JPH04109215U - 薄板用タツピンねじ - Google Patents
薄板用タツピンねじInfo
- Publication number
- JPH04109215U JPH04109215U JP3919091U JP3919091U JPH04109215U JP H04109215 U JPH04109215 U JP H04109215U JP 3919091 U JP3919091 U JP 3919091U JP 3919091 U JP3919091 U JP 3919091U JP H04109215 U JPH04109215 U JP H04109215U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- workpiece
- threads
- flank surface
- thread
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Connection Of Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 板状の比較的薄いワークに部品を固定し作業
において、最大ねじ締めトルクが高く、ねじの緩みが確
実に阻止できる薄板用タッピンねじを得る。 【構成】 座面に接近した脚部3の非対称な複数のねじ
山20の遊び側フランク面22において、少なくともね
じ山20の基部側を傾斜の緩い角度で形成し、基部にお
ける谷部23の間隔を脚部3の先端側の谷部24の間隔
より狭くした薄板用タッピンねじである。 【効果】 ねじ込み初期は比較的ワークにねじをねじ込
み易く、しかも頭部座面にワークが近づいてくると、遊
び側フランク面を有する部分がねじ込まれるから、この
ねじ山とワークとの間で摩擦力が増大し、最大ねじ締め
トルクが向上するとともに締付け完了後のねじの緩み止
め作用が確実に得られる。
において、最大ねじ締めトルクが高く、ねじの緩みが確
実に阻止できる薄板用タッピンねじを得る。 【構成】 座面に接近した脚部3の非対称な複数のねじ
山20の遊び側フランク面22において、少なくともね
じ山20の基部側を傾斜の緩い角度で形成し、基部にお
ける谷部23の間隔を脚部3の先端側の谷部24の間隔
より狭くした薄板用タッピンねじである。 【効果】 ねじ込み初期は比較的ワークにねじをねじ込
み易く、しかも頭部座面にワークが近づいてくると、遊
び側フランク面を有する部分がねじ込まれるから、この
ねじ山とワークとの間で摩擦力が増大し、最大ねじ締め
トルクが向上するとともに締付け完了後のねじの緩み止
め作用が確実に得られる。
Description
【0001】
本考案は、あらかじめ形成された穴にねじ山を形成しながらねじ込まれるタッ
ピンねじにおいて、特に、板状の比較的薄いワークに部品を固定する薄板用タッ
ピンねじに関する。
【0002】
従来からこのような比較的薄い板状のワークに部品を固定する場合、このワー
クが軸方向へ逃げたり、割れが生じないようにしてしかも図5に示すワークの雌
ねじを破壊する直前の最大ねじ締めトルクTMをできるだけ高くするため、通常
のねじよりねじ山角度を小さくするとともねじ山を形成するフランク面の角度が
非対称なねじが使用されている。また、ねじ山とワークとの接触部分をできるだ
け多くするためにねじ山のピッチを細かくしたタッピンねじが使用されている。
更に、このようにワークとねじ山との接触面積を多くするためにねじの頭部座面
に接近した部分に二条のねじ山を形成しているものもある。
【0003】
しかしながら、このように脚部の全てのねじ山が非対称で谷部の間隔が同一の
ものにおいては、ねじ込み中にワークに雌ねじを連続して形成するため、ワーク
の割れは生じにくいが、その反面ねじの軸方向及び半径方向への摩擦抵抗が少な
く、最大ねじ締めトルク(雌ねじを破壊する直前のトルク)の向上と十分な緩み
止め作用が得られない。また、ねじ山のピッチを細かくしたものも同様である。
更に、座面に接近した脚部に二条のねじ山を形成したものの場合は、ねじ込み作
業の途中から二条目のねじ山をワークに形成するため、ワークに形成された最初
の雌ねじが壊れ易く、ワークへの部品の固定が不十分になる等の諸々の課題が生
じている。
【0004】
本考案はこのような課題を解決するとともに適正なねじ込み作用が得られしか
も最大ねじ締めトルクの向上と確実な緩み止め効果を発揮する薄板用タッピンね
じを提供することを目的として考案されたものである。
【0005】
本考案はこのような目的を達成するものであって、頭部2の座面に脚部3を有
し、この脚部3に圧力側フランク面21と脚部3の軸線を横断する面とがなす角
度より緩い角度の遊び側フランク面22とから構成される非対称なねじ山20を
形成したタッピンねじ1において、座面に接近した脚部3の非対称な複数のねじ
山20の遊び側フランク面22において少なくともねじ山20の基部側を傾斜の
緩い角度で形成し、前記基部における谷部23の間隔を脚部3先端側の谷部24
の間隔よリ狭くした薄板用タッピンねじである。
【0006】
このようにタッピンねじ1の頭部座面に接近した部分の複数のねじ山20に非
対称でしかも遊び側フランク面22において少なくともねじ山20の基部側を傾
斜の緩い角度で形成して谷部23の間隔を狭くしているので、ワーク30の雌ね
じが圧力側フランク面21により谷部23に引き込まれることになり、前記遊び
側フランク面22に挟まれ、最大ねじ締めトルクが向上するとともにねじの緩み
が阻止される。
【0007】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。図1において3は薄板用タッ
ピンねじ1の頭部2の座面に形成された脚部であり、この脚部3はストレート部
10とこれに連続して先端が先細の円錐部11とから構成されている。このスト
レート部10と円錐部11にはねじ山20が形成してあり、このねじ山20は先
端に達するにしたがって高さが低くなっている。また、このねじ山20は先端か
ら圧力側フランク面21が脚部3を横断する面に対して傾斜角αのきつい斜面で
、遊び側フランク面22がこれより緩い傾斜角βの斜面となる非対称なねじ山2
0となっている。更に図2に示すように、前記脚部3の頭部2の座面に接近した
位置の2〜3の複数のねじ山20は頭部座面側の所謂、圧力側フランク面21は
軸線を横断する面に対して傾斜角αのきつい斜面に形成してあり、一方、この斜
面の反対側の遊び側フランク面22にはねじ山先端側を傾斜角βで、また基部側
を傾斜角γの緩い斜面からなる複合角の斜面が形成されている。これら角度は夫
々α<β<γの関係になっており、更にこれらねじ山20の間の谷部23の間隔
は前記傾斜角γの斜面により脚部先端側の谷部24の間隔より比較的狭くなって
いる。
【0008】
また、図3は他の実施例を示す脚部の断面図であり、頭部座面に接近した脚部
3の複数のねじ山20には軸線を横断する面に対して、圧力側フランク面21が
前記実施例と同様に傾斜角αの角度で形成してあり、一方、このフランク面21
の反対側の遊び側フランク面22にはねじ山先端側の僅かの部分を傾斜角βの角
度で、また前記実施例より長い基部側を傾斜角γの緩い角度からなる複合角の斜
面が形成されている。
【0009】
このため、部品31を固定するタッピンねじ1の脚部3の先端があらかじめ設
定されたワーク30の穴に押し付けられてねじ込み作業が開始されると、ワーク
30の穴に雌ねじが形成されながらねじはねじ込まれる。この時、穴の雌ねじは
脚部先端側のねじ山20によりねじ込みトルクTSで通常の形状に形成されるが
、頭部座面に接近した位置に形成されている複合角のねじ山20がねじ込まれる
と、ワーク30はこれに沿い変形されることになり、図1に示すように、ねじ山
20は圧力側フランク面21により、頭部側へ引き込まれることになり、遊び側
フランク面22との間に挟まるようになる。一方、このようにしてねじ山20と
ねじ山20との間に挟まれたワーク30は狭い谷部23に入り、図4に示すよう
に、最大ねじ締めトルクTMが大幅に向上する。このようにしてねじ締め作業が
完了すると、完全なねじの緩み止め作用が得られる。
【0010】
尚、これら実施例では、遊び側フランク面を全て複合角で形成しているが、何
もこれに限定されるものではなく、ねじ山先端から基部にかけて緩い直線状の斜
面であってもよい。
【0011】
以上説明した実施例から明らかなように、本考案はタッピンねじ1の頭部座面
に接近した位置に傾斜のきつい圧力側フランク面21を有し、一方、この圧力側
フランク面21の反対側に少なくともねじ山20の基部側を傾斜の緩い角度で形
成した遊び側フランク面22を形成し、前記基部における谷部23の間隔を脚部
3先端側の谷部24の間隔よリ狭くしたものであるので、ねじ込み初期は比較的
ワークにねじをねじ込み易く、しかも頭部座面にワークが近づいてくると、遊び
側フランク面を有する部分がねじ込まれるから、このねじ山とワークとの間で摩
擦力が増大し、最大ねじ締めトルクが向上するとともに締付け完了後のねじの緩
み止め作用が確実に得られる。また、ワークに途中からねじ山を形成するもので
はないので、ワークの雌ねじがつぶれたりすることがなくなる等の特有の効果が
得られる。
【0012】
【図1】本考案の締付け状態を示す正面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す要部拡大断面正面図で
ある。
ある。
【図3】本考案の他の実施例を示す要部断面正面図であ
る。
る。
【図4】本考案によるねじ締め特性を示すものである。
【図5】従来のねじのねじ締め特性を示すものである。
1 タッピンねじ
2 頭部
3 脚部
10 ストレート部
11 円錐部
20 ねじ山
21 圧力側フランク面
22 遊び側フランク面
23、24 谷部
30 ワーク
31 部品
Claims (1)
- 【請求項1】 頭部(2)の座面に脚部(3)を有し、
この脚部(3)に圧力側フランク面(21)とこの面と
脚部(3)を横断する面とがなす角度より緩い角度の遊
び側フランク面(22)とから構成される非対称なねじ
山(20)を形成したタッピンねじ(1)において、前
記座面に接近した脚部(3)の非対称な複数のねじ山
(20)の遊び側フランク面(22)において、少なく
ともねじ山(20)の基部側を傾斜の緩い角度で形成
し、前記基部における谷部(23)の間隔を脚部(3)
の先端側の谷部(24)の間隔より狭くしたことを特徴
とする薄板用タッピンねじ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3919091U JPH088332Y2 (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 薄板用タッピンねじ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3919091U JPH088332Y2 (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 薄板用タッピンねじ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04109215U true JPH04109215U (ja) | 1992-09-22 |
| JPH088332Y2 JPH088332Y2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=31920550
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3919091U Expired - Lifetime JPH088332Y2 (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 薄板用タッピンねじ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH088332Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019190512A (ja) * | 2018-04-20 | 2019-10-31 | 株式会社トープラ | タッピンねじ |
-
1991
- 1991-03-07 JP JP3919091U patent/JPH088332Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019190512A (ja) * | 2018-04-20 | 2019-10-31 | 株式会社トープラ | タッピンねじ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH088332Y2 (ja) | 1996-03-06 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |