JPH04124162A - 塩化物イオン選択性電極および電極用感応物質 - Google Patents
塩化物イオン選択性電極および電極用感応物質Info
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- JPH04124162A JPH04124162A JP2245177A JP24517790A JPH04124162A JP H04124162 A JPH04124162 A JP H04124162A JP 2245177 A JP2245177 A JP 2245177A JP 24517790 A JP24517790 A JP 24517790A JP H04124162 A JPH04124162 A JP H04124162A
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- Japan
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- lipophilic
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は溶液中の塩化物イオン(C1−)の分析に使用
する液膜型の塩化物イオン選択性電極に関するものであ
る。
する液膜型の塩化物イオン選択性電極に関するものであ
る。
(発明の背景)
溶液中の塩化物イオン分析に用いる電極の一つとして、
イオン交換基を有する感応物質を用いた液膜型塩化物イ
オン選択性電極がある。
イオン交換基を有する感応物質を用いた液膜型塩化物イ
オン選択性電極がある。
一般に用いられている液膜型電極の成分は以下の如くで
ある。
ある。
■)ポリ塩化ビニルなどの樹脂からなる支持体、2)4
級アンモニウム塩などの感応物質、3)支持体と感応物
質との相溶性を高めるための可塑剤、 4)主に妨害イオンに対する塩化物イオンの選択性を向
上させるための添加物質、 このうち、2)と3)、3)と4)は兼用されることも
ある。
級アンモニウム塩などの感応物質、3)支持体と感応物
質との相溶性を高めるための可塑剤、 4)主に妨害イオンに対する塩化物イオンの選択性を向
上させるための添加物質、 このうち、2)と3)、3)と4)は兼用されることも
ある。
感応物質として広く用いられている4級アンモニウム塩
は、イオン選択性を確保するため長鎖アルキル基を有す
るものが好ましいとされている。
は、イオン選択性を確保するため長鎖アルキル基を有す
るものが好ましいとされている。
アルキル基が長鎖となればなるほど、疎水性すなわち親
油性が大となり、親水性イオンを排除する。従って親水
性妨害イオンに対するイオン選択性は高まる。一方、ア
ルキル基が短鎖になれば、親水性が大となるので親油性
イオンに対するイオン選択性は高くなる。通常は、支持
体であるポリ塩化ビニルなどの樹脂との相溶性の確保す
るため、また生体試料液には塩化物イオン((:L−1
より親油性が大である妨害イオン(SCN−、CIO,
−、ドBr−,No−−など)より、親水性が大である
妨害イオン(特にI(PO,”−、HCO3−など)の
方がはるかに量が多いこと等を勘案して、3つの長鎖ア
ルキル基(炭素数:12〜24)と1つの短鎖アルキル
基(炭素数=1〜12)を有する塩化4級アルキルアン
モニウムが用いられている。
油性が大となり、親水性イオンを排除する。従って親水
性妨害イオンに対するイオン選択性は高まる。一方、ア
ルキル基が短鎖になれば、親水性が大となるので親油性
イオンに対するイオン選択性は高くなる。通常は、支持
体であるポリ塩化ビニルなどの樹脂との相溶性の確保す
るため、また生体試料液には塩化物イオン((:L−1
より親油性が大である妨害イオン(SCN−、CIO,
−、ドBr−,No−−など)より、親水性が大である
妨害イオン(特にI(PO,”−、HCO3−など)の
方がはるかに量が多いこと等を勘案して、3つの長鎖ア
ルキル基(炭素数:12〜24)と1つの短鎖アルキル
基(炭素数=1〜12)を有する塩化4級アルキルアン
モニウムが用いられている。
確かに、健常人の血清等の体液には、塩化物イオン測定
に影響があるほどの親油性妨害イオンは存在しない。し
かし、これら親油性イオン(特にBr−)は薬物のカウ
ンターイオンとして使用されることが多いので、薬物を
投与された又は服用した患者の血清、血液中の親油性イ
オンによる影響が無視できなくなる。そのため、親油性
イオンに対する選択性(排除性)に優れた塩化物イオン
選択性電極が望まれている。
に影響があるほどの親油性妨害イオンは存在しない。し
かし、これら親油性イオン(特にBr−)は薬物のカウ
ンターイオンとして使用されることが多いので、薬物を
投与された又は服用した患者の血清、血液中の親油性イ
オンによる影響が無視できなくなる。そのため、親油性
イオンに対する選択性(排除性)に優れた塩化物イオン
選択性電極が望まれている。
(発明の目的)
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、
親油性イオンに対するイオン選択性にすぐれた感応物質
としての新規化合物、およびこれを用いた塩化物イオン
選択性電極を提供することを目的とする。
親油性イオンに対するイオン選択性にすぐれた感応物質
としての新規化合物、およびこれを用いた塩化物イオン
選択性電極を提供することを目的とする。
(発明の構成)
このような本発明の目的は、記構造式で表されるヒドロ
キシ4級アルキルアンモニウム塩(R,、R,、R,:
炭素数12〜24のアルキル基、R4:炭素数2〜12
のアルキル基、R1,R2,R3,R4の内掛なくとも
一つが水酸基を有する) により達成される。
キシ4級アルキルアンモニウム塩(R,、R,、R,:
炭素数12〜24のアルキル基、R4:炭素数2〜12
のアルキル基、R1,R2,R3,R4の内掛なくとも
一つが水酸基を有する) により達成される。
すなわち本発明の化合物は、感応物質である4級アルキ
ルアンモニウム塩に水酸基を導入したものであり、これ
により親水性を高め、親油性イオンに対する選択性(排
除性)を高めたものである。水酸基の導入部位は特に限
定されないが、短鎖アルキル基R4に導入するのが好ま
しい。また各アルキル基の炭素数や水酸基の導入数は、
電極として使用する時のイオン選択性や他の電極構成材
料との相溶性を考慮して決めることができる。
ルアンモニウム塩に水酸基を導入したものであり、これ
により親水性を高め、親油性イオンに対する選択性(排
除性)を高めたものである。水酸基の導入部位は特に限
定されないが、短鎖アルキル基R4に導入するのが好ま
しい。また各アルキル基の炭素数や水酸基の導入数は、
電極として使用する時のイオン選択性や他の電極構成材
料との相溶性を考慮して決めることができる。
この新規感応物質であるヒドロキシ4級アルキルアンモ
ニウム塩は、高分子重合体からなる支持体と混合して、
またはこれらに可塑剤を併せて混合して塩化物イオン選
択性電極を作成することができる。
ニウム塩は、高分子重合体からなる支持体と混合して、
またはこれらに可塑剤を併せて混合して塩化物イオン選
択性電極を作成することができる。
支持体に使用する高分子重合体(樹脂)は従来公知のも
のを使用でき、例えば、ポリ塩化ビニル、硝酸セルロー
ス、シリコンゴム、パラフィン等が使用できる。
のを使用でき、例えば、ポリ塩化ビニル、硝酸セルロー
ス、シリコンゴム、パラフィン等が使用できる。
可塑剤は、支持体と感応物質との相溶性を高めるために
用いられるものであり、1−ナフタレンメタノールなど
のアルコール類等の親油性物質が好ましい。また必要に
応じて、妨害イオンに対する塩化物イオンの選択性を向
上させるための添加物質を併せて使用してもよい。
用いられるものであり、1−ナフタレンメタノールなど
のアルコール類等の親油性物質が好ましい。また必要に
応じて、妨害イオンに対する塩化物イオンの選択性を向
上させるための添加物質を併せて使用してもよい。
また本発明の新規感応物質は、特願平1−342943
記載のように、支持体を含有しない塩化物イオン選択性
電極に使用することもできる。すなわちこの新規感応物
質、ヒドロキシ4級アルキルアンモニウム塩を親油性賦
形剤のみで担持・成形するようにしてもよい。
記載のように、支持体を含有しない塩化物イオン選択性
電極に使用することもできる。すなわちこの新規感応物
質、ヒドロキシ4級アルキルアンモニウム塩を親油性賦
形剤のみで担持・成形するようにしてもよい。
この賦形剤は従来の高分子重合体を用いた電極で可塑剤
として用いられていた材料と同様のものであるが、本発
明では感応物質を保持する賦形剤として機能するもので
ある。この賦形剤は、感応物質と相溶性を有する親油性
物質であり、常温下において溶融せず電極膜としての形
態を保持できるものが望ましい。融点が室温以上の親油
性賦形剤として、炭素数14以上の直鎖アルキルアルコ
ールやステロイド類などの親油性物質を挙げることがで
きる。ただし感応物質と溶融混合して電極を作成する場
合には、賦形剤の融点は余り高すぎない方がその作成は
容易である。好ましい親油性賦形剤としては、1−テト
ラデカノールやコレステロールを挙げることができる。
として用いられていた材料と同様のものであるが、本発
明では感応物質を保持する賦形剤として機能するもので
ある。この賦形剤は、感応物質と相溶性を有する親油性
物質であり、常温下において溶融せず電極膜としての形
態を保持できるものが望ましい。融点が室温以上の親油
性賦形剤として、炭素数14以上の直鎖アルキルアルコ
ールやステロイド類などの親油性物質を挙げることがで
きる。ただし感応物質と溶融混合して電極を作成する場
合には、賦形剤の融点は余り高すぎない方がその作成は
容易である。好ましい親油性賦形剤としては、1−テト
ラデカノールやコレステロールを挙げることができる。
これらの親油性賦形剤は1種類のみ使用してもよいが、
必要に応じて2以上混合して用いてもよい。
必要に応じて2以上混合して用いてもよい。
感応物質と親油性賦形剤との組成比は、電位の安定性、
妨害イオンの影響、成形された電極膜のテクスチャー等
を考慮して決められる。感応物質の量が少なければ応答
性が悪く、多すぎれば電位が不安定になる。また親油性
賦形剤が多すぎればベタついて取扱いずらくなる。一般
には、感応物質の組成比を10〜70%の範囲とするの
が好ましい。
妨害イオンの影響、成形された電極膜のテクスチャー等
を考慮して決められる。感応物質の量が少なければ応答
性が悪く、多すぎれば電位が不安定になる。また親油性
賦形剤が多すぎればベタついて取扱いずらくなる。一般
には、感応物質の組成比を10〜70%の範囲とするの
が好ましい。
本発明の塩化物イオン選択性電極の製造は、感応物質と
他の電極構成材料とを、加温して相互溶融させ、固化し
た混合物を電極セルの先端につけて行う。
他の電極構成材料とを、加温して相互溶融させ、固化し
た混合物を電極セルの先端につけて行う。
(合成例)
塩化2−ヒドロキシエチルトリドデシルアンモニウムを
合成した。
合成した。
25 g (0,145mol)の2−ヨードエタノー
ル(アルドリッチ社製)と、38 g (0,073m
ol)のトリドデシルアミン(東京化成工業)を、エタ
ノール100 m、 lに加え、室温下約1時間撹拌し
、その後約6時間還流した。溶媒をエバポレータ留去し
、酢酸エチルで再結晶してヨウ化2−ヒドロキシエチル
トリドデシルアンモニウムを得た。このヨウ化2−ヒド
ロキシエチルトリドデシルアンモミラムは、ガラスフィ
ルターで濾別後、冷酢酸エチルで洗浄し、さらに真空乾
燥器で乾燥した。
ル(アルドリッチ社製)と、38 g (0,073m
ol)のトリドデシルアミン(東京化成工業)を、エタ
ノール100 m、 lに加え、室温下約1時間撹拌し
、その後約6時間還流した。溶媒をエバポレータ留去し
、酢酸エチルで再結晶してヨウ化2−ヒドロキシエチル
トリドデシルアンモニウムを得た。このヨウ化2−ヒド
ロキシエチルトリドデシルアンモミラムは、ガラスフィ
ルターで濾別後、冷酢酸エチルで洗浄し、さらに真空乾
燥器で乾燥した。
このヨウ化2−ヒドロキシエチルトリドデシルアンモニ
ウムの15%エタノール溶液を作り、これをエタノール
で湿したアンバーライトr RA、−400CL−型カ
ラム($ 3cm X 50cm、レジン量:400c
m”、オルガノ社製)にアプライしてイオン交換した。
ウムの15%エタノール溶液を作り、これをエタノール
で湿したアンバーライトr RA、−400CL−型カ
ラム($ 3cm X 50cm、レジン量:400c
m”、オルガノ社製)にアプライしてイオン交換した。
溶離液にはエタノールを用いた。
得られたイオン交換液をエバポレータで蒸発乾固し、酢
酸エチルで再結晶後、真空乾燥器で乾燥した。
酸エチルで再結晶後、真空乾燥器で乾燥した。
得られた白色の化合物、塩化2−ヒドロキシエチルトリ
ドデシルアンモニウムを赤外線吸収スペクトル(KBr
法)を調べたところ、水酸基の特性吸収ピーク3248
cm−’が確認できた。
ドデシルアンモニウムを赤外線吸収スペクトル(KBr
法)を調べたところ、水酸基の特性吸収ピーク3248
cm−’が確認できた。
(実施例1及び比較例1)
感応物質として塩化2−ヒドロキシエチルトリドデシル
アンモニウム130mgを、200mgのポリ塩化ビニ
ルを溶解したTHF (テトラヒドロフラン)溶液6m
lに溶解し、φ3.5cmのフラットシャーレに移し、
塩化カルシウムデシケータ中で1日乾燥して製膜した。
アンモニウム130mgを、200mgのポリ塩化ビニ
ルを溶解したTHF (テトラヒドロフラン)溶液6m
lに溶解し、φ3.5cmのフラットシャーレに移し、
塩化カルシウムデシケータ中で1日乾燥して製膜した。
この電極膜をシクロヘキサノンを用いて電極セル先端に
貼付した。
貼付した。
塩化2−ヒドロキシエチルトリドデシルアンモニウムの
代わりに、塩化エチルトリドデシルアンモニウムを用い
た以外は上記実施例1と全く同様に作成した電極膜を比
較例1とした。
代わりに、塩化エチルトリドデシルアンモニウムを用い
た以外は上記実施例1と全く同様に作成した電極膜を比
較例1とした。
(実施例2及び比較例2)
塩化2−ヒドロキシエチルトリドデシルアンモニウム4
0mgとフタル酸ジオクチル360mgを、200mg
のポリ塩化ビニルを溶解したTHFHF溶液6紀l解し
、93.5cmのフラットシャーレに移し、塩化カルシ
ウムデシケータ中で1日乾燥して製膜した。この電極膜
をシクロヘキサノンを用いて電極セル先端に貼付した。
0mgとフタル酸ジオクチル360mgを、200mg
のポリ塩化ビニルを溶解したTHFHF溶液6紀l解し
、93.5cmのフラットシャーレに移し、塩化カルシ
ウムデシケータ中で1日乾燥して製膜した。この電極膜
をシクロヘキサノンを用いて電極セル先端に貼付した。
塩化2−ヒドロキシエチルトリドデシルアンモニウムの
代わりに、塩化エチルトリドデシルアンモニウムを用い
た以外は上記実施例2と全く同様に作成した電極膜を比
較例2とした。
代わりに、塩化エチルトリドデシルアンモニウムを用い
た以外は上記実施例2と全く同様に作成した電極膜を比
較例2とした。
(実施例3及び比較例3)
塩化2−ヒドロキシエチルトリドデシルアンモニウム1
00mgと、可塑剤としての1−ナフタレンメタノール
50mgとを、コロジオン(硝酸セルロースのエーテル
−エタノール溶液:和光紬薬社製)6mlに加え、よく
撹拌して内容物を溶解後、φ9.5cmのフラットシャ
ーレに静かに均一な厚さに移し、10分間室温放置後、
ホットプレート(約50℃)上で一晩放置した。翌日、
できた電極膜を遣当な大きさにくり抜き、電極セル先端
にバッキングで挟んで取り付けた。
00mgと、可塑剤としての1−ナフタレンメタノール
50mgとを、コロジオン(硝酸セルロースのエーテル
−エタノール溶液:和光紬薬社製)6mlに加え、よく
撹拌して内容物を溶解後、φ9.5cmのフラットシャ
ーレに静かに均一な厚さに移し、10分間室温放置後、
ホットプレート(約50℃)上で一晩放置した。翌日、
できた電極膜を遣当な大きさにくり抜き、電極セル先端
にバッキングで挟んで取り付けた。
塩化2−ヒドロキシエチルトリドデシルアンモニウムの
代わりに、塩化エチルトリドデシルアンモニウムを用い
た以外は上記実施例3と全く同様に作成した電極膜を比
較例3とした。
代わりに、塩化エチルトリドデシルアンモニウムを用い
た以外は上記実施例3と全く同様に作成した電極膜を比
較例3とした。
(実施例4,5及び比較例4)
塩化2−ヒドロキシエチルトリドデシルアンモニウム1
00mgと、賦形剤としてのコレステロール400mg
を93.5cmのフラットシャーレに入れ、ホットプレ
ート(200℃)上ですばやく相互溶融した。室温まで
放冷後、得られた電極膜を電極セル先端に充填し実施例
4とした。
00mgと、賦形剤としてのコレステロール400mg
を93.5cmのフラットシャーレに入れ、ホットプレ
ート(200℃)上ですばやく相互溶融した。室温まで
放冷後、得られた電極膜を電極セル先端に充填し実施例
4とした。
塩化2−ヒドロキシエチルトリドデシルアンモニウムの
代わりに、塩化エチルトリドデシルアンモニウムを用い
た以外は上記実施例4と全く同様に作成した電極膜を比
較例4とした。
代わりに、塩化エチルトリドデシルアンモニウムを用い
た以外は上記実施例4と全く同様に作成した電極膜を比
較例4とした。
また、塩化2−ヒドロキシエチルトリドデシルアンモニ
ウム50mgと、賦形剤としてのコレステロール450
mgを用いて実施例4と全く同様に作成した電極膜を実
施例5とした。
ウム50mgと、賦形剤としてのコレステロール450
mgを用いて実施例4と全く同様に作成した電極膜を実
施例5とした。
(実験例)
実施例1〜5、比較例1〜4の電極を用いて、10−’
Mから10°MまでのKCβ水溶液を試料にして、比較
電極との電位差を測定した。電極セルの構成を第1図に
示す。円筒上の電極ケース10の下端に実施例1〜5の
電極感応体が取り付けられて電極膜12とされ、その内
部には10−”M飽和KCβ溶液14が満たされ、その
中にAg/AgC1からなる内部電極が浸漬されている
。この構成は比較例1〜4でも、それぞれ電極膜12が
異なるのみで、同様である。
Mから10°MまでのKCβ水溶液を試料にして、比較
電極との電位差を測定した。電極セルの構成を第1図に
示す。円筒上の電極ケース10の下端に実施例1〜5の
電極感応体が取り付けられて電極膜12とされ、その内
部には10−”M飽和KCβ溶液14が満たされ、その
中にAg/AgC1からなる内部電極が浸漬されている
。この構成は比較例1〜4でも、それぞれ電極膜12が
異なるのみで、同様である。
これら各電極を使用して各濃度のKCβ溶液に一定濃度
の妨害イオン(濃度[X])添加し、電位差のずれが1
8mV(2価イオンの場合は9mV)となる塩化物イオ
ン濃度[C11を求め、各イオンに対する選択係数=l
og ([X] / [CL])を求めた。
の妨害イオン(濃度[X])添加し、電位差のずれが1
8mV(2価イオンの場合は9mV)となる塩化物イオ
ン濃度[C11を求め、各イオンに対する選択係数=l
og ([X] / [CL])を求めた。
第2図に示すように、いずれの実施例も親油性妨害イオ
ンである硝酸イオン(No3−) 、臭化物イオン(B
r−)に対するイオン選択性が改善されていた。特に実
施例3では、臭化物イオン(Br−)に対する選択係数
が比較例3に比して優れていた。
ンである硝酸イオン(No3−) 、臭化物イオン(B
r−)に対するイオン選択性が改善されていた。特に実
施例3では、臭化物イオン(Br−)に対する選択係数
が比較例3に比して優れていた。
なお実施例4では臭化物イオン(Br−)に対する選択
係数が比較例4よりも劣っていたが、塩化2−ヒドロキ
シエチルトリドデシルアンモニウムの含有量を実施例4
の半分にすることにより(実施例5)、実施例4で見ら
れた硫酸イオンに対する良好な選択係数を害することな
く、臭化物イオン(Br−)に対する選択係数を比較例
4に劣らない程度まで戻すことができた。
係数が比較例4よりも劣っていたが、塩化2−ヒドロキ
シエチルトリドデシルアンモニウムの含有量を実施例4
の半分にすることにより(実施例5)、実施例4で見ら
れた硫酸イオンに対する良好な選択係数を害することな
く、臭化物イオン(Br−)に対する選択係数を比較例
4に劣らない程度まで戻すことができた。
(発明の効果)
以上のように、本発明の塩化物イオン選択性電極用感応
物質は4級アルキルアンモニウム塩誘導体に水酸基が導
入された新規化合物である。
物質は4級アルキルアンモニウム塩誘導体に水酸基が導
入された新規化合物である。
4゜
したがって、親油性妨害イオンに対するイオン選択性が
高い塩化物イオン選択性電極を作成することができる。
高い塩化物イオン選択性電極を作成することができる。
第1図は本発明が適用される塩化物イオン選択性電極の
構成断面図、第2図は本発明の各実施例の各種イオンに
対する選択係数を示す図である。 10・・・電極ケース、12・・・電極膜、14・・・
内部液、工6・・・内部電極。 特許出願人 株式会社 常 光
構成断面図、第2図は本発明の各実施例の各種イオンに
対する選択係数を示す図である。 10・・・電極ケース、12・・・電極膜、14・・・
内部液、工6・・・内部電極。 特許出願人 株式会社 常 光
Claims (6)
- (1)下記構造式で表されるヒドロキシ4級アルキルア
ンモニウム塩 ▲数式、化学式、表等があります▼ (R_1,R_2,R_3:炭素数12〜24のアルキ
ル基、R_4:炭素数2〜12のアルキル基、R_1,
R_2,R_3,R_4の内少なくとも一つが水酸基を
有する) - (2)下記構造式で表されるヒドロキシ4級アルキルア
ンモニウム塩 ▲数式、化学式、表等があります▼ (R_1,R_2,R_3:炭素数12〜24のアルキ
ル基、R_4:炭素数2〜12のアルキル基、R_1,
R_2,R_3,R_4の内少なくとも一つが水酸基を
有する) と、支持体とを含有することを特徴とする塩化物イオン
選択性電極。 - (3)下記構造式で表されるヒドロキシ4級アルキルア
ンモニウム塩 ▲数式、化学式、表等があります▼ (R_1,R_2,R_3:炭素数12〜24のアルキ
ル基、R_4:炭素数2〜12のアルキル基、R_1,
R_2,R_3,R_4の内少なくとも一つが水酸基を
有する) と、親油性賦形剤とを含み、かつ支持体としての高分子
重合体を含有しないことを特徴とする塩化物イオン選択
性電極。 - (4)前記賦形剤が炭素数14以上の直鎖アルキルアル
コールであることを特徴とする請求項4記載の塩化物イ
オン選択性電極。 - (5)前記賦形剤がステロイド類化合物であることを特
徴とする請求項4記載の塩化物イオン選択性電極。 - (6)前記ヒドロキシ4級アルキルアンモニウム塩が塩
化ヒドロキシエチルトリドデシルアンモニウムであるこ
とを特徴とする請求項2〜5の何れかに記載の塩化物イ
オン選択性電極。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2245177A JPH04124162A (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | 塩化物イオン選択性電極および電極用感応物質 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2245177A JPH04124162A (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | 塩化物イオン選択性電極および電極用感応物質 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04124162A true JPH04124162A (ja) | 1992-04-24 |
Family
ID=17129758
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2245177A Pending JPH04124162A (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | 塩化物イオン選択性電極および電極用感応物質 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04124162A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2024253016A1 (ja) * | 2023-06-06 | 2024-12-12 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 塩化物イオンセンサ並びにそれを用いたがん細胞の検出及び/又はがん細胞の悪性度評価のためのデバイス |
-
1990
- 1990-09-14 JP JP2245177A patent/JPH04124162A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2024253016A1 (ja) * | 2023-06-06 | 2024-12-12 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 塩化物イオンセンサ並びにそれを用いたがん細胞の検出及び/又はがん細胞の悪性度評価のためのデバイス |
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