JPH04126041A - 魚介類の摂餌刺激物質及び餌料 - Google Patents

魚介類の摂餌刺激物質及び餌料

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JPH04126041A
JPH04126041A JP2246664A JP24666490A JPH04126041A JP H04126041 A JPH04126041 A JP H04126041A JP 2246664 A JP2246664 A JP 2246664A JP 24666490 A JP24666490 A JP 24666490A JP H04126041 A JPH04126041 A JP H04126041A
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JP
Japan
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feed
fatty acids
acid
saturated
unsaturated fatty
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JP2246664A
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Kenji Nakajima
謙二 中島
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JIPUKOMU KK
Original Assignee
JIPUKOMU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、魚介類の摂餌量を増大させ、成長を促進させ
るようにした魚介類の摂餌刺激物質及び餌料に関する。
「従来の技術」 魚介類の飼料中に含まれる脂質は、魚介類の生命維持の
ためのエネルギー源や必須脂肪酸源として極めて重要で
ある。魚介類の必須脂肪酸について種々の研究が行なわ
れ、淡水色の必須脂肪酸は、リノール酸、リルン酸であ
り、海水魚の必須脂肪酸は、エイコサベンクエン酸やド
コサヘキサエン酸であることが明らかになってきている
これらの脂肪酸が不足すると成長が遅滞又は停止し、種
々の疾病が発生するが、実際上、新鮮な市販の配合飼料
や生餌を使用する限り、必須脂肪酸の欠乏は起こり難い
、したがって、これらの必須脂肪酸を餌料組成中に積極
的に添加して利用する試みはなされていなかった。
一方、近年、養殖業においては、より少ない飼料で正常
あるいはそれ以上の成育がなされる、いわゆる餌料効率
を高める餌料組成の改良や、生餌、魚粉などを用いた配
合餌料と同等の餌料効率を維持する代替餌料の開発が望
まれている。本発明者らは、魚介類の餌に含有させるこ
とにより、魚介類の臭覚や味覚を刺激して餌をよく食べ
させるようにする作用を有する魚介類の摂餌刺激物質及
び餌料について鋭意研究し、既に、特開昭631467
58号、特開昭63−192350号、特開平1−20
2260号、特開平1−169457号、特開平244
5460号、特開平2445461号等多数の提案をし
ている。
[発明が解決しようとする課題J これらの摂餌刺激物質は、それなりに有効なものである
が、これらにとどまらず、更に別の新しい摂餌刺激物質
や、上記摂餌刺激物質の効果を更に高める物質の開発が
望まれている。
本発明は、上記従来技術の現状に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、これまでに見出されていない新しい
魚介類の摂餌刺激物質及びその摂餌刺激物質を利用する
ことにより餌料効率が高められた餌料を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段J 本発明者らは、上記目的を達成するため、鋭意研究した
結果、CIll ) C20 、 Czz 、 C24
の飽和及び/又は不飽和脂肪酸が、魚介類の摂餌を促進
し、更に成長をも大いに促進させ、更に、C18、C2
0、 C22 、Ca4の飽和及び/又は不飽和脂肪酸
とジメチルプロビオテチンとを併用することによりその
効果が相乗的に向上する事実を見出し、本発明を完成さ
せるに至った。
すなわち、本発明の魚介類の摂餌刺激物質は、CIa 
、C2Q 、C22+ C24の飽和及び/又は不飽和
脂肪酸から選ばれた少なくとも一種からなることを特徴
とする。
また、本発明のもう一つの魚介類の摂餌刺激物質は、C
ue 、 Cz。、 Cxi 、 C24(7)飽和及
び/又は不飽和脂肪酸から選ばれた少なくとも一種と、
ジメチルプロピオテチンとの組合せからなることを特徴
とする。
また、本発明の餌料は、魚介類用の餌料ベース原料と、
C,−、Ca。、 C12) Ca4の飽和及び/又は
不飽和脂肪酸から選ばれた少なくとも一種とを含むこと
を特徴とする。
更に、本発明のもう一つの餌料は、魚介類用の餌料ベー
ス原料と、C18、C20、 Caw ) Ca4の飽
和及び/又は不飽和脂肪酸から選ばれた少なくとも一種
と、ジメチルプロピオテチンとを含むことを特徴とする
なお、本発明における(:+s ) C20 ) Cz
z 、 C24の飽和及び/又は不飽和脂肪酸の中には
、前述した必須脂肪酸が含まれるが、これらの必須脂肪
酸が摂餌刺激物質としての作用を有し、それによって餌
料効率が高められるという報告は見当たらなl/X。
以下、本発明について好ましい態様を挙げて更に詳細に
説明する。
本発明において、CIa 、 C20、C22、C24
の飽和及び/又は不飽和脂肪酸として、具体的には以下
に示すものが好ましい。
すなわち、Cl8の飽和及び/又は不飽和脂肪酸として
は、例えば、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、
リルン酸等が好ましく、Cxoの飽和及び/又は不飽和
脂肪酸としては、アラキシン酸、エイコサエノイック酸
、エイコサジェノイック酸、エイコサトリエノイック酸
、エイコサトリエノイック酸等が好ましく、C2□の飽
和及び/又は不飽和脂肪酸としては、ベヘン酸、ドコサ
ヘキサエン酸等が好ましく、C24の飽和及び/又は不
飽和脂肪酸としては、リグノセリン酸、ネルポン酸等が
好ましい。
これらのうち、C2oの飽和及び/又は不飽和脂肪酸、
すなわち、アラキシン酸及び/又はその不飽和脂肪酸が
特に好ましい、アラキシン酸1Arachidic a
cid)は、エイコサン酸fEicosanoicac
idl ともいい、CH−(CHzl + 5cOOH
で示される飽和脂肪酸である。
これらの飽和及び/又は不飽和脂肪酸は、動植物油中に
存在し、常法により分離、精製することができる。また
、これらの飽和及び/又は不飽和脂肪酸は、例えば和光
純薬工業株式会社、八洲薬品株式会社などから市販され
ており、当業者が容易に入手できる。
また1本発明において、C+s 、 C20 、Cat
、Ci4の飽和及び/又は不飽和脂肪酸と組合せて用い
るジメチルプロピオテチンは、下記構造式で示される化
合物である。
CH。
\ (式中、X−は−価の陰イオンを表わす、)この化合物
は、特開昭63−146758号において争類の摂餌刺
激物質として既に開示されたものであるが、本発明にお
いては、C+e 、C20、Cz□C24の飽和及び/
又は不飽和脂肪酸と組合せることにより、相乗効果がも
たらされることが判明した。
ジメチルプロピオテチンは、3−ブロモプロピオン酸と
、ジメチルスルフィドとを常温でlO〜12時間程度混
合撹拌し、エーテル洗浄後、濾過し、更にメタノールか
ら結晶化することによって容易に合成することができる
。なお、本発明において、ジメチルプロピオテチンとし
ては、その臭素塩、塩素塩などの塩を使用してもよい。
本発明の餌料は、上記のC,、、C,。、C22、C□
4の飽和及び/又は不飽和脂肪酸、あるいはこれとジメ
チルブロピオテチンとの組合わせからなる摂餌刺激物質
を、餌料ベース原料に添加することによって得られる。
この場合、ベース原料としては、合成餌料、半天然餌料
、完全天然餌料など、いずれも採用することができ、具
体的には、合成餌料としては、セルロース粉末、天然餌
料としては、金魚用として「スウィミーミニ」 (商品
名1日本ベットフード■製)、タイ用として「アジクラ
ンプル」 (商品名1日清飼料■製)、ハマチ用として
rぶりモジャコ用No、lJ  (オリエンタル酵母工
業■製)等を用いることができ、半天然餌料は合成餌料
と天然餌料とを混合したもの等を用いることができる。
上記摂餌刺激物質の添加方法は、特に限定されないが、
例えば餌料ベース原料に上記摂餌刺激物質を含有する溶
液を加えて練り合せる方法が好ましく採用できる。この
場合、 C+s ) Coo 、 Cwt、C24の飽
和及び/又は不飽和脂肪酸は、餌料組成物中に10−@
〜1Mの濃度となるように添加することが好ましく、ま
た、ジメチルプロピオテチンも、餌料組成物中にlo−
9〜1Mの濃度となるように添加することが好ましい、
いずれの場合も、濃度が10−”M未満では、魚介類に
対する摂餌刺激効果が十分に得られず、1Mを超えると
、臭気が発生し、効果が低下する傾向がある。なお、C
H8、C−o、 Cz□、C24の飽和及び/又は不飽
和脂肪酸は、油溶性であるので、油に溶解させた溶液と
するのが好ましい。油としては、植物性または動物性の
油のいずれを用いてもよいが、を級飽和及び/又は不飽
和脂肪酸含量の高い動物性油、特にイワシ油等の魚油が
、摂餌刺激効果を更に高める上で好ましく採用される。
なお、餌料調製中及び貯蔵中は、酸化による変質を避け
るために、低温、暗黒下に、極力酸素を避けることが好
ましい。
「作用」 本発明の摂餌刺激物質であるC、、 、 C,。、Cz
 1 + Cz aの飽和及び/又は不飽和脂肪酸は、
後述する実験例に示されるように、微量で魚介類の味覚
や臭覚を刺激し、魚介類の食欲を増進する作用を有し、
更に、魚介類の成長を促進させる効果を有していること
が確認された。
また+ C+ m −C20) C@ 2 、C24の
飽和及び/又は不飽和脂肪酸に、本発明者らが特開昭6
3146758号において、魚類の摂餌刺激物質として
開示したジメチルプロピオテチンを組合わせることによ
り、摂餌刺激効果、及び成長促進効果が相乗的に向上す
ることも判明した。したがって、これらの摂餌刺激物質
を添加することにより、魚介類の養殖などにおける餌料
効果を高めることができる。また、低コストで入手でき
る代替餌料であっても、生餌、角粉などを用いた配合餌
料と同等の餌料効果を維持することが可能となる。
本発明の摂餌刺激物質は1例えば合成餌料、半天然餌料
、完全天然餌料なと、各種の餌料に添加することにより
、魚介類の摂餌量を増加させ、その成長を促進させる効
果がある。この効果は、例えばコイ、フナ、金魚、ウナ
ギ、ニジマス、ティラビアなどの淡水魚や、ハマチ、タ
イ、ヒラメなどの海水魚など、あらゆる魚介類に認めら
れる。
また、サザエなどの貝類や、エビ、カニなどの甲殻類に
も、その効果が認められる。
「実施例」 (1)実験方法及び装置 第1図には、摂餌刺激効果の実験に用いた装置が示され
ている。図において、lは水槽であり台2の上に支持さ
れている。水槽1内には角3が入れられでいる。水槽1
の側方には支柱4が立設され、記録針5に連接されたア
ーム6が支軸7を介して支柱4に回転自在に支持されて
いる。記録針5の後端には糸8が連結され、糸8の下端
には磁石9が固着されており、この磁石9が水槽lの底
部に密着することにより、糸8が張られている。糸8の
途中で水槽lの水に浸漬した部分には、実験用の餌IO
が取付けられている。一方、水槽lの側方には記録計本
体11が設置されており、記録計本体11には逆り字状
の支柱12が立設されている。支柱12と記録計本体1
1との間には1回転ドラム13が回転自在に支持されて
おり、前述した記録針5の先端部がこの回転ドラム13
に摺接している0回転ドラム13は、記録計本体11内
部に設けられた図示しない駆動機構により、2分50秒
で1回転するようになっている。
上記装置を用いた実験の方法を説明すると、まず、各種
の摂餌刺激物質を添加した実験用の餌IOを調製し、こ
の餌10を糸8に付着させて、水W11の水の中間高さ
位置に沈める。そして、回転ドラム13を回転させて魚
3により餌10のついばみ状態を記録する。すなわち、
魚3が餌l。
をついばむと、磁石9により張られている糸8が引っ張
られ、記録針5が揺動して、回転ドラム13に記録がな
される。こうして回転ドラム13が一回転する間に、魚
3が餌10をついばんだ回数を測定した。なお、試験毎
に、試験水を交換すると同時に、糸8、魚3、水槽lは
、飼育用水でよく洗うようにした。
また、水槽lの大きさは、 20x 13X 14c+
sのものを用い、魚がハマチの場合は27x 16x 
17cmのものを用いた。
更に、水槽1に入れる実験水は、淡水魚には真水、海水
魚には、「ドライマリン」 (商品名、ジャパンバイオ
ケミカル■製)を溶解させた人工海水を用いた。
(2)餌の調製 試験用の餌は、次のようにしで調製した。すなわち、餌
料ペース原料としては、単純合成餌料としてセルロース
粉末を、完全天然餌料として、全角には[スウィミーミ
ニJ (商品名、日本ベットフード■製)、ハマチには
[ぶりモジャコ用NO,IJ  (商品名、オリエンタ
ル酵母工業■製)、タイには「アジクランプル」 (商
品名、日清飼料■製)を、半天然餌料として、セルロー
ス粉末と前記の完全天然餌料とを混合したものを用いた
一方、摂餌刺激効果を試験する物質を、コーン油中に、
5mMの濃度となるように溶解させた油性試験液を作製
した。
そして、前記の餌料ベース原料500■gに、上記の油
性試験液0.05wffを添加して混合した後、水0.
7■βを添加して乳鉢中で練り合せて餌を調製した。こ
のようにして調製された餌には、摂餌刺激効果を試験す
る物質が、餌料当たり0016%含有されている。
予備試験例(金色とタイのついばみ挙動に及ぼす植物性
油、動物性油の効果) 本発明の摂餌刺激物質が油溶性であることから、餌料に
混合するためには、摂餌刺激物質を植物性油又は動物性
油に溶解させた後、餌料ベース原料に混合することが好
ましい、そのため、市販されていて入手しやすい植物性
油、動物性油について、上記の方法により金魚とタイの
ついばみ挙動に及ぼす効果を測定した。すなわち、金魚
の場合はセルロース粉末と「スウィミーミニ」 (商品
名、日本へットフード■製)とを3:1で混合した混合
餌料を、タイの場合は「アジクランプル」(商品名、日
新飼料■製)を餌料ベース原料として用い、これらの餌
料ベース原料各500■gに、各種油0.05■eを添
加、混合した後、水0.7+j!を添加して練り合せ、
試験用の餌料を調製した。なお、油を添加せず、水だけ
で練り合せた餌料を対照として調製した。これらの餌を
、前述した装置の糸に付着して、金魚のついばみ回数を
測定した。それぞれの試験群について1回試験を行ない
、同様の試験を5回繰り返して。
5回分のつい ばみ回数の総和を表1に示した。
表1 表1の結果から、高度不飽和脂肪酸、特にエイコサペン
タエン酸、ドコサヘキサエン酸の含量が高い動物性油の
ほうが、 C18以上の脂肪酸含量の少ない植物性油よ
り、ついばみ挙動に及ぼす効果、すなわち、摂餌刺激効
果が斉く、動物性油においては、特にイワシ油が高く、
植物性油では、コーン油、パーム油が高いことがわかる
以下の実施例においては、摂餌刺激物質を溶かす油とし
てコーン油を用いたが、実際に養殖等の餌料として利用
する場合には浄油、特にイワシ油等を用いれば、摂餌刺
激効果を更に高めることができると考えられる。
実施例1 (全角のついばみ!1ilI激挙動に及ぼす
各種脂肪酸の効果) 各種の脂肪#↓こついて、上記の方法により金魚に対す
る摂餌刺激効果を測定した。すなわち、各脂肪酸をコー
ン油に、濃度5mMとなるように溶解させて試験液を調
製し、この試験液0.05腸!を、試験群T、U、UI
、■はセルロース粉末、試験群V、■はセルロース粉末
と、[スウィミーミニ] (商品名、日本ペットフード
■製)とを3二1で混合した半天然餌料各500mgに
添加、混合した後、水0.7mBを添加して繰り合わせ
、試験用の餌を調製した。なお、対照として、餌料ベス
原料SOO厘gに、コーン油0.05m9と、水0,7
腸βとを添加して繰り合せた餌も調製した。これらの餌
を、前述した装置の糸に付着して、金魚のついばみ@数
を測定した。それぞれの試験群について1回試験を行な
い、同様の試験を5回繰り返しで、 5回分のついばみ回数の総和を表2に示した。
表2 表2の試験群1〜■の結果を総合して判断すると+ C
1fi −Coo 、C2l ) C24の飽和脂肪酸
及び/又は不飽和脂肪酸を含む餌料は、金魚のついばみ
回数が多く、特に、 Cioの飽和脂肪酸であるアラキ
シン酸はその回数が多く、すなわち、摂餌刺激効果が高
いことがわかる。
実施例2(タイとハマチのついばみ挙動に及ぼす高級飽
和脂肪酸の効果) 各種高級飽和脂肪酸について、上記方法により、タイと
ハマチに対する摂餌刺激効果を試験した。すなわち、各
脂肪酸をコーン油に、濃度5mMとなるように′溶解さ
せて試験液を調製し、この試験液0.05m[を、タイ
用には、「アジクランプル」 (商品名、日清飼料■製
)、ハマチ用には、「ぶりモジャコ用No、IJ  (
商品名、オリエンタル酵母工業■製)の餌料ベース原料
500mgに添加、混合した後、水0.7■eを添加し
て練り合わせ、試験用の餌を調製した。なお、対照とし
て、餌料ベース原料500■gに、コーン油0.051
12と、水0.7層βとを添加して練り合せた餌も調製
した。
これらの餌を、前体した装置の糸に付着して、タイとハ
マチのついばみ回数を測定した。それぞれの試験群につ
いて1回試験を行ない、同様の試験を5回繰り返して、
5回分のついばみ回数の総和を表3に示した。
表3 表3の結果から、  CIOの飽和脂肪酸であるアラキ
シン酸はタイ、ハマチ共についばみ回数が多く、すなわ
ち、摂餌刺激効果が高いことがわかる。
実施例3(金魚のついばみ挙動に及ぼすC20不飽和脂
肪酸の効果) 各種のC20不飽和脂肪酸について、上記の方法により
金魚に対する摂餌刺激効果を測定した。すなわも、各脂
肪酸をコーン油に、濃度5mMとなるように溶解させて
試験液を調製し、この試験液0.05−εを、セルロー
ス粉末と、「スウィミーミニ」、(商品名1日本ベット
フード■製)とを3:lで混合した半天然餌料500m
gに添加、混合した後、水0.7−βを添加して練り合
わせ、試験用の餌を調製した。なお、対照として、餌料
ベース原料500Bに、コーン油0.05■βと、水0
.7sI2とを添加して練り合せた餌も調製し゛た。こ
れらの餌を、前述した装置の糸に付着して、金魚のつい
ばみ回数を測定した。それぞれの試験群について1回試
験を行ない、同様の試験を5回繰り返して、5回分のつ
いばみ回数の総和を表4に示した。
表4 表4の結果から、C20の不飽和脂肪酸のなかでは、エ
イコサトリエノイック酸が特についばみ回数が多く、摂
餌刺激効果が高いことがね力しる。
すなわち、実施例1〜3の結果を総合すると、金魚、タ
イ、ハマチのついばみ挙動に良好な効果を示す脂肪酸は
、Cps ) C20 + C22、C24の飽和及び
/又は不飽和脂肪酸であって、そのなかでも特に、C2
Qの飽和及び/又は不飽和脂肪酸は効果が高く、また、
 Cz。の不飽和脂肪酸のなかではエイコサトリエノイ
ック酸が特に効果が高いことがわかる7 実施例4(金魚のついばみ挙動に及ぼす各種濃度のアラ
キシン酸の効果) 餌料ベース原料としてセルロース粉末を用い、上記方法
により、各種濃度のアラキシン酸を含有する餌料を調製
し、金魚のついばみ挙動に及ぼす効果を検討した。すな
わち、アラキシン酸をコーン油に、各種濃度となるよう
に溶解させて試験液を調製し、この試験液0.05m1
を、セルロース粉末5001gに添加、混合した後、水
0.7履!を添加して練り合わせ、試験用の餌を調製し
た。なお、対顔として、餌料ベース原料50011gに
、コーン油0.05sffと、水07−pとを添加して
練り合せた餌も調製した。これらの餌を、前述した装置
の糸に付着して、金魚のついばみ回数を測定した。それ
ぞれの試験群について1回試験を行ない、同様の試験を
5回繰り返して、5回分のついばみ回数の総和を第2図
に示した。
第2図の結果から、コーン油に、アラキシン酸を1 m
M (10−”M)濃度に溶解させた試験液0.051
βを、セルロース粉末500+Hに添加、混合し、水0
.7■βを添加して練り合せた餌料が最も効果が高いこ
とがわかる。そのため、実施例における各種の餌料は、
コーン油に、アラキシン酸を1mMより少し高い濃度、
すなわち5mM濃度に溶解させた試験液を餌料ベース原
料に添加、混合したものを用いた。
実施例5(タイの成長に及ぼすアラキシン酸の効果) アラキシン酸をコーン油に、濃度5mMとなるように溶
解させて試験液を調製し、この試験液0.05sj2を
、「アジクランプル」 (商品名1日清飼料■製)であ
る餌料ベース原#450(Jugに添加、混合した後、
水0.7■2を添加して練り合わせ、試験用の餌を調製
した。なお、対照として、餌料ベース原料500mgに
、コーン油0.05sJ2と、本0.7園!とを添加し
て練り合せた餌も調製した。これらの餌を、それぞれ5
匹のタイに、毎日0.2〜4.0g/1匹ずつ与え、1
2週間飼育して、体重の増加率を測定した。
その結果を第3図に示す、3Aはアラキシン酸を含有す
る餌料を与えたタイの増重率、3Bはアラキシン酸を含
有しない餌料を与えたタイの増重率である。
第3図の結果から、アラキシン酸を含有する餌料は、タ
イの成長を促進することがわがる。
実施例6(ヒラメの成長に及ぼすアラキシン酸の効果) 実施例5で調製したと同様の、アラキシン酸を含有する
餌料と、アラキシン酸を含有しない餌料とを、それぞれ
7匹のヒラメに、@日o4〜50g/1匹ずつ与え、1
2週間飼育して1体重の増加率を測定した。
その結果を第4図に示す。4Aはアラキシン酸を含有す
る餌料を与えたヒラメの増重率、4Bはアラキシン酸を
含有しない餌料を与えたヒラメの増重率である。
第4図の結果から、アラキシン酸を含有する餌料は、ヒ
ラメの成長を促進することがわかる。
実施例7(金魚の成長に及ぼすアラキシン酸とジメチル
プロピオテチンの効果) 下記A−Fの餌料をそれぞれ調製した。
A・アラキシン酸を5mM濃度で含有するコーン油0.
05■βと、1mM濃度のジメチルプロピオテチン溶液
0.7■!とを、餌料ベース原料として小麦粉500m
gを用いて練り合せた餌料B:アラキジン酸を5 m 
M J1度で含有するコーン油0.05mj! ト、水
0.7mQトヲ、小麦粉500mgヲ用いで練り合せた
餌料 C:コーン油0.05w、gと、1mMa度のジメチル
プロピオテチン溶液0.7+aI2とを、小麦粉500
mgを用いて練り合せた餌料 D::]−ン油0.05sI2と、水0.7mffトを
、小麦粉500Bを用いて練り合せた餌料 E、水0.7allを、小麦粉500層gを用いて練り
合せた餌料 F:コーン油0.05■βと、水0.7麿!とを、餌料
ベース原料として天然餌料である「スウィミーミニ」 
(商品名1日本ベットフード■製)  500層gを用
いて練り合せた餌料 Aの餌料は10匹、Bの餌料は10匹、Cの餌料は9匹
、Dの餌料は9匹、Eの餌料は10匹、Fの餌料は9匹
の金魚に、毎日0.1〜2.0g/1匹ずつ与え、5週
間飼育して、体重の増加率を測定した。
その結果を第5図に示す、A−Fの餌料を与えた金魚の
増重率を、それぞれ5A〜5Fと示す。
第5図の結果から、アラキシン酸を含有する餌料Bと、
ジメチルプロピオテチンを含有する餌料Cとは、金魚の
成長を向上させる効果がほぼ同しで、天然餌料Fの効果
に近似するが、アラキシン酸とジメチルプロピオテチン
とを共に含有する餌料Aは、餌料B、Cと比較して金魚
の成長を相乗的に向上させることがわかる。
また、コーン油と水とを含有することは同様で、餌料ベ
ース原料が異なる餌料りと、餌料Fとの比較により、小
麦粉より、天然餌料である「スウィミーミニ」 (商品
名、日本ベットフード■製)のほうが明らかに金魚を成
長させることがわかるが、アラキシン酸と、ジメチルプ
ロピオテチンとを共に含有する餌料Aは、餌料ベース原
料が小麦粉であっても、天然餌料Fより金魚を成長させ
る効果がはるかに高いことがわかる。
「発明の効果」 以上説明したように、本発明の摂餌刺激物質であるC1
− 、 Cx。、C1M 、Czaの飽和及び/又は不
飽和脂肪酸、特にC20の飽和及び/又は不飽和脂肪酸
は、極微量で、魚介類の摂餌を促進し、更に成長をも大
いに促進させる。また、C,、、C,。、c2□、C2
4の飽和及び/又は不飽和脂肪酸とジメチルプロピオテ
チンとを併用することによりその効果が相乗的に向上す
る。
シタカッチ、CIll 、 C20、Czz 、 C2
4の飽和及び/又は不飽和脂肪酸、又はこれとジメチル
プロピオテチンを、各種の餌料ベース原料に添加するこ
とにより、魚介類の臭覚や味覚を刺激し、餌をよく食べ
させるようにして、餌料効率を高めることができ、成長
も促進することができる。また、C+a 、C2Q 、
Czx 、 C22の飽和及び/又は不飽和脂肪酸、又
はジメチルプロピオテチンの添加量は10−”M程度で
最適な効果が得られるので、餌料への添加によるコスト
の上昇も僅かであると考えられる。
すなわち、本発明は、これまでに使用されてきた生餌や
魚粉配合餌料にC18 、 Cz。、C22 、 C2
2の飽和及び/又は不飽和脂肪酸、又はこれとジメチル
プロピオテチンを添加し、その餌料効率、及び成長促進
効果をさらに高める用途や、これまで用いられてきた餌
料組成の一部あるいは全部をさらに装置な合成物あるい
は天然物で置き換え、その摂餌、及び成長率の悪さをC
,、、C,、、C,□、C24の飽和及び/又は不飽和
脂肪酸、又はこれとジメチルプロピオテチンの添加で改
良する用途などに適用することができ、養殖業に新たな
展開を期待できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は摂餌刺激効果の実験に用いた装置を示す概略説
明図、第2図は金魚のついばみ挙動に及ぼす各種濃度の
アラキシン酸の効果を示す図表。 第3図はタイの成長に及ぼすアラキシン酸の効果を示す
図表、第4図はヒラメの成長に及ぼすアラキシン酸の効
果を示す図表、第5図は金魚の成長に及ぼすアラキシン
酸とジメチルプロピオテチンの効果を示す図表である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)C_1_8、C_2_0、C_2_2、C_2_
    4の飽和及び/又は不飽和脂肪酸から選ばれた少なくと
    も一種からなることを特徴とする魚介類の摂餌刺激物質
  2. (2)C_1_8、C_2_0、C_2_2、C_2_
    4の飽和及び/又は不飽和脂肪酸から選ばれた少なくと
    も一種と、ジメチルプロピオテチンとの組合せからなる
    ことを特徴とする魚介類の摂餌刺激物質。
  3. (3)C_2_0の飽和及び/又は不飽和脂肪酸を含む
    請求項1又は2記載の魚介類の摂餌刺激物質。
  4. (4)魚介類用の餌料ベース原料と、C_1_8、C_
    2_0、C_2_2、C_2_4の飽和及び/又は不飽
    和脂肪酸から選ばれた少なくとも一種とを含むことを特
    徴とする魚介類の餌料。
  5. (5)魚介類用の餌料ベース原料と、C_1_8、C_
    2_0、C_2_2、C_2_4の飽和及び/又は不飽
    和脂肪酸から選ばれた少なくとも一種と、ジメチルプロ
    ピオテチンとを含むことを特徴とする魚介類の餌料。
  6. (6)C_2_0の飽和及び/又は不飽和脂肪酸を含む
    請求項4又は5記載の魚介類の餌料。
  7. (7)前記C_1_8、C_2_0、C_2_2、C_
    1_4の飽和及び/又は不飽和脂肪酸から選ばれた少な
    くとも一種を10^−^9〜1Mの濃度で含有する請求
    項4〜6のいずれか1つに記載の魚介類の餌料。
  8. (8)前記ジメチルプロピオテチンを10^−^9〜1
    Mの濃度で含有する請求項5〜7のいずれか1つに記載
    の魚介類の餌料。
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