JPH04121333U - 電力ケーブル用クリートの可動受金物 - Google Patents
電力ケーブル用クリートの可動受金物Info
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- JPH04121333U JPH04121333U JP3288791U JP3288791U JPH04121333U JP H04121333 U JPH04121333 U JP H04121333U JP 3288791 U JP3288791 U JP 3288791U JP 3288791 U JP3288791 U JP 3288791U JP H04121333 U JPH04121333 U JP H04121333U
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- JP
- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電力ケーブルに過大な張力がかかることを回
避する受金物を提供する。 【構成】 支持金具21は固定構造物である縦金物17
に水平方向に延出して固定され、その上側には、ガイド
軸27および滑り軸受28を主体とするガイド機構29
によってクリート受け30および受皿31が取り付けら
れ、電力ケーブルを保持するクリートはその受皿31の
中央部に、電力ケーブルがガイド軸27とほぼ平行な方
向を向くよう取り付けられる。
避する受金物を提供する。 【構成】 支持金具21は固定構造物である縦金物17
に水平方向に延出して固定され、その上側には、ガイド
軸27および滑り軸受28を主体とするガイド機構29
によってクリート受け30および受皿31が取り付けら
れ、電力ケーブルを保持するクリートはその受皿31の
中央部に、電力ケーブルがガイド軸27とほぼ平行な方
向を向くよう取り付けられる。
Description
【0001】
この考案は電力ケーブルを保持するクリートを取り付ける受金物に関するもの
である。
【0002】
電力ケーブルを例えば洞道内に布設する場合、所定の間隔ごとに設置したクリ
ートによって電力ケーブルを保持していることは周知のとおりである。図4はク
リート1の一例を示す正面図であって、上金具1aと下金具1bとは、共に内面
が円弧面に形成され、電力ケーブル2をこれら上下の金具1a,1bの間に挟み
込むとともに、これらの金具1a,1bをボルト1cによって締結することによ
り、電力ケーブル2を保持するようになっている。また図5は、電力ケーブルを
上下に若干湾曲させる縦スネーク布設の際に使用される受金物10の一例を示す
正面図であって、この受金物10は、支持金具11と受皿12とを主体にして構
成されている。すなわち支持金具11は、矩形中空断面の構造材13とコ字状断
面の構造材(チャンネル)14とを接合したアーム部材15の基端部に一対の取
付板16を上下方向に向けて固定した構造であって、その取付板16によって固
定構造物である板状の縦金物17を挟み付けるとともに、ボルトなどの固定手段
(図示せず)によって締め付けることにより縦金物17に対し水平方向に延出し
た状態に固定するようになっている。そして図4に示すクリート1は受皿12の
中央部の窪んだ部分に載せられ、ボルト20によって固定される。
【0003】
上述した受金物10によれば、電力ケーブル2を洞道の内壁面などの固定構造
物に対して確実に固定できるが、温度変化に伴う熱伸縮を考慮する場合には、ス
ネーク布設を一般に行っている。しかしながら前記縦金物17などの支柱部分や
洞道自体などの固定構造物が、地盤沈下等の原因で移動してしまうことがあり、
このような場合、電力ケーブルの変位を予め設定してある湾曲によって吸収する
ことができないうえ、電力ケーブルがクリートによって一定間隔ごとに固定され
ているので、クリートとクリートとの間で電力ケーブルが強く引張られることが
ある。このような引張力は、局部的に大きくなることがあるので、その部分で電
力ケーブルが損傷を受け、これが原因で地絡事故を誘発するおそれがあった。
【0004】
この考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、電力ケーブルに過大な張力が
かかることを防止することのできるクリート受金物を提供することを目的とする
ものである。
【0005】
この考案は、上記の目的を達成するために、固定構造物にほぼ水平に延出して
取り付けられる支持金具と、電力ケーブルを保持するクリートを載置するクリー
ト受けと、そのクリート受けを前記支持金具に対して電力ケーブルの布設方向と
ほぼ平行な方向へ移動可能に連結するガイド機構とを具備する構造としたことを
特徴とするものである。
【0006】
この考案においては、電力ケーブルを保持するクリートはクリート受けに載せ
られるが、このクリート受けは支持金具に直接取り付けられずに、ガイド機構を
介して取り付けられる。このガイド機構は、クリート受けを電力ケーブルの布設
方向とほぼ平行な方向に移動させるものであり、したがって電力ケーブルに張力
がかかった場合、これを保持しているクリートと共にクリート受けが電力ケーブ
ルの軸線方向に移動し、その結果、電力ケーブルに過大な張力が作用することが
ない。
【0007】
図1ないし図3はこの考案の一例を示す図であって、前述した縦金物17など
の固定構造物(図示せず)に取り付けられる支持金具21は、矩形中空断面の構
造材からなるアーム部22の基端部に一対の取付板23を設けた構造であって、
これらの取付板23によって固定構造物を挟みつけるとともに、ボルト孔24に
挿入したボルト(図示せず)によって固定するようになっている。このアーム部
22の長手方向での所定の2箇所に、左右両方向に突出した軸受支え25が設け
られており、それらの軸受支え25の先端上面に固定軸受26が配置され、互い
に対をなす固定軸受26によってそれぞれ1本(合計2本)のガイド軸27が保
持されている。このガイド軸27は後述する滑り軸受28と共にガイド機構29
を構成するものであって、前記アーム部22および取付板23のそれぞれに対し
て直交する方向に向けて配置されている。
【0008】
各ガイド軸27にはそれぞれ一対の滑り軸受28が移動可能に嵌合している。
これらの滑り軸受28は、ローラやコロなどの転動体を内蔵したもの、あるいは
金属製もしくは合成樹脂製のスリーブを内蔵したもの、さらには自己潤滑性セラ
ミックスリーブを内蔵したものなどの滑り抵抗の小さい軸受であって、これらの
滑り軸受28はクリート受け30の下面に取り付けられている。
【0009】
このクリート受け30は図に示すように、チャンネルなどのコ字状断面の部材
からなるものであって、前記ガイド軸27と交差する部分が切り欠かれている。
そしてこのクリート受け30の上に受皿31が取り付けられている。この受皿3
1は従来のものと同様な構造であって、アーム部22に対してその左右方向に突
出した部分を有するとともに、左右方向での中央部分が若干窪んでおり、さらに
その窪んだ部分の下面に前記アーム部22を跨ぐようにして挟み込む一対の固定
板32が設けられている。図中符号33はその固定板32に形成されたボルト挿
入孔である。またこの受皿31のうち左右方向での中央部の窪んだ箇所が、図4
に示すクリート1を取り付ける部分であり、したがってここに固定用ボルト孔3
4が形成されている。
【0010】
上述した受金物は従来のものと同様にして固定構造物である縦金物17に取り
付けられる。すなわち支持金具21の基端部に設けた取付板23で縦金物17を
挟み込むとともにこれらを貫通するボルト(図示せず)を締め込んで固定する。
したがってこの取り付け状態ではアーム部22は縦金物17から水平方向に延出
し、その上側に受皿31が載っている状態になっており、またクリート1はその
中心軸線がガイド軸27と平行な方向(図2の左右方向)を向くように受皿31
の中央部に固定される。すなわちクリート1によって保持される電力ケーブル2
はガイド軸27とほぼ平行に布設されて受皿31に載ることになる。したがって
地盤沈下等に起因して縦金物17に変位が生じ、それに伴って電力ケーブル2に
張力が作用した場合、クリート1が受皿31およびクリート受け30と共にガイ
ド軸27に沿って移動するので、電力ケーブル2にかかる張力が緩和もしくは解
消される。
【0011】
なお、上記の実施例では、固定したガイド軸27とこれに移動自在に嵌合した
滑り軸受28とによってガイド機構29を構成したが、この考案は上記の実施例
に限定されるものではなく、滑り軸受を固定し、これに案内される軸をクリート
受けに取り付けてもよく、あるいは移動方向を規制する部材と円滑な移動を補償
する部材とをそれぞれ個別に設けてガイド機構を構成してもよい。
【0012】
またこの考案は横スネーク布設用の受金物にも適用することができ、その場合
には、前述した受皿31を用いないこともある。
【0013】
以上の説明から明らかなようにこの考案のクリート受金物によれば、電力ケー
ブルを保持しているクリートが電力ケーブルの布設方向へ所定の範囲で移動でき
るから、例えば洞道の移動に伴って電力ケーブルに変位が生じる場合であっても
、電力ケーブルの支持点であるクリートの移動によって電力ケーブルの変位を吸
収し、その結果、電力ケーブルに過大な張力がかかったり、それが原因で損傷が
生じたりすることを未然に回避することができる。
【図1】 この考案の一実施例の側面図。
【図2】 図1におけるII−II線矢視断面図。
【図3】 図2におけるIII−III線矢視図。
【図4】 クリートの一例を示す正面図。
【図5】 従来のクリート受金物の一例を示す正面図。
17 縦金物
21 受金物
22 アーム部
27 ガイド軸
28 滑り軸受
29 ガイド機構
30 クリート受け
フロントページの続き
(72)考案者 中尾 由明
東京都江東区木場一丁目5番1号 藤倉電
線株式会社内
(72)考案者 山本 浩詩
東京都江東区木場一丁目5番1号 藤倉電
線株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 固定構造物にほぼ水平に延出して取り付
けられる支持金具と、電力ケーブルを保持するクリート
を載置するクリート受けと、そのクリート受けを前記支
持金具に対して電力ケーブルの布設方向とほぼ平行な方
向へ移動可能に連結するガイド機構とを具備しているこ
とを特徴とする電力ケーブル用クリートの可動受金物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991032887U JP2568503Y2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 電力ケーブル用クリートの可動受金物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991032887U JP2568503Y2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 電力ケーブル用クリートの可動受金物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04121333U true JPH04121333U (ja) | 1992-10-29 |
| JP2568503Y2 JP2568503Y2 (ja) | 1998-04-15 |
Family
ID=31915743
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991032887U Expired - Fee Related JP2568503Y2 (ja) | 1991-04-11 | 1991-04-11 | 電力ケーブル用クリートの可動受金物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2568503Y2 (ja) |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5854808A (ja) * | 1981-09-29 | 1983-03-31 | 住友電気工業株式会社 | ケ−ブルの支持方法およびその装置 |
| JPS5941502A (ja) * | 1982-08-30 | 1984-03-07 | 株式会社フジクラ | 橋梁に添架したケ−ブルの伸縮吸収装置 |
| JPS627328A (ja) * | 1985-07-03 | 1987-01-14 | 日立電線株式会社 | ケ−ブル移動防止装置 |
| JPS62138010A (ja) * | 1985-12-11 | 1987-06-20 | 日立電線株式会社 | ジヨイントボツクスの支持方法 |
| JPH01150427U (ja) * | 1988-04-08 | 1989-10-18 |
-
1991
- 1991-04-11 JP JP1991032887U patent/JP2568503Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS5854808A (ja) * | 1981-09-29 | 1983-03-31 | 住友電気工業株式会社 | ケ−ブルの支持方法およびその装置 |
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| JPH01150427U (ja) * | 1988-04-08 | 1989-10-18 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2568503Y2 (ja) | 1998-04-15 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |