JPH04127094U - 船体居住区の防火構造 - Google Patents

船体居住区の防火構造

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JPH04127094U
JPH04127094U JP4284391U JP4284391U JPH04127094U JP H04127094 U JPH04127094 U JP H04127094U JP 4284391 U JP4284391 U JP 4284391U JP 4284391 U JP4284391 U JP 4284391U JP H04127094 U JPH04127094 U JP H04127094U
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cabin
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和男 島
政洋 松田
孝 上野
一司 岡本
秀昭 菊本
晃裕 出田
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石川島播磨重工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユニットキャビンを搭載する船体居住区にお
いて、現場作業が少なくて済む防火構造を提供する。 【構成】 ユニットキャビン3の側壁を防火壁8とす
る。区画2側には、外壁4の上端コーナー部だけ防火材
7を取り付ける。これにより外壁4に全面的に防火材7
を取り付ける現場作業を削減できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は船体建造において船体居住区の外壁内面に防火材を施こして防火壁と する船体居住区の防火構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
船体建造において居住区の内装工事を行う場合、従来は、多数の板材等の部材 を居住区域に持ち込み、大工技能者や他の多くの職種の技能者が入り混じって作 業手順に従い作業する、いわゆる木艤工法が一般的に採用されている。
【0003】 上記木艤工法は、概略的には下部ブロック、上部ブロックの搭載、殻取付、溶 接、歪取り、塗装、舗床、居室防熱、仕切及び間仕切、扉取付、壁内張根太設置 、壁内張、天井根太設置、天井内張、家具取付、床敷物、船室用具、装飾、椅子 の配置、船室仕上、の順序で木艤作業を熟練者によって船内にて行うものである 。
【0004】 しかしながら、上記従来の木艤工法による場合は、上述した如く作業ステップ が非常に多いこと、多くの職種が重複して作業に入っていること、木艤作業では 多数の大工技能者等の熟練の技能者が要求されるが、かかる熟練技能者が不足し て来ていて木艤作業のための人員確保が困難になっていること、船内での作業が 多く作業環境が悪いこと、手作業による部材の運搬が多く、作業能率が悪いこと 、等の問題がある。
【0005】 そのため、上記従来の木艤工法による場合の諸問題を解消して、船内での作業 数を低減して作業環境の改善を図り、且つ熟練工の必要性を低減させると共に、 部品管理、部材取り扱いの容易化、工期の短縮化、等が図れるようにしようとす るために、図2に概要を示す如く、船体居住区1の各区画2に構成されるキャビ ンと同じものを、地上にてユニットとして組み立て、該ユニットキャビン3を居 住区1の外壁4にあけた孔5を通して甲板6上に搬入して据え付けた後、各区画 2の内装を行わせるようにするユニットキャビン工法が最近提案されている。
【0006】 上記ユニットキャビン工法によりユニットキャビン3を各区画2に搭載させる ようにするものでも、タンカーでは船体居住区1の前面側の外壁4は防火壁構造 とすることが要求されており、そのための防火工事が不可欠となっている。従来 はユニットキャビン工法を採用しようとする場合でも、船体居住区1の内装工事 において防火工事をするときは、図3に示す如く、所要厚さ(たとえば、100 t )を有するロックウールの如き防火材7を作業現場である船内へ搬入した後、 外壁4を構成する鋼板の内面に現場工事で全面的に張り付けることにより外壁4 を防火構造とするようにする考え方が採られている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来採用されている防火構造では、現場工事として防火材7を 外壁4の内面に全面的に張り付ける作業が必要となり、作業環境の悪い船内での 工事に多大な時間と労力を要していた。
【0008】 そこで、本考案は、船体居住区内における現場での防火工事を努めて減らすこ とができるような船体居住区の防火構造を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を解決するために、外壁と甲板とによって区画形成された 船体居住区の前面側外壁の防火構造において、上記居住区のキャビンを作るため 陸上にて組み立てるユニットキャビンを、居住区に搭載時に上記外壁と対向する 側となる側壁を防火壁構造として組み立て、且つ上記ユニットキャビンを搭載し た居住区の外壁上部に、外壁の内面から天井部の甲板に至るコーナー部に防火材 を取り付け、該防火材と上記ユニットキャビンの防火壁とを一体にしてなる構成 とする。
【0010】
【作用】
船体居住区の前面側の外壁と対向するユニットキャビンの側壁を陸上にて防火 壁として構成しておくと、現場では、ユニットキャビンの上端から外壁の内面を 経由して天井部の甲板に至るコーナー部の範囲に防火材を取り付けるだけで、防 火構造とすることができ、従来の外壁の上から下まで防火材を取り付ける現場工 事をなくすことができる。
【0011】
【実施例】
以下、図面に基づき本考案の実施例を説明する。
【0012】 図1は本考案の一実施例を示すもので、外壁4と甲板6とにより囲まれて形成 された船体居住区1の区画2内に、陸上にて組み立てたユニットキャビン3を搭 載させて多数のキャビンを作る船体居住区1の内装工事において、船体の前方側 に位置する外壁4の内面に防火材を張り付けて防火構造とする場合に、居住区1 に搭載したときに上記防火構造とする外壁4と対向する側となるユニットキャビ ン3の側壁を、陸上でのユニットキャビン3の組み立て時に、たとえば、100 t ロックウールカセットパネルを用いた防火壁8製として組み立て、且つ上記区 画2側には、ユニットキャビン3を区画2内に搭載したときに上記防火壁8の上 端位置よりも上方位置の外壁4の内面から天井部の甲板6の内面に至るコーナー 部の範囲にだけ従来と同様な現場工事にて防火材7を取り付け、更に、該防火材 7とユニットキャビン3の防火壁8とを接続した構成とする。
【0013】 陸上にて、側壁を防火壁8製として組み立てたユニットキャビン3を船体居住 区1の区画2に搭載し、現場工事で外壁4の上部に取り付けた防火材7とを接続 すると、上記防火壁8の機能により、該防火壁8と対向する外壁4の部分に従来 取り付けていた防火材を省略することができるようになる。したがって、区画2 側では、上記防火壁8の上端から外壁4の内面を経由して天井部の甲板6に至る コーナー部の範囲に防火材7を取り付けるだけで防火構造とすることができる。 防火材7の取り付け範囲は上述した如く狭い範囲であることから、船体居住区1 内での現場作業を大幅に削減することができる。
【0014】 なお、本考案は上記実施例にのみ限定されるものではなく、本考案の要旨を逸 脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0015】
【考案の効果】
以上述べた如く、本考案の船体居住区の防火構造によれば、船体居住区の外壁 と対向するユニットキャビンの側壁を防火壁とし、且つユニットキャビンを搭載 させる区画側では、外壁の上部から天井部の甲板に至るコーナー部の範囲にだけ 防火材を取り付けて、該防火材をユニットキャビンの防火壁と一体にするように したので、従来外壁の内面に全面的に現場工事で取り付けていた防火材のほとん どの部分を、ユニットキャビンの側壁の防火壁により省略することができ、これ により船体居住区内での現場作業を大幅に削減することができて防火工事を能率 よく短時間にて行うことができるようになる、という優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の船体居住区の防火構造の一実施例を示
す概略図である。
【図2】船体居住区にユニットキャビンを搭載した状態
を示す概要図である。
【図3】従来の防火構造を示す船体居住区の概略図であ
る。
【符号の説明】
1 船体居住区 2 区画 3 ユニットキャビン 4 外壁 6 甲板 7 防火材 8 防火壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 岡本 一司 広島県呉市昭和町2番1号 石川島播磨重 工業株式会社呉第一工場内 (72)考案者 菊本 秀昭 兵庫県相生市相生5292番地 石川島播磨重 工業株式会社相生第一工場内 (72)考案者 出田 晃裕 兵庫県相生市相生5292番地 石川島播磨重 工業株式会社相生第一工場内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁と甲板とによって区画形成された船
    体居住区の前面側外壁の防火構造において、上記居住区
    のキャビンを作るため陸上にて組み立てるユニットキャ
    ビンを、居住区に搭載時に上記外壁と対向する側となる
    側壁を防火壁構造として組み立て、且つ上記ユニットキ
    ャビンを搭載した居住区の外壁上部に、外壁の内面から
    天井部の甲板に至るコーナー部に防火材を取り付け、該
    防火材と上記ユニットキャビンの防火壁とを一体にして
    なる構成を有することを特徴とする船体居住区の防火構
    造。
JP1991042843U 1991-05-14 1991-05-14 船体居住区の防火構造 Expired - Fee Related JP2533987Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111448357A (zh) * 2017-10-31 2020-07-24 维京巡航中间有限公司 带有斜角分隔墙的双舱房

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JP2533987Y2 (ja) 1997-04-30

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