JPH04113012U - 測量機 - Google Patents

測量機

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JPH04113012U
JPH04113012U JP2456791U JP2456791U JPH04113012U JP H04113012 U JPH04113012 U JP H04113012U JP 2456791 U JP2456791 U JP 2456791U JP 2456791 U JP2456791 U JP 2456791U JP H04113012 U JPH04113012 U JP H04113012U
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horizontal shaft
horizontal
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telescope
alidade
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昌弘 中村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 精密嵌合を要せず、望遠鏡のアリダードへの
着脱の再現性の良い測量機を提供することである。 【構成】 望遠鏡の水平軸とアリダードの水平軸嵌合部
とにそれぞれ刻設された刻印を符合させた後、径方向に
ビスにより回転しないように固定する。 【効果】 望遠鏡のアリダードへの着脱の再現性の良い
測量機が得られた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は測量機に関するものである。更に詳しくは望遠鏡のアリダードへの着 脱の再現性の良い測量機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の測量機においては望遠鏡のアリダードへの着脱の再現性を確保するため に、望遠鏡の水平軸嵌合部とアリダードの水平軸との嵌合を高精度に保つために いわゆる精密嵌合加工を施していた。
【0003】 従来の測量機、特に電子式セオドライトにおける高度角測定は光電式エンコー ダーによっている。光電式エンコーダーは固定された可動のエンコーダーディス ク、エンコーダーインデックス及び光電検出部から構成されている。エンコーダ ーディスクは望遠鏡の水平軸嵌合部に嵌合する一の水平軸に固設される。又望遠 鏡をアリダードへ装着する際水平軸を水平軸嵌合部から離脱し、再び装着するの が一般である。水平軸と水平軸嵌合部とのそれぞれの相互位置関係が着脱前後に おいて再現されないと、面振れ等が生じて水平軸に固設されたエンコーダーディ スクと望遠鏡との相互位置関係が再現されず、従って高度角測定精度が低下する 。このため従来はエンコーダーディスクと望遠鏡との相互位置関係の再現性を確 保するために、水平軸及び水平軸嵌合部の嵌合面の加工を精密嵌合加工としてい た。
【0004】 しかしながら従来の精密嵌合には、部品加工に高度の加工技術を要し又高価な ものとなってしまう。又組立に際してはきつい嵌合をしている部品の着脱を行う ために部品の嵌合面を損傷しがちであった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記の課題を解決するため、精密嵌合を要せず、望遠鏡のアリダード への着脱の再現性の良い測量機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、アリダード(2)と、アリダード(2)の一対の水平軸軸受部(8 a)、(8b)に光軸の傾斜角を鉛直面内で変更し得るようにそれぞれ回転可能 に枢支された水平軸(6a)、(6b)に嵌合する水平軸嵌合部(10a)、( 10b)が形成された望遠鏡(1)とを有する測量機において、 該水平軸嵌合部(10a)、(10b)にビス孔(9c)、(9d)が径方向 に穿設され、該ビス孔(9c)、(9d)に螺合し、該水平軸(6a)、(6b )と該水平軸嵌合部(10a)、(10b)とを固定するビス(9a)、(9b )を有し、該水平軸(6a)、(6b)及び該水平軸嵌合部(10a)、(10 b)にそれぞれ符合のための刻印(6e)、(6f)、(10e)、(10f) が刻設され、該水平軸(6a)、(6b)に刻設された刻印(6e)、(6f) と該水平軸嵌合部(10a)、(10b)に刻設された刻印(10e)、(10 f)が互いに符合するように該水平軸(6a)、(6b)と該水平軸嵌合部(1 0a)、(10b)が該ビス(9a)、(9b)により固定されることを特徴と する測量機を構成した。
【0007】 又前記水平軸嵌合部(10a)、(10b)の内周面の前記ビス孔(9c)、 (9d)と対向する位置に軸方向に溝状の切欠き部(10g)が穿設されている ことを特徴とする測量機を構成した。
【0008】
【作用】
水平軸(6a)、(6b)と水平軸嵌合部(10a)、(10b)とはそれぞ れ刻設された刻印(6e)、(6f)と刻印(10e)、(10f)が符合した 後、ビス(9a)、(9b) により着脱可能に固定される。
【0009】
【実施例】
本考案による第1の実施例を図1〜図3により説明する。 図1は第1の実施例を示す断面図、図2及び図3は水平軸(6a)、(6b)と 水平軸嵌合部(10a)、(10b)の断面図を示す。
【0010】 視準用の望遠鏡(1)には水平軸(6a)、(6b)に外側から嵌合する水平 軸嵌合部(10a)、(10b)が2個設けられている。アリダード(2)は垂 直軸(不図示)を中心に回転する回転部材であり、水平軸軸受(8a)、(8b )を支持固定する孔(2a)、(2b)が相対する位置に2個所穿設されている 。2本の水平軸(6a)、(6b)は共軸上にあって、これを中心に望遠鏡(1 )が回転する軸であり、アリダード(2)の孔(2a)、(2b)に支持されて いる水平軸軸受(8a)、(8b)にそれぞれ枢支されている。この回転によっ て望遠鏡の光軸の傾斜角を鉛直面内で変更することができる。水平軸嵌合部(1 0a)、(10b)にはそれぞれセットビス(9a)、(9b)が螺合するセッ トビス孔(9c)、(9d)が径方向に穿設されている。互いに嵌合する水平軸 (6a)、(6b)と水平軸嵌合部(10a)、(10b)とは、それぞれセッ トビス(9a)、(9b)により固定され、かつそれぞれ水平軸固定ネジ(7a )、(7b)により緊定されている。エンコーダディスク(3)は一の水平軸( 6a)の端面に軸に対して垂直に、かつ中心を軸と一致させて設置されている。 そしてアリダード(2)に固設されているエンコーダインデックス(4)及び光 電検出部(5)と共に高度角の測定を行う。
【0011】 望遠鏡(1)の水平軸嵌合部(10a)、(10b)が水平軸軸受(8a)、 (8b)にそれぞれ嵌合する面(10c)、(10d)には図2に示すようにそ れぞれ刻印(10e)、(10f)が刻設されている。刻設される位置は水平軸 嵌合部(10a)、(10b)と水平軸軸受(8a)、(8b)との互いに対峙 する位置のどこでもよいが、本実施例ではセットビス孔(9c)、(9d)と円 周上の反対側に刻設している。 又水平軸(6a)、(6b)が水平軸軸受(8a)、(8b)にそれぞれ嵌合 する面(6c)、(6d)の水平軸嵌合部(10a)、(10b)の側にはそれ ぞれ刻印(6e)、(6f)が刻設されている。 面(10c)、(10d)に刻設された刻印(10e)、(10f)と面(6 c)、(6d)に刻設された刻印(6e)、(6f)とは、それぞれ互いに符合 印をなしている。
【0012】 次に水平軸(6a)、(6b)と水平軸嵌合部(10a)、(10b)との嵌 合について説明する。図2(a)、(b)及び図3において水平軸(6a)に外 側から水平軸嵌合部(10a)が嵌合している。尚水平軸(6b)と水平軸嵌合 部(10b)との嵌合については同様であり説明を省略する。水平軸(6a)の 直径は水平軸嵌合部(10a)の直径より小であり、そのため水平軸(6a)が 水平軸嵌合部(10a)に内接するが水平軸(6a)の中心(O)と水平軸嵌合 部(10a)の中心(O′)とは一致しない。内接するとき水平軸(6a)を水 平軸嵌合部(10a)に対して相対的に回転し、水平軸(6a)に刻設された刻 印(6e)と水平軸嵌合部(10a)に刻設された刻印(10e)とを符合させ 両者の相互位置を一定にする。そして符合後セットビス(9a)により固定し刻 印符合の方向の両中心の差Δaを再現性良く一定に保持することが可能である。
【0013】 もし刻印(6e)と刻印(10e)とが符合されず、又はセットビス(9a) により固定していないと、水平軸(6a)と水平軸嵌合部(10a)とは相互位 置を一定に保持することができず、従って図3に示す2方向の両中心の差Δx又 はΔyを一定に保持することは、水平軸(6a)と水平軸嵌合部(10a)とが 真円で同一直径を有さないかぎり極めて困難である。
【0014】 次に水平軸(6a)、(6b)と水平軸嵌合部(10a)、(10b)との加 工及び組立について説明する。先ず、水平軸(6a)、(6b)を望遠鏡(1) の水平軸嵌合部(10a)、(10b)に所定位置に挿入し、次いで刻印(6e )、(6f)と刻印(10e)、(10f)とを符合させ水平軸(6a)、(6 b)と水平軸嵌合部(10a)、(10b)の回転方向についての所定位置に設 置する。セットビス(9a)、(9b)により水平軸(6a)、(6b)を水平 軸嵌合部(10a)、(10b)に固定する。更に水平軸固定ネジ(7a)、( 7b)により緊定する。
【0015】 次に水平軸(6a)、(6b)が望遠鏡(1)の水平軸嵌合部(10a)、( 10b)に緊定されて一体となった後、一体となった軸を軸中心として回転し、 エンコーダインデックス(3)を設置する一の水平軸(6a)の端面を軸に対し て垂直な平面に加工する。
【0016】 望遠鏡(1)の水平軸嵌合部(10a)、(10b)から水平軸(6a)、( 6b)をそれぞれ離脱させる。望遠鏡(1)をアリダード(2)の相対する孔( 2a)、(2b)に支持されている水平軸軸受(8a)、(8b)の間に設置し 、水平軸(6a)、(6b)を水平軸軸受(8a)、(8b)を貫通してから、 水平軸嵌合部(10a)、(10b)に所定位置挿入する。 次いで刻印(6e)、(6f)と刻印(10e)、(10f)とを符合させ水 平軸(6a)、(6b)と水平軸嵌合部(10a)、(10b)の回転方向につ いての所定位置に設置する。セットビス(9a)、(9b)により水平軸(6a )、(6b)を水平軸嵌合部(10a)、(10b)に固定する。更に水平軸固 定ネジ(7a)、(7b)により緊定する。これにより水平軸(6a)、(6b )と水平軸嵌合部(10a)、(10b)との相互位置関係は離脱前の状態と同 一に再現される。
【0017】 本発明の第2の実施例を図4により説明する。図4は第2の実施例の水平軸( 6a)、(6b)と水平軸嵌合部(10a)、(10b)の断面図である。第1 の実施例と同一又は類似の点については説明を省略する。 水平軸嵌合部(10a)、(10b)に刻印(10e)、(10f)の位置、 即ちセットビス孔(9c)、(9d)と円周上の反対側の位置に切欠き部(10 g)が設けられている。切欠き部(10g)は軸方向に穿設された溝であり、水 平軸嵌合部(10a)、(10b)が水平軸(6a)、(6b)と嵌合し、セッ トビス(9a)、(9b)により固定されたとき水平軸(6a)、(6b)と刻 印(10e)、(10f)の位置(10h)、(10k)においては接触せず、 溝の縁部(10i)、(10l)において線接触するようになっている。軸方向 の線接触により水平軸(6a)、(6b)と水平軸嵌合部(10a)、(10b )との相互的位置が再現性良く確保でき、一方向の両中心(O)、(O′)の差 Δaを再現性良く一定に保持することが可能である。
【0018】 尚、水平軸嵌合部(10a)、(10b)が外面側から水平軸(6a)、(6 b)に嵌合する場合について説明したが、水平軸嵌合部(10a)が内面側から 水平軸(6a)に嵌合する場合についても同様に実施可能であることは言うまで もない。
【0019】 従来は望遠鏡(1)の水平軸嵌合部(10a)、(10b)から水平軸(6a )、(6b)を離脱させ、再び装着させるとき良い再現性を得るために、高度の 技術を要する精密嵌合加工が行われ、また高度の技術を要する着脱組立が行われ ていた工程が通常の技術により可能になった。
【0020】
【考案の効果】
本考案により、水平軸(6a)、(6b)に刻設された刻印(6e)、(6f )と水平軸嵌合部(10a)、(10b)が再現性良く着脱可能に固定されるか ら、精密嵌合を要せず、望遠鏡のアリダードへの着脱の再現性の良い測量機が得 られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例を示す断面図である。
【図2】図1における水平軸と水平軸嵌合部の断面図で
ある。
【図3】図1における水平軸と水平軸嵌合部の断面図で
ある。
【図4】第2の実施例の水平軸と水平軸嵌合部の断面図
である。
【符号の説明】
1 望遠鏡 2 アリダード 3 エンコーダディスク 4 エンコーダインデックス 5 光電検出部 6a、6b 水平軸 6e、6f 刻印 7a、7b 水平軸固定ネジ 8a、8b 水平軸軸受 9a、9b セットビス 10a、10b 水平軸嵌合部 10e、10f 刻印

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アリダードと、アリダードに設置された
    一対の水平軸軸受部に光軸の傾斜角を鉛直面内で変更し
    得るようにそれぞれ回転可能に枢支された水平軸に嵌合
    する水平軸嵌合部が形成された望遠鏡とを有する測量機
    において、該水平軸嵌合部にビス孔が径方向に穿設さ
    れ、該ビス孔に螺合し、該水平軸と該水平軸嵌合部とを
    固定するビスを有し、該水平軸及び該水平軸嵌合部にそ
    れぞれ符合のための刻印が刻設され、該水平軸に刻設さ
    れた刻印と該水平軸嵌合部に刻設された刻印が互いに符
    合するように該水平軸と該水平軸嵌合部が該ビスにより
    固定されることを特徴とする測量機。
  2. 【請求項2】 前記水平軸嵌合部の内周面の前記ビス孔
    と対向する位置に軸方向に溝状の切欠き部が穿設されて
    いることを特徴とする請求項1に記載された測量機。
JP2456791U 1991-03-22 1991-03-22 測量機 Expired - Lifetime JPH089605Y2 (ja)

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JPH089605Y2 JPH089605Y2 (ja) 1996-03-21

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