JPH0412179B2 - - Google Patents
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- JPH0412179B2 JPH0412179B2 JP61100295A JP10029586A JPH0412179B2 JP H0412179 B2 JPH0412179 B2 JP H0412179B2 JP 61100295 A JP61100295 A JP 61100295A JP 10029586 A JP10029586 A JP 10029586A JP H0412179 B2 JPH0412179 B2 JP H0412179B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chloride
- continuous porous
- porous body
- cement
- adsorbent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、工場等から排出される各種廃液等の
中の有害な金属イオン及び臭気を吸着して浄化
し、また屎尿等の生活排水等の臭気を吸着する吸
着剤に関するものである。
中の有害な金属イオン及び臭気を吸着して浄化
し、また屎尿等の生活排水等の臭気を吸着する吸
着剤に関するものである。
従来の技術
従来、金属イオン及び臭気の吸着剤として活性
炭が用いられ、また金属イオンの吸着剤として合
成ゼオライトが用いられている。
炭が用いられ、また金属イオンの吸着剤として合
成ゼオライトが用いられている。
発明が解決しようとする課題
しかし、活性炭及び合成ゼオライトは製造に手
数を要し、高価である。また活性炭は液中での吸
着効率に劣る。従つて各種廃液や生活排水等の大
量処理に用いるには膨大な費用を要するので、処
理されないまま排出され、湖、川、海の汚染によ
る公害の原因となつているのが現状である。
数を要し、高価である。また活性炭は液中での吸
着効率に劣る。従つて各種廃液や生活排水等の大
量処理に用いるには膨大な費用を要するので、処
理されないまま排出され、湖、川、海の汚染によ
る公害の原因となつているのが現状である。
そこで、本発明は、金属イオンや臭気を効率良
く吸着することができ、また簡単に製造すること
ができ、コストの低下を図ることができ、各種廃
液等の大量処理を行うのに適する金属イオン及び
臭気の吸着剤を提供しようとするものである。
く吸着することができ、また簡単に製造すること
ができ、コストの低下を図ることができ、各種廃
液等の大量処理を行うのに適する金属イオン及び
臭気の吸着剤を提供しようとするものである。
問題点を解決するための手段
上記課題を解決するための本発明の技術的な手
段は、石炭フライアツシユ及びセメントを主原料
とし、塩化アンモニウム、塩化カリウム、塩化マ
グネシウム、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、
硫酸ナトリウム、クエン酸及び塩化コバルトを添
加して形成された連続多孔体の表面に過マンガン
酸カリウムが担持されたものである。
段は、石炭フライアツシユ及びセメントを主原料
とし、塩化アンモニウム、塩化カリウム、塩化マ
グネシウム、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、
硫酸ナトリウム、クエン酸及び塩化コバルトを添
加して形成された連続多孔体の表面に過マンガン
酸カリウムが担持されたものである。
そして主原料である石炭フラツイアツシユ1000
Kgとセメント50〜200Kgに対し、塩化アンモニウ
ム0.04〜0.05%、塩化カリウム0.07〜0.095%、塩
化マグネシウム0.015〜0.02%、塩化ナトリウム
0.015〜0.02%、塩化カルシウム0.015〜0.02%、
硫酸ナトリウム0.001〜0.002%、クエン酸0.0005
〜0.001%、塩化コバルト0.0001〜0.0002%、過マ
ンガン酸カリウム0.002〜0.01%の配合比で用い
る。
Kgとセメント50〜200Kgに対し、塩化アンモニウ
ム0.04〜0.05%、塩化カリウム0.07〜0.095%、塩
化マグネシウム0.015〜0.02%、塩化ナトリウム
0.015〜0.02%、塩化カルシウム0.015〜0.02%、
硫酸ナトリウム0.001〜0.002%、クエン酸0.0005
〜0.001%、塩化コバルト0.0001〜0.0002%、過マ
ンガン酸カリウム0.002〜0.01%の配合比で用い
る。
石炭フライアツシユと塩化アンモニウム及び塩
化カリウムを混合して一次処理することにより水
分を含んでいる微細な石炭フライアツシユの持つ
ている電荷を脱着し、石炭フライアツシユとセメ
ントの水溶液による混合によりセメントが液相の
時にカルシウムイオン反応を活発にさせると共
に、セメントの固化反応を阻害している高分子化
合物であるフミン酸等を塩化アンモニウム、硫酸
ナトリウム、クエン酸と反応させて除去し、石炭
フライアツシユの主成分であるSiO2、Al2O3、
MgO、K、Naの粒子とセメントのカルシウムと
を反応させてセメント本来の働きをさせる。塩化
ナトリウム、塩化カリウムの働きによりセメント
のカルシウムイオンに浸透性を与えることにより
硬化体はセメント固化物と逆の連続多孔体とな
る。このとき、塩化カルシウムをセメントと反応
させることによりセメントの凝結時間を短縮させ
ることができ、カルシウムイオンと塩化マグネシ
ウムを反応させることによりセメントの収縮を防
止することができ、塩化コバルトを用いることに
より上記各反応を活発化させることができる。こ
の連続多孔体の化学組成はSiO250〜70%、
Al2O310〜30%、MgO2〜3%、CaO10〜20%、
Na5〜10%であつて、SiO4四面体の頂点の酸素
原子を共有しながら三次元に連なり、孔径が10Å
〜300Åで比表面積が10m2/g〜15m2/gとなり、
この中の幾つかのSiがAlで置換されることによ
り−1価の電荷を生じ、これを中和する形で
Na+、K+、Ca+等の陽イオンを内部に有するアル
ミケイ酸化合物となる。この連続多孔体の表面に
臭気の離脱を防止し、連続多孔体の比表面積を増
大する過マンガン酸カリウムが担持されている。
化カリウムを混合して一次処理することにより水
分を含んでいる微細な石炭フライアツシユの持つ
ている電荷を脱着し、石炭フライアツシユとセメ
ントの水溶液による混合によりセメントが液相の
時にカルシウムイオン反応を活発にさせると共
に、セメントの固化反応を阻害している高分子化
合物であるフミン酸等を塩化アンモニウム、硫酸
ナトリウム、クエン酸と反応させて除去し、石炭
フライアツシユの主成分であるSiO2、Al2O3、
MgO、K、Naの粒子とセメントのカルシウムと
を反応させてセメント本来の働きをさせる。塩化
ナトリウム、塩化カリウムの働きによりセメント
のカルシウムイオンに浸透性を与えることにより
硬化体はセメント固化物と逆の連続多孔体とな
る。このとき、塩化カルシウムをセメントと反応
させることによりセメントの凝結時間を短縮させ
ることができ、カルシウムイオンと塩化マグネシ
ウムを反応させることによりセメントの収縮を防
止することができ、塩化コバルトを用いることに
より上記各反応を活発化させることができる。こ
の連続多孔体の化学組成はSiO250〜70%、
Al2O310〜30%、MgO2〜3%、CaO10〜20%、
Na5〜10%であつて、SiO4四面体の頂点の酸素
原子を共有しながら三次元に連なり、孔径が10Å
〜300Åで比表面積が10m2/g〜15m2/gとなり、
この中の幾つかのSiがAlで置換されることによ
り−1価の電荷を生じ、これを中和する形で
Na+、K+、Ca+等の陽イオンを内部に有するアル
ミケイ酸化合物となる。この連続多孔体の表面に
臭気の離脱を防止し、連続多孔体の比表面積を増
大する過マンガン酸カリウムが担持されている。
ここで、塩化アンモニウムが0.04%より少ない
と過マンガン酸カリウムを除く各成分が溶解し難
く、0.05%より多いと連続多孔体の強度が低下す
る。塩化カリウムが0.07%より少ないとセメント
のカルシウムイオンの浸透能力に劣り、0.095%
より多いと溶解し難いばかりでなく、カルシウム
イオンに浸透性を与える効果が向上しない。塩化
マグネシウムが0.015%より少ないと連続多孔体
に収縮クラツクが発生し、0.02%より多いと連続
多孔体が膨張する。塩化ナトリウムが0.015%よ
り少ないとセメントのカルシウムイオンの浸透能
力に劣り、0.02%より多いと溶解し難いばかりで
なく、カルシウムイオンに浸透力を与える効果が
向上しない。塩化カルシウムが0.015%より少な
いと、連続多孔体の強度を促進させることができ
ず、0.02%より多いと破水現象により連続多孔体
を破壊するおそれがある。硫酸ナトリウムが
0.001%より少ないとセメントを急速硬化させる
ことができず、0.002%より多いとセメントの強
度の長期安定性に劣る。クエン酸が0.0005%より
少ないと過マンガン酸カリウムを除く各成分が溶
解し難く、0.001%より多いと連続多孔体の強度
が低下する。塩化コバルトが0.0001%より少ない
と過マンガン酸カリウムを除く各成分のイオン活
動を活発にすることができず、0.0002%より多い
と効果が向上しないばかりでなく、高価となる。
過マンガン酸カリウムが0.002%より少ないと酸
化能力に劣り、0.01%より多くしても効果が向上
しない。
と過マンガン酸カリウムを除く各成分が溶解し難
く、0.05%より多いと連続多孔体の強度が低下す
る。塩化カリウムが0.07%より少ないとセメント
のカルシウムイオンの浸透能力に劣り、0.095%
より多いと溶解し難いばかりでなく、カルシウム
イオンに浸透性を与える効果が向上しない。塩化
マグネシウムが0.015%より少ないと連続多孔体
に収縮クラツクが発生し、0.02%より多いと連続
多孔体が膨張する。塩化ナトリウムが0.015%よ
り少ないとセメントのカルシウムイオンの浸透能
力に劣り、0.02%より多いと溶解し難いばかりで
なく、カルシウムイオンに浸透力を与える効果が
向上しない。塩化カルシウムが0.015%より少な
いと、連続多孔体の強度を促進させることができ
ず、0.02%より多いと破水現象により連続多孔体
を破壊するおそれがある。硫酸ナトリウムが
0.001%より少ないとセメントを急速硬化させる
ことができず、0.002%より多いとセメントの強
度の長期安定性に劣る。クエン酸が0.0005%より
少ないと過マンガン酸カリウムを除く各成分が溶
解し難く、0.001%より多いと連続多孔体の強度
が低下する。塩化コバルトが0.0001%より少ない
と過マンガン酸カリウムを除く各成分のイオン活
動を活発にすることができず、0.0002%より多い
と効果が向上しないばかりでなく、高価となる。
過マンガン酸カリウムが0.002%より少ないと酸
化能力に劣り、0.01%より多くしても効果が向上
しない。
また主原料である石炭フライアツシユ中に含ま
れるSiO2、Al2O3の成分が不足する場合には粘土
により補充し、また連続多孔体としての強度を大
きくする必要がある場合には骨材として砂を用い
ればよく、この場合、砂は石炭フライアツシユ
1000Kgに対し、20〜40%用いるのが望ましい。
れるSiO2、Al2O3の成分が不足する場合には粘土
により補充し、また連続多孔体としての強度を大
きくする必要がある場合には骨材として砂を用い
ればよく、この場合、砂は石炭フライアツシユ
1000Kgに対し、20〜40%用いるのが望ましい。
作 用
上記本発明の吸着剤はミクロ孔とマクロ孔によ
る連続多孔体に構成されているので、水、空気を
良好に流通させることができ、しかも全体として
空隙、即ち比表面積が大きく、Na+、K+、Ca+等
の陽イオンを電気的に捕捉している。而して本発
明の吸着剤と接触している廃液等の中に含まれて
いる各種金属イオンが多数のミクロ孔、マクロ孔
に入り込み、電気的に捕捉されている陽イオンと
イオン交換されて吸着される。例えばCa++イオ
ンを含む溶液がNa+イオンを電気的に捕捉してい
る本発明の吸着剤と接触した場合、下記の交換反
応を示す。
る連続多孔体に構成されているので、水、空気を
良好に流通させることができ、しかも全体として
空隙、即ち比表面積が大きく、Na+、K+、Ca+等
の陽イオンを電気的に捕捉している。而して本発
明の吸着剤と接触している廃液等の中に含まれて
いる各種金属イオンが多数のミクロ孔、マクロ孔
に入り込み、電気的に捕捉されている陽イオンと
イオン交換されて吸着される。例えばCa++イオ
ンを含む溶液がNa+イオンを電気的に捕捉してい
る本発明の吸着剤と接触した場合、下記の交換反
応を示す。
2A→Na++Ca++→AzCa+2Na
また上記本発明の吸着剤はミクロ孔、マクロ孔
により比表面積が10〜15m2/gと大きくなつてい
るので、廃液等の中の臭気も多数のミクロ孔、マ
クロ孔に入り込んで吸着され、過マンガン酸カリ
ウムによりその吸着された臭気の離脱を防止する
ことができる。
により比表面積が10〜15m2/gと大きくなつてい
るので、廃液等の中の臭気も多数のミクロ孔、マ
クロ孔に入り込んで吸着され、過マンガン酸カリ
ウムによりその吸着された臭気の離脱を防止する
ことができる。
アルカリ悪臭成分と酸性悪臭成分に対する上記
吸着剤の反応式を下記に示す。
吸着剤の反応式を下記に示す。
[アルカリ悪臭成分に対する反応式]
NH3+A−H→NH4−A
(CH3C)3+A−H→(CH3)3NH−A
H2S+B−OH→B−HS+H2O
CH3SH+B−OH→CH3S−B+H2O
[酸性悪臭成分に対する反応式]
NO+KMnO4→KNO3+MnO2
3HzS+8KMnO4
→3KzSO4+8MnOz+2KOH+2HzO
CH3SH+2KMnO4→CH3SO3K+2MnO2+KOH
3(CH3)2S+4KMnO4+2H2O
→3(CH3)2SO2+4MnO2+4KOH
実施例
石炭フライアツシユ1000Kg、ポルトランドセメ
ント125Kg、砂300Kgに対し、塩化アンモニウム
400g、塩化カリウム900g(合計量)、塩化マグ
ネシウム175g、塩化ナトリウム175g、塩化カル
シウム175g、硫酸ナトリウム15g、クエン酸7.5
g、塩化コバルト1.5g、過マンガン酸カリウム
50gの配合比となるように選定した。
ント125Kg、砂300Kgに対し、塩化アンモニウム
400g、塩化カリウム900g(合計量)、塩化マグ
ネシウム175g、塩化ナトリウム175g、塩化カル
シウム175g、硫酸ナトリウム15g、クエン酸7.5
g、塩化コバルト1.5g、過マンガン酸カリウム
50gの配合比となるように選定した。
上記配合比により次のようにして吸着剤を製造
した。
した。
石炭フライアツシユ1000Kgと、混合して粉末化
してある塩化アンモニウム400g及び塩化カリウ
ム600gを水150に溶解し、ミキサーで混合して
20℃(5〜80℃の間で適宣選択することができ
る)で乾燥させ、石炭フライアツシユを中和させ
た。次に二次処理として、上記一次処理後の石炭
フライアツシユに砂300Kgを加えて混合し、続い
てポルトランドセメント125Kgを加えて混合した。
続いて混合して粉末化してある塩化カリウム300
g、塩化マグネシウム175g、塩化ナトリウム175
g、塩化カルシウム175g、硫酸ナトリウム15g、
クエン酸7.5g及び塩化コバルト1.5gを水100
の中に溶解して水溶液にし、この水溶液を上記混
合中のミキサーの中にスプレーにより添加し、混
合して80℃(5〜80℃の間で適宣選択することが
でき、温度を高くすることにより硬化を促進させ
ることができる)で乾燥させた。これにより連続
多孔体を形成することができた。次にこの連続多
孔体に三次処理として、粉末化してある過マンガ
ン酸カリウム50gを水100に溶解して加え、ミ
キサーで混合し、20℃(5〜80℃で適宣選択する
ことができる)で乾燥させることにより過マンガ
ン酸カリウムを担持した吸着剤を製造することが
できた。
してある塩化アンモニウム400g及び塩化カリウ
ム600gを水150に溶解し、ミキサーで混合して
20℃(5〜80℃の間で適宣選択することができ
る)で乾燥させ、石炭フライアツシユを中和させ
た。次に二次処理として、上記一次処理後の石炭
フライアツシユに砂300Kgを加えて混合し、続い
てポルトランドセメント125Kgを加えて混合した。
続いて混合して粉末化してある塩化カリウム300
g、塩化マグネシウム175g、塩化ナトリウム175
g、塩化カルシウム175g、硫酸ナトリウム15g、
クエン酸7.5g及び塩化コバルト1.5gを水100
の中に溶解して水溶液にし、この水溶液を上記混
合中のミキサーの中にスプレーにより添加し、混
合して80℃(5〜80℃の間で適宣選択することが
でき、温度を高くすることにより硬化を促進させ
ることができる)で乾燥させた。これにより連続
多孔体を形成することができた。次にこの連続多
孔体に三次処理として、粉末化してある過マンガ
ン酸カリウム50gを水100に溶解して加え、ミ
キサーで混合し、20℃(5〜80℃で適宣選択する
ことができる)で乾燥させることにより過マンガ
ン酸カリウムを担持した吸着剤を製造することが
できた。
このようにして製造する吸着剤は、二次処理時
において混合、乾燥した状態では、第1図に示す
X線併用の電子顕微鏡写真(4200倍)に示す通り
であり、これが第2図に示す電子顕微鏡写真
(19000倍)の成長過程を経て、第3図に示す電子
顕微鏡写真(19000倍)で示す連続多孔体となる。
この連続多孔体を模式的に表わすと第4図に示す
ようになり、この連続多孔体1はSiO4四面体の
頂点の酸素原子を共有しながら三次元に連なつて
おり、孔2(小)、3(大)の径が10Å〜300Åで
あり、比表面積が10〜15m2/gであつた。石炭フ
ライアツシユの比表面積は0.9〜1m2/gである
ので、本発明実施例の吸着剤はこれを大幅に増大
することができた。
において混合、乾燥した状態では、第1図に示す
X線併用の電子顕微鏡写真(4200倍)に示す通り
であり、これが第2図に示す電子顕微鏡写真
(19000倍)の成長過程を経て、第3図に示す電子
顕微鏡写真(19000倍)で示す連続多孔体となる。
この連続多孔体を模式的に表わすと第4図に示す
ようになり、この連続多孔体1はSiO4四面体の
頂点の酸素原子を共有しながら三次元に連なつて
おり、孔2(小)、3(大)の径が10Å〜300Åで
あり、比表面積が10〜15m2/gであつた。石炭フ
ライアツシユの比表面積は0.9〜1m2/gである
ので、本発明実施例の吸着剤はこれを大幅に増大
することができた。
次に上記実施例において製造した連続多孔体に
より金属イオンの吸着試験を行つた例について説
明する(連続多孔体の表面に添着する過マンガン
酸カリウムは金属イオンの吸着には影響を及ぼさ
ないので、これを添着しない状態で試験した。)。
より金属イオンの吸着試験を行つた例について説
明する(連続多孔体の表面に添着する過マンガン
酸カリウムは金属イオンの吸着には影響を及ぼさ
ないので、これを添着しない状態で試験した。)。
第1試験例
実験溶液(単位ppm)
PH4.45
Cu Zn Al2O3 MgO
24.30 21.90 45.25 18.90
下部に排出口を有し、本発明実施例の連続多孔
体(吸着剤)を収納した容器に上記実験溶液を供
給して排出口より排出し、連続多孔体における吸
着交換量を測定した結果は下記の通りである。
体(吸着剤)を収納した容器に上記実験溶液を供
給して排出口より排出し、連続多孔体における吸
着交換量を測定した結果は下記の通りである。
吸着交換量
Cu Zn AlzO3 MgO
3日 2528 1001 452
14日 99100 31900 63900 12200
上記14日のCu、Znの急着交換状態をX線併用
の電子顕微鏡により300倍で撮影した写真をそれ
ぞれ第5図、第6図に示す。
の電子顕微鏡により300倍で撮影した写真をそれ
ぞれ第5図、第6図に示す。
第2試験例
実験溶液(単位ppm)
Cu Zn Pb
19.73 9.77 0.03
下部に排出口を有し、本発明実施例の連続多孔
体(吸着剤)を収納した容器に上記実験溶液を供
給して排出口より排出し、別の容器により受け、
この出水成分を検出した結果は下記の通りであ
る。
体(吸着剤)を収納した容器に上記実験溶液を供
給して排出口より排出し、別の容器により受け、
この出水成分を検出した結果は下記の通りであ
る。
出水成分
Cu Zn Pb
0.98 0.68 0.002
これからも明らかなようにCu、Zn、Pbの液中
に含まれる量は基準値よりも低くなつている。
に含まれる量は基準値よりも低くなつている。
尚、本発明の吸着剤は上記試験例に示す金属イ
オン以外の金属イオンをも吸着することができ、
その例として、Ca、Mnの吸着状態をX線併用の
電子顕微鏡により300倍で撮影した写真をそれぞ
れ第7図、第8図に示す。また上記各金属イオン
を吸着した状態の連続多孔体の表面を電子顕微鏡
により300倍で撮影した写真を第9図に示す。
オン以外の金属イオンをも吸着することができ、
その例として、Ca、Mnの吸着状態をX線併用の
電子顕微鏡により300倍で撮影した写真をそれぞ
れ第7図、第8図に示す。また上記各金属イオン
を吸着した状態の連続多孔体の表面を電子顕微鏡
により300倍で撮影した写真を第9図に示す。
発明の効果
以上要するに、本発明は、水、空気を良好に流
通させる微細孔を備えた連続多孔体であつて、比
表面積も大きく、Na+、K+、Ca+等の陽イオンを
電気的に捕捉しており、しかも表面に臭気の離脱
を防止する過マンガン酸カリウムを担持している
ので、廃液等の中の金属イオン及び臭気を効率良
く吸着することができる。また混合、乾燥処理を
行うことにより容易に製造することができるの
で、安価に提供することができ、廃液等を従来の
数十分の1の低コストで処理することができ、大
量処理しなければ解決しない湖、川、海の公害防
止に役立つ。
通させる微細孔を備えた連続多孔体であつて、比
表面積も大きく、Na+、K+、Ca+等の陽イオンを
電気的に捕捉しており、しかも表面に臭気の離脱
を防止する過マンガン酸カリウムを担持している
ので、廃液等の中の金属イオン及び臭気を効率良
く吸着することができる。また混合、乾燥処理を
行うことにより容易に製造することができるの
で、安価に提供することができ、廃液等を従来の
数十分の1の低コストで処理することができ、大
量処理しなければ解決しない湖、川、海の公害防
止に役立つ。
第1図は本発明の吸着剤を製造する途中で、連
続多孔体として各成分を混合、乾燥した状態を示
す4200倍のX線併用の電子顕微鏡写真、第2図は
その成長過程を示す19000倍の電子顕微鏡写真、
第3図は成長後の連続多孔体を示す19000倍の電
子顕微鏡写真、第4図はその模式図、第5図乃至
第8図はそれぞれ第3図及び第4図に示す連続多
孔体によりCu、Zn、Ca、Mnを吸着した状態を
示す300倍のX線併用の電子顕微鏡写真、第9図
はCu、Zn、Ca、Mnを吸着した連続多孔体の表
面を示す300倍の電子顕微鏡写真である。
続多孔体として各成分を混合、乾燥した状態を示
す4200倍のX線併用の電子顕微鏡写真、第2図は
その成長過程を示す19000倍の電子顕微鏡写真、
第3図は成長後の連続多孔体を示す19000倍の電
子顕微鏡写真、第4図はその模式図、第5図乃至
第8図はそれぞれ第3図及び第4図に示す連続多
孔体によりCu、Zn、Ca、Mnを吸着した状態を
示す300倍のX線併用の電子顕微鏡写真、第9図
はCu、Zn、Ca、Mnを吸着した連続多孔体の表
面を示す300倍の電子顕微鏡写真である。
Claims (1)
- 1 石炭フライアツシユ及びセメントを主原料と
し、塩化アンモニウム、塩化カリウム、塩化マグ
ネシウム、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、硫
酸ナトリウム、クエン酸及び塩化コバルトを添加
して形成された連続多孔体の表面に過マンガン酸
カリウムが坦持されていることを特徴とする金属
イオンの吸着剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61100295A JPS62254836A (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 | 金属イオンの吸着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61100295A JPS62254836A (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 | 金属イオンの吸着剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62254836A JPS62254836A (ja) | 1987-11-06 |
| JPH0412179B2 true JPH0412179B2 (ja) | 1992-03-03 |
Family
ID=14270182
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61100295A Granted JPS62254836A (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 | 金属イオンの吸着剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62254836A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107376881A (zh) * | 2017-08-16 | 2017-11-24 | 国网天津市电力公司电力科学研究院 | 一种用于处理电厂废水的粉煤灰的改性及使用方法 |
-
1986
- 1986-04-30 JP JP61100295A patent/JPS62254836A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62254836A (ja) | 1987-11-06 |
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