JPH04111496U - 記録ペンの筆圧調整装置 - Google Patents
記録ペンの筆圧調整装置Info
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- JPH04111496U JPH04111496U JP2372991U JP2372991U JPH04111496U JP H04111496 U JPH04111496 U JP H04111496U JP 2372991 U JP2372991 U JP 2372991U JP 2372991 U JP2372991 U JP 2372991U JP H04111496 U JPH04111496 U JP H04111496U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 記録ペンを用いる記録装置において各種の記
録ペンに対しそれぞれ適当な筆圧を設定する。 【構成】 着地制御後の筆圧0の点から筆圧の最適値ま
での指令値の増分値iqを予め求めておき、使用中の着
地制御ごとに筆圧0になるように調整し、このときのi
の値にiq を加算して制御することを特徴としている。
録ペンに対しそれぞれ適当な筆圧を設定する。 【構成】 着地制御後の筆圧0の点から筆圧の最適値ま
での指令値の増分値iqを予め求めておき、使用中の着
地制御ごとに筆圧0になるように調整し、このときのi
の値にiq を加算して制御することを特徴としている。
Description
【0001】
本考案は記録装置に使用する記録ペンの筆圧調整装置に関するものである。
【0002】
図2は、記録ペンの制御装置の構成を示す図で、図において、1は記録ペン、
2はペンホルダ、3は基台、4はアクチュエータ、5はスライドベアリング、6
は位置センサ、7は記録紙表面を示す。
【0003】
記録ペン1の筆圧調整には着地制御終了時点における制御状態が直接関係する
ので、最初に着地制御について説明する。
図4は着地制御を行う回路の一実施例を示すブロック図であり、図において、
8は制御演算装置、81,87は互いに連動する切り替えスイッチ、82は減算
器、83は増幅器、84は微分回路、85は積分回路、86は加算器、9はディ
ジタルアナログ変換器、10は増幅器、11,12はそれぞれ積分装置、13は
アナログディジタル変換器である。
【0004】
図4に示す回路は、着地制御を速度制御で行う場合を示し、制御演算装置8は
基準速度v1 またはv2 が与えられ、i=P(v1 −v)・・・(1)または、
i=P(v2 −v)+I∫(v2 −v)dt・・・(2)により算出した指令値
iを出力する。但し、vは記録ペンの降下速度であり、v=−dz/dtの関係
にある。
【0005】
アクチュエータ4は、例えばダイナミックスピーカのムービングコイルに相当
する駆動コイルと、弾性力を作用させるスプリングとを備えており、スプリング
自体の平衡位置がz0 であるとすると、記録ペン1の位置がzであるときは、駆
動コイルにK(z−z0 )の力を加える。ここにKは弾性係数である。
【0006】
また駆動コイルの出す力はコイルに流れる電流に比例し、コイルに流れる電流
は指令値iに比例するので、Fi(Fはアクチュエータ4の電流−力変換実数)
によって駆動コイルの出す力を表すことができる。このアクチュエータ4に連結
されている系の質量合計をMとし、重力の加速度をgとすれば、力Mgがこの系
に加えられている。系の摩擦係数をfとすると、運動の方程式として次の式(3
)が成立する。
−Md2 z/dt2 −fdz/dt=K(z−z0 )+Fi+Mg・・・(3)
但し、zは上方を増加方向とし、−d2 z/dt2 は下方向への加速度、−d
z/dtは下方向への速度を表す。
【0007】
増幅器10がアクチュエータ4の駆動コイルに入力する電流によって力Fiが
発生し、記録ペン1は−z方向の加速を受け、この加速が積分装置11,12(
特別の積分装置が存在するわけではなく、記録ペン1の加速結果がその位置変化
として表れることを意味する)で2回積分され位置zとして位置センサ6により
検知され、アナログディジタル変換器13によりディジタル値に変換され、制御
演算装置8に入力される。
【0008】
ところで記録ペン1の着地制御は、図5に示すように2段階の速度制御で行わ
れる。すなわち現在時点t0から着地点近傍の位置z1 までは大きな速度v1 で
近接し、この点以下では記録ペン1が記録用紙表面に激突するのを避けるため、
小さな速度v2 で制御する。そしてこの制御には、式(2)に示すようにP,I
制御が用いられる。
【0009】
この制御を行うことにより、図5に示すようにz1 点を通過すると、速度vは
漸次減速されてv2 に近ずき、記録ペン位置zは漸次降下する。そして、記録ペ
ン1の先端が記録紙表面7に当接するとv=0となり、微分回路84でv=0を
検出して基準速度をv2 から0に変更し、着地制御を終了する。
【0010】
着地制御終了直前の状態を考え、その時点における積分回路85の出力をiP
とすれば、式(3)でd2 z/dt2 =0であるので、式(2)と式(3)とか
ら、
fdz/dt=K(z−z0 )+FiP +Mg+FP(v2 −v)・・・(4)
となるが、図5から明らかなように、この時点ではv2 −vは負であり、したが
ってK(z−z0 )+FiP +Mgは正である。
この状態において記録ペン1の着地のため、dz/dt,vが0となり、これ
を検出して基準速度を0にするので、
K(z−z0 )+FiP +Mg=A・・・(5)
の平衡が成立する。但し、式(5)のAは筆圧であって、記録ペン1が力Aを記
録紙表面7に及ぼし、記録紙表面7からの反力Aによって上方に押され、式(5
)の左辺の力と釣り合っている。
【0011】
解決しようとする問題点は、上述の式(5)から解るように、着地制御の終了
によって記録ペンに与えられる筆圧は、着地制御によって一義的に定められ、必
ずしも当該記録ペンにとって適当な筆圧であるとは限らないという点にある。
【0012】
すなわち、記録ペンの種類によって記録に適当な筆圧がそれぞれ異なり、また
鉛筆ペンなどでは芯の消耗に従い記録紙表面の高さが一定としても着地点の高さ
zが変化するので、zの変化に対応したAの値を維持するためは式(5)のiP
の値を変化させる必要がある。
本考案はかかる課題を解決するためになされたもので、各種の記録ペンに適当
な筆圧を与える記録ペンの筆圧調整装置を得ることを目的としている。
【0013】
本考案は、各種の記録ペンに対する適当な筆圧点は筆圧0の点に比較的近く、
また着地制御の終了状態では筆圧が比較的小さいことを利用し、各種の記録ペン
に対し適当な筆圧値をアクチュエータに対する電流指令値の増分iq として記憶
させ、着地制御の終了ごとに筆圧0に対応する指令値iを決定し、i=i+iq
の新しい指令値により記録動作中の筆圧を維持させることを最も主要な特徴とし
ている。
【0014】
図2は、本考案において各種の記録ペンに対する最適な指令値の増分iq を検
出する動作を示すフローチャートで、図において200〜209は各ステップを
示す。
202においては、当該記録ペンに対し良好な記録が得られる最小のiの値を
試行錯誤によって決定し、この値をis とし、これからiの許容誤差id ずつ漸
次減少させながら、記録ペンの位置が着地位置より上昇する最初のステップを2
08により検出し、iq =is −iによって209で増分iq を決定する。
また、ステップ206はiの変更による過度現象の終了を待つステップを示し
、図2に示す動作により各種の記録ペンの種類に対するiq の値を決定して記憶
する。
【0015】
図1は、本考案の一実施例を示すフローチャートで、図において、100〜1
08は各ステップを示す。記録ペンの着地終了時点では指令値はiP であるが、
ステップ102においてこれをiの初期値として設定し、以下、ステップ103
〜107を図2のステップ204〜208と同様に動作させ、筆圧0に対応する
iの値を求め、これに当該記録ペンに対して記憶してあるiq の値を加算する。
このようにして当該記録ペンに対し最適の筆圧を与える最小のiの値を得ること
ができる。
【0016】
以上説明したように本考案の記録ペンの筆圧調整装置は、各種の記録ペンに対
しそれぞれ適当な筆圧を与えながら記録を行うことができる利点がある。
【図1】本考案の一実施例を示すフローチャートであ
る。
る。
【図2】本考案において各種の記録ペンに最適筆圧を与
える指令値増分を決定する動作を示すフローチャートで
ある。
える指令値増分を決定する動作を示すフローチャートで
ある。
【図3】記録ペンの制御装置の構成を示す図である。
【図4】記録ペンの着地制御の動作回路を示すブロック
図である。
図である。
【図5】記録ペンの着地制御における速度と位置の変化
を示す図である。
を示す図である。
1 記録ペン
4 アクチュエータ
6 位置センサ
8 制御演算装置
83 増幅器
84 微分回路
85 積分回路
86 加算器
i 指令値
iq 指令値増分
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)考案者 杉本 貴央
東京都品川区西品川3−19−6 グラフテ
ツク株式会社内
(72)考案者 種村 明彦
東京都品川区西品川3−19−6 グラフテ
ツク株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 記録装置に用いられ、制御演算装置から
出力される指令値に基づいて駆動されるアクチュエータ
によりその上下運動が制御され、位置センサによりその
上下方向位置が測定される記録ペンの先端を記録紙表面
に当接させ、記録ペンに記録に適する筆圧を与える記録
ペンの筆圧調整装置において、当該記録ペンの着地制御
が終了した状態において上記アクチュエータに与える指
令値iの値を加減し、良好な記録を与える最小のiの値
を決定し、これをisとして記憶する手段、iの値をそ
の許容誤差量id ずつ減少して行き筆圧が0の状態にな
るiの値を検出し、このiの値をis から減算した値i
p を当該記録ペンに対する筆圧値として記憶する手段、
記録開始のために着地制御を終了した後、iの値をid
ずつ減少して行き筆圧が0の状態になるiの値を検出
し、このiの値に当該記録ペンに対して予め算出した値
ip を加えた指令値により上記アクチュエータを制御し
ながら記録を実行する手段、を備えたことを特徴とする
記録ペンの筆圧調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2372991U JPH04111496U (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 記録ペンの筆圧調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2372991U JPH04111496U (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 記録ペンの筆圧調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04111496U true JPH04111496U (ja) | 1992-09-28 |
Family
ID=31908844
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2372991U Pending JPH04111496U (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | 記録ペンの筆圧調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04111496U (ja) |
-
1991
- 1991-03-19 JP JP2372991U patent/JPH04111496U/ja active Pending
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