JPH04109722A - 偏波スイッチング光源、光受信装置及びコヒーレント光伝送システム - Google Patents

偏波スイッチング光源、光受信装置及びコヒーレント光伝送システム

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JPH04109722A
JPH04109722A JP2226531A JP22653190A JPH04109722A JP H04109722 A JPH04109722 A JP H04109722A JP 2226531 A JP2226531 A JP 2226531A JP 22653190 A JP22653190 A JP 22653190A JP H04109722 A JPH04109722 A JP H04109722A
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信夫 鈴木
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    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/50Transmitters
    • H04B10/516Details of coding or modulation
    • H04B10/532Polarisation modulation

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  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、コヒーレント光通信技術に係わり、特に偏波
スイッチング光源、光受信装置及びコヒーレント光伝送
システムに関する。 (従来の技術) 近年、光の波としての性質を生かしてヘテロダイン検波
、又はホモダイン検波を行う、コヒーレント光通信技術
が急速に発展している(例えば、Ts0koshi a
nd K、Kfkuchi;”Coherent  0
ptical  Fiber  CommunIcat
lons  。 KTK 5c1entific Publlshers
、 Tokyo、 191i1i)。 コヒーレント光通信方式では受信側に局部発振光源(局
発)を用意し、光検出器に現れる信号光と局発光との干
渉によるビート信号を受信する。信号光や局発光のスペ
クトル純度が従来の直接検波方式より高いため、高密度
の光周波数多重化(光FDM)が可能になる。光FDM
の実現は、近年発展が著しい光増幅技術と組み合わせる
ことにより、従来と比べて遥かに大容量の長距離無中継
(或いは多分岐)の光通信を可能にするものであり、広
帯域l5DN、高精細光CATV、メトロポリタン・エ
リアφネットワーク(MAN)等、種々の応用が期待さ
れている。 しかしながら、コヒーレント光通信の実用化には幾つか
の問題が存在する。その第1は偏波整合の問題、第2は
光源の位相雑音の問題、第3は受信器の帯域の問題、第
4は高密度光FDMを実現する際に障害となるイメージ
成分の問題である。これらの問題について、以下に順次
説明する。 (a)偏波整合の問題 一般的に、光ファイバを伝わってきた信号光はファイバ
の温度、応力、その他の擾乱により偏光状態が時間的に
変動する。局発光が一定の偏光状態にあるとすると、信
号光の偏光状態の変化は干渉によるビート信号の強度変
化となる。 極端な場合、信号光と局発光の偏波状態が直交している
と、ビート出力は0になってしまう。 この問題を解決するために、 ■ 偏波保存ファイバの使用 ■ 機械的又は電気光学的な偏波状態の制御■ 偏波ダ
イパーシティ受信 ■ 偏波スクランブル又は偏波スイッチングが考えられ
ている。しかし、■の偏波保存ファイバは、接続方法、
コスト等の点で問題がある。 また、■のファイバ中の偏波状態の制御は、偏波状態の
無限追従性と複雑さの兼ね合い、信頼性、大きさ、多チ
ヤンネル光FDMの困難さ。 コールドスタートの困難さ、等の点で難がある。 このため、■の偏波ダイパーシティ受信がよく使われて
いる(例えば、L、G、KazovskyニーPhas
e−and Po1arization−Divers
ityCoherent 0ptical Techn
iques、”  Journal ofl、Ight
wave Technology、 Vol、7. N
o、2. pp、279−292、1989年2月)。 これは第15図に示すように、2つの独立な偏波成分を
別々に受信(マルチボート受信)し、これを後で電気的
に合成する方法である。しかしながら、この方法では受
信器の光学系が複雑になり、また先受信器と中間周波数
(IF)回路が2つ必要になる。基幹伝送系はともかく
、光CATV等の加入者系への応用を考えると、光学系
の調整、コスト。 大きさの点て問題がある。また、マルチボート受信では
、各受信ボートの伝搬遅延時間、結合効率、ゲイン等の
特性が揃っている必要がある。 これに対して、■の偏波スクランブル方式%式% −514,1987年5月)や、偏波スイッチング方式
(1,M、1.IIabbab and L、J、Cf
1nj、)r。 ”Polarization−3vltehjngTe
chnlqucs rorCoherent 0pti
cal Co+amunleatjons、−Jour
nalof 1.1ghiave Technolog
y、 Vol、6. No、IO,pp。 1537−154L 19B8年1f)J’J)は、信
号光又は局発光の偏波状態を]ビットのタイムスロット
の中で変化させて、平均をとる方式である。他の方式に
比べて受信感度が3dB劣化する、高データレートのシ
ステムに適用できない等の問題はあるものの、受信器が
簡便になることから、比較的低データレートの加入者系
等への応用が期待される。これまでに報告されている偏
波スクランブル(スイッチング)光源には、以下のよう
なものがある。 (ア)偏波双安定半導体レーザ (イ)外部変調器による偏波スイッチ (TsG、lIodgklnsonらの方法)(つ)レ
ーザの周波数スイッチにょる偏波スイッチ(1,M、 
1.Habbabらの方法)L、かじながら、(ア)の
偏波双安定半導体レーザは、−射的に偏波スイッチング
時に出力光の波長や出力パワーか変動するので、コヒー
レント先通信への応用に向かない。また、(イ)の外部
変調器は、挿入損失が大きい、駆動電圧が大きい、高速
スイッチングが難しい、温度特性、安定性や信頼性に難
がある、等の点で実用化に向かない。また、(つ)のレ
ーザの周波数変調による偏波スイッチングは、スペクト
ル線幅の増大を招き、コヒーレント検波が困難になると
いう問題がある。(ア)、(イ)の問題は自明と思われ
るので、ここでは(つ)の問題についてのみ以下に具体
例を挙げて説明を行う。 第16図(a)は局発半導体レーザの周波数スイッチに
よる偏波スイッチング・ヘテロダイン受信器である。局
発レーザの発振周波数fLは、第16図(b)に示すよ
うに、1ビツトのタイムスロットTの前半はfLl、後
半はfL21::なるように矩形波で周波数変調されて
いる。局発レーザ出力は複屈折り m (’1 、 1
.の偏波保存光ファイバを通してから、光カブラで周波
数fSの信号光と混合される。フォトダイオードに発生
した信号光と局発光のビート(IF倍信号は、IF回路
と復調回路によりベースバンドに復調される。ここで偏
波保存光ファイバの主軸(X軸)は入力局発光の偏波方
向に対して45°傾けられており、長さしは、L−eo
/(2BΔf)となるように設定されている。但し、C
oは真空中の光速、Δf−ft+  ftzである。例
えば、B−5X10−’、Δf −I G11zとする
と、L−300mとなる。偏波保持光ファイバ出刃先の
X軸部波成分とy軸部波成分の位相差Δθ(f)は2 
πL B f / c oである。2つの周波数f、と
f2に対しては、 Δθ(fl )−Δθ(f2)−π  ・・・(1)だ
け異なることになる。Δθがπ異なる状態の光は、偏波
状態(戸、、、p。)が直交している。 従って、出力光の偏波スイッチが実現できたことになる
。 この方法では、出力光の偏波スイッチと同時に周波数も
変化していることになる。差動位相シフトキーイング(
D P S K)や振幅シフトキーイング(A S K
)を行う際には、fs−(f I+f 2 ) / 2
とすることでIF周波数をf+p−(f+   f2)
/2に固定できる。しかし、周波数シフトキーイング(
F S K)を行う際には、偏波状態に対応してIF周
波数が2つ現れることになる。上記の例ではΔf 41
 G11z離れた2つのIF周波数が現れるので、この
両者をカバーするようにIF帯域を大きくとらねばなら
ない。このため、周波数偏移も2GIIz以上とらねば
ならない。また、IF周波数を安定化させるための自動
周波数制御(AFC)回路が複雑になってしまう。 一方、偏波保存光ファイバのX軸部波成分とy軸部波成
分の間には、τ−= L B / c o −1/(2
Δf)の伝搬時間差がある。この方法で偏波スイッチン
グを行うためには、周波数f1の光とf2の光の重なる
時間を十分短くするためにτ(T/2、すなわち、ビッ
トレートをRB−1/T(Δfとする必要がある。この
例ではRB<IGb/sとなる。これは、FSXの場合
変調指数mを非常に大きくとらねばならないことを意味
する。例えば100Mb/sで周波数偏移2 GHz 
(II−20)の変調が必要になる。IF帯域が広く、
感度の劣化も大きく、実用には向かないと考えられる。 また、一般に半導体レーザは周波数変調に伴って出力パ
ワーも変動するので、2つの偏波状態でビート信号がア
ンバランスになり、出力に若干ながら偏波依存性が残る
ことになる。レーザ構造と変調方法の工夫により出カ一
定で周波数変調をかけることも可能であるが、駆動回路
と出力フィードバック回路が複雑になる。 (b)位相雑音と受信器帯域の問題 ヘテロダイン検波方式の欠点は、IF帯を使うために広
帯域の受信器が必要になることである。特に、高ビット
レートの伝送では受信器帯域が実現のボトルネックとな
っている。また、低ビツトレートでも加入者系への応用
を考えると、コストの点で受信器の帯域が広いのは好ま
しくない。 一方、IF帯を必要としないホモダイン検波方式は受信
器帯域の面ではデメリットはないが、光源の位相雑音の
影響を大きく受ける。最も極端な場合、信号光と局発光
の位相が90°ずれていると受信出力はOになる。半導
体レーザのスペクトル線幅の低減が進んでいるが、特別
の帰還ループや外部共振器等を使わないと100kHz
以下の半値半幅を実現するのは困難な状況にある。この
ような帰還ループや外部共振器は、光源の大型化、調整
箇所の増加、安定性・信頼性の低下、コストの増加を招
く。線幅の低減にこのような手段を講じても、完全に位
相雑音を0にすることはできない。そこで、局発光の位
相を信号光の位相に合わせるために光位相同期ループ(
光PLL)が必要となるが、現状ではその実用化は極め
て難しい。 そこで、光PLLを使わなくてもベースバンドで受信可
能な方式として、位相ダイパーシティ受信方式が注目を
浴びている(例えば、L、G、Kazovsky; ”
Phase−and Po1arization−Dl
versity Coherent 0ptical 
Techniques。 Journal  of  Llghtvave  T
echnology、  Vol、7゜No、2. p
p、279−292. IH9年2月)。これは、偏波
ダイパーシティ同様に信号光の複数の位相の成分を別々
に受信して、電気的に合成する方法である。しかし、偏
波ダイパーシティ受信器と同様に構成が複雑になってし
まう、各ポートの特性を揃えねばならない等の問題があ
る。位相ダイパーシティ受信でも偏波整合が問題になる
。偏波ダイパーシティかつ位相ダイパーシティの構成に
すると、第17図に示すように光受信器が最低4台必要
になる。 この問題を回避する方法として、位相スイッチング受信
も考えられる( 1.M、 1.Habbab。 J、M、Kahn and L、J、Greenste
ln; +Phase−Insens1tiveZer
o−IPCohe、rentOptlcalSyste
s  Using  Phase  Swltchin
g、″ E I ect ron 1csLetter
s、 Vol、24. No、15. pp、974−
976、1988年6月)。位相スイッチングにおいて
も偏波整合の問題は存在するが、位相スイッチングと偏
波スイッチングを同時に行う手法は確立していない。 (e)高密度光F D Mの問題 光F D Mで多重化できるチャンネル数は、使える周
波数(波長)帯域と許容されるチャンネル間隔で決まる
。周波数帯域は、局発光源の同調範囲や光学系の帯域等
により制限される。波長iiJ変崖変体導体レーザ歩に
より同調範囲の拡大が進んでいるが、まだ十分ではない
。波長帯域の6効利用にはチャンネル間隔の低減が必須
である。特にヘテロゲイン受信では、IF帯のイメージ
成分の存在がチャンネル間隔を制限する。このイメージ
を除去する受信方式(イメージ除去受信器)が提案され
ているが、偏波ダイパーシティ等と組み合わせると、構
成が非常に複雑になってしまう。第18図はこのような
イメージ除去受信器の一例である(近間輝美はか、「光
ヘテロダインイメージ除去受信方式の検討J 、198
9年電子情報通信学会呑季全国大会講演論文集[分冊4
 ]  p、4−133)。図より明らかなように、光
学系の構成が非常に複雑になり、また電気系もW衡光受
信器が4台の複雑な構成になっている。これを多チャン
ネルの光CATV分配系や光LANに適用するのは、信
頼性1価格等の点で非常に困難である。 (発明が解決しようとする課題) このように、コヒーレント先通信方式の実用化の課題と
して、(a)偏波整合、(b)位相雑音と受信器帯域、
(e)高密度FDMO問題がある。これを解決する方法
として、(A)偏波ダイパーシティ、(B)位相ダイパ
ーシティ、(C)イメージ除去受信器等のマルチボート
受信が有力と考えられている。しかしながら、マルチポ
ート受信は構成が複雑であり、また各ポートの特性をそ
ろえる必要があり許容される特性仕様が狭くなるという
問題もある。特に、(^)、(B)、(C)の2つ以上
を同時に行おうとすると、構成が非常に複雑化してしま
う。光学系が複雑化するのは、調整箇所の増大、信頼性
の低下。 コストの大幅な上昇を招くので、実用上、11常に深刻
な問題である。電子回路系でもヘテロダイン受信のよう
に高周波回路に関しては、構成の複雑化は大きな問題と
なる。 」二足(a)   (b)の別の解決法として、(D)
偏波スイッチング(スクランブル)法、(E)位相スイ
ッチング法が提案されている。しかし、従来のスイッチ
ング法では高速・低消費電力化が困難、スペクトル線幅
の増大等の問題があり、FSXへの適用が難し5いなど
使用条件に制約が多く、実用上の価値は低かった。また
、イメージ除去受信との整合が悪かった。 本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目
的とするところは、構成が簡単で制約条件の少ない偏波
スイッチング光源を提供することにある。また、本発明
の第2の目的は、光学系を複雑にしない位相スイッチン
グによる新たなイメージ除去受信を可能とする光受信装
置を提供することにある。さらに、本発明の第3の目的
は、光学系が単純で偏波に依存せず位相雑音にも強いコ
ヒーレント先伝送システムを提供することにある。 [発明の構成コ (課題を解決するための手段) 本発明の骨子は、半導体レーザの直接位相変調技術を応
用することにより、偏波、位相、イメージに関して、簡
易で使い品く低コストのコヒーレント・スイッチング受
信を可能にすることにある。 そのための第1の発明の偏波スイッチング光源は、 (a)半導体レーザ; (b)半導体レーザにパルス電流を印加して位相変調を
かける手段; (e)半導体レーザの出力光を略等しいパワーの2つの
分岐に分割する手段; (d)一方の分岐に他方の分岐に対して位相変調の周期
の整数分の1の遅延をかける手段:(e)それぞれの偏
波状態を直交させて二つの分岐を合波する手段 の5つを備えたことを特徴としている。 第2の発明の光受信装置は、 (a)第1の発明の偏波スイッチング光源からなり、信
号1ビット分のタイムスロットTを2つ以上に分けたサ
ブタイムスロットの切り替え時に偏波スイッチングを行
う局部発振光源; (b)信号光と局部発振光のビートを電気信号として受
信する手段; (C)各サブタイムスロットの受信信号を検波する手段
; (d)各サブタイムスロットの検波出力をタイムスロッ
トTの間で加算する手段; の4つを備えたことを特徴としている。 第3の発明の光受信装置は、 (a)半導体レーザにパルス電流を印加して位相変調を
かける手段を有し、信号1ビット分のタイムスロットT
を3つ以上に分けた位相サブタイムスロットT5の切り
替え時にπ/2又は−π/2の固定位相スイッチングを
行う局部発振光源; (b)局部発振光と信号光のビートを電気信号として受
信する光受信器: (C)光受信器のビート出力を二鉛し、その−方の出力
を他方の出力に対して所定量遅延させる手段; (d)この両者に対する電気的な90°ノ1イブリッド
回路; (f’)90°ハイブリツド回路の出力を検波する検波
器; の5つを備えたことを特徴としている。 第4の発明の光受信装置は、 (a)半導体レーザにパルス電流を印加して位相変調を
かける手段を有し、信号1ビット分のタイムスロットT
を2つ以上に分けた位相サブタイムスロットの切り替え
時にπ/2又は−π/2の位相スイッチングを行う局部
発振光源; (b)局部発振光と信号光のビートを電気信号として受
信する光受信器; (C)光受信器ビート出力を二鉛し、その一方の出力を
他方の出力に対して所定量遅延させる手段; (d)この両者に対する電気的な90°ハイブリツド回
路; (e)90°ハイブリツドの前段又は後段に設けられた
、位相サブタイムスロットに同期して90°ハイブリツ
ドの信号パスを切り替える信号パス切り替え回路; (f)90°ハイブリツド回路及び信号パス切り替え回
路を介した信号を検波する検波器;の6つを備えたこと
を特徴としている。 第5の発明のコヒーレント光伝送システムは、以下の2
つをそれぞれ少なくとも1つ備えたことを特徴としてい
る。 (a)半導体レーザにパルス電流を印加して位相変調を
かける手段を有し、信号1ビット分のタイムスロットT
を2つ以上に分けた位相サブタイムスロットの切り替え
時にπ/2又は−π/2の位相スイッチングを行う光送
信装置; (b)偏波スイッチングのタイミングが信号光の1つの
タイムスロットの同一の位相状gの中に異なる独立な偏
波状態が現れるように設定されている、第1の発明の偏
波スイッチング光源からなる局部発振光源と、この局部
発振光源からの光と光送信装置からの信号光とのビート
を電気信号として受信する光受信器と、 各サブタイムスロットの受信信号を検波する検波器と、 偏波スイッチングと位相スイッチングのタイミングによ
り分割される、偏波状態と位相状態の異なる新たな位相
・偏波サブタイムスロットの検波出力を、タイムスロッ
トTの間で加算する手段とからなる光受信装置; 第6の発明のコヒーレント光伝送システムは、以下の2
つをそれぞれ少なくとも一つ有し、(a)半導体レーザ
にパルス電流を印加して位相変調をかける手段を有し、
信号1ビット分のタイムスロットTを2つ以上に分けた
位相サブタイムスロットの切り替え時にπ2.′2又は
−π/2の位相スイッチングを行う光送信装置: (b)局部発振光源と、 この局部発振光源からの光と光送信装置からの信号光と
のビートを電気信号として受信する光受信器と、 光受信器のビート出力を二分し、その−方の出力を他方
の出力に対して所定回遅延させる手段と、 この両者に対する電気的な90°ハイブリッド回路と、 90“ハイブリッド回路の出力信号を検波する検波器と
を備えた光受信装置; イメージ除去受信を可能としたことを特徴としている。 第7の発明のコヒーレント光伝送システムは、以下の2
つをそれぞれ少なくとも一つ有し、(a)半導体レーザ
にパルス電流を印加して位相変調をかける1段を有し、
信号1ビット分のタイムスロットTを2つ以上に分けた
位相サブタイムスロットの切り替え時にπ/2又は−π
/2のいずれかの位相スイッチングを行う光送信装置; (b)局部発振光源と、 この局部発振光源からの光と光送信装置からの信号光と
のビートを電気信号として受信する光受信器と、 光受信器のビート出力を二分l2、その−方の出力を他
方の出力に対して所定量遅延させる手段と、 この両者に対する電気的な90”ハイブリッド回路と、 90’ハイブリツドの前段又は後段に設けられ、光送信
装置の位相サブタイムスロットに同期して信号パスを切
り替える信号パス切り替え回路と、 90’ハイブリツド回路及び信号パス切り替え回路を介
した信号を検波する検波器とを備えた光受信装置; イメージ除去受信を可能としたことを特徴としている。 また、本発明の望ましい実施態様としては、次のような
ものがある。 ■第2.第3又は第4の発明の光受信装置において、局
部発振光の位相変化に伴う周波数変化が電気的なビート
信号に現れる瞬間には、信号の検出を行わない機能を付
加したこと。 ■第2.第:う又は第4の発明の光受信装置において、
局部発振光の位相変化に伴う周波数変化が電気的なビー
ト信号に現れない時間のみに、ビート周波数のその設定
値との誤差を検出し、ビート周波数が所定の値になるよ
うに局部発振器の発振周波数を制御するAFC機能を付
加したこと。 ■第6又は第7の発明のコヒーレント光伝送システムの
光受信装置に以下の限定を加えたこと。 a)局部発振光源は第1の発明の偏波スイッチング光源
である。 b) 1タイムスロツト中の異なる偏波状態の検波出力
を加算する機能を有している。 ■第5.第6又は第7の発明のコヒーレント光伝送シス
テムの光受信装置に、光送信装置の位相スイッチングに
伴うパルス状の周波数変化を検出することによりクロッ
クを検出する機能を加えたこと。 ■第5の発明又は上記実施態様■のコヒーレント光伝送
システムにおいて、以下の限定を加えたこと。 a)光送信装置で与える位相スイッチングのためのパル
ス状の周波数変調と、光受信装置の局部発振器に与える
偏波スイッチングのためのパルス状の周波数変調とで、
パルス波形、パルスパターンないし極性を変える。 b)光受信装置は、偏波スイッチングに伴うパルス状の
周波数変化と位相スイッチングに伴うパルス状の周波数
変化を識別して検出する機能と、その検出した信号によ
り偏波スイッチングのタイミングを制御する機能を有す
る。 ■第5.第6又は第7の発明のコヒーレント光伝送シス
テムの光受信装置において、信号光ないしは局部発振光
の位相変化に伴う周波数変化が電気的なビート信号に現
れる瞬間には、信号の検出を行わない機能を付加したこ
と。 ■第5.第6又は第7の発明のコヒーレント光伝送シス
テムにおいて、光受信装置に、局部発振光の位相変化に
伴う周波数変化が電気的なビート信号に現れない時間の
みに、ビート周波数のその設定値との誤差を検出し、ビ
ート周波数が所定の値になるように局部発振器の発振周
波数を制御するAFC機能を付加したこと。 ■第5.第6又は第7の発明のコヒーレント光伝送シス
テムを応用して光周波数多重(光FDM)伝送する伝送
方式において、各光送信装置の位相スイッチングのタイ
ミングが光受信装置において全て等しくなるように制御
されていること。 (作用) 以下に本発明の作用を、第1の発明から第7の発明まで
順に述べる。 第1の発明では、半導体レーザに直接パルス電流を印加
することにより、周期Tの所定のパルス・パターンでパ
ルス状に周波数変調がかけられる。このときの時間tに
おける角周波数偏移をΔω(1)とすると、パルスの印
加される時間をt−t’からt−t’ +δτまでとす
るとき、パルスの前後で の位相変調がかけられたことになる。 この半導体レーザ出力光を2つの分岐A、  Bに分割
し、一方の分岐Aの伝搬時間を他方の分岐Bの伝搬時間
に対して所定の時間τだけ遅延させ、その偏波状態が直
交するように合波する。 分岐Aと分岐Bの位相θ^ (t)、θB  (t)の
間の位相差Δθ(1)−θA  (t)−θB(1)は
、パルス電流による位相変調がA又はBの分岐に現れる
毎に変化することになる。このとき、2つの分岐A、B
の遅延時間差τが位相変調の周期Tの整数分の1に設定
されているので、周期Tのあるパターンで周期的に変化
が起こることになる。合波される光のパワーが略等しけ
れば、合波された出力光の偏波状態は、Δθ(1)によ
り前記第16図に示したように変化するので、偏波スイ
ッチング光源が実現できることになる。ここで、Δθ(
1)の1回のスイッチングによる変化量を例えばπ±2
nπ(nは整数)となるように設定しておくと、前記(
1)式により直交する2つの偏波状態が切り替わること
になる。周期Tの中で直交する偏波状態が概略等しい確
率で現れるように調整しておけば、任意の偏波状態の光
に対して時間平均では一定のビートを得ることができる
。 第2の発明は、第1の発明の偏波スイッチング光源を局
部発振光源として用いた、コヒーレント光受信装置であ
る。送信されてくる信号の1ビツトのタイムスロットT
の中で、局部発振光の独立な異なる偏波状態が必ず1回
以上現れるように位相変調のパターンが設定されている
。 この位相変調により、偏波状態は2つ以上のサブタイム
スロットT5に分割される。この局部発振光と信号光と
のビートをサブタイムスロット毎に受信、検波し、各サ
ブタイムスロットの検波出力をタイムスロットTの間で
加算(又は平均化)すると、略一定の大きさの信号出力
を得ることができる。 第3の発明は、直接位相変調可能な半導体レーザを局部
発振光源として用いた、イメージ除去コヒーレント光受
信装置である。 局部発振光源は、1ビツトのタイムスロットTの中で、
3回以上絶対値π/2の位相変調を行う。この位相変調
により、タイムスロットは複数の長さTsのサブタイム
スロットに分割される。この局部発振光と信号光とのビ
ートをサブタイムスロット毎に受信する。信号光には局
発光の周波数ω1より周波数の高い成分ω8.と低い成
分ω52が含まれているものとする。受信
【7たビート
信号もサブタイムスロット毎にπ/2ずつ位taがずれ
ている。いま、最初のサブタイムスロットのビート出力
が、 1+  (t) −At eos ((ω51−ω1)
1+θ1)+A2eos ((ωL−ωs2) t+θ
2)であるものとする。θ1、θ2は信号光の位相と局
部発振光の位相の差から生じる位相定数である。2番目
以降のサブタイムスo ットのビート出力は、 12 (t) −At sin ((ωs+−ωI)を
十〇、)A2 sln (((IJL −ω52) t
+02)1、 (t) −−A、 cos ((ω5.
−ω1)1+θ1)−A2cos ((ωt −ωs2
) を十02)14 (t) −AHsin ((ωs
+−ωL) t+θ1)+A2 sin (((IJL
 −ωs2) t+θ2)となる。サブタイムスロット
の数が5つ以上あれば、15−1+ 、16 =12.
・・・と上記の4状態を繰り返す。ここで、A、、A、
は定数である。局部発振光の光周波数と信号光の光周波
数の大小関係により、右辺の第1項と第2項の符号に違
いが生じている。 このビート出力を2分し、その一方に他方に対してT5
の遅延をかけ、一方の位相をπ/2ずらして加算する。 例えば、一方の分岐をT。 遅延させた信号と他方の分岐の位相を90°ずらした信
号を加算した出力X1は、 X+ (t) =  At eos ((ω51  (
IJL ) t+01)+A2cos ((ω14−ω
S2)  t+θ2)+AIcos ((ω彊−ωL)
t+θI)−A2 cos ((ωL−ω52) t+
θ2)= 2 A 1cos (((IJSI  (I
JI、)t+θ1)となり、ω5.とωL (ω5〉ω
、)のビート成分のみが現れる。同様にして、これに続
くサブタイムスロットのボートXの出力は、 X2  (t)−2Al sin ((ωs+−ωL)
t+01)X3  (t) −−2A+ eos ((
ω5、−ωL)1+θ1)X4  (j) −2AB 
Sin ((C+Js+  (IJL )  t+01
)となる。逆に、先受信器出力を分岐した一方の信号を
Ts遅延させ位相を90°ずらした信号と、もう一方の
分岐の信号を加算した出力Yは、各サブタイムスロット
で、 Y+ (t) −At sin ((ωsI  It 
) i十〇、)A2  sln  ((ωt、  −ω
s2)   t  + 02 )+Al51n ((ω
31−ω1)1+θ、)A2 sin (((IJL 
 (1−152) t+θ2)−−2A2 sin (
((LIL −(IJS2) t+θ2)Y2 (t)
 −−2A2eos ((ω、−ωS2) t+θ2)
Y3  (t ) −2A2 sin ((ωL−ωS
2) を十θ2)Y 4  (t)  =2A 2 c
os  ((ωt  −ωsz)  t  +02 )
となり、ω52とωL (ω1.〉ωS)のビート成分
のみが現れる。周波数によらず90゛位相をずらすのに
は、微分回路や積分回路等を使った移相回路などが使え
る。但し、このような回路を使うには、ビート周波数を
サブタイムスロットの逆数に対して同程度以上に高くす
るのが好ましい。 ここで、各サブタイムスロットの出力を検波すれば、 となり、それぞれの信号のパワーA12A22に比例す
る信号出力を得ることができる。 ここで、Pは定数である。出力ポートは必ずしもXとY
の両者を備えている必要はなく、少なくとも一方を備え
ていればよい。 なお、サブタイムスロットの長さとIF周波数の周期が
近い場合には、サブタイムスロットの中での平均出力を
求める際に、IF周波数の位相により出力が変動する可
能性がある。この変動を避けるためには、実際に出力を
検知して平均をとるサブタイムスロットの長さをT5と
して、f+p=ω+p/2π=m/Ts   (m−1
,2,3−)であるか、1/Ts  <:f+pである
かのいずれかであればよい。 第4の発明は第3の発明の変形で、局部発振光源の位相
スイッチングのかけ方をπ/2と一π/2の交互にかけ
るようにしたものである。 第4の発明では最低2つのサブタイムスロットが必要で
ある。第3の発明と同様な条件で考えると、各サブタイ
ムスロットの先受信器出力には、 II(t) −A、 cos ((ω51−ωL)j+
θ、)+A2cos ((ωL−ωS2)  t+θ2
)12  (t) =  A+ sln ((ωs+ 
 (IJL )  j+61)−A2 sln ((t
+Jt −<IJs2)  t+02)が、交互に現れ
る。このビート出力を2分し、その一方に他方に対して
T5の遅延をかけ、方の位相をπ/2ずらして加算する
。例えば、一方の分岐をTs遅延させた信号と、他方の
分岐の位相を90°ずらした信号を加算した各タイムス
ロットの出力Xは、 X+ (t) −2A+ cos ((ωs1−ωL)
1+θI)X2  (t) =−2A2 sin ((
ωL  (LIS2) を十02)となり、ωs1とω
L (ωS〉ωL)のビート成分とωs2とω、(ω、
〉ω5)のビート成分が交互に現れる。同様に、T5遅
延をかけ90゜ずらした分岐と遅延をかけない分岐の信
号を加算した出力Yは、 Y+  (t) =  2A2s!n ((IJJL 
 us2) を十θ2)Y2  (t) −2A+ c
os ((ωs+  (JL) を十01)となる。従
って、サブタイムスロット毎にXとYの出力ポートを切
り替えてやれば、ω5〉ω、の成分のみ、或いはω、〉
ω5の成分のみの受信が可能になる。即ち、イメージ除
去受信が可能になる。なお、信号パスの切り替えは、9
0°ハイブリッド回路の後段で行う代わりに入力側で行
ってもよい。 第2.第3及び第4の発明においては、局部発振光の位
相ないし偏波をスイッチングする際に、光周波数が大き
く変化し、信号復調やAFC動作の誤りの原因となる。 そこで、第2.第3及び第4の発明に前述した実施態様
■の機能を付加すれば、スイッチング状態のビート信号
を信号復調に利用しないことにより、信号復調時の誤り
の増加を防止することができる。タイムスロットTの内
、スイッチングに要する時間の総計をδTとすると、受
信に利用できる光出力は(T−δT)/Tになるのでパ
ワーペナルティが生じるが、δT/Tを小さくすること
により、パワーペナルティも小さくできる。同様に、実
施態様■の機能を付加すれば、スイッチング状態のビー
ト信号を局部発振光源のAFCに利用しないことにより
、局部発振光源の周波数変動を抑えることができる。 第5の発明は、位相スイッチングと偏波スイッチングを
同時に行うコヒーレント光送信方式ビットレートR5の
逆数のタイムスロットTを2つ以上の位相サブタイムス
ロットに分け、この位相サブタイムスロットの境界で、
光送信装置の半導体レーザにパルス電流を印加してδθ
−±π/2の位相変調がかける。なお、以下の記述では
、δθ−±π/2に対応して復号同順とする。あるタイ
ムスロットの最初の位相サブタイムスロットの光出力電
界強度を、Es /J21 c o s  (ω5  
を十θ、)とすると、次の位相サブタイムスロットの光
出力電界強度は、±l Es /J 2 l sin 
 (ω5 t+θS)となる。位相サブタイムスロット
の数が3つ以上のときは、上記の2状態が交互に現れる
ことになる。従って、送信装置出力光には直交する位相
成分が交互に現れることになる。 光受信装置の周波数ωLの局部発振光源の出力光は、偏
波スイッチングにより2つの直交する偏波状態を交互に
とる。これを、偏波サブタイムスロットと呼ぶことにす
る。偏波サブタイムスロットは、1つのタイムスロット
の中のある2つの独立な位相状態をとるサブタイムスロ
ットのそれぞれの中に、独立な2つの偏波状!!A、B
が必ず現れるように設定されている。Aの偏波サブタイ
ムスロットには電界強度IEL/%/2ICO8(ωL
1+θLA)の偏波状BAの出力光が、Bの偏波サブタ
イムスロツトには電界強度lE+、/へ’21cos(
ω、t+θLB)の偏波状態Bの出力光が現れる。 この局部発振光を光送信装置からの光と混合して先受f
8器て受信する。信号光パワーのうち偏波状態Aの成分
をξ 2、偏波状態Bの成分をξB2とすると、ξA′
+ξB2−1である。 ここでξい、ξ8は、0≦ξ9≦1,0≦ξB≦1に選
ぶものとする。このとき、各位相サブタイムスロット1
.2と偏波サブタイムスロ・ソ)−ABに対応して、 S+A(t)” PξA I ES EL、 /21 
cos(ωlPt十θ5−01.A)S+11(t)−
PF3 I EsEL /21eos(ωlPt+θ5
−θI48)S2A(t)−±Pξp、 I ES E
L /21sln(ω+pt+θS−θLA)SzB(
t)−±P Es l Es Et /215in(ω
+pt+θ、−θLB)なるビート出力成分が現れる。 ここで、Pは損失と変換効率を現す定数であり、ωIF
−ωSω1、は中間周波数であり、0であってもよい。 この出力を二乗検波すると、 SIA’(t)−P2EA’ l ES EL /21
2cos2(ωlPt+ΔθA)S+52(t)−P2
ξa”  IEs EL/212cos2(ωlPt+
ΔθB)S2A’(t)−wp2ξA ’  l E5
 EL /2 l 2sin2(ω+pt+ΔθA)S
zB2(t)−P2EB’ l ES EL /21”
 5in2(ωIPt+Δθ8)なる値が得られる。こ
こで、Δθ4−θS−θI−い、ΔθB−〇S−〇IB
である。これらの検波出力の和をとれば、 S2””5IA2+5IB2→−82A’ + 52B
=P21 ES EL /212 なる値が得られ、ωIF〜0でも信号光と局部発振光の
位相差によらず、また、光受信装置における信号光の偏
波状態にも依存しない受信ができることになる。 実際には光源の位相は位相雑音により時間的に変動する
が、Tの間の位相変動が十分に小さければ大きなペナル
ティにはならない。偏波状態の変動もTに比べてゆっく
りしているのが普通である。なお、flF周波数が十分
に低ければ問題ないが、位相と偏波で決まるサブタイム
スロットの長さT5とIF周波数の周期が近い場合には
、サブタイムスロットの中で出力が変化する。その平均
出力か一点の代表値を求めるものとすると、IF周波数
の位相により出力が変わってしまう。この変動を避ける
ためには、実際に出力を検知して平均をとるサブタイム
スロットの長さをTs  として、f +p−m / 
T5(m=1.2.3・・・)となるように選べばよい
。 第6の発明は、第3の発明のイメージ除去受信で位相ス
イッチングを局部発振光源の代わりに光送信装置で行う
コヒーレント光伝送システムである。その動作原理は、
位相スイッチングが局部発振光源ではなく光送信装置に
おいて行われることを除いて、第3の発明と全く同様で
ある。なお、イメージ成分も所望の信号成分と同期して
同じ様に位相スイッチングされている必要がある。 第7の発明は、第4の発明のイメージ除去費イ3で位相
スイッチングを局部発振光源の代わりに光送信装置で行
うコヒーレント光伝送システムである。その動作原理は
、位相スイッチングが局部発振光源ではなく光送信装置
において行われることを除いて、第4の発明と全く同様
である。なお、イメージ成分も所望の信号成分と同期し
て同じ様に位相スイッチングされている必要がある。 また、前述した実施態様■は第6又は第7の発明のイメ
ージ除去機能を、第2の発明の偏波スイッチング機能を
組み合わせたコヒーレント光伝送システムである。この
場合、光送信装置でイメージ除去のための位相スイッチ
ングを、局部発振光源で偏波スイッチングを行うことに
より、光受信装置に到達する信号光の偏波状態に依存し
ないイメージ除去受信が可能になる。 実施態様■は、第5.第6又は第7の発明において、光
信号の周波数変化からクロック抽出を行うものである。 信号からタロツク抽出を行う場合には信号の値が変化し
ない場合、クロックに周期成分が現れないので、安定な
りロック抽出が難しい。第5.第6.第7の発明の信号
光には、信号光の値によらず周期的な位相スイッチング
のためのパルス状の周波数変調がかけられている。これ
を使うことにより、信号の値にかかわらず、安定したク
ロックの抽出が可能になる。 実施態様■では、第5の発明又は実施態様■において、
信号光に位相スイッチングのためのパルス状の周波数変
調が、局部発振光には偏波スイッチングのためのパルス
状の周波数変調がかけられており、ビート信号には両者
が現れる。 それぞれの周波数変調パルスの波形、パルスパターン、
極性のいずれかを変えておけば、その周波数変化を検知
したとき、どちらの周波数変調かの区別がつけられ、偏
波スイッチングのタイミングの制御、クロックの抽出等
が可能になる。 第5.第6又は第7の発明においては、局部発振光や信
号光の位相ないし偏波をスイッチングする際に、光周波
数が大きく変化し、信号復調やAFC動作の誤りの原因
となる。そこで、実施態様■では、スイッチング状態の
ビート信号を信号復調に利用しないことにより、信号復
調時の誤りの増加を防止する。タイムスロットTの内、
スイッチングに要する時間の総計をδTとすると、受信
に利用できる光出力は(T−δT)/Tになるのでパワ
ーペナルティが生じるが、δT/Tを小さくすることに
より、パワーペナルティも小さくできる。同様に、実施
態様■は、スイッチング状態のビート信号を局部発振光
源のAFCに利用しないことにより、局部発振光源の周
波数変動を抑えるものである。 第5.第6又は第7の発明を光FDMに応用した場合、
信号光の位相をスイッチングする際に光周波数が大きく
変化するので、別のチャンネルの信号に干渉する虞れが
ある。また、第6゜第7の発明では、隣接するイメージ
信号の位相が所望の信号の位相と同じ様にスイッチング
されないと、イメージ除去が行えない。この問題は、実
施態様■のように各光送信装置の位相スイッチングの同
期をとることにより解決される。 周波数変動は各チャンネル同時に生じるので、実施態様
■と組み合わせることで他チャンネルの周波数変動によ
る信号の誤りを防止でき、実施態様■と組み合わせるこ
とで他チャンネルの周波数変動によるAFC誤動作を防
止できる。 また、どのチャンネルでも第6.第7の発明のイメージ
除去受信が可能になる。(実施例)以下、図面を参照し
てこの発明に係わる偏波スイッチング光源、光受信装置
及びコヒーレント光伝送システムの実施例について順次
説明する。 〈実施例1:偏波スイッチング光源〉 第1図は第1の発明に係わる偏波スイッチング光源の一
実施例を示す概略構成図、第2図は同実施例に使われて
いる半導体レーザの構造と動作を説明するための図、第
3図は第1図の実施例の偏波スイッチング光源の動作原
理を説明するための図である。 第1図に示すように、この偏波スイッチング光源は、半
導体レーザ1、半導体レーザ1にバイアス電流とパルス
電流を印加するための駆動回路2、半導体レーザ1の出
力光を平行ビーム光にするためのレンズ3、アイソレー
ション比60dB以上の光アイソレータ4、光アイソレ
ータ4からの出力光を2つに分岐するためのl:lビー
ムスプリッタ5、ビームスプリッタ5で分岐した2つの
光路の長さを所定の光路差δノに調整するための光学系
6、一方の分岐の光の偏光を90度回転さ、せるための
λ/2波長板7、二つの分岐の光を合波するための偏光
ビームスプリッタ8、及びこれらに付随する光学系、レ
ーザ安定化系等からなる。ビームスプリッタ5から偏光
ビームスプリッタ8まではマツハツエンダ干渉計と類似
の光学系9を構成しているが、一方の分岐の光に遅延が
かけられ、合波する際に偏光が直交していることが特徴
である。 ここに使われている半導体レーザ1は第2図(a)に示
すような、n−1nP基板10上に形成された長さ 1
.5−厘の3電極位相シフト構造分布帰還型(D F 
B ) 1nGaAs/InGaAsP多重量子井戸(
MQW)半導体レーザである。活性層11は幅70人の
InGaAs層11aと幅80人の1nGaAsP (
波長1.3.u m組成)バリア層11bを交互に積層
した井戸数12の多重量子井戸構造をしている。この多
1i11子井戸活性層11の上下にはInGaAsP 
(波長1.3μm組成)先導波層12.13が形成され
ており、その一方13には一次の回折格子14が形成さ
れている。活性層11及び先導波層12.13はp−1
nPクラッド層〕5と n−1nPクラッド層16によ
り挟まれており、上下の電極17.18よりクラッド層
を介してそれぞれ正孔と電子が注入される。レーザの中
央部の回折格子にはλ/4位相シフト領域19が形成さ
れており、レーザ両端面にはレーザ発振光に対して反射
率0.3%以下の無反射コーティング20が施されてい
る。上部電極の長さは中央部17aが約700μm1両
端部17b、17cが約400.czmで、各電極の間
の半導体層には幅4μmの高抵抗領域21が形成されて
おり、上部電極間の抵抗はIMΩ以上ある。半導体レー
ザ1はヒートシンクの上にマウントされており、ベルチ
ェ素子や感熱素子と共にパッケージされ、温度フィード
バック回路により±0.01℃の温度安定化が行われて
いる。 この半導体レーザ1は、各電極へ注入するバイアス電流
を調整することにより、第2図(b)に示すように変調
周波数100ktlzから 15Gtlzまで約0.8
Gllz/s^のフラットなFM変調効率が得られる。 このときFM変調電流は、レーザ1の中央部の電極17
aにのみ印加している。平棒体レーザ1はこのようにバ
イアスした状態で波長的1.55μmの単一モード発振
をしている。発振光は直線偏光である。半導体レーザ1
の優れた特性に加え、光アイソレータ4による戻り光の
抑圧、温度安定化、バイアス電流安定化、外部環境に左
右されにくいパッケージ等の効果により、サイドモード
抑圧比は40dB以上、発振スペクトル半値全幅はIM
Hz以下に制御されている。 第3図(a)はこの半導体レーザ1.の中央部に駆動回
路2を介して重畳するパルス電流波形の一例である。τ
/ 2 = 500ps毎に振幅3.125mA%幅δ
τ−f00psの電流パルスが正負交互に印加される。 その結果、第3図(b)に示すように、幅δτのパルス
状にレーザ発振周波数が2.5GIlz正負交互に変調
される。これを中心発振周波数の位相の形で表現すると
、第3図(C)に示す如くπ/2毎に0とπ/2の間を
スイッチすることになる。ここでは説明を容易にするた
めに上記の理想的なパルス波形を仮定して説明を行うが
、この実施例の趣旨は出力光の位相をOとπ/2の間で
r / 2と比べて短い時間内にスイッチできれば良い
わけで、電流や発振周波数の変調波形は上記の例に限定
されるものではない。実際には電流や発振周波数の変調
波形を完全な矩形波にすることは困難であるので、出力
の位相が第3図(e)の如くπ/2毎に0とπ/2の間
を短時間内に変化するように駆動回路2を調整しておく
ことになる。このときの出力光の光電界は、 Eo −J 21 Eo l c o s (ωt+θ
(t))と書ける。但し、ここでωは発振光角周波数、
θ(1)は第3図(c)に示す位相で、である。ここで
、mは整数である。t−mτ−π/2−δτ〜δτとτ
−δτ〜τの間はこの中間の位相を連続的に変化する。 光学系9の光路差δノは、一方の光路Bに他方の光路A
と比べてπ/2の遅延を与えるように設定されている。 τ/ 2−599psで光路が空気中の場合の光路差δ
ノは、 6l−coX(π/2) より、15(!lとなる。ここでC8は真空中における
光速である。光路Aの偏光ビームスプリッタ8における
光電界EAを、 EA = I Eo  Icos  (ωを十θ(t)
十$^)=IEo Icos  (ωを十θA(t))
と記すと、光路Bの偏光ビームスプリッタ8における光
電界EBは、 EB = l Eo 1cos (ω(t−τ/2)+
θA (を−τ/2)+φB)−lEo 1cos  
(ωt+θB(t))但シ、δφ−φB−ωτ/2  
 (−πくδφ≦π)θ、(t)−θ^ (t−τ/2
)+δφとなる。ここでは簡単のために位相φA−〇と
おく。EAとEBはそれぞれX方向、X方向に偏波して
いるものとする。光路Aと光路Bの位相差δφは光路長
δノのずれが波長周期変化する毎に−πからπまで変化
する。第3図(d)はδφ−0の場合のθA (1)(
実線)とθ8(t)(破線)を示した図、第3図(e)
(f)はそれぞれタイムスロット■、■の偏波ビームス
プリッタ8出力光の電界の状態を示す図である。第3図
(e)(f)より明らかなように出力光は右円偏光と左
円偏光という二つの直交する偏波状態をτ/2毎にスイ
ッチすることになる。但し、0<t−mτくτ/2−δ
τとτ/2<t−mτくτ−δτ(mは整数)の間は中
間の偏光状態をとる。この様子をポアンカレ球上で表現
すると第3図(g)のようになる。但し、ここでは文献
(S、 C,Rashlelgh; Journalo
f  Lightwave  Technology 
 Vol、LT−1,No2゜pp、312−331(
191113年6月)の記法に従っている。 EA(!:EI+は振幅が等しいので、合成出力光の偏
波状態はPLQR切断円上に存在する。 Δθ(1)−θA  (t)−θB  (t)とすると
、Δθは点PからL方向へ測った偏角に相当する。この
円周上で原点Oに対して対称な位置にある2つの偏波状
態は直交する。 この例では、タイムスロット■にて右円偏波R(Δθ−
−π/2)、タイムスロット■にて左円偏波しく八〇−
π/2)であり、スイッチング時には偏波状態はRPL
半円半円柱復する。 第3図(h)と(i)は、それぞれδφ−−π/2の場
合のθA  (t)  (実線)、θB  (t)(破
線)を示す図と出力光の偏波状態を示す図である。X軸
に対して45度、−45度の二つの直交する直線偏波状
態P、Qの間をP=L−→Qとτ/2毎にスイッチする
ことになる。 同様に、δφ−πの時は2つの円偏光状態が、δφ−π
/2の時は2つの直交する直線偏波が、r / 2毎に
交互に現れる。これ以外の場合は出力光は楕円偏波にな
るが、o<t−mτくτ/2−δτにおけるΔθ−θ4
−θ8とτ/2くt−mτくτ−δτにおけるΔθがπ
だけ異なっているので、この場合もτ/2毎に直交する
二つの楕円偏波状態が現れる。即ち、第3図(j)に示
したように、PLQR円周上で円対称の2点SSTの偏
波状態を交互にとることになる。従って、−射的に言っ
て、第3図(C)のように位相変調された光を光学系9
に通すと、その出力には2つの直交した偏波状態がτ/
2毎に交互に現れることになる。よって、周期τで2つ
の直交状態にある偏波状態をスイッチングする偏波スイ
ッチング光源が実現される。 この実施例の偏波スイッチング光源の変調方法で重要な
ことは、2つの直交する偏波状態の現れる時間を等しく
することである。ここで、そのための条件を明確にしよ
う。いま、1−0〜τのあいだでΔθ(1)−θA  
(t)−θs  (t)がΔθ。となる確率を位相差確
率密度関数Pr(Δθ0)と定義する。ここで、Pr(
Δθ。)の変数Δθ。は主鎖として−πくΔθ。≦πを
とるものとする。また、である。Δθ1を任意の位相差
とすると、Δθ−Δθ1の場合の出力偏波状態とΔθ−
Δθ1±πの場合の出力偏波状態は直交する。従って、
Q(Δθ)−Pr(Δθ)−Pr(Δθ十π)が全ての
Δθについて0になれば、0〜τの間に現れる偏波状態
は直交する2つの偏波状態を等しくとることになる。即
ち、偏波状態はPLQR円周上で円対称の2点をとる確
率が等しくなり、完全な偏波スイッチング状態が実現で
きる。しかし、上記の変調方法ではδτ−0でないかぎ
り、第3図(g)(i)(j)に示すように位相をスイ
ッチする過渡部における偏波状態は相殺しない。即ち、
不完全な偏波スイッチング光源である。しかし、δτを
十分に短くして R−J”IQ(Δθ)1d(Δθ)/2を1に比べて十
分に小さくすることにより、実用上偏波スイッチング光
源として利用することができるわけである。実用上はR
< 0.25が好ましい。この例ではR〜0.2である
。 なお、変調により時間平均のレーザー発振スペクトル線
幅は増大することになる。これは、周波数の近い一定の
偏波状態と位相を有する別の単色光とビートをとった場
合に、ビート信号の時間的な位相不連続の原因となる。 即ち、タイムスロット■とタイムスロット■では一般的
にビート信号の振幅だけでなく位相も変化する。 ビート信号の位相変化は別の単色光の偏波状態にも依存
する。δτを長くすると過渡部の時間辺りの位相変化は
緩やかになり、平均スペクトル線幅が広がる。δτを短
くすると位相変化は急峻になり、スペクトル線幅は狭い
が離れた点にサイドバンドが生ずる。 半導体レーザの直接変調の変調速度は外部位相変調器を
用いる場合より容易に高速化できる。 また、スイッチングのための駆動は数mAの電流でよく
、数V以上の電圧駆動を要する高速外部位相変調器と比
べて駆動回路の負担が小さい。 この実施例の偏波スイッチング光源のスイッチング周波
数(f 、c−1/τ)はIGIIzである。 なお、偏波スイッチングの周期が対象となる現象の変化
速度に比べて十分に速い場合は、この偏波スイッチング
光源を偏波スクランブル光源と考えることができる。 第4図は第1図の偏波スイッチング光源をモジュール化
した例である。半導体レーザ1、レンズ3や光アイソレ
ータ4はベルチェ素子などと共にモジュール4】内に収
容されている。半導体レーザ1は基本的に第2図の例の
ものと同じである。光アイソレータ4出力光は、球レン
ズ42により1:1偏波保存フアイバカブラ45の入力
ファイバに偏波を合わせて結合する。 ファイバカブラ45の出力は2本の偏波保存光ファイバ
43(光路A)、44(光路B)に接続されている。偏
波保存光ファイバ43と44のもう一方の端は、偏波主
軸が直交するように偏波分離ファイバカブラ48につな
げられている。偏波分離ファイバカブラ48は一方の偏
波の光をほぼ100%もう一方の光ファイバに移すが、
もう一方の偏波の光はほぼ100%同じ光ファイバの中
に残すように設計されたファイバカブラである。従って
、2本の偏波保存光ファイバ43.44を伝わってきた
光は一本のファイバ49に出力されることになる。偏波
保存光ファイバ44は、偏波保存光ファイバ43よりも
δ/ −(co /new+ ) X (r/2)だけ
長く、その結果、偏波分離ファイバカブラ48において
光路B44の光には光路A43の光に対してτ/ 2 
= 500psの遅延がかかることになる。 δlは光ファイバの等偏屈折率n artを1.5とし
て10c1こなる。半導体レーザ1の変調方法と動作、
効果は前の実施例と同じである。 なお、モジュール化の範囲は上記の例に限られるもので
はなく、例えばファイバカブラ45゜48、光ファイバ
43,44.49などを含めてもよい、光ファイバはピ
グテール状にモジュールと一体化されていてもよい。ま
た、2つの分岐の合波には偏波分離カブラを使うことが
必須ではなく、10:1の偏波分離カブラや通常の偏波
無依存の光カブラを用いてもよい。この場合、もう一方
のファイバ出力光を用いて偏波スイッチングのフィード
バック制御を行うことも可能である。半導体レーザ1も
第2図の例に拘束されるものではなく、DBRレーザ、
外部共振器レーザ、ダブルへテロレーザ、歪みm T−
井戸レーザなど色々な半導体レーザが使える。 半導体レーザの材料もGaAs/AlGaAs系、Ga
As/AlGaAs系系、GaSb/GaA I Sb
系など種々の組み合わせが考えられ、可視、赤外など広
い範囲の光に応用できる。 本発明の偏波スイッチング光源の構成で偏波スイッチン
グを行うための変調方法は上記の例以外にも種々の方法
が考えられる。 ます、第5図を用いて偏波スイッチング光源の別の変調
方法の例を説明する。発振周波数の変調波形を第5図(
a)に示す。この例ではτ−1nsおきに幅δτ−10
0psに渡って周波数偏移5GHzの周波数変調をかけ
る。このパルス印加の前後で発振光の位相はπ変化する
ことになる。光学系では分岐44にπ/2の遅延がかけ
られるので、偏波分離ファイバカブラ48で合波する光
電界の位相θA  (t)とθB (t)は、前の例と
同様に考えて第5図(b)のようになる。ここで、δφ
−0を仮定した。この結果、Δθ(1)−θA  (t
)−θB (t)はOとπの間をπ/2毎にスイッチす
ることになる。光路Aの光と光路Bの光の偏光はカブラ
48で直交しているので、カブラ48の出力には直交す
る2つの直線偏波がπ/2毎に交互に現れることになる
。δφ≠0の場合も同様にΔθがπ/2毎にπ変化し、
直交する2つの円偏波又は楕円偏波が交互に現れる。よ
って、δφによらず偏波スイッチング光源が実現される
。但し、第5図(c)にポアンカレ球のPLQR切断円
周上での偏波状態の変化を示すように、タイムスロット
■とタイムスロット■は偏波状態は同じであるが、位相
はπ変化、即ち反転している。 同じくタイムスロット■とタイムスロット■も偏波状態
は同じであるが、位相は反転している。 この点は前の例と異なる。 先に完全な偏波スイッチング光源を得るための条件を述
べた。ここではその条件を満足する変調方法の例を3つ
、それぞれ第6図、第7図、第8図により説明する。光
学系の構成はいずれも第4図の例と同じとする。第6図
、第7図、第8図とも、(a)はレーザ変調電流波形、
(b)は偏波分離ファイバカブラ48で合波する光電界
の位相θA  (t)とθB  (t)、(C)はポア
ンカレ球のPLQR切断円周上での偏波状態の変化を示
す図である。いずれの場合も位相差確率密度関数Pr(
Δθ)は第6図(d)のようになり、R−0となる。従
って、0〜τの間で過渡状態における偏波状態も直交す
る2つの状態を等しくとる。但し、タイムスロット■と
■の間で位相の反転が起きている。図(b)、(c)、
(d)ではδφ−0の場合を示したが、前の倒置様、δ
φ≠0でも偏波スイッチングが実現できる。 今まで述べた例では2つの独立な偏波状態の切り替えを
考えたが、3つ以上の偏波状態の切り替えも可能である
。3つの偏波状態の切り替えを行う例を第9図に示す。 この例では1つのパルスで273πの位相変調が与えら
れる。また、2つの光路の伝搬遅延もπ/2に限られる
ものではない。π/4の遅延をがけた例を第10図に示
す。いずれも(a)はレーザ変5!J電流波形、(b)
は偏波分離ファイバカブラ48で合波する光電界の位相
θ^ (1)とθB  (t)を示す図である。この他
にも種々の変調方法の変形例が考えられる。 〈実施例2:光受信装置■〉 次に、第2の発明の光受信装置の実施例について説明す
る。 第11図は、この発明の一実施例の100Mb/sのF
SKシングル・フィルタ検波方式ヘテロダイン光受信装
置の構成図である。局部発振光源となる偏波スイッチン
グ光源100は第4図の構成とほぼ同じである。局部発
振光源100の出力光は、光ファイバ49を介して1:
1光カブラ102に入力する。受信光信号は光ファイバ
101を介して1:1光カブラ102に入力する。局部
発振光源100の出力光と受信信号光とは光カブラ10
2において1:1に混合され、光ファイバ103a、1
o3bを介して平衡光受信器104でヘテロダイン受信
される。 このとき、光カブラ102は 180度ハイブリッドと
して働く。平衡光受信器104は2個のホトダイオード
105a、105bを直列に並べた光受信部と、2個の
ホトダイオード105a。 105bの中間から出力をとる中間周波数(IF)帯フ
ロント・エンド増幅器106からなる。ホトダイオード
105aと105bは量子効率、応答速度及び暗電流等
の特性が概略等しく、それぞれ光ファイバ103aと1
03bに略等しい結合効率η−η、−η、で結合してい
る。IF増幅器106の後段にはバンドパス・フィルタ
107.  ミキサ108.信号分岐回路109.遅延
τ/2の遅延回路110゜ローパスフィルタ111及び
アナログ加算回路112が接続されている。また、バン
ドパス・フィルタ107の出力の一部はIF周波数自動
制御(AFC)回路113に結合しており、AFC回路
113はレーザ駆動回路2を介して局部発振光源100
内部の半導体レーザ41の電流を制御することにより、
IF周波数を一定に保っている。 次に、この実施例の光受信装置の動作を説明する。1ビ
ツトのタイムスロットT−1,Onsを2つに分けた5
nsのサブタイムスロット毎に偏波状態をスイッチング
する。偏波スイッチングは、第3図の変調方法により実
現している。ここでは簡単のため、光ファイバ49にお
ける偏波回転はないものと仮定し、光カブラ102にお
ける偏波座標系OXYを、第3図の偏波スイッチング光
源の偏波座標系OXYに対応させるものとする。このと
き、局発光の電界強度ELのX成分EL1とy成分EL
yはそれぞれ、Et、、−(l EL l IJ2) 
cos ((JJL、 t+θ(t))Et−−(l 
EL l IJ 2)瀉 (ω、1+θ(t−IJ2)
十δθ、)但し、  θ (t−IJ2)−〇 (1)
 +πf  (t)と記すことができる。ここで、Nは
整数である。 この実施例ではτ−10nsである。なお、ここでは説
明を簡単にするために、スイッチング時間を無視する。 この影響については、後で考察する。 一方、光ファイバ101から光カブラ102に入力され
る信号光の光電界E、のX成分E8、とy成分ESyは
それぞれ、 ESm=lE51 eosξ・cos (ωs  (t
) t)Esy−IEs  1sinξ・eos  (
ωs  (D  t+δθS)と書ける。但し、0≦ξ
≦π/2は信号光の偏波状態を表す。ω、(t)は信号
値Sが“1”ならω53、S−“0“ならω52をとる
ものとする。ここで、δθ1とδθ5はそれぞれ局発光
と信号光のX成分とX成分の位相差である。 ωLはAFC回路113によりω5.と一定の周波数関
係ω8,1−ωL−ω、lになるように制御されている
ものとする。ここでは、信号光の周波数偏移ω、1−ω
、2をI GHz 、中間周波数ωIPIをIGHzに
設定している。 ホトダイオード105はω、+ω、の光電界には応答し
ない。また、電界のX成分とX成分は互いに干渉しない
。光カブラ】02は180度ハイブリッドとなっている
から、ホトダイオード105aと105bの出力電流の
同相成分は除去される(平衡先受信器)。バンドパスフ
ィルタ107は(a) ip−(IJ +p+  (I
 GHz )の成分は通すがωIP−ωIF2  (2
GHz)の成分は通さないように設定されている。従っ
て、バンドパスフィルタ107の出力VIPは、S−1
のとき、Aを定数、δθ−δθ1.−δθSとして、V
IP± −J2A  I  Etl  l  Esl 
 (cosξ ・cos   (ω璽Pl  t  十
〇 (t))±sinξ−eos (ω+p+ t+θ
(1)+δの)となる。但し、符号は、f (t) =
O(5ns<t−NT<1.0ns)のとき士、f(t
)−1(Onset−NT<5ns)のとき−をとる。 これをミキサ108にて二乗検波し、f (t)の値に
より信号分岐回路109で分岐する。f (t)−1の
分岐にはIJ2の遅延回路110が接続されている。各
分岐とも低域フィルタ111を通すと VQ ’ =PA21 Et 121 Es 12(1
±s1n (2ξ)cos(δθ))なる検波出力が得
られる。低域フィルタの遮断周波数は200MHz  
(1/ T s )とlG11z(ω+p1/ 2 y
r )の中間の400MHzに設定されている。符号は
、十がf (t)−1の分岐、−がf (t)−0の分
岐である。この両者をアナログ加算回路112で加算す
ると、 v(、−PA21EL  l  21Es  l  2
となり、信号光の偏波状態に依存しない出力が得られる
。従って、偏波スイッチング受信が行えたことになる。 それぞれのサブタイムスロットが一方の偏波状態の信号
成分のみを検知することから生じるパワーペナルティは
3dBである。 信号値S−0のときはバンドパスフィルタ出力が0にな
るので、加算回路112の出力も0となる。本実施例の
方法によれば、調整や組み立てに手間がかかりコストが
かかる偏波ダイパーシティ・モジュールを使わずに、偏
波に依存しない受信が実現できる。電子回路がやや複雑
になるが、IC化により低価格化できるので、偏波ダイ
パーシティ・モジュールを使う場合よりはるかにコスト
を下げられ、調整9組み立ても楽で、量産化に向く。 ここで、先に無視したスイッチング時間の影響を考える
。実施例1の項で述べたように、偏波スイッチングに伴
うパルス状の周波数変調がビート出力に生じる。また、
変調方法を工夫しないかぎり、ひとつのタイムスロット
の中のスイッチング時の偏波状態はバランスしない。従
って、ここでは、スイッチング時には信号を通さないよ
うに信号分岐回路109の動作に工夫を加えている。こ
れは、例えばクロック制御回路114により出すゲート
パルスのデユーティを調整することにより実現できる。 信号により受信エネルギが減る分ペナルティになるが、
安定な動作が実現できる。本実施例では、スイッチング
に要する時間はパルス・ジッタを含めて約250psで
ある。信号分岐回路109は、サブタイムスロットT5
−5nsの両端を除いたT5’ −4,6nsの間のみ
、信号を後段に伝えるように設定されている。この部分
の信号パワーを利用できないことによるペナルティは0
,4dB以下である。なお、ω、はAFC回路113に
よりω51と一定の周波数関係ωIP+−ω。 ωS、になるように制御されている。AFC回路113
は出力信号が1の場合のみ動作するように、クロック制
御回路114の出すゲート信号で制御される。ここでも
、偏波スイッチングの際の周波数変動がAFC動作を不
安定化しないように、クロック制御回路114より出す
ゲートパルスのデユーティを調整している。 上記の例ではタイムスロットTを二分割したが、さらに
多分割しても良い。タイムスロットを6つ以上に分割す
れば、偏波スイッチングは偏波スクランブルと見なせ、
上記の例の信号分岐回路以降加算回路まで109〜11
2を一つの低域フィルタで置き換えることができる。即
ち、低域フィルタの時定数をサブタイムスロットの長さ
Tsとタイムスロットの長さTの間に選ぶことにより、
各サブタイムスロットの平均化、即ち加算が行える。 この例ではFSKを行っているが、DPSK。 ASKなど他の変調方法、遅延検波など他の検波方法に
も応用できる。 〈実施例3:光受信装置■〉 次に、第3の発明と第4の発明のイメージ除去光受信装
置の実施例について説明する。 第12図(a)は、第3の発明の一実施例の200Mb
/sのDPSK差動検波方式偏波ダイパーシティ・ヘテ
ロダイン光受信装置の構成図である。この光受信装置は
2.5GHz間隔で光FDMされた光信号の中から1チ
ヤンネルを選択受信する。半導体レーザ局部発振光源1
20は、信号のタイムスロットT−5nsを5等分した
サブタイムスロットTs−Ins毎に出力光の位相がπ
/2ずつ変化する。但し、タイムスロットの境界では位
相はスイッチしない。これは、サブタイムスロットの境
界でレーザ駆動回路121から前記式(2)によりパル
ス状の直接周波数変調をかけることにより実現される。 位相スイッチングに要する時間は0.lnsである。局
部発振光は偏波ビームスプリッタ122aの光軸に対し
て45°の角度で入射し、等しいパワーの2成分に分離
される。光信号も偏波ビームスプリッタ122bで2つ
の偏波成分に分離される。 信号光と局部発振光はそれぞれ偏波を合わせてファイバ
カブラ123a、bで混合され、平衡光受信器124a
、bで受信される。各光受信器の構成は実施例2とほぼ
同じである。光受信器の後段のバンドパス・フィルタ1
25a、bの出力はそれぞれ量分され、そのうち一方の
分岐は他方の分岐に対してT15の遅延がかけられ、他
方の分岐は90”移相回路126a、bで90°位相を
遅らされ、加算器127a、bで加算される。加算器出
力は再び量分され、方の分岐にTの遅延がかけられた後
、ミキサ128a、bでかけあわされ、低域フィルタ1
29a、bへ導かれる。最後に2つの偏波成分を加算器
130で加算して、復調信号が得られる。また、バンド
パス・フィルタ】25の出力の一部はIF周波数自動制
御(AFC)回路113に結合しており、AFC回路1
13はIF周波数を一定に保つようにレーザー駆動回路
121を介して局部発振光源120の発振周波数を制御
している。 次に、この実施例の光受信装置の動作を説明する。信号
光には複数のチャンネルが含まれているが、ここでは受
信したい角周波数ω、1の成分と、各周波数ω1.の局
部発振光に対して反対側の隣接するチャンネルで角周波
数ω、2の成分のみ考える。光周波数の大きさは(ω3
.−ω宜)/ (2π) −1GI(z 、 ωL −
(1−152/ (2W) −1,5GHzとなってい
るものと仮定する。他の成分はビートが光受信器の帯域
外になるので考えなくてよい。局部発振光源〕20はレ
ーザ駆動回路121によりタイムスロットTの中で4回
だけπ/2位相変調される。この位相変調によりタイム
スロットは5つの長さTs−1nsのサブタイムスロッ
トに分割される。偏波ビームスプリッタ122.ファイ
バカブラ123.平衡光受信器124は、この局部発振
光と信号光の各偏波成分のビートをサブタイムスロット
毎に受信する。受信したビート信号もサブタイムスロッ
ト毎にπ/2ずつ位相がずれている。作用の項で用いた
記法によれば、偏波aの分岐の各サブタイムスロットの
ビート出力は、 11a (t) −AI St ξ1.eO8((ω5
1(DL)  t+θ1.)+A2S+ ξ28 eO
3((tr)t  IJsz) t+02.)12、(
U −AI Sl ξ1m sin ((ωs1−ωL
)  t+θ1.)A2Sl ξ2a sin ((ω
L−ω52) t+θ2.)1*−(t)−AI Si
 ξIs eO8((ωs+ −ωl ) t+θ1.
)A2Sl ξ2a cos ((ωt −0g2) 
を十02.)14、(t)−−AI Sl ξIa s
in ((ω51  (LIL ) t+θ1.)+A
2 S +  ξ2.Sin ((1t)3  <1)
S2)  t+θ2.)Is−(ffi) −L−(i
) となる。ここで、S、はタイムスロットiの位相値で1
又は−1(位相がπ反転した状態)をとる。AI、A2
.  θ11.θ2.は定数である。 ξ1m+  ξ2.(0≦ξ1いξ2.≦1)は、それ
ぞれチャンネル1.2の信号光電界の偏光aの割合であ
る。偏光すの分岐には上式のaをb l、:置き換えた
出力が生じる。但し、ξ4,2+ξ1,2−1、ξ2.
′十ξ2b2−1である。 このビート出力を量分し、その一方に他方に対してT1
5の遅延をかけ、位相器126aで他方の位相をπ/2
ずらし、加算器127aで加算する。加算器出力X、は
、 X+a+  (t)−2AIStξIa cos ((
<IJSI−<IJL ) を十θ3.)X2.l  
 (t)−2A1 Sl ξIa  sin  (((
t)s+−ωp )  t+θ1.)X3−1 (t)
 −2AI Siξla cos (((IJSI−ω
L)1+01.)X4−1 (t) = 2A+ Si
11m Sin ((ωs+ (IJL ) を十〇4
.)となり、イメージ成分が除去される。X、sは次の
タイムスロット成分との演算になるので、信号検出には
使わない。このパワーペナルティは約1dBである。I
F周波数は1.GHzなので、サブタイムスロットの長
さTs=1nsの中に一周期入ることになる。ここで、
各サブタイムスロットの出力をTの遅延線とミキサ12
8aと低域フィルタ129 aで差動検波するとその出
力は、 X Qal ’ wxlml  @ X1mB++1−
X2ml−X2m(1+H−X、1 ・X1ai++I
)−Xaa+  ・X4a+++++−2A1 ” S
i 5uc1)ξ3.′となる。aの分岐と偏波状態の
直交する成分すの分岐についても、 Xobi 2”2A+ ’ Si 5unn、ξ1.′
が得られるので、加算回路130で両者を加算ずれば、
ξ1.′+ξ 、2−1により、Xo12= 2 A 
、2S IS (lullが得られる。5ISLl+1
.が1か−1かの判定を行えば信号値の識別ができる。 従って、偏波ダイパーシティ・イメージ除去受信が行え
たことになる。 本実施例の光受信装置によれば、前記第18図に示した
偏波ダイパーシティ・イメージ除去光受信装置と比べて
光学系をはるかに単純化できる。光学系はコストや調整
、組み立ての手間がかかるのに対して、電子回路はIC
化によりこれらの手間やコストを大幅に低減できるので
、全体としてかなりのコストダウンが計れる。温度特性
、動作の安定性の点でも、性能向上が可能となる。スイ
ッチング時間の部分の信号の扱い、AFCなどに関して
は実施例2同様の扱いができる。 第12図(b)は、局部発振光源の位相スイッチングの
かけ方をπ/2と−π/2の交互にかけるようにしたも
のである。基本的な構成は(a)の例と似ているが、こ
の実施例では(a)の−点鎖線の内部が(b)のように
なっている。 サブタイムスロットは4つて、T g = 1 、25
nssIF周波数は800MIlzである。移相器12
6a。 bの前には、信号切り替え回路131a、bが付いてい
る。上の実施例と同様な条件で考えると、偏光aの分岐
の各サブタイムスロットの先受信器出力には、 It、 (t) −13,(t) = At S+ξla eO3((ωs1−ωc)t+
θ7.)+A25lξ2a cos ((ωL−ωS2
) t+θ2m)12− (t) −14−(t) −At StξIa sin ((ωsI−ω1)1+
θ1.)A2Slξ2m Sln (((L)L  (
J52) t+θ2.)が現れる。このビート出力を量
分し、その一方に他方に対してT/4の遅延をかける。 信号切り替え回路131aで移相器126aで位相をπ
/2ずらす分岐をサブタイムスロット毎にスイッチング
する。2つの分岐を加算器127aで加算すると出力X
、は、 X+−+ (’t) −X2−1 (t) −X3−1
 (t)−2A−、SlξIa cos (((LIS
I 4LIL ) を十01°)となり、イメージ成分
が除去される。X 4mlは次のタイムスロット成分と
の演算になるので、信号検出には使わない。IF周波数
は800MHzなので、サブタイムスロットの長さTs
−1,25nsの中に一周期入ることになる。この先の
動作は(a)の実施例と同様であり、加算器130の出
力として、 Xo+2−2A1 ’ SI 5(1411が得られる
。効果も(a)の例と同じである。 〈実施例4:コヒーレント光伝送システム■〉第5の発
明に係わる位相スイッチングと偏波スイッチングを同時
に行うコヒーレント光伝送システムの実施例について、
第13図を用いて具体的に説明する。 第13図(a)はてこの実施例である光FDM高精細光
CATV分配系の概念図である。 波長1.55μm帯に200Mb/sのDPSK信号を
チャンネル間隔6GIIzで64チヤンネル並べており
、使用波長帯域は約30人である。各光送信装置140
には半導体レーザ・モジュール141と駆動回路142
と安定化回路143とを有している。駆動回路142に
はバイアス回路144.DPSKコーダ1451位相ス
イッチング回路146などが含まれている。各チャンネ
ルの光信号は、スターカプラ147により混合され、1
:8光分配器148や分配に伴う損失を補償する光増幅
器149を通して致方の加入者光受信装置150に分配
さ−れる。変調のタイミングの同期、チャンネル間隔や
絶交針周波数の制御は、共通制御系151で行われる。 加入者光受信装置150の構成を第13図(b)に示す
。偏波スイッチング局部発振光源152、光カブラ15
3.平衡光受信器154などの構成は、実施例2の光受
信装置と類似の構成である。平衡先受信器出力は差動検
波器155で差動検波する。検波出力はA/D変換器1
56でデジタル化され、サンプリングのりイミノジが異
なる4つのサンプルホールド回路157に人力され、そ
の出力を後段のサンプルホールド回路】58で加算し、
識別回路159へ出力される。このほか、サンプルホー
ルド回路のタイミング制御のためのクロック回路160
や、局部発振光源の発振周波数を安定化させるためのA
FC回路161を含んでいる。 次に、このコヒーレント光伝送システムの動作を説明す
る。 光送信装置f140は、DPSKコーダ145より半導
体レーザに位相0またはπのパルス変調を行う。また、
位相スイッチング回路146によりタイムスロットT=
5nsを量分した2、5ns毎にπ/2の固定位相変調
もかけられる。これにより、タイムスロットは2つの位
相タイムスロットTs、T2に分けられる。この位相変
調はパルス状に光周波数を下げることにより行われる。 この変調のタイミングは、スターカブラ147で混合す
る際に全てのチャンネルで等しくなるように、共通制御
系151で制御する。 従って、各加入者の光受信装置150においても位相変
調に伴う周波数変化は、各チャンネル同時に生じる。チ
ャンネルlのあるタイムスロットjの信号値をA11(
1又は−1)とすると、T1とT2の光出力電界強度は
それぞれ、Azl Es+/J21 c o s (ω
5+t+θ5.)。 A11l ESI/J2 l s i n (ωS+t
+θ51)となる。DPSK変調信号に2回のπ/2の
位相スイッチングが重畳されるので、DPSKコーダ1
45から変調信号が来ないとA、とA+(1+11が反
転し、変調信号が来ると反転しない。 光受信装置150の局部発振光源152の出力光は、偏
波スイッチングにより2つの直交する偏波状態を交互に
とる。これを偏波サブタイムスロットT^+TBと呼ぶ
ことにする。偏波サブタイムスロットは、位相サブタイ
ムスロットのちょうど中間で切り替わるように設定され
ている。また、偏波スイッチングのための位相変調は、
第5図の変調方法でパルス状に局部発振光源152の光
周波数を下げることにより実現されている。従って、次
の同じ偏波状態をとる際に位相が反転する。Aの偏波サ
ブタイムスロットには電界強度l EL / J 21
 cos(ωLt十θLA)の偏波状態Aの出力光が、
Bの偏波サブタイムスロットには電界強度I EL /
J21cos  (ωLt+θLB)の偏波状態Bの出
力光が現れる。いま、局部発振光源は信号光のうちチャ
ンネルiを選択すべく、ω。 −ω81に設定されているものとする。 この局部発振光を光カブラ153で信号光と混合して平
衡光受信器154で受信する。チャンネルiの信号光パ
ワーのうち偏波状fi、61の成分をξIA’ %偏波
状!!Bの成分をξIB’とすると、ξIA”+ξ+5
2−1 *  0≦ξ1A≦1.0≦ξ、≦1である。 このとき、各位相サブタイムスロット1.2と偏波サブ
タイムスロットA。 Bに対応した、偏波・位相サブタイムスロットに対して
、 5IIIA−PAI、ξIA I Es+Et /21
 cos (δθ車^)S11IB−PAIIξ−BI
 ESIEL /21 cos (δθta)S112
B−±PAI、ξ−BI ESIEL /2 l si
n (δθ−B)Si+2A””+PA1.ξIA I
 Es+Et、 /21 sln (δθIA)なるビ
ート出力成分が現れる。ここで、Pは損失と変換効率を
現す定数、δθ4、δθ、は各偏光成分の信号光と局部
発振光の位相差である。 この出力を差動検波器155でタイムスロット(j+1
)の成分と掛は合わせ差動検波すると、X111A−−
P2A11AI+II+)ξ1A21Es Et /2
12cos2(δθ1^)XIIIB−P’ A11A
iB+1)ξ+a’lEs EL /2128O52(
δθ、8)L+za−P2ABA+t++1.ξlB’
lEs EL/21’s1n’ (δθIB)XII2
A−P2ABABuuξlA’lE5 Et /21”
sln” (δθIA)なる値が得られる。マイナスの
符号は第5図の偏波スイッチングにより位相が180°
反転することから生じる。この出力はA/D変換器15
6により正負8値にデジタル化される。平衡光受信器1
54の増幅器のゲインを制御することにより、A/D変
換器156の入力レベルは一定に保つことができる。こ
の出力は、上記の順に時系列で現れるから、サンプリン
グのタイミングをずらしたサンプルホールド回路157
で最後のXll2Aが現れる時点まで保持し、Xll2
Aが現れたら後段のサンプルホールド回路158に加算
入力する。識別器159にはY + ) −X + +
 +^+X11B+X12B+XlI2^=−P2A+
+AIL++++ l ES EL /2+ 2なる値
が得られ、信号光と局部発振光の位相差によらず、また
、光受信装置における信号光の偏波状態にも依存しない
受信ができることになる。A/D変換器156以降の回
路は800M1lzのクロックで動作することになる。 これはStバイポーラICで実現できる。A/D変換器
156で各サブタイムスロット成分に対して量子化誤差
が現れるが、最終的な識別はA、Alf、+I、が1か
−1を判定すればよいので、量子化レベルが8値程度あ
れば十分である。実際には光源の偏波状態は光ファイバ
の状態により変動しているが、Tに比べて変動がゆっく
りしているので問題はない。位相も位相雑音により時間
的に変動するが、Tの間の位相変動が十分に小さければ
大きなペナルティにはならない。 また、中間周波数はサブタイムスロットの周波数(80
0MIiz)に比べて十分に低ければ、完全に零である
必要はない。上記の例では各サブタイムスロット出力加
算の前にA/D変換を行ったが、アナログ信号のまま加
算してもよい。 クロック回路160は、平衡光受信器154の出力信号
の周波数変化からクロック抽出を行っている。即ち、各
サブタイムスロットの切り替え時に光周波数変化に伴う
高周波ビート成分が現れるので、そのタイミングからク
ロック抽出ができる。タイムスロットの切り替えの際に
DPSK信号の値により変化周波数が変化するので、局
発光の周波数変化と信号光の周波数変化を識別すること
ができる。また、信号光の周波数変化と局発光の周波数
変化の間の長さを検知することにより、偏波スイッチン
グのタイミングを制御することができる。 実施例2の場合と同様、信号光や局発光の位相変化に伴
うビート周波数変化が現れる瞬間にはA/D変換器15
6を動作させないようにタイミング制御することにより
、スイッチングに伴うエラーを防止できる。同様に、ス
イッチング状態のビート信号を局部発振光源のAFCに
利用しないことにより、局部発振光源の周波数変動も抑
制できる。位相スイッチングのタイミングは全てのチャ
ンネルで同じであるから、他のチャンネルの周波数変化
の影響で誤りが生じることもない。 本実施例のコヒーレント伝送システムによれば、光受信
器1台で光受信器を4台使う偏波ダイパーシティかつ位
相ダイパーシティの光受信装置と同じ機能を達成できる
。光受信装置の動作速度は高くなるが、位相スイッチン
グにより高いIF周波数を使う必要がなくなるので、大
きな問題にはならない。電子回路が複雑化するが、IC
化により回路のコスト上昇を抑えることが可能なので、
複雑な光学系を単純化できること、光受信器台数を減ら
せることなどのメリットの方がはるかに大きい。また、
マルチボート受信では各光受信器の特性を揃える必要が
あったが、本実施例では一つの光受信器を時分割して使
うので、このような点に気を使う必要がない。したがっ
て、低コストで調整箇所の少ない加入者端末が実現でき
、大規模なCATV分配系を作ることができる。 本発明は、この実施例に限らず、光加入者系。 基幹伝送系、光LAN、MAN、光交換システムなどに
応用することができる。 〈実施例5:コヒーレント光伝送システム■〉第6、第
7の発明に係わるイメージ除去と偏波スイッチングを同
時に行うコヒーレント光送信システムの実施例について
、第14図を用いて具体的に説明する。 本発明の一実施例である光FDM高精細光CATV分配
系は、第13図と略同じ構成をしており、波長1.55
μrrr帯に150Mb/sのDPSK信号をチャンネ
ル間隔4.5GHzで64チヤンネル並べている。各光
送信袋w14oの構成は実施例4と同様であるが、ここ
では位相サブタイムスロットは5つあり、π/2ずつ位
相が変化する。タイムスロットの切り替えの際にはDP
SKのための周波数変調を掛けるが、位相スイッチング
は行わない。 加入者光受信装置201の構成を第14図に示す。偏波
スイッチング局部発振光源202゜光カブラ203.平
衡先受信器204などの構成は、実施例4の光受信装置
と同じ構成である。 信号光の各位相サブタイムスロットと同期して2倍の周
波数で第3図の方法で偏波スイッチングが掛けらでいる
。従って、全体で]Oの位相・偏波サブタイムスロット
ができる。信号光には複数のチャンネルが含まれている
が、ここでは受信したい角周波数ω、1の成分と、各周
波数ωLの局部発振光に対して反対側の隣接するチャン
ネルで角周波数ω52の成分のみ考える。光周波数の大
きさは(ωSt−ωL)/(2π)−1,5GIIz、
 ω、 −(&J82/ (2yr)−3GHzとなっ
ているものと仮定する。他の成分はビートが光受信器の
帯域外になるので考えなくてよい。信号のIF周波数は
サブタイムスロットの切り替え周波数1 、5G112
と同期している。局発光と信号光の各偏波成分のビート
をサブタイムスロット毎に受信する。各サブタイムスロ
ットのビート出力は、 1+a (t) −At Si11m CO8(((L
)SI Cdl、 ) を十〇8.)+A25Iξ2.
cos ((ωL−ωS2) を十02.)fib (
t) −Ah S+ξ1b eos ((ωS1−ω1
、)t+θ+b)+A2S+ξ2b CO3((IJL
  <LI52) l+02.)12− (t) −A
h S1ξis Sln ((O51−ω1. ) を
十〇3.)−A、S、ξ2. sin (((Lit 
 <LI52) を十θ2.)Xxb (t) −Ah
 Slξ+b Sin ((ω5+ lJ、lL ) 
t+θ1b)A2Slξ2bstn (((JJL −
O52) を十02.)13、(t) −−At S+
ξ、 cos ((ωs1−ωL)を十θ1.)A2S
+ξ26 eOs (((IJL −O32) t+θ
2.)fib (t) =  At S+ξ+b co
s (((L154−JL) を十θ1.)A2Slξ
2b cos ((J −ωs2) を十θ2b)A4
− (t) =  Ai SiξIs sin ((ω
s1  (LIL ) を十θ1m)+A2S+ ξ2
@ sin (((JJL −ωs2) t+θ2.)
Lb (t)−−Ah Sr ξ、b sln ((ω
s1−ω1)1+θ2.)+A25l ξ21 sin
 (c ωp  (LI32) (+θ2.)15、(
t)−It、(t) Isb (t)=Lb (t) となる。先受信器204の後段のバンドパス・フィルタ
205の出力は量分され、そのうち−方の分岐は他方の
分岐に対してT15の遅延がかけられ、他方の分岐は9
0°移相回路206で90°位相を遅らされ、加算器2
07で加算される。この結果、実施例3と同様に、X+
−+ (t) −2A+ S+ξ、、 cos ((ω
S、−ω1)1+θ+a)X+1(t)−2A、Slξ
1m COB ((O61(JL) j+θ8.)A2
−1   (t)  =2A+  Si  ξ1m  
91n (<  ωgl   tdし )  t +θ
1.)Xn+ (t) =2A+ Srξrb sln
 (((IJSI (i)L) t+θ1.)X*−+
   (t)  =−2A+  Si  ξIs CO
8(((t)sI−(t)t、  )  t +θ1.
)Xsh+ (t) =−2A+ S+ξ+b cos
 ((O54Wl ) i+θIh)A4−+ (t)
 =−2A+ Siξla sin ((O51−ω(
、) t+θ1.)Xab+ (t) −−2AI S
+ξrb sin (< ωg+−ωL) を十〇、、
)となり、イメージ成分が除去される。X21、X’4
にのサブタイムスロット出力は次のタイムスロット成分
との演算になるので、信号検出には使わない。このパワ
ーペナルティは約1dBである。IFi波数は1.5G
I4zなので、サブタイムスロットの長さT5の中に一
周期入ることになる。ここで各サブタイムスロットの出
力をTの遅延線とミキサ208と低域フィルタ209で
差動検波するとその出力は、 Xoal 2−X+a+ ’Lm+++nn−X2aI
−X2+++++−X3b+ ” X*mi++++ 
mx4ml・A4.(++n−2AI  2 SI  
5(141)  ξ1.′Xob+ ” −X1b+ 
・X+bB+u −X2b+ ・k+4u=X3y ・
X3b(l+1)−X4b+ ・X4bx+r+′″2
A12S+ Su+++ξ112となる。aの偏波状態
とこれに直交するbの偏波状態が交互に現れるので、 加算回路210で両者を加算すれば、ξ1.′十ξ重、
′−1により、 X  O、’−−2A  五  2   S I  S
  (++Ilが得られる。識別器211でS r S
 fj+IJが1か−1かの判定を行えば信号値の識別
ができる。 従って、偏波スイッチング・イメージ除去受信が行えた
ことになる。なお、ローパスフィルタ209の時定数を
長くすることで、加算回路210を用いなくても平均化
により加算と同じ機能を実現できる。 バンドパス・フィルタ205の出力の一部はIF周波数
自動制御(AFC)回路213に結合しており、AFC
回路213はIF周波数を一定に保つようにレーザー駆
動回路を介して局部発振光源202の発振周波数を制御
している。 本実施例によれば、単純な光学系で偏波に依存しないイ
メージ除去受信が実現でき、チャンネル間隔を狭めた光
FDMが実現できる。 位相スイッチングのかけ方をπ/2と−π/2の交互に
かけるようにしてもよい。基本的な構成は(a)の例と
似ているが、この実施例では位相サブタイムスロットは
4つ、偏波タイムスロット・と偏波・位相サブタイムス
ロ・ソトは8つで、IF周波数は(ω5.−ωL)/(
2π)−1,2GHzs  (ωt  (lJs2) 
/ (2π) −2,4GHzs周波数間隔は3 、6
GHzである。移相器206の前には、信号切り替え回
路214が付いている。 上の実施例と同様な条件で考えると、各サブタイムスロ
ットの先受信器出力には、 1+−(t) −13−(t) ” A15tξis eos ((ωs1−ωL)t+
θ3.)+A251ξ28 eos ((ωL−ω52
) を十θ2.)Lb (D −1sb (t) =  At Stξrb cos (((t151−(
IJL ) を十〇8.)+A2 S−ξ2b eos
 (((CAL  tri52) t+θ2h)12−
 (t) −1a−(t) = At S+ξIs sin (((L)61 (L
IL ) t+θ1.)A2Slξ2. sin ((
ωL−ωG2) t+θ2.)12b (t) −16
(t) =A+S+ξ1b Sin ((ωs1−ωL)を十θ
n)A2SIξ2b sin ((ωL−ω52) を
十θ2.)が現れる。このビート出力を量分し、その一
方に他方に対してT/4の遅延をかける。信号切り替え
回路214を用いて移相器206で位相をπ/2ずらす
分岐をサブタイムスロットごとにスイッチングする。2
つの分岐を加算器207で加算すると出力Xは、 X+−I(t) −X2−1 (t) =X3−1 (
t)”2A+S+ξls eoS ((ωsI J )
 t+θ1.)Xrb+ (t) −X2b+ (t)
−LbI(t)−2A、 Stξrb cO3((ωs
+ (IJL ) t+θ1.)となり、イメージ成分
が除去される。X4ml5X41は次のタイムスロット
成分との演算になるので、信号検出には使わない。IF
周波数は1.2GHzなので、サブタイムスロットの長
さTsの中に一周期入ることになる。この先の動作は上
記の実施例と同様であり、検波後の加算器210の出力
として、 Xo+” −2A I2S + S TI+l+が得ら
れる。 位相スイッチングの方法、偏波スイッチングの変調方法
、その掛は合わせ方等、本実施例以外にも種々の変形、
応用が可能である。 [発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、第1の発明に係わ
る偏波スイッチング光源は、光源である半導体レーザの
直接変調を用いているので、外部変調器を使う場合と比
べて挿入損失がなく、光学系の調整箇所が少なくなり、
量産化、低コスト化、小型・軽量化が計れる。また、位
相変調器を用いても偏光変調器を用いても、電気光学効
果を用いた外部変調器は一般に駆動電圧が高く、高速の
スイッチングには困難が伴った。 これに対して半導体レーザは高速化が容易であり、I 
GHz/mAオーダーの周波数変調効率を有しているの
で、数m A s 100ps程度の電流パルスでπ/
2ないしπの位相変調が行える。従って、スイッチング
の高速化が容易である。また、温度特性や信頼性の悪い
外部変調器を使わないこと、光源の半導体レーザは一般
に温度安定化されており信頼性も優れていることから、
安定度も高い。 また、本発明の変調方法による偏波スイッチングでは、
パルス電流を印加する短時間の領域以外は一定の発振周
波数、出力に保たれている。 従って、従来例の偏波スイッチングで問題となった、ス
イッチング前後でのレーザの発振周波数や出力パワーの
変化が起こらない。従って、その適用範囲も広い。 第2の発明に係わる光受信装置は、従来の偏波ダイパー
シティ先受信装置と比べて構成が簡単であり、組み立て
調整箇所が削減でき、二産化、低価格化、小形・軽量化
が計れ、信頼性も向上する。また、従来のマルチボート
受信では各ボートの特性をそろえる必要があったが、本
発明の方法では一つの受信器を時分割で利用するので、
異なる偏波状態の受信に対して本質的に特性のばらつき
がない。従来の偏波スイッチング(偏波スクランブル)
受信に対しても、外部変調器を使わないので、高速、低
損失、安定。 低価格、小型・軽量で、信頼性、量産性に優れている。 また、偏波スイッチングの前後で局部発振光の周波数変
化がないので、AFC回路が複雑にならない。FSXを
行う際にもIF帯域や変調度を必要以上に大きくする必
要がない。 第3及び第4の発明に係わる光受信装置は、従来のイメ
ージ除去光受信装置と比べて構成が簡単であり、組み立
て調整箇所が削減でき、量産化、低価格化、小形・軽口
化が計れ、信頼性も向上する。また、従来のマルチボー
ト受信では各ボートの特性をそろえる必要かあったが、
本発明の方法では一つの受信器を時分割で利用するので
、異なる分岐の光受信に対して本質的に特性のばらつき
がない。 第5の発明のコヒーレント光伝送システムは従来の偏波
・位相ダイパーシティ先受信装置を用いたコヒーレント
光伝送方式と比べて、第6及び第7の発明のコヒーレン
ト光伝送システムは、従来のイメージ除去光受信装置を
用いたコヒーレント光伝送方式と比べて、それぞれ構成
が簡単であり、組み立て調整箇所が削減でき、量産化、
低価格化、小形・軽量化が計れ、信頼性も向上する。ま
た、従来のマルチボート受信では各ボートの特性をそろ
える必要があったが、本発明の方法では一つの受信器を
時分割で利用するので、異なる偏波状態、位相状態の受
信に対して本質的に特性のばらつきがない。 また、上記構成に加えて実施態様■〜■を採用すれば次
のような効果が得られる。即ち、実施態様■では第2〜
第4の発明の光受信装置で問題となる、半導体レーザの
周波数変調によるビート周波数の変化が信号識別へ及ぼ
す悪影響を除去でき、安定な動作を容易に実現できる。 実施態様■では、同様に第2〜第4の発明の光受信装置
で問題となる、半導体レーザの周波数変調によるビート
周波数の変化が局部発振光源安定化へ及ぼす悪影響を除
去でき、安定な動作を容易に実現できる。 実施態様■では、¥S6及び第7の発明にコヒーレント
光伝送システムにおいて、光学系の構成をさらに簡単化
した、偏波に依存しないイメージ除去受信が実現できる
。 実施態様■では、第5.第6及び第7の発明のコヒーレ
ント光伝送システムにおいて、信号のクロック抽出が容
易に行える。実施態様■では、第5の発明及び実施態様
■のコヒーレント光伝送システムにおいて、信号と局部
発振光源の偏波スイッチングの同期が容易にとれる。実
施態様■では、第5〜第7の発明のコヒーレント光伝送
システムにおいて、ビート周波数の変化が信号識別へ及
ぼす悪影響を除去でき、安定な動作を容品に実現できる
。実施態様■では、第5〜第7の発明のコヒーレント光
伝送システムにおいて、ビート周波数の変化が局部発振
光源の安定化へ及ぼす悪影響を除去でき、安定な動作を
容易に実現できる。実施態様■では、第5〜第7の発明
のコヒーレント光伝送システムの光FDMシステムへの
応用が可能になる。 従って本発明によれば、(1)構成が簡単で制約条件の
少ない偏波スイツチング光源、(2)光学系を複雑にし
ない新たな概念によるイメージ除去受信、(3)光学系
が単純で偏波に依存せず位相雑音にも強いコヒーレント
光受信が実現できる。従って、コヒーレント光通信の実
用化。 普及を妨げている、偏波整合1位相雑音、受信器帯域、
高密度光FDMの問題を、低いコストで解決することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明に係わる偏波スイッチング光源の一
実施例を示す概略の構成図、第2図は第1図の実施例の
中で使われている半導体レーザの構造と動作を説明する
ための図、第3図は第1図の実施例の動作原理を説明す
るための図、第4図は偏波スイッチングを光源モジュー
ル化した例を示す図、第5図乃至第10図は偏波スイッ
チング光源の別の変調方法を説明するための図、第11
図は第2の発明に係わるヘテロダイン光受信装置の一実
施例を示す概略構成図、第12図は第3及び第4の発明
に係わる偏波ダイパーシティ・ヘテロダイン光受信器の
一実施例を示す概略構成図、第13図は第5の発明に係
わるコヒーレント光伝送システムの一実施例を示す概略
構成図、第14図は第6及び第7の発明に係わるコヒー
レント光伝送システムの一実施例を示す概略構成図、第
15図乃至第18図はそれぞれ従来の問題点を説明する
ためのもので、第15図は偏波ダイパーシティ光受信装
置を示す図、第16図は偏波スイッチング・ヘテロダイ
ン光受信装置を示す図、第17図は偏波・位相ダイパー
シティ光受信装置を示す図、第18図は偏波ダイパーシ
ティ・イメージ除去光受信装置を示す図である。 1、41.141・・・半導体レーザ、2、121 、
142・・・半導体レーザの駆動回路、5、8.45.
4g。 102 、123 、 153 、203・・・光カブ
ラ、100 、120 、152 、202・・・局部
発振光源、140・・・光送信装置、 150・・・光受信装置、 104 、124 、154 、204・・・先受信器
、107 、125 、205・・・バンド・パス争フ
ィルり、111 、129 、209・・・ロー・パス
中フィルタ、1011 、1211 、155 、20
11・・・ミキサ、126 、208・・・90°移相
回路、113・・・AFC回路。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 (a) 変調周波数(GHz ) (b) 第 図 −+− +・ ノ (」) 第 図(その雪) +b+ 第 図 (その1) (b) δφ・0 (C) 第 図 ■■■@■■■O■■■@ (b) 第 図 δφ−〇 (bl 第 図 (b) +01 第 図 出力光 (bl 第16図 受信光 Δ↑ ム會 第 図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体レーザと、この半導体レーザにパルス電流
    を印加して位相変調をかける手段と、前記半導体レーザ
    の出力光を略等しいパワーの2つの分岐に分割する手段
    と、該手段により分割された一方の分岐に他方の分岐に
    対して所定の遅延をかける手段と、該手段により遅延さ
    れた一方の分岐と他方の分岐をそれぞれの偏波状態を直
    交させて合波する手段とを具備してなり、前記2つの分
    岐の遅延時間差が、前記位相変調の周期の整数分の1に
    設定されていることを特徴とする偏波スイッチング光源
  2. (2)信号1ビット分のタイムスロットTを2つ以上の
    サブタイムスロットに分解し、そのサブタイムスロット
    の切り替え時に半導体レーザに位相変調をかけて偏波ス
    イッチングを行う偏波スイッチング光源を局部発振器と
    して用い、送信用光源からの信号光と各サブタイムスロ
    ットの局部発振器出力光のビートを電気信号として受信
    する手段と、 各サブタイムスロットの受信信号を検波する手段と、 各サブタイムスロットの検波出力をタイムスロットTの
    間で加算する手段とを具備してなり、前記偏波スイッチ
    ング光源は、半導体レーザ、この半導体レーザにパルス
    電流を印加して位相変調をかける手段、半導体レーザの
    出力光を略等しいパワーの2つの分岐に分割する手段、
    分割された一方の分岐に他方の分岐に対して所定の遅延
    をかける手段、及び遅延された一方の分岐と他方の分岐
    をそれぞれの偏波状態を直交させて合波する手段からな
    り、且つ2つの分岐の遅延時間差を位相変調の周期の整
    数分の1に設定してなることを特徴とする光受信装置。
  3. (3)半導体レーザにパルス電流を印加して位相変調を
    かける手段を有し、信号1ビット分のタイムスロットT
    を3つ以上に分けた位相サブタイムスロットTsの切り
    替え時にπ/2又は−π/2の固定位相スイッチングを
    行う局部発振光源と、 この局部発振光源の出力光と光送信装置からの信号光の
    ビートを電気信号として受信する光受信器と、 この光受信器の出力を二分し一方の出力を他方の出力に
    対して所定量遅延させる手段と、該手段により遅延され
    た遅延出力と非遅延出力の両者の一方の位相を90゜ず
    らして他方に加算する90゜ハイブリッド回路と、 各サブタイムスロットにおける前記90゜ハイブリッド
    回路の出力を検波する検波器とを具備してなることを特
    徴とする光受信装置。
  4. (4)半導体レーザにパルス電流を印加して位相変調を
    かける手段を有し、信号1ビット分のタイムスロットT
    を2つ以上に分けた位相サブタイムスロットの切り替え
    時にπ/2又は−π/2の位相スイッチングを行う局部
    発振光源と、この局部発振光源の出力光と光送信装置か
    らの信号光のビートを電気信号として受信する光受信器
    と、 この光受信器の出力を二分し一方の出力を他方の出力に
    対して所定量遅延させる手段と、該手段により遅延され
    た遅延出力と非遅延出力の両者の一方の位相を90゜ず
    らして他方に加算する90゜ハイブリッド回路と、 この90゜ハイブリッド回路の前段又は後段に設けられ
    た信号パス切り替え回路と、 前記90゜ハイブリッド回路及び信号パス切り替え回路
    を介した信号を検波する検波器とを具備してなり、 位相サブタイムスロットに同期して信号パス切り替え回
    路を切り替えることによりイメージ除去受信を行うこと
    を特徴とする光受信装置。
  5. (5)半導体レーザにパルス電流を印加して位相変調を
    かける手段を有し、タイムスロットを2つ以上に分けた
    位相サブタイムスロットの切り替え時にπ/2又は−π
    /2の位相スイッチングを行う光送信装置と、 偏波スイッチングのタイミングが信号光の一つのタイム
    スロットの中の同じ位相状態の中に独立な偏波状態が現
    れるように設定されている偏波スイッチング光源を局部
    発振光源として用い、この局部発振光源出力光と光送信
    装置からの信号光のビートを電気信号として受信する光
    受信器と、各サブタイムスロットの受信信号を検波する
    検波器と、偏波スイッチングと位相スイッチングのタイ
    ミングにより分割される偏波状態と位相状態の異なる新
    たな位相・偏波サブタイムスロットの検波出力をタイム
    スロットTの間で加算する手段とからなる光受信装置と
    を、それぞれ少なくとも一つ以上有するコヒーレント光
    伝送システムであって、前記光受信機の偏波スイッチン
    グ光源は、 半導体レーザ、この半導体レーザにパルス電流を印加し
    て位相変調をかける手段、半導体レーザの出力光を略等
    しいパワーの2つの分岐に分割する手段、分割された一
    方の分岐に他方の分岐に対して所定の遅延をかける手段
    、及び遅延された一方の分岐と他方の分岐をそれぞれの
    偏波状態を直交させて合波する手段からなり、且つ2つ
    の分岐の遅延時間差を位相変調の周期の整数分の1に設
    定してなることを特徴とするものであるコヒーレント光
    伝送システム。
  6. (6)半導体レーザにパルス電流を印加して位相変調を
    かける手段を有し、タイムスロットを3つ以上に分けた
    位相サブタイムスロットTsの切り替え時にπ/2又は
    −π/2の固定位相スイッチングを行う光送信装置と、 局部発振光源からの局部発振光と光送信装置からの信号
    光とのビートを電気信号として受信する光受信器と、こ
    の光受信器の出力を二分し一方の出力を他方の出力に対
    して所定量遅延させる手段と、該手段により遅延された
    遅延出力と非遅延出力の両者の一方の位相を90゜ずら
    して他方に加算する90゜ハイブリッド回路と、各サブ
    タイムスロットにおける前記90゜ハイブリッド回路の
    出力を検波する検波器とを有し、イメージ除去受信を行
    う光受信装置とを、 それぞれ少なくとも一つ有することを特徴とするコヒー
    レント光伝送システム。
  7. (7)半導体レーザにパルス電流を印加して位相変調を
    かける手段を有し、タイムスロットを2つ以上に分解し
    た位相サブタイムスロットの切り替え時にπ/2又は−
    π/2の位相スイッチングを行う光送信装置と、 局部発振光源からの局部発振光と光送信装置からの信号
    光とのビートを電気信号として受信する光受信器と、こ
    の光受信器の出力を二分し一方の出力を他方の出力に対
    して所定量遅延させる手段と、該手段により遅延された
    遅延出力と非遅延出力の両者の一方の位相を90゜ずら
    して他方に加算する90゜ハイブリッド回路と、この9
    0゜ハイブリッド回路の前段又は後段に設けられた信号
    パス切り替え回路と、前記90゜ハイブリッド回路及び
    信号パス切り替え回路を介した信号を検波する検波器と
    を有し、光送信装置の位相スイッチングにより生じた光
    信号の位相サブタイムスロットに同期して前記光受信装
    置の信号パス切り替え回路を切り替えることによりイメ
    ージ除去受信を行う光受信装置とを、 それぞれ少なくとも1つ有することを特徴とするコヒー
    レント光伝送システム。
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