JPH04117742U - 金具付き熱硬化性樹脂成形品 - Google Patents
金具付き熱硬化性樹脂成形品Info
- Publication number
- JPH04117742U JPH04117742U JP2269891U JP2269891U JPH04117742U JP H04117742 U JPH04117742 U JP H04117742U JP 2269891 U JP2269891 U JP 2269891U JP 2269891 U JP2269891 U JP 2269891U JP H04117742 U JPH04117742 U JP H04117742U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal fitting
- resin molded
- molded product
- boss
- cylindrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 樹脂成形品本体10に簡単な金型で金具取付
部15を一体形成し且つ偏肉部を発生させず、立ち壁部
に近接した箇所に金具13を取り付けられる金具付き熱
硬化性樹脂成形品をを提供する。 【構成】 金具13を、ネジ等の金具13本体と円筒状
取着部15とを一体形成した形状とする。樹脂成形品本
体10に金具取付用の円柱状ボス部12を一体成形す
る。このボス部12に取着部15を外嵌固定して金具1
3をボス部12に固着する。従って、立ち壁部の基幹部
に対し円筒状取着部15の筒厚分だけ離間した位置にボ
ス部を形成できるので、偏肉部が発生せず、金具13を
立ち壁部に可及的に近接して取り付けできる。また、ボ
ス部12の形成に複雑な金型機構を必要としない。
部15を一体形成し且つ偏肉部を発生させず、立ち壁部
に近接した箇所に金具13を取り付けられる金具付き熱
硬化性樹脂成形品をを提供する。 【構成】 金具13を、ネジ等の金具13本体と円筒状
取着部15とを一体形成した形状とする。樹脂成形品本
体10に金具取付用の円柱状ボス部12を一体成形す
る。このボス部12に取着部15を外嵌固定して金具1
3をボス部12に固着する。従って、立ち壁部の基幹部
に対し円筒状取着部15の筒厚分だけ離間した位置にボ
ス部を形成できるので、偏肉部が発生せず、金具13を
立ち壁部に可及的に近接して取り付けできる。また、ボ
ス部12の形成に複雑な金型機構を必要としない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本考案は、固定用部材に取り付けるためのネジ等の
金具を一体に備えた金具付き熱硬化性樹脂成形品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 ガラス繊維を補強材にした熱硬化性樹脂であるガラス繊維
強化プラスチック(以下、FRPと称する)の成形品は、他の樹脂成形品に比較
して強度が著しく高く、鋼材に比べても比強度や衝撃吸収エネルギーの大きい顕
著な特長を有することから、自動車用品、産業用品或いは住宅資材として広く利
用されている。このFRPの例えば圧縮成形品に、これを所定の部材に連結する
ためのネジ等の金具を取り付ける場合、この金具を直接インサート成形により成
形品に一体化すると、外部からの引張力に対し弱い等の種々の欠点がある。その
ため、例えばネジの場合には、「図3」に示すように、ネジ2にフランジ部3を
介在して円柱状の被取付部4を一体に形成した金具1を製作し、また、被取付部
4の外周面に抜け止め用のローレット加工を施す。一方、FRPの圧縮成形品に
は、樹脂成形品本体5に円筒形の取付部5bを一体成形し、金具1を、これの被
取付部4を取付部5bに対し1点鎖線で示すように対向させた後に矢印で示すよ
うに圧入することにより、実線で示すように樹脂成形品本体5に固着する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】 然し乍ら、前述のような金具1の樹脂成
形品本体5に対する取着構造では、金具1の取付箇所を樹脂成形品本体5の立ち
壁5aから十分に離間させる必要がある。即ち、取付部5bを立ち壁5aに近接
して形成する場合には、圧縮金型の雄型に、立ち壁部5aの内面側と取付部5b
の外面側とを区分するための鋭角なコア部を形成しなければならないが、このよ
うな形状のコア部分は極めて強度が弱く折れ易いために、一般には形成しない。
そのために、樹脂成形品本体5に、「図4」に破線で示すような偏肉部5cが生
じ、樹脂の硬化時に偏肉部5cによる引け現象等が発生して製品価値を低下させ
る問題がある。そこで、取付部5bを「図3」のように立ち壁部5aから十分に
離間した位置に形成しているが、設計上の自由を束縛することになって種々の不
都合が生じている。
【0004】
また、樹脂成形品本体5に円筒形の取付部5bを一体成形するために、「図5
」および「図6」に示すような複雑な2重構造となったスリーブピン突出し機構
6を必要とし、金型構造が複雑となる。即ち、圧縮金型の雌型7と対偶をなす雄
型8に、取付台6aに固定のスリープ中コアー6bに円筒形のスリーブ突出しピ
ン6cを摺動自在に外嵌した2重構造のスリーブピン突出し機構6を設け、「図
5」の型締め状態で成形した後に、「図6」に示すように、雌型7を離型し、油
圧シリンダ9を駆動させて突出し板6dを介しスリープ突出しピン6cを上昇さ
せ、樹脂成形品本体5を離型させるようになっている。このような複雑なスリー
ブピン突出し機構6を必要とするために、製造コストが高くつく欠点がある。
そこで本考案は、偏肉部の発生を防止しながらも立ち壁部に近接した箇所に金
具を取着できるとともに、成形金型として複雑なスリープピン突出し機構等を必
要とせずに成形できるような構成を有する金具付き熱硬化性樹脂成形品を提供す
ることを技術的課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案は、上記した課題を達成するための
技術的手段として、金具付き熱硬化性樹脂成形品を次のように構成した。即ち、
ネジ等の金具を一体に備えた金具付き熱硬化性樹脂成形品において、前記金具が
、金具本体と円筒状の取着部とが一体形成されてなり、樹脂成形品本体に円柱状
の金具取付用ボス部が一体成形され、このボス部に、前記取着部を外嵌固定した
ことを特徴としている。
【0006】
【作用】 樹脂成形品本体に一体成形したボス部にこれを円筒状取着部に圧
入させて金具を外嵌固定するアウトサート手段、或いは、インサート成形により
金具の取着部内に熱硬化性樹脂を充填硬化させる手段の何れかにより金具を樹脂
成形品本体に一体化する。
この金具付き熱硬化性樹脂成形品は、樹脂成形品本体に一体成形したボス部に
金具の円筒状取着部を外嵌するので、金具自体を成形品本体の立ち壁部に可及的
に近接させて取り付けることができる。この場合、ボス部は、立ち壁部に対し少
なくとも円筒状取着部の筒厚分だけ離間させて形成できるので、偏肉部を発生す
ることなく成形できるとともに、円柱状ボス部であることから成形に際し複雑な
金型機構を必要としない。
【0007】
【実施例】 以下、本考案の好適な実施例について図面を参照しながら詳述
する。「図1」は本考案の一実施例の断面図を示し、熱硬化性樹脂を圧縮成形し
た樹脂成形品本体10の立ち壁部11に近接した箇所に、円柱状のボス部12が
一体成形されている。一方、金具13は、ネジである金具本体14と、有底円筒
状であって一対の対向する割り溝16が形成された取着部15とが一体となった
形状になっており、取着部15の内径はボス部12の外径と略同じになっている
。そして、1点鎖線で示すように取着部15をボス部12に対向させた後に、矢
印で示すように取着部15内にボス部12を圧入させて金具13をボス部12に
外嵌固定する。この時、割り溝16により弾力性を付与されている取着部15が
ボス部12の圧入に伴って僅かに拡がり、その復元力によりボス部12に確実に
圧着する。
【0008】
尚、前記実施例では金具13をボス部12にアウトサートにより固着する場合
について説明したが、樹脂成形品を圧縮成形する際に、金具13の取着部15を
成形金具に装着してインサート成形により一体化してもよい。
この金具付き熱硬化性樹脂成形品は、樹脂成形品本体10に一体成形したボス
部12に金具13の円筒状取着部15を外嵌するので、ボス部12は、立ち壁部
11の基幹部位に対し少なくとも円筒状取着部15の筒厚分だけ離間させて形成
することができ、金具13自体を立ち壁部11に可及的に近接した位置に取り付
けることができる。そのようにした場合にも、ボス部12と立ち壁部11との間
に、これらの間隔が従来のものに比較して大きいことにより偏肉部が生じない。
また、ボス部12の成形は、従来の円筒状取付部の場合のような複雑な金型機構
を必要としない。
【0009】
「図2」は金具17の他例を示し、「図1」と同等のものには同一の符号を付
してあり、相違する点は、円筒状取着部15の内周面に、抜け止め用のネジ溝1
8を形成した構成のみであり、金具17を確実に抜け止めできるものである。
【0010】
【考案の効果】 以上のように本考案の金具付き熱硬化性樹脂成形品による
と、樹脂成形品本体に一体成形したボス部に、金具の円筒状取着部を外嵌固定す
る構成としたので、ボス部を立ち壁部に対し偏位肉部が発生しない程度に近接さ
せて成形しながらも、金具を立ち壁部に可及的に近接させて取り付けることかで
きる。また、樹脂成形品本体の金具取付部分は、円柱形状のボス部であるので、
複雑な金型機構を用いることなく成形することができる。
【図1】 本考案の一実施例の断面図である。
【図2】 本考案の他の実施例の一部の斜視図である。
【図3】 従来の金具付き熱硬化性樹脂成形品の断面図
である。
である。
【図4】 従来の他の金具付き熱硬化性樹脂成形品の断
面図である。
面図である。
【図5】 従来の金具取付部の成形状態の断面図であ
る。
る。
【図6】 これの離型状態の断面図である。
10 樹脂成形品本体
12 ボス部
13,17 金具
14 金具本体
15 取着部
Claims (1)
- 【請求項1】 ネジ等の金具を一体に備えた金具付き熱
硬化性樹脂成形品において、前記金具が、金具本体と円
筒状の取着部とが一体形成されてなり、樹脂成形品本体
に円柱状の金具取付用ボス部が一体成形され、このボス
部に、前記取着部を外嵌固定したことを特徴とする金具
付き熱硬化性樹脂成形品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2269891U JPH04117742U (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 金具付き熱硬化性樹脂成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2269891U JPH04117742U (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 金具付き熱硬化性樹脂成形品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04117742U true JPH04117742U (ja) | 1992-10-21 |
Family
ID=31908145
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2269891U Pending JPH04117742U (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | 金具付き熱硬化性樹脂成形品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04117742U (ja) |
-
1991
- 1991-04-08 JP JP2269891U patent/JPH04117742U/ja active Pending
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