JPH04125671U - スタータ保護装置 - Google Patents

スタータ保護装置

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JPH04125671U
JPH04125671U JP3141891U JP3141891U JPH04125671U JP H04125671 U JPH04125671 U JP H04125671U JP 3141891 U JP3141891 U JP 3141891U JP 3141891 U JP3141891 U JP 3141891U JP H04125671 U JPH04125671 U JP H04125671U
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starter
voltage
battery
relay
circuit
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JP3141891U
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Inventor
啓一 古賀
Original Assignee
日興電機工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】スタータのクランンキングにバッテリの容量不
足を検出してスタータ動作を停止する。 【構成】スタータのクランキング時に所定の基準電圧と
バッテリ電圧とを比較する比較手段と、該比較手段のバ
ッテリ電圧容量不足検出出力に基づいてスタータのリレ
ー接点を開路させる手段と、該比較手段の出力に基づい
てバッテリの状態を表示する手段とを備えたスタータ保
護装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はエンジン用のスタータ保護装置に関し、特に、スタータのクランキン グ時(始動時)にバッテリの電圧不足を検出した場合にスタータ動作を停止させ るスタータ保護装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、スタータ保護装置はエンジンが通常の運転状態に達したときにスタ ータの動作を停止させ、或はエンジンの通常運転時にドライバがスタータを誤っ て“ON”した場合にスタータの駆動を阻止してスタータを保護するものである 。 しかし、従来のスタータ保護装置ではエンジンの始動不良状態の時にスター タを再度“ON”すると、エンジンは揺動回転中でありスタータのモータも惰性 回転中であるためモータのピニオンとエンジンのリング・ギアとの衝突により歯 先が破損する欠点を有する。また、通常運転中のエンジンを停止させた場合、エ ンジンは瞬時に停止するのでなく、しばらく揺動回転した後に停止する。したが って、エンジンの停止直後にスタータを“ON”すると揺動回転中のエンジンの リング・ギアとスタータのピニオンとが衝突して歯先が破損する虞れがある。
【0003】 この欠点を解決するため、本願と同一出願人によりスタータのピニオンおよび エンジンのリング・ギアが完全に停止した状態以外でのスタータの動作を防止で き、しかも装置が複雑とならないスタータ保護装置(実願平1ー151854号 )が提案されている。該同一出願人による提案はそれ自体優れたものであるが、 バッテリ容量不足から生じる悪影響からスタータを保護する点は考慮されていな い。 即ち、バッテリの容量不足の状態でスタータをクランキングさせるとバッ テリ電圧が減少して、(a)保持電圧を下回り、スタータ動作を開始させるリレ ー装置およびスタータがチヤタリングを起こし、接点を傷めたり、ピニオン及び リングギヤの端面摩耗が発生し、(b)また、エンジン始動に至らず、その状態 を長時間継続するとスタータがは焼損する等の欠点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本願考案は上記同一出願人による実用新案登録出願(実願平1ー151854 号)を更に改良するもので、スタータのクランキング時にバッテリの容量不足を 自動的に検出しスタータを保護できるスタータ保護装置を提供することを目的と する。
【0005】
【問題点を解決するための手段】
本考案によれば、スタータのクランキング時に所定の基準電圧とバッテリ電圧 とを比較する比較手段と、該比較手段のバッテリ電圧不足検出出力に基づいてス タータのリレー接点を開路させる手段と、該比較手段の出力に基づいてバッテリ の状態を表示する手段と備えることを特徴とする。
【0006】
【作用】
したがって、スタータのクランンキング時のバッテリ電圧不足を自動的の検出 し、バッテリが異常であればスタータ動作を自動的に停止することができ、しか もドライバがこの状態を知ることでき誤操作が防止される。
【0007】
【実施例】
本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0008】 図1は本考案一実施例の要部回路構成図を示す。図1は、図1Aと図1Bとで構 成され、図1Aは前記実用新案登録出願(実願平1ー151854号)に開示さ れた現行回路を示し、図1Bは本願考案に係る改良部分である。図1Aは大きく 別けてバッテリ1と、スタータスイッチ2と、電圧発生器3と、電圧調整器4と 、スタータ保護装置5およびスタータ6とで構成される。
【0009】 前記スタータ保護装置5は、該スタータの駆動用のリレー7と、該リレーの制 御用のシュミット接続したトランジスタQ1及びQ2と、このトランジスタQ及 びQの制御用の3入力のナンドゲート8および9と、このナンドゲート8およ び9への入力電圧レベル調整用の抵抗R2、R3及びツエナー・ダイオードZ1で 構成された第1の入力電圧制御部と、抵抗R5、R6及びツエナー・ダイオードZ2 で構成された第2の入力電圧制御部と、前記ナンドゲート8を制御する為の抵 抗R8,R9、ダイオードD8及びコンデンサC2で構成されたタイマー回路11と 、前記電圧発生器3から出力される電圧を検出する為の抵抗R11、ツエナー・ダ イオードZ3、コンデンサC3及びトランジスタQ3で構成された電圧検出回路と を含み、図1Aに図示する如く接続されている。 図1A中、コンデンサC1は リレー7の動作時に接点CT1がバウンドし、C端子電圧がチヤタリングした場 合でもナンドゲート8への入力を確実にする為の保護用コンデンサである。
【0010】 図1Bは大きく別けて、基準電圧を発生するための基準電圧回路部21、該基 準電圧とバッテリ電圧とを比較するための比較電圧回路部22、該比較結果を出 力するための出力回路部23、バッテリ電圧の復帰時に該電圧をLレベルに保持 するための保持回路部24、IC回路に定電圧を供給するための電源回路部25 およびドライバに動作状態を目視させるためのランプ回路部26とが図示の如く 接続されて構成されている。
【0011】 特に、基準電圧回路部21はスタータスイッチ2のスイッチ端子Sが接続され 、このスイッチ端子Sには抵抗R17、R18、R19が図示の如く接続され、該抵抗 R18およびR19にはコンデンサC5とツェナーダイオードZ5がそれぞれ図示の如 く並列に接続されている。比較電圧回路部22はバッテリ1の電圧を示すB端子 が接続され、このB端子に抵抗R20,R21および可変抵抗VRがそれぞれ図示の 如く接続されている。また、比較電圧回路部22には比較器27が設けられてい る。該比較器27の−端子は前記抵抗R18とR19との接続点が接続され、+端子 には前記抵抗R20とR21との接続点が接続されている。該比較器27の出力はノ ット回路Ic11に接続されている。図中、抵抗R23は該ノット回路にHまたはL を判断させるためのプルアップ抵抗であり、抵抗R22は帰還抵抗である。
【0012】 前記ノット回路Ic11の出力は図1AのトランジスタQ3のベース端子に接続 され、更に、図1Bのランプ回路部6のトランジスタQ6のベース端子にノット 回路Ic12およびIc13を介して接続されている。該トランジスタQ6のコレク タ端子はトランジスタQ5のベース端子に接続され、このトランジスタQ5のエミ ッタ端子はB端子に接続されている。該トランジスタQ5のコレクタ端子は抵抗 R32を介してランプ(図示せず)が接続されるランプ端子Lに接続されている。 また、ランプ回路部6の前記ノット回路Ic12の入力には抵抗R29とコンデンサ C8とから成るタイマ回路30の出力が接続されている。
【0013】 図2は主なIC回路の動作説明図を示す。
【0014】 図3はバッテリの容量不足時のスタータのクランキング動作の波形図である。 図3で(a)はC端子の波形、(b)はS端子の波形、(c)はL端子の波形を それぞれ示す。
【0015】
【動作】
この様に構成された本考案一実施例の動作を説明する。
【0016】 上述の如く図1Aは現行回路を示しており、その動作は実用新案登録出願(実 願平1ー151854号)に詳しく開示されいるので、ここでの動作は図1Bの 部分を中心に本考案の特徴ある動作を説明する。
【0017】 本考案の特徴はスタータのクランキング時(即ち、始動時)にバッテリ1が正 常電圧値にあるか否かを検出し、基準値以下の場合にはスタータを停止する点に ある。
【0018】 先づ、バッテリの正常な場合のエンジン始動時の動作について説明する。 エンジンを始動する為にドライバがスタータスイッチ2を“ON”すると、バ ッテリ1の電圧が抵抗R2とR3で分圧され抵抗R4を介してナンドゲート8のa 入力およびナンドゲート9のd入力に入力され、ナンドゲート8のa入力および ナンドゲート9のd入力はHレベルとなる。また、ナンドゲート8のb入力はノ ット回路Ic1の出力によりHレベルとなり、c入力はコンデンサC2が未充電で あるためLレベルとなり、ナンドゲート8の出力はHレベルとなる。また、ナン ドゲート9のe入力はHレベルとなり、f入力は電源電圧VDDによりHレベル となり、ナンドゲート9の出力はLレベルとなる(図2b)。これにより、トラ ンジスタQ1は非導通となる。したがって、バッテリ1の出力電圧は抵抗R1を介 してトランジスタQ2のベースに印加される。これより、トランジスタQ2が導通 してリレー・コイルL1が通電され、リレー7が付勢状態となりリレー接点CT1 が閉路される。
【0019】 一方、S端子からのバッテリ電圧がツェナーダイオードZ5、抵抗R17、R18 およびR19により定電圧化され、更に抵抗R18とR19とで分圧され所望の基準電 圧が比較器27の−端子に入力される。また、B端子からのバッテリ電圧は抵抗 R20とR21とで分圧され、バッテリの電圧変動が比較器27の+端子に入力され る。バッテリ1が正常な電圧容量である場合には該バッテリ電圧は基準電圧より 大きくなるので、比較器27は図2(a)に示す様にHレベルを出力し、ノット 回路Ic11はLレベルを出力する。この状態では、スタータおよびエンジンは通 常の始動動作を継続する。即ち、リレー接点CT1の閉路時は(即ち、リレー7 の付勢時には)、スタータ保護回路5のB端子又はC端子の電圧、即ちバッテリ 1の出力電圧は抵抗R5及びR6で分圧されて抵抗R7を介してノット回路Ic1に 印加しノット回路Ic1の出力によりナンドゲート8のb入力はLレベルとなる 。更に、該分圧電圧は前記タイマー回路11に印加されコンデンサC2が充電さ れ、この充電電圧によりナンドゲート8のc入力はHレベルとなる。したがって 、ナンドゲート8はHレベルを出力し、上述のナンドゲート9への入力信号状態 が保持されトランジスタQ1は非導通に維持され、トランジスタQ2は導通状態に 維持される。また、このリレー7の付勢状態では、スタータ6のリレー13のリ レー・コイルL2及びL3が通電され、リレー接点CT2が閉路される。ここで、 リレー・コイルL2は接点作動コイルであり、リレーコイルL3は接点保持用コイ ルである。この結果、スタータ6のモータMが回転し、エンジン(図示せず)の 回転を開始させる。また、上述の如く比較器27がHレベルを出力し、ノット回 路Ic11はLレベルを出力して、バッテリの容量正常を判別すると、該ノット回 路Ic11のLレベル出力によりランプ回路部6のトランジスタQ6とQ5とは非導 通になりランプ端子Lにはランプ点灯出力は出力されない。
【0020】 次ぎに、クランキング時にバッテリ電圧不足が検出された場合の本考案の特徴 ある動作を説明する。スタータスイッチ2を“ON”しスタータを始動させると 、上述の如くリレー接点CT1が閉路する。しかし、バッテリ容量が不足する場 合にはスタータのクランキング時に図3に示す様にバッテリ電圧が減少する。 バッテリ電圧が基準電圧値より小さくなると、比較器27は図2(c)に示す様 にLレベルを出力し、ノット回路Ic11はHレベルを出力する。この状態で、ナ ンドゲート8のa入力およびナンドゲート9のd入力はバッテリ電圧によりHレ ベルとなる。また、ナンドゲート8のb入力はリレー接点CT1が閉路状態なの でノット回路Ic1の出力によりLレベルとなり、c入力はHレベルとなる。ナ ンドゲート8の出力はHレベルとなり、ナンドゲート9のe入力はHレベルとな る。しかし、ナンドゲート9のf入力は、前記ノット回路Ic11のHレベル出力 によりトランジスタQ3が導通するのでグランドレベルとなりLレベルとなり、 ナンドゲート9の出力はHレベルとなる(図2d)。これにより、トランジスタ Q1は導通状態となるのでトランジスタQ2は非導通状態となりリレー接点CT1 は開路されスタータ6は動作を停止する(図3α点)。
【0021】 ここで、クランキング中に本考案の機能が作動してリレー装置がOFFすると 、エンシンのリングギアとピニオンとの噛み合で減少していたバッテリ電圧が復 帰するのでヒステリシス回路を用い帰還抵抗R22により比較器27の−端子をL レベルに保持する(図2e)。
【0022】 更に、本考案ではバッテリ電圧の容量不足を示す上記ノット回路Ic11のHレ ベル出力はランプ回路26に入力し、R25とR26で分圧された電圧がノット回路 Ic12に入力され出力はLレベル、ノット回路Ic13はHレベルを出力すること により、トランジスタQ6を導通させる。これにより、トランジスタQ5が導通状 態になりランプ端子Lにランプ(図示せず)の点灯出力を与えランプを点灯させ る。ランプの点灯によりドライバはスタータが動作停止中であることを目視で確 認できる。後述する様に、このランプはスターススイッチの再入力禁止期間中点 灯される(図3c)。
【0023】 更に、本考案ではコンデンサC5、C6、C7を所定容量に設定することにより 、クランキングの該歯車の噛み合始めに大きく減少するバッテリ電圧(即ち、図 3bの期間)を補償し基準電圧以上に保持し、期間での検出動作を行わせ比 較器27の誤動作を防止している。一般に期間は30msec程度と知られて いる。また、該誤動作防止には比較器動作を遅延回路により所定時間遅延させ等 の方法を用いても良い。
【0024】 次ぎに、スタータを最始動させるためにスタータスイッチ2を再度ONする場 合を説明する。 スタータスイッチ2のOFFにより比較器27の(−)側が0Vとなる為(( +)側は保持電圧がかかっている)Hレベルを出力し、ノット回路Ic11はLレ ベルを出力する(図2f)。これによりコンデンサC8も蓄えられた電荷の放電 を利用したタイマ回路30が動作し、抵抗R29とコンデンサC8の時定数で設定 された時間(6秒程度)Hレベルのタイマ出力がノット回路Ic12に出力され( 図2g)、トランジスタQ6およびQ5が導通状態となりランプ端子Lにランプ点 灯出力が出力されランプが点灯し続ける(図3の期間)。これにより、ドライ バはバッテリ容量不足のためエンジン始動が出来ないことを知る。
【0025】 また、スタータスイッチ2の“OFF”直後は、スタータのピニオン及びエン ジンのリング・ギアが惰性回転しおり、両者が惰性力を無くし惰性回転が完全に 停止するまでスタータの再飛込み(即ち、再動作)を防止する必要がある。そこ で、タイマー回路11の抵抗R9とコンデンサC2との時定数をピニオン及びリン グ・ギアの惰性回転中である時間(6秒程度)に設定し、該スタータスイッチ2 の“OFF”直後のピニオンおよびリング・ギアの惰性回転中はコンデンサC2 の電圧をHレベルに維持する。この結果、ドライバがスタータ・スイッチ2の“ OFF"直後に再度スタータスイッチ2を“ON”してもナンドゲート8および 9の入力信号状態は図2h示す様になり、トランジスタQ1が導通状態に維持さ れスタータ6の再飛込みが防止される(図3期間)。
【0026】
【効果】
以上説明したように本考案によれば、スタータのクランキング時に所定の基準 電圧とバッテリ電圧とを比較する比較手段と、該比較手段のバッテリ電圧不足検 出出力に基づいてスタータのリレー接点を開路させる手段と、該比較手段の出力 に基づいてバッテリの状態を表示する手段と備えることを特徴とする。
【0027】 したがって、スタータのクランンキング時のバッテリ電圧不足を自動的に検出 し、バッテリが異常であればスタータ動作を自動的に停止することができ、しか もドライバがこの状態を知ることでき誤操作が防止される等の優れた効果を有す る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は図1Aと図1Bとで構成される本考案一
実施例の要部回路構成図。
【図2】図2は主なIC回路の動作説明図。
【図3】図3は主な端子の動作波形図。 1 バッテリ 2 スタータスイッチ 3 電圧発生器 4 電圧調整器 5 スタータ保護装置 6 スタータ 8、9 ナンドゲート 11、30 タイマー回路 21 基準電圧回路部 22 比較電圧回路部 23 出力回路部 24 保持回路部 25 電源回路部 26 ランプ回路部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタータスイッチのONに対応してリレ
    ーを動作させエンジンを始動させるスタータと、前記リ
    レーのリレーコイルへの通電を制御するリレー動作回路
    に前記スタータスイッチを介して接続されたバッテリ
    と、を備えたスタータ保護装置において、前記スタータ
    のクランキング時に所定の基準電圧とバッテリ電圧とを
    比較する比較手段と、前記比較手段のバッテリ電圧不足
    検出出力に基づいて前記リレー動作回路を非通電状態に
    制御する手段と、を備えたことを特徴とするスタータ保
    護装置。
  2. 【請求項2】 前記比較手段のバッテリ電圧不足検出出
    力に基づいて、前記リレーコイルへの非通電状態を表示
    する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載
    のスタータ保護装置。
  3. 【請求項3】 前記表示手段が所定時間中表示を継続す
    るタイマ手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載
    のスタータ保護装置。
JP3141891U 1991-05-08 1991-05-08 スタータ保護装置 Pending JPH04125671U (ja)

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