JPH04123720U - ハブクラツチ - Google Patents

ハブクラツチ

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JPH04123720U
JPH04123720U JP2757091U JP2757091U JPH04123720U JP H04123720 U JPH04123720 U JP H04123720U JP 2757091 U JP2757091 U JP 2757091U JP 2757091 U JP2757091 U JP 2757091U JP H04123720 U JPH04123720 U JP H04123720U
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JP
Japan
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diaphragm
air
connecting member
housing
hub clutch
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Application number
JP2757091U
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English (en)
Inventor
作雄 栗原
Original Assignee
栃木富士産業株式会社
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  • Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハブクラッチの連結解除位置で空気室の空気
孔を閉塞することで、異物が侵入する恐れがなく、ハブ
クラッチの機能の正常保持を可能とする。 【構成】 車体側の中空スピンドル5に内挿された駆動
車軸3と車輪ハブ25側のハウジング21との連結位置
と連結解除位置とに移動可能な連結部材55と、ダイヤ
フラム75の隔壁を有し圧力供給を受けたときのダイヤ
フラム75の撓みによって連結部材55を前記両位置の
一方へ移動させる圧力室83と、連結部材55を前記両
位置の他方へ付勢する付勢部材81と、ダイヤフラム7
5によりハウジング21に画成された空気室85と、空
気室85に設けられた大気開放用の空気孔95と、連結
部材55が前記連結解除位置に移動されたときに前記空
気孔85を閉塞する開閉部材101とを備えたことを特
徴としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車両の駆動車軸と車輪間の断続を行うハブクラッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のハブクラッチとしては、例えば特開昭61−238516号公 報に記載されたようなものがある。これは四輪駆動(4WD)車の車軸と車輪間 の断続を行うクラッチ機構をアクチュエータで操作するハブクラッチである。
【0003】 このアクチュエータは可撓性の隔膜を有し、圧力供給による隔膜の撓みによっ てクラッチ機構の断続操作を行うものである。車輪側のハウジングはハブクラッ チを保護するために袋状になっており、隔膜によってハウジング内に空気室が画 成されている。この空気室が密閉されていると、その内圧の抵抗により隔膜の撓 みが抑制されてハブクラッチが作動不良になり、温度変化に伴う空気室の容積変 化によりハブクラッチの誤動作が生じる恐れがある。そこで、空気室には大気開 放用の空気孔が設けられ、アクチュエータ作動時、あるいは温度変化時に空気が 出入りできるようにされている。
【0004】 ところが、前記空気孔から空気室内に侵入した水や塵埃が凍結したり固化した りすると、アクチュエータの動作不良によりハブクラッチの機能低下、作動不能 等が生じる恐れがあった。
【0005】 このハブクラッチの機能低下、作動不能等は、四輪駆動(4WD)走行の場合 、すなわち、全車輪のハブクラッチが連結状態の場合は許容することができても 、二輪駆動走行の場合には許容することはできないものである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、空気孔から空気室に侵入した水や塵埃が凍結した り固化したりするとアクチュエータの動作不良によりハブクラッチの機能が正常 に保持できない点である。
【0007】
【課題を解決するための手段】
車体側の中空スピンドルに内挿された駆動車軸と車輪ハブ側のハウジングとの 連結位置と連結解除位置とに移動可能な連結部材と、ダイヤフラムの隔壁を有し 圧力供給を受けたときのダイヤフラムの撓みによって連結部材を前記両位置の一 方へ移動させる圧力室と、連結部材を前記両位置の他方へ付勢する付勢部材と、 ダイヤフラムによりハウジングに画成された空気室と、空気室に設けられた大気 開放用の空気孔と、連結部材が前記連結解除位置に移動されたときに前記空気孔 を閉塞する開閉部材とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
上記手段によれば、ハブクラッチの機能の正常保持を可能とするため、車体側 の中空スピンドルに内挿された駆動車軸と車輪ハブ側のハウジングとの連結位置 と連結解除位置とに移動可能な連結部材が、連結解除位置に移動されたとき、空 気室の大気開放用の空気孔を開閉部材によって閉塞して水や塵埃など外部からの 異物の侵入を防止し、ハブクラッチの作動不能が生じないようにする。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】 図1はこの考案の一実施例に係るハブクラッチの断面図を示すものである。
【0011】 この実施例のハブクラッチ1は、前輪を切離し側とするパートタイム4WD車 の右前輪側に用いられるものである。なお、左右の方向はこの車両および図1で の左右の方向である。
【0012】 図1において、車軸3は車体側の中空スピンドル5内にベアリング7を介して 支承されている。車軸3の右端部にはドライブギヤ9がスプライン連結され、ワ ッシャ11とスナップリング13とで位置決めと脱落防止とがなされている。ま た、左端部は等速継手15と連結されている。車軸3とスピンドル5との間には オイルシール17と塵よけのシール19が装着されている。
【0013】 ハウジング21は円筒状の頂部23と車輪ハブ25とからなり、これらはボル ト27で一体に連結されている。頂部23にはエンドカバー29が螺着されてい る。車輪ハブ25のフランジ31には右前輪のホィール33がボルト35とナッ ト37により固定されるとともにブレーキディスク39がボルト40により固定 されている。
【0014】 ハウジング21はスピンドル5の外周側にベアリング41,43によって支承 されている。スピンドル5の先端部外周にはベアリング41,43のスラスト調 整用ナット45が螺着され、溝47に係合した回り止め49がナット45にボル ト51で固定されている。スピンドル5とハウジング21の間には、ベアリング 41の左方にオイルシール53が装着されている。
【0015】 リング状のスライドギヤ55(連結部材)は、ハウジング21の頂部23との 間に設けられたスプライン部57によりハウジング21の内周に軸方向移動自在 に連結されている。頂部23の内周には止め輪59が装着され、スライドギヤ5 5の左方の移動範囲を規制している。
【0016】 ドライブギヤ9の外周とスライドギヤ55の内周には、互いに係脱可能なスプ ライン61,63が設けられている。そして、スライドギヤ55が図1上半部に 示す位置(連結位置)へ移動するとスプライン61,63が噛合い、スライドギ ヤ55が図1下半部に示す位置(連結解除位置)へ移動するとスプライン61, 63の噛合いが解除される。連結位置ではスライドギヤ55を介して車軸3と右 前輪が連結され、右前輪はエンジンにより駆動可能となる。また、連結解除位置 では右前輪は車軸3から切離されてフリー回転状態になる。
【0017】 ハウジング21とドライブギヤ9との間にはベアリング65を介してセンター プレート67が相対回転可能に装着されている。このセンタープレート67によ りドライブギヤ9とハウジング21間のセンタリングが行われ、スプライン61 ,63の係脱が円滑に行われるようにされている。
【0018】 車軸3とエンドカバー29との間には複数本の腕69をもったプレート71が 配設されている。前記腕69はスプライン57に設けられた切歯部73を移動自 在に挿通するとともにスライドギヤ55に連結されている。
【0019】 ダイヤフラム75は外縁部に保持リング77を内包した可撓性の隔膜であり、 前記保持リング77により頂部23の内周に気密に装着されるとともにプレート 71とこれに支持されたプレート79との間にその内縁側を気密に挟み込まれて いる。
【0020】 プレート79とエンドカバー29との間には、スライドギヤ55を連結位置に 付勢するリターンスプリング81(付勢部材)が配設されている。
【0021】 前記オイルシール17,53とダイヤフラム75によりハウジング21内に圧 力室83が画成され、ダイヤフラム75とエンドカバー29との間に空気室85 が画成されている。車軸3の外周とスピンドル5の内周との間には右方において 圧力室83と連通し、左方においてスピンドル5に設けたオリフィス87と連通 する空気流路89が形成されている。オリフィス87は連結パイプ91から図示 しないエアホースを介してエアポンプに接続されている。センタープレート67 にはハブクラッチが作動したときに空気が通過する開孔93が設けられている。
【0022】 エンドカバー29には外縁部近傍位置に、複数の大気開放用の空気孔95が適 宜間隔をもって円周状に設けられ、ハブクラッチ1が作動したときに空気が出入 りできるようになっている。これら空気孔95には空気室85内への塵埃の侵入 を防ぐためにフィルター97が装着されている。
【0023】 一方、プレート79の外縁側はエンドカバー29側へ向かう円筒部99となっ ており、この円筒部99の先端部には前記空気孔95を開閉可能な開閉部材とし てのフランジ部101が設けられている。すなわち、圧力室83への圧力供給に よりスライドギヤ55が連結解除位置(図1下半部に示す位置)へ移動すると、 プレート79のフランジ部101がエンドカバー29に当接して空気孔95を閉 塞状態にする。また、圧力室83内が大気圧になりリターンスプリング81の付 勢力によりスライドギヤ55が連結位置(図1上半部に示す位置)へ移動すると 、プレート79のフランジ部101がエンドカバー29から離間して空気孔95 を大気開放状態とする。
【0024】 従って、スライドギヤ55が連結解除位置では空気孔95はフランジ部101 によって閉塞されるため、空気室85内への雨水、泥水、塵埃など外部からの異 物の侵入が防止され、凍結などによるハブクラッチ1の作動不能が生じることが ない。
【0025】 また、スライドギヤ55が連結位置では空気孔95が大気開放されるため、ダ イヤフラム75は空気室85からの圧力を受けることなく自由に撓むことができ 、ハブクラッチ1は円滑に作動するとともに温度変化による誤差動も生じない。
【0026】 上記のように構成されているハブクラッチ1において、車両が二輪駆動走行す るときは2−4切換機構により左右の前車軸がエンジンから切離されるとともに 、各ハブクラッチにより左右の前輪は各車軸から切離されてフリー回転状態とな る。従って、前輪駆動系の連れ回りが防止され、振動や騒音、燃費の低下、前輪 駆動系各部の摩耗などが防止される。
【0027】 また、車両が四輪駆動(4WD)走行するときは2−4切換機構により左右の 前車軸がエンジンに連結されるとともに、各ハブクラッチにより左右の前輪は各 車軸に連結される。従って、車両の直進安定性や走破性が向上する。
【0028】 このような操作は、運転席から手動操作可能である。この操作は路面条件や操 舵条件に応じて自動操作可能に構成してもよい。
【0029】 図2は、この考案の他の実施例を示すものである。図1と同様な構成要素には 同一符号を付して重複した説明は省略する。
【0030】 この実施例は、圧力室83内が大気圧になると、リターンスプリング81の付 勢力によりスライドギヤ55が連結解除位置(図2上半部に示す位置)へ移動さ れ、このとき空気孔103を閉塞状態とし、また、圧力室83への圧力供給によ りスライドギヤ55が連結位置(図2下半部に示す位置)へ移動すると空気孔1 03を大気開放状態とするように構成したものである。
【0031】 この実施例では、ハウジング21の頂部23に複数の空気孔103が適宜間隔 をもって設けられている。すなわち、これら空気孔103は、図2に示すように 、頂部23の外周部から右端面に向けて穿設されている。これら空気孔103に は空気室85内への水や塵埃の侵入を防止するためにフィルター105が装着さ れている。
【0032】 一方、プレート79には前記頂部23の右端面に開口する空気孔103を開閉 可能な開閉部材としてのフランジ部101が設けられている。
【0033】 そして、前記のようにスライドギヤ55が連結解除位置に移動すると、フラン ジ部101が頂部23の右端面に当接し空気孔103を閉塞状態にする。
【0034】 従って、空気室85内への雨水、泥水、塵埃など外部からの異物の侵入が防止 され、ハブクラッチ1の作動不能が生じることがない。
【0035】
【考案の効果】
以上説明したようにこの考案のハブクラッチは連結部材が連結解除位置に移動 すると、開閉部材によって空気孔が閉塞されるため、空気室への雨水、泥水、塵 埃など外部からの異物の侵入が防止され、ハブクラッチの作動不能が生じること がなく、機能の正常保持が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハブクラッチの断面図である。
【図2】他の実施例に係るハブクラッチの断面図であ
る。
【符号の説明】
3 車軸(駆動車軸) 5 中空スピンドル 21 ハウジング 25 車輪ハブ 55 スライドギヤ(連結部材) 75 ダイヤフラム 81 リターンスプリング(付勢部材) 83 圧力室 85 空気室 95,103 空気孔 101 フランジ部(開閉部材)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体側の中空スピンドルに内挿された駆
    動車軸と車輪ハブ側のハウジングとの連結位置と連結解
    除位置とに移動可能な連結部材と、ダイヤフラムの隔壁
    を有し圧力供給を受けたときのダイヤフラムの撓みによ
    って連結部材を前記両位置の一方へ移動させる圧力室
    と、連結部材を前記両位置の他方へ付勢する付勢部材
    と、ダイヤフラムによりハウジングに画成された空気室
    と、空気室に設けられた大気開放用の空気孔と、連結部
    材が前記連結解除位置に移動されたときに前記空気孔を
    閉塞する開閉部材とを備えたことを特徴とするハブクラ
    ッチ。
JP2757091U 1991-04-22 1991-04-22 ハブクラツチ Pending JPH04123720U (ja)

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