JPH04112172U - ホイールクレーン - Google Patents

ホイールクレーン

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JPH04112172U
JPH04112172U JP1683091U JP1683091U JPH04112172U JP H04112172 U JPH04112172 U JP H04112172U JP 1683091 U JP1683091 U JP 1683091U JP 1683091 U JP1683091 U JP 1683091U JP H04112172 U JPH04112172 U JP H04112172U
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wheels
steering
width
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 前輪の最大操舵角を増加させて前輪ステアリ
ングモードおよび四輪ステアリングモード時の小回り性
を高める。 【構成】 下部走行体の走行体フレーム21におけるフ
ロントフレーム23の幅寸法W3をリヤフレームの幅寸
法W4よりも小さくすることにより、このフロントフレ
ーム23の左右両側面と前輪7との間隔M3を、リヤフ
レーム24の左右両側面と後輪8との間隔M4よりも大
きく設定し、かつ、前輪側ナックルアーム25の回動半
径R1を後輪側ナックルアーム26の回動半径R2よりも
小さく設定した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は前輪のみが操舵される前輪ステアリングモードと、前後輪が同時にス テアリングされる四輪ステアリングモードとに切換可能に構成されたホイールク レーンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ラフテレーンクレーン等のホイールクレーンにおいては、作業現場では小回り をきかせて機動性を高めるために前後輪を同方向または逆方向に同時に操舵しう る四輪ステアリングモード(クラブモードまたはクランプモード)とし、通常走 行時(公道走行時)は、安全のために後輪を中立ロックして前輪のみ操舵可能な 前輪ステアリングモードに切換えるようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ホイールクレーンの場合、狭隘な現場で使用されることが多いだけに、前輪ス テアリングモードでの通常走行時にも小回りをきかせて狭所進入性を良くしたい という要望がある。また、四輪ステアリングモードでさらに小回り性を良くした いという要望もあった。
【0004】 ここで、小回り性を良くするためには車輪の最大切れ角(最大ステアリング角 )を大きくすればよく、そのためには、車輪がキングピンまわりに回動しうる空 間を広くすればよい。
【0005】 ところが、ここに次のような問題があった。
【0006】 図4において、Lは下部走行体で、この下部走行体L上に上部旋回体Uが搭載 されてホイールクレーンが構成される。Bはブームである。
【0007】 下部走行体Lの走行体フレーム1は、図5にも示すように、上部旋回体Uが搭 載されるセンターフレーム2の前方にフロントフレーム3、後方にリヤフレーム 4がそれぞれ連続形成されて成り、フロントフレーム3の下方に前部車軸5、リ ヤフレーム4の下方に後部車軸6がそれぞれ設けられる。
【0008】 前部車軸5に取付けられた前輪7、および後部車軸6に取付けられた後輪8は 、それぞれステアリングシリンダ(油圧シリンダ)9,10によりナックルアー ム11,12を介してキングピン13,14まわりに操舵される。15,16は タイロッドである。
【0009】 前輪、後輪両ステアリングシリンダ9,10は、径および長さとも同一サイズ のものが使用され、四輪ステアリングモードでこれらがシリーズに接続されて同 一流量の油が供給される。従って、前後輪7,8は同一角度で操舵される。
【0010】 図5は、四輪ステアリングモードのうち前後輪7,8が同時に同方向に操舵さ れる所謂クラブモードにおいて最大角度αまで操舵された状態を示している。
【0011】 この最大操舵角度αは、車輪操舵空間、すなわち、車輪中立状態における前後 輪6,7とフロントおよびリヤ両フレーム3,4の左右両側面との間隔(以下、 操舵幅という)M1,M2によって決まる。
【0012】 そして、この操舵幅M1,M2は、左右の車輪間隔と、フレーム3,4の幅寸法 W1,W2とによって決まり、このうち車輪間隔は法によって規制されるため、結 局、フレーム幅寸法W1,W2によって最大操舵角度αが決定される。
【0013】 ここで、リヤフレーム4は、幅方向の中央部にエンジンEが設置されるところ から、図5,6に示すようにこのエンジン設置部分が空間となった所謂開断面形 状に形成される。このため、このリヤフレーム幅寸法W2は、同フレーム全体と して必要な剛性および強度を確保しうる寸法として決められ、これより小さくす ることはできない。従って、後輪側の操舵幅M1は現状以上には大きくすること ができない。なお、図6中、17,18はエンジンカバーである。
【0014】 一方、フロントフレーム3については、リヤフレーム4のようなエンジン収容 空間等が不必要なため、図5,7に示すように周囲が閉じた所謂閉断面形状に形 成される。
【0015】 この場合、従来のホイールクレーンでは、フロントフレーム3の幅寸法W1を リヤフレーム4の幅寸法W2と同一に設定しているため、前輪側操舵幅M1が後 輪側操舵幅M2と同一となっていた。
【0016】 これにより、前輪7の最大操舵角αが後輪8と同じに制限され、これが、前輪 ステアリングモードおよび四輪ステアリングモードにおいて現状以上に小回り性 を良くすることができない主因となっていた。
【0017】 そこで本考案は、前輪の最大操舵角を増加させて前輪ステアリングモードおよ び四輪ステアリングモードでの小回り性を高めることができるホイールクレーン を提供するものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本考案は、下部走行体と、この下部走行体上に搭載された上部旋回体とを具備 し、下部走行体のリヤフレームにエンジンが設置されるとともに、このリヤフレ ームに後輪、フロントフレームに前輪がそれぞれ設けられ、これら前輪と後輪が 同時に操舵される四輪ステアリングモードと、前輪のみが操舵可能となる前輪ス テアリングモードとに切換可能に構成されたホイールクレーンにおいて、上記フ ロントフレームの幅寸法を上記リヤフレームの幅寸法よりも小さくすることによ り、このフロントフレームの左右両側面と前輪との間隔をリヤフレームの左右両 側面と後輪との間隔よりも大きく設定し、かつ、ステアリングハンドルの回転角 に対する前輪および後輪の切れ角の比A,BがA>Bとなるように、前輪側ナッ クルアームの回動半径を後輪側ナックルアームの回動半径よりも小さく設定し( 請求項1)、または前輪を操舵する前輪ステアリングシリンダの径を、後輪を操 舵する後輪ステアリングシリンダの径よりも小さく設定した(請求項2)もので ある。
【0019】
【作用】
このように、フロントフレームは閉断面形状であって、元々、剛性および強度 がフロントフレームよりも高いことに着目し、その分、幅寸法をリヤフレームよ りも小さく設定することによって前輪の操舵幅を増加させることができる。
【0020】 そしてその上で、請求項1の場合はナックルアームの回動半径を前輪側で大き くしたから、前後輪を、同一サイズ(径および長さ)、かつ、同一流量が供給さ れるステアリングシリンダによって操舵しながら、前輪の最大操舵角を後輪側よ りも大きくすることができる。
【0021】 一方、請求項2の場合は、前輪ステアリングシリンダの径を後輪ステアリング シリンダの径よりも大きくしたから、同一流量に対して前輪ステアリングシリン ダの伸縮ストロークが後輪ステアリングシリンダの伸縮ストロークよりも大きく なり、これによって前輪の最大操舵角を後輪側よりも大きくすることができる。
【0022】
【実施例】
本考案の実施例を図1〜図3によって説明する。
【0023】 第1実施例(図1,2参照) 図4〜図7に示す従来技術と同一部分には同一符号を付して示し、その重複説 明を省略する。
【0024】 図1において、21は走行体フレーム、22はこの走行体フレーム21のセン ターフレーム、23は同フロントフレーム、24は同リヤフレームである。
【0025】 リヤフレーム24は、従来同様、幅方向の中央部が空間となった所謂開断面形 状に形成され、その幅寸法W4が、従来クレーンのリヤフレーム幅寸法W2と同じ 、すなわち、必要な剛性および強度との関係で決定される寸法に設定されている 。
【0026】 一方、フロントフレーム23は、従来クレーンのフロントフレーム3同様、所 謂閉断面形状に形成され、その幅寸法W3は、必要な剛性および強度を確保しう る範囲で従来のフロントフレーム幅寸法W1(=W2,W4)よりも小さく設定さ れている。
【0027】 これにより、後輪操舵幅M4は従来(M1,M2)と同じまま、前輪操舵幅M3が 後輪操舵幅M4よりも大きく設定され、前輪7が後輪8よりも大きな角度で操舵 可能な状態となっている。
【0028】 そして、実際に、前輪7の最大操舵角度βを後輪8の最大操舵角αよりも大き くするための手段として、前輪側ナックルアーム25の回動半径R1が後輪側ナ ックルアーム26の回動半径R2よりも小さく設定されている。
【0029】 こうすれば、両ナックルアーム25,26が、同一サイズ(径および長さ)、 かつ、同一流量が供給される前後のステアリングシリンダ9,10によって駆動 されながら、上記半径差(R2−R1)により、ステアリングハンドル(図示せず )の回転角に対する前後輪7,8の切れ角の比A,BがA>Bとなる。
【0030】 すなわち、同じハンドル操作で前輪7が後輪8よりも大きな角度で操舵される 。これにより、図示のように前輪7の最大操舵角βが後輪8の最大操舵角αより も大きくなる。
【0031】 従って、前輪ステアリングモードおよび四輪ステアリングモードでの走行時に クレーンの最小旋回半径を小さくして小回り性を従来の場合よりも良くすること ができる。
【0032】 第2実施例(図3参照) 第1実施例との相違点のみを説明する。
【0033】 第2実施例では、前後のナックルアーム25,26の回動半径は同一とされ、 前輪側ステアリングシリンダ9の径寸法D1が後輪側ステアリングシリンダ10 の径寸法D2よりも小さく(シリンダ長さは同じ)設定されている。
【0034】 こうすれば、両ステアリングシリンダ9,10に同一流量の油が供給されても 、上記シリンダ径の差(D2−D1)によって前輪側ステアリングシリンダ9の伸 縮ストロークS1が後輪側ステアリングシリンダ10のストロークS2よりも大き くなり、その分、前輪7の最大操舵角度βが後輪8の最大操舵角度αよりも大き くなる。
【0035】 これにより、第1実施例の場合と同じ作用効果が得られることとなる。
【0036】 ところで、第1実施例におけるナックルアーム25,26の回動半径差(R2 −R1)、または第2実施例におけるステアリングシリンダ径の差(D2−D1 )を十分大きくとれない場合等に、この両方を組み合わせてもよい。
【0037】
【考案の効果】
上記のように本考案によるときは、走行体フレームのフロントフレームが閉断 面形状で、元々、剛性および強度がフロントフレームよりも高いことに着目し、 必要な剛性、強度を確保しうる範囲でその幅寸法をリヤフレームよりも小さく設 定することによって前輪の操舵幅を従来よりも増加させ、その上で、ナックルア ームの回動半径を前輪側で大きくし(請求項1)、または前輪ステアリングシリ ンダの径を後輪ステアリングシリンダの径よりも小さく設定した(請求項2)か ら、前輪の最大操舵角を後輪側よりも大きくすることができる。
【0038】 このため、前輪ステアリングモードおよび四輪ステアリングモードでの小回り 性を従来の場合よりも良くすることができ、これにより通常走行時の狭所進入性 、現場走行時の機動性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す下部走行体の概略平
面図である。
【図2】同実施例における前後輪のステアリング機構の
構成と作用を説明するための図である。
【図3】本考案の第2実施例を示す前後輪のステアリン
グ機構の構成と作用を説明するための図である。
【図4】ホイールクレーンの一般的構成を説明するため
の概略側面図である。
【図5】従来のホイールクレーンを示す下部走行体の概
略平面図である。
【図6】同クレーンにおける下部走行体のリヤフレーム
の垂直断面図である。
【図7】同フロントフレームの垂直断面図である。
【符号の説明】
21 下部走行体の走行体フレーム 23 走行体フレームのフロントフレーム W3 フロントフレームの幅寸法 24 リヤフレーム W4 リヤフレームの幅寸法 E エンジン 7 前輪 8 後輪 M3 フロントフレームと前輪の間隔 M4 リヤフレームと後輪の間隔 25 前輪側ナックルアーム R1 同ナックルアームの回動半径 26 後輪側ナックルアーム R2 同ナックルアームの回動半径 9 前輪ステアリングシリンダ D1 同シリンダの径 10 後輪ステアリングシリンダ D2 同シリンダの径

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部走行体と、この下部走行体上に搭載
    された上部旋回体とを具備し、下部走行体のリヤフレー
    ムにエンジンが設置されるとともに、このリヤフレーム
    に後輪、フロントフレームに前輪がそれぞれ設けられ、
    これら前輪と後輪が同時に操舵される四輪ステアリング
    モードと、前輪のみが操舵可能となる前輪ステアリング
    モードとに切換可能に構成されたホイールクレーンにお
    いて、上記フロントフレームの幅寸法を上記リヤフレー
    ムの幅寸法よりも小さくすることにより、このフロント
    フレームの左右両側面と前輪との間隔をリヤフレームの
    左右両側面と後輪との間隔よりも大きく設定し、かつ、
    ステアリングハンドルの回転角に対する前輪および後輪
    の切れ角の比A,BがA>Bとなるように、前輪側ナッ
    クルアームの回動半径を後輪側ナックルアームの回動半
    径よりも小さく設定したことを特徴とするホイールクレ
    ーン。
  2. 【請求項2】 下部走行体と、この下部走行体上に搭載
    された上部旋回体とを具備し、下部走行体のリヤフレー
    ムにエンジンが設置されるとともに、このリヤフレーム
    に後輪、フロントフレームに前輪がそれぞれ設けられ、
    これら前輪と後輪が同時に操舵される四輪ステアリング
    モードと、前輪のみが操舵可能となる前輪ステアリング
    モードとに切換可能に構成されたホイールクレーンにお
    いて、上記フロントフレームの幅寸法を上記リヤフレー
    ムの幅寸法よりも小さくすることにより、このフロント
    フレームの左右両側面と前輪との間隔をリヤフレームの
    左右両側面と後輪との間隔よりも大きく設定し、かつ、
    ステアリングハンドルの回転角に対する前輪および後輪
    の切れ角の比A,BがA>Bとなるように、前輪を操舵
    する前輪ステアリングシリンダの径を、後輪を操舵する
    後輪ステアリングシリンダの径よりも小さく設定したこ
    とを特徴とするホイールクレーン。
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