JPH04126085A - ネコ免疫不全ウイルスの遺伝子rnaに相補性を示すdna - Google Patents

ネコ免疫不全ウイルスの遺伝子rnaに相補性を示すdna

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JPH04126085A
JPH04126085A JP2206218A JP20621890A JPH04126085A JP H04126085 A JPH04126085 A JP H04126085A JP 2206218 A JP2206218 A JP 2206218A JP 20621890 A JP20621890 A JP 20621890A JP H04126085 A JPH04126085 A JP H04126085A
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JP
Japan
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dna
gene
fiv
sequence
plasmid
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Application number
JP2206218A
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English (en)
Inventor
Akira Hasegawa
明 長谷川
Noboru Maki
昇 槙
Takeshi Kenjo
彪 見上
Masanori Hayamizu
速水 正憲
Miho Saito
斎藤 美保
Tomoko Date
朋子 伊達
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Tonen General Sekiyu KK
Original Assignee
Tonen Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ネコ免疫不全ウィルスの遺伝子RNAに相補
性を示すDNA、該DNAを含むプラスミド及び発現ベ
クター、該発現ベクターを含有する形質転換体、該形質
転換体を培養して得られる組換え型ネコ免疫不全ウィル
スポリペプチド、並びに該ポリペプチドを含有するネコ
免疫不全ウィルス感染診断用検査薬に関する。
[従来の技術] 後天性免疫不全症候群(^cqaired Iamnn
odelieienc757nd+om;AIDS)は
、ヒト免疫不全ウィルス(IIIV )が引き起こす重
篤な免疫不全症であり、現在では全世界的に広がりつつ
ありその治療法の開発が望まれている。
AIDSの原因ウィルスとしてRNAを遺伝子として持
つレトロウィルスであるヒト免疫不全ウィルス1型(H
IV−1)が最初に発見、分離され[M、^Grand
  ら、  P+oe、 N5ll、 Acxd、 S
ci、、 U、 S、 A、 、 vol、 Hp、4
007.1986 ] 、また最近においては、パスツ
ール研究所のグループによって、^IDsの新しい病因
ウィルスとして西アフリカのAIDS患者よりヒト免疫
不全ウィルス2型()IIV−2+が発見、分離されて
いる[F、 C1ryelら、 N5lu+e (Lo
ndon)、 Yol、 324. p691、+91
11コ 。
一方、AIDSウィルスに類似するレトロウィルスがサ
ルからも発見、分離されている。たとえば、ベンカルザ
ルヨリSIV−MAC[Ntvmitk ら、 Nx1
o+e(Lon+1on)、Vol、326.  p、
548.1987] 、またアフリカミドリザルより5
IY−八GMが発見、分離されている。
ネコにおいては、最近、米国においてペタルマ株が単離
され、その遺伝子のクローニングが報告されたのみであ
る[R^、 Olmtled ら、 P、 N、 A、
 S、 p2448 (1989) コ。このウィルス
に感染することにょりその臨床像としては、様々な口内
炎、慢性呼吸器疾患、慢性皮膚疾患、白血球減少、各種
日和見感染症等が報告されている( l1hi+liら
、Ipn、  ]V+1.Sei、50. 39. 1
988)。
このウィルスの抗原性は、HIV、5IVBIV、VM
V血清などとは反応しないことが知られている。現在F
IV感染症の診断は実験室において抗体の検出により行
なわれているがこの方法は、感染リンパ球を抗原とした
間接蛍光抗体法、精製ウィルスを抗原としたウェスタン
プロット法が行なわれているのみである( Ped+z
tnら。
5cience、 235. 790. 1987)。
[発明が解決しようとする課題] エイズの原因ウィルスである!(IVにおいては、個々
のウィルス間でその塩基配列が変異しており、その多様
性が見いだされている。このウィルスは場所によりある
いは経時的に変異し、遺伝的な均一性がないため、この
ウィルスに対するワクチンの開発には多くの困難がある
。従って、エイズウィルスについての遺伝子の十分な解
明が望まれている。
IIIV−1,2については、その一部のウィルスにつ
いて全塩基配列が決定されている:B、 R,5ure
cbら、  Ce1l、Vol、45.L637(19
86)  ;M、Gu7xd++  らN+lu+e 
(Lon6on)、 Vol、 326. p、 66
2 、1987) oまた、SIV−MAC、5IV−
八GVについても全塩基配列か決定されている[M、 
Fuka+xvsら Niu++、vol、 333.
 No。
6172、  p、457f1988):H,Toji
mo+o、Ns+:o++、woli41No、 62
42.  p、 539 (1989)コ。しかしなが
ら、ネコ免疫不全ライ/l、 7. (FIV) ニラ
ul テハ、FIV−P+l+lum1の全塩基配列が
決定されているに過ぎない[P、NA、S、、Vol、
86.p、5743(19R9)コ。
また、上述の公知診断方法では、ネコ免疫不全症候群関
連抗原以外の非特異的な反応を示す抗原をも含んでおり
、このような抗原の非特異的免疫反応によりいわゆる偽
陽性の検体が生じFIV感染の診断精度が低下するとい
う問題があった。
本発明者らは、FIV−7M2株について研究を重ねた
結果、FIV−7M2株の遺伝子RNAに相補性を示す
DNAの全塩基配列を決定することに成功した。そして
この成功により新たなエイズウィルスのワクチン、診断
薬の開発が可能となり得ることを知見し本発明を完成す
るに至った。
本発明の目的は、上記の従来技術の問題点を克服し、F
IVに対する抗体と特異的に反応する高い抗原性を有す
るポリペプチドの遺伝子工学的生産法を開発すること、
およびこのペプチドを抗原として用いたFIV感染の診
断において極めて高感度で精度良く診断できる検査薬を
提供することである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、ネコ免疫不全ウィルス(FIV−7M2 )
の遺伝子RNAに相補性を示す、第1図に示される読み
取り枠に従って、gag、pop、vif及びenv領
域に対応する第1図に示されたアミノ酸配列をコードす
るDNAを提供する。
本発明のFIV−7M2の遺伝子RNAに相補性を示す
DNAの単離及びクローニングは、以下のようにして行
なうことができる。
ネコより末梢血を採取し、フィコールを用いた遠心法に
により末梢血単核球細胞(PBMC:Pstiphs口
l Blood Mononaelex+ Ce1l)
を調製することによりウィルス感染を受けた細胞を得る
。この細胞をコンカナバリン−A1インターロイキン−
2の存在下に培養し、正常ネコより分離したPBMCと
共に更に培養し、染色体外DNAを単離することにより
、レトロウィルスのRNAに相補性を持つDNAにより
主として構成される二本鎖DNAが得られる。FIV−
7M2のIIIIAに相補性を示すD11人は、その全
配列中に存在する制限酵素認識部位として、5IC1部
位を有することが明らかとなり、この制限酵素認識部位
を利用することによって、本発明のDNAのクローニン
グを有刺に実施することができる。
PBMCから染色体外DNAとして得られた本発明のD
NAクローニングは、以下のようにして行なうことがで
きる。
得られた染色体外DNAを制限酵素5iclで消化し、
他方同様に5te1部位を唯一箇所制限酵素認識部位と
して有するラムダファージベクター、例えば、ラムダザ
ップ等を用いてこれを5zclで消化する。
消化欲得られる両者のDNAを通常の連結Iくソファ−
中でT4DN^リガーゼ存在下に反応させて結合する。
次いで、得られた反応液を用いて!n vil+odッ
ケージング反応を行ないファージ粒子を構成する。この
ファージ粒子をラムダファージに感染性の大腸菌、たと
えばに−12株LE392 (^TCC33572)等
に感染させて、寒天培地上に培養しラムダファージの溶
菌プラークを形成させる。このプラークが形成された寒
天培地上にニトロセルロース膜を密着させてラムダファ
ージの一部をニトロセルロース膜上に固定化しブラーク
ツ\イブラダイゼーション法により、目的とするFIV
−7M2のJilt^に相補性を有するDNAが組み込
まれたファージプラークを同定する。これに用いるプロ
ーブとしては、FIVPelxlomx由来のgag−
pol遺伝子を含む断片をそれぞれニックトランスレー
ンコン法によりラジオアイソトープにより標識したDN
Aを使用することができる。このプローブとハイブリダ
イズするファージプラークよりFIV−7M2のRN 
Aに相補性を有するDNAが組み込まれたラムダファー
ジDNAが得られる。このようにして得られるFIV−
7112のRNAに相補性を示すDNAが組み込まれた
ラムダファージDNA  (例えば、L1mbds2A
P−FIV−7M2 DNA)を更に形質転換可能な大
腸菌112株1ト1119 [1,1!c++ingG
ene、  33. 103 (1985)コにクロー
ニングベクターpHc11Bを用いてサブクローニング
を行なう。即ち、例えば、ラムダ2AP−F IV−7
M2を制限酵素5xel’t’消化し、得られる断片を
同様の制限酵素部位を有するプラスミド、例えば、pH
clI8又はpIlcII9 [M+++ing   
ら 、Msthod   in   Enzy INo
log7.Vol、I53.   H3−111987
]等に組み込む。得られるプラスミドを用いて大腸菌を
形質転換しアンピシリン等の抗生物賀耐性をマーカーと
して形質転換体を選択し、形質転換体から通常の方法、
例えばアルカリ抽出法により、目的とするFIV−7M
2のRNAに相補性を示すDNAを得ることができる。
このようにして得られたプラスミドを制限酵素Sgcl
で消化することにより、本発明のFIV−T1i2のR
NAに相補性を示すDNAが得られる。
またこのプラスミドは、FIV−7M2のウィルス構成
蛋白質を発現するための発現ベクターの構築等に用いる
ことができ、かかるプラスミドを提供することも本発明
の目的の一つである。このようなプラスミドとしては、
上記したように pUClill 1mFIV−7M2
 (7)RNA l:相補性を示すIIIIAが組み込
まれたプラスミド(pFIV−7M2又ハpFIV−g
B (Nc。
1]・第3図参照)以外にも、例えばpUc119等の
pUC系プラスミド、pBR322などのpBll系ベ
クター等の通常使用される大腸菌由来のプラスミドにF
IV−7M2のRNAに相補性を示すDNAを組み込ん
だプラスミドなどが挙げられる。
本発明のDNAの単離及びクローニングは、上記した方
法に限定されず他の通常の方法によっても行なうことが
できる。即ち、例えばネコから採取したリンパ球を培養
し、得られた感染細胞の染色体に組み込まれたFIV−
7M2のl1NAより通常の方法に従い単離及びクロー
ニングを行なうこともできる。
本発明のDNAが組み込まれたプラスミドfpFIVT
M2]を各種の制限酵素Db+I、Bxmt11,1l
indl[[、PH3+el、 EeoRl、 Bgl
 II )などによって切断することにより第2図に示
したFIV−7M2のRNAに相補性を示すDNAの各
種制限酵素地図を作成した。この制限酵素地図を基にF
IV−7M2のDNAの各種制限酵素による切断フラグ
メントを調製し、各フラグメントをプラスミドpUc1
18.119などにサブクローニングし、得られるサブ
クローンを用いて一本鎖ファージDNAを調製し、MI
3 ジテオキン法[F、 5anHtら。
P+oc、  N+Il   ^c !d、sei、、
Vo1.74.   pj463(1977) コ  
によって各フラグメントの塩基配列を決定した。
このようにして、FIV−7M2のRltAに相補性を
示す本発明DNAの全塩基配列を決定し、その全塩基配
列を第1図に示した。
本発明で対象とするDNAは、第1図に示されるものに
限定されず、第1図に示した塩基配列と実質的に同様の
作用を示すDNA、例えば遺伝子コードの縮重に基づく
第1図に示した塩基配列の誘導体、第1図に示した塩基
配列の一部が欠失した又は一部が修飾された誘導体も包
含される。
第1図に示したように、rlV−7M2のRNAに相補
性を示すDNAは、9326の塩基対[bp)からなる
。その遺伝子の構成は、第2図に示したように、レンチ
ウィルスで見られる構成と同じであり、5’LTRgB
−pot−yil−eny−3LTRで示される構成を
している。FIV−7M2に特徴的な点は、tnマ領域
の部分に4箇所の小さなオープンリーディレグフレーム
を有することである。これらの構成について以下に説明
する。
1) L T R遺伝子 LTR遺伝子は、ウィルス遺伝子の両側に存在しウィル
スの増殖に必須であり、また細胞の染色体DNAへのイ
ンチグレートに重要な役割を有するもノである。FIV
−7M2 ノLTR遺伝子は、362bpからなり、そ
の構成エレメントは、U3.R,U5であり夫々 21
5bp、 78bp、 69bpからなる。LTR遺伝
子には、第1図に示したようにプロモーター、ポリA付
加フグナル、プライマー結合部位fPBs] すどが存
在している。
2)gag遺伝子 gig遺伝子は、ウィルス粒子の内部構造を構成する蛋
白質の前駆体ポリペプチドをコードする遺伝子である。
FIV−丁M2のgag遺伝子は、634から1980
までのヌクレオチドに相当し 450個のアミノ酸をコ
ードしている。11g遺伝子によりコードされる前駆体
ポリペプチドは、プロツセシングを受けて3つの蛋白質
p 17.  p 2g、  p 10になる。11g
遺伝子により通常もっとも大量のウィルス、蛋白質が発
現されるので、かかるウィルス蛋白質に基づいてウィル
ス抗原を検出することができる。従って、glt遺伝子
のIINAに相補性を示すDNAは、ウィルスの感染を
診断する検査薬あるいは治療薬の開発に有用である。従
って、本発明は、第1図に記載の本発明DNAによりコ
ードされるアミノ酸配列のうち、gag領域に対応する
アミノ酸配列をコードする塩基配列を含むDNAも提供
する。
かかるg1g遺伝子のRNAに相補性を示すDNAは、
例えば、Sx+1−Xbtlなどの制限酵素によって切
りだすことができる。
3)pol遺伝子 pal遺伝子は、逆転写酵素をコードする遺伝子であり
1875から5247までのヌクレオチドに相当し、1
124個のアミノ酸をコードしている。また、その塩基
配列のうち105bpが111遺伝子とオーバーラツプ
している。
4)vif遺伝子 マ百遺伝子は、FIV−7M2遺伝子の中心部に位置し
ており5242から5994までのヌクレオチドに相当
シ251アミノ酸をコードしている。
5) e n v遺伝子 enマ遺伝子は、ウィルスの感染能を規定するウィルス
粒子の表面の糖蛋白質をコードする遺伝子である。62
70から8836までのヌクレオチドに相当し、外部糖
蛋白質(EGP)  とトランスメンブレン蛋白@ (
TMP) との前駆体ポリペプチドをコードしている。
enマ遺伝子は、ウィルス感染性を決める糖蛋白質をコ
ードするものであり、従ってeny遺伝子、すなわちe
nマ遺伝子のRNAに相補性を有するDNAは、ネコ免
疫不全症候群に対するワクチン、診断薬等を開発するた
めの極めて有用な手段となりえるものである。それゆえ
、本発明はまた、第1図に記載の本発明DNAによりコ
ードされるアミノ酸配列のうち、env領域に対応する
アミノ酸配列をコードする塩基配列を含むDNAも提供
する。enマ遺伝子のRNAに相補性を示すD N 1
.は、例えば、制限酵素PHIなどで消化することによ
りFIV−7M2のDNAから切りだすことができる。
本発明はまた、第1図に示される本発明DNAによって
コードされるポリペプチドの全部または一部をコードす
る塩基配列を有し、必要に応じて5′末端にメチオニン
をコードするコドンを有するDNAが、プロモーターの
下流に存在するベクター内のクローニング部位に導入さ
れて含むことを特徴とする発現ベクターを提供する。ベ
クターとしては、プラスミド、ファージなどの慣用のベ
クターが使用できる。またプロモーターとしては、大腸
菌、ファージ、酵母菌等に由来の慣用のプロモーターが
挙げられ、後述の実施例ではトリプトファン合成酵素オ
ペロン(T+pP)が使用される。
本発明の発現ベクターの作製方法を以下に説明する。こ
こではFIVのgag領域遺伝子をコードする発現ベク
ターの作製を例示するが、その他の本発明DNA又はそ
のDNA断片の場合にも類似の方法で作製することがで
きる。
プラスミドpFIV−(B 1Ncollの作製(第3
図参照)FIV−7M2の遺伝子をコードするプラスミ
ド(pFIマーTM2)より制限酵素Hindm−Ee
oRIを用いて完全に切断後、gigの5′側をコード
する707塩基対のフラグメントを常法に従い低融点ア
ガロースゲル電気泳動にて分離し、回収した。得られた
フラグメントをクローニングベクターM131マ19を
Hindl[[EcoRlにて切断したものと74−D
NAリガーゼにて結合し、この反応液を用いて大腸菌に
一12株JMINを形質転換し、LB−プレート上にて
白色を呈する形質転換細胞を選択した。得られたクロー
ンがら、アルカリ法によりプラスミドを抽出し、制限酵
素分析によって目的とする組換え体であることを確認し
た。この培養液より常法により一本鎖DNAを調製した
得られた一本鎖DNAを用いてFIV−11gの開始コ
ドンの上流に制限酵素認識部位Neolの導入を、TA
KARA M+NtnTM−Gキットを用いてマニュア
ル通りに実施した。−本鎖DNAとM 13mp P 
(M 13IIp18のマルチクローニングサイトを含
むpvu n断片を欠失させたファージ)の二本鎖DN
AをPyo 71にて消化したものとアニーリングバッ
ファーを混合しGapped−dupltx D、N^
を形成させた。この溶液に変異導入用合成オリゴマー(
pCATTCCCCATGGTGCTGTAGA)を混
合し、65℃で15分間、37℃で15分間静置した後
、エクステンンヨンバッファ DNAリガーゼ、T4D
NAポリメラーゼを加え25℃で2時間反応を行った。
その後0.2M ED丁^(pH8)を加えて65℃で
5分間加熱し反応を停止させ、この溶液を用いて大腸菌
BMH71−18malsを形質転換した。
SOC培地と共に1時間培養後、上溝を遠心後回収し、
大腸菌M V 1+84培養液と共にLBプレートにて
プラークを形成させた。得られたプラークから常法によ
りプラスミドDNAを抽出し、制限酵素分析及び塩基配
列の決定により目的のクローンであることを確認した。
得られたプラスミドを制限酵素E+oR1−Rin+!
m(各8ユニツト)により切断後、低融点アガロースゲ
ル電気泳動法により約0.7Kbのフラグメントを分離
、抽出した。pFIV−7M2より制限酵素EcoR1
−Xbxlにて消化後、常法により低融点アガロースゲ
ル電気泳動法によりgag遺伝子の後半部分に相当する
1287塩基対のフラグメントを抽出した。
得られたフラグメントをクローニングベクター1pBl
c++++ipt:SK (−)]をEcoRI−1b
tlにて切断したベクターと共にTADN人リガーゼに
より結合し、大腸11に−121M109株に形質転換
した。得られた形質転換細胞よりプラスミドDNAを調
製し、制限酵素分析により目的のクローンを選択した。
得らたれプラスミドをEcoRl−Hindmにより完
全に消化後、低融点アガロースゲル電気泳動法により分
離、抽出した。得られたフラグメントと先に得たgag
の5″側−に相当する約0.7KbのフラグメントをT
4−DN人リガーゼにより結合し、大腸菌に−121M
109株を形質転換した。
得られた形質転換細胞から常法によりプラスミドを抽出
し、制限酵素分析及び塩基配列の決定により目的のクロ
ーンであることを確認した。得られたプラスミドをpF
IV−gB [Neoll と命名した。
このプラスミドは大腸菌株に移入され、E+chc+1
cbin +oli  1M109/pFIV−gIg
[Neol  (平成 2年 7月16日付寄託、微工
研菌寄第11611号)として寄託されている。かかる
プラスミドpFIV−gsg 1Ncollも本発明の
範囲に包含される。
FIV−g1g発現用ベクターの作製(第4図参照)p
AT−T+pE−TGF−αIIをE(ORI−3l 
l lにて切断後、常法により低融点アガロースゲル電
気泳動にてベクターフラグメントを分離、精製した。E
coRICljl−Ncol−Xbzl −S+11部
位を有する合成フラグメン ト pAATTCATCG
ATACCATGG丁CTGAACAC丁CTAGAG
、pTCG^CTCTAGAGTGTTCAGACCA
TGGTATCGATGをベクターフラグメントと混合
し、T4−DN人りガーゼにより結合し、大腸菌K12
88101株を形質転換した。得られた形質転換細胞よ
り常法によりプラスミドDNAを抽出し、制限酵素分析
により目的とするものであることを確2した。この発現
用プラスミドをpAT−T+pE−Neoと命名した。
pAT−丁+pE−Neoを制限酵素Neo14btl
 にて消化後、常法によりベクターフラグメントを低融
点アガロースゲル電気泳動により分取した。
先に作製したpFIV−gB [Neollを上記と同
様に処理し、1570塩基対よりなるgagフラグメン
トを同様に調製した。
これらのフラグメントを混合し、T4DNA リガーゼ
により結合し、大腸菌K1288101株を形質転換し
た。得られた形質転換細胞から常法によりプラスミドを
調製し、制限酵素分析を行い目的とするものであること
を確認した。得られたプラスミドをpAT−T+pE−
FIVgBと命名した。このプラスミドは大腸菌株に移
入され、Eicb!rich目coli HBIOI/
pAT−T+pE−FIVg+g (平成2年7月16
日付寄託、微工研菌寄第11613号)として寄託され
ている。
FIV−zB直接発現型ベクターの作製は、以下のよう
に行なう。
pAT−T+pE−FIVgBを制限酵素C1g1にて
切断後、68℃にて酵素を失活させた後このうちの 1
/10を用いてT4DNA リガーゼにて再結合を行っ
た。この反応液を用いて大腸!lK1211BIOI株
を形質転換し、得られた形質転換細胞から制限酵素分析
により目的とするプラスミドを確認した。得られたプラ
スミドをpAT−FIVgmgと命名した。このプラス
ミドは大腸菌株に移入され、Etehe+1ehiz 
coli FIBIOI/pA丁づlVgB (平成2
年7月16日付寄託、微工研菌寄第11612号)とし
て寄託されている。
本発明の実施態様により、本発明は発現ベクターとしテ
pAT−T+pE−FIVgig及びpAT−FIVg
Bを含む。
本発明は、さらに、上述の本発明発現ベクターで宿主を
形質転換して得られた形質転換体を提供する。宿主とし
ては、大腸菌、枯草菌、酵母などのこの分野で慣用され
る微生物が使用できる。好ましくは、宿主は大腸菌、例
えばE、  coli 88101株である。形質転換
は常法に従って行うことができ、例えば大IiImの場
合には、M*na+lらの方法:Mxnd+l、 Mx
ad とRig&、A、、  I、Ll、Biol、5
3. 159(1970)]で実施し得る・。
さらに、本発明形質転換体を以下に示すように、適切な
培地中で培養して組換え型ネコ免疫不全ウィルスポリペ
プチドを得ることができる。従って、本発明は組換え型
ネコ免疫不全ウィルスポリペプチドをも提供するもので
ある。本明細口中、「組換え型ネコ免疫不全ウィルスポ
リペプチド」は、組換え操作で得られた、FIVポリペ
プチド及びFIVポリペプチドを含むポリペプチドを意
味する。ここで、FIVポリペプチドは、本発明DNA
又はそのDNA断片によりコードされるポリペプチドを
いう。
pAT−ThpE−FIVg墨gで大腸菌!12 HB
IOIを形質転換した後、LB培地中アンピンリン(s
oi / ml )存在化37℃にて一晩培養した。こ
の培!lte、をM9CA培地に加え吸光度が600 
amにおいて約03となるまで培養を行いβ−インドー
ルアクリル酸を20/75/muの濃度になるように加
え更に6時間培養を行った。この培養液の一部を遠心に
より菌体を沈殿後、U、 K、 Lxcmml i等の
方法[N暑1ure、 vol、227611LH5t
197D)]に従って調製した試料用緩衝液を加えlO
分間買沸後、10−20%のポリアクリルアミドのグラ
ジェントゲルで電気泳動を行った。泳動後、HTovb
inらの方法[Proe、 N+ll、 Aetd、 
Sc[ISA、lJ、  435G−4354(190
1]に従ってWesternブロッティング分析を行っ
た。−次抗体は、FTV感染ネコ血清を用い、二次抗体
はC+ppel xn+csf IgG(H+L) I
IRPを用いた。以上の方法で発現を確認後、菌体を0
. IM Th1s [pH8,5)中で超音波破砕し
、不溶性画分を遠心により集めた。この両分を1〜7M
尿素にて抽出後、8M尿素を、含むl0mM DTT。
IM NaC1,G、 LM T+i+−HCl溶液に
て45℃で60分間加熱し抽出した。このようにして得
られたThpE−FIVgig融合蛋白質の精製度は約
60%であった。
得られた前記融合蛋白質は、例えばプロテアーゼ処理も
しくは臭化シアン処理により限定分解を行うことによっ
て、FIV−Hg蛋白賀またはその断片に分離してもよ
い。
あるいは、pAT−ThpE−FIVgBと同様に、例
えばFIV−gB直接発現型ベクターpAT−FIVg
Bで大腸菌株を形質転換し、ベクターを発現させた場合
には、FIV−gB蛋白質を直接部ることができる。
ThpE−FIVgxg融合蛋白質、plV−ggg蛋
白質、これらの蛋白質断片などの本発明組換え型FIV
ポリペプチドは、FIV−1M株(丁M1及び7M2)
感染ネコ血清中のFIV抗体と高感度、高精度で抗原抗
体反応することが分かった(第5図)。このとき、該ポ
リペプチド抗原はF!LV (ネコ白血病ウィルス)感
染ネコ血清とは陰性反応(第6図)を示すことから、F
IV感染の診断に極めて有効に使用し得る。
従って、本発明はまた、組換え型ネコ免疫不全ウィルス
ポリペプチドを抗原として含有するFIV感染診断用検
査薬を提供する。
上記のようにして精製したポリペプチドを用いて以下に
示す検査方法を行なう方が良好な結果を示すが、場合に
よっては菌体破砕後の抽出物をそのまま用いてウェスタ
ンプロット法により検出することも可能である。
次に上記方法により得られたポリペプチドを抗原に用い
てFIV感染ネコを診断するための検査薬について述べ
る。
この検査薬は、ポリペプチドを抗原として、被検液中か
らこの抗原と抗原−抗体反応を生じるgagに対する抗
体を検出することでFIV感染を診断するものである。
この被検液にはFIVへの感染の診断を望むネコから常
法により血液を採取し分離された血漿または血清、ある
いは、これを適当な緩衝液により希釈したものを用いる
FILggg蛋白質ニヨルELISAを用イタFIV−
1B抗体の検出法は、以下のように行う。
EL I SA用マイクロプレートに15.2t19 
/ mlの濃度の丁+pE−FIVgag蛋白質(抗原
)を50埒、/ vt l lずつ分注し、4℃にて一
晩放置する。抗原を捨てた後PBSにて洗浄後、3%ゼ
ラチン/PBS溶液を0.1 ml/wel1分注し室
温で1時間放置する。更にTPBS溶液にて洗浄し、抗
体希釈液にて希釈したネコ血清を加え、室温で1時間放
置する。丁PBS溶液にて2回洗浄後、二次抗体として
rnti−cltgG IIRPを用い50/#/ye
llずつ分注する。丁PBSにて洗浄後発色液を加え、
1時間静置した後、吸光度を波長415nmにて測定す
る。
このような方法以外にも、抗原−抗体反応によって生じ
る不溶性担体粒子上の凝集反応を検出する方法が挙げら
れる。精製度が不十分な場合にはウェスタンプロット法
により検出することが望ましい。
本発明により、 1) Fi1’−7M2の遺伝子RNAに相補性を示す
DNAの全塩基配列から推定される、FIL丁M2が作
る蛋白質のアミノ酸配列により、診断用検査薬、治療薬
、ワクチンなどの開発に有用な蛋白質の合成が可能とな
った 2) FIV−7M2の遺伝子RNAに相補性を示すD
IIAを含むプラスミドに基づきFIV−7M2のウィ
ルス構成蛋白質を発現するための発現ベクターを構築す
ることができた 3) rnt遺伝子のDNAによりネコ免疫不全症候群
に対するワクチン、診断用検査薬等の開発が可能となっ
た。同様に% g1g遺伝子のDNAによってもワクチ
ン、診断用検査薬等の開発が可能となった。
以下の実施例により、本発明を更に詳細に説明する。
[実施例コ 酵素、DNA 各種制限酵素は、宝酒造、日本ンーン、ファルマシアよ
り購入したものを用い、酵素反応に用いる緩衝液は、1
0倍濃度のものを調製した。滅菌は、オートクレーブに
より行なった。各緩衝液の組成は、制限酵素に添附され
ている説明書を基本的に採用した。
TdDN人りガーゼは、ファルマシアのものを使用し、
反応用緩衝液は、50mM l−リス塩酸(pH7,5
) 。
10mM塩化マグネシウム、  1mM DTT、1m
M^丁Pとなるようにして、16℃にて一晩反応した。
クローニング用ファージベクターは、Sllllege
ne社製のラムダXAPを用いた。
クローニング用プラスミドとしては、宝酒造製のpUc
llL 119を用いた。
塩基配列決定用のベクターとしては、ファルマシア製の
M13mp18.19を用いた。
n yi!toパッケージングには、St+[BCnc
社製の、GiBptekを使用した。
染色体外DNAの抽出 ウィルスに感染している、ネコ末梢血単核球を、lOn
/ml濃度になるようにコンカナバリンAを加え10%
胎児血清100u/mlのヒト組み換えインターロイキ
ン2を含むRP M I 1640培地にて72時間培
養を行なう。
ハートらの方法[]、Mo1.Bio1.,26. 3
65(1967)]に従って、染色体外DN^fExf
++ch+omo+omgl DNA)を、調製した。
107細胞に対して染色体外DNA、0.6%SDS、
 lomM EDTA fpH7,5) 1mlを加え
、ゆっくり回転して攪拌を行なう、4℃で8時間放置後
、17000 gで30分間遠心し、上溝を得る。この
溶液を、さらにプロナーゼに処理し、フェノール処理を
行ない、エタノール沈澱を2回繰り返したものについて
、以後の実験に用いた。
染色体外DNA中の制限酵素認識部位の検出クローニン
グを行なうに当たって、染色体外DNA中に唯一存在す
る制限酵素の切断部位を検出するために、染色体外DN
AをX br I、PIII、Hindl[[、Pil
l、5l(Iの5種類の制限酵素によって切断し、07
%アガロースゲル電気泳動を行なった。このゲルをサザ
ーン法により、ニトロセルロースフィルターに転写し、
ハイブリダイゼーションを行なった。プローブは、FI
V−Pe+!11株由来の、Hg−pol領域を含む、
4キロベースのDNAをニックトランスレーション法に
より、32−Pでアイソトープラベルしたものを、使用
した。
ニックトランスレーションは、アマジャム社製のキット
を用い、非活性として、1xlO7epm/■DNAを
有するプローブを得た。ハイブリダイゼーションは、3
0%ホルムアミド、6!SSC、5xDt山+dl’s
、0.5%SDS存在下、I!106cp++/*とな
るようにプローブを加えて、42℃で18時間行なった
。洗浄の条件としては、2!SSC/ 0.1%SDS
で50度、30分後、 0.5rSSC10,1%5D
S1.−7.50℃15分間行なった。このフィルター
を一70’Cで、−晩露出させ現像した。この結果より
、染色体外DNAは5xclにて一箇所切断させること
が示された。
染色体外DNAライブラリーの作製 染色体DNA(2mg)を制限酵素Sx+I (10u
nil)にて完全に切断後、反応液を、等量のフェノー
ル/クロロホルム(1: 1)混液にて2回抽出を行な
い、2等量のエタノールを加え、−80’C130分間
放置後、遠心によりDNAを沈澱として得た。
沈澱を、20m1のT E (pH8,0)に溶解し、
115量、4 ml (400量g)に、12AP (
Stel)  1 mgを加え、全量を10m1になる
ようにして、T4−DNAリガーゼと一晩反応した。こ
の反応液の半量を用いて1nマit+oパツケ一ジング
反応を行なった。得られたパッケージング反応液05m
1より一部を採り、10倍、100倍希釈したものを用
いて、タイトレージョンを行なった。タイトレージョン
は、指示菌として、大腸菌に一12株LE392を用い
た。軟寒天培地中に塩化マグネシウムを含むLB培地に
て一晩培養した、指示菌を加え希釈したファージ溶液を
加えLB培地に重層し37℃で一晩培養した。出現した
プラーク数を数えて、このライブラリーのタイターとし
た。
ファージライブラリーのスクリーニングFIV−TM2
 +7) D N Aを有す677−’; (5ムダ2
AP−F IV−丁M2)のスクリーニングは、得られ
たファージライブラリーよりブラークハイプリダイゼー
シジン法により行なった。1枚のプレートについて、約
5千個のファージプラークが出現するようにまき、合計
5万個のプラークについて、行なった。
ニトロセルロースフィルターにプラークを写し取り、常
法に従って、プラークハイブリダイゼーションを行なっ
た。プローブとしては、FIV−PNxluma株由来
のgig−pol領域をコードする 27キロベースフ
ラグメントを、ニツクトランスレーンジン法によりアソ
トープラベルしたものを用いた。ハイブリダイゼーショ
ンの条件は前に記したものと同様の方法にて行なった。
得られたシグナル陽性を示すプラークを単一なプラーク
として得られるまでこの操作を繰り返し行なった。
クローン化されたFIV−7M2のサブクローニングハ
イブリダイゼーシランにて陽性を示す単一プラークをプ
レートからかき取り硫酸マグネシウムを含むLB培地に
て37℃、8時間培養した。得られた培養液にクロロホ
ルム1滴を加えて、激しく攪拌し、3000 gにて1
0分間遠心を行なった。得られた上清に3M緩衝液(5
0mM T+1s−HCI (pH7,0)10mM 
 Mgc1210.2%G山1in)を等量加え、DN
I+eを加え、室温で30分間放置する。この溶液に2
0%P E G 600072.5M塩化ナトリウム溶
液半等量加え、水中にて1時間放置した後、 +ooo
cgにて遠心した。得られたファージの沈澱を03m1
の3M緩衝液に懸濁し、等量のクロロフォルムを加えて
良く混ぜ合わせ、遠心し、水層を分離した。この操作を
繰り返し、ポリエチレングリコールを除去した。水層に
、最終濃度5mMとなるようにEDTA及び、2511
Mとなるように塩化ナトリウムを加えた後に、フェノー
ル抽出を行なった。この操作を、再度繰り返し、エタノ
ール沈澱によりDNAを回収した。以上のようにして得
られた、+2AP−FIV−7M2DNAを、制限酵素
S+clにて切断後、低融点アガロースゲル電気泳動で
、95キロベースのフラグメントを分離しDNAを抽出
した。得られたDNAフラグメントをpTlcllg 
(Stcl) 20ngと混合しりガーゼ溶液存在下、
T4−DNAリガーゼを加え16℃にて一晩反応した。
この反応液を用いて、大腸菌に一12株IMI09 を
形質転換し、XG−/vpプレート(LB−プレート中
、  0.004% X−ggl、  O,1mM I
PTG50/4F/ml +mpicillin)にて
、選択し得られた形質転換細胞より、アルカリ法にてプ
ラスミドDNAを調製した。
塩基配列の決定 得られた制限酵素地図を基にして、各制限酵素の切断フ
ラグメントを低融点アガロースゲル電気泳動により分離
し常法により回収した。得られたフラグメントをM13
mp 18.19の各領域にクローニングした。各フラ
グメントを持つ組換え体の形質転換細胞(E、+oli
 1M103.109)をLB培地にて、−晩培養しこ
の培養液1 mlを遠心した上清を集めた。これに20
%P E G 6000/2.5M NIC+を加え、
室温にて放置後、遠心しファージ粒子を沈澱として得た
。沈澱をTBS緩衝液に懸濁しフェノール抽出を行ない
、エタノール沈澱により一本鎖DNAを得た。これをT
ES緩衝液(10mM T+i+−HCl pH7、5
10,11℃M EDTA/10mM NiC1)に溶
解しシーフェンシング反応に用いた。
シーフェンシング反応は、宝酒造のジデオキンンークエ
ンシングキットもしくは5lrslBene性のシーク
エナーゼキットを用い、プライマーとしては、M13ブ
ライマー(17塩基)を用い、 [α32Pl dc丁
Pにて標識を行なった。配列解読用のゲルは、40又は
60国の長さのものを用い、尿素存在下、6又は8%ア
クリルアミド、TBE緩衝液(89mMT+i+ 89
 g+Mホウ酸、  2mM EDTA)により泳動を
行なった。泳動は、3000Vで行ない、泳動後ゲルを
乾燥しKodtckX線フィルム(XR−5)にて露光
後、現像した。得られたデータは、In1elliGe
nPticsInc:Bionのプログラムを用いて処
理した。
FIV−gagの開始コドン上流への制限酵素認識部位
の導入 F I V−7M2の遺伝子をコードするプラスミドp
FIVTM2(19)より制限酵素1(indI[[−
EcoRI  (各8ユニツト)を用いて完全に切断後
、gagの5゛側をコードする707塩基対のフラグメ
ントを常法に従い低融点アガロースゲル電気泳動にて分
離し、回収した。得られたフラグメントをクローニング
ベクターM131y19をHindlll −EeoR
Iにて切断したものと74−DNAリガーゼにて結合し
、この反応液を用いて大腸菌に一12株JM109を形
質転換し、LB−プレート上にて白色を呈する形質転換
細胞を選択した。得られたクローンから、アルカリ法に
よりプラスミドを抽出し、制限酵素分析によって目的と
する組換え体であることを確認した。この培養液より乗
法により一本鎖DNAを調製した。
得られた一本鎖DNAを用いてFIV−11gの開始コ
ドンの上流に制限酵素認識部位Ncolの導入を、TA
KARA MoltnTM−Gキット(宝酒造)を用イ
テマニュアル通りに実施した。−本鎖D N A fO
,2pmol)と、M13mpP (M13mp 18
のマルチクローニングサイトを含むPマaI[断片を欠
失させたファージ)の−本鎖DNAをPyuIIにて消
化したもの(02u9)とアニーリングバッフy−(2
00mM T+i+−tlci、  pH8100mM
  MgCl2 、  5MmM  NIC1,l0m
1J  D丁D   (1m)を混合し、滅菌水を加え
て全量を10■にした。これを100℃3分、65℃l
O分静置しGrpped−dopl+tDN^を形成さ
せた。この溶液に変異導入用合成オリゴ7− (pCA
丁TCCCCATGGTGCTGTAGA) l pm
olを混合し、65℃15分、37℃15分静置した後
、エクステンションバ・ソファ (50mM 丁+i+
−HCl、  pH8,6hMCH3C00N!、  
  5mM  MgCl2 、  5mM  D丁T、
   ImM  NAD、0.5111M  dATP
、  (1,5IIM  dGTP、  0.5IIM
  dcTP、  0.5d  dTTP  )25m
l、  DNAリガーゼ(60ユニツト)1丁4 DN
Aポリメラーゼ(1ユニツト)を加え25℃2時間反応
を行った。その後0.2M EDTA (pFI8) 
3mlを加えて65℃5分加熱し反応を停止させ、この
溶液を用いて大腸FI BMt171−18mutSを
形質転換した。SOC培地と共に1時間培養後、上清を
遠心後回収し、大腸菌MVII84培養液と共にLBプ
レートにてプラークを形成させた。得られたプラークか
ら常法によりプラスミドDNAを抽出し、制限酵素分析
及び塩基配列の決定により目的のクローンであることを
確認した。得られたプラスミド(11I9)を制限酵素
EeoR1−Hindl[[(各8ユニツト)により切
断後、低融点アガロースゲル電気泳動法により約0.7
Kbのフラグメントを分離、抽出した。
FrV−gag遺伝子の作製 pFIV−7M2 F24)より制限酵素EcoRI−
Xbtl (各8ユニツト)にて消化後、常法により低
融点アガロースゲル電気泳動法によりgag遺伝子の後
半部分に相当する1287塩基対のフラグメントを抽出
した。得られたフラグメントをクローニングベクター 
(S1口IB+ne社のpBlne+e+ipl:5K
(−))をEeoRIXbrlにて切断したベクター(
50n g)と共にT4 DNAリガーゼにより結合し
、大腸菌に−121M!09株に形質転換した。得られ
た形質転換細胞よりプラスミドDNAを調製し、制限酵
素分析により目的のクローンを選択した。得られたプラ
スミド(1鱈)を[coRI−HindI[[(各8ユ
ニツト)により完全に消化後、低融点アガロースゲル電
気泳動法により分離、抽出した。得られたフラグメント
と先に得たg!gの5′側に相当する約0.7Kbのフ
ラグメントをT4DNA リガーゼにより結合し、大腸
菌に−121M109株を形質転換した。得られた形質
転換細胞から常法によりプラスミドを抽出し、制限酵素
分析及び塩基配列の決定により目的のクローンであるこ
とを確認した。得られたプラスミドをpFIV−gxg
[NcoIlと命名した。
FIV−gag発現用ベクターの作製 pAT−T+pE−TGF−α■(特願昭63−289
(lft参照)(1pg ) E cORl −S i
 l I (各8ユニツト)にて切断後、常法により低
融点アガロースゲル電気泳動にてベクターフラグメント
を分離、精製した。E+oR1−CI!Ncol−Xb
il −5e11部位を有する合成フラグメントpAA
T丁C^丁CGATACCATGGTCTGAACAC
TCTAGAG、   p丁CG人CTCTAGAGT
G丁TCAGACCATGG丁A丁CGATG、  各
18.5ngをベクターフラグメントと混合し、T4−
DNAリガーゼにより結合し、大腸菌KI2 H810
1株を形質転換した。
得られた形質転換細胞より常法によりプラスミドDNA
を抽出し、制限酵素分析により目的とするものであるこ
とを確認した。この発現用プラスミドをpAT−Trp
E−Neoと命名した。pAT−TrpE−Neo (
1u9)を制限酵素Ncol−Xb*I (各8ユ=ツ
ト) Il:テ消化後、常法によりベクターフラグメン
トを低融点アガロースゲル電気泳動により分取した。先
に作製しりpFIV−gB CNeol]  (11)
を上記間11: 処理し、1570塩基対よりなるga
gフラグメントを同様に調製した。これらのフラグメン
トを混合し、丁4 DNAリガーゼにより結合し、大腸
菌K121 H8101株を形質転換した。得られた形
質転換細胞から常法によりプラスミドを調製し、制限酵
素分析を行い目的とするものであることを確認した。得
られたプラスミドをpAT−TrpE−FIVgxg 
と命名した。
FTV−gag直接発現型ベクターの作製pAT−T+
pE−FIVgag(400ng)を制限酵素Cl*l
(8ユニツト)にて切断後、68℃にて酵素を失活させ
た後このうちの1710を用いてT4 DNAリガーゼ
にて再結合を行った。この反応液を用いて大腸菌K12
11BIOI株を形質転換し、得られた形質転換細胞か
ら制限酵素分析により目的とするプラスミドを確認した
。得られたプラスミドをpATづlVgBと命名した。
TrpE−FIVgag融合蛋白質融合蛋白質製発現T
−丁+pE−FIVg1gで大腸菌KI2 HBIOI
を形質転換したのち、LB培地中アンピシリン(50埒
/ml)存在下37℃にて一晩培養した。この培養液(
loml)をK9 CA培地(6,4mM L  HP
O4、0,05%NlCl。
01% N)I  C1,2m1J 11g5o  、
  0.2%グルコース0、 lllIM ClCl 
   0.2%カザミノ酸)(14りに加え吸収度が6
00 nmにおいて約03となるまで培養を行いβ−イ
ンドールアクリル酸を20 III / mlの濃度に
なるように加え更に6時間培養を行った。この培養液の
一部を遠心により菌体を沈殿後、U、KLaemmli
  等 [Nx1n++、  Vol、227. 68
0−6115(1970)コの方法に従って調製した試
料用緩衝液を加え10分間煮沸後、10−20%のポリ
アクリルアミドのグラジェントゲルで電気泳動を行った
。泳動後、■Tovb i n等[P、N、A、S、[
ISA、76、 4350−4354  (1979)
]の方法に従ってWeile+nブロッティング分析を
行った。−次抗体は、FTV感染ネコ血清を用い、二次
抗体はCxppe1社のtnli−c+l IgG(H
+L) IIRPを用いた。以上の方法で発現を確認後
、菌体を01M T+i+ (pH8,5)中で超音波
破砕し、不溶性画分を遠心により集めた。この画分を1
−7M尿素にて抽出後、8M尿素を含む10mM DT
T、  IM NaCl O,1M Tr目−HCl溶
液にて45℃60分間加熱し抽出した。このようにして
得られたTrpE−FIVgB蛋白質の精製度は約60
%であった。
同様に、Fll’−gag直接発現型ベク9− pAT
−FIVgigで大腸菌株を形質転換し、ベクターを発
現させた場合には、FIY−g*g蛋白質が得られた。
FIV−gag蛋白質によるFTV−gag抗体ELI
SA用マイクロプレート(NunC−1℃muno p
ltltMsxio+p F96)に15.2u9/m
lの濃度のT+pE−FIVg+g蛋白質(抗原)を5
0成/ウエルずつ分注し、4℃にて一晩放置する。抗原
を捨てた後PBSにて洗浄後、3%ゼラチン/PBS溶
液を0.1ml/ウェル分注し室温で1時間放置する。
更にTPBS溶液(Ou5%Tve+n/PBS) l
ニーて洗浄し、抗体希釈液(50mM N!  Co 
 、  50mM NtHCO3,PH9,6)にて希
釈したネコ血清を加え、室温で1時間放置する。
TPBS溶液にて2回洗浄後、二次抗体としてanti
−cil IgG HRPを用い50成/ウエルずつ分
注する。TPBSにて洗浄後発色液を加え、1時間静置
した後、吸光度を波長415 nmにて測定する。以上
のようにして、FIV−TM株を実験感染したネコの血
清を用いて測定した結果、第5図に示すように接種前、
接種後3週間、8週間後に於て抗体価の上昇が見られた
FIV、FeLV感染血清での交差反応性を確認するた
めに、FIV(−)、  Ft、LJf+)ネ−を血清
、FIV(+)、  Fe12(−)ネコ血清、 FI
Vf;)、  FeLV(+)ネコ血清を用いて測定し
た結果を第6図に示したが、FIV(+)血清において
は、陽性の結果を示すが、FIV(−) F+Ij’(
+)においては陰性でありこの診断薬はFeLV感染血
清との交差は見られないことが示された。
[発明の効果] 以上に詳述した本発明で提供されるFIV−7M2の遺
伝子RNAに相補性を示すDNA及びFN’−7M2の
遺伝子RNAに相補性を示すDNAの一部でそのtnマ
、21g遺伝子にそれぞれ相当するDNAは、これを発
現させることによって、ネコ免疫不全症候群の診断用検
査薬、治療薬等の開発に有用なFTVポリペプチドを得
ることができた。
このポリペプチドは、特に、FIVに対する抗体と特異
的に反応する良好な抗原となることから、FIV感染ネ
コの診断用検査薬として使用できる。
また、他の非特異的免疫反応を生ずる抗原を含んでいな
いためFXVに感染していないにも関わらず陽性として
の結果を生じるいわゆる偽陽性の検体を生じることなく
FIV感染の診断を行なうことができる。従って、本発
明による診断薬は、FIV感染ネコの早期発見、感染防
止を行なうことができ産業上の利用価値は極めて大きい
ものである。
さらにまた、ネコ免疫不全ウィルス研究の有用性という
点でHIV、!MV遺伝子の核酸配列の比較よりこれら
のウィルス群の変異、進化のパターンを予測することが
でき、ワクチン開発において重要な知見を得ることが可
能であるということが挙げられる。また、ヒト免疫不全
症候群の感染から発症への機序の解析を実験的に可能と
するためこのウィルスDNAを用いた系は、ワクチン開
発、治療法開発、の動物実験モデルとして利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ネコ免疫不全ウィルス[FIV−7M2)の
RNAに相補性を示すDNAの全塩基配列及びこの環基
配列から推定される、(ag、 pol、 vi!及び
enマ領域に対応するアミノ酸配列を示し、また第2図
は、FIV−7M2のRNAに相補性を示すDNAの制
限酵素地図と遺伝子構成を示す。 第3図は、FIV−gag遺伝子をコードするプラスミ
ドpFIV−gB [N+allの構築手順を示し、ま
た第4図は、FIV−gag発現用ベクターp八丁へ丁
+pE−FIVgxg及びFIV−gxg直接発現型ベ
ク9− pAT−FIVgtg(7)構築手順を示す。 図中、^mpはアンピシリン耐性遺伝子を、またヤは複
製開始点をそれぞれ示す。 第5図は、FIV−gB発現蛋白質を抗原として用いる
、FIV−TM株接種前後のネコ血清中NLgag抗体
のELIS^測定結果を示し、図(^)はFIV−7M
1株を、また図fit)はFIV−丁M2株を夫々接種
した場合である。さらに、第6図は、FIV又はF+L
V感染ネコ血清とFILgxg発現蛋白質との交差反応
性をELIS^で分析した結果を示す。 ?()  05[+  NQ  uQ  O4+  ?
(ロ0 へ<  wa  。c″S :て 二足 号淀
 に臣 繋蓋 蕎冒 ;已 =$壮0ν  <Oにシ 
 I+の  べ心 I+al   eW   e−m   Q>   (J
A<Σ    <<    じリ    ←υ    
QくU ヨ3 l ミニ ビデ く島  I+ω   Q− く−υ−Q■ ミー 図面の浄書(内容に変更なし) 第3図 第4図 しal 第5図 (A) (B) fEl−遺0希釈 手続補正書 (方式ン 平成2年11月72日 2、発明の名称 ネコ免疫不全ウィルスの遺伝子RNAに相補性を示すD
NA 3゜ 補正をする者 事件との関係

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ネコ免疫不全ウィルスの遺伝子RNAに相補性を
    示すDNAであって、下記の図に示される読み取り枠に
    従って、gag、pol、vif及びenv領域に対応
    する下記の図に示されたアミノ酸配列をコードする塩基
    配列を含むDNA。 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】 【遺伝子配列があります】
  2. (2)ネコ免疫不全ウィルスの遺伝子RNAのgag遺
    伝子に相補性を示すDNAであって、請求項1記載のD
    NAによりコードされるアミノ酸配列のうち、gag領
    域に対応するアミノ酸配列をコードする塩基配列を含む
    DNA。
  3. (3)ネコ免疫不全ウィルスの遺伝子RNAのenv遺
    伝子に相補性を示すDNAであって、請求項1記載のD
    NAによりコードされるアミノ酸配列のうち、env領
    域に対応するアミノ酸配列をコードする塩基配列を含む
    DNA。
  4. (4)請求項1〜3のいずれか一項に記載のDNAを含
    むプラスミド。
  5. (5)プラスミドがpFIV−TM2又はpFIV−g
    ag[NcoI]である請求項4に記載のプラスミド。
  6. (6)請求項1〜3のいずれか一項に記載のDNAによ
    ってコードされるポリペプチドの全部又は一部をコード
    する塩基配列を有し、必要に応じて5′末端にメチオニ
    ンをコードするコドンを有するDNAが、プロモーター
    の下流に存在するベクター内のクローニング部位に導入
    されて含むことを特徴とする発現ベクター。
  7. (7)発現ベクターがプラスミドである請求項6に記載
    の発現ベクター。
  8. (8)プラスミドがpAT−TrpE−FIVgag又
    はpAT−FIVgagである請求項5に記載の発現ベ
    クター。
  9. (9)請求項6〜8のいずれか一項に記載の発現ベクタ
    ーで宿主を形質転換して得られた形質転換体。
  10. (10)宿主が大腸菌である請求項9に記載の形質転換
    体。
  11. (11)大腸菌がE.coliHB101株である請求
    項10に記載の形質転換体。
  12. (12)請求項9〜11のいずれか一項に記載の形質転
    換体を培養し、蓄積して得られる組換え型ネコ免疫不全
    ウィルスポリペプチド。
  13. (13)請求項12に記載の組換え型ネコ免疫不全ウィ
    ルスポリペプチドを抗原として含有するネコ免疫不全ウ
    ィルス感染診断用検査薬。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2692279A1 (fr) * 1992-06-16 1993-12-17 Centre Nat Rech Scient Séquences nucléotidiques issues de la souche WO du vif et leurs fragments, applications desdites séquences à l'expression de peptides immunogènes et au diagnostic de l'immunodéficience féline.
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JP2009095306A (ja) * 2007-10-18 2009-05-07 Nippon Medical School ネコ免疫不全ウイルス(fiv)の予防及び治療剤

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