JPH04107716U - 塗装用コンベヤバーの洗浄装置 - Google Patents
塗装用コンベヤバーの洗浄装置Info
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
〔目的〕 塗装によって汚れたコンベヤバーを、周囲を
汚すことなく、また、コンベヤバーを変形させることな
くきれいに洗浄する。 〔構成〕 塗装後のコンベヤバー3a…が搬送される復
路の途中に、アルカリ溶液を入れた液槽20を設け、こ
の液槽20の内部に洗浄ブラシ21を取付け、上記のコ
ンベヤバー3a…が自重によってこれ等洗浄ブラシ21
の面に押接しながら搬送される。
汚すことなく、また、コンベヤバーを変形させることな
くきれいに洗浄する。 〔構成〕 塗装後のコンベヤバー3a…が搬送される復
路の途中に、アルカリ溶液を入れた液槽20を設け、こ
の液槽20の内部に洗浄ブラシ21を取付け、上記のコ
ンベヤバー3a…が自重によってこれ等洗浄ブラシ21
の面に押接しながら搬送される。
Description
【0001】
本考案は、プリント配線用基板(以下単に基板と云う)等の塗装に使用する自
動塗装装置の技術分野で利用されるものであって、具体的には、塗装に当って基
板等を載せて搬送するコンベヤバーを洗浄する洗浄装置に関する。
【0002】
本出願人は、先の特願平2−161545号の出願によって、基板の塗装を塗
装面に疵を付けることなく短時間で、而も、全自動的に行うことができる基板用
自動塗装装置を提案したが、この自動塗装装置を使用した結果、基板を載せて搬
送するコンベヤバーにスプレーした塗料が付着し、この塗料が洗浄後もコンベヤ
バーに残って次の塗装時に塗装面に疵を付けてしまうとか、塗料の付着を除去す
るために洗浄を強力に行うと、コンベヤバーが変形してしまうと云った新たな問
題が発生した。
【0003】
即ち、上記の出願に係る基板用自動塗装装置では、塗料が付着した塗装後のコ
ンベヤバーを、シャワーノズルから散水される水と、モータによって回転される
ブラシの双方を用いて洗浄していた。
しかし、油を含んだ塗料は単にシャワーノズルから水を散水しただけでは完全
に洗浄することができず、また、水では除去しきれない塗料を回転ブラシを強め
に当てて洗浄しようとすると、コンベヤバーがその抵抗で変形してしまう問題が
あった。
そこで、塗装後の汚れたコンベヤバーをアルカリ溶液の中を潜らせ、その後回
転ブラシを軽く掛けて洗浄することが考えられた。
【0004】
所が、アルカリ溶液の中を潜らせたコンベヤバーに回転ブラシを掛けると、ア
ルカリ溶液が飛散して周囲を汚してしまう問題があり、また、アルカリ溶液の中
を潜らせたとしても、回転ブラシの掛け具合があまり軽いと塗料の汚れを完全に
除去することができず、その調節が非常に難しかった。更に、回転ブラシを回転
するために専用の動力(モータ)と回転機構が必要になるから、その分、塗装機
の構造が複雑化してコストを高める問題もあった。
【0005】
従って本考案の技術的課題は、回転を必要としない平面構造(平板タイプ)の
ブラシを用いて、周囲にアルカリ溶液を飛散させることなく、コンベヤバーに付
着した塗料を確実に洗浄することができる塗装用コンベヤバーの洗浄装置を提供
することである。
【0006】
上記の技術的課題を解決するために本考案で講じた手段は以下の如くである。
基板等をコンベヤバーに載せて搬送しながらスプレーガンで自動塗装し、また
、塗装後のコンベヤバーをアルカリ溶液を入れた液槽内を通過させて洗浄するよ
うに構成した自動塗装機に於いて、
(1) 上記の液槽を塗装後のコンベヤバーが始点に向けて水平に復帰搬送され
る塗装機の内底部に設けて、上記のコンベヤバーをこの液槽内で自重によって垂
下しながら搬送するようにガイドせしめると共に、上記液槽の内部には、上記垂
下しながら搬送されるコンベヤバーを下から受けてブラシ洗浄できるように、洗
浄ブラシをコンベヤバーの搬送通路に沿わせて水平に取付けること。
(2) 前記塗装後のコンベヤバーを下側に設けたアルカリ溶液を収容した液槽
内に向けて斜めに反転搬送せしめると共に、この液槽の内部には、斜めに搬送さ
れて来るコンベヤバーを下側から受けてブラシ洗浄できるように、洗浄ブラシを
コンベヤバーの搬送通路に沿わせて斜めに取付けること。
但し、ここに於いてコンベヤバーとは、モータによって搬送回転される左右の
コンベヤチェーンの間に掛渡された略格子構造のワンコート式バーと、左右のコ
ンベヤチェーンに夫々片持ち式に取付けられ、両側から基板等を支持するツウコ
ート式バーの双方を意味する。
【0007】
上記の手段は以下の如く作用する。
上記(1)の要素は、コンベヤバーに付着した塗料は液槽内に収容したアル
カリ溶液に溶かされてその除去(洗浄)が容易になる一方、各コンベヤバーはア
ルカリ溶液に浸された状態で自重によって洗浄ブラシ側に押接され、且つ、搬送
を受けて実質的に洗浄ブラシによってブラッシングを受けたのと同じ洗浄効果を
発揮できるから、洗浄ブラシをモータ等を用いて回転しなくても、コンベヤバー
に付着した塗料を確実に除去することを可能にする。
【0008】
上記(2)の要素は、各コンベヤバーはアルカリ溶液に浸された状態で、洗
浄ブラシの面を押圧しながら斜め下方に搬送されるため、実質的に洗浄ブラシに
よってブラッシングを受けたものと同じ洗浄効果を発揮できるものであって、従
って、洗浄ブラシをモータ等を用いて回転しなくても、コンベヤバーに付着した
塗料を確実に除去することを可能にする。
以上の如くであるから、上記の手段によって上述した技術的課題を解決して、
前記従来の技術の問題点を解消することができる。
【0009】
以下に、上述した本考案に係る塗装用コンベヤバーの洗浄装置の好適な実施例
を添付した図面と共に詳細に説明する。
図1は本考案に係る洗浄装置を備えた自動塗装機の平面図で、図2と図3は本
考案の第1実施例を説明した図1のA−A線とB−B線の各断面図を、また、図
4は第1実施例の要部を拡大して示した断面図であって、図5は本考案の第2実
施例の要部を拡大して示した断面図である。
【0010】
(第1実施例の説明)
図1乃至図4に示した第1実施例に於いて、1は自動塗装機であって、2は基
板Tを搬送するための搬送テーブル、3は基板Tを載せて図1と図4に於いて左
方向に搬送するコンベヤであって、3a…はエンドレスに構成した左右のコンベ
ヤチェーン10,10の上に等間隔をあけて略格子状に並べて取付けたコンベヤ
バーを示し、実際には基板Tはこれ等各コンベヤバー3a…の上に載置して搬送
される仕組になっている。
【0011】
尚、図示した実施例ではコンベヤバー3aとして両側をコンベヤチェーン10
,10に支持させたワンコート式のものが使用されているが、これは前述した特
願平2−161545号に示されているような片持ち式で両側から基板Tを支持
するツウコート式のものであってもよく、本考案はいずれのコンベヤバー3aに
対して実施可能である。
【0012】
次に、11と12は搬送テーブル2の左右両端部に架設した回転軸で、11a
,11a並びに12a,12aは各回転軸11,12に取付けたスプロケットで
あり、上述したコンベヤチェーン10,10は、搬送テーブル2の中央部に設け
た塗装ブース4の中を通してその両端側を各スプロケット11a,12aに掛渡
すことによって往路を構成している。また、両コンベヤチェーン10,10の両
端側は、更に機体内部に取付けたスプロケット14,15,16,17に掛渡さ
れて復路を構成し、機体内部を図3に於いて反時計回転方向に循環する仕組にな
っている。尚、図中15aはスプロケット15を取付けた回転軸である。
【0013】
また、図3に於いて19Mはコンベヤ作動用のモータで、その駆動ギヤ19P
と上記各スプロケット11a,14,15の間は連動構造になっており、更に、
左右の回転軸11,12の間は、図1の如く各スプロケット11b,12bの間
に掛渡したチェーン13によって連動構造に成っていて、モータ19Mが回転す
ると各スプロケット11a,12,14,15が連動回転されて、これ等各スプ
ロケット11a〜15に掛渡したコンベヤチェーン10,10が搬送回転される
ように構成されている。
【0014】
更に、図2に於いて5は塗装用のスプレーガンで、5aはそのキャリヤを示す
。また、図1と図2に於いて6は排気筒、6aは水槽、7は塗装する際に噴射す
るウオータカーテン用の水を水槽6aに導くための樋で、図2と図3に於いて1
8…はパイプ18aを通して供給される水を上記コンベヤ3のコンベヤバー3a
…に噴射して汚れを落す噴射ノズルを示す。
【0015】
次に、図2と図3に於いて20は機体の内底部に設けた液槽で、内部にはアル
カリ溶液が収容されており、上述したコンベヤ3のライン中、両スプロケット1
5,16の間の復路がこの液槽20の中に入ってアルカリ溶液の中を潜りながら
水平に搬送される仕組に成っている。
【0016】
また、22aと22bは液槽20の中に入ったコンベヤ3を下から水平に支え
るガイド板で、両ガイド板22a,22bの中間部は大きく開口22され、この
開口22の部分で搬送中のコンベヤ3が自重によって下側に垂下するように構成
されている。21は上記開口22の下側に設けた平板構造の洗浄ブラシであって
、開口22の部分で垂下したコンベヤ3の各コンベヤバー3a…は、図4の如く
この洗浄ブラシ21によって下から受け止められた状態で搬送され、従って、各
コンベヤバー3a…はアルカリ溶液に浸された状態のまま洗浄ブラシ21によっ
て実質的にブラッシングを受けた状態に成って、付着した塗料を確実に洗浄除去
することができる。
【0017】
尚、図3に於いて23aと24aはアルカリ溶液に濡れたコンベヤバー3a…
を乾燥させるエアーノズルであって、図4に於いて10a…はコンベヤバー3a
…をコンベヤチェーン10に取付けるトップチェーンを示す。
【0018】
従って、上述した本考案の第1実施例に係る洗浄装置によれば、塗装によって
汚れた塗装後のコンベヤバー3a…を、アルカリ溶液に浸しながら洗浄ブラシ2
1に押接してブラッシングするため、コンベヤバー3a…に付着した塗料をきれ
いに洗浄することができる。
【0019】
(第2実施例の説明)
図5は本考案の第2実施例を示したものであって、図中10Sは塗装後のコン
ベヤ3を斜め下方に反転させて搬送させる傾斜路で、塗装後図面上左方向に水平
に搬送されて来たコンベヤ3は、左側のスプロケット11aの部分で斜め下方に
反転され、傾斜路10Sを通過後下側のスプロケット15aの部分で真上方向の
垂直路10Tに向けて反転され、次いで、取付軸33に取付けた中間のスプロケ
ット34で水平方向に反転されて始点に向けて復帰搬送されるものであって、こ
の実施例では上述した傾斜路10Sの部分と下側スプロケット15の部分と垂直
路10Tの部分がアルカリ溶液ALを入れた液槽30の内部に位置している。
【0020】
また、31は上記コンベヤ3の傾斜路10Sの部分に、コンベヤチェーン10
と共に搬送されて来る各コンベヤバー3a…を下から支えるように取付けた平板
構造の洗浄ブラシであって、傾斜路10Sではコンベヤチェーン10が下側に少
し弛んで各コンベヤバー3a…を洗浄ブラシ31の面に押圧しながら搬送される
仕組に成っている。尚、32は取付用のブラケットである。
【0021】
本考案の第2実施例は以上の如き構成であるから、塗装で汚れた塗装後のコン
ベヤバー3aは、スプロケット11と15の間の傾斜路10Sの部分でアルカリ
溶液ALに浸りながら洗浄ブラシ31によるブラッシングを受けるため、コンベ
ヤバー3a…に付着した塗料をきれいに洗浄することができ、また、洗浄ブラシ
31によって落された塗料は、コンベヤバー3aの搬送に従って斜め下方に掻落
され、洗浄ブラシ31を常にクリーンな状態に維持できる。
【0022】
本考案に係る塗装用コンベヤバーの洗浄装置は以上述べた如くであって、塗装
後のコンベヤバーはアルカリ溶液に浸った状態のまま、その自重によって洗浄ブ
ラシに押接しながら搬送されるから、実質的にブラッシングを受けたのと同じ洗
浄効果が発揮されるため、コンベヤバーに付着した塗料を確実に除去することが
できるものであって、従って、コンベヤバーの汚れによって塗装面に疵を付ける
問題を解決でき、更に、ブラシ洗浄によるアルカリ溶液の飛散とかコンベヤバー
の変形の問題も解決して、塗装作業を円滑に進めることができる利点を発揮でき
、加えて、洗浄ブラシを回転するためのモータとか回転機構が一切不要で、その
分、製造コストを低減できる経済性も備えるものであって、基板等を塗装する自
動塗装機に実施して洵に好適なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るコンベヤバーの洗浄装置を備えた
自動塗装機の一例を示した平面図である。
自動塗装機の一例を示した平面図である。
【図2】図1のA−A線に沿った正断面図である。
【図3】同じく図1のB−B線に沿った一部省略側断面
図である。
図である。
【図4】本考案の第1実施例の要部を拡大して示した断
面図である。
面図である。
【図5】本考案の第2実施例の要部を拡大して示した断
面図である。
面図である。
1 自動塗装機
3 コンベヤ
3a コンベヤバー
5 スプレーガン
10 コンベヤチェーン
10S 傾斜路
20 アルカリ溶液を入れた液槽
21 洗浄ブラシ
22 開口
30 アルカリ溶液の液槽
31 洗浄ブラシ
Claims (2)
- 【請求項1】 基板等をコンベヤバーに載せて搬送しな
がらスプレーガンで自動塗装し、また、塗装後のコンベ
ヤバーをアルカリ溶液を入れた液槽内を通過させて洗浄
するように構成した自動塗装機に於いて、上記の液槽を
塗装後のコンベヤバーが始点に向けて水平に復帰搬送さ
れる塗装機の内底部に設けて、上記のコンベヤバーをこ
の液槽内で自重によって垂下しながら搬送するようにガ
イドせしめると共に、上記液槽の内部には、上記垂下し
ながら搬送されるコンベヤバーを下から受けてブラシ洗
浄できるように、洗浄ブラシをコンベヤバーの搬送通路
に沿わせて水平に取付けたことを特徴とする塗装用コン
ベヤバーの洗浄装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の自動塗装機に於いて、前
記塗装後のコンベヤバーを下側に設けたアルカリ溶液を
収容した液槽内に向けて斜めに反転搬送せしめると共
に、この液槽の内部には、斜めに搬送されて来るコンベ
ヤバーを下側から受けてブラシ洗浄できるように、洗浄
ブラシをコンベヤバーの搬送通路に沿わせて斜めに取付
けたことを特徴とする塗装用コンベヤバーの洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1874591U JPH04107716U (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 塗装用コンベヤバーの洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1874591U JPH04107716U (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 塗装用コンベヤバーの洗浄装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04107716U true JPH04107716U (ja) | 1992-09-17 |
Family
ID=31905193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1874591U Pending JPH04107716U (ja) | 1991-03-04 | 1991-03-04 | 塗装用コンベヤバーの洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04107716U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5627400A (en) * | 1979-08-13 | 1981-03-17 | Akira Nakamura | Manufacture of reproducing printing picture of oil painting |
-
1991
- 1991-03-04 JP JP1874591U patent/JPH04107716U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5627400A (en) * | 1979-08-13 | 1981-03-17 | Akira Nakamura | Manufacture of reproducing printing picture of oil painting |
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