JPH04106938U - 全稈投入型脱穀装置 - Google Patents
全稈投入型脱穀装置Info
- Publication number
- JPH04106938U JPH04106938U JP1009791U JP1009791U JPH04106938U JP H04106938 U JPH04106938 U JP H04106938U JP 1009791 U JP1009791 U JP 1009791U JP 1009791 U JP1009791 U JP 1009791U JP H04106938 U JPH04106938 U JP H04106938U
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- feed adjustment
- dust feeding
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 扱胴1周りの周方向2箇所夫々に送塵弁11
を設け、それら送塵弁11の誘導角度θa,θbを調整
する手段を設け、一方の箇所の送塵弁11Aの角度変更
範囲Aの最小値a1 、他方の箇所の送塵弁11Bの角度
変更範囲Bの最小値b1 とを、b1 <0,a1 >0、|
a1 |>|b1 |に設定する。 【効果】 送塵弁の角度変更範囲が小さなもので済ん
で、設計、製作を有利に行え、しかも、処理性能も同時
に向上できる。
を設け、それら送塵弁11の誘導角度θa,θbを調整
する手段を設け、一方の箇所の送塵弁11Aの角度変更
範囲Aの最小値a1 、他方の箇所の送塵弁11Bの角度
変更範囲Bの最小値b1 とを、b1 <0,a1 >0、|
a1 |>|b1 |に設定する。 【効果】 送塵弁の角度変更範囲が小さなもので済ん
で、設計、製作を有利に行え、しかも、処理性能も同時
に向上できる。
Description
【0001】
本考案は、回転に伴なって処理物を回転軸芯に沿って一方向に搬送しながら扱
ぎ処理するための扱歯が周面に螺旋状に設けられた軸流式の扱胴を扱室内に配設
し、その扱胴と扱室天板との間のうち周方向の二箇所夫々に、処理物を誘導案内
する送塵弁を複数個づつ回転軸芯に沿って並設し、一方の箇所の送塵弁の周方向
となす誘導角度を変更する送り調整手段を設けてある全稈投入型脱穀装置に関す
る。
【0002】
従来では、前記送り調整手段による調整、つまり、一方の送塵弁の誘導角度の
変更のみによって、稲、麦、大豆、雑穀等の種別及び、水分やボリューム等の条
件に応じた送りを現出するように構成されていた。
【0003】
従って、前記従来技術によれば、広範な送り調整に対応するためには調整対象
となる送塵弁の角度変更範囲を大きくする必要がある。そのため、例えば、後述
実施例で示すように、送塵弁のうち扱胴回転方向上手側の端部近くを支点とする
揺動により誘導角度を変更するように構成してある場合には、誘導角度の変更に
伴って、送塵弁の扱胴回転方向下手側の端部の回転軸芯方向及び周方向の位置も
大きく変わるといった具合に、誘導角度の変更に伴って他の要件も大きく変わる
。そして、このような他の要件の大きな変動は送りに影響するから、従来技術に
よるときは、そのことを十分に考慮して送塵弁の形、大きさ、設置位置等を決定
する必要があり、設計、製作がむずかしくなるという欠点があった。
本考案の目的は、上記欠点を解消する点にある。
【0004】
本考案による全稈投入型脱穀装置の特徴構成は、前記二箇所のうち他方の箇所
の送塵弁の周方向となす誘導角度を変更する第2の送り調整手段を設け、その第
2の送り調整手段による角度変更範囲の最小値をゼロよりも小なる値に設定し、
前記送り調整手段による角度変更範囲の最小値を、ゼロよりも大なる値で、かつ
、その絶対値が前記最小値の絶対値よりも大なる値に設定してある点にある。
【0005】
第2の調整手段を設けて、二箇所の送塵弁の誘導角度を変更することで送りを
調整するようにしてあるから、一方の箇所の送塵弁を他方の箇所の送塵弁とで送
り調整を分担できる。その結果、広範な送り調整を行えながらも、一方の送塵弁
の角度変更範囲及び他方の送塵弁の角度変更範囲をともに小さくすることができ
る。また、送り調整には、作物の種別に応じて作業開始時に行ったのちはその状
態を固定する固定形の送り調整と、刻々と変化する条件に応じて作業中、随時に
行う随時形の送り調整とがあるが、本考案では、二つの送り調整手段を備えるか
ら、一方の送り調整手段を固定形の送り調整用とし、かつ、他方の送り調整手段
を随時形の繰り調整用とすることにより、二種の送り調整を夫々、独立して行え
、二種の送り調整を一つの送り調整手段で行う場合に比較して、調整を容易に、
かつ、正確に行なえる。
しかも、第2の送り調整手段による角度変更範囲の最小値をゼロよりも小なる
値に設定する一方、送り調整手段による角度変更範囲の最小値をゼロよりも大な
る値に設定してあるから、両種送塵弁の誘導角度を最小として回転軸芯に沿った
方向への送りを遅くすることにより扱室内での滞留時間を長くして、単粒化が困
難な条件に対処する際、誘導角度がプラスの送塵弁により処理物が回転軸芯に沿
った送り方向に送れる一方、誘導角度がマイナスの送塵弁により処理物が反対方
向に送られる現象が生じ、結果として、処理物が回転軸芯に沿って動揺して攪拌
され、その攪拌により単粒化が促進されて単粒化性能が向上する。
その上、送り調整手段による角度変更範囲の最小値の絶対値を第2の送り調整
手段による角度変更範囲の最小値の絶対値よりも大として、両種送塵弁の誘導角
度をともに最小値としても、送り方向への送りを確保するようにしてあるから、
処理物が詰まることがない。
【0006】
従って、本考案によれば、送塵弁の角度変更範囲が小さなもので済んで、設計
、製作を有利に行え、しかも、処理性能も同時に向上できるようになった。
【0007】
コンバイン等に搭載される全稈投入型脱穀装置は、図3に示すように、回転に
伴って処理物を回転軸芯Xに沿った一方向に搬送しながら扱ぎ処理するため扱歯
1aが周面に螺旋状に設けられた軸流式の扱胴1を扱室2内に配設し、前記扱室
2下側に、その扱室2からコーンケープ3を漏下してきた処理物を受入れる選別
室4を配設し、その選別室4内に、処理物を送りながら選別する揺動選別体5を
設け、風選用の風を発生させる選別ファン6を設け、前記選別室4の底部に形成
の1番回収部7及び2番回収部8内の回収物の夫々を搬出するオーガ9,10を
設けて構成されている。
図4にも示すように、扱胴1と扱室天板2Aとの間で、かつ、周方向に間隔を
隔てた二箇所には、夫々、処理物を誘導案内する送塵弁11が複数個づつ回転軸
芯Xに沿って並置されている。
【0008】
前記送塵弁11のうち扱胴回転方向の上手の側の箇所のもの(以下、これを第
1送塵弁11Aと称し、他の箇所のものを第2送塵弁11Bと称する。)は、図
1、図2にも示すように、扱胴回転方向の下手側の端近くで回転軸芯Xに沿った
方向に支点Ra周りに揺動自在に扱室天板2Aに取付けられており、この支点R
a周りの揺動により、周方向となす揺動角度θaを変更するように構成されてい
る。かつ、これら第1送塵弁11Aは、扱胴回転方向の上手側の端近くでリンク
11aにより互いに連結されて一体に揺動するように構成されている。
第2送塵弁11Bは、図1、図2にも示すように、扱胴回転方向の上手側の端
近くで回転軸芯Xに沿った方向に支点Rb周りに揺動自在に扱室天板2Aに取付
けられており、この支点Rb周りの揺動により、周方向となす揺動角度θbを変
更するように構成されている。かつ、これら第2送塵弁11Bは、扱胴回転方向
の下手側の端近くでリンク11aにより互いに連結されて一体に揺動するように
構成されている。
尚、誘導角度θa,θbは、平面視において支天Ra,Rb周りで右回りの方
向をプラス側とする。
【0009】
そして、前記第1送塵弁11Aを揺動させてそれらの誘導角度θaを変更する
送り調整手段と、第2送塵弁11Bを揺動させてそれらの誘導角度θbを変更す
る第2送り調整手段とが設けられている。
前記送り調整手段は、1つの第1送塵弁11Aの支点軸に固着して第1送塵弁
11Aと一体に揺動するアーム12Aを扱室2外に配設し、制御装置13からの
指令に基づいてそのアーム12Aを揺動させる駆動ユニット14Aを設けて構成
されている。
前記第2送り調整手段も同様に、1つの第2送塵弁11Bの支点軸に固着して
第2送塵弁11Bと一体に揺動するアーム12Bを扱室2外に配設し、制御装置
13からの指令に基づいてそのアーム12Bを揺動させる駆動ユニット14Bを
設けて構成されている。
そして、前記第2送り調整手段の角度変更範囲Bの最小b1 はゼロよりも小な
る値に設定され、送り調整手段の角度変更範囲Aの最小値a1 は、ゼロよりも大
なる値で、かつ、その絶対値が前記第2送り調整手段の最小値b1 の絶対値より
も大なる値に設定されている。つまり、b1 <0,a1 >0、|a1 |>|b1
|に設定されている。
【0010】
前記駆動ユニット14A,14Bは、同じ構成のもので、図5に示すように、
正逆回転自在なモータ14aと、そのモータ14aにフレキシブルカップリング
14bを介して連動する送りねじ14cと、その送りねじ14cに螺合するナッ
ト14dと、そのナット14dをアーム12A,12Bに連係させるリンク14
eとから成る。つまり、モータ14aを正逆回転させてナット14dを送りねじ
14cの軸芯方向に往復移動させ、このナット14dの往復移動でアーム14A
,14Bを揺動するように構成されている。Sは、アーム12A,12Bの揺動
角度、つまり、送塵弁11の誘導角度θa,θbを検出するためのセンサである
。
前記制御装置13は、図1に示すように、調整用の操作盤15Aに設けた最小
値指定具16aの操作及び前記センサSの検出結果に基づいて第1送塵弁11A
の誘導角度θaが最小値a1 となるように駆動ユニット14Aを作動させ、前記
操作盤15Aに設けた最大値指定具17aの操作及び前記センサSの検出結果に
基づいて第1送塵弁11Aの誘導角度θaが角度変更範囲Aの最大値a2 となる
ように駆動ユニット14Aを作動させ、第2調整用の操作盤15Bに設けた押釦
式の角度増大操作具16bが操作されているあいだ誘導角度θbを増大させるよ
うに駆動ユニット14Bを作動させると共に、操作解除で作動を停止させ、前記
操作盤15Bに設けた押釦式の角度減少操作具17bが操作されているあいだ誘
導角度θbを減少させるように駆動ユニット14Bを作動させると共に、操作解
除で作動を停止させるものである。
つまり、送り調整手段は、調整用の操作盤15Aと制御装置13と駆動ユニッ
ト14Aとをアーム12Aとから成り、稲脱穀では、麦や大豆、雑穀の脱穀より
も扱室2内で処理物の滞留時間を長くする必要がある点に着目して、最小値指定
具16aを稲脱穀設定器とし、最大値指定具17aを麦等の他の脱穀設定器とし
て、誘導角度θaを稲脱穀用と他の脱穀用とに設定するように構成されている。
尚、操作盤15Aは、例えばコンバインでは運転部や脱穀装置に設置してある。
他方、第2送り調整手段は、第2調整用の操作盤15Bと制御装置13と駆動
ユニット14Bとアーム12Bとから成り、稲脱穀時及び他の脱穀時の夫々にお
いて、水分やボリューム等の条件変化に即応した送り調整を行うものである。尚
、操作盤15Bは、例えばコンバインでは運転部に設置してある。
因に、送り調整手段の角度変更範囲Aの最小値a1 、最大値a2 、及び、第2
送り調整手段の角度変更範囲Bの最小値b1 、最大値b2 の実数値例を挙げると
、a1 =4°、a2 =8°、b1 =−2°、b2 =15°である。
尚、前記扱室天板2Aは、支点R周りで揺動開閉自在なものである。また、1
1’は固定の送塵弁である。
〔別実施例〕
【0011】
〔1〕 上記実施例では、送り調整手段を脱穀物の種別に応じた送り変更用のも
のとして、誘導角度θaを最小値a1 と最大値a2 との2つに切換えるようにし
たが、もちろん、送り調整手段は、揺動角度θaを無段階に変更するものであっ
ても良い。
【0012】
〔2〕 上記送り調整手段の角度変更範囲Aの最大値a2 は、例えば、15°等
、8°よりも大であっても良く、送り調整手段及び第2送り調整手段の角度変更
範囲A,Bは、設計条件等に基づいて適宜、選定する。
【0013】
〔3〕 上記実施例では、送り調整手段及び第2送り調整手段として、モータ1
4a、つまり、アクチュエータで送塵弁11を揺動させるものを示したが、人為
力で揺動させるものであっても良い。
【0014】
〔4〕 上記送り調整手段及び第2送り調整手段は、操作盤15A,15B等の
操作部を運転部等に設けた遠隔操作式のものであっても、或いは、直接操作式の
ものであっても良い。
【0015】
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記
すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】切欠平面図
【図2】要部の拡大平面図
【図3】縦断側面図
【図4】要部の切欠き正面図
【図5】要部の拡大平面図
X 回転軸芯
2A 扱室天板
a1 ,b1 最小値
1 扱胴
θa,θb 誘導角度
2 扱室
A,B 角度変更範囲
Claims (1)
- 【請求項1】 回転に伴なって処理物を回転軸芯(X)
に沿って一方向に搬送しながら扱ぎ処理するための扱歯
(1a)が周面に螺旋状に設けられた軸流式の扱胴
(1)を扱室(2)内に配設し、その扱胴(1)と扱室
天板(2A)との間のうち周方向の二箇所夫々に、処理
物を誘導案内する送塵弁(11)を複数個づつ回転軸芯
(X)に沿って並設し、一方の箇所の送塵弁(11)の
周方向となす誘導角度(θa)を変更する送り調整手段
を設けてある全稈投入型脱穀装置であって、前記二箇所
のうち他方の箇所の送塵弁(11)の周方向となす誘導
角度(θb)を変更する第2の送り調整手段を設け、そ
の第2の送り調整手段による角度変更範囲(B)の最小
値(b1 )をゼロよりも小なる値に設定し、前記送り調
整手段による角度変更範囲(A)の最小値(a1 )を、
ゼロよりも大なる値で、かつ、その絶対値が前記最小値
(b1 )の絶対値よりも大なる値に設定してある全稈投
入型脱穀装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991010097U JP2545475Y2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 全稈投入型脱穀装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991010097U JP2545475Y2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 全稈投入型脱穀装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04106938U true JPH04106938U (ja) | 1992-09-16 |
| JP2545475Y2 JP2545475Y2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=31900159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991010097U Expired - Fee Related JP2545475Y2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 全稈投入型脱穀装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2545475Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06253658A (ja) * | 1993-03-05 | 1994-09-13 | Kubota Corp | 全稈投入型脱穀装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6137755U (ja) * | 1984-08-10 | 1986-03-08 | 井関農機株式会社 | 脱穀機における送塵調節装置 |
| JPS6315742U (ja) * | 1986-07-17 | 1988-02-02 |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP1991010097U patent/JP2545475Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6137755U (ja) * | 1984-08-10 | 1986-03-08 | 井関農機株式会社 | 脱穀機における送塵調節装置 |
| JPS6315742U (ja) * | 1986-07-17 | 1988-02-02 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH06253658A (ja) * | 1993-03-05 | 1994-09-13 | Kubota Corp | 全稈投入型脱穀装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2545475Y2 (ja) | 1997-08-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |