル1とコールドヘツド
2の分解、組立を容易に行なうことができる。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、上記先行技術では、複数のボルト6
による締め付け構造であるため、隣接するボルト
6の相互間では部分的な締め付け不足を生じ、こ
れに対応して接触部3,4に部分的な空隙が生じ
ることがある。クライオポンプは真空中で用いら
れるため、その空隙部分は真空断熱されて接触熱
抵抗が大となり、冷却パネル1の冷却効果が低下
する。また、インジウムシート5は非常に高価で
あり、しかも脆弱であることから冷却パネル1の
取換え時に損耗して、新たなインジウムシート5
と交換する必要が生じる。したがつて、高コスト
化を招く。
この考案は上記従来の問題点を解消するために
なされたもので、低コストで、接触熱抵抗を可及
的に小さくすることができる冷却パネルとコール
ドヘツドの固定構造を提供することを目的とす
る。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この考案は、クラ
イオポンプの極低温容器内に収容された冷却パネ
ルと、冷凍機のコールドヘツドとの相互の突き合
わせ面を凹凸状に形成している。さらに、上記突
き合わせ面の間にウツドメタルを介在し、このウ
ツドメタルにより冷却パネルとコールドヘツドと
が接合されている。
[作用] この考案によれば、冷却パネルとコールドヘツ
ドの相互の突き合わせ面間にウツドメタルを介在
し、ウツドメタルにより冷却パネルとコールドヘ
ツドとを溶着したので、空隙の発生が確実に防が
れる。これによつて、接触熱抵抗を可及的に小さ
くすることができる。
また、ウツドメタルに接触する冷却パネルおよ
びコールドヘツドの突き合わせ面を凹凸状に形成
したので、ウツドメタルとの接触面積が大とな
り、伝熱効率を向上させることができる。
さらに、比較的安価なウツドメタルを接合媒体
としたので、従来のインジウムシートを用いた場
合と比較して、コストの低減化が図られる。しか
も、ウツドメタルは低融点金属であるため、所定
温度の加熱により冷媒パネルとコールドヘツドの
分解,組立を容易に行なうことができる。
[実施例] 第1図はこの考案に係る冷却パネルとコールド
ヘツドの固定構造を示す断面図である。図におい
て、クライオポンプのケーシング12内に収容さ
れた第1および第2冷却パネル10,11は、ウ
ツドメタル30を介して第1および第2段冷凍部
13,14の各コールドヘツド15,16にそれ
ぞれ接合されている。
真空室19およびクライオポンプケーシング1
2内の空間20は、たとえば10-6〜10-9Torrの
高真空に保持されている。クライオポンプケーシ
ング12内には、蓄冷式冷凍機の第1および第2
段冷凍部13,14が挿入されており、各冷凍部
13,14は第1および第2コールドヘツド1
5,16と膨張室21,22を備えている。圧縮
機(図示せず)により冷凍部13,14内に挿着
された蓄冷器17,18を経て各膨張室21,2
2に導かれる冷媒の膨張によつて、第1コールド
ヘツド15はたとえば100〓に、第2コールドヘ
ツド16はたとえば20〓に冷却されている。
第1および第2冷却パネル10,11は、大き
さの異なる有底筒状にそれぞれ形成されている。
第1冷却パネル10は、第2冷却パネル11を下
方から覆つた状態で、その底部10aが第1コー
ルドヘツド15に固定されており、第2冷却パネ
ル11は、第2冷凍部14を上方から覆つた状態
で、その低部11aが第2コールドヘツド16に
固定されている。第2冷却パネル11には、筒状
の吸着パネル23が内設されており、その内壁に
は活性炭などの吸着剤24が塗布されている。吸
着剤24は、真空室19およびクライオポンプ内
の空間20のH2,Heガスなどを吸着保持する役
割を果たす。なお、50は、真空室19からの輻
射による入熱が第1冷却パネル10内に入らない
ようにするためのバツフル板である。
第2コールドヘツド16の接合面25には、第
2図に示されるように、断面が山形歯状である多
数の凹凸溝27が形成されており、その周縁部2
5aには、凹凸溝27よりも第2冷却パネル11
の底部11a側に突出した環状の堰28が形成さ
れている。また、底部11aの接合面26には、
上記凹凸溝27に対向して山形歯状断面の多数の
凹凸溝29が形成されており、上記堰28に対向
して周方向に延びた環状凹所31が形成されてい
る。これら接合面25,26間には、均一な厚み
のウツドメタル30が介在されており、各接合面
25,26はウツドメタル30により相互に接合
されている。ウツドメタル30は、低融点(80
℃)のPb−Sn系合金であり、加熱により容易に
溶融して各接合面25,26を溶着する接合媒体
としての役割を果たす。
なお、第1図の第1コールドヘツド15のフラ
ンジ部15aと、第1冷却パネル10の下部フラ
ンジ部10aの各接合面32,33には、上記凹
凸溝27,29(第2図)と同様な凹凸溝(図示
せず)がそれぞれ形成されているとともに、上記
堰28および凹所31(第2図)と同様な堰およ
び凹所(図示せず)がそれぞれ形成されている。
第2冷却パネル11を第2コールドヘツド16
に固定するにあたつては、まず、両接合面25,
26間に固形シート状のウツドメタル30を介在
し、リボンヒータなどの加熱装置(図示せず)で
外部から冷却パネル11とコールドヘツド16の
相互の突き合わせ部分を100℃程度に加熱すると
ともに、両接合面25,26を外部からの押し付
け力によつて相互に接触する方向に押圧する。こ
れによつて、ウツドメタル30が熱溶融し、各接
触面25,26がウツドメタル30を介して溶着
し、冷却パネル11がコールドヘツド16に固定
される。また、同様の方法で第1冷却パネル10
を第1コールドヘツド15に固定することができ
る。
上記構成において、冷却パネル10,11とコ
ールドヘツド15,16とをウツドメタル30を
介してそれぞれ金属溶着したので、各接合部にお
いて従来技術で述べたような空隙を生じたりする
ことが確実に防がれる。このため、各接合部の接
触熱抵抗はウツドメタル30の熱抵抗のみとな
り、冷却パネル10,11の各温度を対応するコ
ールドヘツド15,16の各温度(100〓および
20〓)にできるだけ近いレベルにそれぞれ保持す
ることができるので、冷却パネル10,11の冷
却効果が高められる。したがつて、100〓レベル
に冷却された第1冷却パネル10の表面には、ク
ライオポンプケーシング12内に含有される気体
(H2O,N2,O2,H2,Heなど)のうちのH2
が凝結し、また、20〓レベルに冷却された第2パ
ネル11の表面には、N2,O2が凝結する。さら
に、H2,Heは上記吸着剤24に吸着保持される
ので、クライオポンプケーシング12で10-6
10-9Torrの高真空を発生させることができる。
また、冷却パネル10,11とコールドヘツド
15,16の各接合面25,26,32,33を
それぞれ凹凸状に形成したので、ウツドメタル3
0との接触面積が増大する。これによつて、各接
合部における伝熱効率の向上を図ることができ
る。
さらに、低融点のウツドメタル30を接合媒体
としたので、リボンヒータなどにより加熱するだ
けで比較的容易に冷却パネル10,11とコール
ドヘツド15,16との接合作業を行なうことが
できる。また、吸着剤24の目詰り解消や、冷凍
部のオーバーホール時には、上記リボンヒータに
よる加熱で分解、組立を容易に行なうことができ
るので、作業効率の向上が図られる。しかも、ウ
ツドメタル30は、従来のインジウムシートと比
べて非常に安価であり、したがつて、低コスト化
が実現される。
また、この実施例では、コールドヘツド15,
16に堰28を設けたので、リボンヒータで溶融
したウツドメタル30が冷却パネル10,11と
の押し付け力によつて外部に流出するのを防ぐこ
とができる。
本考案の他の実施例として、コールドヘツド1
5,16の各堰28、および冷却パネル10,1
1の各凹所31を省略するような構成としてもよ
い。
[効果] 以上説明したように、この考案によれば、冷却
パネルとコールドヘツドとをウツドメタルを介し
て接合したので、接合部における空隙発生が防が
れ、接触熱抵抗を可及的に小さくすることができ
る。したがつて、冷却パネルの冷却効果が高めら
れ、真空容器内の高真空化が達成される。
また、ウツドメタルと接合する冷却パネルおよ
びコールドヘツドの各接合面を凹凸状に形成した
ので、ウツドメタルとの接触面積が大きくなり、
伝熱効率を向上させることができる。したがつ
て、冷却パネルの冷却効果をさらに高めることが
できる。
さらに、ウツドメタルを接合媒体としたので、
従来のように非常に高価なインジウムシートを用
いた場合と比べ、低コスト化が達成される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る冷却パネルとコールド
ヘツドの固定構造を示す断面図、第2図は接合部
付近の拡大断面図、第3図は従来の冷却パネルと
コールドヘツドの固定構造を示す断面図である。 10,11……冷却パネル、12……極低温容
器、15,16……コールドヘツド、25,2
6,32,33……突き合わせ面、30……ウツ
ドメタル。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 クライオポンプの極低温容器内に収容された冷
    却パネルを、冷凍機のコールドヘツドに固定する
    冷却パネルとコールドヘツドの固定構造におい
    て、 冷却パネルとコールドヘツドとの相互の突き合
    わせ面を凹凸状に形成し、各突き合わせ面の間に
    介在されたウツドメタルにより、冷却パネルとコ
    ールドヘツドとが接合されて成る冷却パネルとコ
    ールドヘツドの固定構造。
JP5564186U 1986-04-14 1986-04-14 Expired JPH0410523Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5564186U JPH0410523Y2 (ja) 1986-04-14 1986-04-14

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JP5564186U JPH0410523Y2 (ja) 1986-04-14 1986-04-14

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JPS62167059U JPS62167059U (ja) 1987-10-23
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JP2003075003A (ja) * 2001-09-04 2003-03-12 Sumitomo Heavy Ind Ltd 低温装置
JP7186132B2 (ja) 2019-05-20 2022-12-08 住友重機械工業株式会社 極低温装置およびクライオスタット

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JPS62167059U (ja) 1987-10-23

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