JPH04111471A - 薄膜トランジスタメモリ - Google Patents

薄膜トランジスタメモリ

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JPH04111471A
JPH04111471A JP2230915A JP23091590A JPH04111471A JP H04111471 A JPH04111471 A JP H04111471A JP 2230915 A JP2230915 A JP 2230915A JP 23091590 A JP23091590 A JP 23091590A JP H04111471 A JPH04111471 A JP H04111471A
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裕康 山田
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Hiroshi Matsumoto
広 松本
Hideo Naito
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、薄膜トランジスタを用いた電気的に書込み・
消去が可能な薄膜トランジスタメモリに関する。
[従来の技術] 最近、EEPROM等のメモリ素子として、メモリ用薄
膜トランジスタと、このメモリ用薄膜トランジスタを選
択する選択用トランジスタとを、簿膜トランジスタで構
成した薄膜トランジスタメモリが開発されている。この
薄膜トランジスタメモリは、絶縁性基板上にメモリ用薄
膜トランジスタと選択用薄膜トランジスタとを形成した
もので、そのメモリセルの駆動法としては、選択トラン
ジスタを片チャネル動作させ、その選択・非選択で書込
み/消去を行なっている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の薄膜トランジスタメモ
リにあっては、選択トランジスタに片側チャネル動作(
例えば、nチャネル動作)しかさせず、その選択トラン
ジスタの選択・非選択で書込み/消去を行なう構成とな
っていたため、選択トランジスタのnチャネルをONさ
せることによって電子伝導で半導体層のメモリ絶縁膜中
へ電子を注入する書込みは短時間(メモリゲートとドレ
イン間電界を2μV / cmにして1msオーダー)
で行なうことができるものの、正孔注入が必要な消去に
はnチャネルをONさせてメモリ部までソース・ドレイ
ンの電界を到達させても長時間(2μV / cmで1
 secオーダー)が必要であるという欠点があった。
本発明の目的は、書込み/消去時間を大幅に短縮するこ
とができるとともに、大規模化が可能な簿膜トランジス
タを用いた薄膜トランジスタメモリを提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明による薄膜トランジスタメモリは上記目的達成の
ため、半導体層と、この半導体層に電気的に接続された
ソース電極及びドレイン電極と、書込みの選択/非選択
を制御する選択電圧が印加される選択ゲート電極と、所
定のキャリアを移動させるゲート電圧が印加されるメモ
リゲート電極とを備えた薄膜トランジスタメモリであっ
て、前記選択ゲート電極と、前記ソース電極及びドレイ
ン電極と、前記半導体層とからなる選択トランジスタは
、nチャネルとnチャネル両方のキャリア伝導ができる
ように構成されるとともに、nチャネル動作でメモリの
消去をし、nチャネル動作でメモリへの書込みをするよ
うにしたものである。
[作用] 上記した手段によれば、薄膜トランジスタメモリは、選
択トランジスタが、nチャネルとnチャネル両方のキャ
リア伝導ができるように構成されているので、選択トラ
ンジスタにnチャネル/nチャネルの両方向動作させる
ことで、書込み/消去の両モードとも状態の遷移時間が
短くなるようにnチャネル消去/nチャネル書込みのモ
ードを使用することができ、書込み/消去パルス印加時
間を短くすることができる。
[実施例コ 以下、本発明を図面に基づいて説明する。
星星五史 最初に、本発明の詳細な説明する。
CMOSデバイスの基本構造は第1図で示される。CM
OSデバイスはN型基板lO上にボロン(B)拡散など
によって、大きなP+拡散層、すなわちp−wellと
呼ばれる領域を作り、その中にリン(P)拡散などによ
ってnチャネルトランジスタTrを形成するとともに、
N型基板10上にボロン拡散などによって、pチャネル
トランジスタTrを形成し、必要な部分間をアルミニウ
ムなどの導電体で接続する。図中、12.13はpチャ
ネルトランジスタTrのソース・ドレイン拡散層、I4
はそのゲート電極を示し、また、15゜16はnチャネ
ルトランジスタTrのソース・ドレイン拡散層、17は
そのゲート電極を示している。従って、nチャネル、n
チャネル別々の領域に別々のプロセスで作り分けるため
、プロセスが複雑で集積化するのにも不利であった。ま
た、N型基板10とソース・ドレイン拡散層との間のリ
ーク電流はPN接合の逆方向バイアスで動作させること
によって防いでいるため、例えばPMOS部のゲートを
基板に対して正バイアスにしてnチャネルを形成しても
、p型拡散層からなるドレインに正バイアスをかけてこ
れをトランジスタ移動させることはできない。すなわち
、従来のSi基板上のトランジスタは本質的に片側チャ
ネル動作しか行なえない。
そこで本発明は、nチャネル/nチャネル両方向動作さ
せることができる薄膜トランジスタを実現することによ
って、薄膜トランジスタメモリの性能向上を図ろうとす
るものである。この目的達成のため以下のような基本構
造をとることとする。
■絶縁基板上のTPTを用いることで基板との間のリー
ク電流を無視できるようにする。
■ソース・ドレイン電極とのオーミック接触部に正、顕
画方向のバイアスに対してもバリアとして働かず、即ち
整流性の極めて弱く、かつ金属とのオーミック性が十分
にあるリン等の不純物を高濃度にドープしたpoly−
3i層を用いる。
■ソース・ドレインとゲートの間に半導体層が挾まれる
とともに、ゲートとソース・ドレイン間にかける電界の
強さと向きでpチャネル/nチャネル両方のキャリアが
発生する構造をとるようにする。
■半導体層に真性半導体に近いpoly−Si層を用い
ることによりフェルミレベルがバンドギャップ中央に近
く、かつバンドギャップが狭い状態としてnチャネル/
nチャネル両方を使用するのに実用的な電圧レベルまで
もってこれるようにする。
第2図は上記基本構造■〜■により形成されたスタガー
構造のpoly−5i  T F Tの断面図である。
この図において、20はスタガー構造の選択トランジス
タであり、選択トランジスタ20はガラス基板等の絶縁
性基板21上に形成されたソース電極22及びドレイン
電極23と、ソース電極22及びドレイン電極23上に
形成されるオーミックコンタクト層24.25と、ソー
ス電極22及びドレイン電極23を形成した絶縁性基板
21上に形成されるチャネル用半導体層26と、チャネ
ル用半導体層26上に形成されるゲート絶縁膜27と、
ゲート絶縁膜27上に形成されたゲート電極28とによ
り構成されている。また、ソース電極22及びドレイン
電極23上に形成されるオーミックコンタクト層24.
25は、ドーパントのP型、N型によらずP、N両タイ
プのキャリアを流すことができるコンタクト層であり、
例えば、p。
1y−3i、a(アモルファス)−3i等のオーミック
コンタクト用半導体層により形成される。
第3図は選択トランジスタ20のVG−I D(ゲート
電圧−ドレイン電流)特性を示す図であり、ドレイン電
圧Vdを5V、IOV、15V。
20Vにした(但し、ソース電圧Vsはグランドレベル
とする)ときのnチャネル動作及びnチャネル動作を示
している。そして、ドレイン電圧Vdを高くしていくと
飽和をすることになるが、nチャネル側に関しては第3
図の太実線のようにグラフが重なった1本の線で表わさ
れる。また、nチャネル側に関してはVdに応じてId
が徐々にシフトしていく。一方、上記の場合とは逆にV
dをマイナス側にすると同図中左側に示すようにnチャ
ネル側動作をすることになり、この場合もnチャネル側
に関しては1本の線で表わされる。第2図に示すように
選択トランジスタ20は3端子であるため、nチャネル
動作のサブスレショルド電圧Vthnはソース・ドレイ
ンの低い側の電圧とゲート電圧Veとの関係で決まり、
nチャネル動作のサブスレショルド電圧Vthpはソー
ス・ドレイン間の高い側の電圧とゲート電圧との関係で
決定される。このときの選択トランジスタ20の等価回
路は第4図で示される。
また、ドレイン電圧Vdを上げていき、poly −3
iのバンドギャップより高い電圧をソース・ドレイン間
に印加すると、nチャネルとnチャネルの両方向動作が
見られ、チャネル電流がどのゲート電圧においても流れ
続けるようになる(第3図参照)。
第5図及び第6図はnチャネル、nチャネル各動作時の
Vd−Id  (ドレイン電圧−ドレイン電流)特性を
示す図であり、第5図はnチャネル側のVd−Id特性
を、第6図はnチャネル側のVd−Id特性をそれぞれ
示している。第5図及び第6図に示すようにnチャネル
側でややn+拡散層のソース・ドレイン間電界に対する
バリアの影響があるものの、nチャネル、nチャネルと
も低いVdから実用的なトランジスタ動作をしているこ
とがわかる。
このように、1個の薄膜トランジスタがnチャネル、n
チャネル両方向動作するので、nチャネルトランジスタ
とnチャネルトランジスタを作り分ける必要がなくなる
ため、nチャネル、nチャネル両方の動作が必要な例え
ば0M03回路をこの薄膜トランジスタで製造すれば製
造工程が簡単になり高集積化が図られる。また、3端子
の素子であって基板電位という確定した電位がないため
、nチャネル、nチャネルの両方向動作をさせるとき低
電圧化が図ることができる。例えば、ドレイン電圧Vd
がIOVでソース電圧VsがOV%Pチャネル動作のサ
ブスレッショルド電圧Vthpが一10V、nチャネル
動作のサブスレッショルド電圧Vthnが5Vの場合の
nチャネル動作/nチャネル動作を第7図に示すように
、基板電位がある従来のCMO3構造のトランジスタに
あっては両方向動作をしようとする場合にはpチャネル
動作側で一10V以下の低電位側電源が必要とされる。
これに対して、基板電位がない薄膜トランジスタ20の
場合にはpチャネル動作をする場合にもゲートバイアス
条件等を適当に設定すればpチャネル/nチャネル両方
の動作をさせることができ、上記負電源を用いることな
く実現することが可能である。
上記特徴を有する薄膜トランジスタ20をメモリの選択
トランジスタに適用すれば電込み(電子注入)にnチャ
ネル伝導、消去(正孔注入)にpチャネル伝導を用いる
ことができる。以下、上記原理に基づいて実施例を説明
する。
二叉り里 第8図〜第18図は本発明に係る薄膜トランジスタメモ
リの一実施例を示す図であり、第8図〜第12図は薄膜
トランジスタメモリの製造工程図である。
この実施例では、ソース・ドレイン電極とゲート電極の
間に半導体チャネル層が挾まれたスタガー型構造を採用
した例を示している。
まず、第8図に示すように、ガラス等からなる絶縁性基
板31上に例えばクロム(Cr)からなる導電層と、リ
ン(P)又は砒素(As)をドーピングしたn型ポリシ
リコン(poly −S i )等からなるオーミック
コンタクト層とをスパッタ法等により順次堆積し、パタ
ーニングしてソース電極32とそのコンタクト層33、
ドレイン電極34とそのコンタクト層35を形成する。
この場合、リンドープしたポリシリコン(poly −
S i )をオーミックコンタクト層33.35として
用いると、トランジスタの動作特性であるpチャネル動
作、nチャネル動作のどちらの伝導に対してもメモリと
しての書込み/消去動作を行なえるものである。
次いで、ソース電極32ドレイン電極34及びコンタク
ト層33.35が形成された絶縁性基板31上にアモル
ファスシリコン(a−3i)層と、その後良好な界面を
得るために連続して化学量論比よりもシリコン原子Si
の量を多くして電荷蓄積機能のある窒化シリコンを薄<
(100人程程度堆積した後パターニングして第9図に
示すように半導体層36を形成し、更に第10図に示す
ように前記半導体層36の中央部にメモリ窒化膜37を
形成する。
次いで、第11図に示すようにメモリ窒化膜37が形成
された半導体層36の全面に亘って化学量論比の窒化シ
リコンからなるメモリゲート絶縁膜38aを堆積し、そ
の上にクロム等の導電層を堆積した後パターニングして
メモリトランジスタTrioのメモリゲート電極39を
形成する。この場合、メモリゲート電極39は、前記メ
モリ窒化膜37と対向する位置に形成される。
次いで、第12図に示すように、メモリゲート電極39
が形成されたメモリゲート絶縁膜38aの全面に亘って
化学量論比の窒化シリコンからなる選択ゲート絶縁膜3
8bを形成する。その後、このメモリゲート絶縁膜38
b上にクロム等からなる導電層をスパッタ法等により堆
積し、パターニングして選択ゲート電極40を形成して
薄膜トランジスタメモリを完成する。
上記のようにして製造された薄膜トランジスタメモリ5
0は、ソース電極32、ドレイン電極34、メモリゲー
ト電極39及び選択ゲート電極40の4端子を有する薄
膜トランジスタとなっており、ソース電極32及びドレ
イン電極34とゲート電極39.40との間に半導体層
36が挾まれたスタガー構造となっている。そして、選
択ゲート電極40.ソース電極32、ドレイン電極34
及び半導体層36を含む部分は選択トランジスタTrl
lを構成し、メモリゲート電極39、ソース電極32、
ドレイン電極34及び半導体層36を含む部分はメモリ
トランジスタTrioを構成する。つまり、この薄膜ト
ランジスタメモリ50はスタガー構造のメモリトランジ
スタTrlOの上にスタガー構造の選択トランジスタT
rllを積層した構造となっている。
第13図はメモリトランジスタTrlOと選択トランジ
スタTri 1が1つのメモリセルで構成された薄膜ト
ランジスタメモリ50の選択トランジスタTrl 1の
VG−ID(ゲート電圧−ドレイン電流)特性を示す図
であり、ドレイン電圧Vdを5V、IOV、15V、2
0Vl:したときの特性を示している。選択トランジス
タTrllは選択ゲート電極40とソース電極32及び
ドレイン電極34間の電界の向きにより正孔も電子もキ
ャリアとして用いることができるためゲート電圧vGの
値によってnチャネル電流とnチャネル電流が使い分け
られる特性を有している。この場合、リンドープしたポ
リシリコン(poly −S i )をオーミックコン
タクト層33.35として用いているので、nチャネル
/nチャネルどちらの伝導に対しても伝導の妨げとなる
程のバリアにならないものが得られる。従って、以下に
述べるようにゲートバイアス条件によりnチャネル/n
チャネル両方の伝導ができ、選択/非選択動作が容易に
行なえる構造となっている。
第14図及び第15図はこの選択トランジスタTrll
を用いてソース電極32及びドレイン電極34とメモリ
ゲート電極39間に2μv/ClTlの電界強度をかけ
て書込み/消去の遷移に要する時間が選択ゲート電圧■
cGによってどのように変化するか調べた結果を示す図
であり、第14図が消去の遷移に要する時間を、第15
図が書込みの遷移に要する時間をそれぞれ示している。
同図中符号1、符号2、符号3、符号4、符号5が付さ
れた実線はそれぞれ100 μs、  1ms、  1
0ms。
100+ns、  1secのパルス幅(印加時間)を
示しており、選択ゲート電極Vccが負でnチャネル伝
導、正でnチャネル伝導となっている。第14図及び第
15図に示すピークの部分はnチャネル。
nチャネル電流共に流れず、メモリに印加した電界が届
くまで時間のかかる領域であり駆動時の非選択電圧とし
てこの領域を用いる。このような観点から第14図及び
第15図をみると書込みは選択トランジスタをnチャネ
ル動作させた方が速く、逆に消去は選択トランジスタを
nチャネル動作させた方が速いことがわかる。このよう
に非選択電圧が書込みと消去で異なるのは、消去後ゲー
ト電極下には正電界がかかるので書込み時のV c −
Vdは第13図のnチャネル側に対応し、また、書込み
後のゲート電極下には負電界がががるので、消去時は第
13図のnチャネル側が対応するためである。
第16図(A)、(B)は上記のようにして製造された
薄膜トランジスタメモリの等価回路を示しており、この
等価回路は第16図(B)に示すような選択トランジス
タTrllとメモリトランジスタTrlOとが直列接続
された構造であることを表している。つまり、本願発明
の簿膜トランジスタメモリは、スタガー構造のメモリト
ランジスタTrio上にスタガー構造の選択トランジス
タTrllを積層した構造であるが電気的動作としては
、第16図(B)に示すようにメモリトランジスタTr
ioと選択トランジスタTrllとが直列に接続した構
成となる。
第17図及び第18図は上記薄膜トランジスタメモリを
基に構成される書込みモード/消去モードを示す図であ
り、第16図(A)に示した等価回路により表わしてい
る。なお、5oは上記薄膜トランジスタメモリである。
書込みの場合は、第17図に示すように書込みの選択を
しようとする薄膜トランジスタメモリ50(同図(1−
1)参照)が接続されるメモリゲートライン51にVp
/2を、選択ゲートライン52にnチャネルON電圧を
それぞれ印加するとともに、非選択の薄膜トランジスタ
メモリ50が接続されるメモリゲートライン53にVp
/2を、選択ゲートライン54に書込非選択電圧(例え
ば、10■)をそれぞれ印加する。また、書込み選択の
薄膜トランジスタメモリ50(同図(1−1)参照)が
接続されるデータライン55に−Vp/2を、データラ
イン56に−Vp/2をそれぞれ印加し、同電位かつ非
選択の薄膜トランジスタメモリ50が接続されるデータ
ライン57.58に同電位のVp/2を印加する。する
と、選択ゲートライン52にVp/2が印加(選択トラ
ンジスタTrllのnチャネル ON)され、選択トラ
ンジスタTrllのドレインが接続されるデータライン
56に−Vp/2が印加されることで当該選択トランジ
スタTrllは選択状態となり同図(1−1)に示す薄
膜トランジスタメモリ50の書込み(メモリ窒化膜37
への電子e−注入)が行なわれる。
一方、同じデータライン55.56に接続される薄膜ト
ランジスタメモリ50(同図(2−1)参照)にあって
は、この薄膜トランジスタメモリ50に接続される選択
ゲートライン54に書込非選択電圧が印加(選択トラン
ジスタTrllのnチャネル 0FF)されるので、当
該選択トランジスタTrllは非選択状態となり書込み
が禁止される。この場合、この同図(2−1)に示す薄
膜トランジスタメモリ50のメモリトランジスタTrl
Oにはメモリゲート電極40とソース・ドレイン間の電
界強度Vpを選択トランジスタTr11のチャネル・イ
ンピーダンスが大きくなるように選択ゲートバイアスを
もっていくことによって、実効的にメモリ窒化膜37の
両端にVpの高電界がかからないようにして前のメモリ
の状態を保持している。
また、データライン57.58に接続される薄膜トラン
ジスタメモリ50.50 (同図(1−2)(2−2)
参照)は、選択されたライン上の薄膜トランジスタであ
るが、データとして書込みでない場合であって、データ
ライン57.58に印加される電圧がメモリゲートライ
ン53に印加される(Vp/2)と同電位であるから選
択トランジスタTrllは強制的にOFFされてそのメ
モリトランジスタTrioには前のデータが保持される
こととなる。
従って、薄膜トランジスタメモリ50(同図(1−1)
参照)のみに書込みが行なわれることになる。
消去の場合は、第18図に示すように消去をしようとす
る簿膜トランジスタメモリ50(同図(1−1)参照)
が接続されるメモリゲートライン51に−Vp/2を、
選択ゲートライン52にpチャネルON電圧をそれぞれ
印加するとともに、非選択の薄膜トランジスタメモリ5
0が接続されるメモリゲートライン53に−Vp/2を
、選択ゲートライン54に消去非選択電圧(例えば、1
5V)をそれぞれ印加する。また、消去選択の薄膜トラ
ンジスタメモリ50(同図(1−1)参照)が接続され
るデータライン55にVp/2を、データライン56に
Vp/2をそれぞれ印加し、同電位かつ非選択の薄膜ト
ランジスタメモリ5゜が接続されるデータライン57.
58に同電位の−Vp/2をそれぞれ印加する。すると
、消去しようとするメモリゲートライン51につながる
簿膜トランジスタメモリ50のゲート−ソース間の電位
差はVpとなりライン単位で一括消去(正孔h+がメモ
リ窒化膜37中ヘトラツプ)される。
また、消去したくない部分の薄膜トランジスタメモリに
ついては前記書込みの場合と同様にそのメモリゲートラ
イン53にはデータライン55〜58と同電位のVp/
2が印加され電位差は0となるので消去されることはな
い。
以上説明したように、選択トランジスタTrilをpチ
ャネル/nチャネルの両方向動作させるようにしている
ので、書込み/消去の両モードとも状態の遷移時間が短
くなるようpチャネル消去/nチャネル書込みのモード
を使用することが可能になる。その結果、書込み/消去
パルス印加時間が短くなるので、選択トランジスタTr
llをOFFにすることによるメモリへのパルス印加を
防ぐ非選択特性も良好となり、データが各セルに正しく
書き込め、かつ消去できるようになって、大規模EEP
ROMとして用いて好適である。
なお、上記実施例における選択ゲート電極、オーミック
コンタクト層及び半導体層の材質は一例であって、各々
同一もしくは類似の性質を有する他の材料を用いること
ができることはいうまでもない。
また、上記実施例ではソース・ドレイン電極とゲート電
極との間に半導体チャネル層が挾まれたスタガー構造の
選択トランジスタメモリに適用した例であるが、これに
は限定されず、積層構造を逆にした逆スタガー構造等の
他の構造のものには全てに適用可能である。
[発明の効果] 本発明によれば、選択ゲート電極、ソース電極・ドレイ
ン電極及び半導体層からなる薄膜トランジスタメモリは
pチャネル、nチャネル両方のキャリア伝導動作をし、
そのnチャネル側動作でメモリの消去を行ない、nチャ
ネル側動作でメモリへの書込みを行なうように構成して
いるので、メモリ絶縁膜両端に直接電界をかけることに
よって書込み/消去時間を短縮させることができ、特に
正孔注入が必要な消去時の遷移時間を大幅に短縮させる
ことができる。従って、書込み/消去パルス印加時間が
短くなるので、選択トランジスタを○FFにすることに
よるメモリへのパルス印加を防ぐ非選択特性も向上し、
データが各セルに正しく書き込め、消去できるようにな
って、大規模EEPROMとして利用することが可能に
なる。
さらに、1個のトランジスタにpチャネル/nチャネル
両方向動作させるようにしているので、nチャネルトラ
ンジスタとnチャネルトランジスタを作り分けることが
ないため、製造工程が簡単になり、高集積化・大面積化
が実現する。これにより、選択トランジスタメモリの他
、pチャネル/nチャネル両方の動作が必要な例えばC
MOS回路に類似した回路に適用することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明に係る薄膜トランジスタメモリ
の原理を説明するための図であり、第1図は原理説明の
ための従来の0MO3構造を示す図、第2図はスタガー
構造のポリSi選択トランジスタの断面図、第3図は薄
膜トランジスタのVe −I o特性図、第4図は薄膜
トランジスタの等価回路図、第5図は薄膜トランジスタ
のnチャネル側のVd−Id特性図、第6図は薄膜トラ
ンジスタのnチャネル側のVd−Id特性図、第7図は
両方向動作をする薄膜トランジスタの低電圧動作を説明
するための図、第8図〜第18図は本発明に係る選択ト
ランジスタメモリの一実施例を示す図であり、第8図〜
第12図は薄膜トランジスタメモリの製造工程図、第1
3図は薄膜トランジスタメモリのV G−I f)特性
図、第14図は消去の遷移に要する時間を示す特性図、
第15図は書込みの遷移に要する時間を示す特性図、第
16図は薄膜トランジスタメモリの等価回路図、第17
図は薄膜トランジスタメモリの書込みモード動作を説明
するための回路図、第18図は薄膜トランジスタメモリ
の消去モード動作を説明するための回路図である。 20・・・・薄膜トランジスタ、21.31・・・・絶
縁性基板、22.32・・・・ソース電極、23゜34
・・・・ドレイン電極、24.25・・・・高濃度ドー
ピング層、26.36・・・・チャネル用半導体層、2
7・・・・ゲート絶縁膜、28・・・・ゲート電極、3
6・・・・半導体層、37・・・・メモリ窒化膜、38
・・・・ゲート絶縁膜、38a・・・・メモリゲート絶
縁膜、38b・・・・選択ゲート絶縁膜、39・・・・
メモリゲート電極、40・・・・選択ゲート電極、50
・・・・薄膜トランジスタメモリ。 第3図 Vd>0 特許出願人 カシオ計算機株式会社 1コ 第 図 O蟇叛*位が゛あろeL乎のCMOS眉番亀のトラシダ
ヌク0リ4合pch動作 nch動作 pch動作 nch動作 第13 図 ■GCv〕 第16 図 第17図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  半導体層と、この半導体層に電気的に接続されたソー
    ス電極及びドレイン電極と、書込みの選択/非選択を制
    御する選択電圧が印加される選択ゲート電極と、所定の
    キャリアを移動させるゲート電圧が印加されるメモリゲ
    ート電極とを備えた薄膜トランジスタメモリであって、 前記選択ゲート電極と、前記ソース電極及びドレイン電
    極と、前記半導体層とからなる選択トランジスタは、p
    チャネルとnチャネル両方のキャリア伝導ができるよう
    に構成されるとともに、pチャネル動作でメモリの消去
    をし、nチャネル動作でメモリへの書込みをするように
    したことを特徴とする薄膜トランジスタメモリ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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