JPH04107571U - 内燃機関用ピストン - Google Patents
内燃機関用ピストンInfo
- Publication number
- JPH04107571U JPH04107571U JP2349591U JP2349591U JPH04107571U JP H04107571 U JPH04107571 U JP H04107571U JP 2349591 U JP2349591 U JP 2349591U JP 2349591 U JP2349591 U JP 2349591U JP H04107571 U JPH04107571 U JP H04107571U
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- JP
- Japan
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- oil
- piston
- ring
- reservoir chamber
- oil ring
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 239000003921 oil Substances 0.000 abstract description 102
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- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 潤滑の不足でピストンのスカ−ト部がシリン
ダ壁に焼付くのを防止すると共に、潤滑油の消費量を低
減する。 【構成】 ピストン本体1の内部のオイルリング溝4よ
り半径方向側に、オイルリング溝4の底面に開口するオ
イル溜まり室7A(7B)を設けると共に、このオイル
溜まり室7A(7B)をスカ−ト部9の外周部に連通さ
せるオイル供給通路10A(10B)をピストン本体1
の内部に設けた。そして、ピストン下降時にオイルリン
グ6により掻き取られた潤滑油をオイル溜まり室7A
(7B)に溜め、ピストン上昇時にオイル供給通路10
A(10B)を介しスカ−ト部9の外周部に供給してシ
リンダ壁及びスカ−ト部9の外周部を潤滑すると共に、
ピストン上昇時にオイルリング6により掻き取った潤滑
油をオイル溜まり室7A(7B)に溜め、圧力リング5
とオイルリング6との間のピストン周囲空間部に溢れて
燃焼室内に流入するのを防止する。
ダ壁に焼付くのを防止すると共に、潤滑油の消費量を低
減する。 【構成】 ピストン本体1の内部のオイルリング溝4よ
り半径方向側に、オイルリング溝4の底面に開口するオ
イル溜まり室7A(7B)を設けると共に、このオイル
溜まり室7A(7B)をスカ−ト部9の外周部に連通さ
せるオイル供給通路10A(10B)をピストン本体1
の内部に設けた。そして、ピストン下降時にオイルリン
グ6により掻き取られた潤滑油をオイル溜まり室7A
(7B)に溜め、ピストン上昇時にオイル供給通路10
A(10B)を介しスカ−ト部9の外周部に供給してシ
リンダ壁及びスカ−ト部9の外周部を潤滑すると共に、
ピストン上昇時にオイルリング6により掻き取った潤滑
油をオイル溜まり室7A(7B)に溜め、圧力リング5
とオイルリング6との間のピストン周囲空間部に溢れて
燃焼室内に流入するのを防止する。
Description
【0001】
この考案は、内燃機関用ピストンの改良に関するものである。
【0002】
一般に、内燃機関用ピストンにおいて、ピストン本体の冠部の外周部に設けた
溝を介して1〜複数本の圧力リングと1〜複数本のオイルリングが互いに平行に
装着され、圧力リングの下方にオイルリングが配置されている。そして、オイル
リングは、シリンダ内をピストンが下降(上昇)する際、シリンダ壁との摺動抵
抗でオイルリング溝内を上下動し、オイルリング溝の上面(下面)に密着支持さ
れてシリンダ壁から油膜の形成に不要な潤滑油を掻き取り、燃焼室側への流入を
防止する。
【0003】
従来、内燃機関用ピストンとして、ピストン本体のスカ−ト部の外周部にオイ
ルリング溝を連通させるためにピストン本体内部に小孔を穿設するか、又はピス
トン本体のオイルリング溝下面とスカ−ト部外周面との間を溝状に切り欠き、オ
イルリング溝下面におけるその上端開口部を、オイルリング溝内を上下動する前
記オイルリングにより開閉するようにしたピストンが知られている(実公昭58
−49398号公報参照)。
【0004】
しかしながら、ピストン上昇時、小孔又は溝状切欠きの上端開口部がオイルリ
ングにより閉じられているため、ピストン上昇時にシリンダ壁からオイルリング
により掻き取られてオイルリング溝内に溜まった潤滑油は小孔又は溝状切欠きを
通ってピストン本体のスカ−ト部の外周部に流出せず、しかもオイルリング溝内
には前記掻き取った潤滑油を充分にためるだけのスペ−スもない。
【0005】
従って、ピストン上昇時、シリンダ壁及びスカ−ト部の外周部を潤滑油で潤滑
できず、また、ピストン上昇時に掻き取った潤滑油がオイルリング溝内から溢れ
て圧力リングとオイルリングとの間のピストン周囲空間部を経て燃焼室内に流入
し、潤滑油の消費量を増加させる恐れがあるという不都合を免れなかった。
【0006】
この考案は前記課題を解決するためになしたもので、ピストン上昇時、シリン
ダ壁及びスカ−ト部の外周部を効果的に潤滑すると共に、潤滑油が燃焼室内に流
入するのを確実に防止することを目的とする。
【0007】
この考案に係る内燃機関用ピストンは、ピストン本体内部のオイルリング溝よ
り半径方向側に、オイルリング溝の底面に開口するオイル溜まり室を設けると共
に、このオイル溜まり室をスカ−ト部の外周部に連通させるオイル供給通路をピ
ストン本体に設けたことを特徴とする。
【0008】
その構成によれば、ピストン下降時にオイルリングにより掻き取った潤滑油を
オイル溜まり室内に溜めておき、ピストン上昇時にオイル供給通路を介しスカ−
ト部の外周部に供給してシリンダ壁及びスカ−ト部の外周を潤滑できる。
【0009】
また、ピストン上昇時にオイルリングにより掻き取られた潤滑油をオイル溜ま
り室内に溜めて、圧力リングとオイルリングとの間のピストン周囲空間部まで溢
れるのを確実に防止できる。
【0010】
以下、この考案の一実施例について図1及び図2を参照して説明する。
【0011】
図1、図2はピストンのスラスト作用側又は反スラスト作用側を夫々上昇時の
状態、下降時の状態で示す縦断面図である。
【0012】
図中1はピストン本体を示し、このピストン本体1の冠部2の外周部には有底
環状溝に形成された1〜2本の圧力リング溝3及び1本のオイルリング溝4が並
設されている。そして、圧力リング溝3には圧力リング5が挿入され、オイルリ
ング溝4にはオイルリング6が挿入されている。
【0013】
ピストン本体1の内部(正確には冠部2の内部、以下同じ)のオイルリング溝
4より半径方向側には、オイルリング6の幅寸法内の径寸法でオイルリング溝4
の底面中央部に開口する孔状のオイル溜まり室7Aがスラスト側及び反スラスト
側に夫々少なくとも1個以上穿設されている。
【0014】
そして、オイルリング溝4の底面の両側部には、オイルリング溝4の長手方向
うに連続したリング受部8が形成されている。
【0015】
更に、ピストン本体1には、前記オイル溜まり室7Aをピストン本体1のスカ
−ト部9の外周部に連通させる孔状のオイル供給通路10Aが斜めに穿設されて
いる。
【0016】
以上のように構成されたピストンはシリンダ11内に挿入配置されてその冠部
2が燃焼室の一部を形成しており、冠部2の上面に燃焼圧力を受けて昇降し、コ
ネクティングロッドを介してクランク軸を回転させる。
【0017】
ピストン下降時、図2に示すように、オイルリング溝4の上面に密着支持され
たオイルリング6によりシリンダ壁から潤滑油が掻き取られ、この潤滑油はオイ
ルリング溝4の底部側に設けたオイル溜まり室7A内に流入して溜まる。そして
、次のピストン上昇時、図1に示すように、オイル溜まり室7A内から潤滑油が
オイル供給通路10Aを通ってスカ−ト部9の外周部に供給され、シリンダ11
の壁及びスカ−ト部9の外周部を潤滑する。
【0018】
また、ピストン上昇時、オイルリング溝4の下面に密着支持されたオイルリン
グ6によりシリンダ壁から掻き取られた潤滑油はオイルリング溝4の底部側に設
けたオイル溜まり室7A内に流入して溜まり、圧力リング5とオイルリング6と
の間のピストン周囲空間部に溢れ出ない。
【0019】
更に、オイルリング6がオイルリング溝4の底部側に押し込まれても、オイル
リング溝4の底面の両側部に設けたリング受部8により支持されて、オイル溜ま
り室7A内に入り込むことはないから、オイルリング6の油掻取り作用は損なわ
れない。
【0020】
尚、この実施例では、ピストン本体1の内部にいずれも孔状のオイル溜まり室
7A及びオイル供給通路10Aを設けた例について説明したが、図3に示すよう
に、オイルリング6より狭い幅でオイルリング溝4の底面中央部に開口するスリ
ット状のオイル溜まり室7Bと、このオイル溜まリ室7Bをピストン本体1のス
カ−ト部9の外周部に連通させる該オイル溜まり室7Bと同じ長さに形成された
スリット状のオイル供給通路10Bとを設けても同効である。このように構成さ
れたピストンの縦断面形状は図1、図2のものと同様なものとなる。
【0021】
また、図3に示す他の実施例は、スリット状のオイル溜まり室7Bを長さ調整
して前実施例と同様にピストン本体1のスラスト側及び反スラスト側に設けた例
であるが、オイル溜まり室7B及びオイル供給通路10Bをピストン本体1の全
周に渡って設けてもよい。
【0022】
以上の通り、この考案は、ピストン本体内部のオイルリング溝より半径方向側
に設けたオイル溜まり室に、ピストン下降時にオイルリングにより掻き取った潤
滑油を溜めておき、この潤滑油を、ピストン上昇時、ピストン本体内部に設けた
オイル供給通路を介しスカ−ト部の外周部に供給してシリンダ壁及びスカ−ト部
の外周部を潤滑できるから、ピストン焼付きの確実な防止が図れる。
【0023】
また、ピストン上昇時にオイルリングにより掻き取った潤滑油を前記オイル溜
まり室に溜めて、圧力リングとオイルリングとの間のピストン周囲空間部に溢れ
て燃焼室内に流入するのを確実に防止できるから、潤滑油の消費量の低減が図れ
る。
【図1】この考案の一実施例を上昇時の状態で示す縦断
面図である。
面図である。
【図2】この考案の一実施例を下降時の状態で示す一部
縦断面図である。
縦断面図である。
【図3】この考案の他の実施例を示す側面図である。
【図4】従来の内燃機関用ピストンの一部縦断面図であ
る。
る。
1 ピストン本体
2 冠部
4 オイルリング溝
6 オイルリング
7A オイル溜まり室
7B オイル溜まり室
9 スカ−ト部
10A オイル供給通路
10B オイル供給通路
Claims (1)
- 【請求項1】ピストン本体内部のオイルリング溝より半
径方向側に、オイルリング溝の底面に開口するオイル溜
まり室を設ける共に、このオイル溜まり室をスカ−ト部
の外周部に連通させるオイル供給通路をピストン本体に
設けたことを特徴とする内燃機関用ピストン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2349591U JPH04107571U (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 内燃機関用ピストン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2349591U JPH04107571U (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 内燃機関用ピストン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04107571U true JPH04107571U (ja) | 1992-09-17 |
Family
ID=31908697
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2349591U Pending JPH04107571U (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 内燃機関用ピストン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04107571U (ja) |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP2349591U patent/JPH04107571U/ja active Pending
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