JPH04121075U - 磁気テープカセツト - Google Patents
磁気テープカセツトInfo
- Publication number
- JPH04121075U JPH04121075U JP3573791U JP3573791U JPH04121075U JP H04121075 U JPH04121075 U JP H04121075U JP 3573791 U JP3573791 U JP 3573791U JP 3573791 U JP3573791 U JP 3573791U JP H04121075 U JPH04121075 U JP H04121075U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- magnetic tape
- hub brake
- brake member
- hub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】簡単な構造でありながら、リッドの開閉を確実
になし得ると共に、ハブブレーキ部材の正確な動作を保
証して、磁気テープを安定に走行させ得る磁気テープカ
セツトを提供する。 【構成】ハブブレーキ部材15により磁気テープTを巻
回した一対のハブ4を係止して回転不可になし、且つハ
ブブレーキ部材15を駆動して係止を解除し回転可にな
すと共に、下ハーフケース3の一部にハブブレーキ部材
15の先端突部31に当接して、そのハブブレーキ部材
15の不測の撓みを回避するテーパ面51aを有した肉
盛部51をハブブレーキ部材15の摺動領域の一部に設
ける。
になし得ると共に、ハブブレーキ部材の正確な動作を保
証して、磁気テープを安定に走行させ得る磁気テープカ
セツトを提供する。 【構成】ハブブレーキ部材15により磁気テープTを巻
回した一対のハブ4を係止して回転不可になし、且つハ
ブブレーキ部材15を駆動して係止を解除し回転可にな
すと共に、下ハーフケース3の一部にハブブレーキ部材
15の先端突部31に当接して、そのハブブレーキ部材
15の不測の撓みを回避するテーパ面51aを有した肉
盛部51をハブブレーキ部材15の摺動領域の一部に設
ける。
Description
【0001】
本考案は磁気テープカセットに関し、更に詳しくは一般にDAT(Digital A
udio Tape)テープカセットと呼ばれている磁気テープカセットに関する。
【0002】
オーディオやビデオ用等に用いられている磁気テープカセットは、通常、上下
ハーフケースで形成されたケースボディ内に磁気テープが巻回された一対のテー
プ巻装体(ハブ)を回動自在に内蔵保持した構造である。この種の磁気テープカ
セットの中でも、小型で且つ高性能なデジタル記録再生方式のオーデイオ用磁気
テープカセット(DAT)が開発され注目を集めている。
【0003】
以下、図4〜図6を参照して従来のDATテープカセット(以下において単に
カセットという)の一例を説明する。
カセット1は、図4に示すように上下ハーフケース2、3の組体からなるケー
スボディ内に、磁気テープTを巻回した一対のハブ4を回転自在に設けると共に
、該ハブ4の不測の回動を阻止するハブブレーキ部材を設け、外側にはカセット
前方を開閉するべく左右の端片5aの部分が軸支された回動自在なリッド5、さ
らに、カセット底部にはカセット前後方向にスライド自在なスライダ8を設けた
ものである。
【0004】
前記上ハーフケース2の下側構造について見ると、図5に示すように窓部材1
2には例えば前記一対のハブ4の上縁を保持する一対の受け部13が形成され、
更に、前記窓部材12の左右両側にはそれぞれカセット前方、即ち前記リッド5
側に延びる延長部14が形成されている。なお、一方の延長部は後述するハブブ
レーキ部材15の陰になり、図示されていない。前記延長部14の基部内側には
、前記ハブブレーキ部材15を摺動自在に保持するための保持部16が設けられ
ている。
【0005】
一方、前記ハブブレーキ部材15には、図6(円Aで示した部分は拡大して示
してある)に示したようにその後方端部に前記一対のハブ4の外周突縁(ギア状
に形成されている)に当接して係止する一対の尖突部17が形成され、更に前記
保持部16に対応してカセット前後方向に周動可能に係合する係合部18が形成
されている。
前記係合部18は、前記保持部16と前記上カセットハーフ2の内壁との間に
形成されるくさび状の空間に入り込み得る適当な断面形状を有してカセット前方
に延長している。そして、図5に示すように前記上カセツトハーフ1の内壁に形
成した固定ボス21に装着されたバネ22の端部が前記ハブブレーキ部材15の
前方側端縁に形成した溝23に係合し、前記ハブブレーキ部材15全体をカセッ
ト後方側、換言すれば前記尖突部17が前記一対のハブ4の外周突縁に当接する
ように付勢している。
【0006】
前記カセット1が不使用時にあっては、図4に実線で示したように前記リッド
5が閉じられ、前記ハブブレーキ部材15は前記バネ22に押されて図6に示す
ように前記尖突部17が前記一対のハブ4の外周突縁に当接する。従って、前記
一対のハブ4は回転不可になり、磁気テープTのゆるみ等を阻止することができ
る。
これに対し、前記カセット1を使用する際は、該カセット1を映像機器に装着
することにより、前記リッド5が押し上げられ、図4に仮想線で示したように回
動して前面開口部から前記磁気テープTを引出し得るようになされる。
【0007】
この際、前記リッド5の左右の端片5aによって、前記ハブブレーキ15の脚
部15aの両側先端に形成した先端突部31が付勢され、前記ハブブレーキ部材
15全体がカセット前方側、即ち図5及び図6の矢印a方向に、前記バネ22に
抗して押動される。この結果、前記ハブブレーキ15に形成した前記尖突部17
が前記一対のハブ4の該周突縁から離れる。従って、前記一対のハブ4の係止が
解除されることになり、前記一対のハブ4が回動可能になるので、前記磁気テー
プTを引出して記録・再生が行われる。
しかし、本願考案者の検討により、下記のような問題点が明かにされた。
【0008】
即ち、前記ハブブレーキ15が矢印a方向に付勢されるとき、前記先端突部3
1をカセット左右両側に僅かに移動させるための肉盛部32が前記下ハーフカセ
ット2に形成されている。このため、前記ハブブレーキ15がカセット前方に付
勢されると、前記先端突部31が前記肉盛部32に乗り上げる状態となる。なお
、前記肉盛部32は、前記先端突部31が乗り上げられるように前記ハブブレー
キ15の付勢方向に対しテーパ面32aに形成されている。前記肉盛部32は、
前記ハブブレーキ15の移動量の誤差や、寸法誤差、更に誤動作を吸収して前記
端片5aと前記先端突部31との確実な係合を保証するために形成されたもので
ある。
【0009】
前記ハブブレーキ15が付勢により移動している間、前記リッド5は回動を続
けているので、前記リッド5の端片5aが前記先端突部31の内側面をこすりな
がら回動することになり、このため前記先端突部31に図6に矢印bに示したよ
うな上方に付勢する力が作用する。従って、前記先端突部31は前記肉盛部32
に乗り上がりながら、矢印b方向に持ち上がることになる。
前記ハブブレーキ部材15の全体形状は、図5及び図6から明らかなようにカ
セット前後方向に長手形状であり、前記先端突部31が矢印b方向に移動すると
、その移動状態が維持しにくくなるだけでなく、矢印b方向に付勢されると、反
対側、即ち前記尖突部17が形成れた端部が矢印c方向に下がるようになる。こ
の結果、前記尖突部17が前記一対のハブ4に巻回されている磁気テープT、換
言すれば当業者間でいう巻玉に接触し、言わばブレーキをかけたように作用する
ことが判明した。この場合、前記磁気テープTの走行速度が変動し、ワウ・フラ
ッタが発生すると共に、前記磁気テープTが損傷する恐れもある。
【0010】
本考案の目的は、前記問題点を解消し、簡単な構造でありながらリッドの開閉
を確実になし得ると共に、磁気テープを安定に走行させ得るようにした磁気テー
プカセットを提供することにある。
【0011】
本考案にかかる前記目的は、上下ハーフカセットにて形成したハウジングに磁
気テープを巻装した一対のハブ部材を回転自在に収納し、前記ハウジングの内側
に摺動可能に取り付けられ、バネ部材により付勢され前記ハブ部材を係止可能な
ハブブレーキ部材と、左右両端片が軸着されてカセット前方の開口部を開閉自在
なリッドとを備え、前記リッドの回転のときに該リッドの左右両端片が、前記ハ
ブブレーキ部材の左右脚部の先端突部に係合することにより、前記ハブブレーキ
部材がカセット前方に摺動するように構成された磁気テープカセットにおいて、
前記ハブブレーキ部材の左右の先端突部が摺動する各最終端部の領域に、カセッ
ト前方に行くのに伴って徐々に肉厚になるテーパ面を有しカセット左右方向に張
り出した肉盛部を設け、前記ハブブレーキ部材のカセット前方の移動により前記
先端突部がカセット左右方向に押圧されるように構成されており、更に前記肉盛
部は前記テーパ面がカセット厚み方向の上端かつカセット前方端の部分が最も肉
厚となるように構成したことを特徴とする磁気テープカセットにより達成するこ
とができる。
【0012】
以下、本考案を適用した磁気テープカセットの一実施態様を説明する。
図1は本考案を適用したデジタル記録再生方式の磁気テープカセットの斜視図
、図2は本考案の作用を説明する要部の平面図、図3は要部の側面図である。な
お、カセット全体の構造は従来のものと同様なので、本実施態様においては要部
について図示し且つ説明する。
【0013】
本実施態様における肉盛部51は、従来例で説明した前記肉盛部31に相当す
るものであるが、その形状は図1に円Aにて囲んで一部拡大して示したように異
なっている。即ち、前記肉盛部51のテーパ面51aは、カセット前後方向だけ
に対して傾斜した面ではなく、カセット厚み方向に対しても傾斜した、所謂2方
向の傾斜面に形成されている。
【0014】
前記肉盛部51の傾斜面の上端縁52と下端縁53とは、図2に実線及び点線
で示したように前記ハブブレーキ部材15の左右の脚部15aの先端突部31の
移動方向、換言すれば前後方向に対し傾斜面に形成されているが、傾斜角度が相
違している。したがって、前記上端縁52と下端縁53との間は連続した傾斜面
であるが、上端縁52が下端縁53に対し張り出し状に形成されていることにな
る。
【0015】
前記肉盛部51をカセット1の前面側から見ると、図3に示したように前記下
端縁53から前記上端縁52に向けてカセット左右方向に肉厚が厚くなる。すな
わち、カセット厚み方向の上端かつカセット前方端の部分である角部52aが最
も肉厚となるように構成したものである。
【0016】
前記肉盛部51において注目すべきは、前記ハブブレーキ部材15が前記リッ
ド5の回動によって前面側に引かれたとき前記先端突起31の作用である。これ
は、前記リッド5が回動すると、前記脚部15aの先端突起31が、図2に実線
で示した位置から仮想線で示した位置に移動する。
【0017】
この際、前記先端突起31の内側部分が前記肉盛部51のテーパ面51aに乗
り上げるようになる。そして、さらに前記先端突部31が付勢されてカセット前
方に移動したときに、前記端片5a(図4参照)によりカセット上方への付勢(
矢印b方向の付勢)もうけるが、前記先端突部31は前記テーパ面51aがカセ
ット上方側が高くなっているので、図3の矢印dに示すような反力が発生するの
でカセット上方への移動は阻止される。故に、前記ハブブレーキ部材15の他端
、すなわち前記尖突部17がカセット内方(図5の矢印c方向)に移動すること
がなく、前記尖突部17が前記磁気テープTに接触するような事故を未然に防止
することができる。
【0018】
以上に説明したように、本考案による磁気テープカセットは、ハブブレーキ部
材の左右の先端突部が摺動する各最終端部の領域に、カセット前方に行くのに伴
って徐々に肉厚になるテーパ面を有しカセット左右方向に張り出した肉盛部を設
け、前記ハブブレーキ部材のカセット前方の移動により前記先端突部がカセット
左右方向に押圧されるように構成されており、更に前記肉盛部は前記テーパ面が
カセット厚み方向の上端かつカセット前方端の部分が最も肉厚となるように構成
したものである。
従って、前記先端突部が付勢されてカセット前方に移動したときに、リッドの
端片によりカセット上方への付勢もうけるが、前記先端突部は前記テーパ面がカ
セット上方側が高くなっているので、前記先端突部をカセット上方への移動を阻
止するような反力が発生するので、前記ハブブレーキ部材の尖突部がカセット内
方に移動するようなことがなく、前記尖突部が磁気テープに接触するような事故
を防止することができる。この結果、長期にわたって良好な記録・再生を保証す
ることができる。
【図1】本考案を適用した磁気テープカセットの要部の
一部拡大斜視図である。
一部拡大斜視図である。
【図2】肉盛部の形状及びハブブレーキとの関連を示す
平面図である。
平面図である。
【図3】肉盛部の形状及びハブブレーキとの関連を示す
側面図である。
側面図である。
【図4】従来の磁気テープカセットの一例を示す斜視図
である。
である。
【図5】従来の磁気テープカセットの内部構造を示す斜
視図である。
視図である。
【図6】従来の肉盛部の形状を示す斜視図である。
1 磁気テープカセット
2 上ハーフケース
3 下ハーフケース
4 ハブ(テープ巻装体)
5 リッド
5a 端片
8 スライダ
15 ハブブレーキ
15a 脚部
17 尖突部
31 突部
31a、51a テーパ面
32、51 肉盛部
52 上端縁部
52a 角部
53 下端縁部
T 磁気テープ
a、b ハブブレーキの移動方向
Claims (1)
- 【請求項1】 上下ハーフカセットにて形成したハウジ
ングに磁気テープを巻装した一対のハブ部材を回転自在
に収納し、前記ハウジングの内側に摺動可能に取り付け
られ、バネ部材により付勢され前記ハブ部材を係止可能
なハブブレーキ部材と、左右両端片が軸着されてカセッ
ト前方の開口部を開閉自在なリッドとを備え、前記リッ
ドの回転のときに該リッドの左右両端片が、前記ハブブ
レーキ部材の左右脚部の先端突部に係合することによ
り、前記ハブブレーキ部材がカセット前方に摺動するよ
うに構成された磁気テープカセットにおいて、前記ハブ
ブレーキ部材の左右の先端突部が摺動する各最終端部の
領域に、カセット前方に行くのに伴って徐々に肉厚にな
るテーパ面を有しカセット左右方向に張り出した肉盛部
を設け、前記ハブブレーキ部材のカセット前方の移動に
より前記先端突部がカセット左右方向に押圧されるよう
に構成されており、更に前記肉盛部は前記テーパ面がカ
セット厚み方向の上端かつカセット前方端の部分が最も
肉厚となるように構成したことを特徴とする磁気テープ
カセット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3573791U JPH04121075U (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 磁気テープカセツト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3573791U JPH04121075U (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 磁気テープカセツト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04121075U true JPH04121075U (ja) | 1992-10-29 |
Family
ID=31917834
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3573791U Pending JPH04121075U (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 磁気テープカセツト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04121075U (ja) |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP3573791U patent/JPH04121075U/ja active Pending
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