JPH0412312B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0412312B2 JPH0412312B2 JP57010029A JP1002982A JPH0412312B2 JP H0412312 B2 JPH0412312 B2 JP H0412312B2 JP 57010029 A JP57010029 A JP 57010029A JP 1002982 A JP1002982 A JP 1002982A JP H0412312 B2 JPH0412312 B2 JP H0412312B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oxide
- phosphor
- firing
- carbonate
- added
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- Luminescent Compositions (AREA)
Description
本発明は、けい光体の製造方法に関する。
ユウロピウム付活酸化イツトリウムけい光体
は、610nm付近に集中した発光にもつので、発光
エネルギーを明るい赤色発光として有効に活用で
き、また、温度特性も優れ、高密度刺激下におけ
る輝度飽和も少ない特長をもつ優れたけい光体で
あり、カラーブラウン管、高演色性けい光ランプ
などに用いられている。このけい光体の発光効率
を高め、あるいは化学的安定性を向上させるため
いくつかの提案がなされている。例えば、焼成に
際し、酸化ゲルマニウムなどの酸性酸化物や、リ
ン酸リチウムなどの塩類を添加して焼成する方法
である。しかしながら、これらの製造方法によつ
てもその改良効果は十分満足できるものではな
い。 本発明の目的は、改良されたユウロピウム付活
酸化イツトリウムけい光体の製造方法を提供する
ことにある。 本発明のけい光体の製造方法は、一般式 (Y1-xEux)2O3 (ここにxは、0.01x0.20の範囲の値であ
る)で表わされるけい光体の製造方法において、
上記けい光体の原料と、添加物としてMg,Ca,
Sr,Ba及びZrからなる群から選ばれた少なくと
も一種の元素の酸化物及び/又は焼成により酸化
物となり得る化合物とを混合し、焼成することを
特徴とする。 すなわちY2O3及び/又は焼成によりY2O3とな
り得るイツトリウム化合物、Eu2O3及び/又は焼
成によりEu2O3となり得るユウロピウム化合物及
びMg,Ca,Sr,Ba及びZnからなる群から選ば
れた少なくとも一種の元素の酸化物及び/又は焼
成により酸化物となり得る化合物を混合、焼成す
るものである。焼成によりY2O3となり得る化合
物の例としては、炭酸イツトリウム、しゆう酸イ
ツトリウムなどがあり、Eu又は添加物の場合も
同様である。添加物の場合は、炭酸化合物
(BaCO3など)の形で用いるのが好ましい。 上記添加物の量は、けい光体に対し、0.01モル
%〜10モル%の範囲で用いられるが、好ましく
は、0.2〜7モル%の範囲であり、より好ましく
は0.5〜3モル%の範囲である。この理由は後述
の説明から明らかである。 焼成は、酸素を有するふんい気中で、1100〜
1700℃、好ましくは1200〜1500℃の範囲で行な
う。 第1図は、ユウロピウム10モル%含むけい光体
を炭酸バリウムを添加して製造した場合の輝度向
上の効果を示したものである。相対発光強度は
254nmの紫外線励起による発光を比較したもので
ある。炭酸バリウムに代えて、炭酸カルシウム、
炭酸マグネシウム、炭酸ストロンチウム、炭酸亜
鉛を用いた場合も、相対発光強度の値、すなわち
ピークを示している点の相対発光強度の値自体は
後述のようにそれぞれ異なるが、添加量に対する
相対発光強度の傾向(曲線の形状)は、ほぼ同じ
であつた。 以下実施例を用いて本発明を説明する。 実施例 1 酸化イツトリウム(Y2O3)40.65g酸化ユウロ
ピウム(Eu2O3)7.04gを、濃硝酸(比重1.40)
93mlを同量の水で希しやくした液に溶解し、この
溶液を水で希しやくして約300mlとし、80℃に保
つ。一方、しゆう酸(C2O4H2・2H2O)83.2gを
水約400mlを溶解し80℃に保持し、前記溶液を撹
拌しつつ加え、生成した白色沈澱を傾斜により水
洗後濾過し、乾燥後、空気中で800℃、3時間加
熱し、しゆう酸塩を酸化物とする。この酸化物
11.5gに対し、炭酸バリウム(BaCO3)0.2gを
添加し、乳鉢で混合後、空気中で1350℃で2時間
焼成する。得られたけい光体は、炭酸バリウムを
加えないで得たものと比較し、電子線刺激下にお
いて8%輝度が向上した。また発光スペクトルは
両者同じであつた。 実施例 2〜7 実施例1と同様の実験を、表1記載の添加物と
添加量(けい光体に対する量)に代えて行なつ
た。なお焼成時の温度は、1400℃とした。結果を
表1に示す。相対輝度は、添加物のないものを
100%とした値である。
は、610nm付近に集中した発光にもつので、発光
エネルギーを明るい赤色発光として有効に活用で
き、また、温度特性も優れ、高密度刺激下におけ
る輝度飽和も少ない特長をもつ優れたけい光体で
あり、カラーブラウン管、高演色性けい光ランプ
などに用いられている。このけい光体の発光効率
を高め、あるいは化学的安定性を向上させるため
いくつかの提案がなされている。例えば、焼成に
際し、酸化ゲルマニウムなどの酸性酸化物や、リ
ン酸リチウムなどの塩類を添加して焼成する方法
である。しかしながら、これらの製造方法によつ
てもその改良効果は十分満足できるものではな
い。 本発明の目的は、改良されたユウロピウム付活
酸化イツトリウムけい光体の製造方法を提供する
ことにある。 本発明のけい光体の製造方法は、一般式 (Y1-xEux)2O3 (ここにxは、0.01x0.20の範囲の値であ
る)で表わされるけい光体の製造方法において、
上記けい光体の原料と、添加物としてMg,Ca,
Sr,Ba及びZrからなる群から選ばれた少なくと
も一種の元素の酸化物及び/又は焼成により酸化
物となり得る化合物とを混合し、焼成することを
特徴とする。 すなわちY2O3及び/又は焼成によりY2O3とな
り得るイツトリウム化合物、Eu2O3及び/又は焼
成によりEu2O3となり得るユウロピウム化合物及
びMg,Ca,Sr,Ba及びZnからなる群から選ば
れた少なくとも一種の元素の酸化物及び/又は焼
成により酸化物となり得る化合物を混合、焼成す
るものである。焼成によりY2O3となり得る化合
物の例としては、炭酸イツトリウム、しゆう酸イ
ツトリウムなどがあり、Eu又は添加物の場合も
同様である。添加物の場合は、炭酸化合物
(BaCO3など)の形で用いるのが好ましい。 上記添加物の量は、けい光体に対し、0.01モル
%〜10モル%の範囲で用いられるが、好ましく
は、0.2〜7モル%の範囲であり、より好ましく
は0.5〜3モル%の範囲である。この理由は後述
の説明から明らかである。 焼成は、酸素を有するふんい気中で、1100〜
1700℃、好ましくは1200〜1500℃の範囲で行な
う。 第1図は、ユウロピウム10モル%含むけい光体
を炭酸バリウムを添加して製造した場合の輝度向
上の効果を示したものである。相対発光強度は
254nmの紫外線励起による発光を比較したもので
ある。炭酸バリウムに代えて、炭酸カルシウム、
炭酸マグネシウム、炭酸ストロンチウム、炭酸亜
鉛を用いた場合も、相対発光強度の値、すなわち
ピークを示している点の相対発光強度の値自体は
後述のようにそれぞれ異なるが、添加量に対する
相対発光強度の傾向(曲線の形状)は、ほぼ同じ
であつた。 以下実施例を用いて本発明を説明する。 実施例 1 酸化イツトリウム(Y2O3)40.65g酸化ユウロ
ピウム(Eu2O3)7.04gを、濃硝酸(比重1.40)
93mlを同量の水で希しやくした液に溶解し、この
溶液を水で希しやくして約300mlとし、80℃に保
つ。一方、しゆう酸(C2O4H2・2H2O)83.2gを
水約400mlを溶解し80℃に保持し、前記溶液を撹
拌しつつ加え、生成した白色沈澱を傾斜により水
洗後濾過し、乾燥後、空気中で800℃、3時間加
熱し、しゆう酸塩を酸化物とする。この酸化物
11.5gに対し、炭酸バリウム(BaCO3)0.2gを
添加し、乳鉢で混合後、空気中で1350℃で2時間
焼成する。得られたけい光体は、炭酸バリウムを
加えないで得たものと比較し、電子線刺激下にお
いて8%輝度が向上した。また発光スペクトルは
両者同じであつた。 実施例 2〜7 実施例1と同様の実験を、表1記載の添加物と
添加量(けい光体に対する量)に代えて行なつ
た。なお焼成時の温度は、1400℃とした。結果を
表1に示す。相対輝度は、添加物のないものを
100%とした値である。
【表】
なお、添加物による電子線刺激による輝度向上
効果は、紫外線刺激におけるほど一般的ではない
が、表1における実施例5,6,7においては、
電子線刺激においても、紫外線刺激におけるの
と、ほぼ同等の輝度向上効果が得られた。 以上の如く塩基性酸化物であるアルカリ土類酸
化物(加熱によりアルカリ土類酸化物となり得る
化合物も含む)及び酸化亜鉛(加熱により酸化亜
鉛となり得る化合物も含む)をけい光体原料に添
加し焼成することにより、得られたけい光体の輝
度が向上する。とくに炭酸亜鉛と炭酸バリウムの
両者を添加する例のように2種以上の添加物を加
えると効果的である。
効果は、紫外線刺激におけるほど一般的ではない
が、表1における実施例5,6,7においては、
電子線刺激においても、紫外線刺激におけるの
と、ほぼ同等の輝度向上効果が得られた。 以上の如く塩基性酸化物であるアルカリ土類酸
化物(加熱によりアルカリ土類酸化物となり得る
化合物も含む)及び酸化亜鉛(加熱により酸化亜
鉛となり得る化合物も含む)をけい光体原料に添
加し焼成することにより、得られたけい光体の輝
度が向上する。とくに炭酸亜鉛と炭酸バリウムの
両者を添加する例のように2種以上の添加物を加
えると効果的である。
第1図は、本発明を説明するための図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式(Y1−xEux)2O3(ここにxは、0.01≦
x≦0.20の範囲の値である)で表わされるユウロ
ピウム付活酸化イツトリウムけい光体の製造方法
において、上記けい光体の原料と、Mg,Ca,
Sr,Ba及びZnからなる群から選ばれた少なくと
も一種の元素の酸化物及び/又は焼成により酸化
物となり得る化合物とを混合し焼成することを特
徴とするけい光体の製造方法。 2 前記酸化物及び/又は焼成により酸化物とな
る材料としてBaとZnの2元素を含むことを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載のけい光体の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1002982A JPS58127777A (ja) | 1982-01-27 | 1982-01-27 | けい光体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1002982A JPS58127777A (ja) | 1982-01-27 | 1982-01-27 | けい光体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58127777A JPS58127777A (ja) | 1983-07-29 |
| JPH0412312B2 true JPH0412312B2 (ja) | 1992-03-04 |
Family
ID=11738964
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1002982A Granted JPS58127777A (ja) | 1982-01-27 | 1982-01-27 | けい光体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58127777A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0610077B1 (en) * | 1993-02-04 | 1999-04-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | High density magnetic recording medium |
| KR950701374A (ko) * | 1993-02-26 | 1995-03-23 | 사토 후미오 | 형광체 및 그것을 사용한 형광램프 |
| JP2007177156A (ja) * | 2005-12-28 | 2007-07-12 | Ulvac Japan Ltd | 蛍光体及びその作製方法、並びに発光素子 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5751784A (en) * | 1980-09-13 | 1982-03-26 | Matsushita Electric Works Ltd | Phosphor |
-
1982
- 1982-01-27 JP JP1002982A patent/JPS58127777A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58127777A (ja) | 1983-07-29 |
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