JPH041189B2 - - Google Patents
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- JPH041189B2 JPH041189B2 JP32541289A JP32541289A JPH041189B2 JP H041189 B2 JPH041189 B2 JP H041189B2 JP 32541289 A JP32541289 A JP 32541289A JP 32541289 A JP32541289 A JP 32541289A JP H041189 B2 JPH041189 B2 JP H041189B2
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- Japan
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- shaft
- case cover
- crankshaft
- gear
- kick
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、Vベルト自動変速機を備えたエンジ
ンに用いられるキツク式始動装置に関する。
ンに用いられるキツク式始動装置に関する。
[従来の技術]
Vベルト自動変速機は、エンジンのクランク軸
に直結された駆動プーリと、従動軸上の従動プー
リとをVベルトで連結し、上記クランク軸の回転
数に応じて上記プーリに対するVベルトの巻き掛
け径を変えることにより、変速比を自動的に変化
させる構成となつている。
に直結された駆動プーリと、従動軸上の従動プー
リとをVベルトで連結し、上記クランク軸の回転
数に応じて上記プーリに対するVベルトの巻き掛
け径を変えることにより、変速比を自動的に変化
させる構成となつている。
ところで、この種のVベルト自動変速機を備え
たエンジンにキツク式の始動装置を組み込む場
合、例えば「実開昭53−58232号公報」にその一
例が示されるように、伝動ケースやVベルト自動
変速機を覆うケースカバーに、クランク軸と同軸
状に位置してキツク軸を設け、このキツク軸の端
部に始動用ドツグギヤを設けるとともに、この始
動用ドツグギヤと対向し合うクランク軸の端部に
他のドツグギヤを設け、キツククランクを踏み降
ろしてキツク軸を回転させた際に、このキツク軸
上の始動用ドツグギヤをクランク軸側のドツグギ
ヤに飛び込み係合させ、上記キツク軸の回転をク
ランク軸に伝える構成が考えられる。
たエンジンにキツク式の始動装置を組み込む場
合、例えば「実開昭53−58232号公報」にその一
例が示されるように、伝動ケースやVベルト自動
変速機を覆うケースカバーに、クランク軸と同軸
状に位置してキツク軸を設け、このキツク軸の端
部に始動用ドツグギヤを設けるとともに、この始
動用ドツグギヤと対向し合うクランク軸の端部に
他のドツグギヤを設け、キツククランクを踏み降
ろしてキツク軸を回転させた際に、このキツク軸
上の始動用ドツグギヤをクランク軸側のドツグギ
ヤに飛び込み係合させ、上記キツク軸の回転をク
ランク軸に伝える構成が考えられる。
そして、この始動装置では、キツク軸の回転を
増速してクランク軸に伝えるため、上記キツク軸
上に、第1の増速歯車をスプラインに係合させる
とともに、このキツク軸の後方に、ケースカバー
と伝動ケースとの間に跨がる中間軸を架設し、こ
の中間軸上に第1の増速歯車と噛み合う第2の増
速歯車およびこの第2の増速歯車と一体に回転す
る第3の増速歯車を軸方向に並べて設け、この第
3の増速歯車を始動用ドツグギヤの周面に噛合わ
せている。
増速してクランク軸に伝えるため、上記キツク軸
上に、第1の増速歯車をスプラインに係合させる
とともに、このキツク軸の後方に、ケースカバー
と伝動ケースとの間に跨がる中間軸を架設し、こ
の中間軸上に第1の増速歯車と噛み合う第2の増
速歯車およびこの第2の増速歯車と一体に回転す
る第3の増速歯車を軸方向に並べて設け、この第
3の増速歯車を始動用ドツグギヤの周面に噛合わ
せている。
したがつて、キツククランクを踏み降ろすと、
キツク軸の回転は上記第1ないし第3の増速歯車
によつて順次増速されて始動用ドツグギヤに伝え
られるようになつている。
キツク軸の回転は上記第1ないし第3の増速歯車
によつて順次増速されて始動用ドツグギヤに伝え
られるようになつている。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、キツク軸の回転を一旦後方の中
間軸上の増速歯車に伝えてから、再びキツク軸上
の始動用ドツグギヤに伝える従来の構成では、中
間軸上に二つの増速歯車を軸方向に並べて配置す
る必要があるから、その分、中間軸の軸長を長く
形成せざるを得なくなる。
間軸上の増速歯車に伝えてから、再びキツク軸上
の始動用ドツグギヤに伝える従来の構成では、中
間軸上に二つの増速歯車を軸方向に並べて配置す
る必要があるから、その分、中間軸の軸長を長く
形成せざるを得なくなる。
このため、ケースカバーが中間軸の部分で側方
に突出することになり、エンジンの小形軽量化が
妨げられる不具合がある。
に突出することになり、エンジンの小形軽量化が
妨げられる不具合がある。
しかも、中間軸はケースカバーと伝動ケースと
の間に跨がつているため、伝動ケース側にも中間
軸用の軸受部を設けなくてはならず、伝動ケース
の構成が複雑化する不具合がある。
の間に跨がつているため、伝動ケース側にも中間
軸用の軸受部を設けなくてはならず、伝動ケース
の構成が複雑化する不具合がある。
それとともに、上記Vベルト自動変速機のVベ
ルトは、クランク軸の回転数に応じてプーリに対
する巻き掛け径が逐次変化するので、上記のよう
に中間軸がケースカバーと伝動ケースとの間に跨
がつて、Vベルトの張り側と緩み側との間を横切
つていると、このVベルトと中間軸とがより干渉
し易くなる。
ルトは、クランク軸の回転数に応じてプーリに対
する巻き掛け径が逐次変化するので、上記のよう
に中間軸がケースカバーと伝動ケースとの間に跨
がつて、Vベルトの張り側と緩み側との間を横切
つていると、このVベルトと中間軸とがより干渉
し易くなる。
したがつて、中間軸の設置位置に大幅な制約が
生じるとともに、この中間軸の位置によつてはV
ベルト自動変速機の変速比にも悪影響を及ぼす虞
があり得る。
生じるとともに、この中間軸の位置によつてはV
ベルト自動変速機の変速比にも悪影響を及ぼす虞
があり得る。
また、中間軸を伝動ケース側にも支持させる
と、特にケースカバーの取り付け時には、中間軸
とケースカバーとを精度良く位置合わせしなくて
はならず、その分、ケースカバーの脱着に手間を
要するといつた不具合もある。
と、特にケースカバーの取り付け時には、中間軸
とケースカバーとを精度良く位置合わせしなくて
はならず、その分、ケースカバーの脱着に手間を
要するといつた不具合もある。
本発明はこのような事情にもとづいてなされた
もので、ケースカバーの側方への張り出しを極力
少なく抑えて、エンジンのコンパクト化が可能と
なるとともに、このケースカバーの脱着にも手間
を要さず、Vベルト自動変速機や装置全体の保守
点検作業を容易に行うことができ、しかも、キツ
ク軸の取り付け位置の自由度も増すエンジンのキ
ツク式始動装置の提供を目的とする。
もので、ケースカバーの側方への張り出しを極力
少なく抑えて、エンジンのコンパクト化が可能と
なるとともに、このケースカバーの脱着にも手間
を要さず、Vベルト自動変速機や装置全体の保守
点検作業を容易に行うことができ、しかも、キツ
ク軸の取り付け位置の自由度も増すエンジンのキ
ツク式始動装置の提供を目的とする。
[課題を解決するための手段]
そこで、本発明においては、クランクケースの
一側から後方に延びる伝動ケースの後端部に、ク
ランク軸と平行をなす従動軸を設け、この従動軸
上に位置された従動プーリと上記クランク軸によ
つて駆動される駆動プーリとの間にVベルトを巻
回することによりVベルト自動変速機を構成し、
このVベルト自動変速機の周囲を、上記クランク
ケースおよび伝動ケースの側面開口部に取付けた
ケースカバーで覆うようにしたエンジンにおい
て、 上記従動軸上に、従動プーリとケースカバーと
の間に位置して、上記従動プーリの回転を従動軸
に断続するための遠心クラツチを設ける一方、上
記ケースカバーには、このケースカバーを上記遠
心クラツチとその前方に位置するクランク軸との
間で貫通して、その一端が上記ケースカバーと伝
動ケースとで囲まれた空間に導出されるととも
に、上記ケースカバーの外方に導出された他端に
キツククランクが連結されたキツク軸と、上記ク
ランク軸と同軸状をなしてケースカバー内に突出
された支持軸を夫々設け、この支持軸上には、ク
ランク軸の端部に設けたドツグギヤと接離可能に
噛み合う始動用ドツグギヤおよびこの始動用ドツ
グギヤと一体に回転する増速用はすば歯車を設
け、この増速用はすば歯車を上記ケースカバーの
内側にて上記キツク軸の一端に設けたはすば歯車
と常時噛み合わせたことを特徴としている。
一側から後方に延びる伝動ケースの後端部に、ク
ランク軸と平行をなす従動軸を設け、この従動軸
上に位置された従動プーリと上記クランク軸によ
つて駆動される駆動プーリとの間にVベルトを巻
回することによりVベルト自動変速機を構成し、
このVベルト自動変速機の周囲を、上記クランク
ケースおよび伝動ケースの側面開口部に取付けた
ケースカバーで覆うようにしたエンジンにおい
て、 上記従動軸上に、従動プーリとケースカバーと
の間に位置して、上記従動プーリの回転を従動軸
に断続するための遠心クラツチを設ける一方、上
記ケースカバーには、このケースカバーを上記遠
心クラツチとその前方に位置するクランク軸との
間で貫通して、その一端が上記ケースカバーと伝
動ケースとで囲まれた空間に導出されるととも
に、上記ケースカバーの外方に導出された他端に
キツククランクが連結されたキツク軸と、上記ク
ランク軸と同軸状をなしてケースカバー内に突出
された支持軸を夫々設け、この支持軸上には、ク
ランク軸の端部に設けたドツグギヤと接離可能に
噛み合う始動用ドツグギヤおよびこの始動用ドツ
グギヤと一体に回転する増速用はすば歯車を設
け、この増速用はすば歯車を上記ケースカバーの
内側にて上記キツク軸の一端に設けたはすば歯車
と常時噛み合わせたことを特徴としている。
[作用]
この構成によれば、キツククランクを踏み降ろ
した際、キツク軸の回転は互いに噛み合う一対の
はすば歯車を介して前方の始動用ドツグギヤに増
速されて伝えられるから、従来に比べて回転力の
伝達系路が簡略化されるとともに、この伝達系路
上に位置する軸上に、二つの歯車を軸方向に並べ
て設ける必要もなくなり、その分、キツク軸や支
持軸の長さを短く抑えることができる。
した際、キツク軸の回転は互いに噛み合う一対の
はすば歯車を介して前方の始動用ドツグギヤに増
速されて伝えられるから、従来に比べて回転力の
伝達系路が簡略化されるとともに、この伝達系路
上に位置する軸上に、二つの歯車を軸方向に並べ
て設ける必要もなくなり、その分、キツク軸や支
持軸の長さを短く抑えることができる。
しかも、キツク軸および支持軸は共にケースカ
バー側に支持されているので、この点でも軸長の
短縮化に寄与するとともに、上記伝動ケース側に
格別な軸受部を設ける必要もなくなり、構造を簡
略化することができる。
バー側に支持されているので、この点でも軸長の
短縮化に寄与するとともに、上記伝動ケース側に
格別な軸受部を設ける必要もなくなり、構造を簡
略化することができる。
また、ケースカバーと従動プーリとの間には、
遠心クラツチが位置するが、このケースカバーに
支持されるキツク軸は、遠心クラツチを避けてそ
の前方に位置されているので、キツク軸と遠心ク
ラツチとが互いに干渉し合うことはなく、このキ
ツク軸の一端を遠心クラツチの外側面よりもケー
スカバーの内側に入り込ませることができる。こ
のため、ケースカバー側のキツク軸の軸受部分
も、ケースカバーの内側に延長することができ、
キツク軸の軸受長さを充分に確保できるととも
に、このキツク軸の軸受部分でケースカバーが側
方に張り出すのを防止することができる。
遠心クラツチが位置するが、このケースカバーに
支持されるキツク軸は、遠心クラツチを避けてそ
の前方に位置されているので、キツク軸と遠心ク
ラツチとが互いに干渉し合うことはなく、このキ
ツク軸の一端を遠心クラツチの外側面よりもケー
スカバーの内側に入り込ませることができる。こ
のため、ケースカバー側のキツク軸の軸受部分
も、ケースカバーの内側に延長することができ、
キツク軸の軸受長さを充分に確保できるととも
に、このキツク軸の軸受部分でケースカバーが側
方に張り出すのを防止することができる。
したがつて、上記のように支持軸上に二つの歯
車を並べる必要がなくなることと相まつて、ケー
スカバーをコンパクトに形成することができ、エ
ンジンの小形化が可能となる。
車を並べる必要がなくなることと相まつて、ケー
スカバーをコンパクトに形成することができ、エ
ンジンの小形化が可能となる。
さらに、キツク軸がVベルトを横切らずに済む
ので、このキツク軸をVベルトの挿通位置やプー
リの位置に影響されることなく配置することがで
き、このキツク軸のレイアウトの自由度が増す。
このため、キツク軸を支持軸に充分に近付けて配
置することが可能となり、互いに噛み合うはすば
歯車の径を小さくすることができる。
ので、このキツク軸をVベルトの挿通位置やプー
リの位置に影響されることなく配置することがで
き、このキツク軸のレイアウトの自由度が増す。
このため、キツク軸を支持軸に充分に近付けて配
置することが可能となり、互いに噛み合うはすば
歯車の径を小さくすることができる。
また、クランク軸にキツク軸の回転を増速して
伝える伝達系路が全てケースカバー側に付設され
るために、このケースカバーの着脱にも手間を要
しないとともに、ケースカバーを取り外すだけの
作業でVベルト自動変速機と始動装置とを互いに
分離させて露出させることができ、保守点検作業
を容易に行うことができる。
伝える伝達系路が全てケースカバー側に付設され
るために、このケースカバーの着脱にも手間を要
しないとともに、ケースカバーを取り外すだけの
作業でVベルト自動変速機と始動装置とを互いに
分離させて露出させることができ、保守点検作業
を容易に行うことができる。
[実施例]
以下本発明の一実施例を、自動二輪車用の2サ
イクルエンジンに適用した図面にもとづいて説明
する。
イクルエンジンに適用した図面にもとづいて説明
する。
図中符号1aで示すクランクケースには、クラ
ンク軸1が回転自在に支持されており、このクラ
ンク軸1はシリンダ2のピストン3に対しコンロ
ツド4を介して連結されている。クランクケース
1aの一側端部には、後方に延びる伝動ケース5
が一体に設けられている。伝動ケース5の後端部
にはクランク軸1と平行をなす従動軸16が回転
自在に支持されており、この従動軸16とクラン
ク軸1とはVベルト自動変速機6を介して連動さ
れている。
ンク軸1が回転自在に支持されており、このクラ
ンク軸1はシリンダ2のピストン3に対しコンロ
ツド4を介して連結されている。クランクケース
1aの一側端部には、後方に延びる伝動ケース5
が一体に設けられている。伝動ケース5の後端部
にはクランク軸1と平行をなす従動軸16が回転
自在に支持されており、この従動軸16とクラン
ク軸1とはVベルト自動変速機6を介して連動さ
れている。
このVベルト自動変速機6はクランク軸1によ
つて駆動される駆動プーリ7と、従動軸16に設
けた従動プーリ21との間に、無端状のVベルト
10を巻回して構成される。
つて駆動される駆動プーリ7と、従動軸16に設
けた従動プーリ21との間に、無端状のVベルト
10を巻回して構成される。
すなわち、駆動プーリ7は固定プーリ板7aと
可動プーリ板7bとによつてV字状溝9を構成し
てなり、このV字状溝9にVベルト10の一端が
巻回されている。そして、固定プーリ板7aはク
ランク軸1に固定されているとともに、可動プー
リ板7bはV字状溝9の溝幅を可変すべく、クラ
ンク軸1に対して軸方向に移動自在に、かつ軸回
り方向に遊転自在に設けられている。
可動プーリ板7bとによつてV字状溝9を構成し
てなり、このV字状溝9にVベルト10の一端が
巻回されている。そして、固定プーリ板7aはク
ランク軸1に固定されているとともに、可動プー
リ板7bはV字状溝9の溝幅を可変すべく、クラ
ンク軸1に対して軸方向に移動自在に、かつ軸回
り方向に遊転自在に設けられている。
可動プーリ板7bの背部には、クランク軸1と
一体に回転する支持板11が固定されており、こ
れら支持板11と可動プーリ板7bとの間には、
ボール又はローラ等からなる遠心ウエイト12が
介装されている。遠心ウエイト12はクランク軸
1の回転速度が増大するに従つて遠心力で径方向
外側に移動するようになつており、この移動によ
り可動プーリ板7bが固定プーリ板7a側に押圧
変位されて、V字状溝9の溝幅が減じられ、この
V字状溝9に巻回されているVベルト10が径方
向外側に押し出される。
一体に回転する支持板11が固定されており、こ
れら支持板11と可動プーリ板7bとの間には、
ボール又はローラ等からなる遠心ウエイト12が
介装されている。遠心ウエイト12はクランク軸
1の回転速度が増大するに従つて遠心力で径方向
外側に移動するようになつており、この移動によ
り可動プーリ板7bが固定プーリ板7a側に押圧
変位されて、V字状溝9の溝幅が減じられ、この
V字状溝9に巻回されているVベルト10が径方
向外側に押し出される。
また、上記従動プーリ21は遠心クラツチ17
を介して従動軸16に連結されている。この遠心
クラツチ17は、従動軸16の外周面にストレー
トスプライン係合されたクラツチボス18を備え
ている。このクラツチボス18には、クラツチハ
ウジング19が溶接されている。クラツチハウジ
ング19の外径は、従動プーリ21と略同等に形
成されており、このクラツチハウジング19は従
動プーリ21よりも外側、つまり伝動ケース5と
は反対側に位置されている。また、クラツチボス
18の外周には従動側固定プーリ板用ボス20が
回転自在に被着されている。このボス20には上
記従動プーリ21を構成する固定プーリ板21a
と保持板22が固着されている。保持板22には
遠心重錘23がピン24によつて枢支されてお
り、この遠心重錘23にはクラツチライニング2
5が張着されている。
を介して従動軸16に連結されている。この遠心
クラツチ17は、従動軸16の外周面にストレー
トスプライン係合されたクラツチボス18を備え
ている。このクラツチボス18には、クラツチハ
ウジング19が溶接されている。クラツチハウジ
ング19の外径は、従動プーリ21と略同等に形
成されており、このクラツチハウジング19は従
動プーリ21よりも外側、つまり伝動ケース5と
は反対側に位置されている。また、クラツチボス
18の外周には従動側固定プーリ板用ボス20が
回転自在に被着されている。このボス20には上
記従動プーリ21を構成する固定プーリ板21a
と保持板22が固着されている。保持板22には
遠心重錘23がピン24によつて枢支されてお
り、この遠心重錘23にはクラツチライニング2
5が張着されている。
したがつて、保持板22の回転速度がある一定
値に達すると、遠心重錘23が遠心力によつて変
位し、クラツチライニング25がクラツチハウジ
ング19の内周面に圧接されることにより、その
摩擦によつてクラツチハウジング19が保持板2
2と一体に回転するようになつている。
値に達すると、遠心重錘23が遠心力によつて変
位し、クラツチライニング25がクラツチハウジ
ング19の内周面に圧接されることにより、その
摩擦によつてクラツチハウジング19が保持板2
2と一体に回転するようになつている。
固定プーリ板用ボス20の外周面には、可動プ
ーリ板用ボス26がねじれスプライン27によつ
て係合されている。可動プーリ板用ボス26には
固定プーリ板21aと対をなす可動プーリ板21
bが溶接されており、この可動プーリ板21bと
固定プーリ板21aとの間に、上記Vベルト10
の他端側が巻回される従動側のV字状溝29が構
成されている。
ーリ板用ボス26がねじれスプライン27によつ
て係合されている。可動プーリ板用ボス26には
固定プーリ板21aと対をなす可動プーリ板21
bが溶接されており、この可動プーリ板21bと
固定プーリ板21aとの間に、上記Vベルト10
の他端側が巻回される従動側のV字状溝29が構
成されている。
なお、可動プーリ板21bはコイルばね等の弾
性材30によつて固定プーリ板21a側に向かつ
て押圧付勢されており、常時V字状溝29の溝幅
が減じられている。
性材30によつて固定プーリ板21a側に向かつ
て押圧付勢されており、常時V字状溝29の溝幅
が減じられている。
また、従動軸16上には減小歯車31が取付け
られており、この減小歯車31は中間軸32に設
けた減大歯車33と噛合つている。中間軸32に
は他の減小歯車34が設けられており、この減小
歯車34は出力軸35の減大歯車36と噛合つて
いる。出力軸35にはスプロケツト37が設けら
れており、このスプロケツト37と図示しない後
輪軸のスプロケツトとの間にチエーン38が巻回
されている。
られており、この減小歯車31は中間軸32に設
けた減大歯車33と噛合つている。中間軸32に
は他の減小歯車34が設けられており、この減小
歯車34は出力軸35の減大歯車36と噛合つて
いる。出力軸35にはスプロケツト37が設けら
れており、このスプロケツト37と図示しない後
輪軸のスプロケツトとの間にチエーン38が巻回
されている。
一方、クランクケース1aおよび伝動ケース5
の側面開口部には、ケースカバー40が取付けら
れている。ケースカバー40は上記Vベルト自動
変速機6や遠心クラツチ17を覆つており、この
ケースカバー40にキツク式の始動装置41が一
体的に取付けられている。
の側面開口部には、ケースカバー40が取付けら
れている。ケースカバー40は上記Vベルト自動
変速機6や遠心クラツチ17を覆つており、この
ケースカバー40にキツク式の始動装置41が一
体的に取付けられている。
この始動装置41について説明を加えると、ケ
ースカバー40の内面にはクランク軸1と従動軸
16との間に位置して、ボス部40a形成されて
おり、このボス部40aにクランク軸1と平行を
なすキツク軸42が枢支されている。キツク軸4
2の一端は、Vベルト10を横切ることなくケー
スカバー40と伝動ケース5とで囲まれた空間部
分に僅かに突出されており、このキツク軸42の
一端には扇形のはすば歯車45が溶接されてい
る。また、キツク軸42の他端は、ケースカバー
40の外方に導出されており、この導出端には、
キツクペダル44を備えたキツククランク43が
連結されている。
ースカバー40の内面にはクランク軸1と従動軸
16との間に位置して、ボス部40a形成されて
おり、このボス部40aにクランク軸1と平行を
なすキツク軸42が枢支されている。キツク軸4
2の一端は、Vベルト10を横切ることなくケー
スカバー40と伝動ケース5とで囲まれた空間部
分に僅かに突出されており、このキツク軸42の
一端には扇形のはすば歯車45が溶接されてい
る。また、キツク軸42の他端は、ケースカバー
40の外方に導出されており、この導出端には、
キツクペダル44を備えたキツククランク43が
連結されている。
さらに、ケースカバー40の前端部内面には、
クランク軸1と同軸状をなして支持軸46が固設
されている。支持軸46はキツク軸42と平行を
なしており、この支持軸46のケースカバー40
内に突出する外周上には、上記はすば歯車45と
噛み合う増速用はすば歯車47のボス部48が、
軸方向に摺動自在に、かつ軸回り方向に回転自在
に枢支されている。
クランク軸1と同軸状をなして支持軸46が固設
されている。支持軸46はキツク軸42と平行を
なしており、この支持軸46のケースカバー40
内に突出する外周上には、上記はすば歯車45と
噛み合う増速用はすば歯車47のボス部48が、
軸方向に摺動自在に、かつ軸回り方向に回転自在
に枢支されている。
したがつて、キツクペダル44を踏み降ろすこ
とにより、キツク軸42を回転させると、はすば
歯車45が回動され、このはすば歯車45と噛み
合う増速用はすば歯車47が一定の増速比で回転
駆動されるようになつている。
とにより、キツク軸42を回転させると、はすば
歯車45が回動され、このはすば歯車45と噛み
合う増速用はすば歯車47が一定の増速比で回転
駆動されるようになつている。
また、この増速用はすば歯車47のボス部48
には、始動用ドツグギヤ49が一体的に結合され
ている。始動用ドツグギヤ49はクランク軸1の
端部に取付けた他のドツグギヤ50と接離可能に
対向しており、この始動用ドツグギヤ49は増速
用はすば歯車47よりも大径に、つまり換言すれ
ば、増速用はすば歯車47は始動用ドツグギヤ4
9よりも小径に形成されている。
には、始動用ドツグギヤ49が一体的に結合され
ている。始動用ドツグギヤ49はクランク軸1の
端部に取付けた他のドツグギヤ50と接離可能に
対向しており、この始動用ドツグギヤ49は増速
用はすば歯車47よりも大径に、つまり換言すれ
ば、増速用はすば歯車47は始動用ドツグギヤ4
9よりも小径に形成されている。
そして、この始動用ドツグギヤ49の外周面に
は、復帰ばね51が取り付けられており、この復
帰ばね51の一端はケースカバー40に係止され
ている。復帰ばね51は増速用はすば歯車49が
回転された際に、この増速用はすば歯車49の回
転に抵抗を与えて、この回転力を支持軸46の軸
方向の力に変換させるもので、この復帰ばね51
の存在により、増速用はすば歯車47が支持軸4
5の軸方向に沿つて往復動され、第1図中支持軸
46の下半分に示すように、始動用ドツグギヤ4
9がドツグギヤ50に向つて飛び込んだり、ある
いは第1図中支持軸46の上半分に示すように、
始動用ドツグギヤ49がドツグギヤ50から離脱
するようになつている。
は、復帰ばね51が取り付けられており、この復
帰ばね51の一端はケースカバー40に係止され
ている。復帰ばね51は増速用はすば歯車49が
回転された際に、この増速用はすば歯車49の回
転に抵抗を与えて、この回転力を支持軸46の軸
方向の力に変換させるもので、この復帰ばね51
の存在により、増速用はすば歯車47が支持軸4
5の軸方向に沿つて往復動され、第1図中支持軸
46の下半分に示すように、始動用ドツグギヤ4
9がドツグギヤ50に向つて飛び込んだり、ある
いは第1図中支持軸46の上半分に示すように、
始動用ドツグギヤ49がドツグギヤ50から離脱
するようになつている。
なお、このような復帰ばね51は、互いに噛み
合う一対のはすば歯車45,47を用いて始動用
ドツグギヤ49をドツグギヤ50から離脱する方
向に復帰させたり、逆にドツグギヤ50に飛び込
ませる場合に必要なもので、従来の始動装置で用
いている周知のばねと同様の構造であつて良い。
合う一対のはすば歯車45,47を用いて始動用
ドツグギヤ49をドツグギヤ50から離脱する方
向に復帰させたり、逆にドツグギヤ50に飛び込
ませる場合に必要なもので、従来の始動装置で用
いている周知のばねと同様の構造であつて良い。
また、図中符号52は、はすば歯車45および
キツク軸42を復帰方向に付勢する他の復帰ばね
を示す。
キツク軸42を復帰方向に付勢する他の復帰ばね
を示す。
このような構成によれば、キツク軸42をクラ
ンク軸1と従動軸16との間に位置させたことに
より、キツククランク43を踏み降ろした際のキ
ツク軸42の回転は、互いに噛み合う一対のはす
ば歯車45,47で増速された後、このはすば歯
車47と一体の始動用ドツグギヤ49に伝えられ
る。
ンク軸1と従動軸16との間に位置させたことに
より、キツククランク43を踏み降ろした際のキ
ツク軸42の回転は、互いに噛み合う一対のはす
ば歯車45,47で増速された後、このはすば歯
車47と一体の始動用ドツグギヤ49に伝えられ
る。
このため、従来に比べて回転力の伝達系路が簡
略化されるとともに、この伝達系路に位置する軸
上に、二つの歯車を軸方向に並べて配置する必要
もなくなるから、その分、支持軸46やキツク軸
42の長さを短縮することができ、ケースカバー
40が側方へ膨らむのを防止することができる。
略化されるとともに、この伝達系路に位置する軸
上に、二つの歯車を軸方向に並べて配置する必要
もなくなるから、その分、支持軸46やキツク軸
42の長さを短縮することができ、ケースカバー
40が側方へ膨らむのを防止することができる。
しかも、キツク軸42や支持軸46は共にケー
スカバー40に支持されているから、伝動ケース
5に上記各軸42,46の軸受部を設ける必要も
なく、これら両方の軸42,46の軸長を短くで
きるのは勿論のこと、エンジン自体の構造を簡略
化することができる。
スカバー40に支持されているから、伝動ケース
5に上記各軸42,46の軸受部を設ける必要も
なく、これら両方の軸42,46の軸長を短くで
きるのは勿論のこと、エンジン自体の構造を簡略
化することができる。
それとともに、ケースカバー40と従動プーリ
21との間には、遠心クラツチ17が位置する
が、このケースカバー40に支持されるキツク軸
42は、上記遠心クラツチ17を避けてその前方
に位置されているので、キツク軸42と遠心クラ
ツチ17とが互いに干渉し合うことはなく、この
キツク軸42の一端を遠心クラツチ17のクラツ
チハウジング19の外側面よりもケースカバー4
0の内側に向けて入り込ませることができる。こ
のため、ケースカバー40に内側に突出するボス
部40aを設けて、キツク軸42の軸受長さを充
分に確保できるとともに、このボス部40aはケ
ースカバー40の内側に突出しているので、キツ
ク軸42の軸受部分でケースカバー40が側方に
張り出すのを防止することができる。
21との間には、遠心クラツチ17が位置する
が、このケースカバー40に支持されるキツク軸
42は、上記遠心クラツチ17を避けてその前方
に位置されているので、キツク軸42と遠心クラ
ツチ17とが互いに干渉し合うことはなく、この
キツク軸42の一端を遠心クラツチ17のクラツ
チハウジング19の外側面よりもケースカバー4
0の内側に向けて入り込ませることができる。こ
のため、ケースカバー40に内側に突出するボス
部40aを設けて、キツク軸42の軸受長さを充
分に確保できるとともに、このボス部40aはケ
ースカバー40の内側に突出しているので、キツ
ク軸42の軸受部分でケースカバー40が側方に
張り出すのを防止することができる。
また、本実施例によると、キツク始動時には、
支持軸46上を増速用はすば歯車47および始動
用ドツグギヤ49が軸方向に摺動変位するので、
これら増速用はすば歯車47や始動用ドツグギヤ
49と一体に支持軸46が変位する場合に比べ
て、この支持軸46を短くすることができる。
支持軸46上を増速用はすば歯車47および始動
用ドツグギヤ49が軸方向に摺動変位するので、
これら増速用はすば歯車47や始動用ドツグギヤ
49と一体に支持軸46が変位する場合に比べ
て、この支持軸46を短くすることができる。
すなわち、支持軸46がケースカバー40に対
してスライドする構成とした場合、この支持軸4
6を傾くことなく確実に支持するためには、支持
軸46がクランク軸1側に変位した時でも、この
支持軸46のケースカバー40に対する嵌合長を
ある程度確保しておかねばならない。すると、こ
の嵌合長が増えた分だけ支持軸46の軸長が長く
なるから、この支持軸46がクランク軸1から遠
ざかる方向にスライドされた時には、支持軸46
の端部がケースカバー40の側方に大きく突出す
ることになり、この支持軸46の部分でケースカ
バー40を側方に大きく張り出すような形状とせ
ざるを得なくなる。
してスライドする構成とした場合、この支持軸4
6を傾くことなく確実に支持するためには、支持
軸46がクランク軸1側に変位した時でも、この
支持軸46のケースカバー40に対する嵌合長を
ある程度確保しておかねばならない。すると、こ
の嵌合長が増えた分だけ支持軸46の軸長が長く
なるから、この支持軸46がクランク軸1から遠
ざかる方向にスライドされた時には、支持軸46
の端部がケースカバー40の側方に大きく突出す
ることになり、この支持軸46の部分でケースカ
バー40を側方に大きく張り出すような形状とせ
ざるを得なくなる。
これに対し、上記構成においては、ケースカバ
ー40の内面に固設された支持軸46上を、増速
用はすば歯車47や始動用ドツグギヤ49が軸方
向に摺動変位するので、支持軸46とケースカバ
ー40との嵌合長を減らすことができ、その分、
支持軸46の軸長を短くすることができる。
ー40の内面に固設された支持軸46上を、増速
用はすば歯車47や始動用ドツグギヤ49が軸方
向に摺動変位するので、支持軸46とケースカバ
ー40との嵌合長を減らすことができ、その分、
支持軸46の軸長を短くすることができる。
したがつて、この支持軸46上に二つの歯車を
並べる必要がなく、かつ上記キツク軸42の軸受
部分でケースカバー40が側方に張り出すのを防
止できることを合わせて、ケースカバー40を出
つ張りの少ないコンパクトな形状に形成すること
ができ、その分、エンジンの小形化が可能とな
る。
並べる必要がなく、かつ上記キツク軸42の軸受
部分でケースカバー40が側方に張り出すのを防
止できることを合わせて、ケースカバー40を出
つ張りの少ないコンパクトな形状に形成すること
ができ、その分、エンジンの小形化が可能とな
る。
さらに、キツク軸42がVベルト10を横切る
こともないので、このキツク軸42をVベルト1
0の挿通位置や駆動プーリ7および従動プーリ2
1の位置に制約されることなく配置することがで
き、このキツク軸42を配置する上での自由度が
増す。
こともないので、このキツク軸42をVベルト1
0の挿通位置や駆動プーリ7および従動プーリ2
1の位置に制約されることなく配置することがで
き、このキツク軸42を配置する上での自由度が
増す。
このため、キツク軸42を支持軸46に充分に
近付けることが可能となり、互いに噛み合うはす
ば歯車45,47の径を小さくして、始動装置4
1をコンパクトに纒めることができる。
近付けることが可能となり、互いに噛み合うはす
ば歯車45,47の径を小さくして、始動装置4
1をコンパクトに纒めることができる。
加えて、上記構成の場合、クランク軸1にキツ
ク軸42の回転を増速して伝える伝達系路が、全
てケースカバー40側に付設されるために、この
ケースカバー40の着脱に手間を要しないととも
に、単にケースカバー40を取り外すだけの作業
で、Vベルト自動変速機6と始動装置41とを
別々に分離して露出させることができる。
ク軸42の回転を増速して伝える伝達系路が、全
てケースカバー40側に付設されるために、この
ケースカバー40の着脱に手間を要しないととも
に、単にケースカバー40を取り外すだけの作業
で、Vベルト自動変速機6と始動装置41とを
別々に分離して露出させることができる。
このため、Vベルト自動変速機6や始動装置4
1の保守点検作業を容易に行うことができる。
1の保守点検作業を容易に行うことができる。
[発明の効果]
以上詳述した本発明によれば、始動用ドツグギ
ヤに回転力を伝える伝達系路を簡略化できるとと
もに、この伝達系路に位置する軸上に、二つの歯
車を軸方向に並べて配置する必要もなくなるの
で、その分、支持軸やキツク軸の長さを短縮して
ケースカバーの側方への突出量を抑えることがで
きる。
ヤに回転力を伝える伝達系路を簡略化できるとと
もに、この伝達系路に位置する軸上に、二つの歯
車を軸方向に並べて配置する必要もなくなるの
で、その分、支持軸やキツク軸の長さを短縮して
ケースカバーの側方への突出量を抑えることがで
きる。
しかも、このケースカバーに支持されるキツク
軸は、遠心クラツチを避けてその前方に位置され
ているので、キツク軸と遠心クラツチとが互いに
干渉し合うことはなく、このキツク軸の一端を遠
心クラツチの外側面よりもケースカバーの内側に
入り込ませることができる。このため、ケースカ
バー側のキツク軸の軸受部分もケースカバーの内
側に延長することができ、このキツク軸の軸受長
さを充分に確保できるとともに、このキツク軸の
軸受部分でケースカバーが側方に張り出すのを防
止することができる。
軸は、遠心クラツチを避けてその前方に位置され
ているので、キツク軸と遠心クラツチとが互いに
干渉し合うことはなく、このキツク軸の一端を遠
心クラツチの外側面よりもケースカバーの内側に
入り込ませることができる。このため、ケースカ
バー側のキツク軸の軸受部分もケースカバーの内
側に延長することができ、このキツク軸の軸受長
さを充分に確保できるとともに、このキツク軸の
軸受部分でケースカバーが側方に張り出すのを防
止することができる。
したがつて、支持軸上に二つの歯車を並べる必
要がないことと合わせて、ケースカバー自体を出
つ張りの少ないコンパクトな形状に形成すること
ができ、その分、エンジンの小形化が可能とな
る。
要がないことと合わせて、ケースカバー自体を出
つ張りの少ないコンパクトな形状に形成すること
ができ、その分、エンジンの小形化が可能とな
る。
また、伝動ケースにキツク軸や支持軸の軸受部
を設ける必要もなくなるから、これら両方の軸の
軸長を短くできるのは勿論のこと、エンジン自体
の構造を簡略化することができる。
を設ける必要もなくなるから、これら両方の軸の
軸長を短くできるのは勿論のこと、エンジン自体
の構造を簡略化することができる。
さらに、キツク軸がVベルトを横切らないか
ら、このキツク軸をVベルト自動変速機と共に配
置する上での自由度が増す。このため、キツク軸
を支持軸に充分に近付けて、互いに噛み合うはす
ば歯車の径を小さくすることができ、始動装置自
体をコンパクトに纒めることができる。
ら、このキツク軸をVベルト自動変速機と共に配
置する上での自由度が増す。このため、キツク軸
を支持軸に充分に近付けて、互いに噛み合うはす
ば歯車の径を小さくすることができ、始動装置自
体をコンパクトに纒めることができる。
加えて、上記構成の場合、始動装置が全てケー
スカバー側に付設されるために、このケースカバ
ーの着脱に手間を要しないとともに、単にケース
カバーを取り外すだけの作業で、Vベルト自動変
速機と始動装置とを別々に分離して露出させるこ
とができる。したがつて、Vベルト自動変速機や
始動装置の保守点検作業を容易に行なえる利点が
ある。
スカバー側に付設されるために、このケースカバ
ーの着脱に手間を要しないとともに、単にケース
カバーを取り外すだけの作業で、Vベルト自動変
速機と始動装置とを別々に分離して露出させるこ
とができる。したがつて、Vベルト自動変速機や
始動装置の保守点検作業を容易に行なえる利点が
ある。
図面第1図は本発明の一実施例を示す断面図で
ある。 1……クランク軸、1a……クランクケース、
5……伝動ケース、6……Vベルト自動変速機、
7……駆動プーリ、10……Vベルト、21……
従動プーリ、40……ケースカバー、42……キ
ツク軸、43……キツククランク、45……はす
ば歯車、46……支持軸、47……増速用はすば
歯車、49……始動用ドツグギヤ、50……ドツ
グギヤ。
ある。 1……クランク軸、1a……クランクケース、
5……伝動ケース、6……Vベルト自動変速機、
7……駆動プーリ、10……Vベルト、21……
従動プーリ、40……ケースカバー、42……キ
ツク軸、43……キツククランク、45……はす
ば歯車、46……支持軸、47……増速用はすば
歯車、49……始動用ドツグギヤ、50……ドツ
グギヤ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 クランクケースの一側から後方に延びる伝動
ケースの後端部に、クランク軸と平行をなす従動
軸を設け、 この従動軸上に位置された従動プーリと上記ク
ランク軸によつて駆動される駆動プーリとの間に
Vベルトを巻回することによりVベルト自動変速
機を構成し、 このVベルト自動変速機の周囲を、上記クラン
クケースおよび伝動ケースの側面開口部に取付け
たケースカバーで覆うようにしたエンジンにおい
て、 上記従動軸上に、従動プーリとケースカバーと
の間に位置して、上記従動プーリの回転を従動軸
に断続するための遠心クラツチを設ける一方、 上記ケースカバーには、このケースカバーを上
記遠心クラツチとその前方に位置するクランク軸
との間で貫通して、一端が上記ケースカバーと伝
動ケースとで囲まれた空間に導出されるととも
に、上記ケースカバーの外方に導出された他端に
キツククランクが連結されたキツク軸と、上記ク
ランク軸と同軸状をなしてケースカバー内に突出
された支持軸を夫々設け、 この支持軸上には、クランク軸の端部に設けた
ドツグギヤと接離可能に噛み合う始動用ドツグギ
ヤおよびこの始動用ドツグギヤと一体に回転する
増速用はすば歯車を設け、 この増速用はすば歯車を上記ケースカバーの内
側にて上記キツク軸の一端に設けたはすば歯車と
常時噛み合わせたことを特徴とするエンジンのキ
ツク式始動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32541289A JPH02191867A (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | エンジンのキック式始動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32541289A JPH02191867A (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | エンジンのキック式始動装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2765280A Division JPS56124752A (en) | 1980-03-05 | 1980-03-05 | V-shaped belt automatic speed change gear |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02191867A JPH02191867A (ja) | 1990-07-27 |
| JPH041189B2 true JPH041189B2 (ja) | 1992-01-10 |
Family
ID=18176557
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32541289A Granted JPH02191867A (ja) | 1989-12-15 | 1989-12-15 | エンジンのキック式始動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02191867A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5303340B2 (ja) * | 2009-03-31 | 2013-10-02 | 本田技研工業株式会社 | キック式始動装置付き内燃機関 |
-
1989
- 1989-12-15 JP JP32541289A patent/JPH02191867A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02191867A (ja) | 1990-07-27 |
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