JPH04124642U - ドツトプリンタ用アーマチユア - Google Patents

ドツトプリンタ用アーマチユア

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JPH04124642U
JPH04124642U JP2960591U JP2960591U JPH04124642U JP H04124642 U JPH04124642 U JP H04124642U JP 2960591 U JP2960591 U JP 2960591U JP 2960591 U JP2960591 U JP 2960591U JP H04124642 U JPH04124642 U JP H04124642U
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armature
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printing
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JP2960591U
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義夫 木森
興一 橋村
喜信 陰山
雅文 高田
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金井 宏之
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 印字ワイヤの曲げ応力集中箇所がロウ付け熱
によって熱劣化するのを防ぎ、印字ワイヤの折損を防止
する。 【構成】 アーマチュアの印字ワイヤ取付部に、その後
端よりワイヤ接合部、熱遮断溝およびワイヤ支承部を順
次形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、遊端型シリアルドットプリンタの印字ワイヤアセンブリを構成する アーマチュアに関し、特に印字ワイヤの使用寿命を延長させることが可能なアー マチュアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、遊端型シリアルドットプリンタの印字ワイヤアセンブリは、図6、図 7に示すように、アーマチュア8と印字ワイヤ7とから構成され、アーマチュア 8は印字ワイヤ7の端部と接合する薄肉の板部材から形成された印字ワイヤ取付 部9と、電磁石(図示せず)により吸引、離反されるアーマチュア本体10とか ら成り、アーマチュア本体10の先端に設けられた凹溝11に印字ワイヤ取付部 9の一端を挿入、接合して形成されている。また、上記アーマチュア8の印字ワ イヤ取付部9の一端に印字ワイヤ7を接合して印字ワイヤアセンブリが構成され ている。
【0003】 上記印字ワイヤアセンブリにおけるアーマチュア8と印字ワイヤ7の接合は、 一般に印字ワイヤ取付部9の一端に印字ワイヤ7の端部を配置し、これらの接合 箇所にペースト状の銀ロウを数ミリグラム注出した後、上記印字ワイヤ取付部9 の印字ワイヤ末端付近を高周波誘導加熱装置やレーザー加熱装置を用いて、75 0〜850℃で1〜2秒間加熱し、銀ロウ12を溶融することによってなされて いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記印字ワイヤアセンブリにおいては、使用中に印字ワイヤ7が接合箇所付近 より折損することが度々有る。この原因を把握すべく本考案者らは種々の実験を 行った。その結果、上記印字ワイヤ7の接合箇所付近は、ロウ付け時の熱影響に よって硬度ならびに靭性が著しく低下する。また、この接合箇所は、印字ワイヤ が駆動する時において応力が最も集中する箇所であるため、印字ワイヤが折損す る原因となっているとの見解を得た。
【0005】 本考案は上記従来の課題に鑑みてなしたものであり、ロウ付け時の熱影響によ る印字ワイヤの折損を防ぐことができるドットプリンタ用アーマチュアを提供す ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案のドットプリンタ用アーマチュアは、印字ワ イヤと接合する印字ワイヤ取付部と、電磁石により吸引、離反されるアーマチュ ア本体とからなるアーマチュアにおいて、上記印字ワイヤ取付部に、その後端よ りワイヤ接合部、熱遮断溝およびワイヤ支承部を順次形成して成る。
【0007】 上記構成における熱遮断溝の巾wは0.3〜1mmが適当であり、巾が小さいと熱 遮断効果がなく印字ワイヤの長手方向にロウ付け熱を伝播して硬度ならびに靭性 を低下させることとなり、一方大き過ぎるとロウ付けによる接合箇所が小さくな り充分な接合がなされない。また、熱遮断溝の深さtは0.5〜3mmが適当であり 、深さが浅いと熱遮断効果がなく印字ワイヤの長手方向にロウ付け熱を伝播して 硬度ならびに靭性を低下させることとなり、一方深過ぎても効果に現れず、単に 加工難となるだけである。
【0008】
【作用】
上記構成になした本考案のドットプリンタ用アーマチュアのワイヤ支承部に印 字ワイヤを支承しつつ、かつ接合部に印字ワイヤをロウ付けによって接合した場 合、熱遮断溝が印字ワイヤの長手方向への熱の伝播を防ぐと共に、ワイヤ支承部 を設けることにより接合部付近の印字ワイヤの熱劣化部への曲げ応力を減ずるこ とができる。したがって、ロウ付けによる印字ワイヤの熱劣化部が曲げ応力の集 中箇所とならず、印字ワイヤの折損が少なく、そのため印字ワイヤアセンブリの 使用寿命を延長できる。
【0009】
【実施例】
実施例1 以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。 図1、図2において、1はアーマチュア本体2の一端に形成された凹溝11に 挿入、接合された1%硅素鋼よりなる印字ワイヤ取付部であり、この印字ワイヤ 取付部1に、その後端よりワイヤ接合部3、巾w=0.5mm、深さt=2mmとした 熱遮断溝4およびR状の受けよりなるワイヤ支承部5を順次形成してアーマチュ ア6を構成する。そして、上記アーマチュア6とφ0.2×42mmの高速度鋼より なる印字ワイヤ7とを銀ロウ12によりロウ付け接合して印字ワイヤアセンブリ を構成する。
【0010】 実施例2 図3、図4に本考案の他の実施例を示し、1はアーマチュア本体2と一体成形 された純鉄よりなる印字ワイヤ取付部であり、この印字ワイヤ取付部1に、その 後端よりパイプ状のワイヤ接合部3、巾w=0.3mm、深さt=0.5mmとした熱遮 断溝4およびパイプ状のワイヤ支承部5を順次形成してアーマチュア6を構成す る。そして、上記アーマチュア6とφ0.2×42mmのピアノ線よりなる印字ワイ ヤ7とを銀ロウ12によりロウ付接合して印字ワイヤアセンブリを構成する。
【0011】 なお、上記各実施例においてアーマチュア6の印字ワイヤ取付部1の巾は2.5 mmとし、接合部3の長さは1.5mmとした。
【0012】 上記実施例においては、アーマチュア6に1%硅素鋼あるいは純鉄を使用した が、パーメノーム合金、3%硅素鋼あるいはばね鋼等を使用してもよい。
【0013】 次に、上記実施例および従来のアーマチュアを使用して印字ワイヤアセンブリ を形成し、印字ワイヤの接合箇所付近の硬度を測定した。その結果を図5に示す 。 上記試験に際し、印字ワイヤにはいずれも硬度Hv900の高速度鋼を使用し た。なお、図中Aは図1、図2に示す実施例1の本考案のアーマチュアを使用し た場合、Bは図3、図4に示す実施例2の本考案のアーマチュアを使用した場合 、Cは図6、図7に示す従来のアーマチュアを使用した場合の印字ワイヤの接合 箇所付近の硬度を示す曲線である。
【0014】 図5より明らかなように、本考案のアーマチュアを使用した印字ワイヤアセン ブリにおける印字ワイヤA、Bは、曲げ応力の集中箇所となるP点付近(印字ワ イヤ取付部の先端)の硬度が低下していないため、ロウ付け熱の影響がP点まで 及んでいないことが判る。
【0015】 また、上記実施例および従来のアーマチュアを使用した印字ワイヤアセンブリ を複数、プリンタに組込み、約1,5億ドット印字を行い、各印字ワイヤアセン ブリの印字ワイヤ(上記試験と同様A、BおよびCにつき)の折損した本数を調 査したところ、従来品を使用した印字ワイヤCは全体の5%程が折損していたが 、本考案を使用した印字ワイヤA、Bは全く折損していなかった。
【0016】
【考案の効果】
本考案のドットプリンタ用アーマチュアは、印字ワイヤ取付部に熱遮断溝およ びワイヤ支承部を有するため、印字ワイヤにおけるロウ付熱による硬度および靭 性の劣化部と曲げ応力の集中箇所とが一致しない。したがって印字ワイヤの折損 が防げ、印字ワイヤアセンブリの使用寿命を著しく延長することができる。
【0017】 しかも、印字ワイヤ取付部のワイヤ支承部が印字ワイヤ接合時に印字ワイヤを ガイドする役割を果たすため、印字ワイヤ配置時の位置決め作業が向上する等優 れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のドットプリンタ用アーマチ
ュアを用いた印字ワイヤアセンブリを示す要部正面図で
ある。
【図2】本考案の一実施例のアーマチュアを用いた印字
ワイヤアセンブリの側面図である。
【図3】本考案の他の実施例のドットプリンタ用アーマ
チュアを用いた印字ワイヤアセンブリを示す要部正面図
である。
【図4】本考案の他の実施例のアーマチュアを用いた印
字ワイヤアセンブリの側面図である。
【図5】本考案の実施例および従来のアーマチュアを使
用した印字ワイヤアセンブリにおける印字ワイヤの接合
箇所付近の硬度分布を示すグラフである。
【図6】従来のドットプリンタ用アーマチュアを用いた
印字ワイヤアセンブリを示す要部正面図である。
【図7】従来のアーマチュアを用いた印字ワイヤアセン
ブリの側面図である。
【符号の説明】
1 印字ワイヤ取付部 2 アーマチュア本体 3 ワイヤ接合部 4 熱遮断溝 5 ワイヤ支承部 6 アーマチュア 7 印字ワイヤ 11 凹溝 12 銀ロウ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ワイヤと接合する印字ワイヤ取付部
    と、電磁石により吸引、離反されるアーマチュア本体と
    からなるアーマチュアにおいて、上記印字ワイヤ取付部
    に、その後端よりワイヤ接合部、熱遮断溝およびワイヤ
    支承部を順次形成したことを特徴とするドットプリンタ
    用アーマチュア。
  2. 【請求項2】 熱遮断溝の巾wを0.3〜1mm、深さtを
    0.5〜3mmとした請求項1記載のドットプリンタ用アー
    マチュア。
JP1991029605U 1991-04-26 1991-04-26 ドットプリンタ用アーマチュア Expired - Lifetime JP2578039Y2 (ja)

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JPH04124642U true JPH04124642U (ja) 1992-11-13
JP2578039Y2 JP2578039Y2 (ja) 1998-08-06

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01169332U (ja) * 1988-05-18 1989-11-29

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01169332U (ja) * 1988-05-18 1989-11-29

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