JPH04121149A - 多糖ひも及びその製造方法 - Google Patents

多糖ひも及びその製造方法

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JPH04121149A
JPH04121149A JP2239115A JP23911590A JPH04121149A JP H04121149 A JPH04121149 A JP H04121149A JP 2239115 A JP2239115 A JP 2239115A JP 23911590 A JP23911590 A JP 23911590A JP H04121149 A JPH04121149 A JP H04121149A
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Hirofumi Ninomiya
弘文 二宮
Kazuhiro Ishii
石井 一裕
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、主に可食性を有する多糖ひもおよびその製造
方法に関する。更に詳しくは可食性並びに水溶性、吸水
性等の性質を利用して、食品分野に限らず、農業分野、
漁業分野等で広く利用可能な特性を有する多糖ひも及び
その製造方法に関する。
[従来技術1 従来開発されてきた可食ひもとしては、古くから愛用さ
れている干瓢と最近開発されたコラーゲン質のひも(特
開平1−174338)があるにすぎない。干瓢は、食
品素材としては非常に優れたものであるが、その製造方
法により長さが限定されるため、機械加工性の点で不充
分であり、水不溶性の可食ひもである点がその用途上の
制限を受ける。また、コラーゲン質のひもは、その製造
方法により長さが基本的に無制限であるため、得られた
可食ひもの機械加工性の点で優れている。
しかし、コラーゲン質のひもは、その製造工程が煩雑で
あるばかりでなく、やはり、水不溶性の可食ひもである
点が可食性ひもとしての問題点である。
[発明が解決しようとする課題] 現在、水溶性の可食ひもは知られておらず、コラーゲン
以外の素材を用いた水溶性の可食ひもは開発されていな
い。
食品分野で用いる加工補助剤として水不溶性可食ひもを
使用した場合、最終調理品においてもひもが残存する為
、得られた調理品の味覚、食感および美感を損なうとい
う難点がある。こういった場合、調理途中までは、ひも
としての役割を果たし、最終調理品においては、ひもが
残存しないという画期的な加工補助材として水溶性の可
食ひもの開発が望まれている。また、このような水溶性
の可食ひもを使用することにより、今までには考えられ
なかったような新しい食品形態の登場も期待される。
さらに、現在、不可食ひもが使用されている食品、例え
ば、乾麺の結束、加工肉の結束等に、水溶性の可食ひも
を使用することにより結束を解除する必要がなくなる等
、便利性が向上するものと期待されている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、このような状況に鑑み、主に食品加工分
野における加工補助材としてのひもとしての好しい性質
を備えた多糖ひもおよびその製造方法を見出すべ(鋭意
検討した結果、本発明に到達した。
即ち、本発明は、水溶性多糖類(以下、多糖類という、
)と多価アルコール類を主成分とする多糖ひもにあり、
より好ましくは、多Iii類と多価アルコール類と水と
を主成分とし、水分率が25重量%以下であり、多価ア
ルコール類と多Ii類の重量比が0.2乃至1である多
糖ひもにあり、また、多価アルコール類/水の重量比が
20/80乃至0.2 /99.8である媒体に、多糖
類を溶解した溶液を支持体上に流延した後、乾燥し、水
分率が50M量%以下であり、多価アルコール類と多糖
類との重量比が0.2乃至lなる組成のフィルムをその
まま、あるいは、テープ状に裁断して、必要に応じて撚
りをかけさらに必要に、応じて乾燥し、水分率を25重
量%以下とする多糖ひもの製造方法を提供するものであ
る。
本発明において用いることのできる多I!類としてはア
ルギン酸及びそのナトリウム塩等の塩類、ファーセレラ
ン、カッパー、イオタ−及びラムダ−、カラギーナン、
寒天、低メトキシペクチン、高メトキシペクチン、タマ
リンドガム、キサンタンガム、グアガム、タラガム、ロ
ーカトスビーンガム、アラビノガラクタン、アラビアガ
ム、ジェランガム、ガードラン等のガム類、プルラン、
キトサン等のキチン誘導体、スターチ、デキストリン、
カルボキシメチルセルロース等の可食水溶性セルロース
誘導体を挙げることができ、これら多Ii類は2種以上
の混合して用いることができるが、多糖類のフィルム形
成性、ひも物性等の点からアルギン酸及びそのナトリウ
ム塩等の塩類、カラギーナン、ペクチン等の酸性多IR
類、及び、寒天等のゲル化能を有する中性多#I!類が
好ましい、ここで、ゲル化能を有する中性多1!1とは
、多Ii類単独でゲル化能を有するもの、2種以上の多
I!類の混合によりゲル化能を発現するものおよび他の
物質の混合によりゲル化能を発現するものを含有する。
また、本発明で用いる多価アルコールとしては可食性で
あり、多糖ひもに湿気保持性等の性質を付与しうるもの
であることが必要であり、例えばエチレングリコール、
プロピレングリコール等の二価アルコール、グリセリン
等の三価アルコール及びソルビトール、マンニトール、
マルチトール、キシリトール、還元澱粉糖化物等の糖ア
ルコール、グルコース、フラクトース、ガラクトース、
キシロース等の単糖類、サッカロース、マルトース、ラ
クトース等の二Ii類、澱粉の分解物等のオリゴ糖を例
示できる。多糖ひも中の多価アルコールの含有量は多1
!l[1重量部に対して0.2〜1重量部の範囲である
ことが好ましい。
多糖ひも中の多価アルコールと多糖類との重量比が1よ
り大きくなる多糖ひも同志の接着性が増大するばかりで
なく多糖ひもの強度も著しく低下してその取扱い性が低
下し、一方、該重量比が0.2より小さな多糖ひもはも
ろくなるばかりでなく製造上の問題も発生する。
室温で液状(半液状を含む。)である多価アルコールと
室温で固形である多価アルコールの混合物を多価アルコ
ールとして含む多糖ひもは、付与された柔軟性は低温(
−50〜−40°C)においても保持され、低温でハン
ドリングを行なう場合においてもひもにヒビ割れ等が生
ぜず環境安定性を高めることができる。
このような環境安定性を有効に向上させるには室温で液
状の多価アルコールと室温で固形状の多価アルコールと
の混合重量比率は3/1乃至1/3とすることが好まし
い。室温で液状の多価アルコールとしてはプロピレング
リコール、グリセリンあるいは両者の混合物を例示でき
、室温で固形の多価アルコールとしてはソルビトール、
マンニトール、マルチトール、キシリトール、還元澱粉
糖化物等の糖アルコール、グルコース、フラクトース、
ガラクトース、キシロース等の単I!類、サッカロース
、マルトース、ラクトース等の二I!類、澱粉の分解物
等のオリゴ糖を例示でき、これらの2種以上を組み合わ
せであってもよい。
多糖ひもの水分率は多糖ひも同志の接着性、多糖ひもの
柔軟性等に影響するため、目的とする多糖ひもの特性に
従い適宜調整するとよい。
即ち、水分率を比較的多い多糖ひもとすると、その柔軟
性が向上し、伸張に対し耐性を有するものとすることが
できるが多糖ひも同志の接着性が増大し、ハンドリング
性が不良となり易い。
又、水分率が比較的少ない多糖ひもは多糖ひも同志の接
着性は低減されるが柔軟性が低下する。
この場合は、前記多価アルコールの添加により有効に柔
軟性を良好なものとできるので、多価アルコールを多糖
ひも中に含ませておくことが必要である。
多価アルコールを必須成分として含む多糖ひもはそこに
含ませる水分率を低減させることができ、多糖ひもの柔
軟性を保持しつつひも同志の接着性を低減させることが
可能となる。好ましい水分率としては、多価アルコール
の存在下25重量%以下、さらに好ましくは20重量%
以下である。
また、多糖ひもの物性を大きく損なわない範囲で、無機
物あるいは、有機物粉末、着色料および香料等を添加し
てもよい。
次に本発明の多糖ひもの製造方法について説明する。
本発明により多糖ひもを製造するには、多価アルコール
/水の重量比が20/80乃至0.2/99.8である
媒体に、多Ii類を溶解した溶液を支持体上に流延した
後、乾燥し、水分率が50重量%以下であり、多価アル
コールと多II類との重量比が0.2乃至1なる組成の
フィルムとなし、該フィルムをそのまま、あるいはテー
プ状に裁断して、必要に応じて撚りをかけ、さらに必要
に応じて乾燥し、水分率を25重量%以下とすることに
より行なうのがよい。
水性媒体に多Ili類を溶解した後の多価アルコール類
/水の重量比は20/80乃至0.2 /99.8とな
るよう多価アルコール類を混合しただ溶液から同様にし
て多糖ひもを製造することができる。
該水溶液中の多糖類の濃度は、20重量%以下とするこ
とが好ましく、多Ii類濃度が20重量%を越えると多
糖類の水溶液中への完全溶解が困難となる場合がある。
又、必要により多I!i類は予め水中で膨潤させ溶解が
促進されるようにしておいてもよい。
フィルムの乾燥にあたって多価アルコールは実質的に蒸
発しないでフィルム中に実質的にほぼ全量残るので、こ
の水溶液に溶解する多糖類の濃度と目的とする多I’l
l/多価アルコールの比率を勘案して多価アルコール水
溶液中の多価アルコールの濃度を決定するのがよい。多
ILI類の多価アルコール水溶液中への溶解にあたって
は70°C以上に加熱して溶解を促進することが好まし
い。こうして得られる溶液を脱泡後、ドラム、スチール
ベルト、ポリテトラフルオロエチレン含浸ガラス織物、
各種プラスチックフィルム・シート等の支持体上に所定
の厚みになるように流延し、支持体側からの伝熱、熱風
あるいは赤外線輻射マイク波加熱等によりフィルム中の
水分が50重量%以下となるように乾燥する。
こうして得られたフィルムをそのまま、あるいは、適宜
な巾に裁断してテープ状とし必要に応じて撚りをかけ、
さらに必要に応じて乾燥し、水分率を25重量%以下と
すればよい。
多糖類として、酸性多S類を主成分とした多II類を用
いた場合は、前記の多糖ひもの製造方法において、多糖
水溶液を支持体上に流延する工程以降の任意の工程にお
いて不溶化剤と接触せしめて、酸性多$I類を不溶化し
、最終的に多糖ひも中の水分を25重量%以下とすれば
、水不溶性の多糖ひもを得ることができる。
酸性多W類としてはアルギン酸及びその塩類、ファーセ
レラン、カラギーナン、ペクチン、キサンタンガム、タ
マリンドガム、アラビアガムを例示することができ、2
種以上の酸性多糖類を混合して用いてもよい。また、酸
性子Ii類が主成分の多tR類とは、全多糖類中、酸性
多糖類が50重量%以上であることを意味し、酸性多糖
類が50重量%未満では不溶化し難くなる。
酸性子Ii類の不溶化剤としては塩化ベンザルコニウム
、セチルトリメチルアンモニウムハライド、セチルピリ
ジニウムハライド等の第4級アンモニウム塩、キトサン
等のグルコサミン、カゼインNa、大豆蛋白ゼラチン等
の蛋白質、即ち酸性基と反応することのできるカチオン
基を持った上記の様な物質を例示することができるが、
可食性を付与する為には、天然物由来のグルコサミン、
蛋白質が好ましい。
不溶化の方法としては、支持体上に流延した多糖水溶液
に不溶化剤の水溶液を噴霧または塗布する方法、水分率
50重量%以下となったフィルムあるいはテープ状フィ
ルムに、該不溶化剤水溶液を噴霧、塗布または浸漬する
方法、および、ひもの形態とした後、該不溶化剤水溶液
を噴霧、塗布または浸漬する方法等、いずれの方法を用
いてもよい。
[実施例コ 以下、実施例を用いて本発明をさらに説明する。
実施例1 カッパーカラギーナン7部をグリセリン3部、ソルビト
ール2部と水100部の混合液中に分散させ、85℃に
昇温しで60分間撹拌してカラギーナンを溶解させた。
こうして得られた溶液を減圧脱泡した後、内部に95℃
の熱水を循環することにより加熱したドラムの上に連続
的に流延し、ドラム上への滞在時間4分で紙管に巻取っ
て水分16%、厚さ35−のフィルムを得た。多II類
と多価アルコールの重量比率は7:3であった。
こうして得られたフィルムを10m幅に連続的に裁断し
、多糖ひもを得た。
実施例2 実施例1と同様にして得られたフィルムを10閣幅に連
続的に裁断しながらl0C11当たり撚り数20となる
よう撚りをかけながら巻き取り、多糖ひもを得た。
実施例3 実施例2で得られた多糖ひもを3重量%のキトサン酢酸
水溶液中に浸漬し、その後、熱風乾燥により水分率19
%の多糖ひもを得た。
実施例4 実施例1および2で得られた多糖ひもでひや麦100g
を結束し、そのまま、熱湯へ投入した。
実施例1の多糖ひもは、30秒以内で、また、実施例2
の多糖ひもは、3分以内で形状を失った。
実施例5 実施例2得られた多糖ひもで野沢菜を束ね、塩その他の
調味料と共に漬は込んだ、多糖ひもは、形状を保ってい
たが、可食性のため取り除く必要がなかった。
実施例6 実施例3で得られた多糖ひもをチキンおよび豚肉に巻き
付け、形を整えた後、それぞれチキンロール、焼豚に調
理した。多糖ひもは、可食性のため取り除く必要がなか
った。
[発明の効果] 上記から明らかなように、本発明の多糖ひもは、主に可
食性であり、水溶性、水不溶性等、種々な物性を備えた
ものを選択できるために、食品分野に限らず、農業分野
、漁業分野等で広く利用可能なものである。
特許出願人  三菱レイヨン株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水溶性多糖類と多価アルコール類を主成分とする
    組成物をひも状物に賦形した多糖ひも。
  2. (2)ひも状物を形成する組成物が水溶性多糖類と多価
    アルコール類と水とを主成分とし、水分率が25重量%
    以下であり、多価アルコール類と水溶性多糖類との重量
    比が0.2乃至1であることを特徴とする請求項第1項
    記載の多糖ひも。
  3. (3)多価アルコール類/水の重量比が20/80乃至
    0.2/99.8である媒体に水溶性多糖類を溶解した
    溶液を支持体上に流延した後、乾燥し、水分率が50重
    量%以下であり、多価アルコール類と水溶性多糖類との
    重量比が0.2乃至1なる組成のフィルムとなし、該フ
    ィルムをそのまま、あるいはテープ状に裁断して、必要
    に応じて撚りをかけ、水分率を25重量%以下とするこ
    とを特徴とする多糖ひもの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016220560A (ja) * 2015-05-27 2016-12-28 伊那食品工業株式会社 可食性線状組成物及びそれらを用いた製品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016220560A (ja) * 2015-05-27 2016-12-28 伊那食品工業株式会社 可食性線状組成物及びそれらを用いた製品

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