JPH04113252U - 自動車のバツテリ収納構造 - Google Patents

自動車のバツテリ収納構造

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JPH04113252U
JPH04113252U JP2488691U JP2488691U JPH04113252U JP H04113252 U JPH04113252 U JP H04113252U JP 2488691 U JP2488691 U JP 2488691U JP 2488691 U JP2488691 U JP 2488691U JP H04113252 U JPH04113252 U JP H04113252U
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panel
box
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案の目的は、車室内のスペースを広く使
え、車体フロアの剛性向上が可能な自動車のバッテリ収
納構造を提供することにある。 【構成】 本考案に係る自動車のバッテリ収納構造で
は、車体フロア2を構成するアッパパネル3とロアパネ
ル4を上下に間隔を置いて配設し、これらアッパパネル
3およびロアパネル4に取付孔7,12をそれぞれ設
け、該取付孔7,12に筒状のボックス本体14を挿入
配置すると共に、該ボックス本体14の外周部を前記ア
ッパパネル3およびロアパネル4のフランジ部8,13
に接合しており、前記ボックス本体14に上部開口14
aを閉塞するリッド18を密封状態で取付ける一方、前
記ボックス本体14の下部にバッテリステー22を架設
することによってバッテリ23を保持するバッテリ収納
ボックス26を形成している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のバッテリ収納構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車のバッテリは充電時にガスを発生するため、車室外に設置され ている。例えば、図5に示すようなバッテリ収納ボックス51は、アッパパネル 52およびロアパネル53からなる車体フロア54の車室外側に形成した空間S の中に配設されており、このバッテリ収納ボックス51内にバッテリ55を設置 するように構成されている。なお、図において56をシール部材である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述した従来のバッテリ収納構造にあっては、シール構造が採られ ていないバッテリ収納ボックス51を設けたときに、車室内R側の空間を確保す ることが難しくなるという欠点があった。また、バッテリ収納ボックス51は、 車体フロア54に対して補強部材としての機能を十分果たしておらず、効果的な 補強となっていなかった。
【0004】 本考案はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、車室内 のスペースを広く使え、車体フロアの剛性向上が可能な自動車のバッテリ収納構 造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術の有する課題を解決するために、本考案においては、車体フロア を構成するアッパパネルとロアパネルを上下に間隔を置いて配設し、これらアッ パパネルおよびロアパネルに取付孔をそれぞれ設け、該取付孔の周縁に位置する アッパパネルおよびロアパネルのフランジ部に筒状のボックス本体を接合し、該 ボックス本体に上部開口を閉塞するリッドを密封状態で取付ける一方、前記ボッ クス本体の下部にバッテリステーを架設することによってバッテリを保持するバ ッテリ収納ボックスを形成している。
【0006】
【作 用】
本考案に係る自動車のバッテリ収納構造では、アッパパネルとロアパネル間に 全周を密封しうる筒状のボックス本体を設け、このボックス本体の下部にバッテ リステーを架設することによりバッテリ収納ボックスを形成しているため、バッ テリを保持する収納ボックスが簡単に得られる上、高い剛性を有する収納ボック スの存在により車体フロアを補強することが可能となる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
【0008】 図1〜図4は本考案に係る自動車のバッテリ収納構造の一実施例を示すもので ある。図において1はバンタイプの自動車であり、この自動車1の車体後部には リヤフロア2が設けられている。リヤフロア2は、上下に間隔を置いて配設され るアッパパネル3とロアパネル4とによって構成される2重構造になっている。
【0009】 上記アッパパネル3は、車体前後方向に沿って配置される立上り部5および平 面部6からなり、これら立上り部5と平面部6とによって断面ほぼL字状に形成 されている。そして、アッパパネル3の平面部6には、後述するボックス本体の 上部取付孔7が穿設されており、この上部取付孔7の周縁に位置するアッパパネ ル3には、断面略コ字状のフランジ部8が屈曲形成されている。
【0010】 また、上記ロアパネル4は、車体前後方向に沿って配置される前面部9、後面 部10およびこれら両者の間に位置し車体後方に向かって上方へ緩やかに傾斜す る傾斜面部11からなり、前面部9には後述するボックス本体の下部取付孔12 が上部取付孔7に対応して穿設されている。そして、この下部取付孔12の周縁 に位置するロアパネル4には、これを下方へほぼ直角に折り曲げたフランジ部1 3が形成されている。
【0011】 一方、上下取付孔7,12内には、上下が開口した筒状のボックス本体14が 挿入配置されており、該ボックス本体14の外周部全周は、アッパパネル3およ びロアパネル4のフランジ部8,13の内周面にスポット溶接などでそれぞれ接 合されている。しかして、上下取付孔7,12付近のアッパパネル3およびロア パネル4は、ボックス本体14を介して連結されている。
【0012】 上記ボックス本体14の外周部上方には、ボルト孔15を有する左右一対の固 定ブラケット16が取付けられており、これら固定ブラケット16の下面には溶 接ナット17が固着されている。固定ブラケット16は、ボックス本体14をア ッパパネル3およびロアパネル4に接合した状態で、アッパパネル3のフランジ 部8の下面に当接するように配設されている。
【0013】 ボックス本体14の上部開口14aは、バッテリホールとなり、取外し可能な キャップ状のリッド18によって通常閉塞され、後述するバッテリのメンテナン スおよび交換時に当該リッド18を取り外して開放するように構成されている。 しかしてリッド18は、固定ブラケット16の溶接ナット17と螺合する締付ボ ルト19にてボックス本体14に密封状態で取付けられている。このため、アッ パパネル3のフランジ部8には、締付ボルト19を挿通する挿通孔20が穿設さ れていると共に、ボックス本体14の外周部と対向してシールゴム21が全周に 設けられている。
【0014】 また、ボックス本体14の下部開口14b側には、ボックス本体14の前後長 さよりも短く形成された巾狭のバッテリステー22が車巾方向に沿って架設され ている。このバッテリステー22は、バッテリ23を載置する支持片部24と、 この支持片部24の左右両側をほぼ直角に折り曲げて形成した対向片部25とか らなり、これら対向片部25の上部をボックス本体14の内周面に溶接などで接 合することにより当該ボックス本体14の下部からさらに下方へ突出すべく取付 けられている。しかして、ボックス本体14とバッテリステー22とによってバ ッテリ23を収納するバッテリ収納ボックス26が形成されることになる(図2 参照)。
【0015】 バッテリステー22の支持片部24上に載置されたバッテリ23は、上部から 押えるバッテリホルダ27によって固定保持されるようになっている。バッテリ ホルダ27は、断面ほぼコ字状に形成されており、左右両側部には下端をバッテ リステー22に取付けたホルダボルト28の上端がナット29によって締付け固 定されている。このため、バッテリステー22の対向片部25には、フック状に 屈曲させたホルダボルト28の下端を係止する係止孔30が穿設されており、該 係止孔30にホルダボルト28の下端を挿入するようになっている。なお、図3 および図4においてRは車室内、Oは車室外を示している。
【0016】 本実施例のバッテリ収納構造においては、リヤフロア2を構成するアッパパネ ル3とロアパネル4との間にボックス本体14を上下取付孔7,12を介して設 け、かつボックス本体14の上部開口14aをリッド18およびシールゴム21 によって密閉し、ボックス本体14の下部開口14b側にバッテリステー22を 架設してバッテリ収納ボックス26を形成しているため、2重構造となっている リヤフロア2のデッドスペースを利用することにより車室内Rのスペースを最大 限に広く使えると共に、バッテリ23の収納とリヤフロア2の補強を兼用するこ とができる。そして、バッテリ収納ボックス26は、ボックス形状となっている ことから剛性が高く、リヤフロア2の剛性を向上させるため、リヤフロア2自体 の振動および騒音の低減に有利に作用する。
【0017】 以上、本考案の一実施例につき述べたが、本考案は既述の実施例に限定される ものではなく、本考案の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能であ る。
【0018】 例えば、既述の実施例においては、一枚のバッテリステー22を車巾方向に沿 って配設したが、収納するバッテリ23の大きさなどに対応させて2枚のバッテ リステー22を十字形に配設してもよい。
【0019】
【考案の効果】
上述の如く、本考案に係る自動車のバッテリ収納構造は、車体フロアを構成す るアッパパネルとロアパネルを上下に間隔を置いて配設し、これら両パネルに取 付孔をそれぞれ設け、該取付孔の周縁に位置するアッパパネルおよびロアパネル のフランジ部に筒状のボックス本体を接合し、該ボックス本体に上部開口を閉塞 するリッドを密封状態で取付け、前記ボックス本体の下部にバッテリステーを架 設することによってバッテリを保持するバッテリ収納ボックスを形成したので、 2重構造になっている車体フロアのデッドスペースをバッテリの設置スペースと して活用でき、車室内のスペースを広く使えることにより車室内の居住性を高め ることができる。
【0020】 また、本考案のバッテリ収納構造では、アッパパネルとロアパネルとの間に剛 性の高いボックス形状のボックス本体を配設しているため、車体フロアの剛性向 上が図れ、これにより自動車走行中に生ずる車体フロアの振動および騒音を抑え ることができる。しかも、バッテリ収納ボックスは、ボックス本体にバッテリス テーを設けることにより簡単に得られるため、部品コスト高を招くことなく、経 済的にも有利である。さらに、本考案のバッテリ収納構造では、リッドを取り外 してボックス本体の上部開口を開放することが可能なため、バッテリの交換およ び点検を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るバッテリ収納構造を適
用した自動車を示す斜視図である。
【図2】バッテリ収納ボックスを示す斜視図である。
【図3】図1におけるA−A線断面図である。
【図4】図1におけるB−B線断面図である。
【図5】従来のバッテリ収納構造を適用したバッテリ収
納ボックス付近を示す断面図である。
【符号の説明】
1 自動車 2 リヤフロア 3 アッパパネル 4 ロアパネル 7 上部取付孔 8 フランジ部 12 下部取付孔 13 フランジ部 14 ボックス本体 15 ボルト孔 16 固定ブラケット 17 溶接ナット 18 リッド 19 締付ボルト 20 挿通孔 21 シールゴム 22 バッテリステー 23 バッテリ 24 支持片部 25 対向片部 26 バッテリ収納ボックス 27 バッテリホルダ 28 ホルダボルト 29 ナット 30 係止孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フロアを構成するアッパパネルとロ
    アパネルを上下に間隔を置いて配設し、これらアッパパ
    ネルおよびロアパネルに取付孔をそれぞれ設け、該取付
    孔の周縁に位置するアッパパネルおよびロアパネルのフ
    ランジ部に筒状のボックス本体を接合し、該ボックス本
    体に上部開口を閉塞するリッドを密封状態で取付ける一
    方、前記ボックス本体の下部にバッテリステーを架設す
    ることによってバッテリを保持するバッテリ収納ボック
    スを形成したことを特徴とする自動車のバッテリ収納構
    造。
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