JPH04106926U - 刈払機の伝動軸構造 - Google Patents

刈払機の伝動軸構造

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JPH04106926U
JPH04106926U JP1579391U JP1579391U JPH04106926U JP H04106926 U JPH04106926 U JP H04106926U JP 1579391 U JP1579391 U JP 1579391U JP 1579391 U JP1579391 U JP 1579391U JP H04106926 U JPH04106926 U JP H04106926U
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匡弘 佐藤
満男 大野
健史 山越
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石川島芝浦機械株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 刈払機の軽量化と振動の低減とを図る。 【構成】 原動機から刈刃へ動力を伝達する伝動軸16
を繊維強化プラスチックにより形成し、この伝動軸16
の外層部に伝動軸長手方向に対して略45゜に繊維を配
向した45゜繊維層18を設け、伝動軸16の端部に非
円形形状の継手部19を形成し、45゜繊維層18をそ
の内周部が前記継手部19に内接する円内において周方
向にそって連続するように設けた。また、伝動軸に中空
部を形成し、前記伝動軸の端部における前記中空部内に
補強材を挿入固定した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、原動機とこの原動機により駆動される刈刃とを有する刈払機の伝動 軸構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の刈払機の伝動軸としては、鋼製の中実軸が広く使用されている 。しかし、近年、刈払機使用者の高齢化や婦人化に伴って刈払機の軽量化と振動 の低減化とが望まれており、鋼製の中実軸に代わって鋼製の中空軸が使用される 傾向にある。さらに、より一層の軽量化や振動低減化を図るため、繊維強化プラ スチック製の伝動軸が開発されている。
【0003】 ここで、既に開発されている繊維強化プラスチック製の伝動軸の構造を図5乃 至図7に基づいて説明する。まず、この伝動軸1は、伝動軸長手方向に対して平 行に繊維を配向した内層部の繊維層(0゜繊維層)2と、伝動軸長手方向に対し て略45゜に繊維を配向した外層部の繊維層(45゜繊維層)3とから構成され ている。なお、0゜繊維層2は、伝動軸1に伝動軸長手方向の曲げ強度を与え、 45゜繊維層3は伝動軸1にねじり強度を与えるものであり、曲げ強度よりねじ り強度が要求されるこのような伝動軸1においては、45゜繊維層3が外層部に 形成されている。また、0゜繊維層2と45゜繊維層3との割合は、要求強度に 応じて適宜設定されている。
【0004】 つぎに、伝動軸1の端部には、この伝動軸1を駆動部や被駆動部と連結するた めの非円形形状の継手部4が形成されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
継手部4を形成する際において、図6及び図7に示すように45゜繊維層3が 大きく削り取られた状態となる。このため、継手部4におけるねじり強度が低下 し、トルク伝達効率が大きく低下するとともに必要トルク値より小さなトルク値 で破壊を起こすという欠点がある。
【0006】 また、図8に示すように、金属製の継手部材5を設け、この継手部材5を伝動 軸1の端部に接着したものもあるが、継手部材5を別個に形成するためにコスト 高となり、しかも、接着部の信頼性が十分に得られないという欠点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
一端に原動機を連結するとともに他端に刈刃を保持した保持ケースを連結した 中空状の連結部材を設け、前記原動機から前記刈刃へ動力を伝達する伝動軸を前 記連結部材内に配設するとともにこの伝動軸を繊維強化プラスチックにより形成 した刈払機において、前記伝動軸の外層部に伝動軸長手方向に対して略45゜に 繊維を配向した45゜繊維層を設け、前記伝動軸の端部に非円形形状の継手部を 形成し、前記45゜繊維層をその内周部が前記継手部に内接する円内において周 方向にそって連続するように設けた。
【0008】 また、伝動軸に中空部を形成し、前記伝動軸の端部における前記中空部内に補 強材を挿入固定した。
【0009】
【作用】
伝動軸の端部に非円形形状の継手部を形成した際において、45゜繊維層はそ の内周部が継手部に内接する円内において連続しているため、45゜繊維層は継 手部においても十分な厚さ寸法が確保され、伝動軸は継手部においても十分なね じり強度が確保される。
【0010】 伝動軸に中空部を形成することにより伝動軸がさらに軽量化され、さらに、伝 動軸の端部における中空部内に補強材を挿入固定することにより、伝動軸の端部 における継手部において伝動軸長手方向に対する十分な曲げ強度が確保される。
【0011】
【実施例】
本考案の第一の実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。中空状の連結杆6 の一端には原動機7が連結され、連結杆6の他端には保持ケースであるギヤケー ス8が連結されている。なお、このギヤケース8内には入力軸9とこの入力軸9 に連結された刈刃軸10とが収納保持されており、刈刃軸10の先端部には刈刃 11が連結されている。また、前記連結杆6の前記ギヤケース8に近接した位置 には安全カバー12が固定され、前記連結杆6の前記原動機7側にはハンドル1 3が位置調節自在に取付けられている。
【0012】 つぎに、前記連結杆6内には複数個の軸受ホルダ14が圧入されており、これ らの軸受ホルダ14にはそれぞれ軸受15が保持されている。そして、前記連結 杆6内に前記原動機7から前記刈刃11へ動力を伝達する繊維強化プラスチック である炭素繊維強化プラスチック製の伝動軸16が配設され、この伝動軸16は 前記軸受15により回転自在に保持されている。
【0013】 前記伝動軸16は、図5乃至図7において説明した伝動軸1と同様に、伝動軸 長手方向に対して平行に繊維を配向した内層部の繊維層(0゜繊維層)17と、 伝動軸長手方向に対して略45゜に繊維を配向した外層部の繊維層(45゜繊維 層)18とから構成されている。ここで、前記伝動軸16の端部には、前記45 ゜繊維層18の外周部の一部を削り取ることにより非円形形状の継手部19が形 成されており、前記45゜繊維層18はその内周部が前記継手部19に内接する 円内において周方向にそって連続するように設けられている。従って、前記45 ゜繊維層18は前記継手部19においても十分な厚さ寸法が確保されている。
【0014】 そして、前記伝動軸16の一端に形成された一方の継手部19が前記原動機7 の出力軸20に形成された四角穴部21に嵌合され、前記伝動軸16の他端に形 成された他方の継手部19が前記入力軸9に形成された四角穴部22に嵌合され ている。
【0015】 このような構成において、原動機7を始動させると原動機7からの動力が伝動 軸16を介して刈刃11に伝達され、刈刃11の回転により草等の刈払作業が行 われる。
【0016】 ここで、伝動軸16は炭素繊維強化プラスチックで形成されており、従来の鋼 製の伝動軸に比べて大幅な軽量化が図られている。具体的には、全長1500mm 、外径6mmのS48C製の伝動軸の重量は約338gであり、同じサイズの炭素 繊維強化プラスチック製の伝動軸16では約70gであり、約80%の軽量化と なる。そして、この軽量化に伴って刈払機の取扱性が容易になり、高齢者や婦人 であっても簡単に草刈作業を行えるようになる。また、炭素繊維強化プラスチッ ク等の繊維強化プラスチックは振動を減衰させる振動減衰特性に優れており、さ らに、伝動軸16自体の軽量化によっても振動が低減されるため、刈払作業時に おいて作業者の疲労が軽減される。
【0017】 一方、45゜繊維層18の外周部の一部を削り取ることにより非円形形状の継 手部19を形成した際において、45゜繊維層18の内周部が継手部19に内接 する円内において周方向にそって連続するように設けられているため、継手部1 9においても45゜繊維層18は十分な厚さ寸法が確保されるとともに伝動軸1 6はこの継手部19において十分なねじり強度が確保され、十分なトルク伝達を 行える。
【0018】 また、伝動軸16は一体構造であるために製造コストが安くなり、図7に示し たような接着が不要であるために動力伝達の信頼性が向上する。
【0019】 ついで、本考案の第二の実施例を図4に基づいて説明する。なお、図1乃至図 3において説明した部分と同一部分は同一符号で示し、説明も省略する。本実施 例は、伝動軸16における0゜繊維層17の中央部に伝動軸16の長手方向にそ って中空部23が形成されている。さらに、前記伝動軸16の端部における前記 中空部23内には補強材24が挿入固定されている。
【0020】 このような構成において、中空部23を形成することにより製造時における伝 動軸16の曲がりが防止され、さらに、伝動軸16がより一層軽量化される。ま た、中空部23内に補強材24を挿入固定することにより、伝動軸16の継手部 19の強度低下が防止される。
【0021】 なお、前記第一及び第二の実施例においては、伝動軸16の素材である繊維強 化プラスチックとして炭素繊維強化プラスチックについて説明したが、ボロン繊 維強化プラスチックやケブラー繊維強化プラスチック等でもよい。
【0022】
【考案の効果】
本考案は、上述のように原動機から刈刃へ動力を伝達する繊維強化プラスチッ ク製の伝動軸の外層部に伝動軸長手方向に対して略45゜に繊維を配向した45 ゜繊維層を設け、伝動軸の端部に非円形形状の継手部を形成するとともに45゜ 繊維層の内周部を継手部に内接する円内において周方向にそって連続するように 設けたことにより、伝動軸の端部に継手部を形成した後においてもこの継手部に おいては45゜繊維層が十分な厚さ寸法を確保されているため、継手部において も十分なねじり強度を確保することができるとともに動力伝達を確実に行わせる ことができ、さらに、伝動軸に中空部を形成することによって伝動軸及び刈払機 のより一層の軽量化を図ることができるとともに伝動軸の製造時における伝動軸 の曲がりを防止することができ、また、伝動軸の端部における中空部内に補強材 を挿入固定することにより十分な強度を確保することができる等の効果を要する 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第一の実施例を示すもので、同図
(a)は縦断正面図、同図(b)はそのA−A線断面図
である。
【図2】刈払機の全体を示す斜視図である。
【図3】刈払機における動力伝達部の構造を示す縦断正
面図である。
【図4】本考案の第二の実施例を示すもので、同図
(a)は縦断正面図、同図(b)はそのB−B線断面図
である。
【図5】従来例の伝動軸を示す斜視図である。
【図6】従来例の伝動軸を示す縦断正面図である。
【図7】図6におけるC−C線断面図である。
【図8】他の従来例の伝動軸と継手部とを示す縦断正面
図である。
【符号の説明】
6 連結部材 7 原動機 8 保持ケース 11 刈刃 16 伝動軸 18 45゜繊維層 19 継手部 23 中空部 24 補強材

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に原動機を連結するとともに他端に
    刈刃を保持した保持ケースを連結した中空状の連結部材
    を設け、前記原動機から前記刈刃へ動力を伝達する伝動
    軸を前記連結部材内に配設するとともにこの伝動軸を繊
    維強化プラスチックにより形成した刈払機において、前
    記伝動軸の外層部に伝動軸長手方向に対して略45゜に
    繊維を配向した45゜繊維層を設け、前記伝動軸の端部
    に非円形形状の継手部を形成し、前記45゜繊維層をそ
    の内周部が前記継手部に内接する円内において周方向に
    そって連続するように設けたことを特徴とする刈払機の
    伝動軸構造。
  2. 【請求項2】 伝動軸に中空部を形成し、前記伝動軸の
    端部における前記中空部内に補強材を挿入固定したこと
    を特徴とする請求項1記載の刈払機の伝動軸構造。
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