JPH04126514U - 使用済み医療材の測定装置 - Google Patents
使用済み医療材の測定装置Info
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- JPH04126514U JPH04126514U JP4124891U JP4124891U JPH04126514U JP H04126514 U JPH04126514 U JP H04126514U JP 4124891 U JP4124891 U JP 4124891U JP 4124891 U JP4124891 U JP 4124891U JP H04126514 U JPH04126514 U JP H04126514U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 使用済み医療材(ガーゼ)の枚数や該医療材
に吸込まれた出血量を正確に測定することを達成する。 【構成】 装置本体1に、操作パネル2、投入口3、扉
4、ホッパ6、ガイド筒7、収集ボックス8、計量台
9、上部センサ10、下部センサ11を設け、操作パネ
ル2に、ガーゼ出血量表示器12、出血量リセットスイ
ッチ13、ガーゼ枚数表示器14、単位ガーゼ重量入力
部21を備えたガーゼ種類設定表示器16を設ける。
に吸込まれた出血量を正確に測定することを達成する。 【構成】 装置本体1に、操作パネル2、投入口3、扉
4、ホッパ6、ガイド筒7、収集ボックス8、計量台
9、上部センサ10、下部センサ11を設け、操作パネ
ル2に、ガーゼ出血量表示器12、出血量リセットスイ
ッチ13、ガーゼ枚数表示器14、単位ガーゼ重量入力
部21を備えたガーゼ種類設定表示器16を設ける。
Description
【0001】
本考案は、使用済み医療材(ガーゼ)の枚数や該医療材に吸込まれた出血量を
測定する場合に用いて好適な使用済み医療材の測定装置に関する。
【0002】
従来、手術を行う際に出血を止めるために患部にガーゼ(医療材)を当ててお
り、これらのガーゼはやがて体外へ取出されるが、体内へガーゼを取残す不具合
を解消すべく、予め用意しておいた使用予定のガーゼの枚数を計数しておくとと
もに、手術時に体外へ取出したガーゼの枚数を計数し、体外へ取出されたガーゼ
枚数と未使用ガーゼ枚数との合計枚数が、前記予め用意しておいた使用予定枚数
と合致するか否かに基づいて、体内へ取残されたガーゼの有無を確認している。
この場合、手術に使用した使用済みガーゼの枚数を確認する際は、順番に番号を
付した板材にフックを付設してなる多数の番号付きフックに、体外へ取出された
前記使用済みガーゼを1枚ずつ順次引掛けることにより、ガーゼ枚数を計数し確
認を行っている。
【0003】
他方、手術時の出血量が多過ぎると問題があるため、前述の使用済みガーゼの
枚数を確認しながら、該使用済みガーゼに吸込まれた血液量(血液体積)を測定
することにより、出血量(出血体積)を求めている。この場合、出血量を確認す
る際は、使用済みガーゼの重量を例えば重量計で測定し、該測定重量から予め測
定しておいた未使用ガーゼの重量(風袋)を減算することにより、ガーゼに吸込
まれた出血重量を算出し、該出血重量に基づき、出血重量/血液の比重(1.0
6)を演算してガーゼに吸込まれた出血体積を算出している。そして、使用済み
ガーゼの枚数及び出血量の確認を行った後、使用済みガーゼを所定の収集容器へ
投入し、使用済みガーゼの所定の処理を行っている。
【0004】
ところで、従来から使用済みガーゼの枚数及び出血量を測定する装置が開発さ
れているが、この種の測定装置では、使用済みガーゼが装置の投入部から投入さ
れると、落下してくる使用済みガーゼが装置内部に配設された例えば光センサに
より通過を検出された後、装置本体内部に対し装填・取出し可能とされた収集ボ
ックス内へ落下投入され、該収集ボックス底部の計量台へ載ると、その重量が計
量されるようになっている。これにより、前記センサの検出結果に基づき使用済
みガーゼの枚数が計数されるとともに、前記計量台による使用済みガーゼ及び使
用前ガーゼの重量差に基づき出血量が測定されるようになっている。
【0005】
しかしながら、前述した従来技術においては下記の如くの問題があった。
前記測定装置の投入部へ使用済みガーゼを投入した際、この投入された使用済
みガーゼには血液が吸着しているため、使用済みガーゼが収集ボックス底部の計
量台へ円滑に落下せずに収集ボックス上方のホッパ・ガイド筒の壁面へ付着した
り、あるいは、収集ボックス内へ落下せずに該収集ボックスと装置本体との間の
隙間へ入り込んだりする等の不具合があった。
前記の如くの不具合が発生すると、使用済みガーゼの枚数を的確に計数するこ
とが出来なくなるとともに、使用済みガーゼに吸込まれた血液すなわち出血量を
正確に測定することが出来なくなる等の問題があった。
【0006】
本考案は前記課題を解決するもので、使用済み医療材(ガーゼ)の枚数や該医
療材に吸込まれた出血量を正確に測定することを達成した使用済み医療材の測定
装置の提供を目的とする。
【0007】
本考案は、使用済み医療材の枚数及び使用済み医療材に吸着した液体の量を測
定及び表示するように構成した使用済み医療材の測定装置において、使用済み医
療材が投入される投入部と、前記投入部内を落下してくる使用済み医療材の通過
を検出する検出手段と、前記投入部内を落下してくる使用済み医療材が収集され
る収集部と、前記収集部内へ落下した使用済み医療材の重量を計量する計量手段
と、使用前医療材の重量を設定するための設定手段と、使用済み医療材の枚数を
計数する計数手段と、使用済み医療材の枚数を表示する枚数表示手段と、使用済
み医療材の吸着液体量を表示する液体量表示手段と、前記投入部内を使用済み医
療材が正常に通過しない異常状態を警報する警報手段と、前記検出手段による前
記投入部内を落下してくる使用済み医療材の検出時間が所定時間未満か所定時間
超過かを判定し、使用済み医療材の前記検出手段の通過時点から前記計量手段へ
の到達時点までの時間が所定時間未満か所定時間超過かを判定する時限判定手段
と、前記時限判定手段により使用済み医療材の検出時間が所定時間未満と判定さ
れた場合は、前記計数手段により当該使用済み医療材の枚数を計数させ、前記枚
数表示手段へ積算表示させる一方、使用済み医療材の検出時間が所定時間超過と
判定された場合は、前記警報手段から異常状態を警報させる重量物判定手段と、
前記時限判定手段により使用済み医療材の前記検出手段の通過時点から前記計量
手段への到達時点までの時間が所定時間未満と判定され且つ前記計量手段により
使用済み医療材の重量増加が所定重量以上と計量された場合は、前記計量手段に
よる使用済み医療材の計量重量と前記設定手段による使用前医療材の設定重量と
の差を算出し、該算出した重量を吸着液体量として前記液体量表示手段へ表示さ
せる液体量測定手段とを具備することを特徴とする。
【0008】
本考案によれば、設定手段から当該医療に使用する使用前医療材の重量を設定
入力しておいた後、当該医療に伴い使用済み医療材が発生すると、使用済み医療
材を装置の投入部へ投入する。投入部へ投入された使用済み医療材は投入部内を
落下する際に検出手段により通過が検出された後、収集部へ落下し収集される。
この時、重量物判定手段は時限判定手段により使用済み医療材の検出時間が所定
時間超過と判定された時は、使用済み医療材が例えば投入部内へ詰るか引っ掛か
る等の異常が発生したと判断し、警報手段から異常を警報する。他方、重量物判
定手段は時限判定手段により使用済み医療材の検出時間が所定時間未満と判定さ
れた時は、計数手段により当該使用済み医療材の枚数を計数させるとともに、枚
数表示手段へ使用済み医療材の枚数を積算表示させる。また、液体量測定手段は
使用済み医療材の検出手段の通過時点から計量手段への到達時点までの時間が所
定時間未満で、計量手段により所定量以上の重量増加が計量された時は、計量手
段による計量重量と設定手段による設定重量との差を求め、その差重量を使用前
医療材に吸着した液体量と判断し、液体量表示手段へ表示する。これにより、収
集部へ収集された使用済み医療材の枚数のみを的確に計数することができるとと
もに、使用済み医療材に吸込まれた血液すなわち出血量を正確に測定することが
できる。
【0009】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1・図2は本実施例の使
用済み医療材測定装置の構成図であり、該装置本体1の上部には、操作パネル2
と、投入口3とが配設され、前面には扉4が開閉可能に配設され、下部には装置
本体1を移動可能とするキャスタ5が配設される構成とされている。また、装置
本体1の内部には、前記投入口3へ連通したホッパ(ガーゼ類投入部)6と、該
ホッパ6へ連通したガイド筒7と、該ガイド筒7へ連通するとともに前記扉4を
介して装置本体1内部に対し装填・取出し可能とされたガーゼ類の収集ボックス
8と、該収集ボックス8の底部の計量台9と、前記ガイド筒7の外周部上方に例
えば光センサ(発光部・受光部を備える)から構成され前記投入部6から落下し
てくる使用済みガーゼにより遮光されるか否かに基づき使用済みガーゼの通過を
検出する上部センサ10と、前記ガイド筒7の外周部下方に例えば光センサ(発
光部・受光部を備える)から構成され前記投入部6から落下してくる使用済みガ
ーゼにより遮光されるか否かに基づき使用済みガーゼの通過を検出する下部セン
サ11と、前記計量台9に内蔵された例えばロードセルから構成され使用済みガ
ーゼの重量を検出する重量センサ20(後述の図4参照)とが配設される構成と
されている。
【0010】
ここで、前記操作パネル2には図3に示す如く、使用済みガーゼに吸込まれた
血液を例えばml単位でデジタル表示するためのガーゼ出血量表示器12と、出
血量を時間単位での計測または枚数単位での計測を指示するための出血量リセッ
トスイッチ13と、使用済みガーゼの枚数を例えばデジタル表示するためのガー
ゼ枚数表示器14と、前記収集ボックス8内へ1度に複数枚の使用済みガーゼを
投入した時や間違えて異物を投入した時に前記ガーゼ枚数表示器14の表示を補
正するためのボタン15と、使用ガーゼ(本実施例ではガーゼ1枚当りの重量を
例えば3g・4g・5g・6gと4種類の異なった重量のガーゼの種類を設定可
能としているが、4種類や該数値に限定されるものではない)の種類を設定する
ための単位ガーゼ重量入力部21(後述の図4参照)を備えるとともに種類別ガ
ーゼの使用枚数及び全体の使用枚数を表示するためのガーゼ種類設定表示器16
と、前記ガーゼ出血量表示器12の表示と前記ガーゼ枚数表示器14の表示を同
時にクリアするためのリセットボタン17とが配設されている。
【0011】
この場合、本実施例の使用済み医療材測定装置は、前記投入口3から投入した
使用済みガーゼが上部センサ10・下部センサ11を確実に通過した時や、使用
済みガーゼがホッパ6やガイド筒7の途中へ引っ掛かった時や、収集ボックス8
内が投入された使用済みガーゼで満配になった時に警報器26(後述の図4参照
)から各種アラーム音を鳴動させるアラーム機能と、装置電源投入直後及び装置
本体1内部への収集ボックス8の装填が不完全な時に前記ガーゼ出血量表示器1
2が点滅し異常の旨を報知するフリッカ機能と、停電時や電源コードがコンセン
トから抜けた時に備えるべく前記ガーゼ出血量表示器12・前記ガーゼ枚数表示
器14の現在の表示内容を記憶保持しておくメモリ機能とを備える構成とされて
いる。
【0012】
また、本実施例の使用済み医療材測定装置の制御系は図4に示す如く、ガイド
筒7の外周部上方に配設された上部センサ10と、ガイド筒7の外周部下方に配
設された下部センサ11と、計量台9に内蔵された重量センサ20と、操作パネ
ル2のガーゼ種類設定表示器16に配設された単位ガーゼ重量入力部21と、装
置本体1の適所に内蔵された時限判定手段22と、装置本体1の適所に内蔵され
た重量物判定手段23と、装置本体1の適所に内蔵された出血量測定部24と、
操作パネル2に内蔵された計数器25と、装置本体1の適所に配設された警報器
26と、操作パネル2の前面に配設された出血量表示器12とから構成されてい
る。前記重量センサ20は、計量台9上へ落下した使用済みガーゼの重量を検出
し、検出重量信号を重量物判定手段23と出血量測定部24とへ出力するように
なっている。また、前記単位ガーゼ重量入力部21からは、手術に使用する未使
用ガーゼの1枚当りの所望の重量(本実施例では例えば3g・4g・5g・6g
の4種類)を入力するようになっている。また、前記時限判定手段22は、上部
センサ10または下部センサ11が前記ホッパ6から落下してくる使用済みガー
ゼにより遮光された状態の時間が例えば0.5秒未満か0.5秒以上継続してい
るかを判定し、遮光状態時間が例えば0.5秒未満と判定した場合は、通過信号
(1枚の使用済みガーゼが落下した正常状態を示す)を重量物判定手段23へ出
力する一方、遮光状態時間が0.5秒以上継続していると判定した場合は、異常
信号(例えば使用済みガーゼがガイド筒7途中へ詰ったりガイド筒7壁面に貼り
付いたりする等の異常状態を示す)を警報器26へ出力するようになっている。
これにより、前記警報器26は、異常を示すアラーム音を鳴動させるようになっ
ている。また、前記時限判定手段は、使用済みガーゼの上部センサ10または下
部センサ11の通過時点から重量センサ20への到達時点までの時間が所定時間
(例えば0.5秒)未満か否かを判定するようになっている。
【0013】
また、前記重量物判定手段23は、計量台9に内蔵の重量センサ20からの検
出信号に基づき、「重量増加前の重量」と「重量増加中の重量」とを例えば0.
1秒毎に1秒間計測比較し、所定重量以上(本実施例では例えば2g以上として
いるが該数値に限定されるものではない)の増加を確認した時、計数器25へ計
数信号を出力するようになっている。尚、前記1秒以内に重量が元の重量へ戻る
ような場合は、振動等による重量変化と判断し、計数器25へは計数信号を不出
力とする(枚数計数は行わせない)ようになっている。前記重量物判定手段23
は、重量増加が所定重量以上の場合は、収集ボックス8内へ1枚の使用済みガー
ゼが落下したと判定し、計数器25へ枚数信号を出力するとともに、出血量測定
部24へ重量信号を出力する一方、重量増加が所定重量未満の場合は、収集ボッ
クス8内へ例えば血液の雫等が落下したと判定し、計数器25及び出血量測定部
24へは信号を出力しないようになっている。これにより、前記計数器25は前
記計数信号に基づき使用済みガーゼの枚数を1カウントアップしてガーゼ枚数表
示器14へ積算表示する一方、前記出血量測定部24は前記重量信号に基づき出
血量表示器12へ出血量を表示するようになっている。前記出血量測定部24は
、前述した如く「重量増加前の重量」と「重量増加中の重量」とを例えば0.1
秒毎に1秒間計測比較する際には下記の如くの制御を行う。即ち、重量増加直前
の重量をA、前回の出血量表示重量をC、計測開始1秒後の重量(重量増加中の
重量)をBとする時、C=Aの場合でA<B(但しB−A≧2g)ならばB−A
を出血量の増加分と判断して出血量表示器12へ表示し、C=Aの場合でA=B
ならば出血量は増加なしと判断して出血量表示器12への表示は行わないように
なっている。他方、C≠A(C>AあるいはC<A)の場合でA<B(但しB−
A≧2g)ならばB−Cを出血量の増加分と判断して出血量表示器12へ表示し
、C≠A(C>AあるいはC<A)の場合でA=Bならば出血量は増加なしと判
断して出血量表示器12への表示は行わないようになっている。即ち、前記出血
量測定部24は、使用済みガーゼの上部センサ10または下部センサ11の通過
時点から重量センサ20への到達時点までの時間が例えば0.5秒未満で、且つ
重量センサ20による検出重量増加が所定重量(例えば2g)以上の場合に、前
述した各不等式に対応する出血量を算出し、該算出した出血量を出血量表示器1
2へ表示させるようになっている。
【0014】
次に、上記構成による本実施例の使用済み医療材測定装置を使用する場合の動
作を説明する。まず手術開始前に、操作パネル2のガーゼ種類設定表示器16の
単位ガーゼ重量入力部21から、手術に使用する未使用ガーゼの1枚当りの重量
(本実施例ではガーゼ1枚当りの重量を例えば3g・4g・5g・6gと4種類
の異なった重量のガーゼの種類を設定可能としている)を入力すると、該入力重
量は出血量測定部24へ記憶される。次いで、操作パネル2のリセットボタン1
7を押下することにより、ガーゼ出血量表示器12の前回表示とガーゼ枚数表示
器14の前回表示をクリアし、今回の手術に係る表示に備える。手術開始後、手
術立合い人が手術用手袋を嵌めた手で術野から使用済みガーゼ(血液が吸込まれ
ているガーゼ)を装置本体1の投入口3から1枚ずつ投入すると、投入された使
用済みガーゼはホッパ6・ガイド筒7を通過し、収集ボックス8へ落下して計量
台9上へ載る。この場合、投入された使用済みガーゼがガイド筒7を通過する際
、時限判定手段22は上部センサ10または下部センサ11における遮光状態が
0.5秒未満か0.5秒以上かを判定し、遮光状態が0.5秒以上継続している
場合は使用済みガーゼがガイド筒7途中へ詰るかガイド筒7壁面へ貼り付いた異
常状態と判定し、異常信号を警報器26へ出力するため、警報器26から異常の
旨を示すアラーム音が鳴動する。他方、遮光状態が0.5秒未満の場合は1枚の
使用済みガーゼがガイド筒7を通過した正常状態と判定し、通過信号を重量物判
定手段23へ出力する。これにより、使用済みガーゼが1枚ずつ正常にガイド筒
7を通過し収集ボックス8内へ落下することを的確に検出することができる。
【0015】
前記計量台9上へ使用済みガーゼが載った時点で、重量物判定手段23は重量
センサ20からの検出信号に基づき、「重量増加前の重量」と「重量増加中の重
量」とを例えば0.1秒毎に1秒間計測比較し、所定重量(例えば2g)の増加
が有ったか否かを判定する。重量物判定手段23は重量増加が所定重量以上ある
と確認した時は、収集ボックス8内へ1枚の使用済みガーゼが落下したと判定す
るため、計数器25は使用済みガーゼの枚数を1カウントアップしガーゼ枚数表
示器14へ積算表示する。他方、重量物判定手段23は重量増加が所定重量未満
と確認した時は、収集ボックス8内へ例えば血液の雫等が落下したと判定するた
め、計数器25による計数は行われない。この場合、前記1秒以内に重量が元の
重量へ戻った時は、振動等による重量変化と判断され、計数器25による計数は
行われない。
【0016】
更に、出血量測定部24は、予め単位ガーゼ重量入力部から入力された未使用
ガーゼの1枚当りの重量に相当する「重量増加前の重量」と、血液が吸込まれた
使用済みガーゼの重量に相当する「重量増加中の重量」とを、例えば0.1秒毎
に1秒間計測比較する。即ち、重量増加直前の重量をA、前回の出血量表示重量
をC、計測開始1秒後の重量(重量増加中の重量)をBとする時、C=Aの場合
でA<B(但しB−A≧2g)ならばB−Aを出血量の増加分と判断して出血量
表示器12へ表示し、C=Aの場合でA=Bならば出血量は増加なしと判断して
出血量表示器12への表示は行わない。他方、C≠A(C>AあるいはC<A)
の場合でA<B(但しB−A≧2g)ならばB−Cを出血量の増加分と判断して
出血量表示器12へ表示し、C≠A(C>AあるいはC<A)の場合でA=Bな
らば出血量は増加なしと判断して出血量表示器12への表示は行わない。この場
合、出血量測定部24は、使用済みガーゼが上部センサ10または下部センサ1
1の通過時点から重量センサ20による重量検出時点までの時間が例えば0.5
秒未満で、且つ重量センサ20による検出重量増加が例えば2g以上の時、出血
量の算出及び表示を行う。これにより、使用済みガーゼの枚数及び使用済みガー
ゼに吸込まれた血液量(出血量)を明確に確認することができる。また、出血量
リセットスイッチ13を押下すれば、出血量を時間単位で計測または枚数単位で
計測することができる。また、収集ボックス8内へ1度に複数枚の使用済みガー
ゼ投入したり異物を投入した時は、ボタン15を押下すれば、ガーゼ枚数表示器
14の表示を補正することができる。
【0017】
即ち、本実施例の使用済み医療材測定装置によれば上記の如く制御を行ってい
るため、使用済みガーゼが収集ボックス8底部の計量台9へ円滑に落下せずにガ
イド筒7等へ引っ掛かるか壁面へ付着した場合や、収集ボックス8内へ落下せず
に該収集ボックス8と装置本体1との間の隙間へ入り込んだりした場合において
も、収集ボックス8底部の計量台9上へ落下した使用済みガーゼのみの枚数を的
確に計数・表示することができるとともに、使用済みガーゼに吸込まれた血液す
なわち出血量を正確に測定・表示することができる。これにより、使用済み医療
材測定装置の性能や信頼性を向上させることができる。
【0018】
尚、本実施例では使用済みガーゼに吸込まれた血液を測定対象としているが、
これに限定されず、ガーゼ類に吸込まれた他の各種の液体を測定することも可能
である。また、本実施例では使用済みガーゼの枚数を測定対象としているが、こ
れに限定されず、血液や他の各種液体が吸込まれた布・不織布・綿・紙等の枚数
を測定することも可能である。
【0019】
以上説明したように本考案によれば、使用済み医療材の枚数及び使用済み医療
材に吸着した液体の量を測定及び表示するように構成した使用済み医療材の測定
装置において、使用済み医療材が投入される投入部と、前記投入部内を落下して
くる使用済み医療材の通過を検出する検出手段と、前記投入部内を落下してくる
使用済み医療材が収集される収集部と、前記収集部内へ落下した使用済み医療材
の重量を計量する計量手段と、使用前医療材の重量を設定するための設定手段と
、使用済み医療材の枚数を計数する計数手段と、使用済み医療材の枚数を表示す
る枚数表示手段と、使用済み医療材の吸着液体量を表示する液体量表示手段と、
前記投入部内を使用済み医療材が正常に通過しない異常状態を警報する警報手段
と、前記検出手段による前記投入部内を落下してくる使用済み医療材の検出時間
が所定時間未満か所定時間超過かを判定し、使用済み医療材の前記検出手段の通
過時点から前記計量手段への到達時点までの時間が所定時間未満か所定時間超過
かを判定する時限判定手段と、前記時限判定手段により使用済み医療材の検出時
間が所定時間未満と判定された場合は、前記計数手段により当該使用済み医療材
の枚数を計数させ、前記枚数表示手段へ積算表示させる一方、使用済み医療材の
検出時間が所定時間超過と判定された場合は、前記警報手段から異常状態を警報
させる重量物判定手段と、前記時限判定手段により使用済み医療材の前記検出手
段の通過時点から前記計量手段への到達時点までの時間が所定時間未満と判定さ
れ且つ前記計量手段により使用済み医療材の重量増加が所定重量以上と計量され
た場合は、前記計量手段による使用済み医療材の計量重量と前記設定手段による
使用前医療材の設定重量との差を算出し、該算出した重量を吸着液体量として前
記液体量表示手段へ表示させる液体量測定手段とを具備する構成としたので、下
記各項の効果を奏することができる。
装置の投入部へ使用済み医療材を投入した際、投入使用済み医療材が収集部内
へ円滑に落下せずに該収集部上方の投入部の壁面へ付着したり、収集部内へ落下
せずに該収集部と装置本体との間の隙間へ入り込んだりする等の不具合が発生し
た場合においても、収集部へ収集された使用済み医療材の枚数のみを的確に計数
することができるとともに、収集部へ収集された使用済み医療材に吸着した液体
量を正確に測定することができる。
上記により、使用済み医療材の枚数及び使用済み医療材に吸着した液体量の測
定性能を向上させることができるとともに、医療機関における省力化や感染防止
等に好適である。
【図1】本考案の実施例の使用済み医療材測定装置の正
面図である。
面図である。
【図2】本実施例の使用済み医療材測定装置の右側面図
である。
である。
【図3】本実施例の操作パネルの正面図である。
【図4】本実施例の制御系のブロック図である。
1 装置本体
2 操作パネル
3 投入口(投入部)
6 ホッパ(投入部)
7 ガイド筒(投入部)
8 収集ボックス(収集部)
9 計量台(計量手段)
10 上部センサ(検出手段)
11 下部センサ(検出手段)
12 ガーゼ出血量表示器(液体量表示手段)
13 出血量リセットスイッチ
14 ガーゼ枚数表示器(枚数表示手段)
16 ガーゼ種類設定表示器
17 リセットスイッチ
20 重量センサ(計量手段)
21 単位ガーゼ重量入力部(設定手段)
22 時限判定手段
23 重量物判定手段
24 出血量測定部(液体量測定手段)
25 計数器(計数手段)
26 警報器(警報手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 使用済み医療材の枚数及び使用済み医療
材に吸着した液体の量を測定及び表示するように構成し
た使用済み医療材の測定装置において、使用済み医療材
が投入される投入部と、前記投入部内を落下してくる使
用済み医療材の通過を検出する検出手段と、前記投入部
内を落下してくる使用済み医療材が収集される収集部
と、前記収集部内へ落下した使用済み医療材の重量を計
量する計量手段と、使用前医療材の重量を設定するため
の設定手段と、使用済み医療材の枚数を計数する計数手
段と、使用済み医療材の枚数を表示する枚数表示手段
と、使用済み医療材の吸着液体量を表示する液体量表示
手段と、前記投入部内を使用済み医療材が正常に通過し
ない異常状態を警報する警報手段と、前記検出手段によ
る前記投入部内を落下してくる使用済み医療材の検出時
間が所定時間未満か所定時間超過かを判定し、使用済み
医療材の前記検出手段の通過時点から前記計量手段への
到達時点までの時間が所定時間未満か所定時間超過かを
判定する時限判定手段と、前記時限判定手段により使用
済み医療材の検出時間が所定時間未満と判定された場合
は、前記計数手段により当該使用済み医療材の枚数を計
数させ、前記枚数表示手段へ積算表示させる一方、使用
済み医療材の検出時間が所定時間超過と判定された場合
は、前記警報手段から異常状態を警報させる重量物判定
手段と、前記時限判定手段により使用済み医療材の前記
検出手段の通過時点から前記計量手段への到達時点まで
の時間が所定時間未満と判定され且つ前記計量手段によ
り使用済み医療材の重量増加が所定重量以上と計量され
た場合は、前記計量手段による使用済み医療材の計量重
量と前記設定手段による使用前医療材の設定重量との差
を算出し、該算出した重量を吸着液体量として前記液体
量表示手段へ表示させる液体量測定手段と、を具備する
ことを特徴とする使用済み医療材の測定装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991041248U JP2577828Y2 (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 使用済み医療材の測定装置 |
| US07/721,977 US5227765A (en) | 1991-04-12 | 1991-06-27 | Counting and measuring apparatus for medical cloths |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991041248U JP2577828Y2 (ja) | 1991-05-07 | 1991-05-07 | 使用済み医療材の測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04126514U true JPH04126514U (ja) | 1992-11-18 |
| JP2577828Y2 JP2577828Y2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=31922075
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991041248U Expired - Fee Related JP2577828Y2 (ja) | 1991-04-12 | 1991-05-07 | 使用済み医療材の測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2577828Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109662784A (zh) * | 2019-01-31 | 2019-04-23 | 四川大学华西第二医院 | 一种智能实时纱布计数及液体计量装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102663056B1 (ko) * | 2021-03-10 | 2024-05-07 | 고려대학교 산학협력단 | 수술용 거즈 및 이를 관리하는 스마트 의료 폐기물 관리 장치 |
-
1991
- 1991-05-07 JP JP1991041248U patent/JP2577828Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109662784A (zh) * | 2019-01-31 | 2019-04-23 | 四川大学华西第二医院 | 一种智能实时纱布计数及液体计量装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2577828Y2 (ja) | 1998-08-06 |
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