JPH041100Y2 - - Google Patents

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JPH041100Y2
JPH041100Y2 JP11903586U JP11903586U JPH041100Y2 JP H041100 Y2 JPH041100 Y2 JP H041100Y2 JP 11903586 U JP11903586 U JP 11903586U JP 11903586 U JP11903586 U JP 11903586U JP H041100 Y2 JPH041100 Y2 JP H041100Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、容器本体開口部に蓋当接部材を取り
付けて、該蓋当接部材の開口を蓋で覆い締付部材
で該蓋を容器本体開口部に締め付けて容器内を密
閉する蓋付き容器において、蓋当接部材と蓋との
密閉機構に関する。
従来の技術 従来、第6図に示すように、容器本体30の開
口部30aを蓋31で覆い、この蓋31のフラン
ジ部31aと容器本体開口部30aのフランジ部
30bとを締付部材32で締め付けて容器本体3
0内を密閉する蓋付き容器としては種々の構造の
ものが知られている。例えば、第7,8図に示す
ように、容器本体30の開口部30aの外周面に
周方向に所定間隔を置いて複数の凸部30b,
…,30bを張り出し形成するとともに、蓋31
のフランジ部31aの外周面に上記容器本体30
の凸部30b,…,30bに対応して凸部31
b,…,31bを複数個張り出し形成し、断面コ
字状締付部材32に上記各凸部30b,31bに
対応して凹部32bを形成してなり、締付部材3
2の各凹部32bに上記各凸部30b,31bを
挿通させたのち、締付部材32を容器本体30及
び蓋31に対して第8図は中角度αだけ回転させ
て上記凹部32b,32b間の各締付用凸部32
aで上記容器本体30の各凸部30bと蓋31の
各凸部31bとを互いに接近する方向に締め付
け、容器本体30内部を密閉するようにしたもの
がある。
また、他の構造のものとして、第9,10図に
示すように、上記蓋31のフランジ部31a及び
容器本体開口部30aにおいて夫々上記周方向に
形成された凸部31b,…,31b,30b,
…,30bの列を容器本体軸方向に複数列備える
とともに、締付部材32にも上記各凸部30b,
…,30b,31b,…,31bに対応して凹部
32b,…,32bを形成してなり、断面コ字状
締付部材32の各凹部32bに上記各凸部30
b,…,30b,31b,…,31bを挿通させ
たのち、締付部材32を容器本体30及び蓋31
に対して第10図中角度βだけ回転させて上記凹
部32b,32b間の各締付用凸部32aで蓋3
1の各凸部31b,…,31bと容器本体開口部
30aの各凸部30b,…,30bとを締め付
け、容器本体30内部を密閉するようにしたもの
がある。このようなものでは、第7,9図に示す
ように容器本体開口部30a内に嵌合される蓋3
1の突出部31cの外周面と容器本体30の開口
部30aの内周面との間に2つのOリング等のシ
ール部材33,33を備えるとともに、容器本体
開口部30aの蓋対向端面にOリング等のシール
部材34を備えて、容器本体30の開口部30a
を蓋31で覆い締付部材32で両部材30,31
を締め付けることにより容器本体30内部を密閉
するようにしている。
考案が解決しようとする問題点 ところで、上記いずれの構造の容器において
も、蓋31と容器本体30とを密閉するためのシ
ール部材33,34を備えた部分すなわち蓋31
と容器本体30との相対する面間において必ず隙
間a,bが夫々生じる。この隙間の許容寸法は容
器内の圧力との関係で決定され、上記隙間が許容
寸法以上となるとシール部材33,34によつて
も容器本体30内部を密閉することができにくく
なることから、この隙間の寸法を許容寸法以内に
調整する必要がある。従つて、上記構造のもので
は、上記隙間を許容隙間以内とするため、蓋31
と容器本体30の相対する面を高精度に仕上げる
必要があるとともに、締付部材32と蓋31と容
器本体30との締め付け部分も高精度に仕上げ、
かつ各部材間のいわゆる芯出し作業も精確に行う
必要がある。
しかしながら、実際には上記各部材の上記各部
分を高精度に仕上げるのは困難であるといつた問
題があつた。
また、上記構造のものであつても特に容器本体
30の軸方向を横方向沿いに配置して容器本体3
0に対して蓋31を開閉するものでは、蓋31の
突出部31cと容器本体内周面との間の隙間を高
精度に仕上げても、蓋31及び容器本体30に各
部材31,30の自重により偏荷重がかかるた
め、蓋31の突出部31cを容器本体開口部に対
して出し入れしにくくなり、容器本体30と蓋3
1とのいわゆる芯出し作業が煩雑になるといつた
問題がある。
従つて、本考案の目的は、上記問題を解決する
ことにあつて、蓋と容器本体開口部との間の隙間
の寸法精度を高精度にする必要がないとともに、
蓋と容器本体とのいわゆる芯出し作業が簡単に行
え、かつ蓋と容器本体とを確実に密閉することが
できる蓋付き容器の密閉機構を提供することにあ
る。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案は、予め容
器本体に蓋当接部材を密閉性を保持しうるように
取り付けて、この蓋当接部材と蓋との間を密閉す
ることにより容器本体内部を密閉するように構成
した。すなわち、容器本体の開口部に蓋当接部材
を容器軸方向に移動可能に取り付けて、上記蓋当
接部材の開口を蓋で覆い、上記蓋当接部材を介し
て上記蓋と上記容器本体とを締付部材で締め付け
て上記容器本体内部を密閉する蓋付き容器であつ
て、上記蓋当接部材は、該蓋当接部材を上記容器
本体開口部に対して蓋側に付勢する付勢部材を備
えるとともに、上記容器軸方向に交差しかつ上記
容器本体内部に臨む面を有する一方、上記容器本
体の軸方向に交差する面沿いでかつ上記蓋の蓋当
接部材対向面または上記蓋当接部材の蓋対向面の
いずれかであつて上記蓋当接部材の容器本体内部
に臨む面に容器軸方向沿いに対向する部分に上記
蓋の蓋当接部材対向面と上記蓋当接部材の蓋対向
面との間を密閉する第1シール部材を備え、上記
軸方向沿いでかつ上記蓋当接部材の容器本体内面
に対向する外面または上記容器本体の蓋当接部材
外面に対向する内面のいずれかに上記蓋当接部材
の外面と上記容器本体の内面との間を密閉する第
2シール部材を備えるように構成した。
考案の作用 上記構成においては、予め容器本体に取り付け
られた蓋当接部材の開口を蓋で覆いかつ該蓋を上
記付勢部材の付勢力に抗して蓋当接部材に押し付
けるようにして上記蓋と上記容器本体とを締付部
材で締め付けて、各部材間を各シール部材により
密閉して上記容器本体内部を密閉する。
実施例 以下に、本考案にかかる実施例を第1〜5図に
基づいて詳細に説明する。
本実施例にかかる蓋付き容器の密閉機構を有す
る容器は、第1〜3図に示すように、断面U字状
容器本体1の円環状開口部1aの外周面に所定間
隔を置いて凸部1b,…,1bを張り出し形成
し、該容器本体開口部1aを覆う断面大略T字状
の円形蓋2のフランジ部2aの外周面にも上記凸
部1b,…,1bに対応する凸部2b,…,2b
を所定間隔を置いて張り出し形成するとともに、
上記蓋2を容器本体開口部1aに締め付ける周知
の締付部材11の一端面に、蓋2の凸部2b,
…,2bと容器本体開口部1aの凸部1b,…,
1bとを自在に挿通させる凹部11a,…11a
(第8図の32bに相当)を形成するとともに、
該凹部11a,11a間に該凹部11aを挿通し
た蓋2の凸部2b及び容器本体開口部1aの凸部
1bを他端面との間で互いに締め付ける凸部11
bを形成し、さらに、上記容器本体開口部1aと
蓋2のいずれか一方に蓋当接部材3を備えて、容
器本体開口部1aと蓋2との間に蓋当接部材3を
挟み込んで締付部材11の凹部11aに蓋2の凸
部2bと容器本体開口部1aの凸部1bを夫々挿
通させたのち、締付部材11を蓋2及び容器本体
1に対して所定角度だけ回転させて締付部材11
の一端面の凸部11bと他端面とで上記蓋2の凸
部2bと容器本体1の凸部1bとを締め付けて、
容器内部を密閉するように構成する。
上記蓋当接部材3は環状体であつて容器本体開
口部1aに嵌め込む。この蓋当接部材3は、筒状
本体部3fと該本体部3fの上部に径方向外向き
に突出形成した厚肉の張出部3gとから構成し、
この張出部3gに周方向に一定間隔を置いて付勢
部材17を備える。
上記各付勢部材17はボルト4とばね5とから
なる。各ボルト4は上記蓋当接部材3に容器本体
軸方向沿いに配置されかつ回転自在に取り付けら
れる。このボルト4はその頭部4aが上記蓋当接
部材3の上側凹部3a内に嵌合され、該ボルト頭
部4a上にボルト回り止めリング6を載置しかつ
該リング6を上側凹部3aに対して回り止めビス
7で固定して、ボルト4の回り止めを行う。上記
蓋当接部材3の上側凹部3aの下方に形成した下
側凹部3b内には、ボルト4の下部と該ボルト下
部に外嵌された上記ばね5とを嵌め込む。各ボル
ト4の下端ねじ部4bは上記容器本体開口部1a
の蓋対向端面1cにねじ込み、上記ばね5を容器
本体開口部1bの端面1cと下側凹部底面との間
に縮装する。蓋当接部材3の容器本体軸方向蓋開
き側に対する付勢力すなわちばね5のばね圧はボ
ルト4のねじ込み量により調整し、ボルト4のね
じ込み量を調整したのちは上記回り止めリング6
でボルト4の回り止めを行い、適切なばね圧を保
持するようにする。
上記蓋当接部材3は、その本体部3fの蓋対向
面である上端面3cに環状小凹部3hを形成し、
該小凹部3hに第1シール部材としての環状第
1Oリング8を備えて、この第1Oリング8が締付
部材11の圧力で変形することにより蓋2の蓋当
接部材対向面である端面2cと蓋当接部材3の上
端面3cとの間を密閉しうるようにする。また、
蓋当接部材3の本体部3fの下端部外周面には、
一定間隔を置いて環状小凹部3d,3eを形成
し、該一対の小凹部3d,3e内に第2Oリング
9と第3Oリング10を夫々備え、蓋当接部材3
を容器本体開口部1aに嵌め込んだ状態で、両O
リング(第2シール部材に該当)9,10が変形
することにより容器本体開口部1aの内周面と蓋
当接部材3の外周面との間を密閉しうるようにす
る。
上記構成によれば、蓋当接部材3を容器本体開
口部1aに嵌め込み、蓋当接部材3の本体部3f
の外周面と容器本体開口部内周面との間を第2O
リング9と第3Oリング10とが共に変形するこ
とにより密閉し、かつ複数のボルト4,…,4で
蓋当接部材3を容器本体開口部1aの端面1cに
取り付けて、軸方向には移動可能に蓋当接部材3
を容器本体1に固着する。そして、蓋2を蓋当接
部材3の上端面3cに位置させて、例えば第7,
8図に示す締付部材32と同様な締付部材11で
蓋2と容器本体開口部1aとを締め付けると、締
付部材11で蓋2が容器本体開口部1aに対して
上記蓋当接部材3のばね5の付勢力に抗して押さ
れ、蓋当接部材3の第1Oリング8が変形するこ
とにより蓋2と蓋当接部材3とが密閉される。
上記実施例によれば、蓋2で蓋当接部材3の開
口を覆い、かつ該蓋2を上記ばね5の付勢力に抗
して蓋当接部材3に押し付けるようにして締付部
材11で蓋当接部材3を介して蓋2と容器本体1
とを締め付ければ、各Oリンク8,9,10の変
形により容器本体内部を簡単にかつ確実に密閉す
ることができる。
また、容器本体内部を密閉した状態で、容器本
体内に例えば気体や液体等を注入するなどして容
器内部の圧力が高まると、蓋当接部材3の本体部
3fの下端面3iが容器本体内部に臨んでいるの
で、蓋当接部材3の本体部3fの軸方向容器側端
面3iであつて容器本体内周面から距離lだけ離
れた部分までの円環状部分の面積に作用する圧力
により蓋当接部材3が蓋2の容器本体側端面2c
に押圧され、この押圧力により上記第1Oリング
8が変形して蓋2の端面2cと蓋当接部材3の上
端面3cとの間をより完全に密閉することができ
る。すなわち、容器本体内の圧力が高くなればな
るほど蓋2と蓋当接部材3との密閉性を高めるこ
とができる。従つて、万一、蓋2の端面2cと蓋
当接部材3の端面3cとの間の密閉性が多少悪く
ても、容器内部の圧力が高まると上記のように容
器内部の圧力が蓋当接部材3の下端面3iに作用
して蓋当接部材3を蓋2側に押圧するように付勢
するため、蓋2の端面2cと蓋当接部材3の端面
3cとの間をより一層確実に密閉することができ
るとともに、締付部材11と蓋2と容器本体1と
の締め付け部分の精度、従つて蓋2と蓋当接部材
3との間の隙間の精度をさほど高くしなくとも容
器本体内部を十分に密閉することができる。
また、容器本体内を真空にするときには、上記
ばね圧で蓋当接部材3を蓋端面2cに押圧して第
1Oリング8を変形させることにより蓋端面2c
と蓋当接部材上端面3cとの間を密閉するので、
容器外部の圧力により第1Oリング8が径方向容
器内部側に押圧されて両端面間の密閉性を損なう
ことがない。
また、蓋当接部材3の上端面3cと蓋2の端面
2cとの間を密閉するようにして、蓋当接部材3
の上端面3cと蓋2の端面2cとを互いに押し付
ければ両端面間を密閉することができるので、蓋
2と蓋当接部材3との間で芯ずれが生じても蓋2
の端面2cと蓋当接部材3の端面3cとの間の密
閉性には影響がなく、両端面間を確実に密閉する
ことができる。従つて、容器本体1の軸方向を横
方向沿いに配置して容器本体1に対して蓋2を開
閉する形式のものでも、蓋2と容器本体1との開
閉部分すなわち蓋当接部材3の端面3cと蓋2の
端面2cとの密閉面は容器本体軸方向と交差する
面であるから、上記のように両端面が互いに多少
ずれても両端面間の密閉性には何等影響がなく、
蓋2及び容器本体1に偏荷重がかかつても蓋2を
容器本体1に対して開閉しにくくなることもない
とともに、容器本体1と蓋2とのいわゆる芯出し
作業も簡単になる。
また、上記のように容器本体内部の圧力でより
確実に密閉されうるとともに、上記蓋2と蓋当接
部材3との芯出し作業も簡単に行えるので、蓋2
と蓋当接部材3とを密閉するシール部材としては
密閉精度の非常に高い特殊なものを必ずしも必要
とせず、Oリングや自緊ガスケツト等の汎用され
る任意のシール部材を使用することができる。
なお、本考案は上記実施例に限定されるもので
はなく、その他種々の態様で実施できる。例え
ば、第4図に示すように、容器本体開口部1aの
内側に断面四角形状の凹溝1dを形成し、この凹
溝1d内に所定間隔毎に凹部1eを形成し、各凹
部1eにボルト嵌合部材13を介してボルト4の
頭部4aを固定するとともに、該ボルト4にばね
5を外嵌し、ボルト4の上端ねじ部4bに環状蓋
当接部材3′を固定するようにしてもよい。この
場合、蓋当接部材3′の上端面3cに上記のよう
に第1Oリング8を備え、蓋当接部材3′の外周面
と容器本体内周面との間に第4Oリング12を備
えて、蓋当接部材3′を容器本体1に固定したと
き、蓋当接部材3′の外周面と容器本体1の内周
面との間は第4Oリング12で密閉し、蓋2と蓋
当接部材3′とは第1Oリング8で密閉するように
する。なお、第4図中、14はボルト4の回り止
めビスである。
また、第5図に示すように、上記付勢部材17
としては、ボルト4とばね5に限らず、水、空
気、または油等の流体を供給することにより膨張
させうる膨張部材15と上記容器本体1の開口部
1aの蓋対向面と蓋当接部材3との間に備えて、
容器本体開口部1aの流体供給路1fから膨張部
材15に流体を供給して、上記ばね5のばね圧と
同様な作用を行わせるようにしてもよい。なお、
第5図中、16はOリングである。
また、上記締付部材11は円環状型のものや爪
状のものなど周知のものでもよい。
考案の効果 上記構成によれば、蓋で蓋当接部材の開口を覆
い、かつ該蓋を上記付勢部材の付勢力に抗して蓋
当接部材に押し付けるようにして締付部材で蓋当
接部材を介して蓋と容器本体とを締め付ければ、
各シール部材により容器本体内部を簡単にかつ確
実に密閉することができる。
また、蓋当接部材の容器軸方向と交差する面が
容器本体内部の臨んでいるので、容器本体内部を
密閉した状態で容器本体内に例えば気体や液体等
を注入するなどして容器内部の圧力が高まると、
上記蓋当接部材の容器軸方向と交差する面に容器
本体内部の圧力が作用して、蓋当接部材が蓋の蓋
当接部材対向面側に押圧され、上記第1シール部
材により蓋の蓋当接部材対向面と蓋当接部材の蓋
対向面との間がより完全に密閉される。すなわ
ち、容器本体内の圧力が高くなればなるほど蓋と
蓋当接部材との密閉性を高めることができる。従
つて、万一、蓋の蓋当接部材対向面と蓋当接部材
の蓋対向面との間の密閉性が多少悪くても、容器
内部の圧力が高まると上記のように容器内部の圧
力が蓋当接部材の容器本体内部に臨む面に作用し
て蓋当接部材を蓋側に押圧するように付勢するた
め、蓋の蓋当接部材対向面と蓋当接部材の蓋対向
面との間をより一層確実に密閉することができる
とともに、締付部材と蓋と容器本体との締め付け
部分の精度、従つて蓋と蓋当接部材との間の隙間
の精度をさほど高くしなくとも容器本体内部を十
分に密閉することができる。
また、容器本体内を真空にするときには、上記
付勢部材の付勢力で蓋当接部材を蓋に押圧して第
1シール部材により蓋の蓋当接部材対向面と蓋当
接部材の蓋対向面との間を密閉するので、容器外
部の圧力により第1シール部材が上記両対向面沿
いに容器内部側に押圧されて両対向面間の密閉性
を損なうことがない。また、蓋当接部材の蓋対向
面と蓋の蓋当接部材対向面とを密閉するようにし
たので、蓋と蓋当接部材との間で芯ずれが生じて
も蓋当接部材の蓋対向面と蓋の蓋当接部材対向面
とを互いに押し付ければ、両対向面間を確実に密
閉することができる。従つて、容器本体の軸方向
を横方向沿いに配置して容器本体に対して蓋を開
閉する形式のものでも、蓋と容器本体との開閉部
分すなわち蓋当接部材の蓋対向面と蓋の蓋当接部
材対向面との密閉面は容器軸方向と交差する面で
あるから、上記のように両対向面が互いに多少ず
れても両対向面間の密閉性には何等影響がなく、
蓋及び容器本体に偏荷重がかかつても蓋を容器本
体に対して開閉しにくくなることもないととも
に、容器本体と蓋とのいわゆる芯出し作業も簡単
になる。すなわち、従来、蓋と容器本体の開閉部
分が容器軸方向沿いであり、密閉性を向上させる
ことが困難であつたのに対して、本考案では、上
記軸方向沿いの蓋当接部材と容器本体との密閉部
分に相当する蓋当接部材と容器本体との部分は、
予め蓋当接部材を容器本体に取り付けて第2シー
ル部材で密閉しておくことにより、蓋の開閉時に
は両部材間は全く開閉しないようにする一方、密
閉しやすい軸直交方向沿いの蓋の蓋当接部材対向
面と蓋当接部材の蓋対向面との間のみを密閉する
ようにして、蓋と容器本体との密閉性を向上させ
ることができる。
また、上記のように容器本体内部の圧力で蓋と
容器本体とをより確実に密閉されうるとともに、
上記蓋と蓋当接部材との芯出し作業も簡単に行え
るので、蓋と蓋当接部材とを密閉するシール部材
としては密閉精度の非常に高い特殊なものを必ず
しも必要とせず、Oリングや自緊ガスケツト等の
汎用される任意の密閉部材を使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例にかかる蓋付き容器
本体の密閉機構を示す縦断面図、第2図はボルト
の回り止めリング等を示す平面図、第3図は容器
全体の縦断面図、第4図は他の実施例にかかる密
閉機構の縦断面図、第5図はさらに他の実施例に
かかる縦断面図、第6図は従来の容器の縦断面
図、第7,8図は夫々従来の密閉機構の縦断面図
及び第7図の矢印方向から見た要部側面図、第
9,10図は夫々従来の密閉機構の縦断面図及び
第9図の矢印X方向から見た要部側面図である。 1……容器本体、1a……開口部、1b……凸
部、1c……端面、1d……凹溝、1e……凹
部、1f……圧力流体供給路、2……蓋、2a…
…フランジ部、2b……凸部、2c……端面、3
……蓋当接部材、3c……端面、4……ボルト、
5……ばね、8,9,10,12,16……Oリ
ング、11……締付部材、13……ボルト嵌合部
材、15……膨張部材、17……付勢部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 容器本体1の開口部1aに蓋当接部材3を容
    器軸方向に移動可能に取り付けて、上記蓋当接
    部材3の開口を蓋2で覆い、上記蓋当接部材3
    を介して上記蓋2と上記容器本体1とを締付部
    材11で締め付けて上記容器本体1内部を密閉
    する蓋付き容器にして、 上記蓋当接部材3は、該蓋当接部材3を上記
    容器本体1開口部1aに対して蓋2側に付勢す
    る付勢部材17を備えるとともに、上記容器軸
    方向に交差しかつ上記容器本体内部に臨む面3
    iを有する一方、上記容器本体1の軸方向に交
    差する面沿いでかつ上記蓋2の蓋当接部材対向
    面2cまたは上記蓋当接部材3の蓋対向面3c
    のいずれかであつて上記蓋当接部材3の容器本
    体内部に臨む面3iに容器軸方向沿いに対向す
    る部分に上記蓋2の蓋当接部材対向面2cと上
    記蓋当接部材3の蓋対向面3cとの間を密閉す
    る第1シール部材8を備え、上記軸方向沿いで
    かつ上記蓋当接部材3の容器本体内面に対向す
    る外面または上記容器本体1の蓋当接部材外面
    に対向する内面のいずれかに上記蓋当接部材3
    の外面と上記容器本体1の内面との間を密閉す
    る第2シール部材9,10を備えるようにした
    ことを特徴とする蓋付き容器の密閉機構。 (2) 上記付勢部材17は、ばね5からなる実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載の蓋付き容器の
    密閉機構。 (3) 上記付勢部材17は、圧力流体により膨張す
    る膨張部材15と、上記容器本体1開口部1a
    に形成され上記膨張部材15に圧力流体を供給
    する供給路1fとからなる実用新案登録請求の
    範囲第1項に記載の蓋付き容器の密閉機構。
JP11903586U 1986-08-01 1986-08-01 Expired JPH041100Y2 (ja)

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