JPH041112A - 噴霧用農薬 - Google Patents

噴霧用農薬

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JPH041112A
JPH041112A JP10190590A JP10190590A JPH041112A JP H041112 A JPH041112 A JP H041112A JP 10190590 A JP10190590 A JP 10190590A JP 10190590 A JP10190590 A JP 10190590A JP H041112 A JPH041112 A JP H041112A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は噴霧用農薬及びこの噴霧用農薬への改良方法
に係り、その目的は葉茎や土壌への展着性と残留性に優
れ、しかも簡便且つ効率的に用いることかできる水和剤
又は乳剤に剤型化された噴霧用農薬を提供すると共にこ
の噴霧用農薬への改良方法を提供することにある。
尚、この明細書に於いて農薬とは、主剤として殺菌効果
や殺虫効果のある薬剤を増量剤や界面活性剤等と共に配
合して剤型化したもののことである。
また、噴霧用農薬とは、噴霧法を用いて散布される農薬
のことである。
(従来技術及び従来技術の問題点) 従来より、田畑や果樹園、或いはゴルフ場での農薬の散
布方法としては、水和剤、或いは乳剤にそれぞれ剤型化
された農薬を霧にして散布する噴霧法が広く行なわれて
おり、特に、ゴルフ場では広い範囲を簡便に効率よく散
布する必要があることから噴霧法を用いて殺菌剤、殺虫
剤等を散布している。
しかしながら、このような噴霧法を用いて行なう農薬で
は、土壌と葉茎への展着性及び残留性に問題があった。
即ち、水和剤や乳化剤では、吸着剤、増量剤等の粒子は
、通常10μ以下の粒度に成るように調整されて製剤化
され、粒子が小さいために葉茎等への展着効果はある程
度期待できるが、雨で流され易いという欠点があり、葉
茎や土壌への展着性や残留性′という観点からは不充分
であった。
また、水和剤や乳化剤では茎、葉、病害虫への展着性を
高めるために展着剤として、カゼインカルシウム、リグ
ニンスルホン酸塩、或いは界面活性剤等が用いられてい
るか、これらの展着剤も主に葉茎への浸透性を高めて展
着性を保つために用いられるものであり、雨や雪等に対
しては流れ落ちる等の欠点があった。
従って、このような噴霧法で散布された農薬では、大量
に散布した場合は農薬主剤の薬剤の土壌及び葉茎への展
着性や残留性に問題があるために、雨や雪等で流されて
水系を汚染する場合があつた。
特に、ゴルフ場で散布する農薬は、通常ゴルフ場の土壌
は硬くて雨水等が地中深く浸透し難く且つ芝の有する保
水量も少ないので、農薬が雨水等と一緒に流出し易いた
め水系を汚染することがある。
このようなことからゴルフ場に散布された農薬は公害問
題を引き起こしている場合もあり社会問題化している。
(発明の解決課題) 上記実情に鑑み、業界では、葉茎や土壌への展着性に優
れ且つ風や雨等で流出し難く残留性かよく、しかも簡便
且つ効率的に用いることかできる水和剤又は乳剤に剤型
化された噴霧用農薬の創出が望まれていた。
(発明の解決手段) 上記課題に鑑み、この発明者は鋭意検討の結果、300
メツシュパス以下の微粉炭を、農薬として及び/又は希
釈剤としての木酢液と共に配合することを特徴とする噴
霧用農薬又は農薬に300メ・ソシュパス以下の微粉炭
を配合し、撹拌することを特徴とする噴霧用農薬への改
良方法が上記課題を悉く解決することを見い出し、この
発明を完成するに至った。
(発明の構成) 以下に発明の構成について詳述する。
まず、この発明に係る噴霧用農薬について説明する。
この発明に於いては微粉炭を配合することを特徴とする
この微粉炭を使用する理由は、農薬主剤を吸着させて保
持し、徐々に揮散させると共に葉茎及び土壌への展着性
と残留性を向上させ、農薬の効率的利用を行なうためで
ある。
この微粉炭を利用することにより、不必要に大量の農薬
を常時散布する必要はなくなる。
更に、この微粉炭は葉茎への展着性かよく且つ熱吸収性
がよいので、植物の光合成を促進し生長させる効果も有
する。
この発明に用いる微粉炭としては、容積重0.8以下の
微粉炭が使用でき、より好ましくは容積重0.6以下の
微粉炭が好ましい。
この容積重0.8以下の微粉炭を用いる理由は、噴霧用
農薬として水和剤や乳剤として用いる際に微粉炭が沈降
することもなく、浮遊した状態を保つことができるから
である。
この微粉炭の素材の具体例としては、マツ、スギ、ナラ
、クヌギ、ヒノキ、ヤシガラ、オガライト等が好適に使
用できる。
この発明で用いる微粉炭の大きさは300メ・ソシュパ
ス以下か好適に使用できる。
この発明では微粉炭の大きさを300メツシユノ々ス以
下に設定したことか重要である。
即ち、300メツシュパス以下の微粉炭は、微粒子であ
るので土壌及び葉茎への展着性かよい。
また、微粒子であるので表面積率か大きくなり、効率的
に農薬を吸着させることができる。
しかも、噴霧用農薬としての剤型上も、配合に際して分
散性がよく且つ噴射機のノズルがつまることもない。
更には、300メツシュパス以下の微粉炭では噴霧して
飛距離が遠く噴霧用農薬としては最適である。
この理由は、300メツシュパス以下の微粉炭は水を吸
着して比重の大きな散布粒子を形成し飛距離が遠くよく
飛ぶが、300メツシュパス以上の微粉炭では、水を吸
着して形成される散布粒子が大きすぎて却って飛距離は
短くなるからである。
この300メツシュパス以下の微粉炭の水等で希釈され
た農薬に対する配合量は、農薬主剤を吸着させて保持す
ると共に葉茎及び土壌への展着性と残留性を向上させ、
且つ噴霧用農薬として流動性を保持すればよく、微粉炭
の素材の種類により吸水量等が異なるので限定されるも
のではないが、スギの微粉炭では0.1%〜51%が好
適に使用できる。
この噴霧用農薬には、木酢液が用いられる。
この発明で用いる木酢液とは、木材や植物を炭化する際
の熱分解時に発生するガス状成分を補集し、冷却して得
る液を精製した液である。
この木酢液は原料たる木材の種類によっても異なるが、
ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸等の有機酸類
及びこれらのエステル類、メチルアルコール、アリルア
ルコール等のアルコール類、ホルムアルデヒド、アセト
アルデヒド、フルフラール等のアルデヒド類、アセトン
、ジエチルケトン、メチルエチルケトン等のケトン類、
フェノール等と水分とからなる液である。
この発明では、この木酢液を農薬として用いることかで
きる。
この理由は、木酢液かフェノールをはじめとして、各種
の薬効成分を含んでおり、土壌菌の殺菌効果、ウィルス
の不活性化効果等があり、しかも、残留薬害がないので
安全性の高い農薬であるからである。
従って、この木酢液を配合することにより噴霧用農薬に
配合する農薬主剤の量を極力少なくすることかできる。
また、木酢液は希釈液としての機能も有しているので、
希釈液として用いてもよい。
この理由は木酢液は通常水分が80%以上占め、且つ各
種成分が含まれるので農薬の種類によっては溶剤として
も機能するので希釈液として好適に使用できるからであ
る。
この発明では、木酢液と共に他の農薬主剤を用いる。
この農薬主剤の具体例を例示すれば、水和硫黄、サンソ
ーゲン、ダイセン、チラウム、フオマゾール、ターサン
、ダコニール、ダイホルタン、ベンレート、トップジン
、イソプロジオン、キャブタン、イソブロチオラン、フ
ルトラニル、エクロメゾール、クロロネブ、TPN等の
殺菌剤、或いはEPN 、ダイアジノン、スミチオン、
デイプテレックス、イソキチオン、ペンゾエピン、アセ
フェート、クロリピリオス、メソミル等の殺虫剤、及び
これらの混合物等が例示できる。
また、この発明に係る噴霧用農薬では、微粉炭が剤型上
増量剤としても機能し、残留性効果も通常の農薬に用い
られる無機粉体より優れているのであえて配合する必要
はないが、見掛は比重の調整等で必要であれば、クレー
、タルク、ケイソウ土等の無機粉体を増量剤として配合
してもよい。
界面活性剤も必要に応じて使用でき、具体例としては、
ポリオキシアルキレン類、アルキル硫酸塩、リグニンス
ルホン酸塩等が挙げられる。
次に、この発明に係る噴霧用農薬への改良方法について
説明する。
この噴霧用農薬へと改良する際に用いる原料としては、
農薬製造上の常法により剤型化された水和剤、乳化剤等
の農薬であればよく、より好ましくは噴霧用の農薬とし
て剤型化された農薬を用いることが望ましい。
この原料として用いる農薬は、増量剤としての無機粉体
の量を後に配合する微粉炭の配合量を考慮して、予め除
去するか減少させておくことが望ましい。
この原料として用いる農薬に300メツシュパス以下の
微粉炭を配合して撹拌することにより、この発明に係る
噴霧用農薬へと改良できる。
尚、予め噴霧用の農薬として剤型化されていない農薬を
原料として用いる場合は、300メツシュパス以下の微
粉炭を配合して撹拌してから混合粉砕して粒度調整を行
なう必要があり、噴霧用の農薬を原料とする場合も30
0メツシュパス以下の微粉炭を配合して撹拌してから混
合粉砕して粒度調整すればより好ましい。
上記の方法からなるこの発明に係る噴霧用農薬の改良方
法は簡便に行なえるので、場合によってはゴルフ場等の
現場で散布する前に300メッシュパス以下の微粉炭を
通常用いられる噴霧用の農薬に配合し、撹拌するだけで
土壌と葉茎への展着性と残留性のよい噴霧用農薬へと改
良できる。
以下にこの発明の実施例を示すことにより、効果を明確
に説明する。
(実施例1) スミチオン             20 gリグニ
ンスルホン酸カルシウム    5gポリオキシエチレ
ン ノニルフェニルエーテル       5g300メツ
シュパス微粉炭(スギ)200gを加えて均一に混合し
、20fの木酢液を加えて乳剤とした。
尚、この木酢液は以下のようにして得た。
スギを木炭に製炭する炭ガマ煙道から粗木酢液を得た。
この収率は43.15%であった。
この粗木酢液の浮遊固形分を濾別した後、粗木酢液lO
I!を冷凍機内で一20℃で30分間で氷結させた。
この氷結粗木酢液を20°Cの室温で解氷し3°Cまで
の解氷液を集積した。68%(6,8f)の粗木酢液が
解氷した。
この木酢液の分析値は、PH2,9、比重1.013、
有機酸含量(CH3COOHとして)3.7重量%、フ
ェノール含量(溶解タールとしてのフェノール含量)は
0.09重量%であった。
(実施例2) スミチオン             30 gリグニ
ンスルホン酸カルシウム    5gポリオキシエチレ
ン ノニルフェニルエーテル       5gからなる農
薬に300メツシュパスの微粉炭200g (スギ)を
加え撹拌し、次いで30I!の水を加えて乳剤とした。
(比較例1) スミチオン             30 gリグニ
ンスルホン酸カルシウム    5gポリオキシエチレ
ン ノニルフェニルエーテル       5g以上を均一
に混合粉砕し、301の水を加えて乳剤とした。
(比較例2) スミチオン             30 gクレー
                200gリグニンス
ルホン酸カルシウム    5gポリオキシエチレン ノニルフェニルエーテル       5g以上を均一
に混合粉砕し、301の水を加えて乳剤とした。
(試験例1) 10センチ×10センチ、高さ15センチの角形ポット
を12個用意して、10センチの高さまで土を入れ、温
室内で高麗芝(zoysia tenuifolia 
Willd)を敷き詰めて植えた。
これらの角形ポットの底には1センチ間隔に幅3ミリの
スリットを平行に9本形成し水掃けをよくした。
次いで、これらの角形ポットの高麗芝(Zoysiat
enuifolia Willd)を3個ずつに分け、
それぞれA群、B群、C群、D群とし、A群の各ポット
に実施例1で得た噴霧用農薬、B群の各ポットに実施例
2で得た噴霧用農薬、C群の各ポットには比較例1で得
た噴霧用農薬、D群の各ポットには比較例2で得た噴霧
用農薬をそれぞれ10−ずつ噴霧散布した。
これらのポットにヨトウムシの幼虫を各10匹ずつ放し
て、放して1日後の死生数を調べた。
更に、5日後、10日後、30日後にも各ポットにヨト
ウムシの幼虫を各10匹ずつ放して、放して1日後の死
生数をそれぞれ調べた。
尚、この試験に用いるポットに植えられた高麗芝(Zo
ysia tenuifolia Willd)には、
毎日1回200W#lの水を散布した。
これらの結果をまとめて第1表に示す。
(試験例2) 10センチXIOセンチ、高さ15センチの角形ポット
を12個用意して、10センチの高さまで土を入れ、温
室内で高麗芝(Zoysia tenuifolia 
Willd)を敷き詰めて植えた。
これらの角形ポットの底には1センチ間隔に幅3ミリの
スリットを平行に9本形成し水掃けをよくした。
また、これらの角形ポットの下には水槽を設けて、スリ
ットから流出した水分等を溜めることかできるようにし
た。
次いで、これらの角形ポットの高麗芝(Zoysiat
enuifolia Willd)を3個ずつに分け、
それぞれA群、B群、6群、D群とし、A群の各ポット
に実施例1で得た噴霧用農薬、B群の各ポットに実施例
2で得た噴霧用農薬、6群の各ポットには比較例1で得
た噴霧用農薬、D群の各ポットには比較例2で得た噴霧
用農薬をそれぞれ10−ずつ噴霧散布した。
このポットに植えられた高麗芝(Zoysia ten
uifolia Willd)に毎日1回200−の水
を散布した。
水槽に溜められたスリットから流出した水分等の臭いを
官能試験で調べた。
スミチオンの臭いがあるものを1 スミチオンの臭いがないものを0とした。
例えば、各群の内2ポットの流出水分には臭いかあり、
lポットの流出水分には臭いがない場合は2となる。
これらの結果をまとめて第2表に示す。
第  1  表 (発明の効果) この発明に係る噴霧用農薬は、300メツシュパス以下
の微粉炭を、農薬として及び/又は希釈剤としての木酢
液と共に配合することを特徴とする噴霧用農薬であるか
ら、上記実施例、比較例より明らかな如く葉茎や土壌へ
の展着性と残留性に優れ、水等で流出し難い噴霧用農薬
である。
また、この発明に係る噴霧用農薬への改良方法は、農薬
に300メツシュパス以下の微粉炭を配合し、撹拌する
ことを特徴とする噴霧用農薬への改良方法であるから、
上記実施例、比較例より明らかな如く葉茎や土壌への展
着性と残留性に優れ、水等で流出し難い効果がある噴霧
用農薬を得ることができる改良方法である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)300メッシュパス以下の微粉炭を、農薬として
    及び/又は希釈液としての木酢液と共に配合することを
    特徴とする噴霧用農薬。
  2. (2)農薬に300メッシュパス以下の微粉炭を配合し
    、撹拌することを特徴とする噴霧用農薬への改良方法。
JP2101905A 1990-04-17 1990-04-17 噴霧用農薬 Expired - Fee Related JPH0678205B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003321315A (ja) * 2002-04-24 2003-11-11 Hiromi Nishii 植物エキス配合液剤
JP2008138345A (ja) * 2006-11-06 2008-06-19 Asahi Kasei Fibers Corp 布帛およびスポーツ用ウエア

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01311010A (ja) * 1988-06-09 1989-12-15 Taira Yokozawa 漢方薬草の電子処理により、果物、野菜、植物等の活性、生育、保全、殺菌溶液の製造方法。

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