JPH0412263Y2 - - Google Patents

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JPH0412263Y2
JPH0412263Y2 JP5995887U JP5995887U JPH0412263Y2 JP H0412263 Y2 JPH0412263 Y2 JP H0412263Y2 JP 5995887 U JP5995887 U JP 5995887U JP 5995887 U JP5995887 U JP 5995887U JP H0412263 Y2 JPH0412263 Y2 JP H0412263Y2
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JP
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adjuster
coil spring
case
fitting
spring
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ドラムブレーキのオートアジヤスタ
装置に適用されるオーバトラベル装置に関するも
のである。
(従来の技術) オートアジヤスタ装置を備えたドラムブレーキ
として、第4図に示すデユオサーボブレーキがあ
る。
符号11はバツキングプレート、12はホイー
ルシリンダ、各13はピストンであり、ピストン
13の各外端部にブレーキシユー14,15が係
止している。16は一方のブレーキシユー14に
立設したピン14aにて揺動可能に軸支されたア
ジヤスタレバーであり、アジヤスタギヤ17に一
方向にのみ送り可能に係合している。18はアジ
ヤスタレバー16の戻りスプリングである。アジ
ヤスタギヤ17はアジヤスタスクリユ17aと一
体に形成され、該アジヤスタスクリユ17aの他
端は他方のブレーキシユー15に係止するアジヤ
スタナツト20に螺合し、一端は、一方のブレー
キシユー14に係止するアジヤスタソケツト19
に回動可能に嵌合しており、アジヤスタスクリユ
17a、アジヤスタギヤ17、アジヤスタナツト
20及びアジヤスタソケツト19にて、アジヤス
タ部材21を構成している。
そして、バツキングプレート11に固設された
アンカーブロツク22とアジヤスタレバー16と
の間には、中央部に通孔23aを形成し、両端部
に掛止孔23b,23cを形成した板状の揺動リ
ンク23が、一方のブレーキシユー14のウエブ
に立設した固定ピン14bにて該通孔23aを軸
支されて揺動可能に装着されている。また、オー
バトラベル装置として、引張型のオーバトラベル
スプリング24の一端のフツク部をフイツテイン
グ25の一端に設けた通孔25aに掛止し、他端
のフツク部を、フイツテイング25の他端の凹所
25bとアジヤスタレバー16の通孔16aとに
掛止して、該スプリング24に初期の引張り荷重
を与えている。揺動リンク23の一方の掛止孔2
3bには、一端をアンカーブロツク22に固設し
たアンカーピン22aに連結された操作部材であ
るアツパーリンク26の他端が掛止され、他方の
掛止孔23cには、他端をフイツテイング25を
介してアジヤスタレバー16に連結されたロアー
リンク27の一端が掛止されている。
各28は、各ブレーキシユー14,15に戻し
コイルスプリング、29は両ブレーキシユー1
4,15をアジヤスタ部材21に位置決めするシ
ユートウシユースプリング、30はパーキングレ
バー、31はパーキングレバー30の反力を一方
のブレーキシユー14に伝えるストラツトであ
る。
上記のような構成のドラムブレーキにおいて、
車輪が矢印A方向に回転している際に、ブレーキ
を掛けると、アンカーピン22aと固定ピン14
bとの相対寸法が長くなり、揺動リンク23がア
ツパーリンク26に引張られ、固定ピン14bの
周りに矢印B方向に回動し、つれてフイツテイン
グ25が引張られ、アジヤスタレバー16をピン
14aの周りに回動させる。シユークリアランス
が所定値以下であれば、アジヤスタレバー16は
アジヤスタギヤ17を回動させるに至らず、シユ
ークリアランスが所定値を越えていれば、アジヤ
スタレバー16の回転角が大となり、通常、引張
型のオーバトラベルスプリング24を伸長させる
ことなく、アジヤスタギヤ17を作動させ、アジ
ヤスタスクリユ17aを螺出させてシユー間隙の
自動調整がなされる。
ところで、急制動の場合に、アジヤスタスクリ
ユ17aのアジヤスタナツト20に対する軸力が
大きくなり、アジヤスタレバー16が回転できな
くなると、引張型のオーバトラベルスプリング2
4が伸長する。このようにして、固定ピン14
b、揺動リンク23、フイツテイング25、アジ
ヤスタレバー16等の変形破損が防止される。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のようなフイツテイング25と引張型のオ
ーバトラベルスプリング24とからなるオーバト
ラベル装置にあつては、該スプリング24の両端
部に形成され、フイツテイング25又はアジヤス
タレバー16に掛止するフツク部の応力が大とな
り、高荷重の設定ができず、大型ドラムブレーキ
に組込んだ場合には、該スプリング24の折損を
生ずる場合があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、耐久性を有するドラムブレーキのオ
ートアジヤスタ装置に適用されるオーバトラベル
装置を提供するものであり、その構成は、次の通
りである。
ドラムブレーキのバツキングプレート側に一端
を連結する操作部材と、ブレーキシユーに揺動可
能に軸支され、アジヤスタ部材を作動させるアジ
ヤスタレバーとの間に介在し、両端部に設けた連
結部が操作部材とアジヤスタレバーとに連結し
て、操作部材を介してアジヤスタレバーに作用す
る過大荷重を伸長によつて吸収するドラムブレー
キのオーバトラベル装置において、一端部又は他
端部に係止部を設けたケースと、該ケースに内挿
したコイルスプリングと、該コイルスプリングを
挿通し、他端部にばね座を形成したフイツテイン
グと、該フイツテイングが挿通し、該フイツテイ
ング又は該ケースの一端部に螺合量が調整自在に
螺合して該ばね座に他端部が係止するコイルスプ
リングに初圧縮を与えるねじ部材と、該ケースの
他端部及び該フイツテイングの一端部にそれぞれ
形成した連結部とを有し、前記係止部が、該フイ
ツテイングに螺合させたねじ部材が係止して該コ
イルスプリングの伸長量を規制するように該コイ
ルスプリングの一端部を係止する係止部、又は該
ケースに螺合させたねじ部材との間で該コイルス
プリングの伸長量を規制するように該ばね座を係
止する係止部からなるドラムブレーキのオーバト
ラベル装置である。
(作用) しかして、制動時には、操作部材が引張られて
フイツテイングが引かれる。シユー間隙が常用シ
ユー間隙以内の場合には、アジヤスタレバーを作
動させるが、アジヤスタギヤを回動させるに至ら
ない。シユー間隙が常用シユー間隙を越えていれ
ば、通常の場合は、アジヤスタレバーの回動が大
きくなり、アジヤスタギヤを回動させ、アジヤス
タ部材によるシユー間隙の調整が行なわれる。
急制動の場合のように、操作部材が強く引かれ
た際には、圧縮型のコイルスプリングに掛る圧力
が初圧を越え、該コイルスプリングは、フイツテ
イングのばね座とケースの係止部又はフイツテイ
ングのばね座とケースに螺合させたねじ部材との
間で圧縮され、オーバトラベル装置の全長を伸長
させる。また、ねじ部材の螺入又は螺出により、
コイルスプリングの初圧縮を任意かつ無段階に調
整してコイルスプリングに初圧を与えることがで
きる。
(実施例) 本考案に係るドラムブレーキのオーバトラベル
装置の実施例を図面に基づいて説明する。
第1,2図は、デユオサーボブレーキに本考案
を適用した第1実施例を示し、第4図と同符号は
同一部分を示す。
中央部に通孔23aを形成し、両端部に掛止孔
23b,23cを形成した板状の揺動リンク23
が、一方のブレーキシユー14のウエブに立設し
た固定ピン14bに該通孔23aを軸支されて揺
動可能に装着され、一方の通孔23bには、アン
カーブロツク22に立設したアンカーピン22a
に一端部を掛止するアツパーリンク26の他端部
を掛止し、他方の通孔23cには、後記するオー
バトラベル装置1のフイツテイング3に他端部を
固定したロアーリンク27の一端部を掛止してい
る。このアツパーリンク26と揺動リンク23と
で操作部材を構成している。
オーバトラベル装置1は、第2図に示すように
ケース2と、フイツテイング3と、圧縮型のコイ
ルスプリング4とを有し、フイツテイング3に螺
合させたナツト状のねじ部材5によつて、後記す
るばね座3aに他端部が係止する該スプリング4
に初圧縮が与えられる。
ケース2は円筒状をなし、一端部内周面に係止
部2aが環状の別部材を溶接固着して(或はケー
ス2の端縁を内向きに折曲げて)形成され、他端
中央部には連結部である平板状の腕2bが、一端
部に形成したコ字状凹所にケース2の外周面を挿
入固着して突設され、腕2bの他端部にはピン挿
入孔2b′を設けてある。
フイツテイング3は棒状をなし、他端部には円
板状のばね座3aが固着され、中間部には雄ねじ
3bが刻設され、一端部には連結部であるロアー
リンク27が固定されている。本実施例では、ロ
アーリンク27は、フイツテイング3の一端部に
設けた穴3cに挿入し、かしめを施すことによつ
てフイツテイング3に固定してある。
圧縮型のコイルスプリング4は、ケース2に挿
入状態にて、フイツテイング3の一端部を該スプ
リング4及びケース2の係止部2aに形成された
通孔に挿通させ、係止部2aとばね座3aとの間
で圧縮され、雄ねじ3bに螺合したねじ部材5を
ケース2又は係止部2aの一端面に弾性的に係止
させて初圧が与えられている(第2図参照)。し
かして、係止部2aは、コイルスプリング4の伸
長量を規制するようにケース2に形成され、フイ
ツテイング3に螺合させたねじ部材5がケース2
の一端部に係止するようにコイルスプリング4の
一端部を係止する。
16は、一方のブレーキシユー14のウエブに
立設したピン14aに回動可能に軸支され、従来
例と同様の作用を有するアジヤスタレバーであ
り、ケース2の腕2bに結合されている。具体的
には、アジヤスタレバー16にピン挿入孔16a
を設け、ケース2の腕2bに設けたピン挿入孔2
b′と該ピン挿入孔16aとにピン6を挿入し、該
ピン6に割ピン6aを挿入して結合してある。
次に作用について説明する。
車輪が矢印A方向に回転している際に、ブレー
キを掛けると、シユークリアランスが所定値以下
であれば従来例と同様にアジヤスタギヤ17を回
動させるに至らない。シユークリアランスが所定
値を越えている場合には、通常、圧縮型のコイル
スプリング4を圧縮させることなくアジヤスタギ
ヤ17が作動し、アジヤスタスクリユ17aを螺
出させて、シユー間隙の自動調整がなされる。
また、急制動がなされ、揺動リンク23が大き
く揺動し、フイツテイング3が強く引かれ、同時
にアジヤスタスクリユ17aのアジヤスタナツト
20に対する軸力が大きくなり、該スクリユ17
aの回転が不能の場合には、該引張力は圧縮型の
コイルスプリング4の設定初圧を越え、該スプリ
ング4がフイツテイングのばね座3aとケースの
係止部2aとの間で圧縮され、オーバトラベル装
置1の全長が伸長される。
このようなコイルスプリング4の初圧は、ねじ
部材5のフイツテイング3の雄ねじ3bとの螺合
量を変更して無段階に調整自在である。5aは、
ねじ部材5の緩みを防止するロツクナツトであ
る。
第3図には、この考案の第2実施例を示し、第
1実施例と同一部分には同一符号を付してそれら
の説明は省略する。
この実施例にあつては、ケース2の一端部内周
面に雄ねじ2dが刻設され、またケース2の係止
部2cは、腕2bの一端面つまり腕2bのコ字状
凹所の底面としてケース2の他端部に形成されて
いる。この係止部2cは、ケース2に螺合させた
ねじ部材32との間で後記するコイルスプリング
4を圧縮するばね座3aを係止して、コイルスプ
リング4の伸長量を規制する機能がある。
圧縮型のコイルスプリング4は、係止部2cに
係止されたばね座3aとねじ部材32との間で圧
縮され、任意かつ無段階の初圧が与えられる。す
なわち、コイルスプリング4は、ケース2に挿入
状態にて、フイツテイング3の一端部を該スプリ
ング4及び雄ねじを有するねじ部材32の通孔3
2aに挿通させ、ケース2の雌ねじ2dにねじ部
材32を螺合させる。
この実施例によれば、両連結部である腕2bと
ロアーリンク27との間に、圧縮型のコイルスプ
リング4の設定初圧を越えた引張力が作用した際
には、該スプリング4がばね座3aとねじ部材3
2との間で圧縮され、オーバトラベル装置1の全
長が伸長される。しかして、第1実施例と同様の
作用が得られる。
なお、ブレーキの製作組立て時にコイルスプリ
ング4に初圧を与えた後、ねじ部材32のフラン
ジ部32bをケース2の一端面に圧接させ、又は
ねじ部材32とケース2とを溶接等の手段によつ
て固定させて、ねじ部材32の緩みを防止でき
る。
なお、本考案は、ブレーキシユー14のウエブ
に固設された案内部材によつて操作部材(操作ワ
イヤ)が案内される構造のオートアジヤスタ装置
を備えるドラムブレーキにも、同様に適用可能で
ある。
(考案の効果) 以上の説明によつて理解されるように、本考案
に係るドラムブレーキのオーバトラベル装置によ
れば、シユー間隙が常用シユー間隙以内又は常用
シユー間隙を超過していても、通常の制動時には
従来例と同様に作用し、急制動等の場合には、圧
縮型のコイルスプリングが圧縮されて、オーバト
ラベル装置が作用する。そして、フツク部を有し
ない圧縮型のコイルスプリングは折損し難く、オ
ーバトラベル装置の耐久性が向上し、ひいてはオ
ートアジヤスタ装置の信頼性が著しく向上した。
しかも本考案によれば、ブレーキの製作組立て
時にねじ部材のフイツテイング又はケースへの螺
合量を調整して、圧縮型のコイルスプリングの初
圧を容易かつ無段階に設定できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例に係るデユオサー
ボブレーキを示す図、第2図は第1図のA−A線
断面図、第3図は本考案の第2実施例を示す第2
図と同様の断面図、第4図は従来のドラムブレー
キのオーバトラベル装置を適用したデユオサーボ
ブレーキを示す図である。 1……オーバトラベル装置、2……ケース、2
a,2c……係止部、2b……腕(連結部)、3
……フイツテイング、3a……ばね座、3b……
雄ねじ、4……コイルスプリング、5,32……
ねじ部材、11……バツキングプレート、14…
…ブレーキシユー、14a……ピン、14b……
固定ピン、16……アジヤスタレバー、21……
アジヤスタ部材、26……アツパーリンク(操作
部材)、27……ロアーリンク(連結部)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ドラムブレーキのバツキングプレート側に一端
    を連結する操作部材と、ブレーキシユーに揺動可
    能に軸支され、アジヤスタ部材を作動させるアジ
    ヤスタレバーとの間に介在し、両端部に設けた連
    結部が操作部材とアジヤスタレバーとに連結し
    て、操作部材を介してアジヤスタレバーに作用す
    る過大荷重を伸長によつて吸収するドラムブレー
    キのオーバトラベル装置において、 一端部又は他端部に係止部を設けたケースと、
    該ケースに内挿したコイルスプリングと、 該コイルスプリングを挿通し、他端にばね座を
    形成したフイツテイングと、 該フイツテイングが挿通し、該フイツテイング又
    は該ケースの一端部に螺合量が調整自在に螺合し
    て該ばね座に他端部が係止するコイルスプリング
    に初圧縮を与えるねじ部材と、 該ケースの他端部及び該フイツテイングの一端
    部にそれぞれ形成した連結部とを有し、 前記係止部が、該フイツテイングに螺合させたね
    じ部材が係止して該コイルスプリングの伸長量を
    規制するように該コイルスプリングの一端部を係
    止する係止部、又は該ケースに螺合させたねじ部
    材との間で該コイルスプリングの伸長量を規制す
    るように該ばね座を係止する係止部からなること
    を特徴とするドラムブレーキのオーバトラベル装
    置。
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JPS63168334U JPS63168334U (ja) 1988-11-02
JPH0412263Y2 true JPH0412263Y2 (ja) 1992-03-25

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