JPH04124897U - 圧電モータ - Google Patents

圧電モータ

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JPH04124897U
JPH04124897U JP3696291U JP3696291U JPH04124897U JP H04124897 U JPH04124897 U JP H04124897U JP 3696291 U JP3696291 U JP 3696291U JP 3696291 U JP3696291 U JP 3696291U JP H04124897 U JPH04124897 U JP H04124897U
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JP
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rotor
piezoelectric element
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fitting member
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勲 伊藤
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型化を図るとともに、組み立ての容易な圧
電モータを提供する。 【構成】 印加される電圧に応じて振動する角柱状の圧
電素子11と、この圧電素子11の一端部に対向して配
置されたローター15と、上記圧電素子11のローター
15との対向端部に、この圧電素子11との相対変位を
生じないように嵌合された嵌合部材13と、この嵌合部
材13とローター15との間に当接して配置され、圧電
素子11の振動によってローター15を回動させる駆動
力変換部材14と、上記圧電素子11を回動変位しない
ように収納するケース17とを有している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子機器等に用いられる小型モータに関し、特に圧電素子を用いて ローターを回動させる圧電モータに関する。
【0002】
【従来の技術】
圧電モータは、従来の電磁モータと比較して低回転で高トルクを得ることがで き、さらに電磁ノイズを発生しないなどの特徴を備えているため、カメラのオー トフォーカス用等に利用されている。このような圧電モータの基本的な駆動原理 は、楕円運動を生ずる圧電素子をステータとして、これに圧接されたロータが摩 擦力を介して回転運動を生ずるものである。この様な構成を備えた一例を図9に 示す。 同図に示す圧電モータは、ねじり振動を生ずるボルト締め振動子1と、複数の 積層型圧電素子2とを組み合わせたもので、両者の動きの合成は、積層型圧電素 子2の上端に楕円運動を生じ、この積層型圧電素子2に圧接するロータ3に回転 トルクを生ずるものである。尚、図中符号4は共振用金属ブロックである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成の圧電モータ等ではロータ3を回動させるため に、ボルト締め振動子1とともに複数の積層型圧電素子2を必要とする。このた め、小型化の要請に応えることができないばかりか、製造工程が複雑になるとい う問題があった。 そこで本考案は、小型化を図るとともに、製造が容易な圧電モータの提供を目 的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案の構成は、印加される電圧に応じて振動する 角柱状の圧電素子と、この圧電素子の一端部に対向して配置されたローターと、 上記圧電素子のローターとの間にあって圧電素子との相対変位を生じないように 嵌合された嵌合部材と、この嵌合部材とローターとの間に当接して配置され、圧 電素子の振動によってローターを回動させる駆動力変換部材と、上記圧電素子を 回動変位しないように収納するケースとを有している。
【0005】
【作用】
上記構成を備えた本考案の作用について説明する。 圧電素子の振動はこの一端部に嵌合されている嵌合部材を介してし駆動力変換 部材に伝達される。この振動による外力は駆動力変換部材によってローターを回 転させる方向の分力に変換される。これによりローターが回転されるが、このロ ーターの回転に伴って駆動力変換部材を介して嵌合部材及び圧電素子にも回転力 が作用する。 ところが、圧電素子はケース内に回動変位をしないように収納されるとともに 、嵌合部材もこの圧電素子に対して回動変位をしないように嵌合されている。従 って、複数の圧電素子や、圧電素子,嵌合部材の回動変位を阻止するための固定 具や接着剤等を必要としない。これにより、小型化を図るとともに、製造を容易 としている。
【0006】
【実施例】
以下、本考案について図面を参照して説明する。図3は一実施例としての圧電 モータを示す外観斜視図、図2は、図3に示す圧電モータの分解斜視図、図1は 図2及び図3に示す圧電モータの断面図である。 図1乃至図3に示す圧電モータ10は、角柱状の圧電素子11と、この圧電素 子11の図示上下面11a,11bに設けられた電極12,12と、圧電素子1 1の一方の端部11cに当接して配置された嵌合部材13と、この嵌合部材13 との対向面に、詳細を後述する駆動力変換部材14を設けられたローター15と 、このローター15を回転自在に支持する軸受16と、上記ローター15と軸受 16との間に介装された複数のベアリング球18と、図示左端部側に圧電素子1 1を回動変位しないように収納する有底筒状のケース17とを有している。
【0007】 上記圧電素子11は、たとえばセラミック等を四角柱状に形成したものであり 、この図示上下面11a,11bに板状の電極部材12,12が貼着されている 。この電極部材12,12に電圧を印加すると圧電素子11は矢印A方向での膨 縮を生じ、これにより振動を発生する。 上記嵌合部材13は、圧電素子11の一方の端部(ローター15との対向端部 )11cに、当接して配置される。この嵌合部材13の詳細を図4(A),(B )に示す。図4(A),(B)は、嵌合部材のそれぞれ側面図,下面図である。 図示嵌合部材13はほぼ円板状からなるもので、上記ローター15との対向面 に段差部13aが形成され、これと反対面には上記圧電素子11の一端部に嵌合 する嵌合部13bが形成され、中心には詳細を後述するローター15の一部が挿 入される貫通孔13cが形成されている。このうち、上記段差部13aの平面部 13dがローター15に埋設されている駆動力変換部材14の一部と当接する。 上記嵌合部13bは溝状のもので、この嵌合部13bの幅寸法B(図4に示す) が圧電素子11の寸法C(図2に示す)とほぼ一致して形成されている。従って 、圧電素子11とこの嵌合部材13とを嵌合させた際には、ローター15が回動 した場合であっても、双方の相対変位が生じないようになっている。
【0008】 図5(A),(B)にローター15の詳細を示す。同図(A)は、ローターの 正面図,同図(B)はその側面図である。 図示ローター15はたとえば黄銅からなるもので、一端面に上記嵌合部材13 と当接する駆動力変換部材14をインサート成形された円柱部15aと、この円 柱部15aの中心(回動中心)に一致して突出形成された円柱状の回動軸15b とを備えたものである。この回動軸15bが上記軸受16によって回動自在に支 持される。また、円柱部15aの中心には、円柱状の突出部15cが突出して形 成されており、この突出部15cが上記嵌合部材13に形成されている貫通孔1 3cに挿入される。さらに、この円柱部15aの回動軸15bが突出形成されて いる面には、この回動軸15bを中心とする断面が半円形状のリング状の溝部1 5dが形成されている。この溝部15dには、複数のベアリング球18が挿入さ れる。
【0009】 図6(A),(B)は上記駆動力変換部材の詳細を示すそれぞれ上面図,正面 図である。同図に示す駆動力変換部材14は、円板状に成形されたたとえばリン 青銅等の金属板からなるもので、一方の端面(図示上面)側にブレード14a乃 至14cが所定角度αで打ち抜き加工によって一体形成されている。この駆動力 変換部材14と嵌合部材13とは、このブレード14a乃至14cを介して当接 している。 上記ブレード14a乃至14cは、上記ローター15の回動軸15bと直交す る平面に対して上記所定角度αをもって傾斜し、かつ、当該回動軸15bを中心 として等角度間隔に形成されている。本実施例では、3枚のブレード14a乃至 14cが120度間隔で形成されている。この各ブレード14a乃至14cによ って、圧電素子11の一方向ヘの振動による外力が、ローター15を回転させる 方向への分力を発生させている。なお、ブレードの形成枚数や角度は、この駆動 力変換部材14自体の材質やローター13の重量等を適宜勘案して設定すればよ い。
【0010】 軸受16は、上記ベアリング球18と当接する軸受部材19と、後述するケー ス17の開口部に螺合される軸受部材21と、この両軸受部材19,21間に介 装されるスプリング20とを備えたものである。 軸受部材19は、ほぼ円筒状からなるもので、ベアリング球18との当接面に は上記ローター15に形成した溝部15dと同様の形状からなる溝部19a(図 1参照)が、そしてこの反対面にはスプリング20の一端部を挿入するリング状 の溝部19b(図2参照)がそれぞれ形成されている。また、中心には上記ロー ター15の回動軸15bを挿通する貫通孔19cが形成されている。 軸受部材21は円板形状からなるもので、一方の端面に当接するスプリング2 0の他端を挿入するリング状の溝部21aが形成され、中心には上記ローター1 5の回動軸15bを挿入する貫通孔21bが形成されている。また、その外周面 には、詳細を後述するケース17に螺合するねじ部21bが形成されている。
【0011】 上記ケース17は図1及び図2に示すようにたとえばジュラルミン等からなる 有底円筒状のもので、側面の対向する位置に、内部に収納された圧電素子11に 設けられている電極12,12に導電線22,22を接続するための接続用孔1 7b,17bが形成されている。また、その開口部側の内周面にはねじ部17a が形成されており、このねじ部17aには上記軸受部材21が螺入されて圧電素 子11,嵌合部材13,ローター15をスプリング20を介して矢印A方向で付 勢するようになっている。 このケース17のほぼ図示左半分は、上記圧電素子11を挿入される素子挿入 部17cとなっている。この素子挿入部17cは、挿入される圧電素子11の外 形状に対応した直方体状に形成されている。従って、ここに挿入された圧電素子 11は、ローター15の回動軸15bと交差する方向での回動ができないように している。また、このケース17の図示右半分は、上記嵌合部材13,ローター 15,軸受16を回動自在に収納するように、内周面が円筒形状に形成されてい る。
【0012】 以上の構成を備えた圧電モータの作用,効果について説明する。 まず、図示圧電モータ10を組み立てる場合、ケース17内に順次圧電素子1 1,嵌合部材13,ローター15,ベアリング球18を挿入し、そして、軸受1 6の軸受部材21を螺合させる。この軸受部材21の螺入に従って、圧電素子1 1,嵌合部材13,ローター15はスプリング20によって矢印A方向で押圧さ れる。この場合、圧電素子11は素子挿入部17cにより矢印A方向と直交する 方向での回動ができず、従ってこの圧電素子11の一方の端部11cに嵌合され た嵌合部材13も同様に回動変位を生じない。このように、本実施例では圧電素 子11や嵌合部材13を順次ケース17内に挿入して、軸受部材21を螺入する だけで、組み立てが完了する。従って、製造工程を簡略化することができる。ま た、圧電素子11や嵌合部材13等を固定するための固定具や接着剤等を必要と しないため、製造コストの低減を図ることもできる。
【0013】 このような圧電モータ10において、電極部材12,12を介して圧電素子1 1に対して電圧が印加されると、当該圧電素子11には、ローター15の回動軸 15bと同方向(矢印A方向)に振動が生じる。この振動による外力は、所定角 度αで形成されているブレード14a乃至14cをよってローター15をいずれ かの方向に回転させる分力を生じる。このブレード14a乃至14cによって発 生した分力により、ローター15はいずれかの方向に回転駆動される。この場合 のローター15の回転速度の調整は、ブレード14a乃至14cの傾斜角度αを 可変することで容易に調整することができる。
【0014】 以上のようにしてローター15が回転されると、このローター15の回転に伴 って駆動力変換部材14及び嵌合部材13に対して回転力が作用する。この回転 力によって嵌合部材13等は回転しようとするが、嵌合部材13自体は、圧電素 子11に対して回動変位できない状態に嵌合されているため、回動変位すること はない。このように回転が阻止されることで、嵌合部材13と駆動力変換部材1 4との間のすべりを防止し、これによりローター15に回転ムラを生じさせると いった問題を生じさせない。
【0015】 以上詳述した圧電モータであれば、所定角度傾斜して形成されたブレードを備 えた駆動力変換部材を用いることで、単一の圧電素子を用いた場合であっても、 ローターをいずれかの方向に回転させる向きに分力を発生させることができる。 従って、従来のように複数の圧電素子を用いる必要がなく、これにより小型化を 図ることができる。しかも、ブレードを単一の金属板から一体成形しているので 製造が容易であるとともに、ブレードの傾斜角度を容易に可変してローターの回 転速度自体をも容易に調整することが可能となる。また、単一の圧電素子を用い るだけでよいので、製造コストの低減を図ることもできる。さらに、嵌合部材と ローターとの間のすべりを生じないため、ローターの回転ムラの発生を防止して いる。
【0016】 尚、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨の範囲内におい て様々に変形実施が可能である。 図7は、他の一実施例としての圧電モータの断面図、図8は、図7に示す圧電 モータの一部分を示す部分分解斜視図である。なお、図7に示す圧電モータの構 成は上記実施例とほぼ同様のものであるので、ここではその相違点について説明 し、同様の構成要素については同一の符号を附してその説明を省略する。 図示圧電モータ30と上記圧電モータ10との相違点は、ケース31と圧電素 子11に設けられている電極部32の構成にある。同図に示すケース31は、そ の底部31aに、挿入される挿入部材34に対応形成された挿入孔31bが形成 されている。
【0017】 挿入部材34は、図示上下端部に脚部34a,34aが突出して形成されてい る。また、この脚部34a,34aを支持する連結部34bには、ケース31の 挿入孔31bの内壁面31eの縁部に係止する係止部34cが形成されている。 この係止部34cにより、挿入孔31bに挿入された挿入部材34は該底部31 bに係止される。 この挿入孔31bにつづく奥部側の内壁面には、脚部34a,34aを挿入す る挿入溝31d,31dが形成されており、また、ここに電極部32,32の一 部が挿入されるようになっている。 電極部32,32は、上記実施例で説明した圧電素子11の上下面に設けられ た電極12,12と、この電極12,12との接触端部がL字形状に折曲形成さ れた金属製からなる導電性の弾性部材33,33である。この弾性部材33,3 3の接触端部が上記挿入溝31d,31d内に挿入されている。
【0018】 以上の構成では、挿入孔31bから挿入部材34を挿入すると、この挿入部材 の脚部34a,34aの解放端部が、この挿入溝31d,31d内に挿入されて いる弾性部材33,33の接触端部を電極12に押圧する。この押圧により、弾 性部材33と電極12とは、良好な導通状態となる。 このような構成を備えた圧電モータであれば、上記実施例と同様の効果を得る とともに、挿入部材34を挿入孔に挿入するだけで弾性部材33と電極12とを 容易に導通接続することができる。これにより、従来は必須であった弾性部材3 3と電極12とのハンダづけ等の作業を省略でき、さらに製造工程の簡略化とと もに製造コストの低減をも図ることができる。 また、上記実施例では駆動力変換部材がローターの一端部にインサート成形さ れたものを一例として示すが、嵌合部材に取り付けるようにしてもよい。さらに 、素子収納部の形状は圧電素子の形状に一致したものに限定されず、他の多角形 状としてもよい。すなわち、素子収納部の形状としては、圧電素子自体がケース 内での回動変位を生じないものであればよい。
【0019】
【考案の効果】
以上詳述した本考案によれば、一方の電極部材とこの電極部材に対応するケー ス内周面とに、当該電極部材のケース内での回動変位を阻止する変位阻止部を形 成したことで、小型化を図るとともに、製造が容易な圧電モータの提供ができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2及び図3に示す圧電モータの断面図。
【図2】図3に示す圧電モータの構成を示す分解斜視
図。
【図3】一実施例としての圧電モータを示す外観斜視
図。
【図4】(A),(B)は、嵌合部材のそれぞれ側面
図,下面図。
【図5】(A)は、ローターの正面図、(B)はその側
面図。
【図6】(A),(B)は上記駆動力変換部材の詳細を
示すそれぞれ上面図,正面図。
【図7】他の一実施例としての圧電モータの断面図。
【図8】図7に示す圧電モータの一部分を示す部分分解
斜視図。
【図9】従来の圧電モータの概略構成を示す斜視図。
【符号の説明】
11 圧電素子 13 嵌合部材 14 駆動力変換部材 15 ローター 17,31 ケース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印加される電圧に応じて振動する角柱状
    の圧電素子と、この圧電素子の一端部に対向して配置さ
    れたローターと、上記圧電素子のローターとの間にあっ
    て圧電素子との相対変位を生じないように嵌合された嵌
    合部材と、この嵌合部材とローターとの間に当接して配
    置され、圧電素子の振動によってローターを回動させる
    駆動力変換部材と、上記圧電素子を回動変位しないよう
    に収納するケースとを有することを特徴とする圧電モー
    タ。
JP3696291U 1991-04-22 1991-04-22 圧電モータ Withdrawn JPH04124897U (ja)

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JP3696291U JPH04124897U (ja) 1991-04-22 1991-04-22 圧電モータ

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