JPH04110314A - 変性ポリプロピレンの製造方法 - Google Patents

変性ポリプロピレンの製造方法

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JPH04110314A
JPH04110314A JP23185590A JP23185590A JPH04110314A JP H04110314 A JPH04110314 A JP H04110314A JP 23185590 A JP23185590 A JP 23185590A JP 23185590 A JP23185590 A JP 23185590A JP H04110314 A JPH04110314 A JP H04110314A
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propylene
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diene copolymer
modified polypropylene
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JP23185590A
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Inventor
Tatsuo Teraya
寺屋 竜男
Akira Kobayashi
明 小林
Yuji Fujita
祐二 藤田
Shigeyuki Toki
土岐 重之
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Tonen General Sekiyu KK
Original Assignee
Tonen Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は各種の樹脂相放物用の相溶化剤どして好適な変
性ポリプロピレンの製造方法に関し、特にグラフト重合
による分子量低下か少なく、グラフト率か高いとともに
、ゲルの発生を抑制し得る変性ポリプロピレンの製造方
法に関する。
〔従来の技術〕
ポリプロピレンは、低コス)・て成形性、絶縁性、耐薬
品性、機械的強度等に優れているため、フィルム、繊2
(L1成形品などとして各種の用途に広く用いられてい
る。
しかしなから、ポリプロピレンはその構造」二、接着性
、塗装性、印刷性、親水性なとの化学的性質か劣ってお
り、それらの性質を改善するために、各種の不飽和化合
物モノマーをクラフト重合する研究か行われている。
ポリプロピレンに不飽和化合物モノマーをクラフト重合
させるには、通割、電子線や紫外線等の放射線やオゾン
などてポリプロピレンを処理し、ラジカルを形成させる
ことにより、不飽和化合物モノマーを反応させるか、あ
るいは有機過酸化物なとのランツJル発生剤の存在下で
不飽和化合物モノマーを反応させている(例えは、特開
昭48−28092号、同48−62887号、同48
−46689号)。
しかしなから、このような従来の方法では、ランカル生
成過程てポリプロピレン主鎖の切断か起こるために、分
子量か低下し、しかも低クラフト率のものしか得られな
い。そのため、未反応千ツマ−の臭いや着色なとの問題
か生し、所望の特・I生か得られない。さらには分子量
か小さくなりずきるために、それを配合してなる成形体
の強度か低いという問題も生ずる。
一方、プロピレン白身は反応性に乏しいことに鑑み、本
発明者らは、変性ポリプロピレンとして非共役ジエンコ
モノマーを含有するプロピレンランダム共重合体に、電
子吸引性基と不飽和結合を有するモノマーをグラフト重
合させてなるものを提案した(特願平1−89221号
、特願平1−89222号)。
〔発明か解決しようとする課題〕
しかしなから、上記非共役ジエンコモノマーを含有する
プロピレンランダム共重合体は、グラフト重合による分
子量の低下か少なく、電子吸引性基と不飽和結合を有す
るモノマーのグラフト率の高いしのであるか、その変性
工程中に、共重合体自身か架橋してしまう場合かあり、
このため多量のケルか発生し、ポリマーアロイの相溶化
剤として適さなくなったり、フィルム等の用途に用いる
と外観か悪化する等の問題を引き起こすことがわかった
従って、本発明の目的は、グラフト重合による分子量低
下か少なく、グラフ1−率か高いとともに、ゲルの発生
を抑制し得る変性ポリプロピレンの製造方法を提供する
ことである。
〔課題を解決するための手段〕
」−配回的に鑑み鋭意研究の結果、本発明者らは、プロ
ピレン−非共役ジエン共重合体に、有機過酸化物による
処理を施した後、電子吸引性基と不飽和結合を有するモ
ノマーをグラフ)・重合させて得られる変性ポリプロピ
レンは、グラフ[・重合による分子量低下が少なく、グ
ラフト率か高いとともに、ゲルの発生か抑制されている
ことを見出し、本発明に想到した。
すなわち、fa)下記一般式 %式% (ただし、R1〜R,はH又は炭素数1〜6のアルキル
基であり、nは1〜20の整数を表す。)で表される非
共役ジエンコモノマーを含有するプロピレン−非共役ジ
エン共重合体100重世部に、(b)電子吸引性基ど不
飽和結合を、有するモノマーを0.1〜10重量部グラ
フト重合させる本発明の変性−〇− ポリプロピレンの製造方法は、前記(b)のモノマーを
グラフト重合させる前に、前記(a)プロピレン−非共
役ジエン共重合体に対して、有機過酸化物による処理を
施すことを特徴とする。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明において用いる、プロピレン−非共役ジエン共重
合体中の非共役ジエンコモノマーは、下記一般式: %式% ] (ただし、R1−R6はH又は炭素数1〜6のアルキル
基であり、nは1〜20の整数を表す。)で表される非
共役ジエンコモノマーをランダム共重合させたものであ
る。
このような非共役ジエンコモノマーとしては、■両端の
二重結合の末端炭素がアルキル基を有する(上記一般式
においてR1、R2、R5、R6のうち少なくとも一つ
が炭素数1〜6のアルキル基である)ものと、■両端の
二重結合の末端炭素かいずれも水素を有する(上記一般
式においてR1、R2、R5、R6がいずれもHである
)ものとが挙げられる。
上記■両端の二重結合の末端炭素かアルキル基を存する
非共役ジエンコモノマーとしては、例えば、1.4−ヘ
キサジエン、4−メチル−1,4−へキサジエン、5−
メチル−1,4−ヘキサジエン、1.4−ヘプタジエン
、4−エチル−1,4−へキサジエン、4,5−ジメチ
ル−1,4−へキサジエン、4−メチル−1,4−へブ
タジェン、4−エチル−1,4−ヘプタジエン、5−メ
チル−1,4−へブタジェン、5−メチル−1,4−オ
クタジエン、1.5−へブタジェン、1,5−オクタジ
エン、5−メチル−1,5−へブタジェン、6−メチル
−1,5−へブタジェン、1.6−オクタジエン、6−
メチル−1,6−オクタジエン、7−メチル−1,6−
オクタジエンなとか挙げられる。
これらの中では、特に、7−メチル−1,6−オクタジ
エン、1.4−へキサジエン等が好ましい。これらの非
共役ジエンコモノマーは、2種以上混合して用いること
もできる。
また■両端の二重結合の末端炭素かいずれも水素を有す
る非共役ジエンコモノマーとしては、例えば1.4−ペ
ンタジェン、2−メチル−1,4−ペンタジェン、2.
4−ジメチル−1,4−ペンタジェン、1,5−へキサ
ジエン、2−メチル−1,5−ヘキサジエン、2,5−
ジメチル−1,5−ヘキサジエン、1.6−ヘプタジエ
ン、2−メチル−1,6−へブタジェン、2.6−シメ
チルー1,6−へブタジェン、1.7−オクタジエン、
2−メチル−1,7−オクタジエン、2,7−シメチル
ー1,7−オクタジエン、1.9−デカジエン、2−メ
チル−1,9−デカジエン、2.9−ジメチル−1,9
−デカジエン、1.13−テトラデカジエンなどが挙げ
られる。これらの非共役ジエンコモノマーは、2種以上
混合して用いることもてきる。
上述したような■及び■の非共役ジエンコモノマーのう
ちでは■のものか好ましい。
プロピレンと非共役ジエンコモノマーとをランダム共重
合させるには、チーグラー・ナツタ触媒を用いる通常の
共重合法を適用すればよい。この場合、前記非共役ジエ
ンの割合は0.01〜10モル%となるようにするのか
望ましい。非共役ジエンの含有量か0.01モル%未満
の場合、後のグラフト反応において高いグラフト率が得
られない。また10モル%を超えると、共重合体の結晶
性が大幅に低下する。より好ましい非共役ジエンの含有
量は0゜1〜5モル%である。
なお、ランダム共重合体には、エチレン、ブテン−1な
どの他の不飽和モノマーを5モル%以下共重合させても
よい。このような共重合体の分子量は、通常、lO万〜
100万とするのか適当である。
上述したような(a)プロピレン−非共役ジエン共重合
体にグラフト重合させるモノマー(b)は電子吸引性基
及び不飽和結合を有する。電子吸引性基としては、ニト
ロ基、カルボニル基、カルボキシル基、ニトリル基等が
挙げられる。またその不飽和結合としては、ビニル結合
又はアセチレン結合が挙げられる。このような化合物は
、具体的には、アクリルアミド、N、N−ジメチルアク
リルアミド、メタクリルアミド、N、N−ジエチルメタ
クリルアミド、2−ビニルピリジン、り゛リシジルアク
リレート、グリシジルメタクリレート、ビニルイソシア
ネート、ビニルジフェニルアミン、N−ビニルフタルイ
ミド、メチルビニルスルフィド、ビニルスルホン酸、ア
クリル酸、無水マレイン酸、ビニルトリエチルシラン、
アリルトリエトキシシランビニルケトン、アクロレイン
、アクリロニトリル、エチルビニルエーテル、キ酸ビニ
ル、酢酸ビニル、トリフロロ酢酸ビニル、安息香酸ビニ
ル、ステアリン酸アルリル、塩化ビニル、塩化ビニリデ
ン、スチレン、αーメチルスヂレンなとを挙げるにどか
てきる。なかても、無水マレイン酸、アクリロニトリル
、グリシンルメタクリレ−1・等か好ましい。
次に、上述したような(a.)プロピレン−非共役ジエ
ン共重合体に、(b)電子吸引性基及び不飽和結合を有
するモノマーをグラフト重合させる本発明の変性ポリプ
ロピレンの製造方法を説明する。
まず、(ajプロピレン−非共役ジエン共重合体に、有
機過酸化物による処理を施す。
」1記有機過酸化物としては、例えば過酸化ベンゾイル
、過酸化ラウロイル、過酸化ジターシャリ−ブチル、過
酸化アセチル、ターツヤリープチルペルオキシ安息香酸
、m−クロロ過安息香酸、過酸化ジクミル、ペルオギシ
安息香酸、ペルオギシ酢酸、ターシャリープチルペルオ
ギシビハレ−1・、2、5−ジメチル−2,トジターン
ートリーブチルベルオキシ/\ギシン等が挙げられる。
これらのなかては、n’l−クロロ過安息香酸、2,5
−ジメチル−2,5−ジターシャリープチルペルオキン
/\キシン等が好ましい。
このような有機過酸化物による処理の方法としては、種
々の方法か挙げられるか、例えは、(a)プロピレン−
非共役ジエン共重合体100重量部に1]して、有機過
酸化物を0.01〜1重量部程度添:lJiil t。
た後、プロピIノンー非共役ンエソ共爪合体の融点以」
二の温度、より好ましくは150〜300 ’Cて、1
〜10分間程度、より好ましくは3〜5分間溶融混練す
ることによれはよい。
上記有機過酸化物の添加量が0.01重量部未満ては、
その処理によるゲル化抑制の効果が寸分てなく、また1
重最部を超えるとプロピ1ノン−非共役ジエン共重合体
と、有機過酸化物どが過度に反応してしまい、逆にケル
分率の増加をきたしゃすくなるので好ましくない。より
好ましい有機過酸化物の添加量は0.1〜0.5重量部
である。
一方混線の温度及び時間については、それぞれ−「限未
湊では、その処理によるゲル化抑制の効果か十分てなく
、」1限を超えるとプロピレン−非共役ジエン共重合体
ど、有機過酸化物とか過度に反応してしまい、逆にゲル
分率の増加をきたしやすくなるので好ましくない。
また有機過酸化物による処理は、上記方法の他にプロピ
レン−非共役ジエン共重合体の粉末100重量部を、ベ
ンセン、トルエン、キシレン等の有機溶剤100〜10
00重量部にスラリー状に分散させ、そこに1〜10重
蚤程度の有機過酸化物を添加し、10〜50℃程度の温
度で、5時間〜5日程度撹拌することによっても行うこ
とかできる。
有機過酸化物の添加量か1重量部未満ては、その処理に
よるケル化抑制の効果か十分てなく、また10重量部を
超えるとプロピレン−非共役ジエン共重合体と、有機過
酸化物とか過度に反応してしまい、逆にケル分率の増加
をきたしやすくなるの− ] 3 − て好ましくない。より好ましい有機過酸化物の添加量は
3〜5重量部である。なお、より好ましい有機溶剤の量
は200〜500重青部である。
また撹拌の温度及び時間については、」二連した溶融混
純の場合と同様に、それぞれ下限未)1イ2では、その
処理によるゲル化抑制の効果か十分てなく、上限を超え
るとプロピレン−非共役ジエン共重合体と、有機過酸化
物とか過度に反応してしまい、逆にケル分率の増加をき
たしやすくなるので好ましくない。より好ましい撹拌温
度及び時間は、室温( 2 5 ’C程度)て、2〜3
日である。
なお、有機過酸化物の添加は、プロピレン−非共役ジエ
ン共重合体を有機溶剤に分散させる前でも、後ても、あ
るいは同時でもよい。
このようにして有機過酸化物による処理を施したプロピ
非共役ジエン共重合体共重合体に対して、続いて(b)
電子吸引性基及び不飽和結合を有するモノマーをグラフ
ト共重合させる。
グラフト共重合は、溶液法又は溶融混線法のいずれても
行う二どかできる。溶融混練法の場合、(a)有機過酸
化物による処理後のプロピレン−非共役ジエン共重合体
と、(b)変性用の電子吸引性基と不飽和結合を有する
モノマー、及び必要に応じて触媒を、押出機や二軸混練
機等に投入し、プロピレン−非共役ジエン共重合体の融
点以上の温度、好ましくは180〜300℃の温度に加
熱して溶融しながら1〜20分混練する。また溶液法の
場合、キシレン等の有機溶剤に上記出発物質を溶解し、
90〜200℃の温度て0.1〜100時間撹拌しなか
ら行う。
いずれの場合にも、触媒として通常のラジカル重合用触
媒を用いることがてきる。ラジカル重合用触媒としては
、上記過酸化物処理において用いたのと同じ有機過酸化
物を用いることかできる。
触媒の添加量はプロピレン−非共役ジエン共重合体10
0重量部に対して2重量部以下程度、より好ましくは0
.1〜1重量部である。なお、本発明においては上記グ
ラフト反応時にフェノール系酸化防止剤を添加すること
かできる。ただし、ラジカル重合用触媒を添加しない場
合には、添加しない方か好ましい。
前記(a)プロピレン−非共役ジエン共重合体100重
量部に対する前記グラフトコモノマーの配合割合は、0
.1〜20重量部、好ましくは1〜10重量部である。
ただし、上記配合割合の範囲内で、得られる変性ポリプ
ロピレン中の(b)のコモノマーのクラフト率かプロピ
レン−非共役ジエン共重合体100重量部に対して、0
.1〜10重量部となるように適宜制御するのか好まし
い。
このようにして得られる変性ポリプロピレン組成物(グ
ラフト共重合体組成物)は、分子量の低下率が小さく、
グラフト率か十分に高く、しかもゲルの発生が従来より
著しく抑制されている。
〔作 用〕
本発明の変性ポリプロピレンの製造方法においては、プ
ロピレン−非共役ジエン共重合体に、電子吸引性基と不
飽和結合を有するモノマーをグラフト重合させる前に有
機過酸化物による処理を施している。このため、グラフ
ト重合による分子量低下が少なく、グラフト率か高いと
ともに、ゲルの発生か抑制されている。
二のような効果か得られる理由については、必ずしも明
らかてはないが、プロピレン−非共役ジエン共重合体に
有機過酸化物による処理を施すことにより、非共役ジエ
ン部分が酸化されるため、変性時にその部分で架橋しに
(くなるためであると考えられる。
〔実施例〕
以下の具体的実施例により本発明をさらに詳細に説明す
る。
なお、各実施例及び比較例において、原料及び添加剤と
しては、以下のものを使用した。
[11非共役ジエンコモノマー ・7−メチル−1,6−オクタジエン:MOD[2]変
性用モノマー ・無水マレイン酸: MAH [3]前前処理官有過酸化物 ・m−クロロ過安息香酸:m−CPBA・2,5−ジメ
チル−2,5−ジターシャリ−ブチルペルオキシヘキシ
ン:POX[パーヘキシン25B、日本油脂■製〕 [4] ラジカル発生剤 ・2,5−ジメチル−2,5−ジターシャリ−ブチルペ
ルオキシヘキシン:POX(パーヘキシン25B、日本
油脂■製〕 実施例1〜5、比較例1 プロピレンと、7−メチル−1,6−オクタジエン(M
OD)とを、チーグラー・ナツタ触媒(三塩化チタンを
主成分とするプロピレン重合用触媒)を用いて、70℃
てランダム共重合させることによりプロピレン−非共役
ジエン共重合体(PPDM)を得た。得られたプロピレ
ン−非共役ジエン共重合体のコモノマー共重合量及びメ
ルトフローレートは、第1表に示す通りであった。
この、プロピレン−非共役ジエン共重合体100重量部
と、トルエン300重量部と、有機過酸化物としてm−
クロロ過安息香酸(m−CPBA) 3重量部とをフラ
スコに投入し、室温にて第1表に示す時間、撹拌して、
有機過酸化物による処理を行った。処理後のプロピレン
−非共役ジエン共重合体のメルトフローレートは、第1
表に示す通りてあった。
このようにして処理したプロピレン−非共役ジエン共重
合体100重量部と、変性用モノマーとして第1表に示
す量の無水マレイン酸(M A H)と、さらに第1表
に示す量のラジカル発生剤(POX)とをラボプラスト
ミルに投入し、第1表に示す温度、及びスクリューの回
転数80rpmにて溶融混練してグラフト重合させた。
このようにして得られた変性ポリプロピレンのメルトフ
ローレート、無水マレイン酸のグラフト率、及びゲル分
率を測定した。
結果を第1表にあわせて示す。
また比較のために、プロピレン−非共役ジエン共重合体
の代わりに、ポリプロピレンホモポリマーを使用して、
同様に変性ポリプロピレンを製造した。その際、実施例
1と同様にしてを機過酸化物による処理後のプロピレン
−非共役ジエン共重合体のメルトフローレ−1・と、得
られた変性ポリプロピレンのメルトフローレート、無水
マレイン酸のグラフト率、及びゲル分率とをin!I定
した。
結果を第1表にあわせて示す。
比較例2〜4 プロピレンと、7−メチル−1,6−オクタシエン(l
vlOD)とを、チークラ−・ナツタ触媒(三塩化チタ
ンを主成分どするプロピIノン重合用触媒)を用いて、
70℃てランダム共重合させることによりプロピレン−
非共役ジエン共重合体(P P D 1.0を得た。得
らねたプロピレン−非共役ジエン共重合体のコモノマー
共重合量及びメルトフロー1ノートは、第1表に示す通
りであった。
このプロピレン−非共役ジエン共重合体には、比較のた
めに有機過酸化物による処理を施さなかった。
このプロピレン−非共役ジエン共重合体100重量部と
、変性用モノマーとして第1表に示す量の無水マレイン
酸(λ+ A I()ど、さらに第1表に示す量のラジ
カル発生剤(POX)とをラボプラストミルに投入し、
第1表に示す温度、及びスクリューの回転数80rpm
にて溶融混練してクラフト重合さぜた。
このようにして得られた変性ポリプロピ1ノンのメルト
フローレート 率、及びゲル分率を測定した。
結果を第1表にあわせて示す。
(1)M F R: JIS K7210により、23
0℃、2.16kg荷重にて測定。
(2)ゲル分率 変性ポリプロピレンを厚さ0.5mm
にプレス成形し、このうちの約4gを24時間沸騰キシ
レンに浸漬した後、不溶分の重量を測定し、 により算出。
(3)無水マレイン酸グラフト率 変性ポリプロピレン組成物を50μs程度の厚さにプレ
スし、IRスペクトルを測定し、無水マレイン酸のC−
0結合の伸縮のピーク(1780cm −’ )と、ア
イツタクチイックPPに特有のビークの一つ(840c
m−’)との比から、算出。
第1表から明らかなように、本発明の製造方法による変
性ポリプロピレンは、ポリプロピレンホモポリマーを有
機過酸化物により処理した比較例1の変性ポリプロピレ
ンよりも、無水マレイン酸のグラフト率が高く、分子量
の低下が小さく、しかもゲル分率が著しく低下している
また、プロピレン−非共役ジエン共重合体に有機過酸化
物処理を施さない比較例2〜4の変性ポリプロピレンは
ゲル分率か高かった。
なお、本実施例においては、実施例1〜5の変性ポリプ
ロピレンのメルトフローレートよりも、比較例2〜4の
変性ポリプロピレンのメルトフローレートの方が小さい
。しかし、これは本発明の方法による変性ポリプロピレ
ンのケル分率か小さいためであり、分子量の減少による
ものではないと考えられる。
実施例6〜14、比較例5 プロピレンと、7−メチル−1,6−オクタジエン(M
OD)とを、チーグラー・ナツタ触媒(三塩化チタンを
主成分とするプロピレン重合用触媒)を用いて、70℃
でランダム共重合させることによりプロピレン−非共役
ジエン共重合体(PPDM)を得た。得られたプロピレ
ン−非共役ジエン共重合体のコモノマー共重合量及びメ
ルトフローレートは、第2表に示す通りであった。
この、プロピレン−非共役ジエン共重合体100重量部
と、有機過酸化物として、2.5−ジメチル−2゜5−
ジターシャリ−ブチルペルオキシヘキシン(POX)0
.3重量部とをラボプラストミルに投入し、第2表に示
す温度、及びスクリ。−の回転数80rpmにて5分間
溶融混練して、有機過酸化物による処理を行った。処理
後のプロピレン−非共役ジエン共重合体のメルトフロー
1ノートは、第2表に示す通りであった。
このようにして処理したプロピ1ノン−非共役ジエン共
重合体100重量部と、変性用子ツマ−として第2表に
示す量の無水マレイン酸(MΔH)と、さらに第2表に
示す量のランカル発生剤(POX)とをラボプラストミ
ルに投入し、第2表に示す温度、及びスクリューの回転
数80rpmにて溶融混練してグラフI・重合さぜた。
このようにして得られた変性ポリプロピレンのメルトフ
ローレート、無水マlツイン酸のグラフト率、及びケル
分率を測定した。
結果を第2表にあわせて示す。
また比較のために、プロピレン−非共役ジエン共重合体
の代わりに、ポリプロピ1ノンポモポリマーを使用して
、同様に変性ポリプロピレンを製造した。その際、実施
例6と同様にして有機過酸化物による処理後のプロピ1
ノン−非共役ジエン共重合体のノルドフローレート プロピレンのメルトフロー1ノー1・、無水71ツイン
酸のグラフト率、及びケル分率とをittlJ定した3
結果を第2表にあわせて示す。
第2表から明らかなように、本発明の製造方法による実
施例6〜I11の変性ポリプロピレンは、ポリプロピレ
ンホモポリマーを有機過酸化物により処理した比較例5
の変性ポリプロピレンよりも、無水マレイン酸のグラフ
ト率か高く、分子量の低下か小さく、しかもゲル分率か
著しく低下している。特に変性後のケル分率は0重量9
6に抑制されている。
〔発明の効果〕
本発明の変性ボ1ノプロピレンの製造方法は、プロピレ
ン−非共役ジエン共重合体に、有機過酸化物による処理
を施してた後、電子吸引性基と不飽和結合を有するモノ
マーをクラフト重合させている。このため、グラフト重
合による分子量低下が少なく、グラフト率か高いどども
に、ゲルの発生か著しく抑制されている。
従って、グラフトモノマーによって導入される官能基の
濃度か高くなり、接着性、塗装性、印刷性、親水廿なと
の化学的性質か大幅に改善される。
また変性処理による分子量の低下も少ないので、成形製
の悪化は生じない。
このような本発明の変性ポリプロピ1ノン組成物は、自
動車部品、家電部品、工業士2利部品、包装柑料等の樹
脂組成物に配合する相溶化剤なととして好適である。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)下記一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (ただし、R_1〜R_6はH又は炭素数1〜6のアル
    キル基であり、nは1〜20の整数を表す。)で表され
    る非共役ジエンコモノマーを含有するプロピレン−非共
    役ジエン共重合体100重量部に、(b)電子吸引性基
    と不飽和結合を有するモノマーを0.1〜10重量部グ
    ラフト重合させる変性ポリプロピレンの製造方法におい
    て、前記(b)のモノマーをグラフト重合させる前に、
    前記(a)プロピレン−非共役ジエン共重合体に対して
    、有機過酸化物による処理を施すことを特徴とする変性
    ポリプロピレンの製造方法。
  2. (2)請求項1に記載の変性ポリプロピレンの製造方法
    において、前記非共役ジエンコモノマーの一般式中、R
    _1、R_2、R_5、R_6のうち少なくとも一つは
    炭素数1〜6のアルキル基であることを特徴とする変性
    ポリプロピレンの製造方法。
  3. (3)請求項1又は2に記載の変性ポリプロピレンの製
    造方法において、前記(a)プロピレン−非共役ジエン
    共重合体中における前記非共役ジエンコモノマーの割合
    が0.01〜10モル%であることを特徴とする変性ポ
    リプロピレンの製造方法。
  4. (4)請求項1乃至3のいずれかに記載の変性ポリプロ
    ピレンの製造方法において、前記プロピレン−非共役ジ
    エン共重合体100重量部に対して、前記有機過酸化物
    0.01〜1重量部を添加し、前記プロピレン−非共役
    ジエン共重合体の融点以上の温度で溶融混練することに
    より、前記有機過酸化物による処理を行うことを特徴と
    する変性ポリプロピレンの製造方法。
  5. (5)請求項1乃至3のいずれかに記載の変性ポリプロ
    ピレンの製造方法において、プロピレン−非共役ジエン
    共重合体の粉末100重量部を、有機溶剤100〜10
    00重量部中に分散させ、有機過酸化物1〜10重量部
    を添加し、10〜50℃の温度で、撹拌することにより
    、前記有機過酸化物による処理を行うことを特徴とする
    変性ポリプロピレンの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004522616A (ja) * 2000-12-22 2004-07-29 ソルヴェイ 多層ポリマー構造体
US8895685B2 (en) * 2010-05-11 2014-11-25 Borealis Ag Polypropylene composition suitable for extrusion coating

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JP2004522616A (ja) * 2000-12-22 2004-07-29 ソルヴェイ 多層ポリマー構造体
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