JPH1014369A - 脱穀機の排塵流量検出装置 - Google Patents

脱穀機の排塵流量検出装置

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JPH1014369A
JPH1014369A JP17782496A JP17782496A JPH1014369A JP H1014369 A JPH1014369 A JP H1014369A JP 17782496 A JP17782496 A JP 17782496A JP 17782496 A JP17782496 A JP 17782496A JP H1014369 A JPH1014369 A JP H1014369A
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dust
chamber
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plate
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Application number
JP17782496A
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English (en)
Inventor
Takao Akiyama
隆夫 秋山
Masami Osaki
正美 大崎
Junji Doihara
純二 土居原
Yasushi Ihara
靖 井原
Toshiro Nagai
敏郎 長井
Masami Matsui
正実 松井
Akira Sawamura
亮 澤村
Koji Izumi
浩二 泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 排塵流量の検出情報の多少にかかわらず正確
な制御を行う排塵流量検出装置。 【解決手段】 排塵処理室5は始端部の取入口1を扱室
2に連通し、終端部の排塵口3を選別室4の排塵位置に
開口し、室内に排塵処理胴6を軸架している。送塵案内
板8は、排塵処理室のケ−シングを構成する内側壁7に
排塵処理胴によって持ち回られる未処理物を排塵口の方
向へ誘導案内するための送り傾斜を付けて固着してい
る。感知板9は、基部9aを送塵案内板から排塵口側へ
誘導間隔aを隔てた位置で、かつ、排塵処理胴の回転方
向の上手側に枢着しており、先端部9bを送塵案内板の
終端方向に延長して揺動自在に構成する。感知板はセン
サ−スプリング10によって、先端部がわを送塵案内板
の終端側方向に接近するよう張圧しており、更に、検出
器11に接続して排塵流量を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインやハ−
ベスタ−に搭載する脱穀機の排塵流量検出装置に関し、
農業機械の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来から、脱穀機の選別制御装置は、扱
室や処理室内を移動する穀粒の流量や排塵物の流量を検
出し、その検出情報に基づいてマイクロコンピュ−タ利
用のコントロ−ラからの出力信号により、エンジンの回
転制御、車速制御、チャフシ−ブ(選別間隔)の開度調
節制御、唐箕出力(選別風量)の増減制御等を単独で、
或いは、併用して行う構成をとっている。そして、例え
ば、特公平6−024448号公報に示されている公知
技術は、最高車速のときの選別状態に対応するチャフ開
度並びに送風量の夫々を設定すると共に、設定された最
高車速における選別状態を基準にして、その基準となる
選別状態を車速に応じて補正することにより、実際の選
別状態が漏下処理物量に応じた選別状態となるようにし
てある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の選別制御装置
においては、制御に利用するデ−タ−、すなわち、作業
時における穀粒の流量、或いは、排塵物の流量の検出装
置は、流量の多少にかかわらず常に正確に検出すること
が要求されている。しかしながら、従来の装置は、排塵
流量が標準値或いはこれより多量のときには比較的正確
に感知し、検出情報を入力することができるが、排塵流
量が少量になるにしたがって正確性を欠ぎ制御を狂わせ
る課題を持っていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものであ
る。すなわち、始端部の取入口1を扱室2に連通し、終
端部の排塵口3を選別室4の排塵位置に開口した排塵処
理室5に排塵処理胴6を軸架して設け、該排塵処理室5
の内側壁7には、前記排塵処理胴6によって持ち回られ
る未処理物を排塵口3の方向へ誘導案内する送り傾斜を
付けた送塵案内板8を設け、該送塵案内板8から排塵口
3側へ誘導間隔aを隔てた位置で、かつ、前記排塵処理
胴6の回転方向の上手側に基部9aを枢着し、先端部9
bを前記排塵処理胴6の回転方向に延長して揺動自在と
した感知板9を設け、該感知板9は、センサ−スプリン
グ10によって先端部9bを前記送塵案内板8の終端部
8b方向に接近するよう張圧して設け、前記感知板9を
検出器11に接続して排塵流量を検出する構成とした脱
穀機の排塵流量検出装置としたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて具体的に説明する。まず、その構成について述べ
る。図13に示すように、走行車体12は、下部に装備
した走行用のクロ−ラ13を前部の走行ミッション装置
から伝動される駆動スプロケット14に巻回して駆動さ
れる構成としている。
【0006】図4及び図5に示すように、脱穀機15
は、扱胴16を内装軸架した扱室2を上側に位置し、そ
の下側には揺動可能に架設した揺動選別棚18を設け、
更に、その下方には選別方向の上手側から順に、唐箕1
9と、一番移送螺旋20と、二番移送螺旋21とを配置
した選別室4を構成し、前記走行車体12上に搭載して
いる。そして、脱穀装置15は、扱室2の背後に二番処
理装置23と排塵処理室5とを設けている。そして、二
番処理装置23は、前記二番移送螺旋21で収集して二
番揚穀装置24によって揚穀された二番物を二番処理す
るように構成している。なお、二番処理装置23は、供
給された二番物を扱胴16の移送方向とは逆に前方側に
搬送しながら再処理して漏下できるものを順次漏下し、
終端部に開口した排塵口25を選別室4の揺動選別棚1
8の始端部上方に臨ませて構成している。
【0007】図5に示すように、穀粒流量検出装置22
は、上述した排塵口25の上側位置に設け、流動する穀
粒を検出してコントロ−ラ17に入力する構成としてい
る。つぎに、排塵処理室5は、始端部に開口した取入口
1を前記扱室2の終端部に連通し、外側(前記扱室2か
ら遠い側)をケ−シングとなる内側壁7で覆い、内側に
は処理物の漏下枠26を張設して設け、終端部の排塵口
3を選別室4に開口して構成している。排塵処理胴6
は、外周に多数の処理歯27を配置して設け、前記排塵
処理室5内に軸架している。
【0008】図1及び図3に示すように、送塵案内板8
は、排塵処理室5内において、排塵処理胴6が回転(矢
印イの方向)にともなって持ち回る未処理物を排塵口3
側に誘導案内できるように送り傾斜(排塵処理胴6の回
転方向に対して、回転上手側に位置する始端部8aを取
入口1側にし、回転下手側の終端部8bを排塵口3側に
傾斜させた構成)を付けて所定間隔毎に配置して内側壁
7に固着している。
【0009】そして、感知板9は、取入口1に近い位置
にある2つの送塵案内板8、8’の間において、基部9
aを排塵口3側の送塵案内板8’の始端部8’aに接近
させて内側壁7に枢着し、先端部9bを排塵処理胴6の
回転方向(矢印イの方向)へ延長してセンサ−スプリン
グ10によってその先端部9bを取入口1の方向に張圧
して揺動自由に構成している。
【0010】すなわち、感知板9は、図1で明らかなよ
うに、その基部9aと前記送塵案内板8の始端部8aと
の間に排塵物を誘導できるだけの誘導間隔aを設け、外
側に配置しているポテンショメ−タ−からなる検出器1
1に枢着部を接続し、誘導間隔a内に誘導されてきた排
塵物を検出する構成としている。そして、検出器11
は、感知板9からの検出情報をコントロ−ラ17に入力
する構成としている。
【0011】図3に示すように、感知板9は、側面視に
おいて、各送塵案内板8より高く形成して排塵処理胴6
に接近させ、処理歯27の回転圏内に入り込ませた関係
に構成し、排塵物の流量を高感度のもとに検出できる構
成としている。更に、誘導処理歯27aは、上記感知板
9の上方を通過しながら回転する関係位置に配置して設
け、前記処理歯27より低く形成して回転中に感知板9
に衝突せずに排塵物を持ち回って感知効果を高める構成
としている。切刃28は、排塵処理胴6の回転方向にお
いて、前記漏下枠26のすぐ上手側にあたる排塵処理室
5の天井部分に垂下状態に取付け、切断された排塵物が
直後に選別室4に漏下できる構成としている。
【0012】図8に示すように、漏下枠26は、排塵処
理胴6の円周方向に沿った円弧枠29を断面形状円形の
素材を使用し、縦方向に沿った縦枠30を断面形状矩形
の素材を使用して選別受網状に構成している。31は吸
引排塵装置、32はフィ−ドチエンを示す。つぎに、前
述した揺動選別棚18は、選別方向上手側から移送棚3
3、チャフシ−ブ34、ストロ−ラック35の順に配置
して一体的に枠組みし、揺動自由に支架して設け、前記
唐箕19によって起風される選別風との共同作用により
選別室4に漏下してきた脱穀物の選別作用を行うように
構成している。
【0013】図9に示すように、チャフシ−ブ34は、
複数枚の選別帯板34aをほぼ等間隔に配置して上部を
枢着し、下部を円弧状に形成した長孔36に回動自由に
嵌合して設けている。そして、選別帯板34aは、上部
の枢着部を支点にして下部を長孔36に沿って回動させ
て相互の選別間隔の開度調節ができる構成としている。
そして、各選別帯板34aは、下部を連杆37によっ
て一体的に連結し、上部を作動杆38に固着連結して設
け、その作動杆38の下端を操作ワイヤ−39に連結し
て一体となって回動する構成としている。
【0014】40はロットを示し、前後の作動杆38を
連結している。41は選別帯板34aを開き側(図9の
右方向)に引く方向へ圧縮した復帰スプリングを示す。
そして、シ−ブモ−タ−42は、前記操作ワイヤ−39
の端部を連結し、コントロ−ラ17からの出力される操
作信号に基づいて正逆回転されて前記選別帯板34a相
互間の選別間隔を開度調節する構成としている。そし
て、43a、43bはリミットスイッチであって、選別
帯板34aの回動の上限と下限とを検出して前記シ−ブ
モ−タ−42を自動停止する構成としている。
【0015】なお、選別帯板34aの開き側(図9の右
方向)への作動は、シ−ブモ−タ−42が操作ワイヤ−
39を押す方向に作用するから、不十分な動きとなるた
め、前記復帰スプリング41の圧縮力が働く構成として
いる。図10乃至図12に示すように、唐箕19は、そ
の両側に開口した吸気口44、44’に、上下から開閉
作動する風調板45、45’を設けて吸気面積を広狭調
節する構成としている。すなわち、各風調板45、4
5’は、それぞれ基部を機枠46に枢着し、上下が互い
に逆方向に回動するように、揺動杆47と連杆48とに
より連結し、更に、連動軸49によって機体の左右両側
の揺動杆47同志を連結して全てが同時に連動できる構
成としている。
【0016】そして、駆動ロット50は、一端を唐箕モ
−タ−51に連結し、他端を作動杆52に枢着連結して
いる。その作動杆52は、前記揺動杆47と連動軸49
とに連結している。以上の構成によって、各風調板4
5、45’は、コントロ−ラ17から出力される信号に
基づいて正逆駆動される唐箕モ−タ−51から駆動ロッ
ト50、作動杆52を介して連動され、連動軸49、揺
動杆47、連杆48、揺動杆47によって枢着部を支点
に上下が逆作動し、両側の吸気口44、44’の吸気面
積を広狭調節することができる。
【0017】したがって、唐箕19は、上記の構成によ
って選別室4に吹き込む選別風量を自動的に増減調節す
ることにより選別制御を可能にしている。図13に示す
ように、刈取前処理装置54は、前部低位置に設けた分
草杆55と、その後方に傾斜させて設けた穀稈引起し装
置56と、下方位置に配置した刈取装置57と、この刈
取装置57の近傍に始端部を臨ませ終端部を脱穀機15
のフィ−ドチエン32の始端部の受継位置まで延長して
設けた穀稈搬送装置58とを一体として構成し、走行車
体12の前側に上下回動自由に支架している。
【0018】つぎに、マイクロコンピュ−タを利用した
コントロ−ラ17を説明する。図15に示すように、コ
ントロ−ラ17は、入力側に自動スイッチ60を接続
し、これのON、OFF操作によって、選別制御を選択
するか制御を利用しない選別を選択するかを決める構成
としている。そして、コントロ−ラ17は入力側に車速
センサ−61、穀稈センサ−62、感知板9に接続して
いる検出器11、穀稈流量検出装置22をそれぞれ接続
して、検出情報を入力できる構成としている。
【0019】なお、実際は、上記の各センサ−の他に、
エンジン回転センサ−、油圧変速装置の変速位置を検出
するポテンショメ−タ−からなるセンサ−、唐箕回転セ
ンサ−、チャフ開度センサ−等を接続しているが、実施
例においてはこれらを省略して主要部に限って記載し説
明する。つぎに、コントロ−ラ17は、その出力側には
唐箕19の唐箕モ−タ−51、シ−ブモ−タ−42、ス
ロットルモ−タ−63、変速モ−タ−64、排塵調節モ
−タ−65をそれぞれ接続し、出力する操作信号に基づ
いて駆動制御ができる構成としている。
【0020】そして、コントロ−ラ17は、予め設定し
た制御モ−ド及び基準とする各種のデ−タ−を入力して
記憶させており、これらの予め設定している基準情報と
前記各センサ−から入力される検出情報とに基づいて比
較演算しながら出力される信号によって前記した各アク
チュエ−を制御して選別室4内の選別状態を自動的に制
御できる構成としている。
【0021】以下、1、2の制御の実例を述べる。 、第1制御例 上述したコントロ−ラ17に組み込んだ各制御装置の中
で、特に、排塵調節制御について、図16乃至図18に
示す構成例に基づいて例示的に説明する。排塵調節装置
70は、扱室2の内側上面に複数の排塵調節板71、7
1’、71”を所定間隔ごとに配列して扱胴16が持ち
回る未処理物の送り方向に対する傾斜角度を変更する構
成としている。すなわち、各排塵調節板71、71’、
71”は、前述のコントロ−ラ17からの出力される操
作信号に基づいて正逆回転制御される排塵調節モ−タ−
65に連結し、送り傾斜角度が自動的に調節されて、扱
室2内を持ち回られている未処理物の送りを促進した
り、送りにブレ−キをかけたりする構成としている。
【0022】このように構成した排塵調節板71、7
1’、71”は、穀粒流量検出装置22と検出器11と
からの検出信号に基づいてコントロ−ラ17から出力さ
れる操作信号によって、図18に示す制御モ−ド一覧表
にしたがって制御される。選別制御モ−ド一覧表は、上
記2つの検出情報に基づいてコントロ−ラ17から出力
される制御の態様を示し、予め、マイクロコンピュ−タ
−に入力して記憶させているものである。図18は、縦
軸に穀粒流量検出装置22が検出して入力する検出情報
に基づく穀粒流量をとり、横軸に感知板9と検出器11
が検出して入力する検出情報に基づいた排塵流量をとっ
て両軸の合流した欄に制御の態様(内容)を記号で記載
したモ−ド表としている。
【0023】図18に基づいて、選別制御モ−ドの1例
を説明すると、穀粒流量が「高い」と排塵流量が「低
い」との検出情報に基づく場合、縦軸の最高位にある
「かなり高い」と横軸の最左位置にある「かなり低い」
との合流欄を見ると、NB「大きく絞る」の制御モ−ド
に該当し、コントロ−ラ17から出力される操作信号に
基づいて排塵調節モ−タ−65が制御駆動される。した
がって、この制御モ−ドにおいては、排塵調節板71、
71’71”は、扱室2内の未処理物にブレ−キをかけ
て停滞させ、選別室4への漏下を促進し、流動して多量
の穀粒を早く選別室4に送り扱室2内の負荷の軽減と併
せて選別効率を高めるように制御するのである。 、第2制御例 つぎに、上述したコントロ−ラ17に組み込んだ各制御
装置の中で、特に、エンジン制御と変速制御とを併用し
た場合について、図19乃至図21に示す構成例に基づ
いて例示的に説明するる。
【0024】図19は、80が油圧変速装置、64が変
速モ−タ−、81がポテンショメ−タ−を示す。そし
て、油圧変速装置80は、コントロ−ラ17から出力さ
れた操作信号に基づいて変速モ−タ−64が正逆回転制
御され、ロット82から作動杆83を介して操作軸84
を自動操作して増減速する構成としている。そして、エ
ンジン86は、図20に示すように、前述のコントロ−
ラ17から出力される操作信号に基づいて正逆回転制御
されるスロットルモ−タ−63からロット87、操作レ
バ−88、操作軸89の順に連動可能に連結してスロッ
トル調節が自動的に制御される構成としている。
【0025】以上の構成において、油圧変速装置80と
エンジン86は、穀粒流量検出装置22と検出器11と
からの検出信号に基づいてコントロ−ラ17から出力さ
れる操作信号によって、図21に示す制御モ−ド一覧表
にしたがって制御される。選別制御モ−ド一覧表は、上
述した第1制御例の場合と同じで、上記2つの検出情報
に基づいてコントロ−ラ17から出力される制御の態様
を示し、予め、マイクロコンピュ−タ−に記憶させてい
るものである。図21は、縦軸に排塵流量をとり、横軸
に穀粒流量をとって両軸の合流した欄に記号で制御態様
を記載した制御モ−ド表である。なお、各欄は、上段に
油圧変速装置80の変速を示し、下段にエンジン86の
スロットル調節を示している。
【0026】図21に基づいて、選別制御モ−ドの1例
を説明すると、排塵流量が「低い」と穀粒流量が「低
い」との検出情報に基づく場合、縦軸の「かなり低い」
と横軸「かなり低い」との合流欄を見ると、上段PB
「大きく増速」、下段NS「少し閉る」の制御モ−ドに
該当し、コントロ−ラ17から出力される操作信号に基
づいて油圧変速装置80とエンジン86のスロットルと
が制御駆動される。したがって、この制御モ−ドにおい
ては、走行車体12は、増速されて単位時間あたりの刈
取量を多くして脱穀機15に供給する穀稈流量を増量す
る。一方、脱穀機15は、機体内の穀粒流量と排塵流量
とが共に少量であるからスロットルを少し絞ってエンジ
ンの回転数を落し、回転各部を少し低速にして未処理物
の量に応じた選別を行うことになる。
【0027】以上のように、油圧変速装置80とエンジ
ン86は、穀粒流量と排塵流量に応じてコントロ−ラ1
7から出力される操作信号によって、図21に示す制御
モ−ド一覧表にしたがって制御されるのである。つぎ
に、本発明の実施例についてその作用を説明する。ま
ず、圃場の穀稈は、前進する走行車体12の前部低位置
にある刈取装置57によって刈取られ、穀稈搬送装置5
8の作用によって上方に搬送され、フィ−ドチエン32
に受け継がれて脱穀機15に供給される。そして、穀稈
は、株元をフィ−ドチエン32に挾持されて搬送されな
がら穂先部分が扱室17に供給されて、回転している扱
胴16により脱穀作用を受ける。このようにして処理さ
れた脱穀物は、回転している扱胴16によって持ち回ら
れて、更に、脱粒処理作用を受けながら選別網から漏下
して選別室22の揺動選別棚18に達し揺動選別作用を
受ける。
【0028】この場合、彼選別物は、移送棚33上を移
送されてチャフシ−ブ34に達し、チャフシ−ブ34を
構成している複数枚の選別帯板34a相互の間にある選
別間隔を漏下しながら風選作用を受ける。このとき、唐
箕19は、伝動されながら回転して吸気口44、44’
から吸気した風を選別風として選別室22内に吹き込み
ながら選別する。そして、排塵物は、吸引排塵装置31
に達するものと、揺動選別棚18の棚先に達するものと
に分かれてそれぞれ機外に排塵される。
【0029】このようにして、彼選別物は、揺動選別作
用と選別風による風選作用との共同作用を受けながら選
別されて、一番物(精粒)、二番物、排塵物とに選別分
離され、一番物は一番移送螺旋20に落下して収集され
て機外に収穫され、二番物は二番移送螺旋21から二番
揚穀装置24によって揚穀されて二番処理装置23に還
元されて二番処理作用を受け、排塵物は吸引排塵装置3
1によって塵埃が排塵され、ストロ−ラック35に達し
た藁屑が棚先から機外に排塵される。
【0030】一方、選別室22に漏下せず扱室17に残
留して回転している扱胴16により持ち回られている未
処理物は、扱室17の終端部分から取入口1を通過して
排塵処理室5に送り込まれる。このようにして、排塵処
理室5に送り込まれた排塵物は、矢印イの方向に回転し
ている排塵処理胴6による処理作用を受けながら、送り
方向に傾斜している送塵案内板8の送り作用を受けて排
塵口3の方向に移送される。
【0031】そのとき、感知板9は、送塵案内板8との
間に形成されている誘導間隔aに流入してきて、送り傾
斜を持つた送塵案内板8によって感知板9側に移送案内
される排塵物の押圧力を受け、センサ−スプリング10
の張圧力に抗しながら排塵処理胴6の回転方向(矢印イ
の方向)に沿うように揺動する。したがって、検出器1
1は、このような感知板9の揺動作用に基づき排塵物の
流量を検出し、検出情報としてコントロ−ラに入力する
ことができる。
【0032】この場合、感知板9は、誘導間隔a内の排
塵物が感知板9側に送り傾斜している送塵案内板8によ
って強制的に誘導案内されているから多量のときは勿論
であるが、排塵物の流量が少量であっても正確に感知す
ることができる。しかも、感知板9は、図3に示す実施
例のように、送塵案内板8より高くして側面視で処理歯
27の回転圏内に入り込んだ位置まで高くし、なおか
つ、誘導処理歯27aが上側を通過する構成にしている
から、排塵物の流量をより正確に感知できるものであ
る。
【0033】更に、実施例の漏下枠26は、排塵処理胴
6の円周方向に沿った円弧枠29を断面形状円形の素材
を使用し、縦方向に沿った縦枠30を断面形状矩形の素
材を使用して選別受網状に構成しているから、排塵処理
胴6の持ち回り方向には抵抗が大きくなって脱粒を促進
し、排塵口方向への送りには藁屑をひっかけたりするこ
となくスム−スに移送できる利点を持っている。そし
て、実施例における切刃28は、排塵処理胴6の回転方
向に対して漏下枠26より上手側でその漏下枠26に近
い位置に設けているから、排塵物は、切刃28によって
切断された後、すぐに漏下枠26に達して選別室22に
漏下され、持ち回られる距離を短くして負荷を軽減し、
選別効率を高めた利点がある。
【0034】さて、以上のような脱穀作業中において、
コントロ−ラ17は、二番処理装置23に装備している
穀粒流量検出装置22の検出情報と排塵処理室5に設け
た感知板9の感知に基づいて検出器11から入力される
検出情報とによって選別制御を行っている。すなわち、
図14に示す選別制御モ−ド一覧表は、上記2つの検出
情報に基づいてコントロ−ラ17から出力される制御の
態様を示し、予め、マイクロコンピュ−タ−に記憶させ
ているものである。図14は、縦軸に排塵流量をとり、
横軸に穀粒流量をとって両軸の合流した欄に記載した記
号が制御態様(内容)を示していることは前述した制御
例と同じである。そして、この制御モ−ド表は、上段に
唐箕出力(吸気口44、44’の吸気面積の調節に基づ
く選別風量)を示し、下段にシ−ブ出力(チャフシ−ブ
34の選別間隔の調節)を示している。
【0035】つぎに、図14に基づいて、選別制御モ−
ドの1例を説明すると、穀粒流量が高い、排塵流量が高
いときの検出情報に基づく場合、縦軸と横軸との「かな
り高い」の合流欄を見ると、上段「PB」(大きく開
く)下段「PB」(大きく開く)の制御モ−ドがコント
ロ−ラから出力されてシ−ブモ−タ−42と唐箕モ−タ
−51とが制御駆動される。したがって、この制御モ−
ドにおいては、チャフシ−ブ34の選別帯板34aの選
別間隔が広く調節されて漏下量を多くし、唐箕19の吸
気口44、44’が大きく開かれて吸気面積を広くし選
別室22内に大量の選別風を吹き込むように選別制御が
行われる。
【0036】この制御態様は、脱穀機の内部において、
穀粒の漏下処理を促進して流量に応じた対応をし、一
方、多量の排塵物を処理するために選別風量を多くして
排塵選別の効率を高め、早く機外に排塵せんとするもの
である。このようにして、脱穀機は、穀粒流量と排塵流
量とに基づいて適確に選別制御が行われる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、始端部の
取入口1を扱室2に連通し、終端部の排塵口3を選別室
4の排塵位置に開口した排塵処理室5に排塵処理胴6を
軸架して設け、該排塵処理室5の内側壁7には、前記排
塵処理胴6によって持ち回られる未処理物を排塵口3の
方向へ誘導案内する送り傾斜を付けた送塵案内板8を設
け、該送塵案内板8から排塵口3側へ誘導間隔aを隔て
た位置で、かつ、前記排塵処理胴6の回転方向の上手側
に基部9aを枢着し、先端部9bを前記排塵処理胴6の
回転方向に延長して揺動自在とした感知板9を設け、該
感知板9は、センサ−スプリング10によって先端部9
bを前記送塵案内板8の終端部8b方向に接近するよう
張圧して設け、前記感知板9を検出器11に接続して排
塵流量を検出する構成したものであるから、扱室から排
塵処理室に供給された排塵物の流量を送塵案内板の誘導
作用によって感知板側に適確に案内して正確に検出する
ことができる特徴を有する。
【0038】特に、本発明は、従来の構成に比較して排
塵物の流量が少量であっても送塵案内板による適確な誘
導作用が働き、感知不良を未然に防止しできる優れた効
果を発揮するものである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年12月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であって、要部の作用正面図
である。
【図2】本発明の一実施例であって、平面図である。
【図3】本発明の一実施例であって、切断側面図であ
る。
【図4】本発明の一実施例であって、切断側面図であ
る。
【図5】本発明の一実施例であって、破断して示す内部
の正面図である。
【図6】本発明の一実施例であって、排塵室の正面図で
ある。
【図7】本発明の一実施例であって、切断側面図であ
る。
【図8】本発明の一実施例であって、側面図である。
【図9】本発明の一実施例であって、チャフシ−ブの正
面図である。
【図10】本発明の一実施例であって、正面図である。
【図11】本発明の一実施例であって、作用正面図であ
る。
【図12】本発明の一実施例であって、作用正面図であ
る。
【図13】本発明の一実施例であって、コンバインの側
面図である。
【図14】本発明の一実施例であって、制御モ−ド一覧
図表である。
【図15】本発明の一実施例であって、ブロック回路図
である。
【図16】本発明の一実施例であって、破断して示す内
部の正面図である。
【図17】本発明の一実施例であって、扱室カバ−の正
面図である。
【図18】本発明の一実施例であって、制御モ−ド一覧
図表である。
【図19】本発明の一実施例であって、斜面図である。
【図20】本発明の一実施例であって、斜面図である。
【図21】本発明の一実施例であって、制御モ−ド一覧
図表である。
【符号の説明】 1 取入口 2 扱室 3
排塵口 4 選別室 5 排塵処理室 6
排塵処理胴 7 内側壁 8 送塵案内板 8
a 始端部 8b 終端部 9 感知板 9
a 基部 9b 先端部 10 センサ−スプリング 1
1 検出器 a 誘導間隔
フロントページの続き (72)発明者 井原 靖 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 長井 敏郎 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 松井 正実 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 澤村 亮 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 泉 浩二 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 始端部の取入口1を扱室2に連通し、終
    端部の排塵口3を選別室4の排塵位置に開口した排塵処
    理室5に排塵処理胴6を軸架して設け、該排塵処理室5
    の内側壁7には、前記排塵処理胴6によって持ち回られ
    る未処理物を排塵口3の方向へ誘導案内する送り傾斜を
    付けた送塵案内板8を設け、該送塵案内板8から排塵口
    3側へ誘導間隔aを隔てた位置で、かつ、前記排塵処理
    胴6の回転方向の上手側に基部9aを枢着し、先端部9
    bを前記排塵処理胴6の回転方向に延長して揺動自在と
    した感知板9を設け、該感知板9は、センサ−スプリン
    グ10によって先端部9bを前記送塵案内板8の終端部
    8b方向に接近するよう張圧して設け、前記感知板9を
    検出器11に接続して排塵流量を検出する構成とした脱
    穀機の排塵流量検出装置。
JP17782496A 1996-07-08 1996-07-08 脱穀機の排塵流量検出装置 Pending JPH1014369A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103111126A (zh) * 2013-02-01 2013-05-22 浙江海丰电力设备有限公司 用于电力设备除尘器的排尘控制装置
CN103814705A (zh) * 2014-03-07 2014-05-28 星光农机股份有限公司 脱粒室顶盖组件及脱粒滚筒

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103111126A (zh) * 2013-02-01 2013-05-22 浙江海丰电力设备有限公司 用于电力设备除尘器的排尘控制装置
CN103814705A (zh) * 2014-03-07 2014-05-28 星光农机股份有限公司 脱粒室顶盖组件及脱粒滚筒
CN103814705B (zh) * 2014-03-07 2016-06-15 星光农机股份有限公司 脱粒室顶盖组件及脱粒滚筒

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