JPH04112170U - 軸 受 - Google Patents
軸 受Info
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- JPH04112170U JPH04112170U JP2292591U JP2292591U JPH04112170U JP H04112170 U JPH04112170 U JP H04112170U JP 2292591 U JP2292591 U JP 2292591U JP 2292591 U JP2292591 U JP 2292591U JP H04112170 U JPH04112170 U JP H04112170U
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- JP
- Japan
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- bearing body
- bearing
- rack rod
- thermal expansion
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】軸受本体の熱膨張を効率的に吸収でき、しかも
外周を精度良く容易に加工し得る軸受を提供する。 【構成】軸受本体5外周にラック棒4との摺動発熱によ
る軸受本体5の熱膨張を吸収するためのらせん状の溝1
5を設けたことを特徴とする。
外周を精度良く容易に加工し得る軸受を提供する。 【構成】軸受本体5外周にラック棒4との摺動発熱によ
る軸受本体5の熱膨張を吸収するためのらせん状の溝1
5を設けたことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、たとえば自動車のラックアンドピニオン方式の舵取り装置に用いら
れる、ラック棒摺動案内用の軸受に関する。
【0002】
従来のこの種の軸受としては、たとえば図3に示すような舵取り装置に用いら
れている。すなわち、この舵取り装置は、ケーシング100に回転可能に支持さ
れたピニオン101と、該ピニオン101と噛み合うラック歯102を有するラ
ック棒103と、ケーシング100内にあってラック棒103を摺動支持する軸
受本体104と、軸受本体104をラック棒103側へ押圧するスプリング10
5とから構成されている。
【0003】
そして、軸受本体104はケーシング100に設けた孔107内周に摺動自在
に挿入され、ラック棒103が摺動する軸受面106は軸受中心の両側に離れて
ラック棒103の軸方向に沿う当たり面を有する構成となっていた。
【0004】
しかしながら、上記した従来技術の場合には、軸受本体104を樹脂で製作し
た場合、図4に示すように樹脂が熱膨張すると、軸受本体104外周は孔107
内周に囲まれているために外周側への熱膨張が制限され、その分軸受面106側
に逃げて軸受面106が変形してしまう。そのため、ラック棒103が上下し、
その位置が不安定となってラック棒103がスムースに摺動しなくなるという問
題があった。
【0005】
そこで従来から図5に示すように、軸受本体104外周数か所にフランジ状の
凸部108を設け、ケーシング100の孔107との接触面積を少なくし、また
、熱膨張した樹脂を凸部108と凸部108の間の凹部109に逃がすものが考
えられた。
【0006】
しかし、このような凸部108を設けたものでは、外形寸法は、孔107内周
とのガタ付きを小さくするべく公差を厳しく押えなければならない。ところが、
この凸部108を設けたものでは、センタレス研磨ができず、旋盤で加工した場
合、外周の凹凸の影響および切削時の発熱による外径寸法の変化によってセンタ
レス研磨に比べ精度がでにくく、また時間を要し、生産性が悪かった。
【0007】
本考案は上記した従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的
とするところは、軸受本体の熱膨張を効率的に吸収でき、しかも外周を精度良く
容易に加工し得る軸受を提供することにある。
【0008】
上記目的を達成するために、本考案にあっては、ケーシングに回転可能に支持
されたピニオンと噛み合うラック歯を有するラック棒を摺動支持する樹脂製の軸
受本体を、ケーシングに設けた孔内に挿入すると共に、該孔内に設けたスプリン
グによって軸受本体をラック棒側に押圧する軸受において、
前記軸受本体外周にラック棒との摺動発熱による軸受本体の熱膨張を吸収する
ための溝を設けたことを特徴とする。
【0009】
この熱膨張を吸収するための溝はらせん状溝とすることが効果的である。
【0010】
上記構成の軸受にあっては、摺動発熱によって軸受本体が熱膨張しても、この
熱膨張は外周の溝によって吸収され、軸受面の変形が防止できる。
【0011】
軸受本体の外周には溝を設けるだけなので、軸受本体外周自体は研磨すること
ができ、容易にしかも精度良く加工することができる。
【0012】
以下に本考案を図示の実施例に基づいて説明する。本考案の一実施例に係る軸
受を示す図1および図2において、1はラックアンドピニオン方式の舵取り装置
全体を示すもので、概略、内部中空のケーシング2と、このケーシング2の中空
部7に回転可能に支持されたピニオン3と、このピニオン3と噛み合うラック棒
4と、ラック棒4を摺動支持する樹脂製の軸受本体5と、この軸受本体5をラッ
ク棒4側に押圧するスプリング6と、から構成されている。
【0013】
ラック棒4は断面略半円形状で、その平坦面側に長手方向に所定ピッチでもっ
て多数のラック歯8が形成され、このラック歯8にピニオン3が噛み合っている
。一方、ラック棒8の円弧面側が軸受本体5に形成された軸受面9に摺動自在に
支持されている。
【0014】
軸受本体5は、一端が閉塞され他端が開放された略円筒状に成形された部材で
、ケーシング2の突出部10に形成された円筒孔11内周に、その閉塞された端
壁12をケーシング2の中空部7に向けて摺動自在に挿入され、この端壁12に
ラック棒4が摺動接触する軸受面9が形成されている。この軸受面9はラック棒
4の円弧面に倣った断面円弧状で、端壁12を直径方向に横切って直線状に伸び
ている。この軸受面9の底面には断面コ字形の溝13が軸受面9全長に渡って伸
びている。
【0015】
軸受本体5の樹脂材料としては、たとえばアセタール,ナイロンあるいはフェ
ノール樹脂や、それらの充填材入りの材料が用いられる。
【0016】
また、突出部10の上記円筒孔11の開口部は閉塞板14にて閉塞され、上記
したスプリング6は閉塞板14と軸受本体5の端壁12の裏面との間に圧縮状態
にて装着されている。
【0017】
そして、軸受本体5外周にラック棒4との摺動発熱による軸受本体5の熱膨張
を吸収するため熱膨張吸収溝15が設けられている。
【0018】
この熱膨張吸収溝15は、この実施例ではらせん状溝で、軸受本体5の端壁1
2側の一端から開放端まで連続して延びており、溝の深さdは、0.1〜0.5
mm程度が好ましい。また、熱膨張吸収溝15の形状としては、右ねじとしても
よいし左ねじとしてもよい。また、1条ねじタイプに限らず多条ねじタイプとし
てもよい。
【0019】
この熱膨張吸収溝15はらせん状溝に限られず、たとえば軸受本体5の軸線方
向に伸びる溝としてもよく、また軸受本体5の円周方向に伸びる環状溝としても
よく、両方の溝を組み合わせた構成としてもよい。
【0020】
上記構成の軸受にあっては、摺動発熱によって軸受本体5が熱膨張しても、こ
の熱膨張は外周の熱膨張吸収溝15によって吸収され、軸受面9の変形が防止で
きる。
【0021】
また、軸受本体5の外周には溝加工をするだけなので、軸受本体5外周自体は
研磨することができ、容易にしかも精度良く加工することができる。
【0022】
なお、上記実施例にあっては、自動車の舵取り装置を例にとって説明したが、
舵取り装置に限られるものではなく、各種装置に適用されるラックアンドピニオ
ン機構のラック棒用の軸受として広く利用することができる。
【0023】
本考案は以上の構成および作用を有するもので、摺動発熱による軸受本体の熱
膨張は外周の溝によって吸収され、軸受面の変形を防止でき、ラック棒を円滑に
摺動案内することができる。
【0024】
そして、軸受本体の外周には溝を設けただけなので、軸受本体外周自体は研磨
することができ、従来に比べて加工時間を短縮できると共に、加工精度の向上を
図ることができる。
【図1】図1は本考案の一実施例に係る軸受を示してお
り、同図(a)は概略斜視図、同図(b)は正面図、同
図(c)は溝の拡大断面図である。
り、同図(a)は概略斜視図、同図(b)は正面図、同
図(c)は溝の拡大断面図である。
【図2】図2は図1の軸受が適用された自動車の舵取り
装置の要部断面図である。
装置の要部断面図である。
【図3】図3は従来の軸受が適用された自動車の舵取り
装置の要部断面図である。
装置の要部断面図である。
【図4】図4は図3の軸受の熱膨張による軸受面の変形
状態を示す正面図である。
状態を示す正面図である。
【図5】図5は従来の軸受の他の構成例を示すもので、
同図(a)は正面図、同図(b)は平面図である。
同図(a)は正面図、同図(b)は平面図である。
1 舵取り装置
2 ケーシング
3 ピニオン
4 ラック棒
5 軸受本体
6 スプリング
7 中空部
8 ラック歯
9 軸受面
10 突出部
11 円筒孔
12 端壁
13 溝
14 閉塞板
15 熱膨張吸収溝
Claims (2)
- 【請求項1】ケーシングに回転可能に支持されたピニオ
ンと噛み合うラック棒を摺動支持する樹脂製の軸受本体
を、ケーシングに設けた孔内に摺動可能に挿入すると共
に、該孔内に設けたスプリングによって軸受本体をラッ
ク棒側に押圧する軸受において、前記軸受本体外周にラ
ック棒との摺動発熱による軸受本体の熱膨張を吸収する
ための溝を設けたことを特徴とする軸受。 - 【請求項2】熱膨張を吸収するための溝はらせん状溝で
ある請求項1記載の軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2292591U JPH04112170U (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 軸 受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2292591U JPH04112170U (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 軸 受 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04112170U true JPH04112170U (ja) | 1992-09-29 |
Family
ID=31908317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2292591U Pending JPH04112170U (ja) | 1991-03-15 | 1991-03-15 | 軸 受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04112170U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5347222B2 (ja) * | 1974-11-20 | 1978-12-19 |
-
1991
- 1991-03-15 JP JP2292591U patent/JPH04112170U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5347222B2 (ja) * | 1974-11-20 | 1978-12-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970520 |