JPH04109232U - ワンウエイクラツチ - Google Patents
ワンウエイクラツチInfo
- Publication number
- JPH04109232U JPH04109232U JP1237291U JP1237291U JPH04109232U JP H04109232 U JPH04109232 U JP H04109232U JP 1237291 U JP1237291 U JP 1237291U JP 1237291 U JP1237291 U JP 1237291U JP H04109232 U JPH04109232 U JP H04109232U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outer ring
- spring
- end bearing
- ring
- way clutch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワンウェイクラッチにおいて、別部品として
のばねが不要で、かつエンドベアリングの摩耗も生じな
い歯打ち音の発生防止構造を備えさせる。 【構成】 エンドベアリング押え21の外周縁部に、外
輪15に形成した段部30により形成される空間に大部
分が収納されるばね部21cを一体形成している。そし
て、エンドベアリング押え21のばね部21cのばね力
で外輪15がスナップリング24に押し付けられるよう
に、外輪15をハウジング23に組み込む。したがっ
て、ワンウェイクラッチの空転時のつれ回りがなくな
り、歯打ち音の発生がなくなる。したがって、別部品と
してのばねが不要で、かつエンドベアリング20の摩耗
を生じない歯打ち音の発生防止構造を備えることができ
る。
のばねが不要で、かつエンドベアリングの摩耗も生じな
い歯打ち音の発生防止構造を備えさせる。 【構成】 エンドベアリング押え21の外周縁部に、外
輪15に形成した段部30により形成される空間に大部
分が収納されるばね部21cを一体形成している。そし
て、エンドベアリング押え21のばね部21cのばね力
で外輪15がスナップリング24に押し付けられるよう
に、外輪15をハウジング23に組み込む。したがっ
て、ワンウェイクラッチの空転時のつれ回りがなくな
り、歯打ち音の発生がなくなる。したがって、別部品と
してのばねが不要で、かつエンドベアリング20の摩耗
を生じない歯打ち音の発生防止構造を備えることができ
る。
Description
【0001】
本考案は、特に歯打ち音の発生防止構造を改善したワンウェイクラッチに関す
る。
【0002】
従来より、ワンウェイクラッチは、例えば自動車の自動変速機等に用いられて
いる。
このようなワンウェイクラッチとしては、図6に示すように、ハウジング1に
スプライン嵌合する外輪2と、内輪3と、この内輪3と外輪2との間に配置され
る複数の係合部材4と、この各係合部材4を保持する保持器5と、上記各係合部
材4を一方向に付勢するばね6と、上記内輪3と外輪2の間の両側に配置される
エンドベアリング7,7と、上記外輪2の両側面に取付けられるエンドベアリン
グ押え8,8とを備えたものが提案されている(特開平1−307525号公報参
照)。
【0004】
そして、ハウジング1に一対のスナップリング9,9を取付けて、一方のスナ
ップリング9との間に配置した皿ばね10で外輪2を他方のスナップリング9に
押し付けることにより、外輪2の軸回りの動きを拘束して、内輪3が回転方向を
変えるときの外輪2のつれ回りを抑制し、ハウジング1の凸部が外輪2の凸部(
歯)にたたかれて発生する歯打ち音の発生を防止するようにしている。
ところが、別部品として大型の皿ばね10を必要とするので、コスト面や組付
け面での問題があった。
【0005】
このため、ワンウェイクラッチとして、図7に示すように、ハウジング1と外
輪2との間に波形ばね11を挿入することにより、外輪2の動きを拘束するよう
にしたものがある。
【0006】
しかしながら、このようなワンウェイクラッチでも、同様に別部品としての波
形ばね11を必要とするうえ、外輪2をハウジング1内に嵌合する際、波形ばね
11の剛性によっては、該ばね11が容易にたわまず、組込みにくい問題が生じ
ることがあった。さらに、波形ばね11のばね力により中空の外輪2が半径方向
に押し付けられてエンドベアリング7,7が摩耗するという問題があった。
【0007】
そこで、本考案の目的は、別部品としてのばねが不要で、かつエンドベアリン
グの摩耗も生じない歯打ち音の発生防止構造を備えたワンウェイクラッチを提供
することにある。
【0008】
上記目的を達成するため、本考案は、ハウジングにスプライン嵌合する凸部と
凹部を外周に有する外輪と、内輪と、この内輪と外輪との間に配置される複数の
係合部材と、この各係合部材を保持する保持器と、上記各係合部材を一方向に付
勢するばねと、上記内輪と外輪の間の両側に配置されるエンドベアリングと、上
記外輪の両側面に取付けられるエンドベアリング押えとを備えるワンウェイクラ
ッチにおいて、上記外輪は、軸方向に厚肉な内周部と、軸方向に薄肉な外周部と
からなって、外周に取付溝を有する段部が形成され、少なくとも一方の上記エン
ドベアリング押えは外周縁部に、上記段部の取付溝に軸方向に係合する取付部と
、上記段部により形成される空間に少なくとも一部が収納されるばね部とが一体
形成されていることを特徴としている。
【0009】
内輪と外輪の間に、係合部材と保持器とばねとエンドベアリングとを組付けた
後、外輪の両側面に各エンドベアリング押えを軸方向の両側からそれぞれ当てが
いながら、外輪の両側面に軸方向から係合させて組付ける。
【0010】
このとき、少なくとも一方のエンドベアリング押えの取付部が外輪の段部の取
付溝に軸方向から係合すると共に、上記エンドベアリング押えのばね部の少なく
とも一部が上記段部により形成される空間に収納される。
【0011】
そして、ハウジングに外輪をスプライン嵌合させながら、ハウジングの段部(
またはスナップリング)に上記エンドベアリング押えのばね部を当接させ、上記
エンドベアリング押えのばね部のばね力で外輪がハウジングに押し付けられるよ
うに、外輪をハウジングに組み込む。
【0012】
こうすることによってばね部がワンウェイクラッチを軸方向に押し付けている
ため、ワンウェイクラッチの空転時のつれ回りがなくなり、歯打ち音の発生がな
くなる。また、従来のような別部品としてのばね(皿ばねや波形ばね)が不要にな
るので、部品点数が削減でき、コストダウンを図れる。また、ばね部により外輪
を軸方向に押し付けるので、従来の波形ばねのように外輪が径方向に押し付けら
れることがなく、エンドベアリングが摩耗することもない。また、上記ばね部を
径方向外方に突出させると共に、屈曲させれば、大きな撓みと、大きなばね力が
得られる。
【0013】
以下、本考案を図示の実施例により詳細に説明する。図1及び図2に示すよう
に、ワンウェイクラッチは、外輪15、内輪16、係合部材17、保持器18、
ばね19、一対のエンドベアリング20,20及び一対のエンドベアリング押え
21,22で基本構成されている。
【0014】
図4は、図2に示すワンウェイクラッチを背面から見た背面図である。また、
図3の上半分はワンウェイクラッチの図2におけるA−A断面を示し、図3の下
半分はワンウェイクラッチの図4におけるA−A断面を示す。
【0015】
上記外輪15は、軸方向に厚肉な内周部と、軸方向に薄肉な外周部とからなっ
て、外周に取付溝15bを有する段部30が形成されている。上記外輪15の外
周面には、円周上に凸部15a,…,15aが形成されている。この凸部15aの外
周面の軸方向の一側には、凹状の取付溝15cが形成されている。上記内輪16
と外輪15との間の中央位置には、複数の係合部材17と、この各係合部材17
を保持する保持器18と、この各係合部材17を一方向に付勢するばね19とが
配置されると共に、上記内輪16と外輪15との間の両側位置にはエンドベアリ
ング20,20が配置されている。
【0016】
なお、係合部材17、保持器18、ばね19及びエンドベアリング20の作用
等は周知であり、本考案とは直接関係がないので、詳細な説明は省略する。
【0017】
一方、上記エンドベアリング押え22は、外周縁部が上記外輪15の各凸部1
5aの間の凹部15dの外周面と略同径に設定され、この外周縁部には、上記取付
溝15cを形成した凸部15aに対応して径方向に伸長し、凸部15aの外周面に
沿って軸方向に折曲させた取付部22aが一体形成されている。この取付部22a
には、上記凸部15aの取付溝15cに係合する突起部22bが形成されている。
【0018】
また、上記エンドベアリング押え21は、その外周縁部が上記外輪15の段部
30の外周面と略同径に設定され、この外周縁部には、上記段部30に対応して
径方向に伸長し、段部30の外周面に沿って軸方向に折曲させた取付部21aが
一体形成されている。
【0019】
この取付部21aには、上記段部30の外周に形成した取付溝15bに係合する
突起部21bが形成されている。また、上記エンドベアリング押え21の外周縁
部には、上記段部30により形成される空間にほぼ全体が収納される波形状のば
ね部21cが一体形成されている。
【0020】
つまり、一方のエンドベアリング押え21の外周縁部には、図2に示すように
、取付部21aとばね部21cが交互に一体形成され、他方のエンドベアリング押
え22の外周縁部には、図4に示すように、外輪15の凸部15aに対応した取
付部22aが一体形成されていることになる。
【0021】
一方、ハウジング23には、上記外輪15の凸部15aが嵌合するスプライン
の凹部23aが形成されている。そして、ハウジング23には、外輪15の一方
のエンドベアリング押え21に対向する段部23bが形成され、他方のエンドベ
アリング押え22に対向するスナップリング24が取付けられている。なお、上
記段部23bに代えてスナップリングを取付けても良く、この場合、スナップリ
ングはハウジングの一部となされる。
【0022】
上記構成によれば、内輪16と外輪15の間に、係合部材17と保持器18と
ばね19とエンドベアリング20,20とを組付けた後、外輪15の両側面に各
エンドベアリング押え21および22を軸方向の両側からそれぞれ当てがいなが
ら、外輪15の段部30の外周の取付溝15bおよび外輪15のスプラインの凸
部15aの取付溝15cにエンドベアリング押え21の取付部21aおよびエンド
ベアリング押え22の取付部22aを係合させる。これにより、エンドベアリン
グ押え21,22は、取付部21a,22aのばね作用と突起部21b,22bの取付
溝15b,15cへの係合作用とで、外輪15に固定される。
【0023】
また、エンドベアリング押え21および22は、取付部21aおよび22aを外
輪15の段部30の外周面および外輪15の凸部15aの外周面に嵌め込むだけ
でワンタッチで固定でき、組付け性が良好である。
【0024】
そして、ハウジング23に外輪15をスプライン嵌合させながら、ハウジング
23の段部23bに一方のエンドベアリング押え21のばね部21cを当接させて
、ばね力に抗しながら他方のエンドベアリング押え22側のハウジング23にス
ナップリング24を取付ける。これにより、スナップリング24に、一方のエン
ドベアリング押え21のばね部21cのばね力で、外輪15(他方のエンドベアリ
ング押え22)が押し付けられ、組み込みが完了する。この組み込みに際して、
ばね部21cにより、組み込み方向が容易に判別できるので、組み込み方向の間
違いが発生しにくい。また、組み込んだ後は、一方のエンドベアリング押え21
のばね部21cの軸方向のばね力で外輪15(他方のエンドベアリング押え22)
がスナップリング24に押し付けられるから、ハウジング23の組み込みスペー
スSの寸法公差を大きく設定できるので、加工が容易であると共に、軸方向のガ
タつきもなくなる。また、ばね部21cを段部30により形成される空間に収納
されるので、軸方向寸法が小さくなる。
【0025】
さらに、上記ばね力により、外輪15の傾きに伴うガタつきもなく、しかも、
上記ばね力によるワンウェイクラッチとハウジング23との摩擦力により、外輪
15の軸回りの動きも拘束するから、内輪16が回転方向を空転方向に変えると
きの外輪15のつれ回りが抑制され、ハウジング23の凹部23aが外輪15の
凸部15aにたたかれて発生する歯打ち音の発生が防止できる。
【0026】
なお、上記実施例では、エンドベアリング押え21の外周縁部に一体形成した
ばね部21cは、外輪15の薄肉な外周部に当接しない形態としたが、上記ばね
部21cは図5(A)に示すように外輪15の薄肉な外周部に当接してもよい。ま
た、上記ばね部21cは、図5(B)に示すように断面U字状であってもよく、図
5(C)に示すように断面J字状であってもよい。
【0027】
以上の説明より明らかなように、本考案のワンウェイクラッチは、軸方向に厚
肉な内周部と軸方向に薄肉な外周部とからなって、外周に取付溝を有する段部が
形成された外輪の両側面に取付けるエンドベアリング押えのうち、少なくとも一
方のエンドベアリング押えの外周縁部に、上記段部の取付溝に軸方向に係合する
取付部と、上記段部により形成される空間に少なくとも一部が収納されるばね部
を設けて、このばね部のばね力で外輪を軸方向の少なくとも一側から押し付ける
ようにしたものである。
【0028】
したがって、本考案によれば、少なくとも一方のエンドベアリング押えは、取
付部を外輪の取付溝に軸方向から嵌め込むだけでワンタッチで、外輪に固定でき
、組付け性が良くなる。また、少なくとも一方のエンドベアリング押えのばね部
の軸方向のばね力で外輪が軸方向の少なくとも一側からハウジングに押し付けら
れるから、ハウジングの組み込みスペースの寸法公差を大きく設定できるので、
加工が容易になると共に、軸方向のガタつきもなくなる。さらに、上記ばね力に
より、外輪の傾きに伴うガタつきもなくなる。しかも、上記ばね力によるワンウ
ェイクラッチとハウジングとの摩擦力により、外輪の軸回りの動きも拘束するか
ら、内輪が回転方向を空転方向に変えるときの外輪のつれ回りが抑制され、ハウ
ジングの凹部が外輪の凸部にたたかれて発生する歯打ち音の発生が防止できる。
【0029】
また、従来のような別部品としてのばね(皿ばねや波形ばね)が不要になるので
、部品点数が削減でき、コストダウンを図ることができる。
【0030】
また、ばね部により外輪を軸方向に押し付けるので、従来の波形ばねのように
外輪が径方向に押し付けられることがなく、エンドベアリングが摩耗することも
ない。
【0031】
また、エンドベアリング押えのばね部は、外輪の薄肉にしたために生じた空間
に配置するので、軸方向寸法が小さくなる。
【図1】 本考案の一実施例のワンウェイクラッチの拡
大断面図である。
大断面図である。
【図2】 上記ワンウェイクラッチの正面図である。
【図3】 上記ワンウェイクラッチの断面図である。
【図4】 上記ワンウェイクラッチの背面図である。
【図5】 上記ワンウェイクラッチの変形例の断面図で
ある。
ある。
【図6】 従来のワンウェイクラッチの断面図である。
【図7】 従来のワンウェイクラッチの要部正面図であ
る。
る。
15 外輪
15a 凸部
15b,15c 取付溝
15d 凹部
16 内輪
17 係合部材
18 保持器
19 ばね
20 エンドベアリング
21,22 エンドベアリング押え
21a,22a 取付部
21c ばね部
23 ハウジング
30 段部
Claims (1)
- 【請求項1】 ハウジングにスプライン嵌合する凸部と
凹部を外周に有する外輪と、内輪と、この内輪と外輪と
の間に配置される複数の係合部材と、この各係合部材を
保持する保持器と、上記各係合部材を一方向に付勢する
ばねと、上記内輪と外輪の間の両側に配置されるエンド
ベアリングと、上記外輪の両側面に取付けられるエンド
ベアリング押えとを備えるワンウェイクラッチにおい
て、上記外輪は、軸方向に厚肉な内周部と、軸方向に薄
肉な外周部とからなって、外周に取付溝を有する段部が
形成され、少なくとも一方の上記エンドベアリング押え
は外周縁部に、上記段部の取付溝に軸方向に係合する取
付部と、上記段部により形成される空間に少なくとも一
部が収納されるばね部とが一体形成されていることを特
徴とするワンウェイクラッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1237291U JPH04109232U (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | ワンウエイクラツチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1237291U JPH04109232U (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | ワンウエイクラツチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04109232U true JPH04109232U (ja) | 1992-09-22 |
Family
ID=31901053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1237291U Pending JPH04109232U (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | ワンウエイクラツチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04109232U (ja) |
-
1991
- 1991-03-07 JP JP1237291U patent/JPH04109232U/ja active Pending
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