JPH04120919U - スキヤナモータ - Google Patents
スキヤナモータInfo
- Publication number
- JPH04120919U JPH04120919U JP3613591U JP3613591U JPH04120919U JP H04120919 U JPH04120919 U JP H04120919U JP 3613591 U JP3613591 U JP 3613591U JP 3613591 U JP3613591 U JP 3613591U JP H04120919 U JPH04120919 U JP H04120919U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polygon mirror
- rotating
- rotating polygon
- scanner motor
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スキャナモータの高速回転中に、軸受部から
飛散、揮発したオイル成分が回転多面鏡側に移動するこ
とを防止して、回転多面鏡及びその周辺の光学素子の光
学面が汚れないようにする。 【構成】 モータの回転部と非回転部の対向する部分、
つまりハブ7と対向するブラケット1の面に、モータの
回転により一定方向に気圧差を生じさせる螺旋凸状のリ
ブ部1cを設け、モータの高速回転によって生じた気圧
差を利用して、ボールベアリング3から飛散、揮発した
オイル成分が回転多面鏡8側に移動することを阻止す
る。
飛散、揮発したオイル成分が回転多面鏡側に移動するこ
とを防止して、回転多面鏡及びその周辺の光学素子の光
学面が汚れないようにする。 【構成】 モータの回転部と非回転部の対向する部分、
つまりハブ7と対向するブラケット1の面に、モータの
回転により一定方向に気圧差を生じさせる螺旋凸状のリ
ブ部1cを設け、モータの高速回転によって生じた気圧
差を利用して、ボールベアリング3から飛散、揮発した
オイル成分が回転多面鏡8側に移動することを阻止す
る。
Description
【0001】
本考案は、レーザービームプリンタ等の画像形成装置に利用される回転多面鏡
を搭載して高速回転するスキャナモータに関するものである。
【0002】
従来、この種のスキャナモータは軸受部にボールベアリングを用いたものと、
流体軸受を用いたものに大別される。一般的には、回転数が10,000rpm
以下程度と比較的低速の場合や、回転多面鏡の慣性負荷GD2 が1Kgcm2 以下程度
と比較的軽い場合には、軸受部にボールベアリングが用いられている。また、こ
れよりも高速、高負荷の場合には、空気の動圧を利用したSGB(スパイラルグ
ルーブベアリング)が実用されている。
【0003】
しかし、レーザービームプリンタなどの画像形成装置の高速化や画質の高精細
化が進展するに従って、スキャナモータにはより一層の高速化、高負荷化が求め
られてきている。流体軸受と比べて構成が簡単で、組立て、管理が容易なボール
ベアリングも、その適用範囲が高速、高負荷側へと広げられてきている。一方、
流体軸受は高精度部品が必要で、かつ高い空気清浄度を保った組立環境が必要な
空気軸受の代りに、流体として油を使用するオイルSGBが着目され始めている
。
【0004】
しかしながら、軸受部にボールベアリング又はオイルSGBを利用する場合に
はモータの回転中に軸受部からオイル成分が飛散、揮発してモータ外部にあふれ
出し、回転多面鏡の反射面や周囲の光学素子に付着してしまうという厄介な問題
がある。このように光学面にオイル成分が付着すると、光量が低下して画像の濃
淡むらができたり、レーザービームスポットの周囲に散乱光によるノイズ光を形
成するため、画質を著しく低下させてしまうことになる。
【0005】
本考案の目的は、モータの回転中に軸受部から飛散、揮発したオイル成分が、
回転多面鏡及びその周辺の光学素子の方向に移動することを阻止し、これらの光
学面がオイル成分によって汚れないようにしたスキャナモータを提供することに
ある。
【0006】
上述の目的を達成するための本考案に係るスキャナモータは、回転多面鏡を搭
載して高速回転するスキャナモータであって、回転する構造部材と非回転の構造
部材とが対向する部分に、前記回転する構造部材と共に回転し一定方向に気圧差
を生じさせ、前記回転多面鏡と反対側に流れる気流を形成する手段を設けたこと
を特徴とするものである。
【0007】
上述の構成を有するスキャナモータは、回転によって一定方向に生じた気圧差
により、軸受部から飛散、揮発したオイル成分の回転多面鏡側への移動が阻止さ
れる。
【0008】
本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は本考案を適用したスキャナモータの第1の実施例を示す断面図であり、
図2はその部分斜視図である。上側の第1のブラケット1、下側のブラケット2
にはボールベアリング3、4、予圧ばね5を介して軸6が回転自在に取り付けら
れている。軸6にはハブ7が固定され、ハブ7の上には回転多面鏡8が搭載され
、バランスリング9、ワッシャ板ばね10、押さえリング11、止め軸12によ
って軸6に固定されている。なお、9aはバランスリング9に設けられた溝であ
り、モータの動バランスを平衡させる際におもりを取り付けるために使用される
。また、第1、第2のブラケット1、2間には、鉄芯13、コイル14が設けら
れ、その内側に軸6に固定された回転子ヨーク15、マグネット16が設けられ
ている。更に、第2のブラケット2上には電装基板17が配置されている。
【0009】
本実施例の場合に、気圧差を生じさせる手段として、図2に示すように第1の
ブラケット1のハブ7に対向する面に、凹み部1aが設けられ、その中央部に孔
1bが形成され、孔1bの周囲の凹み部1a内に螺旋凸状の4本のリブ部1cが
設けられ、その頂部はハブ7に近接されている。なお、ブラケット1は亜鉛、ア
ルミニウム等のダイキャストで製作する場合が多く、螺旋凸状のリブ部1cは容
易に形成することができる。
【0010】
本実施例においては、回転多面鏡8の回転方向即ちハブ7の回転方向は、図2
の矢印Aで示す方向である。図3、図4は凹み部1aとハブ7の間の空気層がハ
ブ7の回転に伴って受ける剪断力による動きを示す説明図である。凹み部1aと
ハブ7の間の空気層は、ハブ7の回転に伴って剪断力を受け、図3に示す矢印群
で示すような速度分布を持つことになる。
【0011】
ところが、図4に示すように凹み部1aには螺旋形の凸状のリブ1aが設けら
れているため、空気の流れの一部が抵抗を受け、遠心力に逆らって凹み部1aの
中央の孔1bに向かって流れるようになり、円板状の空気層は中央部よりも外側
の方が気圧が高い状態が造り出される。
【0012】
従って、ハブ7及び回転多面鏡8が高速回転中においては、図1に示すボール
ベアリング3からオイル成分が飛散、揮発しても、気圧差のためにブラケット1
とハブ7の間の空気層から、回転多面鏡8の方向にオイル成分が漏れ出てくるこ
とはない。
【0013】
図5は第2の実施例を示す断面図であり、図6はその部分斜視図である。この
実施例では、気圧差を生じさせる手段として、ブラケット1に対向する回転子ヨ
ーク15の外周円筒面に螺旋凸状のリブ部15aが設けられており、その頂部は
ブラケット1に近接している。この実施例においては、回転多面鏡8の回転方向
、即ち回転子ヨーク15の回転方向は矢印Bで示す方向である。
【0014】
回転子ヨーク15の外周円筒面とハブ7の間の空気層は回転子ヨーク15の回
転に伴って、リブ部15aのスクリュ作用により、図5における矢印Cの方向に
気流を発生させる。従って、ハブ7及び回転多面鏡8が高速回転中においては、
ボールベアリング3からオイル成分が飛散、揮発しても、気流のために回転子ヨ
ーク15とブラケット1の間の空気層から、回転多面鏡8の方向にオイル成分が
漏れ出てくることはない。
【0015】
なお、回転子ヨーク15は板金の深絞り成型やダイキャスト品で製作する場合
が多く、螺旋凸状のリブ部15aは針金やナイロンロープ等を巻き付けるなどし
て容易に製作することができる。
【0016】
図7は第3の実施例を示す断面図であり、図8はその部分斜視図である。この
実施例では、図8に示すように回転子ヨーク15の上面に、気圧差を生じさせる
手段としてファンの羽根15bが形成されている。即ち、回転子ヨーク15の天
面には4個所に羽根15bが設けられており、かつ回転子ヨーク15の天面の上
下空間を結ぶ孔15cも設けられている。この実施例においては、回転多面鏡8
の回転方向つまり回転子ヨーク15の回転方向は矢印Dで示す方向となる。
【0017】
回転子ヨーク15の天面の上下の空間の間には、回転子ヨーク15のファンの
羽根15bの働きにより、矢印Eの方向に気流が生ずる。従って、回転子ヨーク
15及び回転多面鏡8が高速回転中は、ボールベアリング3からオイル成分が飛
散、揮発しても、気流のために孔15cから回転子ヨーク15の下部の空間部へ
と吸い込まれ、回転多面鏡8の方向に漏れ出てくることはない。回転子ヨーク1
5を板金の深絞り成型で製作する場合には、プレス加工によりファンの羽根15
b、孔15cを容易に製作することができる。
【0018】
図9は第4の実施例を示す断面図であり、ここでは軸受部に動圧軸受が用いら
れている。ブラッケット1の上部にはコイルを備えた電装基板17が配置され、
軸6はブラッケット1に固定されたスリーブ18内に挿通され、その下端はスラ
スト軸受19、底板20により支持されている。また、ブラッケット1の下方に
は気圧差を生じさせる手段としてダクト21、ファン22が設けられている。電
装基板17の上方には、回転部材としてハブ7、回転子ヨーク15、マグネット
16が設けられている。スリーブ18内にはオイルが適量入れられており、軸6
に設けられた溝6aと共働して、動圧軸受を形成している。ハブ7には回転多面
鏡8が搭載され、ワッシャ板ばね11、押さえリング11、止め軸12によって
固定されている。
【0019】
スキャナモータの回転と共にファン22を回転させると、矢印群Fで示するよ
うな気流が発生し、ブラケット1に設けた孔1dと電装基板17に設けた孔17
aを通って矢印Gのような気流も発生する。即ち、回転子ヨーク15及びマグネ
ット16と電装基板17の間の空気はダクト21の内部へと吸引され、ファン2
2により外部へと排出される。
【0020】
従って、スリーブ18の内部のオイルが飛散、揮発しても、気流のために回転
子ヨーク15及びマグネット16と電装基板17の間の空気層から、オイル成分
が回転多面鏡8の方向に漏れ出てくることはない。
【0021】
以上説明したように本考案に係るスキャナモータは、回転構造部材と非回転構
造部材の対向する部分に、モータの回転により一定方向に気圧差を生じさせる手
段を設けることにより、軸受部のオイル成分が回転多面鏡側に移動することを防
止することができる。従って、オイル成分による回転多面鏡表面や周囲の光学素
子の光学表面が汚れることがなくなり、光量低下や画質の低下を防ぐことができ
る。即ち、高速、高負荷のスキャナモータの軸受として、高精度で複雑な構成を
有する空気SGBの代りに、構造が簡単で、安価なボールベアリングやオイルS
GBを使用できることになる。
【図1】第1の実施例の断面図である。
【図2】要部の斜視図である。
【図3】動作原理の説明図である。
【図4】動作原理の説明図である。
【図5】第2の実施例の断面図である。
【図6】要部の斜視図である。
【図7】第3の実施例の断面図である。
【図8】要部の斜視図である。
【図9】第4の実施例の断面図である。
1、2、ブラケット
1c リブ部
3、4 ボールベアリング
6 軸
7 ハブ
8 回転多面鏡
15 回転子ヨーク
15b 羽根
16 マグネット
17 電装基板
18 スリーブ
21 ダクト
22 ファン
Claims (3)
- 【請求項1】 回転多面鏡を搭載して高速回転するスキ
ャナモータであって、回転する構造部材と非回転の構造
部材とが対向する部分に、前記回転する構造部材と共に
回転し一定方向に気圧差を生じさせ、前記回転多面鏡と
反対側に流れる気流を形成する手段を設けたことを特徴
とするスキャナモータ。 - 【請求項2】 前記気圧差を生じさせる手段は凸状のリ
ブ又は凹状の溝とした請求項1に記載のスキャナモー
タ。 - 【請求項3】 前記気圧差を生じさせる手段はファンと
した請求項1に記載のスキャナモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3613591U JPH04120919U (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | スキヤナモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3613591U JPH04120919U (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | スキヤナモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04120919U true JPH04120919U (ja) | 1992-10-29 |
Family
ID=31918142
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3613591U Pending JPH04120919U (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | スキヤナモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04120919U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0581818U (ja) * | 1992-03-31 | 1993-11-05 | 株式会社三協精機製作所 | ポリゴンミラー回転駆動装置 |
| JPH06110008A (ja) * | 1992-09-29 | 1994-04-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 光偏向器 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56101120A (en) * | 1980-01-16 | 1981-08-13 | Fuji Photo Optical Co Ltd | Photoscanner device |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP3613591U patent/JPH04120919U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56101120A (en) * | 1980-01-16 | 1981-08-13 | Fuji Photo Optical Co Ltd | Photoscanner device |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0581818U (ja) * | 1992-03-31 | 1993-11-05 | 株式会社三協精機製作所 | ポリゴンミラー回転駆動装置 |
| JPH06110008A (ja) * | 1992-09-29 | 1994-04-22 | Fuji Xerox Co Ltd | 光偏向器 |
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